JP2001215557A - レンズ付きフィルムユニット - Google Patents

レンズ付きフィルムユニット

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JP2001215557A
JP2001215557A JP2000028096A JP2000028096A JP2001215557A JP 2001215557 A JP2001215557 A JP 2001215557A JP 2000028096 A JP2000028096 A JP 2000028096A JP 2000028096 A JP2000028096 A JP 2000028096A JP 2001215557 A JP2001215557 A JP 2001215557A
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lens
state
trigger
luminance
light emission
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JP2000028096A
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English (en)
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Takao Hosaka
隆男 保坂
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Konica Minolta Inc
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で良好な撮影を行う。 【解決手段】 レンズカバーをスライド操作して全開状
態とすると、この操作に連動してメインスイッチ26が
オン状態へ移行して発振回路32が発振し、交流の高電
圧を印加してメインコンデンサCm を充電する。ここ
で、光センサQ3 に入射した光が所定の強度以下であっ
た場合は、トランジスタQ2 はオフ状態のままであり、
トリガコンデンサCt にも充電がなされ、シャッタレリ
ーズボタンを押すと、トリガコンデンサCt の電荷によ
ってトリガされてメインコンデンサCm からの高電圧に
よってストロボ発光管Xeが点灯発光しストロボ撮影が
行われる。一方、入射した光が所定の強度よりも大きい
場合は、トランジスタQ2 はオン状態となりトリガコン
デンサCt には充電がなされず、シャッタレリーズボタ
ンを押してもストロボ発光管Xeは点灯発光しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フィルムが予
め充填されストロボ装置を備えたレンズ付きフィルムユ
ニットに係り、特にレンズカバーを備えたレンズ付きフ
ィルムユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】フィルムが組立工程で予め装填されたレ
ンズ付きフィルムユニットは、ユーザによるフィルム装
填が不要である等操作が簡単であり、かつ低価格で提供
されている。また、図15に示すように、ストロボ装置
が内蔵された機種も広く普及しており、ストロボ発光が
必要と判断した場合には、スライド式の操作部材101
を操作してストロボ充電を開始させる。
【0003】この操作によって、図16に示すように、
メインスイッチSW1 と発光停止スイッチSW2 とから
なるスライド式の2連のスイッチがオンして、例えば単
3型電池からなる電源BTからの直流電圧が抵抗R101
を介して発振トランジスタQ101 のベースに供給され、
発振トランジスタQ101 はオンして発振を開始し、発振
トランスTR101 の2次巻線に交流の高電圧が誘起す
る。
【0004】発振トランスTR101 から出力された交流
電圧は、ダイオードD101 により整流され、直流電圧と
なってメインコンデンサCmを充電する。また、抵抗R
102を介してトリガコンデンサCt も充電される。
【0005】メインコンデンサCm及びトリガコンデン
サCt が充電されて電圧が所定の値に達した状態で、パ
イロットランプ102の点灯を確認し、シャッタレリー
ズボタン103を押すと、シャッタ羽根が開放動作し、
その全開時にトリガスイッチSW3 をオンさせる。
【0006】トリガスイッチSW3 がオンすると、トリ
ガコンデンサCt に充電されていた電荷がトリガコイル
TR102 の一次巻線に供給され、二次巻線に高電圧が誘
起されて、その高電圧によりストロボ発光管Xeに接触
して設けたトリガ電極Gがトリガされる。
【0007】この結果、ストロボ発光部104に収容さ
れたストロボ発光管Xeの中のイオン化されたキセノン
原子が陰極より飛び出す電子と衝突して励起され、スト
ロボ発光管Xeが発光する。
【0008】また、メインコンデンサCmが充電されて
いるときに、メインスイッチSW1がオフになると、発
振トランジスタQ101 の発振動作は停止する。
【0009】また、発光停止スイッチSW2 も同時にオ
フになるので、シャッタレリーズボタン103を押して
トリガスイッチSW3 をオンにしてもトリガコンデンサ
Ctの放電路は断たれているので、ストロボ発光管Xe
は発光しない。
【0010】さらに、撮影レンズを保護するための開閉
自在のレンズカバーが設けられたレンズ付きフィルムユ
ニットも知られており、不使用時にはこのレンズカバー
で撮影レンズを覆って、例えば塵埃の付着を防止して常
時良好な状態で撮影が可能なようにされている。なお、
レンズカバー全閉時はレリーズボタンは押下できないよ
うになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記レ
ンズカバー付きのレンズ付きフィルムユニットにおいて
は、撮影に当たって、まず、ストロボを使用すべきか否
か判断し、ストロボ撮影を行う場合は、レンズカバーを
開放した後、操作部材をスライド操作して、発振トラン
ジスタをオンして発振を開始させ、メインコンデンサの
充電をパイロットランプで確認してから、シャッタレリ
ーズボタンを押してストロボ発光させるという手順が必
要であり、操作が繁雑となってレンズ付きフィルムユニ
ットの手軽さが失われてしまうという問題点がある。
【0012】また、例えばストロボを使用すべきである
にもかかわらず、操作部材の操作を忘れて撮影が失敗に
終ってしまうという問題点もある。
【0013】また、撮影終了後、一旦スライド操作した
操作部材を戻し忘れて、電池を無用に消耗してしまうと
いう問題点もある。
【0014】そこで、本発明は、簡単な操作で良好な撮
影を行うことができ、しかも、ストロボを使用すべきか
否か気にすることなく手軽に撮影を行うことができ、電
池の無用な消耗も抑制することができるレンズ付きフィ
ルムユニットを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、撮影レンズを保護するため
の開閉自在のレンズカバーと、ストロボ装置とを備えた
レンズ付きフィルムユニットであって、発光準備を開始
