JP2001189609A - マイクロストリップ線路接続体 - Google Patents

マイクロストリップ線路接続体

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JP2001189609A
JP2001189609A JP37527199A JP37527199A JP2001189609A JP 2001189609 A JP2001189609 A JP 2001189609A JP 37527199 A JP37527199 A JP 37527199A JP 37527199 A JP37527199 A JP 37527199A JP 2001189609 A JP2001189609 A JP 2001189609A
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dielectric substrate
conductor pattern
ground
microstrip line
connection
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JP37527199A
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Yukihiro Tawara
志浩 田原
Hidemasa Ohashi
英征 大橋
Moriyasu Miyazaki
守▲やす▼ 宮▲ざき▼
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロストリップ線路を接続する接続体に
は、積層された誘電体基板の両面にストリップ導体が存
在するので、誘電体基板の一方の面全体を金属シャーシ
等に接触させることができないという課題があった。 【解決手段】 誘電体基板5a,5b,5cを下から順
に積層して構成され、誘電体基板5aの下側に地導体パ
ターン2aを設け、誘電体基板5a,5b間にストリッ
プ導体パターン1aを設け、誘電体基板5b,5c間に
地導体パターン2bを設け、誘電体基板5cの上側にス
トリップ導体パターン1bを設けたマイクロストリップ
線路接続体を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ波帯な
らびにミリ波帯の高周波信号の伝送線路として使用され
るマイクロストリップ線路を接続するマイクロストリッ
プ線路接続体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図27は、例えば特開平7−22151
2号公報に示された従来のマイクロストリップ線路の構
造を示す斜視図である。また、図28は、図27のA−
A’線矢視の断面図である。これらの図において、10
1a,101bはストリップ導体パターン、102は地
導体パターン、103は接続用スルーホール、104は
接地用スルーホール、105a,105bは誘電体基
板、106a,106bはストリップ導体パターン先端
部、107は地導体パターン102に形成された貫通孔
である。なお、スルーホールとは、本願明細書において
内部が中空の円筒状導体を示す用語として用いるものと
する。
【0003】一方の面にストリップ導体パターン101
aを設け他方の面に地導体パターン102を設けた誘電
体基板105aと、一方の面にストリップ導体パターン
101bを設けた誘電体基板105bとを、ストリップ
導体パターン101a,101bが外側に配置されるよ
うに積層することでマイクロストリップ線路を接続する
ためのマイクロストリップ線路接続体の基本構造が構成
される。ここでは、ストリップ導体パターン101aと
地導体パターン102との間に誘電体基板105aを挟
むことで第1のマイクロストリップ線路を構成し、スト
リップ導体パターン101bと地導体パターン102と
の間に誘電体基板105bを挟むことで第2のマイクロ
ストリップ線路を構成する。
【0004】ストリップ導体パターン101aとストリ
ップ導体パターン101bとは、それぞれストリップ導
体パターン先端部106aとストリップ導体パターン先
端部106bにおいて接続用スルーホール103を介し
て電気的に接続される。地導体パターン102には、接
続用スルーホール103の周辺部において接続用スルー
ホール103との接触を避けるための貫通孔107が形
成される。また、接続用スルーホール103の両側に
は、地導体パターン102に接続される接地用スルーホ
ール104が配置される。
【0005】次に動作について説明する。上記のような
構成を有するマイクロストリップ線路接続体において、
誘電体基板105aに構成された第1のマイクロストリ
ップ線路に入力された高周波信号は、接続用スルーホー
ル103を介して誘電体基板105bに構成された第2
のマイクロストリップ線路を伝搬する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロストリ
ップ線路接続体は以上のように構成されているので、積
層された誘電体基板の両面にストリップ導体が存在する
ため、誘電体基板の一方の面全体を金属シャーシ等に接
触させることができない。また、誘電体基板と金属シャ
ーシとの間の距離が短いと、金属シャーシの影響により
誘電体基板に設けられたマイクロストリップ線路の高周
波特性が劣化するという恐れもある。したがって、誘電
体基板を固定する際には、支持部材等を誘電体基板の一
部に取り付けて、両面のストリップ導体から金属シャー
シ等が十分に離れた位置になるように誘電体基板を空中
に固定する必要があるという課題があった。
【0007】また、上下両面にマイクロストリップ線路
が存在するので、高密度実装を実現するためには高周波
素子を上下両方向から実装しなければならず実装工程が
煩雑になるという課題があった。さらに、3層以上の多
層化には対応できないという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、金属シャーシ等への直接固定が可
能なマイクロストリップ線路接続体を得ることを目的と
する。
【0009】また、この発明は、マイクロストリップ線
路の多層化に対応して、高周波素子が平面実装された階
層構造モジュールを実現可能なマイクロストリップ線路
接続体を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマイクロ
ストリップ線路接続体は、第1の誘電体基板と、第1の
誘電体基板の上側に積層される第2の誘電体基板と、第
2の誘電体基板の上側に積層される第3の誘電体基板
と、第1の誘電体基板の下側の面に設けられる第1の地
導体パターンと、第1の誘電体基板と第2の誘電体基板
との間に設置される第1のストリップ導体パターンと、
第2の誘電体基板と第3の誘電体基板との間に設置され
