JP2001191501A - 印刷用スクリーンのクリーニング方法と装置、および拭き取り材のバックアップ部材 - Google Patents
印刷用スクリーンのクリーニング方法と装置、および拭き取り材のバックアップ部材Info
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Abstract
スト供給孔内に残留している印刷ペーストを十分に安定
して除去できるようにする。 【解決手段】 スクリーン4の下面に拭き取り材5をバ
ックアップ部材6にてバックアップして摺擦させなが
ら、この摺擦方向とほぼ直交する方向の吸引領域7の吸
引口8を通じて拭き取り材5を介し吸引するのに併せ、
バックアップ部材6の前記吸引領域7に平行な溝9によ
り拭き取り部材5のバックアップを部分的に解除した状
態でクリーニングすることにより、または、前記摺擦さ
せる方向に並設された複数の吸引口により連続して吸引
しながらクリーニングすることにより、上記の目的を達
成する。
Description
のクリーニング方法と装置、および拭き取り材のバック
アップ部材に関するものであり、例えば、配線パターン
を持った回路基板上にクリーム半田や絶縁ペーストなど
の印刷ペーストを印刷して電子部品の仮装着や実装に供
し、電子回路基板を製造するような場合に利用される。
な電子回路基板の製造上、回路基板にクリーム半田や絶
縁ペーストを印刷するのに好適であるが、電子回路基板
における配線密度や部品の実装密度が高まるなか、印刷
ペーストの印刷パターンも微小化し、印刷量の少しの不
足でも部品の装着不良や絶縁不良を招いたり、印刷量の
少しの過剰や印刷位置の少しの位置ずれでも配線パター
ンどうしの短絡や過剰絶縁の原因になったりするので、
高精度な印刷が要求される。
ンで形成される印刷ペースト供給孔も印刷パターンに従
って微小化し、印刷ペーストの版離れが悪くなる一方で
あり、図12(a)(b)に示すように印刷用スクリー
ンaの印刷ペースト供給孔k内に付着して残りやすい
し、長孔パターンの端部などに詰まりやすい。場合によ
っては印刷ペースト供給孔全体に詰まることもある。こ
のように印刷ペースト供給孔kに残留し、詰まる印刷ペ
ーストmは、印刷用スクリーンaの下面に回り込んで付
着する。これらの印刷ペーストmは次の印刷時に所定の
印刷パターンから滲み出したり、所定のパターン以外の
部分に印刷されたりして上記のような問題が解消し切れ
ない原因になっている。
クリーニング装置を先に提案し、印刷に供した後の印刷
用スクリーンaを下面からクリーニングするクリーニン
グヘッドbを設けている。クリーニングヘッドbは供給
部cから繰り出され巻取り部dに巻き取られるシート状
の拭き取り材eと、この拭き取り材eの途中を下方から
バックアップして印刷用スクリーンaに押し付け、クリ
ーニングヘッドbの移動により印刷用スクリーンaに摺
擦させるバックアップ部材fとを備えている。バックア
ップ部材fのバックアップ面には前記摺擦させる方向に
直交する吸引領域hに吸引口jが設けられている。
取り材eを印刷用スクリーンaに摺擦させることによる
拭き取りに加え、図12(c)に示すような吸引口jを
通じ拭き取り材eを介した吸引により残留している印刷
ペーストmを拭き取り材eの側に吸引し付着させること
とで、印刷用スクリーンaのクリーニング効果を高める
ことができ、上記のような問題解消に有効である。
の提案の技術を実用しているが、既述したような印刷不
良の解消になお不安がある。本発明者等はこれにつきさ
らに検討を重ね改良を試みている。上記先の提案では図
12(c)に示すようにバックアップ部材fの吸引領域
hが印刷用スクリーンaの印刷ペースト供給孔kの下を
通り過ぎて、印刷ペースト供給孔kに残留し詰っていた
印刷ペーストmを吸引して拭き取り材eの側に一旦付着
させて吸引口jに引き込まれたポケット部nに収容して
保持させても、図12(d)に示すようにバックアップ
部材fによる拭き取り材eの摺擦部分が印刷ペースト供
給孔kを過ぎて印刷用スクリーンaの平面に対向する位
置関係になってから、印刷用スクリーンaの下面におけ
るバックアップ部材fおよび拭き取り材eが図12
(e)に示すように通り過ぎて行く部分に、前記ポケッ
ト部nに一旦は収容し保持された印刷ペーストmが、点
々と残って付着する事態が生じる。
対する付着力よりも、メタル製の印刷用スクリーンaに
対するそれは極く小さく、拭き取り材eに一旦付着し、
保持された印刷ペーストmは印刷用スクリーンaの側に
対し滑りながら持ち運ばれるはずであるが、印刷ペース
トmと印刷用スクリーンaとの間の摩擦はゼロでなく、
印刷ペーストmが拭き取り材eと印刷用スクリーンaと
の間で擦り合わされるときに印刷用スクリーンaとの間
の摩擦により拭き取り材eとの間で徐々に後方に移行
し、終には拭き取り材eから外れて印刷用スクリーンa
の下面に置き去られ付着したまま残ることがあり問題と
なる。
ーンaの印刷ペースト供給孔k内に残ることもある。こ
れは、拭き取り材eが吸引口jへの引き込みによって作
るポケットnの容量が印刷ペースト供給孔kに残留し、
あるいは詰っていた印刷ペーストmを収容し切れない大
きさで一部を印刷ペースト供給孔k内に残してしまうこ
とが原因していると思われる。
に付着し、印刷ペースト供給孔内に残留している印刷ペ
ーストを十分に安定して除去できる印刷用スクリーンの
クリーニング方法と装置、および拭き取り材のバックア
ップ部材を提供することにある。
めに、本発明の印刷用スクリーンのクリーニング方法
は、所定のパターンの印刷ペースト供給部を通じて被印