させるために設けられ前記レンズカバーの閉位置から開
位置への変位に応じてオフ状態からオン状態又はオフ状
態から一瞬のオン状態を経てオフ状態とされる充電開始
スイッチを備えたことを特徴とする。
【0016】上記課題を解決するために、請求項2記載
の発明は、請求項1記載のレンズ付きフィルムユニット
であって前記レンズカバーが閉位置にあるときにはシャ
ッタレリーズボタンの押下げができないように構成され
ていることを特徴とする。
【0017】上記課題を解決するために、請求項3記載
の発明は、撮影レンズを保護するための開閉自在のレン
ズカバーと、ストロボ装置とを備えたレンズ付きフィル
ムユニットであって、前記ストロボ装置は、前記レンズ
カバーの閉位置から開位置への変位に応じてオフ状態か
らオン状態又はオフ状態から一瞬のオン状態を経てオフ
状態となる充電開始スイッチと、被写体輝度又は背景輝
度を含む被写界輝度を検出する輝度検出手段を有する発
光制御手段とを備え、前記レンズカバー開放時におい
て、前記発光制御手段は、前記輝度検出手段によって検
出された前記被写体輝度又は前記被写界輝度に応じて、
前記ストロボ装置を発光可能状態又は発光禁止状態とす
ることを特徴とする。
【0018】上記課題を解決するために、請求項4記載
の発明は、請求項3記載のレンズ付きフィルムユニット
であって、前記レンズカバー閉鎖時には、前記ストロボ
装置が発光禁止状態とされることを特徴とする。
【0019】上記課題を解決するために、請求項5記載
の発明は、請求項3又は4記載のレンズ付きフィルムユ
ニットであって、前記ストロボ装置は、ストロボ発光管
に並列接続され前記ストロボ発光管に発光のためのエネ
ルギを与えるメインコンデンサと、前記メインコンデン
サを充電するための発振回路と、前記ストロボ発光管を
発光させるための高電圧を印加するトリガコイルに電荷
を与えるトリガコンデンサとを有し、前記充電開始スイ
ッチは、オン時に前記発振回路を直流電源に接続して前
記発振回路の発振を開始させ、前記発光制御手段は、前
記輝度検出手段によって検出された前記被写体輝度又は
前記被写界輝度が所定の値よりも小さい場合には、前記
ストロボ装置を発光可能状態とすることを特徴とする。
【0020】上記課題を解決するために、請求項6記載
の発明は、請求項5記載のレンズ付きフィルムユニット
であって、前記発光制御手段は、前記輝度検出手段によ
って検出された前記被写体輝度又は前記被写界輝度が所
定の値よりも大きい場合に、前記トリガコンデンサから
前記トリガコイルへ電荷が流れないようにすることで、
前記ストロボ装置を発光禁止状態とすることを特徴とす
る。
【0021】上記課題を解決するために、請求項7記載
の発明は、請求項6記載のレンズ付きフィルムユニット
であって、前記発光制御手段は、前記輝度検出手段によ
って検出された前記被写体輝度又は前記被写界輝度が所
定の値よりも大きい場合に、前記トリガコンデンサへの
充電を制限することで、前記ストロボ装置を発光禁止状
態とすることを特徴とする。
【0022】上記課題を解決するために、請求項8記載
の発明は、請求項6記載のレンズ付きフィルムユニット
であって、前記発光制御手段は、前記輝度検出手段によ
って検出された前記被写体輝度又は前記被写界輝度が所
定の値よりも大きい場合に、前記トリガコンデンサと前
記トリガコイルとを非接続状態とすることにより、前記
ストロボ装置を発光禁止状態とすることを特徴とする。
【0023】上記課題を解決するために、請求項9記載
の発明は、請求項5から8のうちのいずれか1項に記載
のレンズ付きフィルムユニットであって、前記発光制御
手段は、前記輝度検出手段によって検出された前記被写
体輝度又は前記被写界輝度が所定の値よりも大きい場合
に、前記発振回路の発振を停止することにより、前記ス
トロボ装置を発光禁止状態とすることを特徴とする。
【0024】上記課題を解決するために、請求項10記
載の発明は、請求項5から9のうちのいずれか1項に記
載のレンズ付きフィルムユニットであって、前記充電開
始スイッチは、前記レンズカバーの開放操作に伴って、
前記レンズカバーが所定量以上変位するとオン状態を保
持する保持形であることを特徴とする。
【0025】上記課題を解決するために、請求項11記
載の発明は、請求項5から9のうちのいずれか1項に記
載のレンズ付きフィルムユニットであって、前記充電開
始スイッチは、前記レンズカバーの開放操作に伴って、
前記レンズカバーが所定量変位するとオン状態となり、
同一方向にさらに変位するとオフ状態へ復帰する復帰形
であることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1によるレン
ズ付きフィルムユニットのレンズカバー全閉時の外観を
示す斜視図、図2は同レンズ付きフィルムユニットのレ
ンズカバー全開時の外観を示す斜視図、図3は同レンズ
付きフィルムユニットのストロボ装置のストロボ回路に
用いられるストロボスイッチ部の構成を示す断面図、図
4は同ストロボスイッチ部の接触片の外観を示す斜視
図、図5は同ストロボ回路の回路図、図6は同ストロボ
スイッチ部の動作を説明するための説明図である。
【0027】図1及び図2に示すように、この実施の形
態1のレンズ付きフィルムユニット1は、主要構成部品
を具備する図示せぬ本体ユニットの前後部を、合成樹脂
製の前カバー2及び後カバー3で覆ってカメラ本体4を
構成し、カメラ本体4の上面右端に固定式のストロボ発
光部5を備えたストロボ装置付きで、カメラ本体4内に
は、予め未露光のロールフィルムが装填されていて、後
カバー3にはフィルム着脱用の裏蓋がなく、分解用の工
具を使用することなしには前カバー2及び後カバー3を
分解できない密閉構造となっている。
【0028】カメラ本体4には、前面に上述のストロボ
発光部5、撮影レンズ6、ファインダ窓7が設けられ、
撮影レンズ6の外側には撮影レンズ6を覆って保護する
ためのレンズカバー8が案内レール9,9に沿った左右
方向へのスライド操作によって開閉可能に取り付けられ
ている。また、ファインダ窓7の下方には、外光を取り
入れるための採光窓10が配設されている。
【0029】また、上面にはシャッタレリーズボタン1
1、及びフィルムカウンタ窓12が設けられている。
【0030】また、カメラ本体4の背面には、ダイヤル
式のフィルム巻き上げノブ13とファインダ接眼窓(不
図示)とが設けられており、カメラ本体4の内底部に設
けた電池室(不図示)に、例えば単3型の乾電池を用い
た直流電源BT(図5参照)が収容されている。
【0031】また、カメラ本体4には、図3及び図4に
示すように、ストロボ発光を可能としたり停止するため
のストロボスイッチ部14が設けられており、このスト
ロボスイッチ部14は、レンズカバー8の裏面側の所定
の箇所に形成された凸段形状のスイッチ作動部8aと、
回路基板21上の配線パターンを構成する導帯21aに
一端を固着され、ばね性を有する接触片22とを有し、
レンズカバー8の開閉操作に伴ってスイッチ作動部8a
が、接触片22上をスライドすることによって、接点を
導帯21bに対して接触状態(レンズカバー8全閉時
(図6参照))又は非接触状態(レンズカバー8全開時
