JP2001191923A - 乗換ナビゲーションシステム及びこのシステム用装置、記録媒体 - Google Patents

乗換ナビゲーションシステム及びこのシステム用装置、記録媒体

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JP2001191923A
JP2001191923A JP2000002376A JP2000002376A JP2001191923A JP 2001191923 A JP2001191923 A JP 2001191923A JP 2000002376 A JP2000002376 A JP 2000002376A JP 2000002376 A JP2000002376 A JP 2000002376A JP 2001191923 A JP2001191923 A JP 2001191923A
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JP
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station
information
route
portable device
management device
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JP2000002376A
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English (en)
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Kayo Okamoto
佳世 岡本
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】乗換駅や目的駅において、駅構内の移動を支援
する情報を予め格納しておき、乗換駅や目的駅に到着す
る直前にタイミングよく情報を提示できるシステム及び
装置を提供することである。 【解決手段】管理装置31と携帯装置11と駅の識別信
号の発信部2とによって乗換ナビゲーションシステムを
構成し、利用者は管理装置31で出発駅から目的駅まで
の経路を決定すると、管理装置31の制御部40は決定
した経路情報を携帯装置11に送信する。携帯装置11
は、識別信号検出部12で検出した駅毎の識別信号に応
じて携帯装置記憶部13から経路情報を読み出して、携
帯装置表示部15などに情報を提示する。駅毎の識別信
号の検出に応じて各情報が提示されるので、必要な情報
を指定する手間が省け、必要な時に的確な情報を利用者
に提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目的地に移動する
乗客を支援する乗換ナビゲーションシステムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道の利用者に対して、効率的か
つ快適な移動を可能とするために、さまざまな情報を提
供するナビゲーションシステムが種々提案されている。
【0003】例えば、特開平6−138821号公報に
は、駅に滞在中、または列車に乗車中に、次駅、下車
駅、乗換駅での駅の識別情報及び駅に関する時刻表の情
報を、容易に所望のタイミングで得ることができる携帯
端末装置が開示されている。
【0004】また、特開平8−194883号公報に
は、駅の構内などに設置され、乗車券を投入することに
よって該乗車券のデータを読み取り、そのデータに応じ
た乗り換え案内(列車名・乗車ホーム・所要時間など)
を表示する乗り換え案内装置が開示されている。
【0005】さらに、特開平10−134108号公報
には、利用者が出発地及び目的地を入力することで、情
報テーブルから最寄り駅に加えて、この最寄り駅におけ
る適切な改札口や階段などを決定し、利用する列車の最
適車両を含めた最短経路、または最適経路を決定して表
示する鉄道乗り換えナビゲーションシステムが開示され
ている。なお、実施例としては、所定の場所にシステム
を設置する例が挙げられている。
【0006】しかしながら、特開平6−138821号
公報に開示された携帯端末装置では、駅に滞在中だけで
なく、列車に乗車中にも乗換駅にの情報が得られるとい
う利点があるものの、得られる情報が時刻表についての
みである。つまり、乗換などにおける列車の時刻のみが
得られ、乗車前または降車後の駅構内での移動に関する
情報は得られない。そのため、特に複数の路線が交差し
ており、列車を乗り換えるのが複雑な駅などにおいて
は、効率的かつ快適な乗換のための情報としては、時刻
表の情報だけでは不十分であった。
【0007】一方、特開平8−194883号公報に開
示された乗換案内装置及び特開平10−134108号
公報に開示された鉄道乗換ナビゲーションシステムで
は、乗換に関する情報も提供可能であるが、この情報は
いずれも据え付け型の装置から提供される。そのため、
利用者は鉄道乗換ナビゲーションシステムの入出力装置
または乗換案内装置の据え付け場所を探して、据え付け
場所まで移動しなければ情報を得ることができない。
【0008】特開平10−134108号公報の技術で
は、乗車前に乗換駅や目的駅での移動の情報を一度に提
供されることになる。そのため、乗換駅や目的駅の周辺
の知識を利用者が持っていない場合、提供される情報を
把握することが困難となり、乗換の際などにどの情報を
利用すればよいか混乱してしまう虞がある。また、列車
よって編成車両数が異なる場合、階段や改札に最も近い
降車車両は列車毎に異なってしまう。そのため、駅毎の
最適な降車車両だけでなく、列車毎の最適な降車車両を
データとして持つ必要があり、また、利用者がどの列車
に乗るか未定の場合には、利用者に膨大なデータを提供
する必要がある。
【0009】本発明は、上記の問題を解決するものであ
り、その目的は、乗換駅や目的駅において、駅構内の移
動を支援する情報、例えば降車ホームからの道順や乗車
ホームでの適切な乗車位置などといった案内情報を予め
格納しておき、乗換駅や目的駅に到着する直前にタイミ
ングよく情報を提示できるシステム及び装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えいてい
る。
【0011】(1) 携帯装置と情報を送受信するための管
理装置送受信手段と、出発駅から目的駅までの経路を決
定するのに必要な経路決定情報を入力する入力手段と、
全路線についての路線情報を記憶する管理装置記憶手段
と、記録材上に情報を印刷する管理装置印刷手段と、該
管理装置記憶手段から読み出した路線情報及び該入力手
段から入力された経路決定情報に基づいて出発駅から目
的駅までの経路を決定するとともに決定した経路情報を
携帯装置に送信させる管理装置制御手段と、を備えた管
理装置と、該管理装置と情報を送受信するための携帯装
置送受信手段と、駅毎の識別信号を検出する検出手段
と、該管理装置から送信された経路情報を記憶する携帯
装置記憶手段と、該携帯装置記憶手段に記憶された経路
情報を提示する提示手段と、該検出手段が検出した駅毎
の識別信号に応じて該携帯装置記憶手段から経路情報を
読み出して該提示手段に提示させる携帯装置制御手段
と、を備えた携帯装置と、駅毎の識別信号を発信する発
信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】この構成においては、管理装置と携帯装置
と発信手段とによって乗換ナビゲーションシステムが構
成され、管理装置は、利用者が入力手段で入力した出発
駅から目的駅までの経路を決定するのに必要な経路決定
情報と、管理装置記憶手段に記憶された全路線について
の路線情報と、に基づいて出発駅から目的駅までの経路
を決定するとともに決定した経路情報を携帯装置と情報
を送受信するための管理装置送受信手段で携帯装置に送
信させる管理装置制御手段を備えている。また、携帯装
置は、携帯装置送受信手段で受信した管理装置送受信手
段から送信された経路情報を携帯装置記憶手段で記憶
し、検出手段で検出した発信手段から発信された駅毎の
識別信号に応じて携帯装置記憶手段から経路情報を読み
出して提示手段に提示させる携帯装置制御手段を備えて
いる。したがって、駅毎の識別信号の検出に応じて提示
手段に各情報が提示されるので、必要な情報をいちいち
指定するような手間が省ける上に、複数の印刷物やメモ
を取り違えて利用者が混乱するよう問題も回避すること
ができる。また、携帯装置には、列車に乗車した際など
に利用するのに必要最低限の構成のみを残し、他の機能
は管理装置が有するので、携帯装置をより小型化できる
とともに、管理装置における情報データの更新も容易と
なる。
【0013】(2) 携帯装置と情報を送受信するための管
理装置送受信手段と、出発駅から目的駅までの経路を決
定するのに必要な経路決定情報を入力する入力手段と、
全路線についての路線情報を記憶する管理装置記憶手段
と、記録材上に情報を印刷する管理装置印刷手段と、該
管理装置記憶手段から読み出した路線情報及び該入力手
段から入力された経路決定情報に基づいて出発駅から目
的駅までの経路を決定するとともに決定した経路情報を
携帯装置に送信させる管理装置制御手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0014】この構成においては、管理装置は、利用者
が入力手段で入力した出発駅から目的駅までの経路を決
定するのに必要な経路決定情報と、管理装置記憶手段に
記憶された全路線についての路線情報と、に基づいて出
発駅から目的駅までの経路を決定するとともに、決定し
た経路情報を携帯装置と、情報を送受信するための管理
装置送受信手段と、で携帯装置に送信させる管理装置制
御手段を備えている。したがって、管理装置で所定の経
路を確実に決定することができる。また、決定した経路
情報を確実に携帯装置に送信させることができる。
【0015】(3) 管理装置と情報を送受信するための携
帯装置送受信手段と、駅毎の識別信号を検出する検出手
段と、該管理装置から送信された経路情報を記憶する携