刷体上に印刷ペーストを供給する印刷用スクリーンの下
面に、シート状の拭き取り材をバックアップ部材にてバ
ックアップして摺擦させることにより、その下面に付着
している印刷ペーストを拭き取りながら、前記摺擦させ
る方向とほぼ直交する方向の吸引領域に設けられた吸引
口を通じて拭き取り材を介し吸引することにより、印刷
用スクリーンの下面に付着し、また印刷ペースト供給部
に残留している印刷ペーストを拭き取り材の側に吸引し
て付着保持させ印刷用スクリーンをクリーニングするの
に、バックアップ部材の前記吸引領域に平行な溝により
拭き取り部材のバックアップを部分的に解除した状態で
印刷用スクリーンに摺擦させることによりクリーニング
することを1つの特徴としている。
下面に、拭き取り材をバックアップ部材にてバックアッ
プして摺擦させることにより拭き取り、かつ、前記摺擦
させる方向とほぼ直交する方向の吸引領域に設けられた
吸引口を通じて拭き取り材を介し吸引することにより、
印刷用スクリーンの下面に付着し、また印刷ペースト供
給部に残留している印刷ペーストを拭き取り材の側に吸
引して付着保持させる、上記先の提案の場合同様に印刷
用スクリーンをクリーニングするのに加え、拭き取り材
におけるバックアップ部材の前記吸引領域に平行な溝に
より部分的にバックアップを解除されている部分が、印
刷用スクリーンの下面に付着した印刷ペーストと対向し
たとき、前記バックアップ解除部における前記溝の摺擦
させる方向での後側の開口縁に支持された拭き取り材の
部分が前記印刷ペーストの掻き取りエッジとして働い
て、前記印刷用スクリーンの下面に付着した印刷ペース
トを掻き取りながら、バックアップ解除部分が前記溝内
に退避してポケットをなしながら掻き取った印刷ペース
トを収容し保持していくので、拭き取り材が印刷用スク
リーンから除去し担持する印刷ペースト量が増加しクリ
ーニング効果をさらに高めることができる。
ーニングが吸引領域によるクリーニングに先行する状態
では、バックアップ解除部でのクリーニングにより印刷
ペーストを除去できた分だけ、吸引領域によるクリーニ
ングで吸引口に拭き取り材を引き込んで形成するポケッ
トに収容すべき印刷ペースト量を少なくして、印刷ペー
スト供給部に残留し、詰った印刷ペーストを吸引して収
容できる量を多くしてクリーニング効果を高められる相
乗効果を発揮する。また、前記バックアップ解除部での
クリーニングが吸引領域によるクリーニングに後行する
状態では、先行する吸引領域によるクリーニング部で吸
引口に拭き取り材を引き込んで形成するポケットに収容
し保持した印刷ペーストが、印刷用スクリーンの下面に
置き去られて残るのを、バックアップ解除部分でのクリ
ーニングにより掻き取り除去して吸引によるクリーニン
グを補助する相乗効果を発揮してクリーニング効果を高
めることができる。
一方だけ行っても有効であるが、双方のクリーニングを
併用することによりクリーニング効果は倍加する。ま
た、吸引によるクリーニング部やバックアップ解除部分
によるクリーニング部を摺擦方向に必要回数繰り返して
設けたり、必要に応じて同じクリーニング部が複数並ぶ
ように設けたりして対応することができるし、2種のク
リーニング部の配列が摺擦方向において中心を境に対称
であると、正逆どの方向での摺擦によっても同じクリー
ニング効果が得られ、往復摺擦してクリーニングを行う
ような場合に有利である。
ターンの印刷ペースト供給部を通じて被印刷体上に印刷
ペーストを供給する印刷用スクリーンのクリーニング装
置であって、印刷用スクリーンの下面に拭き取り材をバ
ックアップ部材によりバックアップして摺擦させなが
ら、このバックアップを行うバックアップ面の前記摺擦
する方向とほぼ直交する方向の吸引領域に設けられた吸
引口を通じて拭き取り材を介し吸引するクリーニングヘ
ッドを備え、バックアップ部材のバックアップ面に前記
吸引領域に平行で拭き取り材のバックアップを部分的に
解除する溝を設けたクリーニング装置によって実現する
ことができる。
ングヘッド上で印刷用スクリーンに押し付け、また押し
付けを解除するための昇降手段と、クリーニングヘッド
を印刷用スクリーンの側方の待機位置から印刷用スクリ
ーンの下に出入りさせるとともに、印刷用スクリーン下
を往復移動させる移動手段とを備えたものであると、ク
リーニングヘッドを待機位置にしてスクリーン印刷装置
において印刷用スクリーンによる印刷ペーストの被印刷
体への印刷を邪魔しないようにしながら、印刷が1回行
われる都度、あるいは所定回数行われる都度、あるいは
必要の都度、印刷用スクリーン下を移動してクリーニン
グを行い次の印刷に備えることを繰り返し、高精度な印
刷が長期に安定して行われることを保証することができ
る。
し供給する供給部と、拭き取り材を巻き取る巻取り部と
を備えていることにより、1回のクリーニングが終了す
る都度、拭き取り材を供給部から繰り出して供給するの
に併せ巻取り部で巻き取ることにより、毎回のクリーニ
ングを新しい拭き取り材にて行うことができ、前記の特
徴あるクリーニング機能を安定に保つことができる。
る方向に直交する方向に列をなして設けられていると、
総開口面積により必要な総吸引空気量を確保しながら、
1つ1つの吸引口を小さくすることにより吸引力を大き
くして吸引効率を高め上記吸引によるクリーニング機能
を向上することができる。
バックアップして印刷用スクリーンに摺擦させるバック
アップ面と、このバックアップ面において吸引口を持っ
て前記摺擦の方向とほぼ直交する方向に設けられた吸引
領域、およびこの吸引領域に平行な溝を備えたバックア
