JP2001188321A - レンズ付フィルムユニットのストロボ発光回路 - Google Patents
レンズ付フィルムユニットのストロボ発光回路Info
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- JP2001188321A JP2001188321A JP37224599A JP37224599A JP2001188321A JP 2001188321 A JP2001188321 A JP 2001188321A JP 37224599 A JP37224599 A JP 37224599A JP 37224599 A JP37224599 A JP 37224599A JP 2001188321 A JP2001188321 A JP 2001188321A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数の増大、コストアップを回避し、発
振回路系、充電回路系、充電表示素子回路系のオンオフ
操作を確実に実行できるレンズ付フィルムユニットのス
トロボ回路を提供する。 【解決手段】 発振トランスT1の一次側回路に設けた
発振トランジスタQ1を発振させ、二次側回路に昇圧し
た直流出力を得る昇圧回路40と、直流出力により充電
されるメインコンデンサC4と、このメインコンデンサ
C4に並列に接続されたストロボ発光管Xeと、前記直
流出力により充電されるトリガコンデンサC3の充放電
を利用して前記ストロボ発光管Xeにトリガをかけて発
光動作を開始させるトリガ回路と、前記メインコンデン
サC4の充電状態を表示するネオンランプNEとを有す
るレンズ付フィルムユニットのストロボ発光回路であっ
て、発振トランジスタQ1の回路系の開閉と、トリガ回
路系の開閉と、ネオンランプNEの回路系の開閉とを連
動して行うメインスイッチMSWを設けたことを特徴と
するものである。
振回路系、充電回路系、充電表示素子回路系のオンオフ
操作を確実に実行できるレンズ付フィルムユニットのス
トロボ回路を提供する。 【解決手段】 発振トランスT1の一次側回路に設けた
発振トランジスタQ1を発振させ、二次側回路に昇圧し
た直流出力を得る昇圧回路40と、直流出力により充電
されるメインコンデンサC4と、このメインコンデンサ
C4に並列に接続されたストロボ発光管Xeと、前記直
流出力により充電されるトリガコンデンサC3の充放電
を利用して前記ストロボ発光管Xeにトリガをかけて発
光動作を開始させるトリガ回路と、前記メインコンデン
サC4の充電状態を表示するネオンランプNEとを有す
るレンズ付フィルムユニットのストロボ発光回路であっ
て、発振トランジスタQ1の回路系の開閉と、トリガ回
路系の開閉と、ネオンランプNEの回路系の開閉とを連
動して行うメインスイッチMSWを設けたことを特徴と
するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストロボ装置付の
レンズ付フィルムユニットに用いられるストロボ回路に
関する。
レンズ付フィルムユニットに用いられるストロボ回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真撮影用のカメラとして、重く
て操作も面倒な高機能カメラを持ち歩く煩わしさがな
く、しかも出先等でも簡単に入手できるレンズ付フィル
ムユニットの普及が著しい。このレンズ付フィルムユニ
ットは、その簡便性、入手の容易性を最大の利点として
利用されるという性格上、小型かつ低廉であることが特
に望まれる。
て操作も面倒な高機能カメラを持ち歩く煩わしさがな
く、しかも出先等でも簡単に入手できるレンズ付フィル
ムユニットの普及が著しい。このレンズ付フィルムユニ
ットは、その簡便性、入手の容易性を最大の利点として
利用されるという性格上、小型かつ低廉であることが特
に望まれる。
【0003】図5は、この種のレンズ付フィルムユニッ
トに用いられるのストロボ回路の従来例を示すものであ
り、このストロボ回路は、大きく分けると、電池BTの
電圧を直流高電圧に昇圧させるDC/DCコンバータ構
成の昇圧回路50と、この昇圧回路10の出力により充
電されるメインコンデンサC4と、メインコンデンサC
4と昇圧回路50との間に接続され、メインコンデンサ
C4からの放電タイミングを制御してストロボ発光管X
eの発光動作を開始させるストロボ発光回路60とを具
備している(特許第2784643号)。
トに用いられるのストロボ回路の従来例を示すものであ
り、このストロボ回路は、大きく分けると、電池BTの
電圧を直流高電圧に昇圧させるDC/DCコンバータ構
成の昇圧回路50と、この昇圧回路10の出力により充
電されるメインコンデンサC4と、メインコンデンサC
4と昇圧回路50との間に接続され、メインコンデンサ
C4からの放電タイミングを制御してストロボ発光管X
eの発光動作を開始させるストロボ発光回路60とを具
備している(特許第2784643号)。
【0004】昇圧回路50は、電池BT、発振トランス
T1、整流用のダイオードD1、常開型の発振起動用ス
イッチSW1、抵抗R1、発振トランジスタQ1及びコ
ンデンサC1を具備して構成される。
T1、整流用のダイオードD1、常開型の発振起動用ス
イッチSW1、抵抗R1、発振トランジスタQ1及びコ
ンデンサC1を具備して構成される。
【0005】発振トランスT1は、一つのコアに対して
一次巻線W1、二次巻線W2及び負帰還巻線W3の三つ
のコイルを有している。
一次巻線W1、二次巻線W2及び負帰還巻線W3の三つ
のコイルを有している。
【0006】一次巻線W1の正端子(・印の付いている
端子)は、発振トランジスタQ1のコレクタCに接続さ
れるとともに、スイッチSW1,抵抗R1を介して負帰
還巻線W3の正端子に接続されている。一次巻線W1の
