JP4347710B2 - 可撓配線板 - Google Patents

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本発明は、可撓配線板に係り、特に、複数本の電極が整列されたベースフィルム上に、粘着材を介してカバーフィルムが貼り付けられ、前記電極の端子上にめっきが施された可撓配線板に関する。
従来から、液晶表示装置等の電子機器においては、液晶表示装置における液晶表示パネル等の機器本体と外部電源との接続手段として、可撓配線板が用いられていた。
図7および図8は、このような可撓配線板の一例を示すものであり、この可撓配線板1は、樹脂材料等からなる扁平な可撓性のベースフィルム2を有しており、このベースフィルム2の上には、銅箔等からなる複数本の電極3が、図8における横方向に所定の間隔を設けて整列配置されている。各電極3は、粘着材6を介して前記ベースフィルム2の上に貼り付けられている。
前記電極3が整列された前記ベースフィルム2の上には、樹脂材料等からなる可撓性のカバーフィルム4が接着剤等の粘着材5を介して貼り付けられており、このカバーフィルム4によって、前記電極3が、その端子3aを除いて被覆されている。
前記端子3a上には、金めっき等のめっき7が施されており、このめっき7によって、前記端子3aの酸化を防止するようになっている。
一方、前記ベースフィルム2の端子側の端部における露出表面には、補強板8が配設されている。
このような構成を有する可撓配線板1は、図9に示すように、端子3aをコネクタ10の接触子11に接触させることによって、コネクタ10側と電気的に接続されるようになっている。
また、従来から、このような可撓配線板1を製造する際には、前記粘着材5によって前記カバーフィルム4を前記ベースフィルム2の前記電極3上に貼り付けた後に、前記電極3の端子3aの上にめっき7を施すようになっていた。
特開平08−056065号公報
ところで、前記粘着材5によって、前記カバーフィルム4を前記ベースフィルム2上に貼り付ける際に、前記粘着材5が、前記電極3における前記カバーフィルム4による被覆部位側から前記端子3a側に流動することによって、図7および図8に示すように前記粘着材5の前記端子3a上へのはみ出し部位12が形成されることがあった。
このように、粘着材5のはみ出し部位12が形成された状態で、端子3aの上にめっき7を施す場合、前記粘着材5のはみ出し部位12の上には、めっき7を付着させることができない。
このため、前記粘着材5のはみ出し部位12が前記端子3aから剥離する場合や、前記はみ出し部位12に亀裂が生じた場合には、前記粘着材5のはみ出し部位12の下層に位置する端子3aが空気中に露出してしまうこととなる。
この結果、端子3a自体の酸化のみならず、端子3aを構成する銅と、空気中に含まれる硫黄とが結合することによって硫化銅となり、この硫化銅が、互いに隣位する端子3aの間に流動して端子3a同士がリークを起こしてしまう等の不具合を生じさせてしまう虞があった。
そこで、本発明は、このような点に鑑みなされたものであり、端子の露出によるリーク等の不具合を低減することができる可撓配線板を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、本発明の請求項1に係る可撓配線板の特徴は、複数本の電極が所定の間隔を設けて整列されたベースフィルム上に、前記電極をその端子を除いて被覆するカバーフィルムが粘着材を介して貼り付けられ、前記端子上にめっきが施された可撓配線板において、前記複数本の電極のうちの少なくとも一本の電極における前記カバーフィルムによる被覆部位と前記端子との境界位置に、くびれ部が形成されている点にある。
そして、このような構成によれば、前記電極における前記カバーフィルムによる被覆部位側から前記端子側に粘着材が流出したとしても、前記くびれ部によって端子上に残留する粘着材の量を低減することができるため、端子上にめっきを適正に施すことが可能となる。
また、本発明の請求項2に係る可撓配線板の特徴は、前記くびれ部は、全ての電極あるいは整列方向の一本置きの電極に形成され、前記くびれ部の整列方向の幅寸法は、くびれ部以外の部位の幅寸法に比べて1/3から5/6である点にある。そして、このような構成によれば、端子上に残留する粘着材の量を確実に低減することができる。
さらに、本発明の請求項3に係る可撓配線板の特徴は、前記くびれ部に少なくとも位置するように補強板が前記ベースフィルムの反カバーフィルム側に配設されている点にある。そして、このような構成によれば、電極のくびれ部における応力の集中を避けることができ、可撓配線板の折れ、電極の断線を防ぐことができる。
本発明に係る可撓配線板によれば、端子上にめっきを適正に施すことによって、端子の露出による不具合を低減することができ、ひいては、可撓配線板に接続される機器を適正に駆動することができる。
以下、本発明に係る可撓配線板の実施形態について、図1乃至図6を参照して説明する。
なお、従来と基本的構成の同一もしくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態における可撓配線板15は、電極3が配設されたベースフィルム2の上に、前記電極3をその端子3aを除いて被覆するカバーフィルム4が、粘着材5を介して貼り付けられ、前記端子3aの上に、めっき7が施されている点において、従来と基本的に同様である。
ただし、本実施形態における可撓配線基板15は、従来とは異なり、前記複数本の電極3のうちの少なくとも一本の電極3における前記カバーフィルム4による被覆部位と前記端子3aとの境界位置に、整列方向の幅寸法が当該電極3の他の部位における整列方向の幅寸法よりも細くされたくびれ部16が形成されている。本実施形態におけるくびれ部16は、前記電極3の幅方向における中央部において前記電極3における前記カバーフィルム4による被覆部位および前記端子3aと連通されている。