ップ部材が用いられる。
をバックアップして印刷用スクリーンに摺擦させるバッ
クアップ面と、このバックアップ面において吸引口を持
って前記摺擦の方向とほぼ直交する方向に設けられた吸
引領域、およびこの吸引領域の一方側に設けられた、前
記吸引領域に平行な1本ないしは複数本の溝を備えたこ
とを特徴とするバックアップ部材、拭き取り材をバック
アップして印刷用スクリーンに摺擦させるバックアップ
面と、このバックアップ面において吸引口を持って前記
摺擦の方向とほぼ直交する方向に設けられた吸引領域、
およびこの吸引領域の両側にそれぞれ設けられた、前記
吸引領域に平行な1本ないしは複数本の溝を備えたこと
を特徴とするバックアップ部材、拭き取り材をバックア
ップして印刷用スクリーンに摺擦させるバックアップ面
と、このバックアップ面において吸引口を持って前記摺
擦の方向とほぼ直交する方向に設けられた2つの吸引領
域、およびこれら2つの吸引領域が並ぶ部分の両側にそ
れぞれ設けられた、前記吸引領域に平行な1本ないしは
複数本の溝を備えたことを特徴とするバックアップ部
材、拭き取り材をバックアップして印刷用スクリーンに
摺擦させるバックアップ面と、このバックアップ面にお
いて吸引口を持って前記摺擦の方向とほぼ直交する方向
に設けられた2つの吸引領域、およびこれら2つの吸引
領域が並ぶ部分の両側と、に隣接してそれぞれ設けられ
た位置と、それら2つの吸引領域の間とにそれぞれ設け
られた、前記吸引領域に平行な1本ないしは複数本の溝
を備えたことを特徴とするバックアップ部材、があり、
いずれも、吸引口が、前記摺擦させる方向に直交する方
向に列をなして設けられているのが上記吸引効率の面で
好適である。
方法は、所定のパターンの印刷ペースト供給部を通じて
被印刷体上に印刷ペーストを供給する印刷用スクリーン
の下面に、拭き取り材をバックアップ部材にてバックア
ップして摺擦させることにより、その下面に付着してい
る印刷ペーストを拭き取りながら、バックアップ部材に
設けられた吸引口を通じて拭き取り材を介し吸引するこ
とにより、印刷用スクリーンの下面に付着し、また印刷
ペースト供給部に残留している印刷ペーストを拭き取り
材の側に吸引して付着保持させ印刷用スクリーンをクリ
ーニングする印刷用スクリーンのクリーニング方法にお
いて、前記摺擦させる方向に並設された吸引口により連
続して吸引しながらクリーニングすることを今1つの特
徴としている。
下面に、拭き取り材をバックアップ部材にてバックアッ
プして摺擦させることにより拭き取り、かつ、前記摺擦
させる方向とほぼ直交する方向に設けられた吸引口を通
じて拭き取り材を介し吸引することにより、印刷用スク
リーンの下面に付着し、また印刷ペースト供給部に残留
している印刷ペーストを拭き取り材の側に吸引して付着
保持させる、上記先の提案の場合同様な印刷用スクリー
ンのクリーニングにおいて、前記吸引が複数の吸引口に
よって繰り返し連続して行って繰返し分だけ多くの量の
残留印刷ペーストを吸引しながら各吸引口に拭き取り材
が入りこんで作る複数のポケット部にて複数ある分より
多くを収容して担持していくので、クリーニング効果が
向上し、クリーニングのさらなる高速化に対応すること
ができる。
リーニング装置としては、所定のパターンの印刷ペース
ト供給部を通じて被印刷体上に印刷ペーストを供給する
ものであって、印刷スクリーンの下面に拭き取り材をバ
ックアップ部材によりバックアップして摺擦させなが
ら、このバックアップを行うバックアップ面に設けられ
た吸引口を通じて拭き取り材を介し吸引するクリーニン
グヘッドを備え、前記バックアップ面の吸引口は、前記
摺擦させる方向に複数並設されており、前記複数の吸引
口により連続して吸引を行うことを特徴としたもので足
りる。
プ面において、吸引口は摺擦させる方向とほぼ直交する
方向の吸引領域に設けられ、前記吸引領域に平行でかつ
吸口面積が順次に小さくなる複数の吸引口を設けたもの
とすると、複数の吸引口による残留印刷ペーストの吸引
除去および収容が最初は吸口面積の大きな吸引口にて高
い除去率で達成しながら、後続の吸口面積が小さくなる
吸引口にてスペースを大きくとることなく少なくなった
残留印刷ペーストにつき吸引除去および収容、担持して
いき、より高いクリーニング効果を発揮することができ
る。
複数の吸引口が相乗的に働きやすいし、スペースを取ら
ない点で好適である。
右対称に設けられていると、往復摺擦してクリーニング
を行うのに、往摺擦時と復摺擦時とで差のない安定した
クリーニング作用を発揮することができ、吸口面積を順
次小さくする場合では両端の吸引口が大きく内側が小さ
くなるので、吸口面積が上記大小の関係での上記効果的
なクリーニングの後、吸口面積が順次大きくなるクリー
ニングをさらに行うことになるのでクリーニング効果が
より高くなりより安定する。
成する装置に用いる拭き取り材のバックアップ部材に
は、拭き取り材をバックアップして印刷用スクリーンに
摺擦させるバックアップ面と、このバックアップ面にお
いて吸引口を持って前記摺擦の方向とほぼ直交する方向
に設けられた吸引領域であり、前記吸引口はこの吸引領
域に平行かつ前記摺擦方向で並設された複数の吸引口か
らなるものを用いる。
面積が摺擦方向に順次に小さくなる拭き取り材のバック
アップ部材、複数の吸引口が近接して配されている拭き
取り材のバックアップ部材、複数の吸引口が前記摺擦さ
せる方向に左右対称に設けられている拭き取り材のバッ
クアップ部材、がある。
下の詳細な説明および図面の記載によって明らかにな
る。本発明の各特徴は、それ単独で、あるいは種々な組