帯装置記憶手段と、該携帯装置記憶手段に記憶された経
路情報を提示する提示手段と、該検出手段が検出した駅
毎の識別信号に応じて該携帯装置記憶手段から経路情報
を読み出して該提示手段に提示させる携帯装置制御手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0016】この構成においては、携帯装置は、携帯装
置送受信手段で受信した管理装置から送信された経路情
報を携帯装置記憶手段で記憶し、検出手段が検出した駅
毎の識別信号に応じて、携帯装置記憶手段から経路情報
を読み出して該提示手段に提示させる携帯装置制御手段
を備えている。したがって、携帯装置を用いて駅の識別
情報に応じた経路情報を利用者に提供するので、降車す
る駅や移動経路などの情報を予め憶えておく必要もな
く、印刷物やメモを格納した場所を忘れる心配もなく、
降車後直ちに正しい方向へ移動できる。
【0017】(4) 携帯装置と情報を送受信するための管
理装置送受信手段と、出発駅から目的駅までの経路を決
定するのに必要な経路決定情報を入力する入力手段と、
全路線についての路線情報を記憶する管理装置記憶手段
と、記録材上に路線情報を印刷する管理装置印刷手段
と、該記録材を排紙する排紙手段と、該管理装置記憶手
段から読み出した路線情報及び該入力手段から入力され
た経路決定情報に基づいて出発駅から目的駅までの経路
を決定するとともに決定した路線情報を該管理装置印刷
手段に印刷させる管理装置制御手段と、を備えた管理装
置と、該管理装置と情報を送受信するための携帯装置送
受信手段と、駅毎の識別信号を検出する検出手段と、該
排紙手段から排紙された記録材を排紙可能に収容する収
容排紙手段と、該検出手段による駅毎の識別信号の検出
に応じて該収容排紙手段から記録材を適宜排紙させる携
帯装置制御手段と、を備えた携帯装置と、駅毎の識別信
号を発信する発信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0018】この構成においては、管理装置と携帯装置
と発信手段とによって乗換ナビゲーションシステムが構
成され、管理装置は、利用者が入力手段で入力した出発
駅から目的駅までの経路を決定するのに必要な経路決定
情報と、管理装置記憶手段に記憶された全路線について
の路線情報と、に基づいて出発駅から目的駅までの経路
を決定するとともに決定した経路情報を管理装置印刷手
段に印刷させて排紙手段で排紙させる管理装置制御手段
を備えている。また、携帯装置は、管理装置の排紙手段
から排紙された記録材を収容排紙手段に排紙可能に収容
して、駅毎の識別信号を検出する検出手段による駅毎の
識別信号の検出に応じて収容排紙手段から記録材を適宜
排紙させる携帯装置制御手段を備えている。したがっ
て、管理装置で必要な情報を予め印刷しておき、これを
携帯装置に収容させて、その後携帯装置で適宜排紙する
ようにするので、記録材によって詳細な案内を可能にし
たまま、携帯装置から印刷手段を省いてさらなる小型化
を可能にする。また、印刷されている記録材を排紙する
だけであるので、情報の提示に要する時間を短縮するこ
とができる。
【0019】(5) 携帯装置と情報を送受信するための管
理装置送受信手段と、出発駅から目的駅までの経路を決
定するのに必要な経路決定情報を入力する入力手段と、
全路線についての路線情報を記憶する管理装置記憶手段
と、記録材上に路線情報を印刷する管理装置印刷手段
と、該記録材を排紙する排紙手段と、該管理装置憶手段
から読み出した路線情報及び該入力手段から入力された
経路決定情報に基づいて出発駅から目的駅までの経路を
決定するとともに決定した路線情報を該管理装置印刷手
段に印刷させる管理装置制御手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0020】この構成においては、管理装置は、利用者
が入力手段で入力した出発駅から目的駅までの経路を決
定するのに必要な経路決定情報と、管理装置記憶手段に
記憶された全路線についての路線情報と、に基づいて出
発駅から目的駅までの経路を決定するとともに決定した
経路情報を管理装置印刷手段に印刷させて排紙手段で排
紙させる管理装置制御手段を備えている。したがって、
管理装置で所定の経路を確実に決定するとともに、決定
した経路情報を印刷して利用することができる。
【0021】(6) 管理装置と情報を送受信するための携
帯装置送受信手段と、駅毎の識別信号を検出する検出手
段と、記録材を排紙可能に収容する収容排紙手段と、該
検出手段による駅毎の識別信号の検出に応じて、該収容
排紙手段から記録材を排紙させる携帯装置制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0022】この構成においては、携帯装置は、管理装
置の排紙手段から排紙された記録材を収容排紙手段に排
紙可能に収容して、駅毎の識別信号を検出する検出手段
による駅毎の識別信号の検出に応じて収容排紙手段から
記録材を排紙させる携帯装置制御手段を備えている。し
たがって、収容排紙手段に経路情報を印刷した記録材を
収容しておくと、検出手段の駅毎の識別信号の検出に応
じて、利用者に情報を提供できるので、降車する駅や移
動経路などの情報を予め憶えておく必要もなく、印刷物
やメモを格納した場所を忘れる心配もなく、降車後直ち
に正しい方向へ移動できる。
【0023】(7) 前記携帯装置を複数管理可能であるこ
とを特徴とする。
【0024】この構成においては、乗換ナビゲーション
システム用管理装置は、携帯装置を複数管理することが
可能である。したがって、複数の携帯装置を一括して管
理できるので、管理の手間が簡略化される。
【0025】(8) 前記入力手段は、経路を決定するため
の操作手段と、乗車券から情報を読み出す乗車券読取手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0026】この構成においては、利用者が経路を決定
するための操作手段と、乗車券から情報を読み出す乗車
券読取手段と、によって乗換ナビゲーションシステム用
管理装置の入力手段は構成される。したがって、入力す
べき情報に応じて適切な入力操作が可能になるととも
に、乗車券読取手段から情報を読み取るので、入力を簡
略化することができる。
【0027】(9) 前記管理装置記憶手段は、全路線につ
いての路線情報として、全路線における各駅毎の識別情
報と、各駅構内の設備に関する案内情報と、駅間の経路
に関する経路情報と、を記憶したことを特徴とする。
【0028】この構成においては、全路線についての路
線情報として、全路線における各駅毎の識別情報、各駅
構内の設備に関する案内情報、及び駅間の経路に関する
経路情報を管理装置記憶手段は記憶している。したがっ
て、出発駅から目的駅に到達するために必要な情報が記
憶されているので、確実に所望の経路を決定することが
できる。
【0029】(10)前記管理装置記憶手段は、全路線につ
いての路線情報として運賃情報を記憶したことを特徴と
する。
【0030】この構成においては、全路線についての路
線情報として運賃情報を管理装置記憶手段は記憶してい
る。したがって、経路の決定のみならず料金の考慮も可
能になる。
【0031】(11)前記管理装置制御手段は、目的駅まで
の路線情報として、決定した目的駅までの各駅毎の識別
情報と、各駅構内の設備に関する案内情報と、駅間の経
路に関する経路情報と、を送受信手段で送信させること
を特徴とする。
【0032】この構成においては、目的駅までの路線情
報として、決定した目的駅までの各駅毎の識別情報と、
各駅構内の設備に関する案内情報と、駅間の経路に関す
る経路情報と、を管理装置制御手段は送受信手段に送信
させる。したがって、携帯装置は、上記の情報を受信し
て、利用者に確実に所望の経路情報を提示することがで
きる。
【0033】(12)前記管理装置制御手段は、使用後の前
記携帯装置から送信される使用後情報に基づいて、目的
駅まで到達したか否かを判定することを特徴とする。
【0034】この構成においては、使用後の携帯装置か
ら送信される使用後情報に基づいて、管理装置制御手段
は利用者が目的駅まで到達したか否かを判定する。した
がって、確実に目的駅に到達したことを確認することが
できる。
【0035】(13)前記携帯装置を取り出し可能に拘持す
る装着部を備えたことを特徴とする。
【0036】この構成においては、管理装置は、携帯装
置を取り出し可能に拘持する装着部を備えている。した
がって、管理装置において、携帯装置を装着部に装着し
て確実に管理することができる。
【0037】(14)前記管理装置制御部は、目的駅の情報
を記憶した前記携帯装置が前記装着部に装着されると、
前記印刷手段に乗車券または出札券を発券させることを
特徴とする。
【0038】この構成においては、目的駅の情報を記憶
した前記携帯装置を利用者が装着部に装着すると、管理
装置制御部は印刷手段によって乗車券または出札券を発
券する。したがって、管理装置は、携帯装置の装着によ
って乗車券または駅構内からの出札券を発券するので、
利用者によって携帯装置が確実に返却されることにな
り、携帯装置の紛失などを抑制することができる。
【0039】(15)前記管理装置印刷手段は、出発駅から
目的駅までの経路情報を目的駅から出発駅の順に記録材
に印刷することを特徴とする。
【0040】この構成においては、出発駅から目的駅ま
での経路情報を目的駅から出発駅の順に、管理装置印刷
手段は記録材に印刷する。したがって、携帯装置に記録
材を収容して利用する際に、容易に情報を確認すること
ができる。
【0041】(16)前記提示手段は、画面上に前記各情報
を消去可能に表示する画像表示手段、及び記録材に前記
各情報を記録する携帯装置印刷手段の少なくとも一方で
あることを特徴とする。
【0042】この構成においては、画面上に前記各情報
を消去可能に表示する画像表示手段、及び記録材に前記
各情報を記録する携帯装置印刷手段の少なくとも一方が
提示手段として携帯装置に設けられている。したがっ
て、利用者に対して案内情報を適切に提示することがで
きる。また、両方の手段を備えることによって、必要に