る第2の地導体パターンと、第3の誘電体基板の上側の
面に設置される第2のストリップ導体パターンと、第1
のストリップ導体パターンと第2のストリップ導体パタ
ーンとを電気的に接続する内部が中空または中実の柱状
の第1の接続用導体と、第1の地導体パターンと第2の
地導体パターンとを電気的に接続する内部が中空または
中実の柱状の第1の接地用導体とを備え、第1のストリ
ップ導体パターンと第1の地導体パターンとから第1の
マイクロストリップ線路を構成し、第2のストリップ導
体パターンと第2の地導体パターンとから第2のマイク
ロストリップ線路を構成するようにしたものである。
【0011】この発明に係るマイクロストリップ線路接
続体は、同一平面上に配置される第2の誘電体基板の端
面と第3の誘電体基板の端面とから構成される誘電体基
板端面を備え、第2の誘電体基板を上側に積層した第1
の誘電体基板が誘電体基板端面を超えて延び、第1の接
続用導体が誘電体基板端面近傍に配置され、第1の接地
用導体が誘電体基板端面からの距離が第1の接続用導体
よりも等しいかあるいはより遠い位置に配置されるよう
にしたものである。
【0012】この発明に係るマイクロストリップ線路接
続体は、同一平面上に配置される第2の誘電体基板の端
面と第3の誘電体基板の端面とから構成される誘電体基
板端面を備え、第2の誘電体基板を上側に積層した第1
の誘電体基板が誘電体基板端面を超えて延び、第1の接
続用導体が誘電体基板端面の規定する平面に対して当該
第1の接続用導体の一部分が同一平面上にあるように配
置され、第1の接地用導体が第1の接続用導体の両側に
おいて誘電体基板端面の規定する平面に対して当該第1
の接地用導体の一部分が同一平面上にあるように配置さ
れるようにしたものである。
【0013】この発明に係るマイクロストリップ線路接
続体は、第1の誘電体基板の上側の面において第1のス
トリップ導体パターンの両側に設置される第1のコプレ
ナ地導体パターンと、第3の誘電体基板の上側の面にお
いて第2のストリップ導体パターンの両側に設置される
第2のコプレナ地導体パターンとを備え、第1の接地用
導体が第1のコプレナ地導体パターンおよび第2のコプ
レナ地導体パターンにも接続されるようにしたものであ
る。
【0014】この発明に係るマイクロストリップ線路接
続体は、第1の誘電体基板において第2の誘電体基板お
よび第3の誘電体基板が積層されていない領域の上部を
覆うように第3の誘電体基板の上側に積層される第4の
誘電体基板と、第4の誘電体基板の下側の面に設けられ
た第3の地導体パターンと、第4の誘電体基板の上側の
面に設けられた第3のストリップ導体パターンと、第2
のストリップ導体パターンと第3のストリップ導体パタ
ーンとを電気的に接続する接続用連結手段と、第2の地
導体パターンと第3の地導体パターンとを電気的に接続
する接地用連結手段とを備え、第3のストリップ導体パ
ターンと第3の地導体パターンとから第3のマイクロス
トリップ線路を構成するようにしたものである。
【0015】この発明に係るマイクロストリップ線路接
続体は、接続用連結手段が、第4の誘電体基板の下側の
面において第3の地導体パターンが配置されていない部
分に設けられた接続用パッドと、接続用パッドと第3の
ストリップ導体パターンとを電気的に接続する内部が中
空または中実の柱状の第2の接続用導体と、接続用パッ
ドと第2のストリップ導体パターンとの間に設置される
導電性シートとを備え、接地用連結手段が、第3の誘電
体基板の上側の面において第2のストリップ導体パター
ンが配置されていない部分に設けられた接地用パッド
と、接地用パッドと第2の地導体パターンとを電気的に
接続する内部が中空または中実の柱状の第2の接地用導
体と、接地用パッドと第3の地導体パターンとの間に設
置される導電性シートとを備えるようにしたものであ
る。
【0016】この発明に係るマイクロストリップ線路接
続体は、接続用連結手段が、第4の誘電体基板の下側の
面において第3の地導体パターンが配置されていない部
分に設けられた接続用パッドと、接続用パッドと第3の
ストリップ導体パターンとを電気的に接続する内部が中
空または中実の柱状の第2の接続用導体と、接続用パッ
ドと第2のストリップ導体パターンとの間に設置される
球状または柱状導体とを備え、接地用連結手段が、第3
の誘電体基板の上側の面において第2のストリップ導体
パターンが配置されていない部分に設けられた接地用パ
ッドと、接地用パッドと第2の地導体パターンとを電気
的に接続する内部が中空または中実の柱状の第2の接地
用導体と、接地用パッドと第3の地導体パターンとの間
に設置される球状または柱状導体とを備えるようにした
ものである。
【0017】この発明に係るマイクロストリップ線路接
続体は、第1の誘電体基板において第2の誘電体基板お
よび第3の誘電体基板が積層されていない領域の上部を
覆うように第2の誘電体基板の上側に第3の誘電体基板
に対して間隙を有するように積層される第4の誘電体基
板と、第4の誘電体基板の下側の面に設けられて一部分
が第2の地導体パターンに接触させられる第3の地導体
パターンと、第4の誘電体基板の上側の面に設けられる
第3のストリップ導体パターンと、第2のストリップ導
体パターンと第3のストリップ導体パターンとを接続す
るボンディング部材とを備え、第3のストリップ導体パ
ターンと第3の地導体パターンとから第3のマイクロス
トリップ線路を構成するようにしたものである。
【0018】この発明に係るマイクロストリップ線路接
続体は、第3の誘電体基板において第2のストリップ導
体パターンが配置されていない部分を後退させて形成さ
れ下側の面に第2の地導体パターンを露出させた誘電体
基板凹部と、第4の誘電体基板において誘電体基板凹部
に対応する部分を突出させて形成され下側の面に第3の
地導体パターンを設けた誘電体基板凸部とを備え、誘電
体基板凹部と誘電体基板凸部とを係合させることで第2
の地導体パターンと第3の地導体パターンとが接触させ
られるようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
マイクロストリップ線路接続体を示す斜視図である。図
2は、この発明の実施の形態1によるマイクロストリッ
プ線路接続体の構造を示す断面図である。図3は、図2
に示される誘電体基板5aの上側の面に配置された導体
パターンを示す図である。図4は、図2に示される誘電
体基板5bの上側の面に配置された導体パターンを示す
図である。図5は、図2に示される誘電体基板5cの上
側の面に配置された導体パターンを示す図である。な
お、図2に示された断面図は、図3に示されるa−a’
線矢視の断面図として与えられるものである。
【0020】これらの図において、1aはストリップ導
体パターン(第1のストリップ導体パターン)、1bは
ストリップ導体パターン(第2のストリップ導体パター
ン)、2aは地導体パターン(第1の地導体パター