み合わせで複合して用いることができる。
印刷用スクリーンのクリーニング方法と装置、および拭
き取り材のバックアップ部材につき、図1〜図5を参照
しながらその実施例とともに詳細に説明し、本発明の理
解に供する。
示すように、所定のパターンの印刷ペースト供給部とし
ての孔1を通じて被印刷体である回路基板2上に電子部
品装着用の印刷ペーストとしてのクリーム半田3を供給
する印刷用のスクリーン4の下面に、拭き取り材である
紙製のクリーニングウエブ5をバックアップ部材6にて
バックアップして摺擦させることにより、その下面に付
着しているクリーム半田3を拭き取りながら、前記摺擦
させる方向とほぼ直交する方向の吸引領域7に設けられ
た吸引口8を通じて拭き取り材を介し吸引することによ
り、スクリーン4の下面に付着し、また孔1に残留して
いるクリーム半田3をクリーニングウエブ5の側に吸引
して付着保持させスクリーン4をクリーニングする場合
の一例であり、図5に示すようなスクリーン印刷装置に
適用している。
31上に載置される回路基板2を位置決め機構30によ
り水平面上の所定位置に位置決めして保持し、その後印
刷ステージ31をエアシリンダなどを利用した昇降手段
32により所定位置まで上動されることにより回路基板
2をスクリーン4による印刷位置まで持ち上げスクリー
ン印刷に供する。スクリーン4の上方には1つ、あるい
は向きやサイズ、材質の異なる複数のスキージ33、3
4がエアシリンダ35、36により昇降できるように支
持されており、使用対象となるものが下動されてスクリ
ーン4の上に圧接された後、ねじ軸37の正逆を選択し
た回転駆動により、スキージ33またはスキージ34が
スクリーン4上に向け傾いている側に移動させて、スク
リーン4上に供給しているクリーム半田3をスクリーン
4の上面に押し付けながら進行させ、スクリーン4の各
部に設けられている孔1を通じて回路基板2上に孔1の
パターンの形状通りに供給し、その後スクリーン4の上
動、または回路基板2の下動、あるいは双方によってス
クリーン4を回路基板2から離し、回路基板2上に供給
したクリーム半田3を残すことにより印刷を行う。
4の下面や孔1内にクリーム半田3が図1(a)に示す
ように付着したり長手方向の端部に詰ったりして残留す
ることがあっても、上記のようなクリーニングにより、
スクリーン4の下面に、クリーニングウエブ5をバック
アップ部材6にてバックアップして図1の矢印で示す方
向やその逆方向に摺擦させることにより拭き取り、か
つ、前記摺擦させる方向とほぼ直交する方向の吸引領域
7に設けられた吸引口8を通じてクリーニングウエブ5
を介し吸引することにより、スクリーン4の下面に付着
し、また孔1に残留しているクリーム半田3をクリーニ
ングウエブ5の側に吸引して付着保持させるので、拭き
取りだけによる場合に比してより効果的なクリーニング
ができ、その分回路基板2へのクリーム半田3を印刷す
る精度が向上する。
たところのものに限られることはなく、クリーム半田3
以外の例えば回路基板2とそれに実装する電子部品との
絶縁を図る絶縁ペーストなどを含む各種の印刷ペースト
を、各種の被印刷体にスクリーン4の所定のパターンに
形成された印刷ペースト供給部を通じ供給して印刷し、
上記のようなクリーニングによってもスクリーン4の下
面などにクリーム半田3などの印刷ペーストが残って次
の印刷に悪影響するような各種のスクリーン印刷装置に
適用して有効である。また、印刷ペースト供給部は印刷
ペーストを所定のパターンで被印刷体上に供給できれば
よく、印刷ペーストを所定のパターンで通すものであれ
ばメッシュ部など孔1以外の各種のものを採用すること
ができる。拭き取り材は印刷ペーストの粘着性や引っ掛
かり性の少なくとも一方がスクリーン4の下面よりも高
いなどにより、スクリーン4に対し拭き取り機能を発揮
し、かつ裏面の側からの吸引が表面の側に及ぶ通気性の
ある材料であればよく、紙以外の不織布、織物および編
物など各種のシート材を用いることができる。バックア
ップ部材6は耐久性や加工性などの面から金属製のもの
を採用するが、基本的にはバックアップ機能を発揮でき
ればよく、合成樹脂などの非金属材料を採用することも
できる。
上記効果的なクリーニングに加え、さらに、クリーニン
グウエブ5におけるバックアップ部材6の前記吸引領域
7に平行な溝9により部分的にバックアップを解除され
ているバックアップ解除部5aが、図1(b)に示すよ
うにスクリーン4の下面に付着したクリーム半田3と対
向したとき、前記バックアップ解除部5aにおける前記
溝9の摺擦させる方向での後側の開口縁9aに支持され
たクリーニングウエブ5の部分がクリーム半田3の掻き
取りエッジ5bとして働いて、スクリーン4の下面に付
着したクリーム半田3を掻き取りながら、バックアップ
解除部5aが前記溝9内に退避してポケット11をなし
ながら掻き取ったクリーム半田3を収容し保持していく
ので、クリーニングウエブ5がスクリーン4から除去し
担持するクリーム半田3の量が増加しクリーニング効果
をさらに高めることができる。
クリーニングが吸引領域7によるクリーニングに先行す
る図1(b)(c)の状態では、バックアップ解除部5
aでのクリーニングによりクリーム半田3を除去できた
分だけ、吸引領域7によるクリーニングで吸引口8にク
リーニングウエブ5を引き込んで形成するポケット11
に収容すべきクリーム半田3の量を少なくして、孔1に
残留し、詰ったクリーム半田3を吸引して収容できる量
を多くしてクリーニング効果を高められる相乗効果を発
揮する。
リーニングが図1(d)に示すように吸引領域7による
