JP2001197210A - 電話転送設定解除方法、システム、制御装置及び記録媒体 - Google Patents
電話転送設定解除方法、システム、制御装置及び記録媒体Info
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- JP2001197210A JP2001197210A JP2000001336A JP2000001336A JP2001197210A JP 2001197210 A JP2001197210 A JP 2001197210A JP 2000001336 A JP2000001336 A JP 2000001336A JP 2000001336 A JP2000001336 A JP 2000001336A JP 2001197210 A JP2001197210 A JP 2001197210A
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- mobile telephone
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電話の転送設定及び転送解除を自動的に行う
方法及びシステムを提供する。 【解決手段】 移動電話機の位置を常時監視し、その位
置情報に基づいて電話利用者の現在位置を把握し、その
上で、電話利用者が自席にいない時は自動的に電話利用
者が望む移動電話機又は留守番電話装置への電話転送を
設定し、その間の着信電話をその移動電話機又は留守番
電話装置に自動的に転送し、一方、電話利用者が自席に
戻った時は電話転送を自動的に解除する。
方法及びシステムを提供する。 【解決手段】 移動電話機の位置を常時監視し、その位
置情報に基づいて電話利用者の現在位置を把握し、その
上で、電話利用者が自席にいない時は自動的に電話利用
者が望む移動電話機又は留守番電話装置への電話転送を
設定し、その間の着信電話をその移動電話機又は留守番
電話装置に自動的に転送し、一方、電話利用者が自席に
戻った時は電話転送を自動的に解除する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話利用者の位置
情報を用いて電話の転送設定及び転送解除を自動的に行
う方法及びシステムに関するものである。
情報を用いて電話の転送設定及び転送解除を自動的に行
う方法及びシステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、電話利用者が自席を離れる際に、
留守中に着信する電話が留守番電話装置に転送されるよ
うにするためには、特定の電話番号に電話をかけ、定め
られた操作を行って設定する必要があった。更に、この
転送設定を解除する場合にも、同様に、特定の電話番号
に電話をかけ、定められた操作を行う必要があった。こ
のように電話の転送設定及び転送解除の操作が煩瑣であ
るという問題があり、このため、これらの操作を怠る場
合が多く、電話の発信者に迷惑がかかることが多いとい
う問題があった。
留守中に着信する電話が留守番電話装置に転送されるよ
うにするためには、特定の電話番号に電話をかけ、定め
られた操作を行って設定する必要があった。更に、この
転送設定を解除する場合にも、同様に、特定の電話番号
に電話をかけ、定められた操作を行う必要があった。こ
のように電話の転送設定及び転送解除の操作が煩瑣であ
るという問題があり、このため、これらの操作を怠る場
合が多く、電話の発信者に迷惑がかかることが多いとい
う問題があった。
【０００３】更に、電話の転送設定及び転送解除の操作
を忘れる場合がある。この不便を解消するため、電話機
にランプを付加して電話機の状態を可視的に表示する方
法が用いられているが、この方法を採用している場合で
あっても、電話の転送設定及び転送解除のための煩瑣な
操作を利用者自身が行わなければならないという問題は
解決されない。
を忘れる場合がある。この不便を解消するため、電話機
にランプを付加して電話機の状態を可視的に表示する方
法が用いられているが、この方法を採用している場合で
あっても、電話の転送設定及び転送解除のための煩瑣な
操作を利用者自身が行わなければならないという問題は
解決されない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の問題点に鑑み、電話の転送設定及び転送解除を自動的