負端子(・印の付いていない端子)は、電池BTの正極
に接続される。
端子)は、発振トランジスタQ1のコレクタCに接続さ
れるとともに、スイッチSW1,抵抗R1を介して負帰
還巻線W3の正端子に接続されている。一次巻線W1の
負端子(・印の付いていない端子)は、電池BTの正極
に接続される。
【0007】電池BTの負極及び発振トランジスタQ1
のエミッタEは相互に接続される。他方、二次巻線W2
の正端子には、ダイオードD1の負端子が接続されてい
る。二次巻線W2の負端子は発振トランジスタQ1のベ
ースB及びコンデンサC1の一端に接続されている。
のエミッタEは相互に接続される。他方、二次巻線W2
の正端子には、ダイオードD1の負端子が接続されてい
る。二次巻線W2の負端子は発振トランジスタQ1のベ
ースB及びコンデンサC1の一端に接続されている。
【0008】前記ダイオードD1の正端子及コンデンサ
C1の他端子は、上記メインコンデンサC4の両端にそ
れぞれ接続されている。
C1の他端子は、上記メインコンデンサC4の両端にそ
れぞれ接続されている。
【0009】また、前記ダイオードD1の正端子とトラ
ンスT1の一次回路の抵抗R1との間にコンデンサC2
を接続してなる再充電回路が設けられている。
ンスT1の一次回路の抵抗R1との間にコンデンサC2
を接続してなる再充電回路が設けられている。
【0010】ストロボ発光回路60は、発振トランスT
1の負帰還巻線W3の負端子に接続された抵抗R2、こ
の抵抗R2の一端とダイオードD1の正端子間に発振ト
ランスT1と並列に接続された抵抗R3,ネオンランプ
NEの直列回路、同じく発振トランスT1に並列に接続
されたトリガコンデンサC3、同じく発振トランスT1
に並列に接続されたトリガトランスT2,トリガスイッ
チSW2の直列回路と、コンデンサC4に並列に接続さ
れ、かつ、トリガ電極をトリガトランスT2に接続して
なるストロボ発光管Xeとを用いている。トリガトラン
スT2は、一次巻線W4と、二次巻線W5とを有してい
る。
1の負帰還巻線W3の負端子に接続された抵抗R2、こ
の抵抗R2の一端とダイオードD1の正端子間に発振ト
ランスT1と並列に接続された抵抗R3,ネオンランプ
NEの直列回路、同じく発振トランスT1に並列に接続
されたトリガコンデンサC3、同じく発振トランスT1
に並列に接続されたトリガトランスT2,トリガスイッ
チSW2の直列回路と、コンデンサC4に並列に接続さ
れ、かつ、トリガ電極をトリガトランスT2に接続して
なるストロボ発光管Xeとを用いている。トリガトラン
スT2は、一次巻線W4と、二次巻線W5とを有してい
る。
【0011】また、特開平11−183975号公報に
開示されたストロボ装置では、ツェナーダイオード、抵
抗、トランジスタを用いてメインコンデンサC4の充電
電圧を検出し発振トランジスタの発振動作を制御するよ
うに構成している。
開示されたストロボ装置では、ツェナーダイオード、抵
抗、トランジスタを用いてメインコンデンサC4の充電
電圧を検出し発振トランジスタの発振動作を制御するよ
うに構成している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すストロボ回路の場合には、発振トランジスタQ1の
発振停止動作を、機構的なスイッチを用いずにメインコ
ンデンサC4の充電電圧との相関で実行する電気回路で
行っているため、確実な発振トランジスタQ1の発振停
止を実現できない場合が生じ、この結果、発振トランジ
スタQ1の発振継続による昇圧回路50の出力で前記ネ
オンランプNEの点灯継続状態が生じ、電池BTの消耗
を招いてしまう。
示すストロボ回路の場合には、発振トランジスタQ1の
発振停止動作を、機構的なスイッチを用いずにメインコ
ンデンサC4の充電電圧との相関で実行する電気回路で
行っているため、確実な発振トランジスタQ1の発振停
止を実現できない場合が生じ、この結果、発振トランジ
スタQ1の発振継続による昇圧回路50の出力で前記ネ
オンランプNEの点灯継続状態が生じ、電池BTの消耗
を招いてしまう。
【0013】また、特開平11−183975号公報に
開示されたストロボ装置の場合には、ツェナーダイオー
ド、抵抗、トランジスタからなる発振制御回路を付加し
ている構成なので、部品点数の増大、さらにはコストア
ップを招いてしまう。
開示されたストロボ装置の場合には、ツェナーダイオー
ド、抵抗、トランジスタからなる発振制御回路を付加し
ている構成なので、部品点数の増大、さらにはコストア
ップを招いてしまう。
【0014】そこで、本発明は、部品点数の増大、コス
トアップを回避しつつ発振回路系、充電回路系、充電表
示素子回路系の確実なオンオフ操作を実行できるレンズ
付フィルムユニットのストロボ回路を提供するものであ
る。
トアップを回避しつつ発振回路系、充電回路系、充電表
示素子回路系の確実なオンオフ操作を実行できるレンズ
付フィルムユニットのストロボ回路を提供するものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
発振トランスの一次側回路に設けた発振素子を発振さ
せ、前記発振トランスの二次側回路に電源の電圧を昇圧
した直流出力を得る昇圧回路と、前記昇圧回路の直流出
力により充電されるメインコンデンサと、このメインコ
ンデンサに並列に接続されたストロボ発光管と、前記発
振トランスの二次側回路に接続され、前記直流出力によ
り充電されるトリガコンデンサの充放電を利用して前記
ストロボ発光管にトリガをかけて発光動作を開始させる
トリガ回路と、前記トリガコンデンサと並列に接続さ
れ、前記メインコンデンサが所定充電電圧に充電された
ことを表示する充電表示素子とを有するレンズ付フィル
ムユニットのストロボ発光回路であって、前記充電表示
素子と発振素子との間に設けられ、前記前記メインコン
デンサの電圧が所定の電圧になった時に前記発振素子の