クリーニングに後行する状態では、先行する吸引領域7
によるクリーニング部で吸引口8にクリーニングウエブ
5を引き込んで形成するポケット11に収容し保持した
クリーム半田3が、図1(e)に示すように印刷用スク
リーン4の下面に置き去られて残るのを、バックアップ
解除部5aでのクリーニングにより図1(d)に示すよ
うに掻き取り除去して吸引によるクリーニングを補助す
る相乗効果を発揮してクリーニング効果を高めることが
できる。
一方だけ行っても有効であるが、双方のクリーニングを
併用することによりクリーニング効果は倍加する。ま
た、吸引領域7によるクリーニング部やバックアップ解
除部5aによるクリーニング部を摺擦方向に必要回数繰
り返して設けたり、必要に応じて同じクリーニング部が
複数並ぶように設けたりして対応することができるし、
2種のクリーニング部の配列が摺擦方向において中心を
境に対称であると、正逆どの方向での摺擦によっても同
じクリーニング効果が得られ、往復摺擦してクリーニン
グ行うような場合に有利である。
めに図5に示すクリーニング装置は、スクリーン4の下
面にクリーニングウエブ5をバックアップ部材6により
バックアップして摺擦させながら、このバックアップを
行うバックアップ面6aの前記摺擦する方向とほぼ直交
する方向の吸引領域7に設けられた吸引口8を通じてク
リーニングウエブ5を介し吸引するクリーニングヘッド
21を備え、クリーニングヘッド21は上記した図2〜
図4に示す各種のバックアップ部材6を選択して取り付
け使用する。
ングヘッド21上の昇降手段22の一例であるエアシリ
ンダ23の上向きとなったピストンロッド23aの先端
に取り付けて昇降させられるように支持し、バックアッ
プ部材6をクリーニングヘッド21上でスクリーン4に
押し付け、また押し付けを解除できるようにする。クリ
ーニングヘッド21は移動手段24によりスクリーン4
の側方の待機位置からスクリーン4の下に出入りさせる
とともに、スクリーン4の下を往復移動させるようにす
る。移動手段24は一例としてクリーニングヘッド21
上に設置したモータ25に直結などして駆動される駆動
ギヤ26とこの駆動ギヤ26が噛み合うラック27とで
構成し、駆動ギヤ26を正逆選択して回転駆動すること
によりクリーニングヘッド21をスクリーン4の側に往
動させ、また、待機位置側に復動させる。正逆駆動のタ
イミングによってはクリーニングヘッド21をスクリー
ン4の下を必要回数往復移動させることもできる。
機位置に待機することにより、スクリーン印刷装置にお
いてスクリーン4によるクリーム半田3の回路基板2へ
の印刷動作を邪魔しない。印刷が1回行われる都度、あ
るいは所定回数行われる都度、あるいは必要の都度、ク
リーニングヘッド21がバックアップ部材6を上動させ
てスクリーン4の下を移動されることにより、前記のよ
うなクリーニングを行い次の印刷に備えることを繰り返
し、高精度な印刷が長期に安定して行われることを保証
する。
取り部42との間で展張されてバックアップ部材6のバ
ックアップ面6aに沿い、バックアップ部材6の上動に
は供給部41からの繰り出しによって対応し、供給部4
1からの繰り出しと巻取り部42での巻取りとによっ
て、バックアップ面6aにバックアップされてクリーニ
ングに供されるクリーニング領域の更新を行う。この更
新はクリーニングウエブ5側に拭き取り付着したクリー
ム半田3のスクリーン4側への再転写を防止する意味
で、クリーニングウエブ5がスクリーン4から離れた状
態で行われるのが好適である。それには、バックアップ
部材6を下動させてそれによるクリーニングウエブ5の
スクリーン4への押し付けを解除するか、スクリーン4
から外れる位置に移動させて行うのが好適である。な
お、バックアップ部材6を下動させてクリーニングウエ
ブ5のスクリーン4への押し当てを解除したときのクリ
ーニングウエブ5の緩みは巻取り部42での巻取りによ
って解消することができる。また、クリーニングウエブ
5のスクリーン4への押し付け解除状態は、クリーニン
グヘッド21がスクリーン4の下をクリーニング作用な
しに移動できることを意味し、スクリーン4との間の接
触を避けて自由に移動させられる。
ーニングウエブ5を供給部41から繰り出して供給する
のに併せ巻取り部42で巻き取ることにより、毎回のク
リーニングを新しいクリーニングウエブ5にて行うこと
ができ、前記したさらに効果的なクリーニング機能を安
定に保つことができる。
(a)、図4(a)に示すように前記摺擦させる方向に
直交する方向に列をなして設けられている。これによ
り、総開口面積により必要な総吸引空気量を確保しなが
ら、1つ1つの吸引口8を小さくすることにより吸引力
を大きくして吸引効率を高め上記のクリーニング機能を
保証することができる。
したスリット状に形成され、摺擦方向に直交する方向に
おいて、各吸引口8が重なり合うように形成している。
これによりクリーニングウエブ5を介した吸引が、スク
リーン4に対しどれかの吸引口8を通じて常時及ぼし、
その吸引位置が順次連続に変化することによりスクリー
ン4の下面の全域に連続して及ぼすことができる。
合計開口面積は、吸引口8を通過する空気の流量Qと、
空気の速度Vとを乗じた値が最大となるように形成され
る。また、吸引力Fが吸引口8の合計開口面積Aと、吸引
口8を通過する空気の速度Vの2乗とを乗じることによ
り最大値となるように形成することができる。
て、下記の式が知られているが、
でき、吸引口8の合計開口面積の形成はこれに対応して
決定している。
表的な具体例について説明すると、図2(a)(b)に