に行う方法及びシステムを提供することにある。
の問題点に鑑み、電話の転送設定及び転送解除を自動的
に行う方法及びシステムを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の電話転送設定解
除方法は、上記の目的を達成するため、利用者自席に固
定電話機を設置し、利用者が離席時は移動電話機を携帯
し、移動電話機の位置を常時監視し、移動電話機が自席
から離れている時には電話転送を設定し、電話転送設定
中に固定電話機に電話が着信した場合は、着信した電話
を移動電話機に転送し、移動電話機が自席に戻った時に
電話転送を解除することを特徴とする。
除方法は、上記の目的を達成するため、利用者自席に固
定電話機を設置し、利用者が離席時は移動電話機を携帯
し、移動電話機の位置を常時監視し、移動電話機が自席
から離れている時には電話転送を設定し、電話転送設定
中に固定電話機に電話が着信した場合は、着信した電話
を移動電話機に転送し、移動電話機が自席に戻った時に
電話転送を解除することを特徴とする。
【０００６】また、本発明の他の電話転送設定解除方法
は、利用者自席に固定電話機を設置し、利用者が離席時
は移動電話機を携帯し、移動電話機の位置を常時監視
し、移動電話機が自席から離れている時には電話転送を
設定し、電話転送設定中に固定電話機に電話が着信した
場合は、着信した電話を留守番電話装置に転送し、移動
電話機が自席に戻った時に電話転送を解除することを特
徴とする。
は、利用者自席に固定電話機を設置し、利用者が離席時
は移動電話機を携帯し、移動電話機の位置を常時監視
し、移動電話機が自席から離れている時には電話転送を
設定し、電話転送設定中に固定電話機に電話が着信した
場合は、着信した電話を留守番電話装置に転送し、移動
電話機が自席に戻った時に電話転送を解除することを特
徴とする。
【０００７】また、本発明の更に他の電話転送設定解除
方法は、利用者自席に固定電話機を設置し、利用者が離
席時は移動電話機を携帯し、移動電話機の位置を常時監
視し、移動電話機が自席から離れている時には電話転送
を設定し、電話転送設定中に固定電話機に電話が着信し
た場合は、着信した電話が予め登録された電話番号から
の電話である時は移動電話機に転送し、着信した電話が
予め登録された電話番号以外からの電話である時は留守
番電話装置に転送し、移動電話機が自席に戻った時に電
話転送を解除することを特徴とする。
方法は、利用者自席に固定電話機を設置し、利用者が離
席時は移動電話機を携帯し、移動電話機の位置を常時監
視し、移動電話機が自席から離れている時には電話転送
を設定し、電話転送設定中に固定電話機に電話が着信し
た場合は、着信した電話が予め登録された電話番号から
の電話である時は移動電話機に転送し、着信した電話が
予め登録された電話番号以外からの電話である時は留守
番電話装置に転送し、移動電話機が自席に戻った時に電
話転送を解除することを特徴とする。
【０００８】また、本発明の電話転送設定解除システム
は、移動電話網内に設けられた移動電話機位置監視装
置、複数の固定電話機を収容するスイッチ、移動電話機
の定常位置、不在時の転送先及び現在の転送設定状態を
記憶する記憶装置、及び、移動電話機が定常位置にある
場合は着信電話を固定電話機に接続し、移動電話機が定
常位置以外の位置にある場合は着信電話を移動電話機又
は留守番電話装置に転送するようにスイッチを制御する
制御装置を具えることを特徴とする。
は、移動電話網内に設けられた移動電話機位置監視装
置、複数の固定電話機を収容するスイッチ、移動電話機
の定常位置、不在時の転送先及び現在の転送設定状態を
記憶する記憶装置、及び、移動電話機が定常位置にある
場合は着信電話を固定電話機に接続し、移動電話機が定
常位置以外の位置にある場合は着信電話を移動電話機又
は留守番電話装置に転送するようにスイッチを制御する
制御装置を具えることを特徴とする。
【０００９】更に、本発明の電話転送設定解除システム
の制御装置は、所定の時刻に移動電話網内の移動電話機
位置監視装置から各利用者の移動電話機の位置情報を取
得し、得られた各移動電話機の位置情報と記憶装置中に
格納されている各利用者の定常位置とを比較し、両者が
同一の場合は転送設定をリセットし、両者が異なる場合
