JP3452954B2 - ストロボ回路 - Google Patents

ストロボ回路

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JP3452954B2
JP3452954B2 JP26898393A JP26898393A JP3452954B2 JP 3452954 B2 JP3452954 B2 JP 3452954B2 JP 26898393 A JP26898393 A JP 26898393A JP 26898393 A JP26898393 A JP 26898393A JP 3452954 B2 JP3452954 B2 JP 3452954B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストロボ回路に関し、
さらに詳しくは、ストロボ充電スイッチをオンにし、そ
の後オフにしてもメインコンデンサに規定電圧まで充電
を行うストロボ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】露光量の不足する被写体などを撮影する
場合には、ストロボを発光させると、良好なプリント写
真を得ることができるから、レンズのFNo.の大きい
カメラ例えばレンズ付きフイルムユニット等の低価格の
ものには、ストロボ装置が内蔵されているものがある。
ストロボ撮影を行う時には、メインコンデンサを規定電
圧まで予め充電しておく必要があるため、通常はストロ
ボ撮影に先立ってストロボ充電スイッチをオン操作する
ようにしている。
【0003】このストロボ充電スイッチには、プッシュ
操作型のものと、スライド操作型のものとがある。プッ
シュ操作型のものは、ユーザーが可動片を押圧している
間、図6に示した充電回路のストロボ充電スイッチ6を
オンさせ、発振用トランジスタ16,発振トランス13
を介してメインコンデンサ21に充電を行い、可動片の
押圧を解除することによって充電を停止させる。したが
ってストロボ充電スイッチ6をオンにしたままで放置す
ることがなく、電池の無駄な消耗を防止することができ
るが、充電完了するまでの間、可動片を押圧し続けなけ
ればならない。また、この場合にネオン管の放電開始を
確認してから、可動片の押圧を解除するのでメインコン
デンサへの充電電圧が一定にならず、ストロボの発光量
がバラツクということがあった。
【0004】このようなプッシュ操作型のストロボ充電
スイッチの操作性やストロボの発光量を改善するため
に、ストロボ充電スイッチの押圧を解除しても規定電圧
になるまで充電を行うようにした例えば実開平3−65
129号に記載されるストロボ回路が知られている。こ
のストロボ回路では、ストロボ充電スイッチを押圧操作
した瞬間に発振を開始させ、以後はストロボ充電スイッ
チの押圧を解除しても発振が継続されるようになってい
る。そしてストロボ充電スイッチを押圧操作した時点か
ら、時定数回路でメインコンデンサがフル充電されるの
に必要な所定時間を計時しておき、この所定時間が経過
したときに自動的に発振を停止させる構成になってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の方
法では、同じ発振トランスを用いた場合の押圧し続ける
回路と比較して、充電時間が長くなるという問題があ
る。なお、この充電時間を短くしようとして、発振トラ
ンスの二次側巻線数を上げてメインコンデンサの耐圧以
上の電圧を出力し、耐圧以上の電圧はツェナーダイオー
ド等を用いて電圧を制限しようとすると、トランジスタ
に高電圧が印加されてしまい耐圧の大きなトランジスタ
が必要となって、トランジスタとトランスが大型化して
しまい、コンパクト化をする時に不利になる。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、1回の充電スイッチの押圧操作で充電時間
が短いストロボ回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、発振用トランジスタのエミッタ・コレクタ
電流の一部がベース電流として流れることでオンとな
って電源からの電流を三次コイルを介してまたは直接に
発振用トランジスタのベースに流すことにより、発振用
トランジスタが停止されるまでオンを維持する制御用ト
ランジスタと、メインコンデンサが規定の充電電圧にま
で充電されたときにツェナ電流を流すツェナダイオード
と、このツェナダイオードに流れるツェナ電流によって
オンとなり、発振用トランジスタの入力端子間を短絡し
て、発振用トランジスタの発振を停止させ、この発振用
トランジスタの発振停止によって制御用トランジスタを
オフさせる発振停止用トランジスタとを備え、ストロボ
充電スイッチを1回オンしてからオフとしても電源から
の電流を制御用トラジスタを介して発振用トランジスタ