発振を停止させるように作用する回路素子と、前記発振
素子の回路系の開閉と、トリガ回路系の開閉と、充電表
示素子の回路系の開閉とを連動して行う連動スイッチを
設けたことを特徴とするものである。
発振トランスの一次側回路に設けた発振素子を発振さ
せ、前記発振トランスの二次側回路に電源の電圧を昇圧
した直流出力を得る昇圧回路と、前記昇圧回路の直流出
力により充電されるメインコンデンサと、このメインコ
ンデンサに並列に接続されたストロボ発光管と、前記発
振トランスの二次側回路に接続され、前記直流出力によ
り充電されるトリガコンデンサの充放電を利用して前記
ストロボ発光管にトリガをかけて発光動作を開始させる
トリガ回路と、前記トリガコンデンサと並列に接続さ
れ、前記メインコンデンサが所定充電電圧に充電された
ことを表示する充電表示素子とを有するレンズ付フィル
ムユニットのストロボ発光回路であって、前記充電表示
素子と発振素子との間に設けられ、前記前記メインコン
デンサの電圧が所定の電圧になった時に前記発振素子の
発振を停止させるように作用する回路素子と、前記発振
素子の回路系の開閉と、トリガ回路系の開閉と、充電表
示素子の回路系の開閉とを連動して行う連動スイッチを
設けたことを特徴とするものである。
【0016】請求項2記載の発明は、発振トランスの一
次側回路に設けた発振素子を発振させ、前記発振トラン
スの二次側回路に電源の電圧を昇圧した直流出力を得る
昇圧回路と、前記昇圧回路の直流出力により充電される
メインコンデンサと、このメインコンデンサに並列に接
続されたストロボ発光管と、前記発振トランスの二次側
回路に接続され、前記直流出力により充電されるトリガ
コンデンサの充放電を利用して前記ストロボ発光管にト
リガをかけて発光動作を開始させるトリガ回路と、前記
トリガコンデンサと並列に接続され、前記メインコンデ
ンサが所定充電電圧に充電されたことを表示する充電表
示素子とを有するレンズ付フィルムユニットのストロボ
発光回路であって、前記充電表示素子と発振素子との間
に設けられ、前記前記メインコンデンサの電圧が所定の
電圧になった時に前記発振素子の発振を停止させるよう
に作用する回路素子と、前記発振素子の回路系の開閉
と、メインコンデンサの充電回路系の開閉とを連動して
行う連動スイッチを設けたことを特徴とするものであ
る。
次側回路に設けた発振素子を発振させ、前記発振トラン
スの二次側回路に電源の電圧を昇圧した直流出力を得る
昇圧回路と、前記昇圧回路の直流出力により充電される
メインコンデンサと、このメインコンデンサに並列に接
続されたストロボ発光管と、前記発振トランスの二次側
回路に接続され、前記直流出力により充電されるトリガ
コンデンサの充放電を利用して前記ストロボ発光管にト
リガをかけて発光動作を開始させるトリガ回路と、前記
トリガコンデンサと並列に接続され、前記メインコンデ
ンサが所定充電電圧に充電されたことを表示する充電表
示素子とを有するレンズ付フィルムユニットのストロボ
発光回路であって、前記充電表示素子と発振素子との間
に設けられ、前記前記メインコンデンサの電圧が所定の
電圧になった時に前記発振素子の発振を停止させるよう
に作用する回路素子と、前記発振素子の回路系の開閉
と、メインコンデンサの充電回路系の開閉とを連動して
行う連動スイッチを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0017】請求項3記載の発明は請求項1又は2記載
のストロボ発光回路において、前記連動スイッチは、レ
ンズ付フィルムユニットに設けたスライド式のストロボ
スイッチ作動子の操作に連動して開閉することを特徴と
するものである。
のストロボ発光回路において、前記連動スイッチは、レ
ンズ付フィルムユニットに設けたスライド式のストロボ
スイッチ作動子の操作に連動して開閉することを特徴と
するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。
て添付図面を参照して詳細に説明する。
【0019】(実施の形態1)まず、図2、図3を参照
して本発明の実施の形態1のレンズ付フィルムユニット
10の外観構成について説明する。
して本発明の実施の形態1のレンズ付フィルムユニット
10の外観構成について説明する。
【0020】このレンズ付フィルムユニット10は、主
要構成部品を具備する図示しない本体ケースの前後部
を、合成樹脂製の前カバー11と後カバー12とで覆っ
てカメラ本体13を構成し、前記カメラ本体13の上面
右端に固定式のストロボ発光部14を備えたストロボ付
きで、主要部を紙カバー15で包んだカメラ本体13内
には、予め未露光のロールフィルムが装填されていて、
後カバー12にはフィルム着脱用の裏蓋がなく、分解用
の工具を用いることなしには前カバー11と後カバー1
2を分解できない密閉構造となっている。
要構成部品を具備する図示しない本体ケースの前後部
を、合成樹脂製の前カバー11と後カバー12とで覆っ
てカメラ本体13を構成し、前記カメラ本体13の上面
右端に固定式のストロボ発光部14を備えたストロボ付
きで、主要部を紙カバー15で包んだカメラ本体13内
には、予め未露光のロールフィルムが装填されていて、
後カバー12にはフィルム着脱用の裏蓋がなく、分解用
の工具を用いることなしには前カバー11と後カバー1
2を分解できない密閉構造となっている。
【0021】カメラ本体13には、前面に上述のストロ
ボ発光部14と、撮影レンズ16,ファインダ窓17及
びメインスイッチMSWを構成するスライド式のストロ
ボスイッチ作動子18とが設けられ、上面にシャッタレ
リーズボタン19及びフィルムカウンタ窓20と充電確
認窓21とが設けられている。
ボ発光部14と、撮影レンズ16,ファインダ窓17及
びメインスイッチMSWを構成するスライド式のストロ