応じて情報提示の仕方を変更することができる。
【0043】(17)前記携帯装置制御手段は、降車駅に列
車が到着する所定時間前に携帯装置印刷手段に降車駅に
関する情報の印刷を完了させることを特徴とする。
【0044】この構成においては、降車駅に列車が到着
する所定時間前に携帯装置制御手段は、携帯装置印刷手
段に降車駅に関する情報の印刷を完了させる。したがっ
て、印刷に要する時間も見越した上で印刷出力を実施さ
せるので、印刷量が多い場合も、印刷中に降車駅に到着
するような事態を防止することができ、降車前に所定の
情報を提示することができる。
【0045】(18)前記検出手段が前記携帯装置記憶手段
に記憶された経路情報に含まれる駅の識別情報以外の駅
の識別信号を検出すると、警報を発する報知手段を備え
たことを特徴とする。
【0046】この構成においては、警報手段は検出手段
が前記携帯装置記憶手段に記憶された経路情報に含まれ
る駅の識別情報以外の駅の識別信号を検出すると警報を
発する。したがって、乗り違えの際に目的駅までの経路
を外れたことを迅速かつ確実に報知することができる。
【0047】(19)所定の時間を計時する計時手段を備え
ているとともに、前記携帯装置制御手段は、該計時手段
の計時結果と、各駅の識別信号を検出したタイミング
と、を比較して経路情報を提示手段に提示させることを
特徴とする。
【0048】この構成においては、携帯装置制御手段は
所定の時間を計時する計時手段の計時結果と、各駅の識
別信号を検出したタイミングと、を比較して経路情報を
提示手段に提示させる。したがって、利用者が乗車した
列車の駅への接近状況に応じた経路情報の提示のタイミ
ングを、より確実なものとすることができる。
【0049】(20)前記収容排紙手段は、前記排紙手段か
ら排紙された記録材を排紙された順に収容することを特
徴とする。
【0050】この構成においては、収容排紙手段は、管
理装置の排紙手段から排紙された記録材を排紙された順
に収容する。したがって、管理装置印刷手段により出発
駅から目的駅までの経路情報を、目的駅から出発駅の順
に印刷された記録材を収容して、容易に情報を確認する
ことができる。
【0051】(21)駅毎の識別信号を検出するステップ
と、記憶手段に記憶されている所定の経路に含まれる該
識別信号に対応する各駅の識別情報及び各駅構内を移動
するための設備に関する案内情報を読み出すステップ
と、読み出した情報を提示手段に提示するステップと、
を乗換ナビゲーションシステム用携帯装置に実行させる
ことを特徴とする。
【0052】この構成においては、コンピュータ読み取
り可能な記録媒体には、駅毎の識別信号を検出するステ
ップと、記憶手段に記憶されている所定の経路に含まれ
る該識別信号に対応する各駅の識別情報及び各駅構内を
移動するための設備に関する案内情報を読み出すステッ
プと、読み出した情報を提示手段に提示するステップ
と、が乗換ナビゲーションシステムの携帯装置で実行で
きるプログラムが記録されている。したがって、利用者
に携帯装置によって、所定の経路における駅の案内情報
を提示することができ、利用者は駅の案内情報に基づい
て移動することができる。
【0053】(22)検出した駅の識別信号が降車駅か否か
を判定するステップと、降車駅の識別信号を検出すると
提示手段に降車駅に関する各情報を提示させるステップ
と、を乗換ナビゲーションシステム用携帯装置に実行さ
せることを特徴とする。
【0054】この構成においては、コンピュータ読み取
り可能な記録媒体には、検出した駅の識別信号が降車駅
か否かを判定するステップと、降車駅の識別信号を検出
すると提示手段に降車駅に関する各情報を提示させるス
テップと、が乗換ナビゲーションシステムの携帯装置で
実行できるプログラムが記録されている。したがって、
利用者に携帯装置によって、降車駅であることを提示し
て、降車駅の案内情報を提示することができ、利用者は
降車駅の案内情報に基づいて行動することができる。
【0055】(23)検出した駅の識別信号が所定の路線に
含まれているか否かを判定するステップと、該識別信号
に対応する駅が所定の経路に含まれていない場合に報知
手段に警報を発令させるステップと、を乗換ナビゲーシ
ョンシステム用携帯装置に実行させることを特徴とす
る。
【0056】この構成においては、コンピュータ読み取
り可能な記録媒体には、検出した駅の識別信号が所定の
経路に含まれているか否かを判定するステップと、該識
別信号に対応する駅が所定の経路に含まれていない場合
に報知手段に警報を発令させるステップと、が乗換ナビ
ゲーションシステムの携帯装置で実行できるプログラム
が記録されている。したがって、利用者に携帯装置によ
って、検出した駅の識別信号が所定の経路に含まれてい
ないと、報知手段で警報を発して報知することができ、
利用者は所定の経路を間違えたことを認識できる。
【0057】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕本発明の第1実
施形態に係る乗換ナビゲーションシステムは、駅または
列車内に設けられた駅毎の識別信号を発信する複数の発
信手段と、システムの利用者が持ち運び可能で、出発駅
から目的駅までの路線情報を提供する携帯装置と、携帯
装置を管理するための管理装置と、によって構成され
る。図1は、本発明の第1実施形態に係る乗換ナビゲー
ションシステムの構成を示すブロック図である。
【0058】乗換ナビゲーションシステムの発信手段と
しては、所定の路線における駅1に、駅の識別信号を発
信する発信手段である識別信号発信部2が設けられてい
る。また、所定の路線を走行する列車3には、発信手段
が設置されていない駅に接近すると識別信号を発信する
発信手段である識別信号発信部4が設けてある。列車4
に設けた発信手段は、駅1の発信手段からの識別信号が
弱い場合などに駅1の識別信号を受信して増幅するよう
にしてもよい。さらに、駅毎の識別信号の発信手段を駅
には設けずに、列車内のみに設けて各駅に接近すると、
駅毎の識別信号を発信するようにしてもよい。
【0059】なお、図示していないが、所定の路線には
複数の駅があり、それぞれ駅毎の識別信号を発信する発
信手段である識別信号発信部2が設けられている。ま
た、所定の路線には複数の列車が走行しており、各列車
には発信手段である識別信号発信部4が設けてある。
【0060】乗換ナビゲーションシステムの携帯装置1
1は、駅や列車内の発信手段から発信された識別信号を
検出する検出手段である識別信号検出部12、駅の識別
情報や駅構内の案内情報を記憶する携帯装置記憶手段で
ある携帯装置記憶部13、管理装置31と情報データの
送受信を行う携帯装置送受信手段である携帯装置データ
送受信部14、駅の識別情報や駅構内の設備などの案内
情報を表示して利用者に提供する画像表示手段である携
帯装置表示部15、駅の識別情報や駅構内の設備などの
案内情報を印刷して利用者に提供する携帯装置印刷手段
である携帯装置印刷部16、携帯装置11の利用者に警
報などを発する報知手段である報知部17、携帯装置表
示部15の表示データを切り換える時などに操作を行う
入力部23、及び携帯装置11の各部を制御する携帯装
置制御手段である携帯装置制御部18を備えている。
【0061】識別信号検出部12は、個々の駅から得ら
れる駅の識別信号を検出するためのものである。
【0062】携帯装置記憶部13は、管理装置31の管
理装置データ送受信部32から送信された情報データを
記憶するものである。出発駅から目的駅までの経路にお
ける各駅毎の識別信号に対応する駅名などの駅識別情
報、個々の駅に関する乗換や降車のため情報などの案内
情報、駅間の経路に関する経路情報及び運賃情報などを
路線情報として記憶している。
【0063】データ送受信部14は、管理装置31と携
帯装置11との間で、上記のような情報データを送受信
するためのものである。
【0064】携帯装置表示部15は、液晶ディスプレイ
やプラズマディスプレイなどの薄型の表示装置を備えて
おり、経路情報などを表示して、利用者に提示する。
【0065】携帯装置印刷部16は、乗換情報などを用
紙などの記録媒体に印刷するためのものであり、携帯装
置表示部15と同様、情報を利用者に対して提示する。
【0066】ここで、携帯装置表示部15及び携帯装置
印刷部16は、双方とも情報を提示するための提示手段
である。提示手段として、携帯装置表示部15または携
帯装置印刷部16のいずれか一方を設けることで、利用
者に乗換情報などのデータを提示できる。しかし、両方
設けることにより、状況に応じて情報データの表示を使
い分けることが可能になる。したがって、携帯装置11
には携帯装置表示部15及び携帯装置印刷部16の両方
を設けることが好ましい。
【0067】報知部17は、携帯装置11の利用者に対
して、携帯装置表示部15または携帯装置印刷部16に
新しい情報を提示していることを報知したり、経路を間
違えた場合などに警報を発して報知するためのものであ
る。具体的には、音声や振動によって報知する装置など
を設ければよいが、特に限定するものではない。
【0068】携帯装置制御部18は、駅判定部19、案
内処理部20、経路逸脱警告部21、計時手段であるタ
イマ22などを備えている。
【0069】駅判定部19は、識別信号検出部12で検
出した駅の識別信号に基づいて、携帯装置記憶部13か
ら駅の識別情報を読み出し、さらに、その駅が出発駅か
ら目的駅までの経路に含まれる駅であるか否か判定す
る。
【0070】案内処理部20は、駅判定部19によって
判定された駅の案内情報を携帯装置記憶部13から読み
出し、携帯装置表示部15で表示したり携帯装置印刷部
16で印刷させたりするものである。
【0071】経路逸脱警告部21は、利用者があらかじ
め設定している出発駅から目的駅までの経路より逸脱し
ていると駅判定部19で判定されると、選択した所定の
経路から逸脱している旨を報知部17によって警告する
ために信号を送るためのものである。
【0072】計時手段であるタイマ22は、ある駅の識
別信号を検出してから次の駅の識別信号を検出するまで
の時間や、列車に乗車、降車してからの時間などを計時