(図3参照))となるように構成されている。
【0032】接触片22は、長尺の金属片が所定の形状
に折曲成形されてなっており、後端側の配線パターンの
導帯21aに電気的に接続され固着された共通接点23
と、共通接点23の先端側に形成された台形状山部24
と、台形状山部24の先端側に形成され、導帯21bに
対して接触又は非接触とされるメインスイッチ用接点2
5とを有している。
【0033】スイッチ作動部8aは、レンズカバー8の
開閉操作に伴って横移動するスライド式となっており、
接触片22の台形状山部24を、配線パターン側に向け
て押圧する幅(スイッチ作動部8aの移動方向に沿った
長さ)の比較的広い凸段部を有している。
【0034】すなわち、ストロボスイッチ部14は、レ
ンズカバー8の横移動とともにスイッチ作動部8aによ
って接触片22の台形状山部24が押圧されることによ
って、メインスイッチ用接点25が導帯21bに接触
し、オフ状態からオン状態へ移行しこの状態を保持する
アルタネイティブ機能(保持形)を有するメインスイッ
チ(充電開始スイッチ)26を形成するようになってい
る。
【0035】また、ストロボ発光部5には、ストロボ発
光管(キセノン管)Xeが収容され(図5参照)、この
ストロボ発光管Xeの点灯はカメラ本体4内に実装され
たストロボ回路31の動作により行われるようになって
いる。
【0036】ストロボ回路31は、図5に示すように、
直流電源BTと、キセノンランプを使用したストロボ発
光管Xeと、ストロボ発光管Xeに並列接続され、スト
ロボ発光管Xeに発光のためのエネルギを与えるメイン
コンデンサCm と、直流電源BTからの直流電圧を所要
の高電圧に昇圧してメインコンデンサCm を充電するた
めの発振回路32と、発振回路32から出力された交流
電圧を整流するダイオードD1 と、ストロボ発光管Xe
のトリガ電極Gに高電圧を印加するためのトリガ回路3
3と、被写体輝度に応じてトリガ信号の発生を制御する
トリガ制御回路(発光制御手段)34とを備えている。
【0037】ここで、トリガ制御回路34は、レンズカ
バー8の開放時に被写体輝度又は背景輝度を含む被写界
輝度に応じて、ストロボ装置を、メインコンデンサCm
の充電完了後のシャッタレリーズボタン11の押下によ
ってストロボ発光管Xeを発光させるための発光可能状
態、又はメインコンデンサCm への充電完了後のシャッ
タレリーズボタン11の押下によってもストロボ発光管
Xeを発光させない発光禁止状態とする発光制御手段を
構成している。
【0038】発振回路32は、発振を開始するためのメ
インスイッチ26と、1次巻線W1,2次巻線W2 を有
する発振トランスTR1 と、この発振トランスTR1 の
1次巻線W1 にコレクタを接続し、エミッタをメインス
イッチ26を介して直流電源BTの負極側に接続した発
振トランジスタQ1 と、発振トランジスタQ1 のベース
に接続された抵抗R1 とを有している。
【0039】トリガ回路33は、ストロボ発光管Xeを
発光させるためストロボ発光管Xeに接触して設けたト
リガ電極Gに高電圧を印加するトリガコイルTR2 と、
トリガコイルTR2 に電荷を与えるトリガコンデンサC
t と、シャッタレリーズボタン11のレリーズ操作によ
るシャッタ羽根の開放時にトリガコイルTR2 とトリガ
コンデンサCt とを接続するためのトリガスイッチ35
とを有している。このトリガ回路33により、メインコ
ンデンサCm の充電電圧がアノード、カソード間に印加
されるストロボ発光管Xeをトリガして発光させるよう
になっている。
【0040】トリガ制御回路34は、抵抗R3 を介して
トリガコンデンサCt に並列に接続されたトランジスタ
Q2 と、トランジスタQ2 のベース、エミッタ間に抵抗
R4を介して接続されフォトトランジスタからなる光セ
ンサ(輝度検出手段)Q3 とを有している。
【0041】次に、動作について説明する。
【0042】レンズカバー8を図1に示す全閉状態から
スライド操作して図2に示す全開状態とすると、この操
作に伴って、図3に示す位置からスイッチ作動部8aは
同図中矢印Xの方向へ横移動する。これによってスイッ
チ作動部8aが接触片22上を摺動するのに伴い、図6
に示すように、スイッチ作動部8aが接触片22の台形
状山部24を押圧することによって、メインスイッチ用
接点25が導帯21bに接触し、メインスイッチ26が
オフ状態からオン状態へ移行しこの状態を保持する。
【0043】上記操作によって、メインスイッチ26が
閉じることによって、直流電源BTからの直流電圧が抵
抗R1 を介して発振トランジスタQ1 のベースに印加さ
れて、ベース電流が流れて発振トランジスタQ1 はオン
状態となり、発振トランスTR1 の1次巻線W1 に一次
側電流(コレクタ電流)を流し、発振トランスTR1か
らの正帰還作用によって、ベース電流が増大することで
コレクタ電流が増大して発振する。
【0044】この発振トランジスタQ1 の発振動作によ
り、発振トランスTR1 の2次巻線W2 に交流の高電圧
が誘起する。2次巻線W2 の高電圧はダイオードD1 で
整流され、直流電圧となって、メインコンデンサCm を
充電する。
【0045】ここで、被写体側から入射し採光窓10か
ら取り入れられた光が、光センサQ3 を構成するフォト
トランジスタのベース表面で受光されると、ベース・コ
レクタ間に光電流が流れ、この電流が増幅されてコレク
タ電流となる。入射した光が所定の強度以下であった場
合(すなわち、被写体輝度が所定値以下であった場合)
は、トランジスタQ2 は、十分なベース電流が流れず、
オフ状態のままである。このため、直流電圧によるメイ
ンコンデンサCm の充電と共に、メインコンデンサCm
の−端子と接続された抵抗R5 を介してトリガコンデン
サCt にも充電がなされる。
【0046】トリガコンデンサCt に充電がなされた状
態で、シャッタレリーズボタン11を押してシャッタを
作動すると、シャッタ羽根によってトリガスイッチ35
が閉じ、トリガコンデンサCt とトリガスイッチ35と
トリガコイルTR2 の1次巻線W11とでトリガコンデン
サCt の電荷を放電する放電ループが形成され、トリガ
コンデンサCt に蓄積されている電荷が、トリガコイル
TR2 の1次巻線W11に、瞬間電流として流れる。
【0047】この瞬間電流によって、2次巻線W12に生
じるパルス状電圧が、ストロボ発光管Xeに接触して設
けたトリガ電極Gに印加され、ストロボ発光管Xeにメ
インコンデンサCm からの高電圧が印加されてストロボ
発光管Xeが点灯発光しストロボ撮影が行われる。
【0048】一方、入射した光が所定の強度よりも大き
い場合は、トランジスタQ2 は、十分なベース電流が流
れオン状態となる。このため、トリガコンデンサCt に
は充電がなされない。
【0049】この状態で、シャッタレリーズボタン11
を押して、トリガスイッチ35が閉じても、トリガコン
デンサCt からの放電はなされないので、トリガ回路3
3は動作せず、ストロボ発光管Xeが点灯発光しない。
この場合はストロボ発光なしで撮影が行われる。
【0050】撮影が終わって、レンズカバー8をスライ
ド操作して全閉状態に戻すと、スイッチ作動部8aが接