ン)、2bは地導体パターン(第2の地導体パター
ン)、3は接続用スルーホール(第1の接続用導体)、
4は接地用スルーホール(第1の接地用導体)、5aは
誘電体基板(第1の誘電体基板)、5bは誘電体基板
(第2の誘電体基板)、5cは誘電体基板(第3の誘電
体基板)、6a,6bはストリップ導体パターン先端
部、7はトリプレート線路部、8は誘電体基板端面であ
る。誘電体基板5aの上側の面にストリップ導体パター
ン1a、下側の面に地導体パターン2aを設けること
で、ストリップ導体パターン1aと地導体パターン2a
とから第1のマイクロストリップ線路を構成する。ま
た、上側の面に地導体パターン2bを設けた誘電体基板
5bを誘電体基板5aの上側に積層することで、誘電体
基板5a,5bの一部領域においてトリプレート線路部
7を構成する。さらに、上側の面にストリップ導体パタ
ーン1cを設けた誘電体基板5cを誘電体基板5bの上
側に積層することで、ストリップ導体パターン1bと地
導体パターン2bとから第2のマイクロストリップ線路
を構成する。また、ストリップ導体パターン先端部6
a,6bにはストリップ導体パターン1aとストリップ
導体パターン1bとの間を電気的に接続するように接続
用スルーホール3が取り付けられ、その周囲には地導体
パターン2aと地導体パターン2bとの間を接続する接
地用スルーホール4が配置される。
【0021】次に動作について説明する。上記のような
構成を有するマイクロストリップ線路接続体において、
誘電体基板5aに構成された第1のマイクロストリップ
線路に入力された高周波信号は、誘電体基板5aの上側
に積層された誘電体基板5bの誘電体基板端面8におい
てトリプレート線路部7を伝搬し、さらに接続用スルー
ホール3を介して誘電体基板5cに構成された第2のマ
イクロストリップ線路を伝搬する。
【0022】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、誘電体基板5aの下側の面には地導体パターン2a
のみが存在するから、誘電体基板5aの下側の面を直接
金属シャーシ等に接続することができるという効果を奏
する。
【0023】なお、上記実施の形態1では、ストリップ
導体パターン1a,1b間および地導体パターン2a,
2b間を接続する導体としてスルーホールを用いたが、
ヴィア等を用いることも可能である。なお、ヴィアと
は、本願明細書において内部が中実の円柱状導体を示す
用語として用いるものとする。
【0024】実施の形態2.図6は、この発明の実施の
形態2によるマイクロストリップ線路接続体の構造を示
す断面図である。図7は、図6に示される誘電体基板5
aの上側の面に配置された導体パターンを示す図であ
る。なお、図6に示された断面図は、図7に示されるa
−a’線矢視の断面図として与えられるものである。こ
れらの図において、図1から図5に示された符号と同一
符号は同一または相当部分を示すのでその説明を省略す
る。
【0025】この実施の形態においては、図6および図
7に示されるように、誘電体基板端面8の近傍に、スト
リップ導体パターン先端部6a,6bおよび接続用スル
ーホール3が配置される。また、地導体パターン2aと
地導体パターン2bとの間を接続する接地用スルーホー
ル4は、接続用スルーホール3の周囲において誘電体基
板端面8からの距離が接続用スルーホール3と等しいか
より遠い位置にのみ配置される。
【0026】上記のような構成を有するマイクロストリ
ップ線路接続体では、ストリップ導体パターン1a,1
bにおいて接続用スルーホール3に接続されている部分
に生じる電界が、空気中よりも誘電率の高い誘電体基板
5a,5b,5c内に集中するので、接地用スルーホー
ル4を接続用スルーホール3の周囲において誘電体基板
端面8からの距離が接続用スルーホール3と等しいかよ
り遠い位置にのみ配置するだけでよい。なお、高周波信
号の伝搬についての動作は実施の形態1と同様であるの
でその説明を省略する。
【0027】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、接続用スルーホール3を誘電体基板端面8の近傍に
設けることで、接地用スルーホール4の数を減らすこと
ができるから、接続用スルーホール3および接地用スル
ーホール4からなる垂直接続構造に対して必要とされる
専有面積を低減できるという効果を奏する。また、専有
面積を低減することで、コストを削減できるという効果
を奏する。
【0028】実施の形態3.図8は、この発明の実施の
形態3によるマイクロストリップ線路接続体を示す斜視
図である。図9は、この発明の実施の形態3によるマイ
クロストリップ線路接続体の構造を示す断面図である。
図10は、図9に示される誘電体基板5aの上側の面に
配置された導体パターンを示す図である。図11は、図
9に示される誘電体基板5bの上側の面に配置された導
体パターンを示す図である。図12は、図9に示される
誘電体基板5cの上側の面に配置された導体パターンを
示す図である。なお、図9に示された断面図は、図10
に示されるa−a’線矢視の断面図として与えられるも
のである。これらの図において、図1から図5に示され
た符号と同一符号は同一または相当部分を示すのでその
説明を省略する。これらの図において、9は接続用半割
ヴィア(第1の接続用導体)、10は接地用一部半割ヴ
ィア(第1の接地用導体)である。実施の形態3は、実
施の形態2と比較すると、誘電体基板端面において対応
するストリップ導体パターン等を接続する点で相違す
る。
【0029】図9に示されるように、誘電体基板5aの
上側の面に設けられたストリップ導体パターン1aの先
端部6a上に誘電体基板端面8が配置されるように、誘
電体基板5b,5cが積層される。また、誘電体基板5
cの上側の面に設けられたストリップ導体パターン1b
の先端部6bは誘電体基板端面8に到達する。そして、
ストリップ導体パターン先端部6aとストリップ導体パ
ターン先端部6bとの間を接続するために、誘電体基板
端面8に接続用半割ヴィア9が付設される。さらに、接
続用半割ヴィア9の両側に、地導体パターン2aと地導
体パターン2bとの間を接続する接地用一部半割ヴィア
10が同様に誘電体基板端面8に対して付設される。こ
の際、半割ヴィア9を構成する平面が誘電体基板端面8
の規定する平面と同一平面となるとともに、一部半割ヴ
ィア10を構成する平面が誘電体基板端面8の規定する
平面と同一平面となるように、半割ヴィア9および一部
半割ヴィア10が取り付けられる。一部半割ヴィア10
は、誘電体基板5a中では断面が円形状のヴィアの形態
をとり、誘電体基板5bに係る誘電体基板端面8におい
ては断面が半円形状の半割ヴィアの形態をとる。なお、
高周波信号の伝搬についての動作は実施の形態1と同様
であるのでその説明を省略する。