するためのものである。タイマ22が計時した時間の情
報は、携帯装置制御部18による降車駅の判定や案内情
報の表示などの参考情報として利用される。
【0073】携帯装置制御部18は、管理装置31から
送信された出発駅と目的駅との情報及び選択された経路
の情報から、識別信号検出部12による駅毎の識別信号
の検出に応じて、携帯装置記憶部13から駅識別情報と
案内情報とを読み出し、これを携帯装置表示部15に表
示させたり携帯装置印刷部16に印刷させたりすること
によって、利用者に対して情報提示を行う。
【0074】そのため、利用者は、列車内で使用してい
る携帯装置11から、降車する駅に到着する所定時間前
に、降車後の移動経路の案内を得ることになる。携帯装
置制御部18による情報提示のタイミングとしては、利
用者が降車後にすぐに正しい場所へ移動できるように、
予め提示された情報を理解できる程度の時間を有するよ
うなタイミングであることが好ましい。つまり、降車す
る間際に必要な情報が提示されると、利用者が情報を理
解する時間がないため、降車後に直ちに目的地に向かっ
て行動することができず、列車内で情報を提示する意味
が無くなってしまう。
【0075】そこで、制御部18は、識別信号検出部1
2による識別信号の検出に応じて降車駅の接近を判定し
て、携帯装置表示部15や携帯装置印刷部16に情報を
提示させるようにする。
【0076】このようにすることにより、利用者の降車
駅を予め制御部18が判別し、各駅の接近時に得られる
識別信号に基づいて、降車駅の接近を判定し、列車の進
行状況に応じて利用者に情報を提示させることができ
る。その結果、必要な情報を表示させるために、毎回利
用者が指定するような手間が省ける。また、利用者が複
数の印刷物やメモを取り違えて混乱するよう問題も回避
することができる。さらに、利用者は、降車前に降車後
の移動経路などの情報を確認できるので、降車後に直ち
に目的地のある正しい方向へ移動することができる。
【0077】ここで、乗車中に利用者は携帯装置11を
常に目視しているわけではなく、ポケットやカバンなど
の中に入れて持ち運んでいる場合もある。このような場
合、降車前に予め情報を提示していても、利用者がその
情報を確認しなければ意味をなさない。そこで、報知部
17によって注意を喚起するための警報を発するように
携帯装置制御部18にて制御する。この場合の警報は音
声でもよいが、乗車中であれば、振動によって報知する
ことが好ましい。
【0078】また、報知部17、識別信号検出部12に
より検出された駅の識別信号が、所定の路線に含まれて
いないと携帯装置制御部18の駅判定部19によって判
定されると、経路逸脱警告部21は報知部17によって
警報を発して、経路を間違えたことを利用者に報知す
る。これによって、乗換間違いなどで所望の経路を外れ
たことを、迅速かつ確実に報知することができる。な
お、報知部17による警報の発令は、上記の各例に限定
されるものではなく、緊急または確実に利用者に情報を
伝達しないといけない状況において、警報を発するよう
にすることが好ましい。
【0079】さらに、携帯装置制御部18は、タイマ2
2の計時結果と各駅毎の識別信号を検出したタイミング
とを比較して、経路情報の提示を制御するので、利用者
に対する情報の提示のタイミングをより確実なものとす
ることができる。
【0080】特に、情報の提示手段として携帯装置印刷
部16を用いる場合、用紙などの記録材に情報を印刷す
る時間を考慮する必要がある。そのため、タイマ22か
ら得られる計時結果に基づいて制御部18によって印刷
部16での印刷が制御されれば、印刷に要する時間も見
越した上で降車駅に到着する所定時間前に、印刷出力を
完了させることができる。したがって、印刷量が多い場
合も、印刷中に降車駅に到着するような事態を防止する
ことができ、降車時には必ず所定の情報を提示すること
ができ、利用者は、確実に降車前に降車駅の情報を確認
することができる。
【0081】乗換ナビゲーションシステムの管理装置3
1は、携帯装置11と情報を送受信するための管理装置
送受信手段である管理装置データ送受信部32、駅の識
別情報や案内情報などを記憶した管理装置記憶手段であ
る管理装置記憶部33、表示手段である管理装置表示部
34、経路を操作する入力手段である操作部35、乗車
券の情報を読み取る乗車券読取手段である乗車券読取部
36、記録材に所定の情報を印刷する管理装置印刷手段
である管理装置印刷部37、複数の携帯装置11を出し
入れ可能に装着する装着部38、コンピュータネットワ
ークを介して他の管理装置31などに接続可能なネット
ワークインタフェイス(I/F)39、及び管理装置の
各部を制御する管理装置制御部40を有している。
【0082】管理装置データ送受信部32は、管理装置
制御部40によって管理装置記憶部33から読み出され
た経路情報を携帯装置11に送信する。また、携帯装置
11の使用後に、使用後情報を携帯装置11から受信す
る。
【0083】管理装置記憶部33は、少なくとも利用者
が利用する鉄道の全路線における各駅毎の駅識別情報、
個々の駅に関する設備などの駅案内情報、駅間の経路に
関する経路情報、及び運賃情報などを記憶している。こ
れらの路線情報は、管理装置制御部40によって適宜読
み出されるようになっている。
【0084】管理装置表示部34は、操作部35による
操作の過程や、携帯装置11が装着部38から取り出し
可能になった旨などを表示する。
【0085】操作部35は、利用者が出発駅から目的駅
までの経路を決定して、携帯装置11を使用可能にする
ために、管理装置31を操作するためのものである。
【0086】乗車券読取部36は、管理装置制御部40
での最適な経路の決定に利用するために利用者の有する
乗車券情報を読み取るものである。
【0087】このように操作部35と乗車券読取部36
とで入力手段が構成されているので、入力すべき情報に
応じて適切な入力操作が可能になる。
【0088】管理装置印刷部37は、携帯装置11の使
用後に利用者によって装着部38に返却(装着)された
際に、乗車券または出札券を印刷するものである。
【0089】装着部38は、複数の携帯装置11を管理
するために、携帯装置11を出し入れ可能に装着するも
のである。
【0090】ネットワークインタフェイス39は、コン
ピュータネットワークを介して他の管理装置31などに
接続するためのものである。
【0091】管理装置31は、携帯装置11を着脱可能
に装備した状態で、各駅に設置されている。そして利用
者が管理装置31へ乗車券を投入することによって携帯
装置11が貸与されるとともに、目的駅に到達した時点
で目的駅の管理装置に返却されるようなシステム構成に
なっている。返却に際しては、携帯装置が返却されるこ
とによって乗車券または駅構内からの出札券が管理装置
31から発券されるようになっている。
【0092】このように携帯装置11は、乗車券の投入
によって貸与され、目的駅で返却可能であるため、利用
者が個人個人で携帯装置11を所有しなくても、必要な
ときに利用することが可能になる。
【0093】また、管理装置31は、携帯装置11の返
却によって乗車券または駅構内からの出札券を発券する
ので、利用者によって携帯装置11が確実に返却される
ことになり、携帯装置11の紛失などを抑制することが
できる。
【0094】次に、管理装置31の具体的構成について
図2、図3を用いて説明する。図2は、管理装置31の
操作パネルを示す図である。図3は、携帯装置と装着部
39の装着状態を示す側面図及びA−A断面図である。
【0095】図2に示すように、管理装置31の操作パ
ネル41は、管理装置表示部34、操作部35、及び個
々の携帯装置11を出し入れ自在に装着することのでき
る装着部38を有している。この装着部38は、複数の
携帯装置11を管理できるように複数の開口部を有して
いる。なお、図2において、斜線で示している装着部3
8の開口部には、携帯装置11は装着されていないこと
を表す。
【0096】この装着部38は、図3に示すように、携
帯装置11が出入れ可能に装着できる所定の大きさの開
口部を有している。また、装着部38の開口部と反対側
の端面42には、制御部40からの許可がない限り携帯
装置11を取り出せないように拘持するロック部43
と、携帯装置11に備えられているデータ送受信部14
に対向した位置に設けられた管理装置31のデータ送受
信部32と、装着部38に携帯装置11が確実に装着さ
れているか否かを確認するセンサ部45と、が設けられ
ている。
【0097】ロック部43・データ送受信部32・セン
サ部45の構成については、特に限定されるものではな
い。本実施形態では、ロック部43は、装着された携帯
装置11の側面を2箇所で拘持する構成となっている。
ロック部43は、ロック部43から出入れ自在に設けら
れている突出部が、携帯装置側に設けられている穴部4
4に挿入されて拘持されるような構成になっている。
【0098】また、センサ部45は、装着部38の端面
42に出入れ自在に設けられている突出部を有する接触
式センサを備えている。そして、携帯装置11が開口部
に挿入されて完全に装着されると、突出部が押し込まれ
て携帯装置11の装着を確認できる構成になっている。
【0099】データ送受信部32の構成は、特に限定す
るものではないが、例えば光学的にデータを送受信する
非接触式のデータ送受信装置や、装着した状態でデータ
を送受信するコネクタなどの接触式のデータ送受信装置
を用いることができる。
【0100】携帯装置11の形状も特に限定されるもの
ではなく、携帯に便利で、かつ管理装置31に容易に装
着が可能な形状となっていればよい。本実施形態では、
長方形の平板形状であり、一方の表面に携帯装置表示部
15と携帯装置入力部23とを兼用する薄型のタッチパ
ネル式表示装置が設けられる。
【0101】また、携帯装置11を装着部38に装着し
た際に管理装置データ送受信部32に対向する側面46
には、携帯装置データ送受信部14、携帯装置印刷部1
6、及び携帯装置印刷部16で印刷された用紙を排紙す
るための用紙排出部50などが設けられている。
【0102】携帯装置11の側面46と反対側の側面4