は転送設定を行い、固定電話機に電話が着信した場合、
当該固定電話機の転送設定状態に基づいてスイッチを制
御し、当該固定電話機、移動電話機又は留守番電話装置
に接続する構成を具備することを特徴とする。
の制御装置は、所定の時刻に移動電話網内の移動電話機
位置監視装置から各利用者の移動電話機の位置情報を取
得し、得られた各移動電話機の位置情報と記憶装置中に
格納されている各利用者の定常位置とを比較し、両者が
同一の場合は転送設定をリセットし、両者が異なる場合
は転送設定を行い、固定電話機に電話が着信した場合、
当該固定電話機の転送設定状態に基づいてスイッチを制
御し、当該固定電話機、移動電話機又は留守番電話装置
に接続する構成を具備することを特徴とする。
【００１０】上記の本発明によれば、移動電話機の位置
を常時監視し、その位置情報に基づいて電話利用者の現
在位置を把握し、その上で、電話利用者が自席にいない
時は自動的に電話利用者が望む移動電話機又は留守番電
話装置への電話転送を設定し、その間の着信電話をその
移動電話機又は留守番電話装置に自動的に転送し、一
方、電話利用者が自席に戻った時は電話転送を自動的に
解除する。このような本発明により、電話の転送設定及
び転送解除を自動的に行うことができる。
を常時監視し、その位置情報に基づいて電話利用者の現
在位置を把握し、その上で、電話利用者が自席にいない
時は自動的に電話利用者が望む移動電話機又は留守番電
話装置への電話転送を設定し、その間の着信電話をその
移動電話機又は留守番電話装置に自動的に転送し、一
方、電話利用者が自席に戻った時は電話転送を自動的に
解除する。このような本発明により、電話の転送設定及
び転送解除を自動的に行うことができる。
【００１１】上記の本発明の電話転送設定解除システム
の制御装置は、コンピュータプログラムによって動作す
るようにすることができる。従って、本発明のコンピュ
ータプログラムを記録した記録媒体は、所定の時刻に移
動電話網内の移動電話機位置監視装置から各利用者の移
動電話機の位置情報を取得するステップ、得られた各移
動電話機の位置情報と記憶装置中に格納されている各利
用者の定常位置とを比較するステップ、比較の結果、両
者が同一の場合に転送設定をリセットするステップ、比
較の結果、両者が異なる場合に転送設定を行うステッ
プ、固定電話機に電話が着信した場合に、当該固定電話
機の転送設定状態に基づいてスイッチを制御し、当該固
定電話機、移動電話機又は留守番電話装置に接続するス
テップを実行するコンピュータプログラムを記録したこ
とを特徴とする。
の制御装置は、コンピュータプログラムによって動作す
るようにすることができる。従って、本発明のコンピュ
ータプログラムを記録した記録媒体は、所定の時刻に移
動電話網内の移動電話機位置監視装置から各利用者の移
動電話機の位置情報を取得するステップ、得られた各移
動電話機の位置情報と記憶装置中に格納されている各利
用者の定常位置とを比較するステップ、比較の結果、両
者が同一の場合に転送設定をリセットするステップ、比
較の結果、両者が異なる場合に転送設定を行うステッ
プ、固定電話機に電話が着信した場合に、当該固定電話
機の転送設定状態に基づいてスイッチを制御し、当該固
定電話機、移動電話機又は留守番電話装置に接続するス
テップを実行するコンピュータプログラムを記録したこ
とを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図１は本発明の電話転送設定解除シ
ステムの例を示す図である。このシステムには、発信者
の電話機10、電話網20、利用者Ａ、Ｂ、Ｃ‥‥‥が所属
するオフィス30及び移動電話網40が含まれる。オフィス
30には、スイッチ31、着信者の固定電話機32、着信者の
移動電話機33、留守番電話装置34、ＰＢ信号受信装置3
5、全体を制御する制御装置36、オフィス30内の電話利
用者の電話番号を管理する記憶装置37、及び移動電話機
の現在位置情報を管理する記憶装置38が含まれる。ま
た、移動電話網40内には位置情報センター41が含まれ
る。位置情報センター41は、移動電話機の位置を常時監
視し、それらの位置情報をデータベースに格納し、制御
装置36からの問い合わせに対して応答する。
の形態を説明する。図１は本発明の電話転送設定解除シ
ステムの例を示す図である。このシステムには、発信者