【0030】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、誘電体基板端面8において半割ヴィアの形態を有す
る接続用半割ヴィア9および接地用一部半割ヴィア10
を設けることで垂直接続構造を構成するから、垂直接続
構造に対して必要とされる専有面積をさらに低減できる
という効果を奏する。
【0031】実施の形態4.図13は、この発明の実施
の形態4によるマイクロストリップ線路接続体を示す斜
視図である。図13において、図1から図5または図8
から図12に示された符号と同一符号は同一または相当
部分を示すのでその説明を省略する。図において、2d
は地導体パターン(第1のコプレナ地導体パターン)、
2eは地導体パターン(第2のコプレナ地導体パター
ン)である。実施の形態4は、実施の形態1から実施の
形態3と比較すると、ストリップ導体パターンの両側に
地導体パターンを配置する構造を有する点で相違する。
【0032】図13に示されるように、誘電体基板5a
の上側の面に設けられたストリップ導体パターン1aの
両側には、地導体パターン2dが配置されて第1のコプ
レナ線路を構成し、誘電体基板5cの上側の面に設けら
れたストリップ導体パターン1bの両側には、地導体パ
ターン2eが配置されて第2のコプレナ線路を構成す
る。誘電体基板端面8に設けられた接地用一部半割ヴィ
ア10は、地導体パターン2a、地導体パターン2b、
地導体パターン2d、および地導体パターン2eをすべ
て接続するように設けられる。
【0033】次に動作について説明する。上記のような
構成を有するマイクロストリップ線路接続体において、
誘電体基板5aに構成された第1のコプレナ線路に入力
された高周波信号は、誘電体基板端面8に設けられた接
続用半割ヴィア9を介して誘電体基板5cに構成された
第2のコプレナ線路を伝搬する。
【0034】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、ストリップ導体パターン1a,1bの両側に地導体
パターン2d,2eを設けたコプレナ線路を構成するの
で、他の基板等との接続部において接地用パッドを新た
に設ける必要がないから、他の基板等との接続が容易に
なるという効果を奏する。
【0035】実施の形態5.図14は、この発明の実施
の形態5によるマイクロストリップ線路接続体を示す分
解斜視図である。図15は、この発明の実施の形態5に
よるマイクロストリップ線路接続体の構造を示す断面図
である。図16は、図15に示される誘電体基板5cの
上側の面に配置された導体パターンを示す図である。図
17は、図15に示される誘電体基板5dの下側の面に
配置された導体パターンを示す図である。図18は、図
15に示される誘電体基板5dの上側の面に配置された
導体パターンを示す図である。なお、図15に示される
断面図は、図16に示されるa−a’線矢視の断面図と
して与えられるものである。これらの図において、図1
から図5に示された符号と同一符号は同一または相当部
分を示すのでその説明を省略する。これらの図におい
て、1cはストリップ導体パターン(第3のストリップ
導体パターン)、2cは地導体パターン(第3の地導体
パターン)、5dは誘電体基板(第4の誘電体基板)、
11a,11bは接続用パッド、12は接地用パッド、
13は接続用スルーホール(第2の接続用導体)、14
は接地用スルーホール(第2の接地用導体)、15は異
方導電性シート(導電性シート)である。また、接続用
スルーホール13、接続用パッド11bおよび異方導電
性シート15からストリップ導体パターン1bとストリ
ップ導体パターン1cとを電気的に接続する接続用連結
手段が構成され、接地用スルーホール14、接地用パッ
ド12および異方導電性シート15から地導体パターン
2bと地導体パターン2cとを電気的に接続する接地用
連結手段が構成される。
【0036】図15に示されるように、誘電体基板5c
の上側の面に配置されたストリップ導体パターン1bの
一方の端部に接続用パッド11aが形成される。接続用
パッド11aの両側には、接地用スルーホール14を介
して地導体パターン2bに接続される接地用パッド12
を配置することで、コプレナ線路形のパッド群が構成さ
れる。一方、誘電体基板5dの上側の面にストリップ導
体パターン1cを設けるとともに下側の面に地導体パタ
ーン2cを設けることで、ストリップ導体パターン1c
と地導体パターン2cとからマイクロストリップ線路が
構成される。さらに、誘電体基板5dの下側の面におい
て地導体パターン2cが設けられていない領域に接続用
パッド11bを設けて、接続用スルーホール13を介し
て当該接続用パッド11bとストリップ導体パターン1
cとを接続することで、誘電体基板5dの下側の面にお
いてコプレナ線路形のパッド群が構成される。
【0037】誘電体基板5dに設けられた接続用パッド
11bおよび地導体パターン2cは、それぞれ異方導電
性シート15を介して誘電体基板5cに設けられた接続
用パッド11aおよび接地用パッド12に接続される。
なお、誘電体基板5dは、誘電体基板5aにおいて誘電
体基板5b,5cが積層されていない領域の上部を覆う
ように誘電体基板5c上に積層される。
【0038】次に動作について説明する。上記のような
構成を有するマイクロストリップ線路接続体において、
誘電体基板5aに構成されたストリップ導体パターン1
aと地導体パターン2aとからなるマイクロストリップ
線路に入力された高周波信号は、誘電体基板5aの上側
に積層された誘電体基板5bの誘電体基板端面8におい
てトリプレート線路部7を伝搬し、さらに接続用スルー
ホール3を介して誘電体基板5cに構成されたマイクロ
ストリップ線路を伝搬する。その後、接続用パッド11
aにおいて導電性シート15を介して誘電体基板5dの
下側の面に設けられた接続用パッド11bに伝搬し、さ
らに接続用スルーホール13を介して誘電体基板5dに
構成されたマイクロストリップ線路を伝搬する。
【0039】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、誘電体基板5aの上側の面において誘電体基板5
b,5cが積層されていない領域に高周波素子を実装で
きるだけではなく、誘電体基板5dの上側の面にも高周
波素子を実装することができるので、高周波素子を階層
構造で実装できるから、モジュールを小型に構成できる
という効果を奏する。また、高周波素子をすべて同じ方
向から実装することができるので、実装工程が簡素化さ
れるという効果を奏する。さらに、上側に基板を積層す
ることで、3層以上の多層構造のマイクロストリップ線
路を構成することができるから、基板の底面積を増加さ
せることなく実装できる領域の面積を増加することがで
きるという効果を奏する。
【0040】また、接続用スルーホール13、接続用パ
ッド11bおよび異方導電性シート15から接続用連結
手段を構成し、接地用スルーホール14、接地用パッド