ボスイッチ作動子18とが設けられ、上面にシャッタレ
リーズボタン19及びフィルムカウンタ窓20と充電確
認窓21とが設けられている。
【0022】カメラ本体13の背面には、ダイヤル式の
フィルム巻き上げノブ22とファインダ接眼窓23とが
設けられており、カメラ本体13内底部の電池室に、乾
電池等の電源BTが収容されている.ストロボスイッチ
作動子18は、ストロボ発光部14の下部のガイド溝2
4を横移動するスライド式となっており、ストロボスイ
ッチ作動子18が、外端をカメラ本体13の一側部より
突出させた位置では、カメラ本体13内のストロボ回路
に配設したメインスイッチMSWがオンしてストロボ充
電が開始され、またストロボスイッチ作動子18が、内
端をガイド溝24の内側壁に当接させた位置では、メイ
ンスイッチMSWがオフして、ストロボ充電を停止する
ようになっている。充電確認窓21の内側には、カメラ
本体13内のストロボ回路に充電表示素子として取付け
たネオンランプNEが配設されており、前記ネオンラン
プNEの点灯発光によって、ストロボ充電の完了を報知
するようになっている。
フィルム巻き上げノブ22とファインダ接眼窓23とが
設けられており、カメラ本体13内底部の電池室に、乾
電池等の電源BTが収容されている.ストロボスイッチ
作動子18は、ストロボ発光部14の下部のガイド溝2
4を横移動するスライド式となっており、ストロボスイ
ッチ作動子18が、外端をカメラ本体13の一側部より
突出させた位置では、カメラ本体13内のストロボ回路
に配設したメインスイッチMSWがオンしてストロボ充
電が開始され、またストロボスイッチ作動子18が、内
端をガイド溝24の内側壁に当接させた位置では、メイ
ンスイッチMSWがオフして、ストロボ充電を停止する
ようになっている。充電確認窓21の内側には、カメラ
本体13内のストロボ回路に充電表示素子として取付け
たネオンランプNEが配設されており、前記ネオンラン
プNEの点灯発光によって、ストロボ充電の完了を報知
するようになっている。
【0023】ストロボ発光部14には、ストロボ発光管
(キセノン管)Xeが収容されており、このストロボ発
光管Xeの点灯と前記ネオンランプNEの点灯発光は、
カメラ本体13内に実装されたストロボ回路30により
行なわれるようになっている。
(キセノン管)Xeが収容されており、このストロボ発
光管Xeの点灯と前記ネオンランプNEの点灯発光は、
カメラ本体13内に実装されたストロボ回路30により
行なわれるようになっている。
【0024】次に、図1を参照して、本実施の形態1の
ストロボ回路30について詳述する。 このストロボ回
路30は、図1に示す如く、電池BTの電圧を直流高電
圧に昇圧させるDC/DCコンバータ構成の昇圧回路4
0と、この昇圧回路40の直流出力により充電されるメ
インコンデンサC4と、メインコンデンサC4と昇圧回
路40との間に接続され、メインコンデンサC4からの
放電タイミングを制御してストロボ発光管Xeの発光動
作を開始させるストロボ発光回路41とを具備してい
る。
ストロボ回路30について詳述する。 このストロボ回
路30は、図1に示す如く、電池BTの電圧を直流高電
圧に昇圧させるDC/DCコンバータ構成の昇圧回路4
0と、この昇圧回路40の直流出力により充電されるメ
インコンデンサC4と、メインコンデンサC4と昇圧回
路40との間に接続され、メインコンデンサC4からの
放電タイミングを制御してストロボ発光管Xeの発光動
作を開始させるストロボ発光回路41とを具備してい
る。
【0025】昇圧回路40は、電池BT、発振トランス
T1、整流用のダイオードD1、発振素子である発振ト
ランジスタQ1を具備して構成される。発振トランスT
1は、一つのコアに対して一次巻線W1、二次巻線W2
及び負帰還巻線W3の三つの巻線を有している。
T1、整流用のダイオードD1、発振素子である発振ト
ランジスタQ1を具備して構成される。発振トランスT
1は、一つのコアに対して一次巻線W1、二次巻線W2
及び負帰還巻線W3の三つの巻線を有している。
【0026】一次巻線W1の正端子(・印の付いている
端子)は、発振トランジスタQ1のコレクタCに接続さ
れるとともに、抵抗R1を介して負帰還巻線W3の正端
子に接続されている。一次巻線W1の負端子(・印の付
いていない端子)は、電池BTの正極に接続される。
端子)は、発振トランジスタQ1のコレクタCに接続さ
れるとともに、抵抗R1を介して負帰還巻線W3の正端
子に接続されている。一次巻線W1の負端子(・印の付
いていない端子)は、電池BTの正極に接続される。
【0027】電池BTの負極と発振トランジスタQ1の
エミッタEは第1スイッチSW1Aを介して相互に接続さ
れている。また、二次巻線W2の正端子には、ダイオー
ドD1の負端子(カソード)が接続されている。二次巻
線W2の負端子は発振トランジスタQ1のベースBに接
続されている。
エミッタEは第1スイッチSW1Aを介して相互に接続さ
れている。また、二次巻線W2の正端子には、ダイオー
ドD1の負端子(カソード)が接続されている。二次巻
線W2の負端子は発振トランジスタQ1のベースBに接
続されている。
【0028】前記ダイオードD1の正端子(アノード)
は、メインコンデンサC4の負端子に接続されている。
は、メインコンデンサC4の負端子に接続されている。
【0029】ストロボ発光回路50は、発振トランスT
1の負帰還巻線W3の負端子に接続され、メインコンデ
ンサC4か所定電圧になったときに発振トランジスタQ
1の発振を停止させるように作用する回路素子である抵
抗R2と、この抵抗R2の一端とダイオードD1の正端
子との間に、前記発振トランスT1の二次側に接続され
た抵抗R3と、ネオンランプNE及び第3スイッチSW
1Bとの直列回路と、同じく発振トランスT1の二次側に
並列に接続されたトリガコンデンサC3と第3スイッチ