7は、携帯装置11が管理装置31に装着された状態
で、利用者が容易に目視することができる面である。よ
って、ここに携帯装置11に関する情報や管理番号など
を記載するようにしてもよい。この側面47の近傍に
は、本実施の形態では、印刷用の用紙を巻き取って収納
している用紙収容部48が設けられている。
【0103】さらに、携帯装置11を、長手方向に直交
する方向に沿った断面から見ると、図3に示すように、
中央部には上面に並行に用紙収容部48から携帯装置印
刷部16に用紙を送るための用紙搬送路49が設けてあ
る。用紙搬送路49の上部には、携帯装置制御部18、
識別信号検出部12などが配置されている。また、用紙
搬送路49の下部には、携帯装置11の各部を駆動する
ための電池や電池の充電部などが配置されている。
【0104】ここで、携帯装置11に備えられている携
帯装置印刷部16の構成としては、携帯型の装置に対し
て使用可能な小型のものであればその構成は特に限定さ
れるものではない。例えば、感熱記録紙に印刷するよう
な従来から携帯型の印刷装置などが好適である。
【0105】次に、本発明の実施形態に係る乗換ナビゲ
ーションシステムの使用方法について説明する。本発明
に係る乗換ナビゲーションシステムの使用は、携帯装置
11の利用者への貸し出し、貸し出された後の利用者に
よる携帯装置11の使用、及び利用者の使用後の携帯装
置11の返却との3段階に分けることができる。
【0106】まず、携帯装置11の貸し出しについて、
図4を用いて説明する。図4は、携帯装置11の貸出し
時の処理を示すフローチャートである。
【0107】乗換ナビゲーションシステムの利用者は、
管理装置31の乗車券読取部36に券売機などで購入し
た乗車券を投入すると、管理装置制御部40は乗車券の
情報を読み取る(s1)。次に、管理装置制御部40
は、乗車券に目的駅の情報が書き込まれているか否かを
確認する(s2)。乗車券に目的駅の情報が無く、運賃
情報が書き込まれている場合は、読み取った乗車券の出
発駅と運賃との情報に基づいて行先駅の候補を、管理装
置表示部34に表示する(s3)。また、乗車券に出発
駅と目的駅の情報が入力されている場合は、制御部40
は管理装置表示部34に出発駅と目的駅とを表示し、次
にs11のステップを実施する。
【0108】利用者は管理装置表示部34の表示から所
望の目的駅を選択して、操作部35から入力する(s
4)。管理装置制御部40は、操作部35から入力され
た目的駅の選択に問題ないか否かを判定する(s5)。
問題があると判定された場合は、駅の担当者を呼び出し
て(s6)、s4のステップを実行する。
【0109】一方、問題がなければ、管理装置制御部4
0は管理装置表示部34に行先駅の周辺の地図、または
建物などのリストを表示する(s7)。利用者は、この
表示の中から目的地を選択する(s8)。このとき、目
的地の選択に問題ないか否かを判定する(s9)。問題
があると判定された場合は、駅の担当者を呼び出して
(s10)、s8のステップに戻る。
【0110】s9のステップにおいて選択に問題がなけ
れば、制御部34は、操作部35から入力された目的駅
から乗車経路と降車駅とを決定し(s11)、乗車経路
及び降車駅に関する設備などの案内情報データを管理装
置31の記憶部33から抽出し(s12)、データ送受
信部32を介して、携帯装置11に転送する(s1
3)。その後、装着部38に拘持されている携帯装置1
1のロック部43のロックを解除し、利用者に携帯装置
を貸し出したことを確認する(s14)。
【0111】次に携帯装置11の使用時について、図5
を用いて説明する。図5は携帯装置11を使用時の処理
を示すフローチャートである。まず、携帯装置制御部1
8は、タイマ22の印刷部16による印刷開始時刻を初
期化する(s21)。次に、印刷開始時刻に到達したか
否かを判定する(s22)。携帯装置制御部18は到達
したと判定すると、報知部17によって印刷開始を報知
し(s23)、携帯装置11の携帯装置記憶部13から
適宜案内情報などを読み出して、印刷処理を実施する
(s24)。
【0112】一方、携帯装置制御部18が開始時間に到
達していないと判定すると、識別信号検出部12で駅識
別信号を受信する(s25)。この際に、携帯装置制御
部18は駅識別信号を受信したか否かを判定し(s2
6)、受信していなければs22のステップを行う。
【0113】駅識別信号を受信をした場合には、決定さ
れた経路中の駅の識別信号であるか否かを確認する(s
27)。そして、駅の識別信号が決定した経路を逸脱し
ているか否かを判定し(s28)、経路逸脱であると判
定されれば、報知部17で警告を発し、また携帯装置表
示部15に経路を逸脱している旨を表示して(s2
9)、待機状態に入る(s30)。その後携帯装置の入
力部23からの入力によって待機状態が解除されれば、
s25のステップを行う。
【0114】また、s28のステップで携帯装置制御部
18が経路を逸脱していないと判定すると、降車駅まで
の所要時間を更新し(s31)、降車駅に接近したか否
かを判定する(s32)。携帯装置制御部18が降車駅
に到達していないと判定すると、s22のステップを行
う。
【0115】携帯装置制御部18は降車駅に到達したと
判定すれば、降車駅に到達した旨を携帯装置表示部15
で表示し、かつ報知部17で報知する(s33)。そし
て、この降車駅が目的駅であるか否かを判定する(s3
4)。
【0116】目的駅であれば、携帯装置11の使用を終
了するが、行先駅ではなく、この降車駅が乗換駅の場合
には、s22のステップを行う。
【0117】次に、使用後の携帯装置11の返却につい
て、図6を用いて説明する。図6は、携帯装置11の返
却時の処理を示すフローチャートである。
【0118】まず、利用者が携帯装置11を装着部38
に挿入して携帯装置11を装着すると、管理装置31の
管理装置制御部40は、携帯装置11が完全に装着され
たことをセンサ部45で検出した上で、携帯装置11を
ロック部43で拘持する(s41)。
【0119】次に、制御部40は、携帯装置11の携帯
装置データ送受信部14を介して、携帯装置記憶部13
に記憶された目的駅についてのデータを読み出す(s4
2)。そして、読み込んだデータから、目的駅の情報を
確認して(s43)、利用者は目的駅に設置された管理
装置31に携帯装置11を返却したか否かを確認する
(s44)。
【0120】利用者が目的駅と異なる駅に設置された管
理装置31に携帯装置11を返却した場合は、携帯装置
11の使用を中止するために経路の途中の駅で管理装置
31に返却するのか否かを確認する(s48)。
【0121】利用者が携帯装置11の使用を中止する場
合は、目的駅までの乗車券を発券する。また、利用者が
携帯装置11の使用を中止するのでは無い場合は、駅の
担当者を呼び出す(s49)。
【0122】一方、利用者が目的駅に設置された管理装
置31に携帯装置11を返却した場合は、出札券を発券
する(s45)。その後、管理装置制御部40は返却さ
れた携帯装置11の状態を確認する(s46)。そし
て、管理装置制御部40は携帯装置11に対してメンテ
ナンスが必要か否かを判定する。
【0123】携帯装置11にメンテナンスを行う必要が
ある場合には、管理装置制御部40は担当者を呼び出す
(s49)。また、メンテナンスが不要の場合には、返
却操作の処理を終了する。
【0124】このように管理装置31は、使用後の携帯
装置11から使用後の情報データを読み込み、これに基
づいて、所定の目的地駅まで到達したか否かを判定する
ようになっている。そのため、利用者は確実に目的駅に
到達したことを確認することができる。
【0125】なお、携帯装置11が管理装置31に返却
された際に、携帯装置11から目的地名の情報を読みだ
して、管理装置31の管理装置印刷部37から、目的駅
から目的地までの地図や交通機関などの情報を用紙に印
刷して提供するようにすると、利用者は管理装置11を
返却後に容易に目的地に到達することができる。
【0126】〔第2実施形態〕乗換ナビゲーションシス
テムにおける携帯装置11は、携帯性を重視して小型化
・軽量化されていることが好ましい。ここで、第1実施
形態では、路線情報や駅の設備などの案内情報のデータ
ベースやデータベースの検索手段などを管理装置31と
して分けることで携帯装置11を小型化・軽量化してい
る。しかしながら、第2実施形態では、さらに小型化・
軽量化を図り、消費電力を低減させるために、携帯装置
11が印刷部を備えない構成となっており、図7を用い
て第2実施形態を説明する。図7は、本発明の第2実施
形態に係る乗換ナビゲーションシステムの構成を示すブ
ロック図である。なお、第1実施形態と同じ部位は、同
じ符号を付けて説明する。
【0127】本発明の第2実施形態に係る乗換ナビゲー
ションシステムにおいては、第1実施形態と同様に、駅
または列車内に設けられた駅毎の識別信号を発信する複
数の発信手段と、システムの利用者が持ち運び可能で、
出発駅から目的駅までの路線情報を提供する携帯装置
と、携帯装置を管理するための管理装置と、によって構
成される。
【0128】乗換ナビゲーションシステムの発信手段と
しては、所定の路線における駅1に、駅の識別信号を発
信する発信手段である識別信号発信部2が設けられてい
る。また、所定の路線を走行する列車3には、発信手段
が設置されていない駅に接近すると識別信号を発信する
発信手段である識別信号発信部4が設けてある。上記各
装置は第1実施形態と同様の機能を有するため、詳細な
説明は省略する。
【0129】乗換ナビゲーションシステムの携帯装置1
1は、駅や列車内の発信手段から発信された識別信号を
検出する検出手段である識別信号検出部12、駅の識別
情報や駅構内の案内情報を記憶する携帯装置記憶手段で
ある携帯装置記憶部13、管理装置31と情報データの
送受信を行う携帯装置送受信手段である携帯装置データ
送受信部14、駅の識別情報や駅構内の設備などの案内
情報を表示して利用者に提供する画像表示手段である携
帯装置表示部15、管理装置31によって駅の識別情報
や駅構内の設備などの案内情報が印刷された記録材を排
紙可能に収容する収容排紙手段である用紙収容部48及