触片22から離れ、メインスイッチ用接点25が導帯2
1bから離れて、メインスイッチ26は、オン状態から
オフ状態へ移行し、発振回路32における発振が停止さ
れる。
【0051】なお、レンズカバー8を全閉状態では、シ
ャッタレリーズボタン11は押下できないようになって
おり、レンズカバー8を戻した場合は、メインコンデン
サCm 及びトリガコンデンサCt の充電完了後でも、ス
トロボ発光管Xeが発光することはない。
【0052】以上説明したように、本実施の形態1によ
れば、レンズカバーの開閉操作に連動してメインスイッ
チがオン/オフされるので、ストロボの使用/不使用に
かかわらず操作手順が繁雑になることはなく、簡単な操
作で良好な撮影を行うことができる。
【0053】しかも、ストロボを使用すべきか否か気に
することなく手軽に撮影を行うことができる。
【0054】また、光センサによって検出された被写体
輝度が所定の値よりも大きい場合は、トリガコンデンサ
への充電は制限され、シャッタレリーズボタンを押下し
ても、ストロボ発光管Xeにトリガ信号は与えられない
ので、適正な光量を被写体に与えて常に良好に撮影を行
うことができる。
【0055】また、レンズカバー全閉時には、発振回路
32における発振が停止されるので、例えばスイッチの
切忘れによる直流電源BTの無用の消耗を防止すること
ができる。
【0056】また、メインスイッチ26は保持形である
ので、回路を簡略化することができる。
【0057】また、操作者はストロボを使用するべきか
否かを気にする必要がなく、従って従来のように、メイ
ンコンデンサCmの充電状態を確認する必要もないの
で、パイロットランプを省略することができる。したが
って、部品点数を削減しコストを低減することができ
る。 実施の形態2.図7は本発明の実施の形態2によるレン
ズ付きフィルムユニットのストロボ装置のストロボ回路
に用いられるストロボスイッチ部の構成を示す断面図、
図8は同ストロボスイッチ部の接触片の外観を示す斜視
図、図9は同ストロボ回路の回路図、図10は同ストロ
ボスイッチ部の動作を説明するための説明図である。
【0058】本実施の形態2が上述した実施の形態1と
異なるところは、実施の形態1においてはメインスイッ
チを保持形としたのに対して、これを復帰形とした点、
及び被写体輝度が所定値以上の場合に、トリガコンデン
サとトリガコイルとの接続をサイリスタをオフすること
によって断って、トリガ信号を発生させないように構成
した点である。
【0059】また、メインコンデンサが所定の電圧まで
充電された場合にその電圧を検出して充電を停止する充
電停止回路が付加されている。
【0060】これ以外は実施の形態1と略同一であるの
で、その説明を簡略にする。
【0061】この実施の形態2のストロボスイッチ部1
4Aは、図7及び図8に示すように、レンズカバー8A
の裏面側の所定の箇所に形成された凸段形状のスイッチ
作動部8bと、回路基板21A上の配線パターンを構成
する導帯21cに一端を固着され,ばね性を有する接触
片22Aとを有し、レンズカバー8Aの開閉操作に伴っ
てスイッチ作動部8bが、接触片22A上を、スライド
することによって、接点を回路基板21A上の対応する
導帯21dに対して接触状態又は非接触状態となるよう
に構成されている。
【0062】接触片22Aは、長尺の金属片が所定の形
状に折曲成形されてなっており、後端側の配線パターン
の導帯21cに電気的に接続され固着された共通接点2
3Aと、共通接点23Aの先端側に形成された尖頭状山
部24Aと、尖頭状山部24Aの先端側に形成され、導
帯21dに対して接触又は非接触とされるメインスイッ
チ用接点25Aとを有している。
【0063】スイッチ作動部8bは、レンズカバー8A
の開閉操作に伴って横移動するスライド式となってお
り、接触片22Aの尖頭状山部24Aを、配線パターン
側に向けて押圧する幅(スイッチ作動部8bの移動方向
に沿った長さ)の比較的狭い凸段部8bを有している。
【0064】すなわち、ストロボスイッチ部14Aは、
レンズカバー8Aの横移動とともに、スイッチ作動部8
bによって接触片22Aの尖頭状山部24Aの後端側斜
面が押圧されることによって、メインスイッチ用接点2
5Aが導帯21dに接触し、一瞬オフ状態からオン状態
へ移行し、スイッチ作動部8bが尖頭状山部24Aの頂
部を飛び越えると同時にオフ状態に復帰するモーメンタ
リ機能(復帰形)を有しているメインスイッチ(充電開
始スイッチ)26Aを形成するようになっている。
【0065】ストロボ回路31Aは、図9に示すよう
に、直流電源BTと、ストロボ発光管Xeと、メインコ
ンデンサCm と、直流電源BTからの直流電圧を所要の
高電圧に昇圧してメインコンデンサCm を充電するため
の発振回路32Aと、発振回路32Aから出力された交
流電圧を整流するダイオードD1 と、トリガ回路33
と、被写体輝度に応じてトリガ信号の発生を制御するト
リガ制御回路(発光制御手段)34Aと、メインコンデ
ンサCm の電圧を検知して充電電圧が所定の値となった
ときにメインコンデンサCm の充電を停止させる充電停
止回路36とを備えている。
【0066】ここで、トリガ制御回路34Aは、レンズ
カバー8の開放時に被写体輝度又は背景輝度を含む被写
界輝度に応じて、ストロボ装置を、メインコンデンサC
m やトリガコンデンサCt の充電完了後のシャッタレリ
ーズボタン11の押下によってストロボ発光管Xeを発
光させるための発光可能状態、又はメインコンデンサC
m への充電完了後のシャッタレリーズボタン11の押下
によってもストロボ発光管Xeを発光させない発光禁止
状態とする発光制御手段を構成している。
【0067】発振回路32Aは、発振を開始するための
メインスイッチ26Aと、発振トランスTR1 と、この
発振トランスTR1 の1次巻線W1 にコレクタを接続
し、エミッタを直流電源BTの負極側に接続した発振ト
ランジスタQ1 と、発振トランジスタQ1 のベースに接
続された抵抗R1 と、メインスイッチ26Aに並列に接
続すると共に、1次巻線W1 に抵抗R6 を介してベース
を接続し、エミッタを直流電源BTの正極に接続し、コ
レクタを抵抗R1 に接続したトランジスタQ7 と、メイ
ンスイッチ26Aに並列に接続したダイオードD2 とを
有している。
【0068】トリガ回路33は、ストロボ発光管Xeを
発光させるためストロボ発光管Xeに接触して設けたト
リガ電極Gに高電圧を印加するトリガコイルTR2 と、
トリガコイルTR2 に電荷を与えるトリガコンデンサC
t と、シャッタレリーズボタン11のレリーズ操作によ
るシャッタ羽根の開放時にトリガコイルTR2 とトリガ
コンデンサCt とを接続するためのトリガスイッチ35
とを有している。
【0069】トリガ制御回路34Aは、トリガコンデン
サCt に並列に接続されCdS受光体からなる光センサ
(輝度検出手段)37と、トリガコンデンサCt とトリ
ガコイルTR2 とに直列に接続配置され、光センサ37
の抵抗値に応じて(すなわち被写体輝度に応じて)トリ
ガコンデンサCt とトリガコイルTR2 との間の導通を
開閉するサイリスタ38とを有している。
【0070】充電停止回路36は、電圧を検知するため
