JP4147191B2 - 通信端末装置に対して到来した呼のシグナリング方法、通信端末装置ならびにネットワークユニット - Google Patents

通信端末装置に対して到来した呼のシグナリング方法、通信端末装置ならびにネットワークユニット Download PDF

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Description

従来の技術
本発明は、独立請求項の上位概念に記載の通信端末装置に対して到来した呼をシグナリングする方法、通信端末装置ならびにネットワークユニットに関する。
通信端末装置に対して到来した呼をシグナリングする方法はすでに知られている。また、到来した呼をシグナリングするシグナリング装置を備えた通信端末装置もすでに知られている。さらに、到来した呼を選択された通信端末装置へ転送する装置が設けられている通信ネットワークのネットワークユニットもすでに知られている。
発明の利点
これに対し、独立請求項記載の特徴を備えた通信端末装置に対して到来した呼をシグナリングする本発明による方法、本発明による通信端末装置ならびに本発明によるネットワークユニットのもつ利点とは、到来した呼とともに伝送される緊急度値が所定の閾値を超えているときのみ、到来した呼のシグナリングが通信端末装置において発せられることである。このようにすることで保証できるのは、到来した呼がその緊急度に依存してシグナリングされることである。したがって通信端末装置のユーザは、シグナリングが邪魔に感じる状況において殊に、あまり重要でない呼び出しを防いでおくことができる。
従属請求項に記載の構成により、独立請求項記載の通信端末装置に対し到来する呼のシグナリング方法、通信端末装置ならびにネットワークユニットの有利な実施形態を実現させることができる。
殊に有利であるのは、まえもって与えられた閾値を通信端末装置の入力ユニットに入力することである。このようにすることで通信端末装置のユーザ自身が閾値をまえもって与えることができ、それを個々の状況における妨害感度に合わせて整合させることができる。
殊に有利な結果が得られるのは、緊急度値が発呼側加入者のところで入力されることである。このようにすることで発呼側加入者自身が、通信端末装置のユーザと連絡をとることが発呼側加入者にとってどの程度需要であるのかを決めることができる。緊急度値を選択された呼出番号に付加するようにすれば、この種の緊急度値の入力ならびに伝送のための格別簡単な構成が得られる。
また、緊急度値を通信ネットワークのネットワークユニットにおいて閾値と比較し、緊急度値が閾値を超えているときのみ、通信端末装置に対して到来する呼をネットワークユニットから通信端末装置へ転送すると、さらに別の利点が得られる。このようにすれば、緊急度に依存するシグナリング抑圧を実現するための付加的な手間が通信端末装置自体においては不要となり、その結果、通信端末装置の製造のために余分なコストがかからないようになる。
これに対して緊急度値を通信端末装置において閾値と比較し、緊急度値が閾値を超えているときのみ、通信端末装置に到来する呼のシグナリングを生じさせるようにした場合には、緊急度に依存するシグナリングの抑圧を通信ネットワークもしくは通信ネットワークのネットワークユニットから十分に独立させて実現することができる。
さらに別の利点が得られるのは、緊急度値が閾値以下であるときのみ、閾値に関する通知を発呼側加入者に伝送することである。このようにすれば発呼側加入者に対し、どのようにすれば緊急度値の適切な選択により通信端末装置のユーザに電話連絡できるかを通知することができる。したがって発呼側の加入者は、自身の呼び出しにより通信端末装置のユーザを妨害することになるのか否かを判定することができる。その際に発呼側加入者は、自身の呼び出しの重要性に依存してこの判定を下すことができる。
格別有利であるのは、通信端末装置のダイアリングに応答して発呼側加入者に対し閾値に関する通知を伝送することである。このようにすれば発呼側加入者に対し、緊急度値をまだセットする前に閾値に関して通知することができ、通信端末装置のユーザを妨害するリスクを低減することができる。
さらに有利であるのは、緊急度値が閾値以下であるとき、到来した呼を呼出リストに格納することである。このようにすれば通信端末装置のユーザは、自身のシグナリングが通信端末装置においてセットされた閾値に基づき抑圧されたときでも、到来した呼について通知されるようになる。
この利点は、緊急度値が閾値以下であるとき、到来する呼を呼出応答器へ転送するようにしても達成できる。これによって付加的に得られる利点とは、発呼側加入者が通信端末装置のユーザに対するメッセージを残すことができることであり、したがって場合によっては通信端末装置のユーザが折り返し電話をしなくて済むようになることである。
さらに、発呼側加入者の呼出番号がまえもって与えられた呼出番号と一致しているときのみ、到来した呼のシグナリングを通信端末装置において生じさせるようにすると、別の利点が得られる。これによって確実に行えるようになるのは、選び出された発呼側加入者だけからしか通信端末装置のユーザに電話連絡できないことである。不快な発呼側から到来する呼をこのようにして抑圧することができる。
格別有利であるのは、通信端末装置に入力ユニットを設け、その入力ユニットを介して閾値および/または緊急度値をまえもって与えることができることである。このようにすれば通信端末装置のユーザは、通信端末装置に到来する呼による妨害に対する望ましい保護に応じて閾値を適切に設定できる。また、発呼側加入者は、自身の呼び出しの重要性に応じて緊急度値を相応に設定することができる。