SW1Cとの直列回路と、同じく発振トランスT1の二次
側に並列に接続されたトリガトランスT2及び常開型の
トリガスイッチSW2の直列回路と、前記メインコンデ
ンサC4と並列に接続され、かつ、トリガ電極をトリガ
トランスT2の二次巻線W5に接続したストロボ発光管
Xeと具備している。前記トリガトランスT2は、一次
巻線W4と、二次巻線W5とを有している。
1の負帰還巻線W3の負端子に接続され、メインコンデ
ンサC4か所定電圧になったときに発振トランジスタQ
1の発振を停止させるように作用する回路素子である抵
抗R2と、この抵抗R2の一端とダイオードD1の正端
子との間に、前記発振トランスT1の二次側に接続され
た抵抗R3と、ネオンランプNE及び第3スイッチSW
1Bとの直列回路と、同じく発振トランスT1の二次側に
並列に接続されたトリガコンデンサC3と第3スイッチ
SW1Cとの直列回路と、同じく発振トランスT1の二次
側に並列に接続されたトリガトランスT2及び常開型の
トリガスイッチSW2の直列回路と、前記メインコンデ
ンサC4と並列に接続され、かつ、トリガ電極をトリガ
トランスT2の二次巻線W5に接続したストロボ発光管
Xeと具備している。前記トリガトランスT2は、一次
巻線W4と、二次巻線W5とを有している。
【0030】さらに、本実施の形態1のストロボ回路3
0は、3極単投式のスライドスイッチからなるメインス
イッチMSWを備えている。
0は、3極単投式のスライドスイッチからなるメインス
イッチMSWを備えている。
【0031】即ち、このメインスイッチMSWは、図1
に示すように、昇圧回路40の電池BT、発振トランス
T1、発振トランジスタQ1からなる回路系のうち、発
振トランジスタQ1のエミッタEと電池BTの負端子と
の間に設けた第1スイッチSW1Aと、前記トリガ回路系
のトリガコンデンサC3の正端子側と、トリガトランス
T2の一次巻線W4の一端との間に設けた第2スイッチ
SW1Bと、抵抗R3及びネオンランプNEの直列回路か
らなる充電表示素子の回路系のうちの抵抗R3と前記ト
リガトランスT2の一次巻線W4の一端との間に設けた
第3スイッチSW1Cとを有している。
に示すように、昇圧回路40の電池BT、発振トランス
T1、発振トランジスタQ1からなる回路系のうち、発
振トランジスタQ1のエミッタEと電池BTの負端子と
の間に設けた第1スイッチSW1Aと、前記トリガ回路系
のトリガコンデンサC3の正端子側と、トリガトランス
T2の一次巻線W4の一端との間に設けた第2スイッチ
SW1Bと、抵抗R3及びネオンランプNEの直列回路か
らなる充電表示素子の回路系のうちの抵抗R3と前記ト
リガトランスT2の一次巻線W4の一端との間に設けた
第3スイッチSW1Cとを有している。
【0032】本実施の形態1のレンズ付フィルムユニッ
トの作用を前記ストロボ回路30の動作を主にして説明
する。
トの作用を前記ストロボ回路30の動作を主にして説明
する。
【0033】このストロボ回路30において、前記スト
ロボスイッチ作動子18を操作し、メインスイッチMS
Wの第1スイッチSW1Aをオンにすると、電池BT
(+)→一次巻線W1→抵抗R1→三次巻線W3の順で
発振トランジスタQ1のベース(B)が駆動され、これ
により、発振トランジスタQ1はオン状態になる。
ロボスイッチ作動子18を操作し、メインスイッチMS
Wの第1スイッチSW1Aをオンにすると、電池BT
(+)→一次巻線W1→抵抗R1→三次巻線W3の順で
発振トランジスタQ1のベース(B)が駆動され、これ
により、発振トランジスタQ1はオン状態になる。
【0034】この時、一次巻線W1より二次巻線W2に
対して若干の誘導起電力が発生し、この誘導起電力によ
り生じた電流が二次巻線W2から発振トランジスタQ1
(B)への入力電流に重畳され、発振トランジスタQ1
の起動性を良くするように作用する。
対して若干の誘導起電力が発生し、この誘導起電力によ
り生じた電流が二次巻線W2から発振トランジスタQ1
(B)への入力電流に重畳され、発振トランジスタQ1
の起動性を良くするように作用する。
【0035】前記発振トランジスタQ1がオン状態にな
ると、電池BT(+)→一次巻線W1→発振トランジス
タQ1(C)→発振トランジスタQ1(E)→電池BT
(−)の経路で電流が流れ、この時に発生する一次巻線
W1の二次巻線W2に対する鎖交磁束により二次巻線W
2には高電圧が誘起される。
ると、電池BT(+)→一次巻線W1→発振トランジス
タQ1(C)→発振トランジスタQ1(E)→電池BT
(−)の経路で電流が流れ、この時に発生する一次巻線
W1の二次巻線W2に対する鎖交磁束により二次巻線W
2には高電圧が誘起される。
【0036】この二次巻線W2に誘起された高電圧によ
り、二次巻線W2→発振トランジスタQ1(B)→発振
トランジスタQ1(E)→コンデンサC4(+)→コン
デンサC4(−)→ダイオードD1(アノード)→ダイ
オードD1(カソード)→二次巻線W2の経路で電流が
流れる。その際、ダイオードD1により直流に変換され
た半波整流電流が充電電流としてコンデンサC4を充電
する。
り、二次巻線W2→発振トランジスタQ1(B)→発振
トランジスタQ1(E)→コンデンサC4(+)→コン
デンサC4(−)→ダイオードD1(アノード)→ダイ
オードD1(カソード)→二次巻線W2の経路で電流が
流れる。その際、ダイオードD1により直流に変換され
た半波整流電流が充電電流としてコンデンサC4を充電
する。
【0037】上述したコンデンサC4の充電と同時に、
トリガコンデンサC3に対しても、二次巻線W2→P1
点→抵抗R2→P2点→コンデンサC3(+)→コンデ
ンサC3(−)→ダイオードD1(アノード)→ダイオ
ードD1(カソード)→巻線W2の経路で流れる電流に
よる充電が行われる。
トリガコンデンサC3に対しても、二次巻線W2→P1
点→抵抗R2→P2点→コンデンサC3(+)→コンデ