示すバックアップ部材6は、図1に示すクリーニング方
法に採用したもので、1つの吸引領域7の両側に溝9を
2本ずつ設けた対称形状タイプであり、往復の摺擦にお
いて同じクリーニング作用を発揮する。この実施例にお
いて、クリーニングウエブ5の厚みを0.25mm、溝
9の深さを2mm、幅を3mm、1つの吸引口8の長さ
を7〜8mm、幅を3mm、クリーニングヘッド21の
移動速度を100mm/secと従来の40〜50mm
/secの倍に設定して、一回の摺擦によりスクリーン
4の下面に付着したクリーム半田3は皆無になったし、
吸引口8内に残るクリーム半田3の量が大幅に減少し
た。なお、溝9はクリーニングウエブ5に掻き取りエッ
ジ5bを形成できるものであればよく、バックアップ面
6aに対し直角であるのが好適である。しかし、これに
限られることはなく傾斜した面でもよい。バックアップ
部材6による他の部分にも同様な掻き取りエッジ5bが
図に示すようにできていて、有効に働いていることが判
明した。溝9の下部の形状はクリーニングウエブ5が入
り込んでクリーニングに有効なポケット11ができるの
を邪魔しないものであればよく、形状は特に問わない。
は、平行に並ぶ2つの吸引領域7を持ち、これらが並ぶ
部分の両側と、これら2つの吸引領域7の間とに、それ
ぞれ2本ずつの溝9を設けている。吸引領域7および溝
9が図2の実施例よりも多い分だけクリーニング効果が
向上する。この実施例も対称形で往復の摺擦において同
じクリーニング効果を発揮することができる。
ップ部材6は、平行に並ぶ2つの吸引領域7を持ち、こ
れらが並ぶ部分の両側に、それぞれ2本ずつの溝9を設
けている。吸引領域7が図2の実施例よりも多い分だけ
クリーニング効果が向上する。スクリーン4の下面のク
リーム半田3を除去するにも好適であるが、特に、スク
リーン4の孔1に残り、詰まっているクリーム半田3を
除去しやすくなる。この実施例も対称形で往復の摺擦に
おいて同じクリーニング効果を発揮することができる。
よび溝9を設ける数、および摺擦方向での配列順序は種
々な組み合わせで設定して有効である。
は、図6に示すように、所定のパターンの印刷ペースト
供給部である孔1を通じて被印刷体である回路基板など
の上に印刷ペーストであるクリーム半田3を供給する印
刷用スクリーン4の下面に、拭き取り材であるクリーニ
ングウエブ5をバックアップ部材6にてバックアップし
て図6(a)〜(d)に示すように摺擦させることによ
り、そのスクリーン4下面に付着しているクリーム半田
3を拭き取りながら、バックアップ部材6に設けられた
吸引口8を通じてクリーニングウエブ5を介し吸引する
ことにより、スクリーン4の下面に付着し、また孔1に
残留しているクリーム半田3をクリーニングウエブ5の
側に吸引して付着保持させスクリーン4をクリーニング
する先の提案のクリーニングを行なうのに、例えば、図
6〜図8、図9(a)に示すように前記摺擦させる方向
に並設された複数の吸引口8により連続して吸引しなが
らクリーニングする。複数の吸引口8は図2に示すよう
な斜め配置の形態で同じ条件を満足するようにしてもよ
い。
様なスクリーン4のクリーニングにおいて、前記吸引が
複数の吸引口8によって繰り返し連続して行って繰返し
分だけ多くの量の残留クリーム半田3を吸引しながら各
吸引口8にクリーニングウエブ5が入りこんで作る複数
のポケット11の部分にて複数ある分より多くを収容し
て担持していくので、クリーニング効果が向上し、クリ
ーニングのさらなる高速化に対応しながら高性能な印刷
を保証することができる。
刷用スクリーンのクリーニング装置を、バックアップ部
材6を本実施の形態のものに交換して用いるだけで、こ
の装置による上記した特徴を活かして達成することがで
きる。この場合、バックアップ部材6のバックアップ面
6aにおいて、吸引口8は摺擦させる方向とほぼ直交す
る方向の吸引領域7に設けられ、前記吸引領域7に平行
でかつ吸口面積が図6、図7、図9(a)に示すように
摺擦する方向に順次に小さくなる複数の吸引口8を設け
たものとすると、複数の吸引口8による残留クリーム半
田3の吸引除去および収容が最初は吸口面積の大きな吸
引口8にて高い除去率で達成しながら、後続の吸口面積
が小さくなる吸引口8にてスペースを大きくとることな
く少なくなった残留クリーム半田3につき吸引除去およ
び収容、担持していき、吸引口1つが連続的にクリーニ
ングしていく場合に比してより高いクリーニング効果を
発揮することができる。
口8が近接して配されていると、複数の吸引口8が相乗
的に働きやすいし、スペースを取らない点で好適であ
る。さらに、複数の吸引口8が図示する実施例のように
前記摺擦させる方向での左右対称に設けられていること
により、往復摺擦してクリーニングを行う際に、往摺擦
時と復摺擦時とで差のない安定したクリーニング作用を
発揮することができ、吸口面積を順次小さくする場合に
おいて、図示するように両端の吸引口8が大きく内側が
小さくなるので、吸口面積が上記大小の関係での上記効
果的なクリーニングの後、吸口面積が順次大きくなるク
リーニングをさらに行うことになるのでクリーニング効
果がより高くなりより安定する。
バックアップ部材6の摺擦方向の寸法が制約される。1
つの実施例を示すと、バックアップ部材6の摺擦方向の
幅wが70mm、両側の幅広な吸引口8の幅eが10m
m、幅狭な3つの吸引口8の幅fが4mm、各吸引口8
の近接間隔gが4mmである。なお、バックアップ部材
6の長さlは印刷対象物である回路基板の大きさによっ
て異なるが、一例を示すと390mmである。
流量1.2m3/min、定格静圧2000mmAgに