さらに有利であるのは、ネットワークユニットが抽出装置を有しており、この抽出装置は発呼側加入者から受け取った番号列から通信端末装置の呼出番号を抽出する。このようにすれば発呼側加入者は、通信端末装置をダイアリングする際に緊急度値を手軽にその呼出番号に付加できるようになる。
図面
次に、図面を参照しながら本発明の実施例について詳しく説明する。
図1は本発明の第1の実施形態を示すブロック図であり、図2は本発明の第2の実施形態を示すブロック図であり、図3は本発明による方法を示すフローチャートである。
実施例の説明
図1には参照符号1として通信端末装置が示されている。これをたとえば移動電話機、コードレス電話機あるいはコード接続型電話機とすることができる。この通信端末装置1は第1の入力ユニット5を有しており、これはたとえば英数字のテンキーとして構成することができる。入力ユニット5には第1の記憶装置45と第1の呼出番号記憶装置65が接続されている。第1の記憶装置45には第1の比較装置55が接続されており、これは他方では第1の検出装置50と接続されている。第1の呼出番号記憶装置65には第2の比較装置75が接続されており、これは他方では第2の検出装置70と接続されている。第1の検出装置50および第2の検出装置70は通信ネットワーク20とコード接続されているかまたはエアインタフェースを介して接続されており、通信ネットワーク20から信号を受信する。第1の比較装置55と第2の比較装置75は第1のANDゲート130と接続されている。第1のANDゲート130の第1の出力側160はシグナリング装置60と接続されている。ANDゲート130の第2の出力側165はスイッチ140を介して選択的に、第1の呼出リスト25または第1の呼出応答器35または第1の送信装置80と接続可能である。この場合、第1のスイッチ140を、これら3つのコンポーネント25,35,80のうちただ1つのコンポーネントだけを第1のANDゲート130の第2の出力側165と接続するよう構成することができる。これに加えて、第1のスイッチ140がこれらのコンポーネント25,35,80のうち2つのコンポーネントあるいは3つのコンポーネント25,35,80のすべてを同時に第1のANDゲート130の第2の出力側165と接続するよう構成することができる。送信装置80もはやり通信ネットワーク20とコード接続されているかまたはエアインタフェースを介して接続されている。さらに図1には参照符号10として、発呼加入者が第2の通信端末装置180とともに描かれている。この場合、第2の通信端末装置180もはやり移動電話機、コードレス電話機あるいはコード接続型電話機として構成することができ、第2の入力ユニット150を有している。第2の入力ユニット150もたとえば英数字のテンキーとして構成することができる。なお、図1には本発明の理解に必要な構成要素だけしか描かれていない。
第1の通信端末装置1には第2の検出装置70、第2の比較装置75ならびに第1の呼出番号記憶装置65がオプションとして設けられている。発呼側の加入者10が、第2の入力ユニット150において第1の通信端末装置1の呼出番号をダイアリングすることにより第2の通信端末装置180から呼を発するとき、発呼側の加入者10は入力ユニット150を介して緊急度値もセットすることができ、この値は発せされた呼とともに通信ネットワーク20へ伝送される。この場合、緊急度値をたとえば呼出番号の直後に数字として選択することができ、つまりこの数字を0〜9までの整数とすることができる。必要に応じて値の範囲をもっと大きく拡げてもよく、その場合にはそれに応じて第2の入力ユニット150において呼出番号直後に緊急度値に対して2つ以上の数字を入力する必要がある。この緊急度値は通信ネットワーク20により呼出要求とともに第1の通信端末装置1へ伝送される。第1の検出装置50はその際、到来した呼から緊急度値を検出する。第1の記憶装置45には所定の閾値が格納されており、これはたとえば第1の通信端末装置1のユーザが第1の入力ユニット5によって入力しておくこともできるし、あるいはまえもって固定的に定めておいてもよい。ついで第1の比較装置55は、受信した緊急度値が所定の閾値よりも大きいか否かをチェックする。所定の閾値よりも大きいのであれば、第1のANDゲート130の第1の入力側180がセットされる。この場合、第1のANDゲート130の第2の入力側185をまえもって固定的にやはりセット状態にしておくことができる。そのようにセットされている場合、ANDゲート130の第1の出力側160も同様にセットされ、到来した呼を第1の通信端末装置1において聴覚的および/または視覚的にシグナリングすることがシグナリング装置60に指示される。第1のANDゲート130の第2の出力側165はこの場合にはセットされておらず、したがって第1の呼出リスト25も第1の呼出応答器35または第1の送信装置80もスイッチオンされない。