ンサC3(−)→ダイオードD1(アノード)→ダイオ
ードD1(カソード)→巻線W2の経路で流れる電流に
よる充電が行われる。
【0038】このトリガコンデンサC3の充電によっ
て、P2点の電位が、ネオンランプNEのブレークダウ
ン電圧に達すると、トリガコンデンサC3の電荷の一部
は、コンデンサC3(+)→P2点→抵抗R3→ネオン
ランプNE(+)→ネオンランプNE(一)→コンデン
サC3(一)の経路でリーク電流となって流れ、これに
よりネオンランプNEは点灯する。
て、P2点の電位が、ネオンランプNEのブレークダウ
ン電圧に達すると、トリガコンデンサC3の電荷の一部
は、コンデンサC3(+)→P2点→抵抗R3→ネオン
ランプNE(+)→ネオンランプNE(一)→コンデン
サC3(一)の経路でリーク電流となって流れ、これに
よりネオンランプNEは点灯する。
【0039】このネオンランプNEの点灯によって、ネ
オンランプNEは導通状態となり、コンデンサC3から
の放電電流は減少していく。このネオンランプNEの点
灯動作に伴って、図1のP2点の電位がネオンランプN
Eの消滅電圧まで降下すると、ネオンランプNE自体は
オフとなり、これによりトリガコンデンサC3は再充電
状態に転じる。このような充電及び放電動作の繰り返し
により、ネオンランプNEは見かけ上点滅動作を行うこ
とになる。
オンランプNEは導通状態となり、コンデンサC3から
の放電電流は減少していく。このネオンランプNEの点
灯動作に伴って、図1のP2点の電位がネオンランプN
Eの消滅電圧まで降下すると、ネオンランプNE自体は
オフとなり、これによりトリガコンデンサC3は再充電
状態に転じる。このような充電及び放電動作の繰り返し
により、ネオンランプNEは見かけ上点滅動作を行うこ
とになる。
【0040】ここで、ネオンランプNEのブレークダウ
ン電圧は、メインコンデンサC4ににより充電されるス
トロボ発光管Xeの発光に足る充電電位と同等に設定さ
れている。従って、ユーザは、上記ネオンランプNEの
点滅によって、コンデンサC4の充電電位が発光可能な
レベルまで達し、いつでも発光操作が行える状態に達し
たことを知ることができる。
ン電圧は、メインコンデンサC4ににより充電されるス
トロボ発光管Xeの発光に足る充電電位と同等に設定さ
れている。従って、ユーザは、上記ネオンランプNEの
点滅によって、コンデンサC4の充電電位が発光可能な
レベルまで達し、いつでも発光操作が行える状態に達し
たことを知ることができる。
【0041】前記トリガコンデンサC3の充電/放電の
繰り返し動作からも分かるように、前記トリガコンデン
サC3,抵抗R3,ネオンランプNEから成る回路部分
はネオンランプNEを点滅動作させるための定電流回路
を構成している。
繰り返し動作からも分かるように、前記トリガコンデン
サC3,抵抗R3,ネオンランプNEから成る回路部分
はネオンランプNEを点滅動作させるための定電流回路
を構成している。
【0042】この定電流回路によって、上述したコンデ
ンサC4に対する充電回路系のP1点において、二次巻
線W2→P1点→発振トランジスタQ1(B)方向の電
流に対し、P1点→抵抗R2→P2点方向へ一定電流の
分流が生じることになる。
ンサC4に対する充電回路系のP1点において、二次巻
線W2→P1点→発振トランジスタQ1(B)方向の電
流に対し、P1点→抵抗R2→P2点方向へ一定電流の
分流が生じることになる。
【0043】つまり、本実施の形態1に係る回路では、
P1点を境として、二次巻線W2→抵抗R2→P2点方
向へ一定の電流が分流され、二次巻線W2→P1点→発
振トランジスタQ1(B)方向に流れる電流の減少を加
速するように作用する。
P1点を境として、二次巻線W2→抵抗R2→P2点方
向へ一定の電流が分流され、二次巻線W2→P1点→発
振トランジスタQ1(B)方向に流れる電流の減少を加
速するように作用する。
【0044】この作用により、コンデンサC4の充電電
圧が更に上昇して巻線W2→P1点→発振トランジスタ
Q1(B)→発振トランジスタQ1(E)の経路で流れ
る電流が減少していく途中で、その電流の値が、P1点
→抵抗R2→P2点の経路で流れる電流の値よりも少な
くなると、発振トランジスタQ1(B)は“Low”レ
ベルになり、前記発振トランジスタQ1がオフ状態とな
って発振が停止する。このような回路構成によれば、例
えば、ツェナーダイオードとPNP型のトランジスタを
用いて発振素子(Q1)をオフにするような発振停止回
路が不要となり、回路構成の簡略化が図れる。
圧が更に上昇して巻線W2→P1点→発振トランジスタ
Q1(B)→発振トランジスタQ1(E)の経路で流れ
る電流が減少していく途中で、その電流の値が、P1点
→抵抗R2→P2点の経路で流れる電流の値よりも少な
くなると、発振トランジスタQ1(B)は“Low”レ
ベルになり、前記発振トランジスタQ1がオフ状態とな
って発振が停止する。このような回路構成によれば、例
えば、ツェナーダイオードとPNP型のトランジスタを
用いて発振素子(Q1)をオフにするような発振停止回
路が不要となり、回路構成の簡略化が図れる。
【0045】前記コンデンサC4の充電電圧が発光動作
が行える状態になった後、トリガスイッチSW2が押さ
れると、トリガコンデンサC3からの放電により、トリ
ガコンデンサC3(+)→トリガトランスT2(L4)
→トリガスイッチSW2→コンデンサC3(−)という
経路で電流が流れる。これにより、トランスT2の一次
巻線W4から二次巻線W5に高電圧が誘起され、この高
電圧がストロボ発光管Xeのトリガ電極に印加される。
そして、この印加電圧がストロボ発光管Xeのブレーク
ダウン電圧まで上昇した時に当該ストロボ発光管Xeが
発光し、図示しない被写体にストロボ光が照射されると
ともに、発振トランジスタQ1の発振によるメインコン