ベースに流すことによって発振動作を継続し、メイン
コンデンサが規定電圧に達してツェナダイオードにツェ
ナ電流が流れたときに発振動作を停止するものである。
また、メインコンデンサが規定電圧に達したときにツェ
ナダイオードで発振用トランジスタを逆バイアスして発
振を停止するとともに、この発振用トランジスタの発振
を停止することによって制御用トランジスタをオフとし
てもよい。
【0008】
【実施例】本発明のストロボ回路を内蔵したレンズ付き
フイルムユニット(以下ストロボ付きフイルムユニット
という)を図2に示すように、ストロボ付きフイルムユ
ニットは、簡単な撮影機構を備えたユニット本体1はこ
れを収納する外ケース2に入れたままで写真撮影が行わ
れる。ユニット本体1の前面中央部には、撮影レンズ3
が配置されている。撮影レンズ3の上方にはファインダ
4が設けられ、このファインダ4の右側にはストロボ発
光部5が配置されている。このストロボ発光部5の下側
にはストロボ充電スイッチ6が設けられている。このス
トロボ付きフイルムユニットの上面には、シャッタボタ
ン7,巻上げノブ8,及び残りフイルム枚数を確認する
ための表示窓9,ストロボ充電完了を確認するための表
示窓10が設けられている。
【0009】図1は、ストロボ回路を示す回路図であ
る。昇圧部18は、電力供給源の電池11のプラス端子
には、制御用トランジスタ12のエミッタ端子と、発振
トランス13の一次コイル13aの第2端子と、ストロ
ボ充電スイッチ6と抵抗14を介して発振トランス13
の三次コイル13bの第3端子とに接続されている。ま
た、制御用トランジスタ12のコレクタ端子は、抵抗1
4を介して発振トランス13の三次コイル13bの第3
端子に接続され、この三次コイル13bと二次コイル1
3cとの共有端子である第4端子に発振用トランジスタ
16のベース端子が接続されている。制御用トランジス
タ12のベース端子は、抵抗15を介して一次コイル1
3aの第1端子と発振用トランジスタ16のコレクタ端
子に接続されている。このように制御用トランジスタ1
2と発振用トランジスタ16とを接続することで、発振
用トランジスタの出力電流の一部が制御用トランジスタ
12の入力電流として流れ、制御用トランジスタ12の
出力電流としての電源から電流を三次コイル13bを介
して発振用トランジスタ16の入力電流として流す。こ
れにより、制御用トランジスタ12は、ストロボ充電ス
イッチ6のオンによって発振用トラジスタ16がいった
ん発振を開始したならば、発振用トラジスタ16が停止
されるまでオンを維持する。
【0010】発振用トランジスタ16のエミッタ端子
は、電池11のマイナス端子とストロボ放電部20のプ
ラス側とに接続されている。ストロボ充電スイッチ6が
一旦ONなると、発振用トランジスタ16は、電池1
1からの電流がストロボ充電スイッチ6,抵抗14,三
次コイル13bを介してベース電流(入力電流)として
与えられることにより、一次側電流を一次コイル13a
に流し、発振トランス13からの正帰還によって発振す
る。また、ストロボ充電スイッチ6がOFFになった後
には、発振用トランジスタ16は、電池11からの電流
が抵抗14,三次コイル13bを介してベース電流とし
て与えられるとともに、発振トランス13からの正帰還
によって発振動作を継続する。制御用トランジスタ16
は、ストロボ充電スイッチ6がOFFとなった後にも電
池11からの電流を発振トランジスタ16のベース電流
として与えらることにより発振動作を安定させ、また発
振トランス13からの帰還電流に電池11からの電流を
加えたものを発振トランジスタ16のベース電流とする
ことにより、帰還電流だけで発振させる場合よりも充電
時間を短くする。
【0011】二次コイル13cの第5端子はダイオード
17のカソードに接続され、このダイオード17のアノ
ードはストロボ放電部20のマイナス側に接続されてい
る。発振用トランジスタ16の発振動作の間に、一次コ
イル13aと二次コイル13cとの巻線比に応じた高電
圧が発生し、第5端子から第4端子方向に流れる二次側
電流のみがダイオード17によってストロボ放電部20
に給電される。
【0012】ストロボ放電部20は、メインコンデンサ
21,トリガコンデンサ22,シンクロスイッチ23,
トリガトランス24,トリガ電極25,ストロボ放電管
26ネオン管27等からなる。昇圧部18から供給され
た電流は、メインコンデンサ21とトリガコンデンサ2
2に充電される。メインコンデンサ21の規定電圧は、
300Vである。ネオン管27は、メインコンデンサ2
1の両端子に抵抗28,29を介して接続されている。
ネオン管27は、メインコンデンサ21が規定電圧まで
充電されると点滅し、撮影者は表示窓10を通してこの
点滅を確認することで充電が完了したことを知ることが
できる。シンクロスイッチ23は、シャッタ羽根が全開