び用紙排出部50、携帯装置11の利用者に警報などを
発する報知手段である報知部17、携帯装置表示部15
の表示データを切り換える時などに操作を行う入力部2
3、及び携帯装置11の各部を制御する携帯装置制御手
段である携帯装置制御部18を備えている。用紙収容部
48及び用紙排出部50以外の各部は第1実施形態と同
様の機能を持つため、詳細の説明は省略する。
【0130】乗換ナビゲーションシステムの管理装置3
1は、携帯装置11と情報を送受信するための管理装置
送受信手段である管理装置データ送受信部32、駅の識
別情報や案内情報などを記憶した管理装置記憶手段であ
る管理装置記憶部33、表示手段である管理装置表示部
34、経路を操作する入力手段である操作部35、乗車
券の情報を読み取る乗車券読取手段である乗車券読取部
36、記録材に所定の情報を印刷する管理装置印刷手段
である印刷部と記録材を排紙する排紙手段である排紙部
とを備えた管理装置印刷排紙部30、複数の携帯装置1
1を出し入れ可能に装着する装着部38、コンピュータ
ネットワークを介して他の管理装置31などに接続可能
なネットワークインタフェイス(I/F)39、及び管
理装置の各部を制御する管理装置制御部40を有してい
る。管理装置印刷排紙部30以外の各部は第1実施形態
と同様の機能を持つため、詳細な説明は省略する。
【0131】次に乗換ナビゲーションシステムの管理装
置の管理装置印刷排紙部30と、携帯装置の用紙収容部
48及び用紙排出部50と、の具体的な構成を説明す
る。図8は、管理装置31における装着部38に携帯装
置11を装着した際の断面図である。
【0132】第2実施形態の管理装置31においては、
図2に示した第1実施形態の管理装置31の操作パネル
41と同様の構成を有している。そして、携帯装置11
が印刷部を備えない構成であるので、図8に示すよう
に、管理装置31の装着部38において携帯装置11が
当接する面42の近傍に管理装置印刷排紙部37を設け
ておく。そして、携帯装置11を利用者が使用する際
に、装着部38に携帯装置11が装着された状態で、必
要な乗換情報などの経路情報を予め管理装置31側で印
刷する。そして、印刷した記録材は、管理装置印刷排紙
部30の排紙部から排紙して、携帯装置11の用紙排出
部50から用紙搬送路49に送り込み、用紙収容部48
で所定の巻き取り機構などによって巻き取って収容す
る。管理装置印刷部37で出発駅から目的駅までの情報
の印刷を完了すると、図外の用紙切断部で切断する。
【0133】利用者は、経路情報が印刷された記録材を
収容した携帯装置11装着部38から取り出して使用す
る。
【0134】したがって、携帯装置11が備えている用
紙収容部48、用紙搬送路49、用紙排出部50は、管
理装置31から排紙された記録材を再排紙可能に収容す
る収容排紙手段として機能し、識別信号検出部12によ
る駅毎の識別信号の検出に応じて、携帯装置制御部18
が用紙排出部50から記録材を適宜排紙させる制御を実
施するようになっている。
【0135】また、携帯装置11に収容する記録材に、
出発駅から目的駅までの経路における各駅の情報や駅の
案内情報を印刷する際は、出発駅から目的駅までの経路
に沿って情報が提供できるように印刷が行われる。すな
わち、管理装置印刷部37では、目的駅から出発駅の順
番に経路情報の印刷を行う。そして、携帯装置11は、
排紙された記録材をそのまま巻き上げて用紙収容部に収
容するようになっている。
【0136】上記構成においては、利用者の要求に応じ
て、用紙収容部から、予め情報が印刷された用紙を順次
出力することになる。また、この場合、残っている用紙
は、携帯装置11が管理装置31に族合・装着された時
点で一旦排紙するようになっている。このように携帯装
置11から印刷部を除いた構成とすれば、より装置を小
型化・軽量化することができる。
【0137】なお、上記の携帯装置11の構成におい
て、用紙収容部48に収容した用紙などの記録材を管理
装置表示部15の位置で記録材に印刷された内容を確認
できるようにし、また用紙排出部50から排紙せずに、
使用済み用紙収容部を設けて記録材を巻き取るようにす
る。これによって、利用者は用紙排出部50から排紙さ
れた使用済みの記録材の処理に迷うことなく、経路情報
を活用できる。また、記録材によって提供された経路情
報を活用できるので、携帯装置表示部15を設けずに、
携帯装置11をさらに小型、軽量にすることができる。
【0138】本発明の実施形態に係る乗換ナビゲーショ
ンシステムは、駅毎の識別信号を検出し、これに応じ
て、携帯装置11の携帯装置記憶部13に記憶されてい
る所定の経路に含まれる識別信号に対応する各駅の識別
情報、及び各駅構内での移動を支援するための設備など
の案内情報を読み出して、携帯装置表示部15や携帯装
置印刷部16によって、これら情報を提示させる処理を
携帯装置11に実行させるためのプログラムにより実現
される。このプログラムは、コンピュータで読取可能な
記録媒体に格納して、必要に応じて管理装置31に設け
たコンピュータで読取を実行して、プログラムを携帯装
置11に転送して携帯装置11で実行する。
【0139】例えば、図5のフローチャートに示した、
駅毎の識別信号を検出するステップと、携帯装置記憶手
段に記憶されている所定の経路に含まれる該識別信号に
対応する各駅の識別情報及び各駅構内を移動するための
設備に関する案内情報を読み出すステップと、読み出し
た情報を提示手段に提示するステップと、を実行させる
ためのプログラムを記録媒体に格納する。
【0140】また、検出した駅の識別信号が降車駅か否
かを判定するステップと、降車駅の識別信号を検出する
と提示手段に降車駅に関する各情報を提示させるステッ
プと、を実行させるためのプログラムを記録媒体に格納
する。
【0141】さらに、検出した駅の識別信号が所定の路
線に含まれているか否かを判定するステップと、該識別
信号に対応する駅が所定の経路に含まれていない場合に
報知手段に警報を発令させるステップと、を実行させる
ためのプログラムを記録媒体に格納する。
【0142】本発明では、上記携帯装置制御部18によ
り処理が行われる図外のメモリやROMのそのものがプ
ログラム記録媒体であってもよいし、また、図示してい
ないが、プログラムを読み取る外部記憶装置が設けら
れ、そこに記憶媒体を挿入することで読取可能なプログ
ラム記録媒体であってもよい。
【0143】このプログラム記録媒体としては、本体と
分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープ/カ
セットテープなどのテープ類;フロッピーディスク/ハ
ードディスクなどの磁気ディスク類;CD−ROM/M
O/MD/DVDなどの光ディスク類;ICカード/光
カードなどのカード類;マスクROM/EPROM/E
EPROM/フラッシュROMなどによる半導体メモリ
を含めた固定的にプログラムを担持する媒体であっても
よい。
【0144】また、本発明においては、管理装置31は
ネットワークI/Fを備えており、インターネットを含
む通信ネットワークと接続可能な構成になっている。よ
って、通信ネットワークからプログラムを読み込んで、
これをさらに携帯装置11に書き込むような、流動的に
プログラムを担持するような媒体であってもよい。
【0145】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0146】(1) 管理装置と携帯装置と発信手段とによ
って乗換ナビゲーションシステムが構成され、管理装置
は、利用者が入力手段で入力した出発駅から目的駅まで
の経路を決定するのに必要な経路決定情報と、管理装置
記憶手段に記憶された全路線についての路線情報と、に
基づいて出発駅から目的駅までの経路を決定するととも
に決定した経路情報を携帯装置と情報を送受信するため
の管理装置送受信手段で携帯装置に送信させる管理装置
制御手段を備えている。また、携帯装置は、携帯装置送
受信手段で受信した管理装置送受信手段から送信された
経路情報を携帯装置記憶手段で記憶し、検出手段で検出
した発信手段から発信された駅毎の識別信号に応じて携
帯装置記憶手段から経路情報を読み出して提示手段に提
示させる携帯装置制御手段を備えているため、駅毎の識
別信号の検出に応じて提示手段に各情報が提示されるの
で、必要な情報をいちいち指定するような手間が省ける
上に、複数の印刷物やメモを取り違えて利用者が混乱す
るよう問題も回避することができる。また、携帯装置に
は、列車に乗車した際などに利用するのに必要最低限の
構成のみを残し、他の機能は管理装置が有するので、携
帯装置をより小型化できるとともに、管理装置における
情報データの更新を容易に実施できる。
【0147】(2) 管理装置は、利用者が入力手段で入力
した出発駅から目的駅までの経路を決定するのに必要な
経路決定情報と、管理装置記憶手段に記憶された全路線
についての路線情報と、に基づいて出発駅から目的駅ま
での経路を決定するとともに、決定した経路情報を携帯
装置と、情報を送受信するための管理装置送受信手段
と、で携帯装置に送信させる管理装置制御手段を備えて
いるので、管理装置で所定の経路を確実に決定すること
ができる。また、決定した経路情報を確実に携帯装置に
送信させることができる。
【0148】(3) 携帯装置は、携帯装置送受信手段で受
信した管理装置から送信された経路情報を携帯装置記憶
手段で記憶し、検出手段が検出した駅毎の識別信号に応
じて、携帯装置記憶手段から経路情報を読み出して該提
示手段に提示させる携帯装置制御手段を備えているの
で、携帯装置を用いて駅の識別情報に応じた経路情報を
利用者に提供するので、降車する駅や移動経路などの情
報を予め憶えておく必要もなく、印刷物やメモを格納し
た場所を忘れる心配もなく、降車後直ちに正しい方向へ
移動できる。
【0149】(4) 管理装置と携帯装置と発信手段とによ
って乗換ナビゲーションシステムが構成され、管理装置
は、利用者が入力手段で入力した出発駅から目的駅まで
の経路を決定するのに必要な経路決定情報と、管理装置
記憶手段に記憶された全路線についての路線情報と、に