デンサC4の充電が再開される。
が行える状態になった後、トリガスイッチSW2が押さ
れると、トリガコンデンサC3からの放電により、トリ
ガコンデンサC3(+)→トリガトランスT2(L4)
→トリガスイッチSW2→コンデンサC3(−)という
経路で電流が流れる。これにより、トランスT2の一次
巻線W4から二次巻線W5に高電圧が誘起され、この高
電圧がストロボ発光管Xeのトリガ電極に印加される。
そして、この印加電圧がストロボ発光管Xeのブレーク
ダウン電圧まで上昇した時に当該ストロボ発光管Xeが
発光し、図示しない被写体にストロボ光が照射されると
ともに、発振トランジスタQ1の発振によるメインコン
デンサC4の充電が再開される。
【0046】次に、前記ストロボスイッチ作動子18を
操作し、メインスイッチMSWをオフにした場合の動作
について以下に説明する。
操作し、メインスイッチMSWをオフにした場合の動作
について以下に説明する。
【0047】この場合には、発振トランジスタQ1のエ
ミッタEと電池BTの負端子との間に設けた第1スイッ
チSW1Aのオフにより発振トランジスタQ1がオフして
発振が停止する。同時に第1スイッチSW1Aと連動して
第2スイッチSW1B、第3スイッチSW1Cもオフとな
り、これにより、前記トリガ回路系のトリガコンデンサ
C3への充電が断たれ、かつ、ネオンランプNEへの通
電も断たれて、確実にストロボ発光管Xeの発行禁止、
ネオンランプNEの消灯動作を行うことができる。 こ
のようにして、本実施の形態1によれば、ストロボスイ
ッチ作動子18の操作で連動して作動するメインスイッ
チMSWを設けたことによって、発振回路系、トリガ回
路系及び充電表示素子であるネオンランプNEの回路系
の確実なオン、オフ操作を行い、電池BTの不要な消耗
を避けることができる。
ミッタEと電池BTの負端子との間に設けた第1スイッ
チSW1Aのオフにより発振トランジスタQ1がオフして
発振が停止する。同時に第1スイッチSW1Aと連動して
第2スイッチSW1B、第3スイッチSW1Cもオフとな
り、これにより、前記トリガ回路系のトリガコンデンサ
C3への充電が断たれ、かつ、ネオンランプNEへの通
電も断たれて、確実にストロボ発光管Xeの発行禁止、
ネオンランプNEの消灯動作を行うことができる。 こ
のようにして、本実施の形態1によれば、ストロボスイ
ッチ作動子18の操作で連動して作動するメインスイッ
チMSWを設けたことによって、発振回路系、トリガ回
路系及び充電表示素子であるネオンランプNEの回路系
の確実なオン、オフ操作を行い、電池BTの不要な消耗
を避けることができる。
【0048】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2を示すものであり、図1に示す実施の形態1の場
合と同一の機能を有するものには同一の符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
形態2を示すものであり、図1に示す実施の形態1の場
合と同一の機能を有するものには同一の符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
【0049】本実施の形態2のストロボ回路30Aは、
基本的構成は実施の形態1の場合と略同様であるが、メ
インスイッチMSWとして第1スイッチSW1Aと、この
第1スイッチSW1Aと連動して前記メインコンデンサC
4の充電回路系の開閉を行う第2スイッチSW1A´を設
け、前記第2スイッチSW1B、第3スイッチSW1Cは省
略した構成となっている。即ち、第2スイッチSW1A´
は、前記ダイオードD1の正端子と前記メインコンデン
サC4の一端子との間に接続されている。
基本的構成は実施の形態1の場合と略同様であるが、メ
インスイッチMSWとして第1スイッチSW1Aと、この
第1スイッチSW1Aと連動して前記メインコンデンサC
4の充電回路系の開閉を行う第2スイッチSW1A´を設
け、前記第2スイッチSW1B、第3スイッチSW1Cは省
略した構成となっている。即ち、第2スイッチSW1A´
は、前記ダイオードD1の正端子と前記メインコンデン
サC4の一端子との間に接続されている。
【0050】本実施の形態2のストロボ回路30Aの構
成によっても、ストロボスイッチ作動子18の操作で連
動して作動するメインスイッチMSWを設けたことによ
って、発振回路系の発振トランジスタQ1の発振動作、
メインコンデンサC4の充電回路系の充電、充電停止動
作の確実なオン、オフ操作を行い、電池BTの不要な消
耗を避けることができる。
成によっても、ストロボスイッチ作動子18の操作で連
動して作動するメインスイッチMSWを設けたことによ
って、発振回路系の発振トランジスタQ1の発振動作、
メインコンデンサC4の充電回路系の充電、充電停止動
作の確実なオン、オフ操作を行い、電池BTの不要な消
耗を避けることができる。
【0051】尚、上述した実施の形態1、2では、充電
表示素子としてネオンランプNEを用いているが、LE
Dを用いた回路構成の場合にも本発明はもちろん適用可
能である。
表示素子としてネオンランプNEを用いているが、LE
Dを用いた回路構成の場合にも本発明はもちろん適用可
能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スライド操作式の簡略なスイッチ構成で、部品点数の増
大、コストアップを回避しつつ発振回路系、充電回路
系、充電表示素子回路系の確実なオン、オフ操作を実行
できるレンズ付フィルムユニットのストロボ回路を提供
することができる。
スライド操作式の簡略なスイッチ構成で、部品点数の増
大、コストアップを回避しつつ発振回路系、充電回路
系、充電表示素子回路系の確実なオン、オフ操作を実行
できるレンズ付フィルムユニットのストロボ回路を提供
することができる。