設定し、1mm×2mm□程度のQFP型半導体素子の
リードなどを装着するための孔1を配したスクリーン4
をクリーニングしたときの各種クリーニング速度でのク
リーニング効果を、孔1の全域に残留したクリーム半田
3をクリーニングにより除去したときの孔1におけるク
リーニング後のクリーム半田3の残留率で見て、幅が1
0mmの吸引口1つだけの比較例の場合と比較して示す
と図10に示すとおりであり、クリーム半田3の残留量
は本実施例の場合、比較例に対し数分の1と少なく30
0mm/secの高速クリーニングにおいてもクリーム
半田3の残留量は比較例での100mm/secの場合
の残留量を僅かに上回る程度に抑えられた。なお、クリ
ーム半田3の残留率は孔1の開口面積をC、クリーニン
グ後のクリーム半田3の除去面積をA、クリーニング後
のクリーム半田3の残留面積をBとして、残留率(%)
=(A/C)×100なる式で算出した。
幅の大きさが摺擦方向に徐々に変化するように設定され
てもよく、変化の態様は種々に設定してよい。また、先
行する吸引口8は幅が大きいほどより高速クリーニング
に対応することができ、幅の小さな吸引口8が先行する
と十分なクリーニング効果が得られず、高速クリーニン
グに対応しにくい。図6〜図8、図9(a)に示す実施
の形態においても、図1〜図5に示す実施の形態に係る
溝9を併用して有効であり、図9(b)にその1つの例
を示している。
ように、上記先の提案の吸引によるクリーニング効果に
併せ、バックアップ解除部による印刷ペーストの掻き取
りエッジ機能および掻き取った印刷ペーストのポケット
への収容保持機能によるクリーニング効果を発揮してク
リーニング効果をさらに高め、高性能な印刷を保証する
ことができる。
リーニング効果に併せ、吸引が複数の吸引口によって繰
り返し連続して行って繰返し分だけ多くの量の残留印刷
ペーストを吸引しながら各吸引口に拭き取り材が入りこ
んで作る複数のポケット部にて複数ある分より多くを収
容して担持していくことで、クリーニング効果を高め、
クリーニングのさらなる高速化に対応しながら高性能な
印刷を保証することができる。
装置を(a)〜(d)の作業段階に分解して示す断面図
である。
(a)は平面図、その(b)は端面図である。
ある。
の(a)は平面図、その(b)は端面図である。
クリーン印刷装置の全体構成図である。
グ方法、装置を(a)〜(d)の作業段階に分解して示
す断面図である。
である。
断面図、(b)は今1つの実施例のバックアップ部材を
示す断面図である。
きと比較例とのクリーニング効果を比較して示すグラフ
である。
す側面図である。
に分解して示す断面図である。
Claims (24)
- 【請求項1】 所定のパターンの印刷ペースト供給部を
通じて被印刷体上に印刷ペーストを供給する印刷用スク
リーンの下面に、拭き取り材をバックアップ部材にてバ
ックアップして摺擦させることにより、その下面に付着
している印刷ペーストを拭き取りながら、バックアップ
部材に設けられた吸引口を通じて拭き取り材を介し吸引
することにより、印刷用スクリーンの下面に付着し、ま
た印刷ペースト供給部に残留している印刷ペーストを拭
き取り材の側に吸引して付着保持させ印刷用スクリーン
をクリーニングする印刷用スクリーンのクリーニング方
法において、 バックアップ部材の前記吸引口に対して前記摺擦させる
方向にある溝により拭き取り部材のバックアップを部分
的に解除した状態で印刷用スクリーンに摺擦させること
によりクリーニングすることを特徴とする印刷用スクリ
ーンのクリーニング方法。 - 【請求項2】 所定のパターンの印刷ペースト供給部を
通じて被印刷体上に印刷ペーストを供給する印刷用スク
リーンのクリーニング装置であって、 印刷用スクリーンの下面に拭き取り材をバックアップ部
材によりバックアップして摺擦させながら、このバック
アップを行うバックアップ面に設けられた吸引口を通じ
て拭き取り材を介し吸引するクリーニングヘッドを備
え、 バックアップ部材のバックアップ面に前記吸引口に対し
て前記摺擦させる方向に拭き取り材のバックアップを部
分的に解除する溝を設けたことを特徴とする印刷用スク
リーンのクリーニング装置。 - 【請求項3】 バックアップ部材のバックアップ面にお
いて、吸引口は摺擦させる方向とほぼ直交する方向の吸
引領域に設けられ、前記吸引領域に平行で拭き取り材の
バックアップを部分的に解除する溝を設けた請求項2に
記載の印刷用スクリーンのクリーニング装置。 - 【請求項4】 バックアップ部材をクリーニングヘッド
上で印刷用スクリーンに押し付け、また押し付けを解除
するための昇降手段と、クリーニングヘッドを印刷用ス
クリーンの側方の待機位置から印刷用スクリーンの下に
出入りさせるとともに、印刷用スクリーン下を移動させ
る移動手段とを備えた請求項2に記載の印刷用スクリー
ンのクリーニング装置。 - 【請求項5】 拭き取り材を繰り出し供給する供給部
と、拭き取り材を巻き取る巻取り部とを備えた請求項2
〜4のいずれか1項に記載の印刷用スクリーンのクリー
ニング装置。 - 【請求項6】 吸引口は、前記摺擦させる方向に傾斜す
る方向に列をなして設けられている請求項2〜5のいず
れか1項に記載の印刷用スクリーンのクリーニング装
置。 - 【請求項7】 拭き取り材をバックアップして印刷用ス
クリーンに摺擦させるバックアップ面と、このバックア
ップ面において吸引口を持って前記摺擦の方向とほぼ直
交する方向に設けられた吸引領域、およびこの吸引領域
に平行な溝を備えたことを特徴とする拭き取り材のバッ
クアップ部材。 - 【請求項8】 拭き取り材をバックアップして印刷用ス