の電話機10、電話網20、利用者Ａ、Ｂ、Ｃ‥‥‥が所属
するオフィス30及び移動電話網40が含まれる。オフィス
30には、スイッチ31、着信者の固定電話機32、着信者の
移動電話機33、留守番電話装置34、ＰＢ信号受信装置3
5、全体を制御する制御装置36、オフィス30内の電話利
用者の電話番号を管理する記憶装置37、及び移動電話機
の現在位置情報を管理する記憶装置38が含まれる。ま
た、移動電話網40内には位置情報センター41が含まれ
る。位置情報センター41は、移動電話機の位置を常時監
視し、それらの位置情報をデータベースに格納し、制御
装置36からの問い合わせに対して応答する。
【００１３】記憶装置37には、図２に示すように、利用
者Ａ、Ｂ、Ｃ‥‥‥の「固定電話機電話番号」、「移動
電話機電話番号」、「定常位置」、「現在の転送設定状
態」、「離席時の転送のデフォルト設定」及び「移動電
話機への転送を許可する発信電話番号」を含む管理テー
ブルが格納されている。図２の管理テーブルには、例え
ば利用者Ａは、通常オフィス30の位置ａにおり、電話番
号0001の固定電話機32及び電話番号8001の移動電話機33
を利用しており、離席時に固定電話機32に着信があった
場合のデフォルトの転送先は留守番電話であり、例外と
して電話番号5000からの着信は移動電話機33に転送する
ことが設定されている。この例では、「移動電話機への
転送を許可する発信電話番号」は１件のみ表示している
が、複数の電話番号を格納することができることは勿論
である。
者Ａ、Ｂ、Ｃ‥‥‥の「固定電話機電話番号」、「移動
電話機電話番号」、「定常位置」、「現在の転送設定状
態」、「離席時の転送のデフォルト設定」及び「移動電
話機への転送を許可する発信電話番号」を含む管理テー
ブルが格納されている。図２の管理テーブルには、例え
ば利用者Ａは、通常オフィス30の位置ａにおり、電話番
号0001の固定電話機32及び電話番号8001の移動電話機33
を利用しており、離席時に固定電話機32に着信があった
場合のデフォルトの転送先は留守番電話であり、例外と
して電話番号5000からの着信は移動電話機33に転送する
ことが設定されている。この例では、「移動電話機への
転送を許可する発信電話番号」は１件のみ表示している
が、複数の電話番号を格納することができることは勿論
である。
【００１４】図２の管理テーブルには、利用者Ａは現在
離席中であることが示されているが、これは、図３に示
された記憶装置38中の移動電話機の現在位置情報テーブ
ルから読出される。図３の現在位置情報テーブルには、
利用者Ａ、Ｂ、Ｃ‥‥‥が利用している「移動電話機の
電話番号」及び利用者Ａ、Ｂ、Ｃ‥‥‥が利用している
「移動電話機の時刻ｔにおける位置情報」が格納されて
おり、例えば利用者Ａについては、位置ａ以外の位置は
離席していることを示す。この例では時刻ｔ0〜ｔ9 の
１０時点の位置情報を表示しているが、これは時間の経
過と共に順次書換えられる。
離席中であることが示されているが、これは、図３に示
された記憶装置38中の移動電話機の現在位置情報テーブ
ルから読出される。図３の現在位置情報テーブルには、
利用者Ａ、Ｂ、Ｃ‥‥‥が利用している「移動電話機の
電話番号」及び利用者Ａ、Ｂ、Ｃ‥‥‥が利用している
「移動電話機の時刻ｔにおける位置情報」が格納されて
おり、例えば利用者Ａについては、位置ａ以外の位置は
離席していることを示す。この例では時刻ｔ0〜ｔ9 の
１０時点の位置情報を表示しているが、これは時間の経
過と共に順次書換えられる。
【００１５】これらの制御は制御装置36によって行われ
る。この制御装置36による移動電話機の位置の検出及び
転送の設定の処理を、図４のフローチャートを用いて説
明する。制御装置36は、各時刻ｔ0 、ｔ1 、ｔ2 ‥‥‥
に、利用者Ａ、Ｂ、Ｃ‥‥‥の移動電話機の電話番号80
01、8002、8002‥‥‥を移動電話網40内にある位置情報
センター41に送信し、そのデータベースから各移動電話
機の位置情報を取得し（ステップ51）、得られた各移動
電話機の位置情報を、記憶装置38中の現在位置情報テー
ブルの「移動電話機の時刻ｔにおける位置情報」領域の
各時刻の欄に格納する（ステップ52）。同時に、制御装
置36は、各時刻ｔ0 、ｔ1 、ｔ2 ‥‥‥に得られた各移