12および異方導電性シート15から接地用連結手段を
構成するようにしたので、接続用パッド11bとストリ
ップ導体パターン1bとを異方導電性シート15を用い
て接続するとともに、接地用パッド12と地導体パター
ン2cとを異方導電性シート15を用いて接続するのみ
で、誘電体基板5cに構成されたマイクロストリップ線
路と誘電体基板5dに構成されたマイクロストリップ線
路とを容易に接続することができるという効果を奏す
る。
【0041】なお、上記実施の形態5では、接続用パッ
ド11aと11bとの接続手段および接地用パッド12
と地導体パターン2cとの接続手段として異方導電性シ
ートを使用したが、導電性接着剤等を使用することも可
能である。
【0042】実施の形態6.図19は、この発明の実施
の形態6によるマイクロストリップ線路接続体を示す分
解斜視図である。図20は、この発明の実施の形態6に
よるマイクロストリップ線路接続体の構造を示す断面図
である。これらの図において、図1から図5または図1
4から図18に示された符号と同一符号は同一または相
当部分を示すのでその説明を省略する。図19および図
20において、16は金バンプ(球状または柱状導体)
である。なお、バンプとは、本願明細書において、通常
はメッキ、ボールボンディング、半田等を用いて基板上
に形成される金属の突起物を示す用語として用いるもの
とする。また、実施の形態6は、実施の形態5と比較す
ると、実施の形態5では接続用パッド11aと接続用パ
ッド11bとの間の接続および接地用パッド12と地導
体パターン2cとの間の接続を接着にて実施していたの
を、バンプを用いて接続する点で相違する。
【0043】この実施の形態6においては、接続用パッ
ド11aと11b、および接地用パッド12と地導体パ
ターン2cがそれぞれ個別の金バンプ16を介して接続
される。このような構成では、誘電体基板5cの上側の
面に設けられた接続用パッド11aおよび接地用パッド
12の上にそれぞれ金バンプ16を設置して、その上か
ら誘電体基板5dを圧着する。なお、高周波信号の伝搬
についての動作は実施の形態5と同様であるのでその説
明を省略する。
【0044】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、金バンプ16を誘電体基板5cの上側の面に配置さ
れたパッド上に設置して、その上から誘電体基板5dを
圧着することで、誘電体基板5cに構成されたマイクロ
ストリップ線路と誘電体基板5dに構成されたマイクロ
ストリップ線路との接続を容易かつ確実に実施すること
ができるという効果を奏する。
【0045】なお、上記実施の形態6では、接続用パッ
ド11aと11bとの間の接続手段および接地用パッド
12と地導体パターン2cとの間の接続手段として金バ
ンプを使用したが、金以外の導体からなるバンプを使用
することも可能である。
【0046】実施の形態7.図21は、この発明の実施
の形態7によるマイクロストリップ線路接続体を示す分
解斜視図である。図22は、この発明の実施の形態7に
よるマイクロストリップ線路接続体の構造を示す断面図
である。図23は、図22に示される誘電体基板5cお
よび誘電体基板5dの上側の面に配置された導体パター
ンを示す図である。なお、図22に示された断面図は、
図23に示されるa−a’線矢視の断面図として与えら
れるものである。これらの図において、図1から図5ま
たは図14から図18に示された符号と同一符号は同一
または相当部分を示すのでその説明を省略する。これら
の図において、17は誘電体基板切り欠き部、18は金
ワイヤ(ボンディング部材)、19はストリップ導体パ
ターンの端部に形成された接続用パッドである。
【0047】この実施の形態7においては、誘電体基板
切り欠き部17を形成するように、誘電体基板5cと誘
電体基板5dとが間隙をおいて設置される。誘電体基板
5bの上側に設けられた地導体パターン2bは、誘電体
基板5cから外方へ突出するように設けられる。そし
て、誘電体基板5dの下側の面に設けられた地導体パタ
ーン2cと誘電体基板5bの上側の面に設けられた地導
体パターン2bとを接続することで、誘電体基板5dは
誘電体基板5aにおいて誘電体基板5b,5cが積層さ
れていない領域の上部を覆うように設置される。
【0048】また、誘電体基板5dの上側の面に設けら
れたストリップ導体パターン1cの先端部に形成された
接続用パッド19と、誘電体基板5cの上側の面に設け
られたストリップ導体パターン1bの先端部に形成され
た接続用パッド11aとを金ワイヤ18を介して接続す
ることで、誘電体基板5cに構成されたマイクロストリ
ップ線路と誘電体基板5dに構成されたマイクロストリ
ップ線路とが接続される。なお、高周波信号の伝搬につ
いての動作は実施の形態1と概ね同様であるのでその説
明を省略する。
【0049】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、誘電体基板5cに構成されたマイクロストリップ線
路と誘電体基板5dに構成されたマイクロストリップ線
路との間の接続をワイヤボンディングにより実施するこ
とができるので、信頼性の高い接続を実現可能であると
ともに接続状況の検査も容易に実施できるという効果を
奏する。なお、上記実施の形態7では、接続用パッド1
9と接続用パッド11aの間のボンディング部材として
金ワイヤを使用したが、金リボンを使用することも可能
である。
【0050】実施の形態8.図24は、この発明の実施
の形態8によるマイクロストリップ線路接続体を示す斜
視図である。図25は、この発明の実施の形態8による
マイクロストリップ線路接続体の構造を示す断面図であ
る。図26は、図25に示される誘電体基板5cおよび
誘電体基板5dの上側の面に配置された導体パターンを
示す図である。なお、図25に示される断面図は、図2
6に示されるa−a’線矢視の断面図として与えられる
ものである。これらの図において、図1から図5または
図21から図23に示された符号と同一符号は同一また
は相当部分を示すのでその説明を省略する。これらの図
において20は誘電体基板凸部、21は誘電体基板凹部
である。
【0051】この実施の形態8においては、誘電体基板
5cの上側の面の端部近傍に接続用パッド11aが設け
られ、誘電体基板5dの上側の面の端部近傍に接続用パ
ッド19が設けられる。接続用パッド11aの両側には
誘電体基板凹部21が形成されて、当該凹部21内には
誘電体基板5bの上側の面に設けられた地導体パターン
2bが露出されている。また、接続用パッド19の両側
には、誘電体基板凸部20が形成されている。
【0052】誘電体基板5cに設けられた誘電体基板凹
部21と誘電体基板5dに設けられた誘電体基板凸部2
0とを係合させて、誘電体基板5dの下側の面に設けら
れた地導体パターン2cと誘電体基板5bの上側の面に