のツェナーダイオードD3 と、そのベースの電位に応じ
てスイッチングするトランジスタQ5 とを有し、トラン
ジスタQ5 がオンとなると発振回路32Aの発振を停止
させる。
【0071】次に、動作について説明する。
【0072】レンズカバー8Aを全閉状態からスライド
操作して全開状態とすると、この操作に伴って、図7及
び図10(a)に示す位置からスイッチ作動部8bは同
図中矢印Xの方向へ横移動する。
【0073】これによってスイッチ作動部8bが接触片
22A上を摺動するのに伴い、まず、図10(b)に示
すように、スイッチ作動部8bが接触片22Aの尖頭状
山部24Aの後端側斜面を押圧することによって、メイ
ンスイッチ用接点25Aが導帯21dに接触して、メイ
ンスイッチ26Aがオフ状態からオン状態へ移行し、同
図(c)に示すように、スイッチ作動部8bが尖頭状山
部24Aの頂部を飛び越えると同時にオフ状態に復帰す
る。
【0074】上記操作によって、メインスイッチ26A
が一時閉じることによって、トランジスタQ4 がオン状
態となり、これによって、直流電源BTからの直流電圧
が抵抗R1 を介して発振トランジスタQ1 のベースに供
給され、発振トランジスタQ1 もオン状態となり、発振
回路32Aは発振を開始する。
【0075】この発振トランジスタQ1 の発振動作によ
り、発振トランスTR1 の2次巻線W2 に交流の高電圧
が誘起する。2次巻線W2 の高電圧はダイオードD1 で
整流され、直流電圧となって、メインコンデンサCm を
充電する。また、メインコンデンサCm の−端子と接続
された抵抗R5 を介してトリガコンデンサCt にも充電
が開始される。
【0076】メインコンデンサCm の電圧が所定の電圧
となると、ツェナーダイオードD3が導通を始め、トラ
ンジスタQ5 のベースに電流が供給されてトランジスタ
Q5はオン状態となる。
【0077】これによって、発振トランジスタQ1 はオ
フ状態へ移行し、発振回路32Aは発振を停止して充電
が完了する。
【0078】ここで、被写体側から入射し採光窓10か
ら取り入れられた光が、光センサ37を構成するCdS
で受光され、CdSは入射光の強度に応じた(すなわ
ち、被写体輝度に応じた)抵抗値を示す。
【0079】入射した光が所定の強度以下であった場合
(すなわち、被写体輝度が所定値以下であった場合)
は、光センサ37の両端の電圧はサイリスタ38がゲー
トオンとなるゲートトリガ電圧を越え、サイリスタ38
はオン状態となる。
【0080】サイリスタ38がオン状態で、シャッタレ
リーズボタン11を押してシャッタを作動すると、シャ
ッタ羽根によってトリガスイッチ35が閉じ、トリガコ
ンデンサCt とトリガスイッチ35とトリガコイルTR
2 の1次巻線W11とでトリガコンデンサCt の電荷を放
電する放電ループが形成され、トリガコンデンサCtに
蓄積されている電荷が、トリガコイルTR2 の1次巻線
W11に、瞬間電流として流れる。
【0081】この瞬間電流によって、2次巻線W12に生
じるパルス状電圧が、ストロボ発光管Xeに接触して設
けたトリガ電極Gに印加され、ストロボ発光管Xeにメ
インコンデンサCm からの高電圧が印加されてストロボ
発光管Xeが点灯発光しストロボ撮影が行われる。
【0082】一方、入射した光が所定の強度よりも大き
い場合は、光センサ37の両端の電圧はゲートトリガ電
圧に達せず、サイリスタ38はオフ状態のままである。
【0083】この状態で、シャッタレリーズボタン11
を押して、トリガスイッチ35が閉じても、トリガコン
デンサCt からの放電はなされないので、トリガ回路3
3は動作せず、ストロボ発光管Xeが点灯発光しない。
この場合はストロボ発光なしで撮影が行われる。
【0084】撮影が終わって、レンズカバー8をスライ
ド操作して全閉状態に戻すと、スイッチ作動部8aが接
触片22Aから離れ、メインスイッチ用接点25Aが導
帯21dから離れて、メインスイッチ26Aは、オン状
態からオフ状態へ移行し、発振回路32Aにおける発振
が停止される。
【0085】以上説明したように、本実施の形態2によ
れば、光センサによって検出された被写体輝度が所定の
値よりも大きい場合は、トリガコンデンサとトリガコイ
ルとが非接続状態とされるので、シャッタレリーズボタ
ンを押下しても、トリガコイルへトリガ信号は与えられ
ないので、ストロボ発光が不必要なときはストロボ装置
は動作せず、良好に撮影を行うことができる。
【0086】また、メインコンデンサの電圧が所定の値
となると充電は停止されるので、直流電源BTの無用の
消耗を防止することができる。 実施の形態3.図11は本発明の実施の形態3によるレ
ンズ付きフィルムユニットのストロボ装置を構成するス
トロボ回路の回路図である。
【0087】本実施の形態3が上述した実施の形態1と
異なるところは、実施の形態1においては光センサによ
って検出された被写体輝度が所定の値よりも大きい場合
にはストロボ発光管Xeにトリガ信号を与えないように
構成したのに対して、被写体輝度が所定の値よりも大き
い場合に発振回路における発振を停止させてメインコン
デンサを充電しないように構成した点である。
【0088】これ以外は実施の形態1と略同一であるの
で、その説明を簡略にする。
【0089】実施の形態3のストロボ回路31Bは、図
11に示すように、直流電源BTと、ストロボ発光管X
eと、メインコンデンサCm と、発振回路32と、ダイ
オードD1 と、トリガ回路33と、被写体輝度に応じて
発振回路32における発振を制御する発振制御回路(発
光制御手段)39とを備えている。
【0090】ここで、発振制御回路39は、被写体輝度
又は背景輝度を含む被写界輝度に応じて、ストロボ装置
を、メインコンデンサCm やトリガコンデンサCt への
充電を開始してシャッタレリーズボタン11の押下によ
ってストロボ発光管Xeを発光させるための発光可能状
態、又はメインコンデンサCm やトリガコンデンサCt
への充電を禁止してシャッタレリーズボタン11の押下
によってもストロボ発光管Xeを発光させない発光禁止
状態とする発光制御手段を構成している。
【0091】発振制御回路39は、発振トランジスタQ
1 のベースと直流電源BTの負極との間に接続配置さ
れ、そのベースの電位に応じてスイッチングするトラン
ジスタQ6 と、トランジスタQ6 のベースにコレクタが
接続され、トランジスタQ6 のコレクタにエミッタが接
続されたフォトトランジスタからなる光センサ(輝度検
出手段)Q7 とを有している。
【0092】次に、動作について説明する。
【0093】レンズカバー8を全閉状態からスライド操
作して全開状態とすると、スイッチ作動部8aが接触片
22上を摺動するのに伴い、スイッチ作動部8aが接触
片22の台形状山部24を押圧することによって、メイ
ンスイッチ用接点25が導帯21bに接触し、メインス
イッチ26がオフ状態からオン状態へ移行しこの状態を
保持する。
【0094】上記操作によって、メインスイッチ26が
閉じることによって、直流電源BTからの直流電圧が抵
抗R1 を介して発振トランジスタQ1 のベースに供給さ
れ、発振トランジスタQ1 はオン状態となり、発振回路