動電話機の位置情報と、記憶装置37中の管理テーブルに
格納されている各利用者Ａ、Ｂ、Ｃ‥‥‥の定常位置と
を比較する（ステップ53）。
る。この制御装置36による移動電話機の位置の検出及び
転送の設定の処理を、図４のフローチャートを用いて説
明する。制御装置36は、各時刻ｔ0 、ｔ1 、ｔ2 ‥‥‥
に、利用者Ａ、Ｂ、Ｃ‥‥‥の移動電話機の電話番号80
01、8002、8002‥‥‥を移動電話網40内にある位置情報
センター41に送信し、そのデータベースから各移動電話
機の位置情報を取得し（ステップ51）、得られた各移動
電話機の位置情報を、記憶装置38中の現在位置情報テー
ブルの「移動電話機の時刻ｔにおける位置情報」領域の
各時刻の欄に格納する（ステップ52）。同時に、制御装
置36は、各時刻ｔ0 、ｔ1 、ｔ2 ‥‥‥に得られた各移
動電話機の位置情報と、記憶装置37中の管理テーブルに
格納されている各利用者Ａ、Ｂ、Ｃ‥‥‥の定常位置と
を比較する（ステップ53）。
【００１６】比較の結果、両者が同一の場合は、利用者
が在席中と判断し、転送設定をリセットするため、管理
テーブルの「現在の転送設定状態」の項に「無」を書込
む（ステップ54）。一方、比較の結果、両者が異なる場
合は、利用者が離席中と判断し、転送設定を行うため、
管理テーブルの「離席時の転送のデフォルト設定」領域
のデータを「現在の転送設定状態」領域に上書きする
（ステップ55）。これら処理は、オフィス30の中の電話
利用者全員に対して行われる。
が在席中と判断し、転送設定をリセットするため、管理
テーブルの「現在の転送設定状態」の項に「無」を書込
む（ステップ54）。一方、比較の結果、両者が異なる場
合は、利用者が離席中と判断し、転送設定を行うため、
管理テーブルの「離席時の転送のデフォルト設定」領域
のデータを「現在の転送設定状態」領域に上書きする
（ステップ55）。これら処理は、オフィス30の中の電話
利用者全員に対して行われる。
【００１７】次に、制御装置36による電話転送の動作
を、図５のフローチャートを用いて説明する。固定電話
機32に利用者Ａ宛の電話が着信した場合（ステップ6
1）、制御装置36は、記憶装置37中の管理テーブルにお
ける利用者Ａの「現在の転送設定状態」領域に格納され
ているデータの判定を行う（ステップ62）。「現在の転
送設定状態」が「無」の場合は、利用者が在席中と判断
し、制御装置36は、そのままスイッチ31を制御して固定
電話機32を呼出す（ステップ63）。「現在の転送設定状
態」が「移動電話機」の場合は、利用者が離席中と判断
し、制御装置36は、スイッチ31を制御して電話番号8001
の移動電話機33を呼出す（ステップ64）。
を、図５のフローチャートを用いて説明する。固定電話
機32に利用者Ａ宛の電話が着信した場合（ステップ6
1）、制御装置36は、記憶装置37中の管理テーブルにお
ける利用者Ａの「現在の転送設定状態」領域に格納され
ているデータの判定を行う（ステップ62）。「現在の転
送設定状態」が「無」の場合は、利用者が在席中と判断
し、制御装置36は、そのままスイッチ31を制御して固定
電話機32を呼出す（ステップ63）。「現在の転送設定状
態」が「移動電話機」の場合は、利用者が離席中と判断
し、制御装置36は、スイッチ31を制御して電話番号8001
の移動電話機33を呼出す（ステップ64）。
【００１８】「現在の転送設定状態」が「留守番電話」
の場合は、利用者が離席中と判断し、制御装置36は、先
ず、発信者電話番号と記憶装置37中の管理テーブルにお
ける利用者Ａの「移動電話機への転送を許可する発信電
話番号」領域とを検索し、両者を順次比較する（ステッ
プ65）。この比較の結果、両者が一致した場合は、制御
装置36は、スイッチ31を制御して着信した電話を利用者
Ａの移動電話機33に転送する（ステップ66）。この比較
の結果、両者が一致しない場合は、制御装置36は、スイ
ッチ31を制御して着信した電話を留守番電話装置34に接
続し、発信者からの伝言を録音する（ステップ67）。な
お、「移動電話機への転送を許可する発信電話番号」領
域への電話番号の登録は、利用者が特定の電話番号に例
えばＰＢ信号により所望の電話番号を送信することによ
って、随時行うことができる。
の場合は、利用者が離席中と判断し、制御装置36は、先
ず、発信者電話番号と記憶装置37中の管理テーブルにお