基づいて出発駅から目的駅までの経路を決定するととも
に決定した経路情報を管理装置印刷手段に印刷させて排
紙手段で排紙させる管理装置制御手段を備えている。ま
た、携帯装置は、管理装置の排紙手段から排紙された記
録材を収容排紙手段に排紙可能に収容して、駅毎の識別
信号を検出する検出手段による駅毎の識別信号の検出に
応じて収容排紙手段から記録材を適宜排紙させる携帯装
置制御手段を備えているため、管理装置で必要な情報を
予め印刷しておき、これを携帯装置に収容させて、その
後携帯装置で適宜排紙するようにするので、記録材によ
って詳細な案内を可能にしたまま、携帯装置から印刷手
段を省いてさらなる小型化を可能にする。また、印刷さ
れている記録材を排紙するだけであるので、情報の提示
に要する時間を短縮することができる。
【0150】(5) 管理装置は、利用者が入力手段で入力
した出発駅から目的駅までの経路を決定するのに必要な
経路決定情報と、管理装置記憶手段に記憶された全路線
についての路線情報と、に基づいて出発駅から目的駅ま
での経路を決定するとともに決定した経路情報を管理装
置印刷手段に印刷させて排紙手段で排紙させる管理装置
制御手段を備えているので、管理装置で所定の経路を確
実に決定するとともに、決定した経路情報を印刷して利
用することができる。
【0151】(6) 携帯装置は、管理装置の排紙手段から
排紙された記録材を収容排紙手段に排紙可能に収容し
て、駅毎の識別信号を検出する検出手段による駅毎の識
別信号の検出に応じて収容排紙手段から記録材を排紙さ
せる携帯装置制御手段を備えているので、収容排紙手段
に経路情報を印刷した記録材を収容しておくと、検出手
段の駅毎の識別信号の検出に応じて、利用者に情報を提
供できるので、降車する駅や移動経路などの情報を予め
憶えておく必要もなく、印刷物やメモを格納した場所を
忘れる心配もなく、降車後直ちに正しい方向へ移動でき
る。
【0152】(7) 乗換ナビゲーションシステム用管理装
置は、携帯装置を複数管理することが可能であるため、
複数の携帯装置を一括して管理できるので、管理の手間
が簡略化できる。
【0153】(8) 利用者が経路を決定するための操作手
段と、乗車券から情報を読み出す乗車券読取手段と、に
よって乗換ナビゲーションシステム用管理装置の入力手
段を構成することにより、入力すべき情報に応じて適切
な入力操作が可能になり、乗車券読取手段から情報を読
み取るので、入力を簡略化することができる。
【0154】(9) 全路線についての路線情報として、全
路線における各駅毎の識別情報、各駅構内の設備に関す
る案内情報、及び駅間の経路に関する経路情報を管理装
置記憶手段は記憶しているので、出発駅から目的駅に到
達するために必要な情報が記憶されているので、確実に
所望の経路を決定することができる。
【0155】(10)全路線についての路線情報として運賃
情報を管理装置記憶手段は記憶することにより、経路の
決定のみならず料金について考慮することができる。
【0156】(11)目的駅までの路線情報として、決定し
た目的駅までの各駅毎の識別情報と、各駅構内の設備に
関する案内情報と、駅間の経路に関する経路情報と、を
管理装置制御手段は送受信手段に送信させるため、携帯
装置は、上記の情報を受信して、利用者に確実に所望の
経路情報を提示することができる。
【0157】(12)使用後の携帯装置から送信される使用
後情報に基づいて、管理装置制御手段は利用者が目的駅
まで到達したか否かを判定するので、確実に目的駅に到
達したことを確認することができる。
【0158】(13)管理装置は、携帯装置を取り出し可能
に拘持する装着部を備えているので、携帯装置を管理装
置の装着部に装着して確実に管理することができる。
【0159】(14)目的駅の情報を記憶した前記携帯装置
を利用者が装着部に装着すると、管理装置制御部は印刷
手段によって乗車券または出札券を発券することによ
り、管理装置は、携帯装置の装着によって乗車券または
駅構内からの出札券を発券するので、利用者によって携
帯装置が確実に返却されることになり、携帯装置の紛失
などを抑制することができる。
【0160】(15)出発駅から目的駅までの経路情報を目
的駅から出発駅の順に、管理装置印刷手段は記録材に印
刷するので、携帯装置に記録材を収容して利用する際
に、容易に情報を確認することができる。
【0161】(16)画面上に前記各情報を消去可能に表示
する画像表示手段、及び記録材に前記各情報を記録する
携帯装置印刷手段の少なくとも一方を提示手段として携
帯装置に設けることによって、利用者に対して案内情報
を適切に提示することができる。また、両方の手段を備
えることによって、必要に応じて情報提示の仕方を変更
することができる。
【0162】(17)降車駅に列車が到着する所定時間前に
携帯装置制御手段は、携帯装置印刷手段に降車駅に関す
る情報の印刷を完了させるので、印刷に要する時間も見
越した上で印刷出力を実施させるので、印刷量が多い場
合も、印刷中に降車駅に到着するような事態を防止する
ことができ、降車前に所定の情報を提示することができ
る。
【0163】(18)警報手段は検出手段が前記携帯装置記
憶手段に記憶された経路情報に含まれる駅の識別情報以
外の駅の識別信号を検出すると警報を発するため、乗り
違えなどで目的駅までの経路を外れたことを迅速かつ確
実に報知できる。
【0164】(19)携帯装置制御手段は所定の時間を計時
する計時手段の計時結果と、各駅の識別信号を検出した
タイミングと、を比較して経路情報を提示手段に提示さ
せるので、利用者が乗車した列車の駅への接近状況に応
じた経路情報の提示のタイミングを、より確実なものと
することができる。
【0165】(20)収容排紙手段は、管理装置の排紙手段
から排紙された記録材を排紙された順に収容するため管
理装置印刷手段により出発駅から目的駅までの経路情報
を、目的駅から出発駅の順に印刷された記録材を収容し
て、容易に情報を確認することができる。
【0166】(21)コンピュータ読み取り可能な記録媒体
には、駅毎の識別信号を検出するステップと、記憶手段
に記憶されている所定の経路に含まれる該識別信号に対
応する各駅の識別情報及び各駅構内を移動するための設
備に関する案内情報を読み出すステップと、読み出した
情報を提示手段に提示するステップと、が乗換ナビゲー
ションシステムの携帯装置で実行できるプログラムが記
録されているので、利用者に携帯装置によって、所定の
経路における駅の案内情報を提示することができ、利用
者は駅の案内情報に基づいて移動することができる。
【0167】(22)コンピュータ読み取り可能な記録媒体
には、検出した駅の識別信号が降車駅か否かを判定する
ステップと、降車駅の識別信号を検出すると提示手段に
降車駅に関する各情報を提示させるステップと、が乗換
ナビゲーションシステムの携帯装置で実行できるプログ
ラムが記録されているため、利用者に携帯装置によっ
て、降車駅であることを提示して、降車駅の案内情報を
提示することができ、利用者は降車駅の案内情報に基づ
いて行動することができる。
【0168】(23)コンピュータ読み取り可能な記録媒体
には、検出した駅の識別信号が所定の経路に含まれてい
るか否かを判定するステップと、該識別信号に対応する
駅が所定の経路に含まれていない場合に報知手段に警報
を発令させるステップと、が乗換ナビゲーションシステ
ムの携帯装置で実行できるプログラムが記録されている
ので、利用者に携帯装置によって、検出した駅の識別信
号が所定の経路に含まれていないと、報知手段で警報を
発して報知することができ、利用者は所定の経路を間違
えたことを認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る乗換ナビゲーショ
ンシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】管理装置の操作パネルを示す図である。
【図3】携帯装置と管理装置の装着部の装着状態を示す
側面図及びA−A断面図である。
【図4】携帯装置の貸出し時の処理を示すフローチャー
トである。
【図5】携帯装置を使用時の処理を示すフローチャート
である。
【図6】携帯装置の返却時の処理を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る乗換ナビゲーショ
ンシステムの構成を示すブロック図である。
【図8】管理装置の装着部に携帯装置を装着した際の断
面図である。
【符号の説明】
2−識別信号発信部 11−携帯装置 12−識別信号検出部 13−携帯装置記憶部 15−携帯装置表示部 31−管理装置 40−管理装置制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA07 AB13 AC06 AC08 AC18 5B049 AA01 AA02 BB32 CC02 DD01 EE00 FF04 GG03 GG06 5H161 AA01 GG04 GG11 GG22 5H180 AA21 BB02 BB08 BB12 BB13 BB15 EE05 EE10 FF25 FF27 FF33 9A001 BZ03 JJ77

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯装置と情報を送受信するための管理
    装置送受信手段と、出発駅から目的駅までの経路を決定
    するのに必要な経路決定情報を入力する入力手段と、全
    路線についての路線情報を記憶する管理装置記憶手段
    と、記録材上に情報を印刷する管理装置印刷手段と、該
    管理装置記憶手段から読み出した路線情報及び該入力手
    段から入力された経路決定情報に基づいて出発駅から目
    的駅までの経路を決定するとともに決定した経路情報を
    携帯装置に送信させる管理装置制御手段と、を備えた管
    理装置と、 該管理装置と情報を送受信するための携帯装置送受信手
    段と、駅毎の識別信号を検出する検出手段と、該管理装
    置から送信された経路情報を記憶する携帯装置記憶手段
    と、該携帯装置記憶手段に記憶された経路情報を提示す