第1の比較装置55による比較の結果、緊急度が所定の閾値以下であったならば、第1のANDゲート130の第1の入力側180はリセットされる。これにより第1のマン度ゲート130の第1の出力側160もリセットされ、到来した呼をシグナリングせず、したがって第1の通信端末装置1のユーザを到来した呼によって妨害しないようシグナリング装置60に指示が出される。これと同時に第1のANDゲート130の第2の出力側m165がセットされる。これにより第1のスイッチ140を介して、第1の呼出リスト25および/または第1の呼出応答器35および/または第1の送信装置80がアクティブ状態にされる。その際、第1の呼出応答器35と第1の呼出リスト25もやはり通信ネットワーク20に接続される。第1の呼出リスト25が第1のANDゲート130の第2の出力側165のセットによりアクティブ状態にされると、この第1の呼出リスト25は、第2の通信端末装置180の呼出番号が到来した呼とともに第1の通信端末装置1へ伝送されていたならばそれを記憶し、そのようにすることで後から折り返し呼び出せるようになる。第1の呼出応答器35が第1のANDゲート130の第2の出力側165のセットによりアクティブ状態にされると、第1の呼出応答器35は到来した呼に応対して発呼側加入者10がメッセージを記録できるようにし、通信端末装置1のユーザはたとえばあとからそれを聞くことができる。第1の送信装置80が第1のANDゲート130の第2の出力側165のセットによりアクティブ状態にされると、第1の送信装置80は第1の記憶装置45内に格納されている所定の閾値を通信ネットワーク20を介して第2の通信端末装置180へ送信する。このため第1の送信装置80は第1の記憶装置45と接続されている。したがって第2の通信端末装置180における発呼側の加入者10はたとえば図1には示されていない再生装置を介して、まえもって設定されている閾値を把握することができ、それによって第1の通信端末装置1において自身の呼のシグナリングを到達させるためにはどの緊急度をセットしなければならないのかを知ることができる。
付加的に第2の検出装置70と第2の比較装置75と第1の呼出番号記憶装置65が設けられているならば、付加的に以下の機能を実現することができる。発行側の加入者10から到来する呼とともに、第2の通信端末装置180の呼出番号も通信ネットワーク20を介して第1の通信端末装置1に伝送されるならば、第2の検出装置70によってこの呼出番号を検出することができる。第1の通信端末装置1のユーザは入力ユニット5を介して、少なくとも発呼側加入者の呼出番号を第1の呼出番号記憶装置65に記憶させることができる。ついで第2の比較装置75によって、第2の検出装置70により検出された発呼側加入者10の呼出番号が第1の呼出番号記憶装置65に格納されている呼出番号と比較される。これらが一致しているならば、つまり第2の検出装置70により検出された発呼側加入者10の呼出番号が第1の呼出番号記憶装置65に格納されているならば、第1のANDゲートの第2の入力側がセットされる。このようにすれば、検出された緊急度値が所定の閾値を超えており、かつ検出された発呼側加入者10の呼出番号が第1の呼出番号記憶装置65に格納されている場合、到来した呼がシグナリング装置60によりシグナリングされるようになる。これら両方の条件が満たされないならば、既述のように第1の呼出応答器35および/または第1の呼出リスト25および/または第1の送信装置80がアクティブ状態にされシグナリング装置60が非アクティブ状態にされ、それによって到来した呼のシグナリングは第1の通信端末装置1においては抑圧される。その際、第2の検出装置70により検出された発呼側加入者10の呼出番号が第1の呼出番号記憶装置65に格納されていなければ、第1のANDゲート130の第2の入力側185がリセットされる。このように第1の呼出番号記憶装置65に格納されている呼出番号は、肯定のVIPリストを成している。これに対する代案として、第1の呼出番号記憶装置65を否定のVIPリストとして実現し、そこには到来した呼をシグナリングすべきでない発呼側加入者の1つまたは複数の呼出番号だけを入力ユニット5を介して格納するように構成することもできる。この事例では、第1のANDゲート130の第2の入力側185が第2の比較装置75によってセットされるのは、第2の検出装置75により検出された呼出番号が第1の呼出番号記憶装置65に格納されていないときである。これとは逆に、第1のANDゲート130の第2の入力側185が第2の比較装置75によりリセットされるのは、第2の検出装置70により検出された発呼側加入者10の呼出番号が第1の呼出番号記憶装置65に格納されているときである。
発呼側加入者10が第1の通信端末装置1の選択にあたり緊急度値を入力しない場合にも、第1の検出装置50は緊急度値を検出することはできず、第1の比較装置55は第1のANDゲート130の第1の入力側180をリセットし、その結果、第1の通信端末装置1におけるシグナリングは抑圧されることになる。第1の送信装置80が第1のスイッチ140を介して第1のANDゲート130における第2の出力側165のセットによりアクティブ状態にされると、まえもって定められた閾値は通信ネットワーク20を介して既述のように発呼側の加入者10へ送信される。このようすることで発呼側の加入者10は第1の通信端末装置1においてまえもって定められている閾値を第1の通信端末装置1の発呼により問い合わせることができ、この場合、その発呼によって第1の通信端末装置1にシグナリングを引き起こして第1の通信端末装置1のユーザの邪魔をするおそれなく問い合わせを行える。
第1の通信端末装置1のユーザが通信ネットワーク20への呼を中断させたいとき、やはり入力ユニット5における相応の入力によって緊急度値をセットするように構成することができ、その際にこの緊急度値は図1には示されていないやり方で、通信ネットワーク20へ発せられた最初の呼とともに伝送される。