設けられて誘電体基板凹部21から露出している地導体
パターン2bとを接続することで、誘電体基板5dは誘
電体基板5aにおいて誘電体基板5b,5cが積層され
ていない領域の上部を覆うように設置される。なお、高
周波信号の伝搬についての動作は実施の形態1と概ね同
様であるのでその説明を省略する。
【0053】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、接続用スルーホール3を誘電体基板5b,5cの誘
電体基板端面近傍に設けることができるので、垂直接続
構造に必要な面積を縮小することができるから、より小
型な階層構造モジュールを実現することができるという
効果を奏する。
【0054】また、誘電体基板5cに形成される誘電体
基板凹部21と、誘電体基板5dに形成される誘電体基
板凸部20とを備え、誘電体基板凹部21と誘電体基板
凸部20とを係合させるように構成したので、誘電体基
板5cに対して誘電体基板5dを設置する際の位置決め
を容易に実施することができるという効果を奏する。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
の誘電体基板と、第1の誘電体基板の上側に積層される
第2の誘電体基板と、第2の誘電体基板の上側に積層さ
れる第3の誘電体基板と、第1の誘電体基板の下側の面
に設けられた第1の地導体パターンと、第1の誘電体基
板と第2の誘電体基板との間に設置される第1のストリ
ップ導体パターンと、第2の誘電体基板と第3の誘電体
基板との間に設置される第2の地導体パターンと、第3
の誘電体基板の上側に設置される第2のストリップ導体
パターンと、第1のストリップ導体パターンと第2のス
トリップ導体パターンとを電気的に接続する第1の接続
用導体と、第1の地導体パターンと第2の地導体パター
ンとを電気的に接続する第1の接地用導体とを備えるよ
うに構成したので、第1の誘電体基板の下側の面には第
1の地導体パターンのみが存在するから、第1の誘電体
基板の下側の面を直接金属シャーシ等に接続することが
できるという効果を奏する。
【0056】この発明によれば、同一平面上に配置され
る第2の誘電体基板の端面と第3の誘電体基板の端面と
から構成される誘電体基板端面を備え、第2の誘電体基
板を上側に積層した第1の誘電体基板が誘電体基板端面
を超えて延び、第1の接続用導体が誘電体基板端面近傍
に配置され、第1の接地用導体が誘電体基板端面からの
距離が第1の接続用導体よりも等しいかあるいはより遠
い位置に配置されるように構成したので、第1の接地用
導体の数を減らすことができるから、第1の接続用導体
および第1の接地用導体からなる垂直接続構造に対して
必要とされる専有面積を低減することができるという効
果を奏する。
【0057】この発明によれば、同一平面上に配置され
る第2の誘電体基板の端面と第3の誘電体基板の端面と
から構成される誘電体基板端面を備え、第1の接続用導
体が誘電体基板端面の規定する平面に対して第1の接続
用導体の一部分が同一平面上にあるように配置され、第
1の接地用導体が第1の接続用導体の両側において誘電
体基板端面の規定する平面に対して第1の接地用導体の
一部分が同一平面上にあるように配置されるように構成
したので、誘電体基板端面の規定する平面と同一平面を
構成するように分割された第1の接続用導体および第1
の接地用導体から垂直接続構造が構成されるから、垂直
接続構造に対して必要とされる専有面積をさらに低減で
きるという効果を奏する。
【0058】この発明によれば、第1のストリップ導体
パターンの両側に設置される第1のコプレナ地導体パタ
ーンと、第2のストリップ導体パターンの両側に設置さ
れる第2のコプレナ地導体パターンとを備えるように構
成したので、第1のストリップ導体パターンと第1のコ
プレナ地導体パターン、および第2のストリップ導体パ
ターンと第2のコプレナ地導体パターンからコプレナ線
路を構成するので、他の基板等との接続部において接地
用パッドを新たに設ける必要がないから、他の基板等と
の接続が容易になるという効果を奏する。
【0059】この発明によれば、第1の誘電体基板にお
いて第2の誘電体基板および第3の誘電体基板が積層さ
れていない領域の上部を覆うように第3の誘電体基板の
上側に積層される第4の誘電体基板を備えるように構成
したので、第1の誘電体基板の上側の面において第2の
誘電体基板および第3の誘電体基板が積層されていない
領域に高周波素子を実装できるだけではなく、第4の誘
電体基板の上側の面にも高周波素子を実装することがで
きるので、高周波素子を階層構造で実装できるから、モ
ジュールを小型に構成できるという効果を奏する。ま
た、高周波素子をすべて同じ方向から実装することがで
きるので、実装工程が簡素化されるという効果を奏す
る。さらに、上側に基板を積層することで、3層以上の
多層構造のマイクロストリップ線路を構成することがで
きるから、基板の底面積を増加させることなく実装でき
る領域の面積を増加することができるという効果を奏す
る。
【0060】この発明によれば、接続用連結手段が接続
用パッドと、第2の接続用導体と、接続用パッドと第2
のストリップ導体パターンとの間に設置される導電性シ
ートとを備え、接地用連結手段が接地用パッドと、第2
の接地用導体と、接地用パッドと第3の地導体パターン
との間に設置される導電性シートとを備えるように構成
したので、接続用パッドと第2のストリップ導体パター
ンとを導電性シートを用いて接続するとともに、接地用
パッドと第3の地導体パターンとを導電性シートを用い
て接続するのみで、第3の誘電体基板に構成されたマイ
クロストリップ線路と第4の誘電体基板に構成されたマ
イクロストリップ線路とを容易に接続することができる
という効果を奏する。
【0061】この発明によれば、接続用連結手段が接続
用パッドと、第2の接続用導体と、接続用パッドと第2
のストリップ導体パターンとの間に設置される球状また
は柱状導体とを備え、接地用連結手段が接地用パッド
と、第2の接地用導体と、接地用パッドと第3の地導体
パターンとの間に設置される球状または柱状導体とを備
えるように構成したので、接続用パッドと第2のストリ
ップ導体パターンとの間に球状または柱状導体を設置す
るとともに、接地用パッドと第3の地導体パターンとの
間に球状または柱状導体を設置して、第3の誘電体基板
に対して第4の誘電体基板を圧着することで、第3の誘
電体基板に構成されたマイクロストリップ線路と第4の
誘電体基板に構成されたマイクロストリップ線路との接
続を容易かつ確実に実施することができるという効果を
奏する。
【0062】この発明によれば、第2の誘電体基板の上
側に第3の誘電体基板に対して間隙を有するように積層
される第4の誘電体基板と、第4の誘電体基板の上側の
面に設けられた第3のストリップ導体パターンと、第2
のストリップ導体パターンと第3のストリップ導体パタ