    る提示手段と、該検出手段が検出した駅毎の識別信号に
    応じて該携帯装置記憶手段から経路情報を読み出して該
    提示手段に提示させる携帯装置制御手段と、を備えた携
    帯装置と、 駅毎の識別信号を発信する発信手段と、を備えたことを
    特徴とする乗換ナビゲーションシステム。
  2. 【請求項2】 携帯装置と情報を送受信するための管理
    装置送受信手段と、出発駅から目的駅までの経路を決定
    するのに必要な経路決定情報を入力する入力手段と、全
    路線についての路線情報を記憶する管理装置記憶手段
    と、記録材上に情報を印刷する管理装置印刷手段と、該
    管理装置記憶手段から読み出した路線情報及び該入力手
    段から入力された経路決定情報に基づいて出発駅から目
    的駅までの経路を決定するとともに決定した経路情報を
    携帯装置に送信させる管理装置制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とする乗換ナビゲーションシステム用管理装
    置。
  3. 【請求項3】 管理装置と情報を送受信するための携帯
    装置送受信手段と、駅毎の識別信号を検出する検出手段
    と、該管理装置から送信された経路情報を記憶する携帯
    装置記憶手段と、該携帯装置記憶手段に記憶された経路
    情報を提示する提示手段と、該検出手段が検出した駅毎
    の識別信号に応じて該携帯装置記憶手段から経路情報を
    読み出して該提示手段に提示させる携帯装置制御手段
    と、を備えたことを特徴とする乗換ナビゲーションシス
    テム用携帯装置。
  4. 【請求項4】 携帯装置と情報を送受信するための管理
    装置送受信手段と、出発駅から目的駅までの経路を決定
    するのに必要な経路決定情報を入力する入力手段と、全
    路線についての路線情報を記憶する管理装置記憶手段
    と、記録材上に路線情報を印刷する管理装置印刷手段
    と、該記録材を排紙する排紙手段と、該管理装置記憶手
    段から読み出した路線情報及び該入力手段から入力され
    た経路決定情報に基づいて出発駅から目的駅までの経路
    を決定するとともに決定した路線情報を該管理装置印刷
    手段に印刷させる管理装置制御手段と、を備えた管理装
    置と、 該管理装置と情報を送受信するための携帯装置送受信手
    段と、駅毎の識別信号を検出する検出手段と、該排紙手
    段から排紙された記録材を排紙可能に収容する収容排紙
    手段と、該検出手段による駅毎の識別信号の検出に応じ
    て該収容排紙手段から記録材を適宜排紙させる携帯装置
    制御手段と、を備えた携帯装置と、 駅毎の識別信号を発信する発信手段と、を備えたことを
    特徴とする乗換ナビゲーションシステム。
  5. 【請求項5】 携帯装置と情報を送受信するための管理
    装置送受信手段と、出発駅から目的駅までの経路を決定
    するのに必要な経路決定情報を入力する入力手段と、全
    路線についての路線情報を記憶する管理装置記憶手段
    と、記録材上に路線情報を印刷する管理装置印刷手段
    と、該記録材を排紙する排紙手段と、該管理装置憶手段
    から読み出した路線情報及び該入力手段から入力された
    経路決定情報に基づいて出発駅から目的駅までの経路を
    決定するとともに決定した路線情報を該管理装置印刷手
    段に印刷させる管理装置制御手段と、を備えたことを特
    徴とする乗換ナビゲーションシステム用管理装置。
  6. 【請求項6】 管理装置と情報を送受信するための携帯
    装置送受信手段と、駅毎の識別信号を検出する検出手段
    と、記録材を排紙可能に収容する収容排紙手段と、該検
    出手段による駅毎の識別信号の検出に応じて、該収容排
    紙手段から記録材を排紙させる携帯装置制御手段と、を
    備えたことを特徴とする乗換ナビゲーションシステム用
    携帯装置。
  7. 【請求項7】 前記携帯装置を複数管理可能であること
    を特徴とする請求項2または5に記載の乗換ナビゲーシ
    ョンシステム用管理装置。
  8. 【請求項8】 前記入力手段は、経路を決定するための
    操作手段と、乗車券から情報を読み出す乗車券読取手段
    と、を備えたことを特徴とする請求項2、5、7のいず
    れかに記載の乗換ナビゲーションシステム用管理装置。
  9. 【請求項9】 前記管理装置記憶手段は、全路線につい
    ての路線情報として、全路線における各駅毎の識別情報
    と、各駅構内の設備に関する案内情報と、駅間の経路に
    関する経路情報と、を記憶したことを特徴とする請求項
    2、5、7、8のいずれかに記載の乗換ナビゲーション
    システム用管理装置。
  10. 【請求項10】 前記管理装置記憶手段は、全路線につ
    いての路線情報として運賃情報を記憶したことを特徴と
    する請求項2、5、7乃至9のいずれかに記載の乗換ナ
    ビゲーションシステム用管理装置。
  11. 【請求項11】 前記管理装置制御手段は、目的駅まで
    の路線情報として、決定した目的駅までの各駅毎の識別
    情報と、各駅構内の設備に関する案内情報と、駅間の経
    路に関する経路情報と、を送受信手段で送信させること
    を特徴とする請求項2、5、7乃至10のいずれかに記
    載の乗換ナビゲーションシステム用管理装置。
  12. 【請求項12】 前記管理装置制御手段は、使用後の前
    記携帯装置から送信される使用後情報に基づいて、目的
    駅まで到達したか否かを判定することを特徴とする請求
    項2、5、7乃至11のいずれかに記載の乗換ナビゲー
    ションシステム用管理装置。
  13. 【請求項13】 前記携帯装置を取り出し可能に拘持す
    る装着部を備えたことを特徴とする請求項2、5、7乃
    至12のいずれかに記載の乗換ナビゲーションシステム
    用管理装置。
  14. 【請求項14】 前記管理装置制御部は、目的駅の情報
    を記憶した前記携帯装置が前記装着部に装着されると、
    前記印刷手段に乗車券または出札券を発券させることを
    特徴とする請求項13に記載の乗換ナビゲーションシス
    テム用管理装置。
  15. 【請求項15】 前記管理装置印刷手段は、出発駅から
    目的駅までの経路情報を目的駅から出発駅の順に記録材
    に印刷することを特徴とする請求項5に記載の乗換ナビ
    ゲーションシステム用管理装置。
  16. 【請求項16】 前記提示手段は、画面上に前記各情報
    を消去可能に表示する画像表示手段、及び記録材に前記
    各情報を記録する携帯装置印刷手段の少なくとも一方で
    あることを特徴とする請求項3に記載の乗換ナビゲーシ
    ョンシステム用携帯装置。
  17. 【請求項17】 前記携帯装置制御手段は、降車駅に列
    車が到着する所定時間前に携帯装置印刷手段に降車駅に
    関する情報の印刷を完了させることを特徴とする請求項
    16に記載の乗換ナビゲーションシステム用携帯装置。
  18. 【請求項18】 前記検出手段が前記携帯装置記憶手段
    に記憶された経路情報に含まれる駅の識別情報以外の駅
    の識別信号を検出すると、警報を発する報知手段を備え
    たことを特徴とする請求項3または6に記載の乗換ナビ
    ゲーションシステム用携帯装置。
  19. 【請求項19】 所定の時間を計時する計時手段を備え
    ているとともに、前記携帯装置制御手段は、該計時手段
    の計時結果と、各駅の識別信号を検出したタイミング
    と、を比較して経路情報を提示手段に提示させることを
    特徴とする請求項3または5に記載の乗換ナビゲーショ
    ンシステム用携帯装置。
  20. 【請求項20】 前記収容排紙手段は、前記排紙手段か
    ら排紙された記録材を排紙された順に収容することを特
    徴とする請求項6に記載の乗換ナビゲーションシステム
    用携帯装置。
  21. 【請求項21】 駅毎の識別信号を検出するステップ
    と、記憶手段に記憶されている所定の経路に含まれる該
    識別信号に対応する各駅の識別情報及び各駅構内を移動
    するための設備に関する案内情報を読み出すステップ
    と、読み出した情報を提示手段に提示するステップと、
    を乗換ナビゲーションシステム用携帯装置に実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  22. 【請求項22】 検出した駅の識別信号が降車駅か否か
    を判定するステップと、降車駅の識別信号を検出すると
    提示手段に降車駅に関する各情報を提示させるステップ
    と、を乗換ナビゲーションシステム用携帯装置に実行さ
    せるためのプログラムを記録した請求項21に記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 検出した駅の識別信号が所定の路線に
    含まれているか否かを判定するステップと、該識別信号
    に対応する駅が所定の経路に含まれていない場合に報知
    手段に警報を発令させるステップと、を乗換ナビゲーシ
    ョンシステム用携帯装置に実行させるためのプログラム
    を記録した請求項21または22に記載のコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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JP2004165991A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Ntt Infranet Co Ltd サイバービジョンシステム及び設備情報管理サーバ並びに設備情報管理プログラム
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