なお、前記くびれ部16が形成されている電極3は、図1に示すように、前記複数本の電極の全てであってもよいし、また、これに限らず、図2に示すように、くびれ部16が形成されていない従来通りの端子3aを一本置きに含んでいてもよい。
これにより、前記電極3における前記カバーフィルム4による被覆部位側から前記端子3a側に粘着材5が流出したとしても、前記くびれ部16によって端子3a上に残留する粘着材5の残留量を低減することができるため、端子3a上にめっき7を適正に施すことができるようになっている。
なお、前記くびれ部16の具体的な寸法は、端子3a間ピッチ等のコンセプトに応じて種々の値を選択することができるが、端子3a間のピッチを狭ピッチにする場合においては、次の(1)、(2)に示す各条件式を満足することが好ましい。特にピッチが0.8mm以下に適用することが好ましい。
1/3W≦A≦5/6W (1)
1.5W≦P≦3W (2)
なお、(1)、(2)の各式において、Wは、図3に示すように、前記可撓配線板15の電極3におけるくびれ部16以外の部位の整列方向の幅寸法である。また、(1)式におけるAは、前記電極3におけるくびれ部16の整列方向の幅寸法であり、(2)式におけるPは、前記電極3における端子3a間ピッチである。なお、Aは2/3以下にすることが好ましい。
また、図3に示すように、前記くびれ部16の整列方向に直交する方向の寸法については、カバーフィルム4による被覆側の寸法Lを0.3〜2.0mm、端子3a側の寸法Lを0.5〜1.5mmとすることが好ましい。
このような本実施形態における可撓配線板15を製造する際には、まず、前記ベースフィルム2の上に前記電極3を粘着材6を介して貼り付け、次いで、前記端子3aを除く前記電極3の上に、前記粘着材5を介して前記カバーフィルム4を貼り付ける。
このカバーフィルム4の貼り付けの際に、前記粘着材5が前記電極3における前記カバーフィルム4の貼り付け部位側から端子3a側に流動する場合がある。
しかし、このとき、図4に示すように、前記くびれ部16において端子3a上の粘着材5を互いに隣位する端子3a間の間隙部に流動させることができ、端子3a上に残留する粘着材5の残留量を低減することができる。
このため、図4に示すように、端子3a上には、従来のような顕著な粘着材5のはみ出し部位12が形成されることはない。
この結果、次工程において前記電極3における前記端子3aの上に金めっき等のめっき7を適正に施すことができる。
また、前記電極3にくびれ部13を形成すると、そのくびれ部13の可撓性が向上することにより折れ曲がりやすくなり、応力が集中しやすくなる可能性があるので、ベースフィルム2の反カバーフィルム側にリジットな板状体からなる補強板を少なくともくびれ部13に位置するように配設することが好ましい。
以上述べたように、本実施形態においては、前記カバーフィルム4による被覆部位と前記端子3aとの境界位置に前記くびれ部16が形成されている電極3を有することによって、端子3aが露出することを有効に防止することができる。
この結果、端子3a間のリーク等の端子3aの露出によって生じる弊害の頻度および程度を低減することができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、図5に示すように、電極3の幅方向における一方の端部のみが内側に凹入されたくびれ部17を形成するようにしてもよい。この場合においても、くびれ部17によって端子3a上に粘着材5の顕著なはみ出し部位12が形成されることを有効に防止することができ、端子3aの露出による不具合を低減することができる。
また、図1および図5に示したくびれ部16,17は、その外周縁が矩形に形成されているが、これに限る必要はなく、例えば、図6に示すように、外周縁が円孤状を呈するくびれ部18を形成するようにしてもよい。この場合においても、前記くびれ部16、17と同様の優れた効果を奏することができる。
さらに、本発明は、液晶表示装置以外の電子機器に用いられる可撓配線板にも有効に適用することができるものである。
本発明に係る可撓配線板の実施形態を模式的に示す平面図 本発明に係る可撓配線板の実施形態において、図1における可撓配線板と異なる他の実施形態を模式的に示す平面図 本発明に係る可撓配線板の実施形態において、図1および図2の可撓配線板におけるくびれ部の拡大平面図 本発明に係る可撓配線板の実施形態を模式的に示す縦断面図 本発明に係る可撓配線板の実施形態において、図1および図2における可撓配線板と異なる他の実施形態を模式的に示す平面図 本発明に係る可撓配線板の実施形態において、図1、図2および図5における可撓配線板と異なる他の実施形態を模式的に示す平面図 従来から採用されていた可撓配線板の実施形態を模式的に示す縦断面図 図7における可撓配線基板の平面図 図7の可撓配線板とコネクタとの接続状態を示す縦断面図
符号の説明
2 ベースフィルム
3 電極
3a 端子
4 カバーフィルム
5 粘着材
7 めっき
15 可撓配線板
16,17,18 くびれ部

Claims (3)

  1. 複数本の電極が所定の間隔を設けて整列されたベースフィルム上に、前記電極をその端子を除いて被覆するカバーフィルムが粘着材を介して貼り付けられ、前記端子上にめっきが施された可撓配線板において、
    前記複数本の電極のうちの少なくとも一本の電極における前記カバーフィルムによる被覆部位と前記端子との境界位置に、くびれ部が形成されていることを特徴とする可撓配線板。
  2. 前記くびれ部は、全ての電極あるいは整列方向の一本置きの電極に形成され、前記くびれ部の整列方向の幅寸法は、くびれ部以外の部位の幅寸法に比べて1/3から5/6である請求項1に記載の可撓配線板。
  3. 前記くびれ部に少なくとも位置するように補強板が配設されている請求項1または2に記載の可撓配線板。
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