クリーンに摺擦させるバックアップ面と、このバックア
ップ面において吸引口を持って前記摺擦の方向とほぼ直
交する方向に設けられた吸引領域、およびこの吸引領域
の一方側に設けられた、前記吸引領域に平行な1本ない
しは複数本の溝を備えたことを特徴とする拭き取り材の
バックアップ部材。 - 【請求項9】 拭き取り材をバックアップして印刷用ス
クリーンに摺擦させるバックアップ面と、このバックア
ップ面において吸引口を持って前記摺擦の方向とほぼ直
交する方向に設けられた吸引領域、およびこの吸引領域
の両側にそれぞれ設けられた、前記吸引領域に平行な1
本ないしは複数本の溝を備えたことを特徴とする拭き取
り材のバックアップ部材。 - 【請求項10】 拭き取り材をバックアップして印刷用
スクリーンに摺擦させるバックアップ面と、このバック
アップ面において吸引口を持って前記摺擦の方向とほぼ
直交する方向に設けられた2つの吸引領域、およびこれ
ら2つの吸引領域が並ぶ部分の両側にそれぞれ設けられ
た、前記吸引領域に平行な1本ないしは複数本の溝を備
えたことを特徴とする拭き取り材のバックアップ部材。 - 【請求項11】 拭き取り材をバックアップして印刷用
スクリーンに摺擦させるバックアップ面と、このバック
アップ面において吸引口を持って前記摺擦の方向とほぼ
直交する方向に設けられた2つの吸引領域、およびこれ
ら2つの吸引領域が並ぶ部分の両側と、に隣接してそれ
ぞれ設けられた位置と、それら2つの吸引領域の間とに
それぞれ設けられた、前記吸引領域に平行な1本ないし
は複数本の溝を備えたことを特徴とする拭き取り材のバ
ックアップ部材。 - 【請求項12】 吸引口は、前記摺擦させる方向と傾斜
する方向に列をなして設けられている請求項7〜11の
いずれか1項に記載の拭き取り材のバックアップ部材。 - 【請求項13】 所定のパターンの印刷ペースト供給部
を通じて被印刷体上に印刷ペーストを供給する印刷用ス
クリーンの下面に、拭き取り材をバックアップ部材にて
バックアップして摺擦させることにより、その下面に付
着している印刷ペーストを拭き取りながら、バックアッ
プ部材に設けられた吸引口を通じて拭き取り材を介し吸
引することにより、印刷用スクリーンの下面に付着し、
また印刷ペースト供給部に残留している印刷ペーストを
拭き取り材の側に吸引して付着保持させ印刷用スクリー
ンをクリーニングする印刷用スクリーンのクリーニング
方法において、 前記摺擦させる方向に並設された吸引口により連続して
吸引しながらクリーニングすることを特徴とする印刷用
スクリーンのクリーニング方法。 - 【請求項14】 所定のパターンの印刷ペースト供給部
を通じて被印刷体上に印刷ペーストを供給する印刷用ス
クリーンのクリーニング装置であって、 印刷スクリーンの下面に拭き取り材をバックアップ部材
によりバックアップして摺擦させながら、このバックア
ップを行うバックアップ面に設けられた吸引口を通じて
拭き取り材を介し吸引するクリーニングヘッドを備え、 前記バックアップ面の吸引口は、前記摺擦させる方向に
複数並設されており、前記複数の吸引口により連続して
吸引を行うことを特徴とする印刷用スクリーンのクリー
ニング装置。 - 【請求項15】 バックアップ部材のバックアップ面に
おいて、吸引口は摺擦させる方向とほぼ直交する方向の
吸引領域に設けられ、前記吸引領域に平行でかつ吸口面
積が順次に小さくなる複数の吸引口を設けた請求項14
に記載の印刷用スクリーンのクリーニング装置。 - 【請求項16】 複数の吸引口は近接して配されている
請求項14、15のいずれか1項に記載の印刷用スクリ
ーンのクリーニング装置。 - 【請求項17】 複数の吸引口は前記摺擦させる方向で
の左右対称に設けられている請求項14〜16のいずれ
か1項に記載の印刷用スクリーンのクリーニング装置。 - 【請求項18】 バックアップ部材をクリーニングヘッ
ド上で印刷用スクリーンに押し付け、また押し付けを解
除するための昇降手段と、クリーニングヘッドを印刷用
スクリーンの側方の待機位置から印刷用スクリーンの下
に出入りさせるとともに、印刷用スクリーン下を移動さ
せる移動手段とを備えた請求項14〜17のいずれか1
項に記載の印刷用スクリーンのクリーニング装置。 - 【請求項19】 拭き取り材を繰り出し供給する供給部
と、拭き取り材を巻き取る巻取り部とを備えた請求項1
4〜18のいずれか1項に記載の印刷用スクリーンのク
リーニング装置。 - 【請求項20】 吸引口は、前記摺擦させる方向に傾斜
する方向に列をなして設けられている請求項14〜19
のいずれか1項に記載の印刷用スクリーンのクリーニン
グ装置。 - 【請求項21】 拭き取り材をバックアップして印刷用
スクリーンに摺擦させるバックアップ面と、このバック
アップ面において吸引口を持って前記摺擦の方向とほぼ
直交する方向に設けられた吸引領域であり、前記吸引口
はこの吸引領域に平行かつ前記摺擦方向で並設された複
数の吸引口からなる拭き取り材のバックアップ部材。 - 【請求項22】 複数の吸引口は吸口面積が摺擦方向に
順次に小さくなる請求項21に記載の拭き取り材のバッ
クアップ部材。 - 【請求項23】 複数の吸引口は近接して配されている
請求項21、22のいずれか1項に記載の拭き取り材の
バックアップ部材。 - 【請求項24】 複数の吸引口は前記摺擦させる方向で
の左右対称に設けられている請求項21〜23のいずれ
か1項に記載の拭き取り材のバックアップ部材。
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