ける利用者Ａの「移動電話機への転送を許可する発信電
話番号」領域とを検索し、両者を順次比較する（ステッ
プ65）。この比較の結果、両者が一致した場合は、制御
装置36は、スイッチ31を制御して着信した電話を利用者
Ａの移動電話機33に転送する（ステップ66）。この比較
の結果、両者が一致しない場合は、制御装置36は、スイ
ッチ31を制御して着信した電話を留守番電話装置34に接
続し、発信者からの伝言を録音する（ステップ67）。な
お、「移動電話機への転送を許可する発信電話番号」領
域への電話番号の登録は、利用者が特定の電話番号に例
えばＰＢ信号により所望の電話番号を送信することによ
って、随時行うことができる。
【００１９】上記の説明では、図３に示した記憶装置38
中の現在位置情報テーブルに、時刻ｔ0 〜ｔ9 の間の１
０時点の位置情報を示したが、これは移動電話機の移動
の様子を分かり易く説明するために示したものであり、
実際には、最新の収集時刻ｔの１時点における移動電話
機の現在位置情報を格納するだけで済む。但し、例え
ば、定常位置からの変化が複数回連続して検出されて初
めて「移動電話機が移動した」と判定するような場合に
は、複数時点での位置情報を格納することが望ましい。
複数回連続して検出されて初めて「移動電話機が移動し
た」と判定するようにすれば、位置情報の収集エラーを
回避することができる利点がある。また、上記の本発明
の電話転送設定解除システムの制御装置は、コンピュー
タプログラムによって動作させるようにしてもよい。
中の現在位置情報テーブルに、時刻ｔ0 〜ｔ9 の間の１
０時点の位置情報を示したが、これは移動電話機の移動
の様子を分かり易く説明するために示したものであり、
実際には、最新の収集時刻ｔの１時点における移動電話
機の現在位置情報を格納するだけで済む。但し、例え
ば、定常位置からの変化が複数回連続して検出されて初
めて「移動電話機が移動した」と判定するような場合に
は、複数時点での位置情報を格納することが望ましい。
複数回連続して検出されて初めて「移動電話機が移動し
た」と判定するようにすれば、位置情報の収集エラーを
回避することができる利点がある。また、上記の本発明
の電話転送設定解除システムの制御装置は、コンピュー
タプログラムによって動作させるようにしてもよい。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
着信者が所有する移動電話機の位置情報を用いて、着信
者が在席か否かを判定し、着信電話の転送設定及び転送
解除を自動的に行うので、離席時の留守番電話への設定
忘れ及び自席に戻った際の留守番電話解除忘れがなくな
る。従って、不在中に電話機の呼出音が鳴り続けたり、
在席中の着信電話が留守番電話に転送されるというよう
な相手に失礼なことがなくなり、通信が円滑に行われる
ようになる。また、デフォルトとして、離席中の着信を
留守番電話に転送する場合でも、重要な又は緊急の電話
がかけられると予想される相手からの電話を移動電話機
に転送することも可能であり、電話受信の時機を逸する
というような問題を回避することができる。
着信者が所有する移動電話機の位置情報を用いて、着信
者が在席か否かを判定し、着信電話の転送設定及び転送
解除を自動的に行うので、離席時の留守番電話への設定
忘れ及び自席に戻った際の留守番電話解除忘れがなくな
る。従って、不在中に電話機の呼出音が鳴り続けたり、
在席中の着信電話が留守番電話に転送されるというよう
な相手に失礼なことがなくなり、通信が円滑に行われる
ようになる。また、デフォルトとして、離席中の着信を
留守番電話に転送する場合でも、重要な又は緊急の電話
がかけられると予想される相手からの電話を移動電話機
に転送することも可能であり、電話受信の時機を逸する
というような問題を回避することができる。
【図１】 本発明の電話転送設定解除システムの例を示
す図である。
す図である。
【図２】 管理テーブルの構成を示す図である。
【図３】 移動電話機現在位置情報テーブルの構成を示
す図である。
す図である。
【図４】 移動電話機の位置の検出及び転送の設定の処
理を説明するためのフローチャートである。
理を説明するためのフローチャートである。
【図５】 電話転送の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