32は発振を開始する(但し、後述するように、採光窓
10から入射した光が所定の強度以下であった場合)。
【0095】この発振トランジスタQ1 の発振動作によ
り、発振トランスTR1 の2次巻線W2 に交流の高電圧
が誘起する。2次巻線W2 の高電圧はダイオードD1 で
整流され、直流電圧となって、メインコンデンサCm を
充電する。また、メインコンデンサCm の−端子と接続
された抵抗R5 を介してトリガコンデンサCt にも充電
が開始される。
【0096】ここで、被写体側から入射し採光窓10か
ら取り入れられた光が、光センサQ7 を構成するフォト
トランジスタのベース表面で受光されると、ベース・コ
レクタ間に光電流が流れ、この電流が増幅されてコレク
タ電流となる。入射した光が所定の強度以下であった場
合(すなわち、被写体輝度が所定値以下であった場合)
は、トランジスタQ6 は、十分なベース電流が流れず、
オフ状態のままである。このため、発振トランジスタQ
1 のベースは所定の電位に保たれて、発振動作が継続さ
れる。
【0097】メインコンデンサCm 及びトリガコンデン
サCt に充電がなされた状態で、シャッタレリーズボタ
ン11を押してシャッタを作動すると、シャッタ羽根に
よってトリガスイッチ35が閉じ、トリガコンデンサC
t とトリガスイッチ35とトリガコイルTR2 の1次巻
線W11とでトリガコンデンサCt の電荷を放電する放電
ループが形成され、トリガコンデンサCt に蓄積されて
いる電荷が、トリガコイルTR2 の1次巻線W11に、瞬
間電流として流れる。
【0098】この瞬間電流によって、2次巻線W12に生
じるパルス状電圧が、ストロボ発光管Xeに接触して設
けたトリガ電極Gに印加され、ストロボ発光管Xeにメ
インコンデンサCm からの高電圧が印加されてストロボ
発光管Xeが点灯発光しストロボ撮影が行われる。
【0099】一方、入射した光が所定の強度よりも大き
い場合は、トランジスタQ6 は、十分なベース電流が流
れて、オン状態へ移行し、発振トランジスタQ1 のベー
ス電位が下げられ、発振トランジスタQ1 の発振動作が
停止され、メインコンデンサCm 及びトリガコンデンサ
Ct には充電がなされない。
【0100】この状態で、シャッタレリーズボタン11
を押して、トリガスイッチ35が閉じても、ストロボ発
光管Xeが点灯発光しない。この場合はストロボ発光な
しで撮影が行われる。
【0101】以上説明したように、本実施の形態3によ
れば、光センサによって検出された被写体輝度が所定の
値よりも大きい場合は、発振回路の発振が停止されるの
で、レンズカバーの開放操作によっても、メインコンデ
ンサへの充電はなされないため、ストロボ発光が不必要
なときはストロボ装置は動作せず、良好に撮影を行うこ
とができる。 実施の形態4.図12は本発明の実施の形態4によるレ
ンズ付きフィルムユニットのストロボ装置を構成するス
トロボ回路の回路図である。
【0102】本実施の形態4が上述した実施の形態2と
異なるところは、実施の形態2においては光センサによ
って検出された被写体輝度が所定の値よりも大きい場合
にはストロボ発光管Xeにトリガ信号を与えないように
構成したのに対して、被写体輝度が所定の値よりも大き
い場合に発振回路における発振を停止させてメインコン
デンサを充電しないように構成した点である。
【0103】これ以外は実施の形態2と略同一であるの
で、その説明を簡略にする。
【0104】実施の形態4のストロボ回路31Cは、図
12に示すように、直流電源BTと、ストロボ発光管X
eと、メインコンデンサCm と、発振回路32Aと、ダ
イオードD1 と、トリガ回路33と、充電停止回路36
と、被写体輝度に応じて発振回路32Aにおける発振を
制御する発振制御回路(発光制御手段)41とを備えて
いる。
【0105】ここで、発振制御回路41は、被写体輝度
又は背景輝度を含む被写界輝度に応じて、ストロボ装置
を、メインコンデンサCm やトリガコンデンサCt への
充電を開始してシャッタレリーズボタン11の押下によ
ってストロボ発光管Xeを発光させるための発光可能状
態、又はメインコンデンサCm やトリガコンデンサCt
への充電を禁止してシャッタレリーズボタン11の押下
によってもストロボ発光管Xeを発光させない発光禁止
状態とする発光制御手段を構成している。
【0106】発振制御回路41は、発振トランジスタQ
1 のベースに抵抗R7 を介してコレクタが接続され、直
流電源BTの負極にエミッタが接続されたフォトトラン
ジスタからなる光センサ(輝度検出手段)Q8 を有して
いる。
【0107】次に、動作について説明する。
【0108】レンズカバー8Aを全閉状態からスライド
操作して全開状態とすると、スイッチ作動部8bが接触
片22A上を摺動するのに伴い、まず、メインスイッチ
用接点25Aが導帯21dに接触して、メインスイッチ
26Aがオフ状態からオン状態へ移行し、スイッチ作動
部8bが尖頭状山部24Aの頂部を飛び越えると同時に
オフ状態に復帰する。
【0109】上記操作によって、メインスイッチ26A
が一時閉じることによって、トランジスタQ4 がオン状
態となり、これによって、直流電源BTからの直流電圧
が抵抗R1 を介して発振トランジスタQ1 のベースに供
給され、発振トランジスタQ1 もオン状態となり、発振
トランジスタQ1 は発振を開始する(但し、後述するよ
うに、採光窓10から入射した光が所定の強度以下であ
った場合)。
【0110】この発振トランジスタQ1 の発振動作によ
り、発振トランスTR1 の2次巻線W2 に交流の高電圧
が誘起する。2次巻線W2 の高電圧はダイオードD1 で
整流され、直流電圧となって、メインコンデンサCm を
充電する。また、メインコンデンサCm の−端子と接続
された抵抗R5 を介してトリガコンデンサCt にも充電
が開始される。また、メインコンデンサCm の−端子と
接続された抵抗R5 を介してトリガコンデンサCt にも
充電が開始される。
【0111】ここで、被写体側から入射し採光窓10か
ら取り入れられた光が、光センサQ8 を構成するフォト
トランジスタのベース表面で受光されると、ベース・コ
レクタ間に光電流が流れ、この電流が増幅されてコレク
タ電流となる。入射した光が所定の強度以下であった場
合(すなわち、被写体輝度が所定値以下であった場合)
は、発振トランジスタQ1 は発振動作を継続する。
【0112】メインコンデンサCm の電圧が所定の電圧
となると、ツェナーダイオードD3が導通を始め、トラ
ンジスタQ5 のベースに電流が供給されてトランジスタ
Q5はオン状態となる。
【0113】これによって、発振トランジスタQ1 はオ
フ状態へ移行し、発振回路32Aは発振を停止して充電
が完了する。
【0114】メインコンデンサCm 及びトリガコンデン
サCt に充電がなされた状態で、シャッタレリーズボタ
ン11を押すと、トリガスイッチ35が閉じ、トリガコ
ンデンサCt に蓄積されている電荷が、トリガコイルT
R2 の1次巻線W11に、瞬間電流として流れる。
【0115】この瞬間電流によって、2次巻線W12に生
じるパルス状電圧が、ストロボ発光管Xeに接触して設
けたトリガ電極Gに印加され、ストロボ発光管Xeにメ