ーンとを接続するボンディング部材とを備えるように構
成したので、第3の誘電体基板に構成されたマイクロス
トリップ線路と第4の誘電体基板に構成されたマイクロ
ストリップ線路との間の接続をボンディング部材のボン
ディングにより実施することができるので、信頼性の高
い接続を実現可能であるとともに接続状況の検査も容易
に実施できるという効果を奏する。
【0063】この発明によれば、第3の誘電体基板に形
成される誘電体基板凹部と、第4の誘電体基板に形成さ
れる誘電体基板凸部とを備え、誘電体基板凹部と誘電体
基板凸部とを係合させるように構成したので、第3の誘
電体基板に対して第4の誘電体基板を設置する際の位置
決めを容易に実施することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマイクロスト
リップ線路接続体を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるマイクロスト
リップ線路接続体の構造を示す断面図である。
【図3】 図2に示される第1の誘電体基板の上側の面
に配置された導体パターンを示す図である。
【図4】 図2に示される第2の誘電体基板の上側の面
に配置された導体パターンを示す図である。
【図5】 図2に示される第3の誘電体基板の上側の面
に配置された導体パターンを示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2によるマイクロスト
リップ線路接続体の構造を示す断面図である。
【図7】 図6に示される第1の誘電体基板の上側の面
に配置された導体パターンを示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるマイクロスト
リップ線路接続体を示す斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態3によるマイクロスト
リップ線路接続体の構造を示す断面図である。
【図10】 図9に示される第1の誘電体基板の上側の
面に配置された導体パターンを示す図である。
【図11】 図9に示される第2の誘電体基板の上側の
面に配置された導体パターンを示す図である。
【図12】 図9に示される第3の誘電体基板の上側の
面に配置された導体パターンを示す図である。
【図13】 この発明の実施の形態4によるマイクロス
トリップ線路接続体を示す斜視図である。
【図14】 この発明の実施の形態5によるマイクロス
トリップ線路接続体を示す分解斜視図である。
【図15】 この発明の実施の形態5によるマイクロス
トリップ線路接続体の構造を示す断面図である。
【図16】 図15に示される第3の誘電体基板の上側
の面に配置された導体パターンを示す図である。
【図17】 図15に示される第4の誘電体基板の下側
の面に配置された導体パターンを示す図である。
【図18】 図15に示される第4の誘電体基板の上側
の面に配置された導体パターンを示す図である。
【図19】 この発明の実施の形態6によるマイクロス
トリップ線路接続体を示す分解斜視図である。
【図20】 この発明の実施の形態6によるマイクロス
トリップ線路接続体の構造を示す断面図である。
【図21】 この発明の実施の形態7によるマイクロス
トリップ線路接続体を示す分解斜視図である。
【図22】 この発明の実施の形態7によるマイクロス
トリップ線路接続体の構造を示す断面図である。
【図23】 図22に示される第3の誘電体基板および
第4の誘電体基板の上側の面に配置された導体パターン
を示す図である。
【図24】 この発明の実施の形態8によるマイクロス
トリップ線路接続体を示す斜視図である。
【図25】 この発明の実施の形態8によるマイクロス
トリップ線路接続体の構造を示す断面図である。
【図26】 図25に示される第3の誘電体基板および
第4の誘電体基板の上側の面に配置された導体パターン
を示す図である。
【図27】 従来のマイクロストリップ線路接続体を示
す斜視図である。
【図28】 従来のマイクロストリップ線路接続体の構
造を示す断面図である。
【符号の説明】
1a ストリップ導体パターン(第1のストリップ導体
パターン)、1b ストリップ導体パターン(第2のス
トリップ導体パターン)、1c ストリップ導体パター
ン(第3のストリップ導体パターン)、2a 地導体パ
ターン(第1の地導体パターン)、2b 地導体パター
ン(第2の地導体パターン)、2c 地導体パターン
(第3の地導体パターン)、2d 地導体パターン(第
1のコプレナ地導体パターン)、2e 地導体パターン
(第2のコプレナ地導体パターン)、3 接続用スルー
ホール(第1の接続用導体)、4 接地用スルーホール
(第1の接地用導体)、5a 誘電体基板(第1の誘電
体基板)、5b 誘電体基板(第2の誘電体基板)、5
c 誘電体基板(第3の誘電体基板)、5d 誘電体基
板(第4の誘電体基板)、6a,6b ストリップ導体
パターン先端部、7トリプレート線路部、8 誘電体基
板端面、9 接続用半割ヴィア(第1の接続用導体)、
10 接地用一部半割ヴィア(第1の接地用導体)、1
1a,11b接続用パッド、12 接地用パッド、13
接続用スルーホール(第2の接続用導体)、14 接
地用スルーホール(第2の接地用導体)、15 異方導
電性シート(導電性シート)、16 金バンプ(球状ま
たは柱状導体)、17 誘電体基板切り欠き部、18
金ワイヤ(ボンディング部材)、19 接続用パッド、
20 誘電体基板凸部、21 誘電体基板凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮▲ざき▼ 守▲やす▼ 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J011 DA12 5J014 CA42 CA56

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の誘電体基板と、該第1の誘電体基
    板の上側に積層される第2の誘電体基板と、該第2の誘
    電体基板の上側に積層される第3の誘電体基板と、前記
    第1の誘電体基板の下側の面に設けられる第1の地導体
    パターンと、前記第1の誘電体基板と前記第2の誘電体
    基板との間に設置される第1のストリップ導体パターン
    と、前記第2の誘電体基板と前記第3の誘電体基板との
    間に設置される第2の地導体パターンと、前記第3の誘
    電体基板の上側の面に設置される第2のストリップ導体
    パターンと、前記第1のストリップ導体パターンと前記
    第2のストリップ導体パターンとを電気的に接続する内
    部が中空または中実の柱状の第1の接続用導体と、前記
    第1の地導体パターンと前記第2の地導体パターンとを
    電気的に接続する内部が中空または中実の柱状の第1の