図2には本発明の第2の実施形態が示されており、ここでは図1と同じ構成要素には同じ参照符号が付されている。この場合、第1の通信端末装置1は第1の入力ユニット5を有している。発呼側の加入者10の第2の通信端末装置180は第2の入力ユニット150を有している。第1の通信端末装置1と第2の通信端末装置180は通信ネットワーク20を介して互いに接続されており、その際、通信ネットワーク20のネットワークユニット15を介して接続が行われる。ここでは通信ネットワーク20を移動無線ネットワークとしてもよい固定回線網としてもよい。さらにこの場合、第1の通信端末装置1を移動電話機とし通信ネットワーク20を移動無線ネットワークとする一方、第2の通信端末装置180をコード接続型電話機とし、図2に示されていない固定回線網を介して通信ネットワーク20とつなげられているよう構成することも可能である。これとは逆に第1の通信端末装置1をコード接続型通信端末装置とし、通信ネットワーク20を固定回線網とし、第2の通信端末装置180を移動電話機として、この移動電話機が図2には示されていない移動無線ネットワークを介して通信ネットワーク20と接続されているように構成してもよい。さらにこれに対する代案として、第1の通信端末装置1も第2の通信端末装置180もそれぞれ移動電話機とし、通信端末ネットワーク20を移動無線ネットワークとして構成することもできる。さらに択一的に、第1の通信端末装置1も第2の通信端末装置180もコード接続型電話機とし、通信ネットワーク20を固定回線網として構成することができる。
ネットワークユニット15は、発呼側加入者10から到来する呼を受信するため第3の検出装置95を有している。第3の検出装置95は、到来する呼とともに伝送される緊急度値を抽出するための抽出装置125を有している。第3の検出装置95には第3の比較装置100が接続されている。第3の比較装置100は他方では第2の記憶装置90と接続されている。さらに第3の比較装置100は第2のANDゲート135の第1の入力側190とも接続されている。第2のANDゲート135の第2の入力側195を持続的にセットしておいてもよいし、あるいはオプションとして図2に示されているように第4の比較装置115と接続してもよい。図2に示されているようにネットワークユニット15内に第4の比較装置115が設けられている場合、この比較装置は一方では第4の検出装置110と接続されており、他方では第2の呼出番号記憶装置105と接続されている。第4の検出装置110もやはり発呼側の加入者10から到来する呼を検出する。第2のANDゲート135の第1の出力側170は、発呼側加入者10から到来する呼を転送するための装置と接続されている。この場合、転送のためのこの装置85は発呼側加入者10から到来する呼を発呼側加入者10により選ばれた通信端末装置へ転送するために用いられ、図2による実施例では選ばれた通信端末装置は第1の通信端末装置1である。第2のANDゲート135の第2の出力側175は第2のスイッチ145を介して、第2の呼出リスト30および/または第2の呼出応答器40および/または第2の送信装置120と接続可能である。第2の送信装置120は第2の記憶装置90と接続されている。第2の呼出リスト30と第2の呼出応答器40は、到来する呼の受信分岐と接続されている。第2の送信装置120は、発呼側加入者この実施例では発呼側加入者10へ情報を送信するために設けられている。ネットワークユニット15はさらに選択ユニット155を有しており、これによって発呼側の加入者は、図2の実施例では第2の通信端末装置180は、第1の通信端末装置1が第2の記憶装置90をアドレッシングするのか第2の呼出番号記憶装置105内の記憶場所をアドレッシングするのかに応じて、所定の閾値を第2の記憶装置90へ書き込むかまたは1つまたは複数の呼出番号を第2の呼出番号記憶装置105へ書き込むことができる。第2の呼出番号記憶装置105が設けられていないならば選択ユニット155は不要である。そのようなケースでは、第2の記憶装置90を第1の通信端末装置1によってじかにアクセスできる。
図2による第2の実施例の場合のネットワークユニットにおける本発明の機能は、図1に示した第1の実施例による第1の通信端末装置1における既述の本発明の機能に相応する。この場合、第3の検出装置95の機能は第1の検出装置50の機能に対応するけれども、その際の相違点として挙げられるのは、第1の検出装置50は通信ネットワーク20から緊急度値をじかに受信するのに対し、第3の検出装置95は緊急度値を、発呼側の加入者10から伝送された第1の通信端末装置1の呼出番号と緊急度値から成る数字の列を、抽出装置125によって抽出しなければならないことである。さらに第3の比較装置100の機能は第1の比較装置55の機能に相応し、第2の記憶装置90の機能は第1の記憶装置45の機能に相応する。また、第4の検出装置110の機能は第2の検出装置70の機能に相応する。第4の比較装置115の機能は第2の比較装置75の機能に相応する。さらに、第2の呼出番号記憶装置105の機能は第1の呼出番号記憶装置65の機能に相応する。