インコンデンサCm からの高電圧が印加されてストロボ
発光管Xeが点灯発光しストロボ撮影が行われる。
【0116】一方、入射した光が所定の強度よりも大き
い場合は、光センサQ8 には対応するコレクタ電流が流
れ、発振トランジスタQ1 は発振動作を停止し、メイン
コンデンサCm 及びトリガコンデンサCt には充電がな
されない。
【0117】この状態で、シャッタレリーズボタン11
を押して、トリガスイッチ35が閉じても、トリガコン
デンサCt からの放電はなされないので、トリガ回路3
3は動作せず、ストロボ発光管Xeが点灯発光しない。
この場合はストロボ発光なしで撮影が行われる。
【0118】以上説明したように、本実施の形態4によ
れば、光センサによって検出された被写体輝度が所定の
値よりも大きい場合は、発振回路の発振が停止されるの
で、レンズカバーの開放操作によっても、メインコンデ
ンサへの充電はなされないため、ストロボ発光が不必要
なときはストロボ装置は動作せず、良好に撮影を行うこ
とができる。
【0119】また、メインコンデンサの電圧が所定の値
となると充電は停止されるので、直流電源BTの無用の
消耗を防止することができる。
【0120】以上、本発明の実施の形態を詳述してきた
が、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものでは
ない。
【0121】例えば実施の形態1のトリガ制御回路を実
施の形態2のトリガ制御回路に、あるいは、実施の形態
2のトリガ制御回路を実施の形態1のトリガ制御回路に
適用しても良い。
【0122】また、実施の形態1,2のトリガ制御回路
と実施の形態3,4の発振制御回路とを組み合わせて用
いても良い。
【0123】また、例えば、上述した実施の形態では、
トリガ制御回路や発振制御回路を設けて光センサによっ
て検出された被写体輝度が所定の値よりも大きい場合
は、ストロボ発光管が発光できないように構成したが、
例えば使用状況が限られている場合は、図13及び図1
4に示すように、トリガ制御回路や発振制御回路を廃し
たストロボ回路31D,31Eを用いて、レンズカバー
8開放時は無条件でストロボ発光可能なように構成して
低廉化を図っても良い。
【0124】また、実施の形態2,4では、メインコン
デンサCm の電圧を検知して充電電圧が所定の値となっ
たときにメインコンデンサCm の充電を停止する充電停
止回路36を設ける場合について述べたが、これに代え
て、例えば、所定の時定数を定める抵抗及びコンデンサ
を用いて、メインコンデンサCm の充電開始後一定時間
経過時に、発振回路の発振を停止させて、メインコンデ
ンサCm への充電を停止させるタイマ回路を設けるよう
にしても良い。
【0125】また、光センサとして、フォトトランジス
タやCdS受光体に代えて、フォトダイオード等を用い
ても良い。
【0126】また、メインコンデンサCm の充電状態を
知らせるパイロットランプを設けるようにしても良い。
【0127】また、上述した各実施の形態では、カメラ
本体4前面に設けられた採光窓10から被写体側からの
光を取り入れて、光センサで被写体輝度を検出し、この
被写体輝度に応じてストロボ発光をさせるか否か制御す
る場合について述べたが、例えばカメラ本体4の上方又
は下方から到来する光を取り入れて背景輝度を検出し、
この背景輝度に応じてストロボ発光をさせるか否か制御
するように構成しても良い。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、レンズカバーの閉位置から開位置への変位
に応じて、充電開始スイッチがオン状態となることによ
り、ストロボ装置が発光準備を開始するので、簡単な操
作で良好なストロボ撮影を行うことができる。
【0129】また、請求項2記載の発明によれば、レン
ズカバーが閉位置にあるときにはシャッタレリーズボタ
ンの押下げができないように構成されているので、例え
ば誤って発光させ、ストロボ装置の電源の無用な消耗を
防止することできる。
【0130】また、請求項3記載の発明によれば、レン
ズカバー開放時において、輝度検出手段によって検出さ
れた被写体輝度又は被写界輝度に応じて、ストロボ装置
が発光可能状態又は発光禁止状態とされるので、ストロ
ボを使用すべきか否か気にすることなく手軽に、かつ適
正な光量を被写体に与えて常に良好に撮影を行うことが
できる。
【0131】また、請求項4記載の発明によれば、レン
ズカバー閉鎖時には、前記ストロボ装置が発光禁止状態
とされるので、ストロボ装置の電源の無用な消耗を抑え
ることできる。
【0132】また、請求項5記載の発明によれば、輝度
検出手段によって検出された被写体輝度又は被写界輝度
が所定の値よりも小さい場合は、メインコンデンサへの
充電が開始されるので、ストロボ発光が必要なときは、
確実に適正な光量を被写体に与えて常に良好に撮影を行
うことができる。
【0133】また、請求項6記載の発明によれば、輝度
検出手段によって検出された被写体輝度又は被写界輝度
が所定の値よりも大きい場合は、シャッタレリーズボタ
ンを押下しても、トリガコイルへトリガ信号は与えられ
ないので、ストロボ発光が不必要なときはストロボ装置
は動作せず、良好に撮影を行うことができる。
【0134】また、請求項7記載の発明によれば、輝度
検出手段によって検出された被写体輝度又は被写界輝度
が所定の値よりも大きい場合は、トリガコンデンサへの
充電が制限されるので、シャッタレリーズボタンを押下
しても、トリガコイルへトリガ信号は与えられず、スト
ロボ発光が不必要なときはストロボ装置は動作せず、良
好に撮影を行うことができる。
【0135】また、請求項8記載の発明によれば、輝度
検出手段によって検出された被写体輝度又は被写界輝度
が所定の値よりも大きい場合は、トリガコンデンサとト
リガコイルとが非接続状態とされるので、シャッタレリ
ーズボタンを押下しても、トリガコイルへトリガ信号は
与えられず、ストロボ発光が不必要なときはストロボ装
置は動作せず、良好に撮影を行うことができる。
【0136】また、請求項9記載の発明によれば、輝度
検出手段によって検出された被写体輝度又は被写界輝度
が所定の値よりも大きい場合は、発振回路の発振が停止
されるので、メインコンデンサへの充電はなされないた
め、ストロボ発光が不必要なときはストロボ装置は動作
せず、良好に撮影を行うことができる。
【0137】また、請求項10記載の発明によれば、充
電開始スイッチは保持形であるので、回路を簡略化する
ことができる。
【0138】また、請求項11記載の発明によれば、充
電開始スイッチは復帰形であるので、ストロボ装置の電
源の無用な消耗を低減するように構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるレンズ付きフィル
ムユニットのレンズカバー全閉時の外観を示す斜視図で
ある。
【図2】同レンズ付きフィルムユニットのレンズカバー
全開時の外観を示す斜視図である。
【図3】同レンズ付きフィルムユニットのストロボ装置
のストロボ回路に用いられるストロボスイッチ部の構成
を示す断面図である。
【図4】同ストロボスイッチ部の接触片の外観を示す斜