ートである。
１０ 発信者の電話機 ２０ 電話網 ３０ オフィス ３１ スイッチ ３２ 固定電話機 ３３ 移動電話機 ３４ 留守番電話装置 ３５ ＰＢ信号受信装置 ３６ 制御装置 ３７、３８ 記憶装置 ４０ 移動電話網 ４１ 位置情報センター
Claims (6)
- 【請求項１】 利用者自席に固定電話機を設置し、利用
者が離席時は移動電話機を携帯し、移動電話機の位置を
常時監視し、移動電話機が自席から離れている時には電
話転送を設定し、電話転送設定中に固定電話機に電話が
着信した場合は、着信した電話を移動電話機に転送し、
移動電話機が自席に戻った時に電話転送を解除すること
を特徴とする電話転送設定解除方法。 - 【請求項２】 利用者自席に固定電話機を設置し、利用
者が離席時は移動電話機を携帯し、移動電話機の位置を
常時監視し、移動電話機が自席から離れている時には電
話転送を設定し、電話転送設定中に固定電話機に電話が
着信した場合は、着信した電話を留守番電話装置に転送
し、移動電話機が自席に戻った時に電話転送を解除する
ことを特徴とする電話転送設定解除方法。 - 【請求項３】 利用者自席に固定電話機を設置し、利用
者が離席時は移動電話機を携帯し、移動電話機の位置を
常時監視し、移動電話機が自席から離れている時には電
話転送を設定し、電話転送設定中に固定電話機に電話が
着信した場合は、着信した電話が予め登録された電話番
号からの電話である時は移動電話機に転送し、着信した
電話が予め登録された電話番号以外からの電話である時
は留守番電話装置に転送し、移動電話機が自席に戻った
時に電話転送を解除することを特徴とする電話転送設定
解除方法。 - 【請求項４】 移動電話網内に設けられた移動電話機位
置監視装置、 複数の固定電話機を収容するスイッチ、 移動電話機の定常位置、不在時の転送先及び現在の転送
設定状態を記憶する記憶装置、及び、 移動電話機が定常位置にある場合は着信電話を固定電話
機に接続し、移動電話機が定常位置以外の位置にある場
合は着信電話を移動電話機又は留守番電話装置に転送す
るようにスイッチを制御する制御装置を具えることを特
徴とする電話転送設定解除システム。 - 【請求項５】 所定の時刻に移動電話網内の移動電話機
位置監視装置から各利用者の移動電話機の位置情報を取
得し、得られた各移動電話機の位置情報と記憶装置中に
格納されている各利用者の定常位置とを比較し、両者が
同一の場合は転送設定をリセットし、両者が異なる場合
は転送設定を行い、固定電話機に電話が着信した場合、
当該固定電話機の転送設定状態に基づいてスイッチを制
御し、当該固定電話機、移動電話機又は留守番電話装置
に接続する構成を具備することを特徴とする電話転送設
定解除システムの制御装置。 - 【請求項６】 所定の時刻に移動電話網内の移動電話機
位置監視装置から各利用者の移動電話機の位置情報を取
得するステップ、 得られた各移動電話機の位置情報と記憶装置中に格納さ
れている各利用者の定常位置とを比較するステップ、 比較の結果、両者が同一の場合に転送設定をリセットす
るステップ、 比較の結果、両者が異なる場合に転送設定を行うステッ
プ、 固定電話機に電話が着信した場合に、当該固定電話機の
転送設定状態に基づいてスイッチを制御し、当該固定電
話機、移動電話機又は留守番電話装置に接続するステッ
プを実行するコンピュータプログラムを記録したことを
特徴とする記録媒体。
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|---|---|---|---|
| JP2000001336A JP2001197210A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | 電話転送設定解除方法、システム、制御装置及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|
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ID=18530575
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|---|---|---|---|
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