【0053】また、本発明によれば、スライド操作式の
簡略なスイッチ構成で、部品点数の増大、コストアップ
を回避しつつ発振回路系、充電回路系の確実なオン、オ
フ操作を実行できるレンズ付フィルムユニットのストロ
ボ回路を提供することができる。
簡略なスイッチ構成で、部品点数の増大、コストアップ
を回避しつつ発振回路系、充電回路系の確実なオン、オ
フ操作を実行できるレンズ付フィルムユニットのストロ
ボ回路を提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態1のストロボ回路の回路図
である。
である。
【図2】本発明の実施の形態1のレンズ付フィルムユニ
ットを示す斜視図である。
ットを示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態1のレンズ付フィルムユニ
ットを背面側から見た斜視図である。
ットを背面側から見た斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態2のストロボ回路の回路図
である。
である。
【図5】従来例のストロボ回路の一例を示す回路図であ
る。
る。
10 レンズ付フィルムユニット 18 ストロボスイッチ作動子 30 ストロボ回路 40 昇圧回路 41 ストロボ発光回路 MSW メインスイッチ C4 メインコンデンサ Q1 発振トランジスタ BT 電池 NE ネオン管 Xe ストロボ発光管
Claims (3)
- 【請求項1】 発振トランスの一次側回路に設けた発振
素子を発振させ、前記発振トランスの二次側回路に電源
の電圧を昇圧した直流出力を得る昇圧回路と、 前記昇圧回路の直流出力により充電されるメインコンデ
ンサと、 このメインコンデンサに並列に接続されたストロボ発光
管と、 前記発振トランスの二次側回路に接続され、前記直流出
力により充電されるトリガコンデンサの充放電を利用し
て前記ストロボ発光管にトリガをかけて発光動作を開始
させるトリガ回路と、 前記トリガコンデンサと並列に接続され、前記メインコ
ンデンサが所定充電電圧に充電されたことを表示する充
電表示素子と、 を有するレンズ付フィルムユニットのストロボ発光回路
であって、 前記充電表示素子と発振素子との間に設けられ、前記前
記メインコンデンサの電圧が所定の電圧になった時に前
記発振素子の発振を停止させるように作用する回路素子
と、 前記発振素子の回路系の開閉と、トリガ回路系の開閉
と、充電表示素子の回路系の開閉とを連動して行う連動
スイッチと、 を設けたことを特徴とするレンズ付フィルムユニットの
ストロボ発光回路。 - 【請求項2】 発振トランスの一次側回路に設けた発振
素子を発振させ、前記発振トランスの二次側回路に電源
の電圧を昇圧した直流出力を得る昇圧回路と、前記昇圧
回路の直流出力により充電されるメインコンデンサと、 このメインコンデンサに並列に接続されたストロボ発光
管と、 前記発振トランスの二次側回路に接続され、前記直流出
力により充電されるトリガコンデンサの充放電を利用し
て前記ストロボ発光管にトリガをかけて発光動作を開始
させるトリガ回路と、 前記トリガコンデンサと並列に接続され、前記メインコ
ンデンサが所定充電電圧に充電されたことを表示する充
電表示素子と、 を有するレンズ付フィルムユニットのストロボ発光回路
であって、 前記充電表示素子と発振素子との間に設けられ、前記前
記メインコンデンサの電圧が所定の電圧になった時に前
記発振素子の発振を停止させるように作用する回路素子
と、 前記発振素子の回路系の開閉と、メインコンデンサの充
電回路系の開閉とを連動して行う連動スイッチを設けた
ことを特徴とするレンズ付フィルムユニットのストロボ
発光回路。 - 【請求項3】 前記連動スイッチは、レンズ付フィルム
ユニットに設けたスライド式のストロボスイッチ作動子
の操作に連動して開閉することを特徴とする請求項1又
は2記載のレンズ付フィルムユニットのストロボ発光回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37224599A JP2001188321A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | レンズ付フィルムユニットのストロボ発光回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37224599A JP2001188321A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | レンズ付フィルムユニットのストロボ発光回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001188321A true JP2001188321A (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=18500116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37224599A Pending JP2001188321A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | レンズ付フィルムユニットのストロボ発光回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001188321A (ja) |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37224599A patent/JP2001188321A/ja active Pending
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