視図である。
【図5】同ストロボ回路の回路図である。
【図6】同ストロボスイッチ部の動作を説明するための
説明図である。
【図7】本発明の実施の形態2によるレンズ付きフィル
ムユニットのストロボ装置のストロボ回路に用いられる
ストロボスイッチ部の構成を示す断面図である。
【図8】同ストロボスイッチ部の接触片の外観を示す斜
視図である。
【図9】同ストロボ回路の回路図である。
【図10】同ストロボスイッチ部の動作を説明するため
の説明図である。
【図11】本発明の実施の形態3によるレンズ付きフィ
ルムユニットのストロボ装置を構成するストロボ回路の
回路図である。
【図12】本発明の実施の形態4によるレンズ付きフィ
ルムユニットのストロボ装置を構成するストロボ回路の
回路図である。
【図13】本発明の実施の形態1の変形例によるレンズ
付きフィルムユニットのストロボ装置を構成するストロ
ボ回路の回路図である。
【図14】本発明の実施の形態2の変形例によるレンズ
付きフィルムユニットのストロボ装置を構成するストロ
ボ回路の回路図である。
【図15】従来技術を説明するための説明図である。
【図16】従来技術を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 レンズ付きフィルムユニット 5 ストロボ発光部 6 撮影レンズ 8 レンズカバー 26,26A メインスイッチ(充電開始スイッチ) 31,31A,31B,31C,31D,31E スト
ロボ回路 32,32A 発振回路 34,34A トリガ制御回路(発光制御手段) 35 トリガスイッチ 36 充電停止回路 37 光センサ(輝度検出手段) 39,41 発振制御回路(発光制御手段) BT 直流電源 Ct トリガコンデンサ Cm メインコンデンサ G トリガ電極 Q3 ,Q7 ,Q8 光センサ(輝度検出手段) TR2 トリガコイル Xe ストロボ発光管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 3/00 575 G03C 3/00 575B 575C

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを保護するための開閉自在の
    レンズカバーと、ストロボ装置とを備えたレンズ付きフ
    ィルムユニットであって、 発光準備を開始させるために設けられ前記レンズカバー
    の閉位置から開位置への変位に応じてオフ状態からオン
    状態又はオフ状態から一瞬のオン状態を経てオフ状態と
    される充電開始スイッチを備えたことを特徴とするレン
    ズ付きフィルムユニット。
  2. 【請求項2】 前記レンズカバーが閉位置にあるときに
    はシャッタレリーズボタンの押下げができないように構
    成されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ付
    きフィルムユニット。
  3. 【請求項3】 撮影レンズを保護するための開閉自在の
    レンズカバーと、ストロボ装置とを備えたレンズ付きフ
    ィルムユニットであって、 前記ストロボ装置は、前記レンズカバーの閉位置から開
    位置への変位に応じてオフ状態からオン状態又はオフ状
    態から一瞬のオン状態を経てオフ状態となる充電開始ス
    イッチと、被写体輝度又は背景輝度を含む被写界輝度を
    検出する輝度検出手段を有する発光制御手段とを備え、 前記レンズカバー開放時において、前記発光制御手段
    は、前記輝度検出手段によって検出された前記被写体輝
    度又は前記被写界輝度に応じて、前記ストロボ装置を発
    光可能状態又は発光禁止状態とすることを特徴とするレ
    ンズ付きフィルムユニット。
  4. 【請求項4】 前記レンズカバー閉鎖時には、前記スト
    ロボ装置が発光禁止状態とされることを特徴とする請求
    項3記載のレンズ付きフィルムユニット。
  5. 【請求項5】 前記ストロボ装置は、ストロボ発光管に
    並列接続され前記ストロボ発光管に発光のためのエネル
    ギを与えるメインコンデンサと、前記メインコンデンサ
    を充電するための発振回路と、前記ストロボ発光管を発
    光させるための高電圧を印加するトリガコイルに電荷を
    与えるトリガコンデンサとを有し、 前記充電開始スイッチは、オン時に前記発振回路を直流
    電源に接続して前記発振回路の発振を開始させ、 前記発光制御手段は、前記輝度検出手段によって検出さ
    れた前記被写体輝度又は前記被写界輝度が所定の値より
    も小さい場合には、前記ストロボ装置を発光可能状態と
    することを特徴とする請求項3又は4記載のレンズ付き
    フィルムユニット。
  6. 【請求項6】 前記発光制御手段は、前記輝度検出手段
    によって検出された前記被写体輝度又は前記被写界輝度
    が所定の値よりも大きい場合に、前記トリガコンデンサ
    から前記トリガコイルへ電荷が流れないようにすること
    で、前記ストロボ装置を発光禁止状態とすることを特徴
    とする請求項5記載のレンズ付きフィルムユニット。
  7. 【請求項7】 前記発光制御手段は、前記輝度検出手段
    によって検出された前記被写体輝度又は前記被写界輝度
    が所定の値よりも大きい場合に、前記トリガコンデンサ
    への充電を制限することで、前記ストロボ装置を発光禁
    止状態とすることを特徴とする請求項6記載のレンズ付
    きフィルムユニット。
  8. 【請求項8】 前記発光制御手段は、前記輝度検出手段
    によって検出された前記被写体輝度又は前記被写界輝度
    が所定の値よりも大きい場合に、前記トリガコンデンサ
    と前記トリガコイルとを非接続状態とすることにより、
    前記ストロボ装置を発光禁止状態とすることを特徴とす
    る請求項6記載のレンズ付きフィルムユニット。
  9. 【請求項9】 前記発光制御手段は、前記輝度検出手段
    によって検出された前記被写体輝度又は前記被写界輝度
    が所定の値よりも大きい場合に、前記発振回路の発振を
    停止することにより、前記ストロボ装置を発光禁止状態
    とすることを特徴とする請求項5から8のうちのいずれ
    か1項に記載のレンズ付きフィルムユニット。
  10. 【請求項10】 前記充電開始スイッチは、前記レンズ
    カバーの開放操作に伴って、前記レンズカバーが所定量
    以上変位するとオン状態を保持する保持形であることを
    特徴とする請求項5から9のうちのいずれか1項に記載
    のレンズ付きフィルムユニット。
  11. 【請求項11】 前記充電開始スイッチは、前記レンズ
    カバーの開放操作に伴って、前記レンズカバーが所定量
    変位するとオン状態となり、同一方向にさらに変位する
    とオフ状態へ復帰する復帰形であることを特徴とする請
    求項5から9のうちのいずれか1項に記載のレンズ付き
    フィルムユニット。
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