    接地用導体とを備え、 前記第1のストリップ導体パターンと前記第1の地導体
    パターンとから第1のマイクロストリップ線路を構成
    し、前記第2のストリップ導体パターンと前記第2の地
    導体パターンとから第2のマイクロストリップ線路を構
    成することを特徴とするマイクロストリップ線路接続
    体。
  2. 【請求項2】 同一平面上に配置される第2の誘電体基
    板の端面と第3の誘電体基板の端面とから構成される誘
    電体基板端面を備え、 前記第2の誘電体基板を上側に積層した第1の誘電体基
    板が前記誘電体基板端面を超えて延び、第1の接続用導
    体が前記誘電体基板端面近傍に配置され、第1の接地用
    導体が前記誘電体基板端面からの距離が前記第1の接続
    用導体よりも等しいかあるいはより遠い位置に配置され
    ることを特徴とする請求項1記載のマイクロストリップ
    線路接続体。
  3. 【請求項3】 同一平面上に配置される第2の誘電体基
    板の端面と第3の誘電体基板の端面とから構成される誘
    電体基板端面を備え、 前記第2の誘電体基板を上側に積層した第1の誘電体基
    板が前記誘電体基板端面を超えて延び、第1の接続用導
    体が前記誘電体基板端面の規定する平面に対して当該第
    1の接続用導体の一部分が同一平面上にあるように配置
    され、第1の接地用導体が前記第1の接続用導体の両側
    において前記誘電体基板端面の規定する平面に対して当
    該第1の接地用導体の一部分が同一平面上にあるように
    配置されることを特徴とする請求項1記載のマイクロス
    トリップ線路接続体。
  4. 【請求項4】 第1の誘電体基板の上側の面において第
    1のストリップ導体パターンの両側に設置される第1の
    コプレナ地導体パターンと、第3の誘電体基板の上側の
    面において第2のストリップ導体パターンの両側に設置
    される第2のコプレナ地導体パターンとを備え、 第1の接地用導体が前記第1のコプレナ地導体パターン
    および前記第2のコプレナ地導体パターンにも接続され
    ることを特徴とする請求項3記載のマイクロストリップ
    線路接続体。
  5. 【請求項5】 第1の誘電体基板において第2の誘電体
    基板および第3の誘電体基板が積層されていない領域の
    上部を覆うように第3の誘電体基板の上側に積層される
    第4の誘電体基板と、該第4の誘電体基板の下側の面に
    設けられた第3の地導体パターンと、前記第4の誘電体
    基板の上側の面に設けられた第3のストリップ導体パタ
    ーンと、第2のストリップ導体パターンと前記第3のス
    トリップ導体パターンとを電気的に接続する接続用連結
    手段と、第2の地導体パターンと前記第3の地導体パタ
    ーンとを電気的に接続する接地用連結手段とを備え、 前記第3のストリップ導体パターンと前記第3の地導体
    パターンとから第3のマイクロストリップ線路を構成す
    ることを特徴とする請求項1記載のマイクロストリップ
    線路接続体。
  6. 【請求項6】 接続用連結手段が、第4の誘電体基板の
    下側の面において第3の地導体パターンが配置されてい
    ない部分に設けられた接続用パッドと、該接続用パッド
    と第3のストリップ導体パターンとを電気的に接続する
    内部が中空または中実の柱状の第2の接続用導体と、前
    記接続用パッドと前記第2のストリップ導体パターンと
    の間に設置される導電性シートとを備え、接地用連結手
    段が、第3の誘電体基板の上側の面において第2のスト
    リップ導体パターンが配置されていない部分に設けられ
    た接地用パッドと、該接地用パッドと第2の地導体パタ
    ーンとを電気的に接続する内部が中空または中実の柱状
    の第2の接地用導体と、前記接地用パッドと前記第3の
    地導体パターンとの間に設置される導電性シートとを備
    えることを特徴とする請求項5記載のマイクロストリッ
    プ線路接続体。
  7. 【請求項7】 接続用連結手段が、第4の誘電体基板の
    下側の面において第3の地導体パターンが配置されてい
    ない部分に設けられた接続用パッドと、該接続用パッド
    と第3のストリップ導体パターンとを電気的に接続する
    内部が中空または中実の柱状の第2の接続用導体と、前
    記接続用パッドと前記第2のストリップ導体パターンと
    の間に設置される球状または柱状導体とを備え、接地用
    連結手段が、第3の誘電体基板の上側の面において第2
    のストリップ導体パターンが配置されていない部分に設
    けられた接地用パッドと、該接地用パッドと第2の地導
    体パターンとを電気的に接続する内部が中空または中実
    の柱状の第2の接地用導体と、前記接地用パッドと前記
    第3の地導体パターンとの間に設置される球状または柱
    状導体とを備えることを特徴とする請求項5記載のマイ
    クロストリップ線路接続体。
  8. 【請求項8】 第1の誘電体基板において第2の誘電体
    基板および第3の誘電体基板が積層されていない領域の
    上部を覆うように前記第2の誘電体基板の上側に前記第
    3の誘電体基板に対して間隙を有するように積層される
    第4の誘電体基板と、該第4の誘電体基板の下側の面に
    設けられて一部分が第2の地導体パターンに接触させら
    れる第3の地導体パターンと、前記第4の誘電体基板の
    上側の面に設けられる第3のストリップ導体パターン
    と、第2のストリップ導体パターンと前記第3のストリ
    ップ導体パターンとを接続するボンディング部材とを備
    え、 前記第3のストリップ導体パターンと前記第3の地導体
    パターンとから第3のマイクロストリップ線路を構成す
    ることを特徴とする請求項1記載のマイクロストリップ
    線路接続体。
  9. 【請求項9】 第3の誘電体基板において第2のストリ
    ップ導体パターンが配置されていない部分を後退させて
    形成され下側の面に第2の地導体パターンを露出させた
    誘電体基板凹部と、第4の誘電体基板において前記誘電
    体基板凹部に対応する部分を突出させて形成され下側の
    面に第3の地導体パターンを設けた誘電体基板凸部とを
    備え、 前記誘電体基板凹部と前記誘電体基板凸部とを係合させ
    ることで前記第2の地導体パターンと前記第3の地導体
    パターンとが接触させられることを特徴とする請求項8
    記載のマイクロストリップ線路接続体。
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