ただし第2の記憶装置90への所定の閾値の入力は、第1の入力ユニット5によってじかには行われない。そうではなくこの場合には第1の入力ユニット5を介してネットワークユニット15を選択し、所望の閾値を入力する必要があり、この場合にはその閾値が通信端末装置1からネットワークユニット15へ伝送され、そこにおいて第2の記憶装置90に格納される。それに応じて呼出番号の設定ならびに第2の呼出番号記憶装置105における記憶が行われる。ネットワークユニット15に第2の記憶装置90も第2の呼出番号記憶装置105も設けられているならば入力ユニット5において、記憶すべき値を第2の記憶装置90に格納すべきであるのか、つまり所定の閾値であるのか、あるいは第2の呼出番号記憶装置105に格納すべきであるのか、つまり呼出番号であるのか、も入力する必要がある。1つの数字または慣用の呼出番号の数字の個数と区別される数字の個数をもつ閾値だけしか設定できないケースであっても、選択ユニット55は受信した値の数字の個数に基づき、それが閾値であるのか呼出番号であるのかを判定することができ、第1の通信端末装置1から受け取った値をそれに応じて第2の記憶装置90または第2の呼出番号記憶装置105に格納することができる。
さらに第2のANDゲート135の機能は第1のANDゲート130の機能に相応する。第2のスイッチ145の機能は第1のスイッチ140の機能に相応する。第2の呼出リスト30の機能は第1の呼出リスト25の機能に相応する。第2の送信装置120の機能は第1の送信装置80の機能に相応する。図1に示した最初の実施例とは異なり第2のANDゲート135の第1の出力側170はシグナリング装置とではなく、到来する呼を転送するための装置85と接続されている。第2のANDゲート135の第1の出力側170がセットされているならば、つまり発呼側の加入者10から受け取った緊急度値が第2の記憶装置90に格納されている所定の閾値を超えており、第2の呼出番号記憶装置105に肯定のVIPリストが格納されている場合には発呼側加入者10の呼出番号がそこに記憶されているならば、到来した呼を転送する装置85が指示されて、発呼側加入者10から到来した呼が第1の通信端末装置1に転送され、そこにおいて慣用のように到来した呼のシグナリングが行われる。ネットワークユニット15において呼出番号比較が行われないケースでは、第2のANDゲート135の第2の入力側195が持続的にセットされる。検出された緊急度値が所定の閾値以下であれば、第2のANDゲート135の第1の出力側170がリセットされ、到来する呼を転送する装置85はアクティブにはされず、つまり発呼側加入者10から到来する呼は装置85によっても第1の通信端末装置1には転送されず、その結果、第1の通信端末装置1においてもシグナリングは発生しない。図2に示されているように、第4の比較装置115によって呼出番号比較も実施される場合、第2の呼出番号記憶装置105に肯定のVIPリストが格納されていて発呼側加入者10の呼出番号がそこに記憶されていないときにも、第2のANDゲート135における第1の出力側170のリセットが行われる。この場合も、発呼側加入者10から到来する呼が装置85によって転送されるのが阻止され、第1の通信端末装置1においてシグナリングが行われない。第2の呼出番号記憶装置105が否定のVIPリストとして実現されている場合、相応に第1の呼出番号記憶装置65について説明したことがあてはまる。
図2に示されている第2の入力ユニット150を備えた第2の通信端末装置180の機能は、図1に示した実施例を参照しながらすでに説明した機能に相応する。第2のANDゲート135の第1の入力側190の機能は、第1のANDゲート130の第1の入力側180の機能に相応する。第2のANDゲート135の第2の入力側195の機能は、第1のANDゲート135の第2の入力側185の機能に相応する。第2のANDゲート135の第1の出力側170の機能は、第1のANDゲート130の第1の出力側160の機能に相応する。第2のANDゲート135の第2の出力側175の機能は、第1のANDゲート130の第2の出力側165の機能に相応する。
既述の2つの実施形態に対する代案を成す実施形態において、呼出リスト25,30および/または呼出応答器35,40および/または送信装置80,120を設けないように構成することができる。
図3には、本発明による方法の流れがフローチャートとして示されている。このフローチャートは、図1に示した第1の実施形態にも図2に示した第2の実施形態にもあてはまる。プログラムポイント200において、第1の通信端末装置1もしくはネットワークユニット15により第1の検出装置50もしくは第3の検出装置95において、到来する呼が検出される。ついでプログラムポイント205に進む。プログラムポイント205において第1の検出装置50もしくは第3の検出装置95は、到来する呼とともに緊急度値が伝送されたか否かがチェックされる。緊急度値が伝送されていたならばプログラムポイント210へ進み、そうでなければプログラムポイント240へ進む。プログラムポイント210において第1の比較装置55もしくは第3の比較装置100は、検出された緊急度値を第1の記憶装置45もしくは第2の記憶装置90に格納されている所定の閾値と比較する。ついでプログラムポイント215に分岐する。プログラムポイント215において第1の比較装置55もしくは第3の比較装置100は、検出された緊急度値が所定の閾値を超えているか否かをチェックする。超えているならばプログラムポイント220へ進み、そうでなければプログラムポイント245へ進む。プログラムポイント220において、この方法の流れをコントロールする第1の通信端末装置1もしくはネットワークユニット15の制御装置(見やすくするため図面には示さず)は、第1の呼出番号記憶装置65もしくは第2の呼出番号記憶装置105が設けられているか否かをチェックする。設けられているならばプログラムポイント225へ分岐し、そうでなければプログラムポイント235へ分岐する。この場合、個々の制御装置は第1の通信端末装置1のすべてのコンポーネントと、もしくはネットワークユニット15のすべてのコンポーネントと接続されている。
プログラムポイント225において第2の比較装置75もしくは第4の比較装置115は、到来する呼とともに伝送された発呼側加入者10の呼出番号を、第1の呼出番号記憶装置65もしくは第2の呼出番号記憶装置105のエントリと比較する。ついでプログラムポイント230に進む。以下では一例として、第1の呼出番号記憶装置65もしくは第2の呼出番号記憶装置105は肯定のVIPリストとして構成されているものとする。したがってプログラムポイント230において第2の比較装置75もしくは第4の比較装置115により、発呼側加入者10の受け取った呼出番号が第1の呼出番号記憶装置65もしくは第2の呼出番号記憶装置105に格納されているかがチェックされる。格納されているならばプログラムポイント235へ進み、そうでなければプログラムポイント250へ進む。プログラムポイント235において、図1に示した第1の実施例の場合には第1のANDゲート130の第1の出力側160がセットされ、到来する呼をシグナリングするためのシグナリング装置60が第1の通信端末装置1においてアクティブ状態にされる。図2に示した第2の実施例の場合も同様に第2のANDゲート135の第1の出力側170がセットされ、それにより到来する呼を転送するための装置85が指示されて、発呼側加入者10の到来する呼が第1の通信端末装置1へ転送される。その後、プログラムが終了する。
プログラムポイント240において、図1による第1の実施例では第1のANDゲート130の第1の入力側180がリセットされ、ひいては第1のANDゲート130の第1の出力側160もリセットされ、第1の通信端末装置1において到来する呼のシグナリングが阻止される。これと同時に第1のANDゲート130における第2の出力側165がセットされ、第1のスイッチ140を介して第1の送信装置80がアクティブにされ、所定の閾値が通信ネットワーク20を介して発呼側加入者10へ送信されるよう指示される。
相応に図2による第2の実施例の場合には第2の送信装置120が指示されて所定の閾値が発呼側加入者10へ伝送され、発呼側加入者10の到来する呼を第1の通信端末装置1へ転送させないよう装置85が指示される。その後、プログラムは終了する。
プログラムポイント245において、図1に示した第1の実施例の場合にはANDゲート130の第1の入力側180がリセットされ、ひいては第1のANDゲートの130の第1の出力側160もリセットされ、第1の通信端末装置1におけるシグナリングが阻止される。同時に第1のANDゲート130の第2の出力側165がセットされ、第1の呼出リスト25および/または第1の呼出応答器35および/または第1の送信装置80が既述のようにアクティブ状態にされる。相応に図2に示されている第2の実施例の場合には第2の呼出リスト30および/または第2の呼出応答器40および/または第2の送信装置120がアクティブにされ、発呼側加入者10から到来する呼を第1の通信端末装置1へ転送しないよう、到来する呼を転送するための装置が指示される。その後、プログラムが終了する。
プログラムポイント250において、図1に示した第1の実施例の場合には第1のANDゲート130の第2の入力側185がリセットされ、つまりは第1のゲート130の第1の出力側160もリセットされ、第1の通信端末装置1において到来する呼のシグナリングが阻止される。これと同時に第1のANDゲート130の第2の出力側165がセットされ、第1のスイッチ140を介して第1の呼出リスト25および/または第1の呼出応答器35が既述のようにアクティブにされる。相応に図2による第2の実施例の場合、第2の呼出リスト30および/または第2の呼出応答器40が既述のようにアクティブにされ、発呼側加入者10から到来する呼を第1の通信端末装置1へ転送しないよう、到来する呼を転送するための装置85が指示される。その後、プログラムが終了する。
図1に示した第1の実施例であれば第1の呼出番号記憶装置65と第2の比較装置75と第2の検出装置70が設けられている場合、もしくは図2に示した第2の実施例であれば第2の呼出番号記憶装置105と第4の比較装置115と第4の検出装置110が設けられている場合、第1の通信端末装置1のユーザは入力ユニット5において第1の呼出番号記憶装置65もしくは第2の呼出番号記憶装置105を非アクティブ状態にすることができ、このことは図1による第1の実施例の場合にはダイレクトに行われ、図2による第2の実施例の場合には第1の通信端末装置1とネットワークユニット15との間の通信コネクションを介して行われる。このケースでは、図1による第1の実施例の場合には第1のANDゲート130の第2の入力側185が持続的にセットされ、図2による第2の実施例の場合には第2のANDゲート135の第2の入力側195が持続的にセットされる。これにより第1の通信端末装置1のユーザに対し、設けられている呼出番号記憶装置を到来する呼のシグナリングをブロックするためには使用しないようにする可能性が与えられる。
図2に示した第2の実施例によるネットワークユニット15は通常、被呼側の加入者である第1の通信端末装置1だけに割り当てられているわけではないため、第2の記憶装置90に複数の通信端末装置の閾値を格納しておくことができる。同様に、第2の呼出番号記憶装置105に複数の通信端末装置のVIPリストを格納しておくことができる。そのような場合には第3の比較装置100は、到来する呼とともに発呼側加入者10から伝送された選択された加入者端末装置の呼出番号に基づき、その通信端末装置に割り当てられた閾値を第2の記憶装置90から求めて、第3の検出装置95において検出された緊急度値と比較する必要がある。この目的で閾値を第2の記憶装置90において、個々の通信端末装置の呼出番号に対応させて格納しておくことができる。同様のことは第2の呼出番号記憶装置105に格納されたVIPリストについてもあてはまり、これらもやはり対応する通信端末装置の呼出番号にそれぞれ割り当てられる。ついで第4の比較装置115は、到来する呼とともに受け取った発呼側加入者10の呼出番号をそれ相応に第2の呼出番号記憶装置105内のVIPリストの各エントリと比較する。それらのエントリは発呼側加入者10から呼び出された通信端末装置の呼出番号に割り当てられている。
第1の通信端末装置1のユーザは第1の入力ユニット5を介して、たとえば0〜9というような閾値をまえもって設定することができる。第1の通信端末装置1が移動電話機として構成されており第1の通信端末装置1のユーザが自身の部署に座っているならば、そのユーザは閾値を低くセットすることができ、たとえば3をセットすることができる。ユーザが会議中であるならばそのユーザは閾値を高くセットすることができ、たとえば6または8にセットすることができる。つまり自身の部署にいる方が会議中よりも容易にユーザと連絡を取れることになる。これとは逆に発呼側加入者10は、自身にとって呼び出しがどの程度重要であるかを決めることができる。セキセイインコが死んだことを発呼側加入者が伝えたいとき、その加入者は第2の入力ユニット150において低い緊急度値を選択し、たとえば1を選択する。発呼側加入者が緊急ニュースをもっているならば、その加入者は高い緊急度値たとえば9を選択する。
さらに第1の呼出番号記憶装置65もしくは第2の呼出番号記憶装置105を非アクティブ状態にすることに加えて同じようなやり方で、第1の記憶装置45もしくは第2の記憶装置90における閾値を第1の通信端末装置1のユーザが第1の入力ユニット5を用いて非アクティブ状態にすることもできる。このケースでは、図1による第1の実施例の場合には第1のANDゲート130の第1の入力側180がセットされ、図2による第2の実施例の場合には第2のANDゲート135の第1の入力側190がセットされる。これとは逆に、たとえば図3に示されている流れを実現する目的で、第1の記憶装置45もしくは第2の記憶装置90および/または第1の呼出番号記憶装置65もしくは第2の呼出番号記憶装置105における妨害閾値を、第1の通信端末装置1の第1の入力ユニット5における相応の入力によって再びアクティブ状態にすることができる。
到来する呼とともに緊急度値が伝送されなければ第1の検出装置50もしくは第3の検出装置95はこのことを、まえもって設定された各閾値以下の可能なかぎり小さい緊急度値が伝送されたものとして捉えることができる。
本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。 本発明による方法を示すフローチャートである。

Claims (22)

  1. 信端末装置(1)に対して到来した呼のシグナリング方法において、
    検出装置において、到来した呼とともに緊急度値を受け取ったか否かをチェックし、
    該緊急度値を受け取ったならば、到来した呼とともに受け取っ緊急度値がまえもって与えられた閾値を超えているときのみ、到来した呼のシグナリングを通信端末装置(1)において生じさせ
    緊急度値を受け取っていなければ、前記閾値に関する通知を発呼側の加入者(10)へ伝送することを特徴とするシグナリング方法。
  2. 前記まえもって与えられた閾値を通信端末装置(1)の入力ユニット(5)において入力する、請求項1記載の方法。
  3. 前記緊急度値を発呼側の加入者(10)において入力する、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記緊急度値を選択された呼出番号に付加する、請求項3記載の方法。
  5. 前記緊急度値を通信ネットワーク(20)のネットワークユニット(15)において前記閾値と比較し、前記緊急度値が該閾値を超えているときのみ、前記通信端末装置(1)に対して到来した呼をネットワークユニット(15)から通信端末装置(1)へ転送する、請求項1から4のいずれか1項記載の方法。
  6. 前記緊急度値を通信端末装置(1)において前記閾値と比較し、前記緊急度値が該閾値を超えているときのみ、到来した呼のシグナリングを通信端末装置(1)において生じさせる、請求項1から4のいずれか1項記載の方法。
  7. 前記緊急度値が前記閾値以下であるときのみ、発呼側加入者(10)へ閾値に関する通知を伝送する、請求項1から6のいずれか1項記載の方法。
  8. 前記緊急度値が前記閾値以下であるとき、到来した呼を呼出リスト(25,30)に格納する、請求項1から7のいずれか1項記載の方法。
  9. 前記緊急度値が前記閾値以下であれば、到来した呼を呼出応答器(35,40)へ転送する、請求項1から8のいずれか1項記載の方法。
  10. 発呼側の加入者(10)の呼出番号がまえもって定められている呼出番号と一致したときのみ、到来した呼のシグナリングを通信端末装置(1)において生じさせる、請求項1から9のいずれか1項記載の方法。
  11. 到来した呼をシグナリングするシグナリング装置(60)を備えた通信端末装置(1)において、
    まえもって与えられた閾値が格納されている第1の記憶装置(45)と、到来した呼とともに緊急度値を受け取った否かを検出する第1の検出装置(50)と、第1の比較装置(55)が設けられており、
    緊急度値を受け取ったならば、該第1の比較装置(55)は、到来した呼とともに受け取った緊急度値をまえもって与えられた閾値と比較し、
    前記シグナリング装置(60)は、到来した呼とともに受け取った緊急度値が前記閾値を超えているときのみ、通信端末装置(1)に到来した呼をシグナリングし、
    1の送信装置(80)が設けられており、緊急度値を受け取っていなければ、該第1の送信装置(80)は到来した呼に対する応答として、前記閾値に関する通知を発呼側加入者(10)へ送信することを特徴とする通信端末装置。
  12. 少なくとも1つのエントリをもつ第1の呼出番号記憶装置(65)と、到来した呼とともに受け取った発呼側加入者(10)の呼出番号を検出する第2の検出装置(70)と、検出された呼出番号を前記第1の呼出番号記憶装置(65)の少なくとも1つのエントリと比較する第2の比較装置(75)が設けられており、
    前記シグナリング装置(60)は、受信され検出された発呼側加入者(10)の呼出番号が前記第1の呼出番号記憶装置(65)のエントリと一致しているときのみ、通信端末装置(1)に到来した呼をシグナリングする、
    請求項11記載の通信端末装置。
  13. 第1の送信装置(80)が設けられており、該第1の送信装置(80)は、前記緊急度値が前記閾値以下であるときのみ、該閾値に関する通知を発呼側加入者(10)へ送信する、請求項11または12記載の通信端末装置。
  14. 第1の呼出リスト(25)が設けられており、前記緊急度値が前記閾値以下のとき、到来した呼が該呼出リスト(25)に格納される、請求項11から13のいずれか1項記載の通信端末装置。
  15. 第1の呼出応答器(35)が設けられており、前記緊急度値が前記閾値以下のとき、該第1の呼出応答器(35)は到来した呼出に応じる、請求項11から14のいずれか1項記載の通信端末装置。
  16. 入力ユニット(5)が設けられており、該入力ユニット(5)を介して前記の閾値および/または緊急度値がまえもって設定される、請求項11から15のいずれか1項記載の通信端末装置。
  17. 到来した呼を選択された通信端末装置(1)へ転送するための装置(85)を備えた通信ネットワーク(20)のネットワークユニット(15)において、
    まえもって与えられた閾値が格納されている第2の記憶装置(90)と、到来した呼とともに緊急度値を受け取った否かを検出する第3の検出装置(95)と、第3の比較装置(100)が設けられており、
    緊急度値を受け取っていれば、該第3の比較装置(100)は、到来した呼とともに受け取った緊急度値を前記まえもって与えられた閾値と比較し、
    来した呼を転送するための前記装置(85)は、到来した呼ともに受け取った緊急度値が前記閾値を超えているときのみ、到来した呼を選択された通信端末装置(1)へ転送し、
    第2の送信装置(120)が設けられており、緊急度値を受け取っていなければ該第2の送信装置(120)は到来した呼に対する応答として、前記閾値に関する通知を発呼側加入者(10)へ送信することを特徴とするネットワークユニット。
  18. 少なくとも1つのエントリをもつ第2の呼出番号記憶装置(105)と、到来した呼とともに受け取った発呼側加入者(10)の呼出番号を検出する第4の検出装置(110)と、検出された呼出番号を前記第2の呼出番号記憶装置(105)の少なくとも1つのエントリと比較する第4の比較装置(115)が設けられており、
    到来した呼を転送するための前記装置(85)は、受信され検出された発呼側加入者(10)の呼出番号が前記第2の呼出番号記憶装置(105)のエントリと一致しているときのみ、到来した呼を選択された通信端末装置(1)へ転送する、
    請求項17記載のネットワークユニット。
  19. 第2の送信装置(120)が設けられており、該第2の送信装置(120)は、前記緊急度値が前記閾値以下のときのみ、該閾値に関する通知を発呼側加入者(10)へ送信する、請求項17または18記載のネットワークユニット。
  20. 第2の呼出リスト(30)が設けられており、前記緊急度値が前記閾値以下であるとき、到来した呼が該第2の呼出リスト(30)に格納される、請求項17から19のいずれか1項記載のネットワークユニット。
  21. 第2の呼出応答器(40)が設けられており、前記緊急度値が前記閾値以下であるとき、該呼出応答器が到来した呼に応じる、請求項17から20のいずれか1項記載のネットワークユニット。
  22. 抽出装置(125)が設けられており、該抽出装置(125)は発呼側加入者(10)から受け取った番号列から通信端末装置(1)の呼出番号と緊急度値とを抽出する、請求項17から21のいずれか1項記載のネットワークユニット。
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