した時にONになり、トリガコンデンサ22が放電して
トリガトランス24の一次側に電流を流し、二次側に接
続されたトリガ電極25に高電圧を印加する。そして、
トリガ電極25へ高電圧の印加によって、ストロボ放電
管26内のXeガスがイオン化して抵抗が破れることで
メインコンデンサ21が放電し、ストロボ放電管26が
発光する。
【0013】また、メインコンデンサ21のマイナス端
子には、ツェナダイオード30のアノード端子が接続さ
れ、このツェナダイオード30のカソード端子は、抵抗
31を介して発振停止用トランジスタ40のベース端子
に接続されている。発振停止用トランジスタ40のエミ
ッタ端子は、発振トランス13の共有端子(第4端子)
と、発振用トランジスタ16のベース端子とに接続さ
れ、コレクタ端子は電池11のマイナス側とストロボ放
電部20のプラス側に接続されている。このツェナダイ
オード30は、ツェナ電圧が300Vのもので、メイン
コンデンサ21が規定電圧まで充電されてメインコンデ
ンサ21のマイナス端子の電圧が−300Vになった時
には、ツェナ電流をカソード端子からアノード端子へ流
す。このツェナ電流が流れると発振停止用トランジスタ
40は作動し、発振用トランジスタ16の入力端子(ベ
ース・エミッタ)間を短絡してベース電流を流さなくす
る。このようにして発振用トランジスタ16をOFFと
し、そして制御用トランジスタ12をOFFとして昇圧
部18の動作を停止する。
【0014】次に、上記実施例の作用について説明す
る。撮影者は、ストロボ付きフイルムユニットの巻上げ
ノブ8を回動操作してシャータチャージを行い撮影準備
する。そして、ストロボを発光させて撮影する必要があ
る場合は、ストロボ充電スイッチ6を押圧し、押圧を解
除する。
【0015】このストロボ充電スイッチ6がONされる
と、抵抗14,三次コイル13bを介して発振用トラン
ジスタ16のベース−エミッタ間に電流が流れる。この
三次側電流の増加は、一次コイル13aに起電力を発生
させ第2端子から第1端子方向の一次側電流が流れ始め
る。この一次側電流は、発振用トランジスタ16のコレ
クタ電流として流れる。さらに、この一次側電流の増加
は、二次コイル13cに起電力を発生させて第5端子か
ら第4端子方向に二次側電流を流し、発振用トランジス
タ16はベース電流が増大し、一次コイル13aからの
コレクタ電流(一次側電流)がさらに増加する。
【0016】制御用トランジスタ12は、上記のように
発振用トランジスタ16のコレクタ−エミッタ間に電流
が流れるようになると、ベース電流が流れるようにな
る。このため、制御用トランジスタ12はONとなって
エミッタ−コレクタ間が導通する。これによって、抵抗
14と三次コイル13bを介してバイアス電圧(V1)
が発振用トランジスタ16のベース端子に与えられ、電
池11からの電流がベース電流として流れる。
【0017】発振トランス13との正帰還作用によっ
て、発振用トランジスタ16は、ベース電流が増大して
いくと飽和状態となって、コレクタ電流が一定値にな
る。このため一次側電流の変化(増加)がなくなり、二
次コイル13cには起電力が発生しなくなって二次側電
流が流れなくなる。発振用トランジスタ16は、二次コ
イル13cからのベース電流が急激に減少するのでコレ
クタ電流を急激に減少させる。
【0018】しかし、発振用トランジスタ16は、ON
となっている制御用トランジスタ12によってベース電
位が制御用トランジスタ12からのバイアス電圧(V
1)までしか下がらない。すなわち、発振用トランジス
タ16は、二次側電流が0になっても、制御用トランジ
スタ12からのコレクタ電流がベース電流として流れ込
むため発振用トランジスタ16のコレクタ−エミッタ間
は、完全なOFF状態にならない。このため、再び一次
コイル13aの第2端子から第1端子方向に一次側電流
が流れはじめ、発振用トランジスタ16のコレクタ電流
として流れ込む。再び一次側電流が増加すると、発振ト
ランス13との正帰還作用によって、発振用トランジス
タ16に入力されるベース電流が増加し、さらに一次側
電流が増大してコレクタ電流として流れる。発振用トラ
ンジスタが飽和状態になり、一次側電流が一定となる。
その後も、飽和状態から発振を継続する上述の動作が繰
り返し行われる。上記のように発振用トランジスタ16
には、制御用トランジスタ12を介して電池11からの
電流がベース電流として供給されるから発振動作が確実
に継続される。
【0019】一方、一次コイル13aに流れる電流が変
化する時に、二次コイル13cは、起電力を発生して、
ダイオード17によって第5端子から第4端子方向の二
次側電流がストロボ放電回路20に給電され、メインコ
ンデンサ21とトリガコンデンサ22に充電される。
【0020】メインコンデンサ21は、フル充電される
とマイナス側の端子がマイナス300V以上になりツェ
ナダイオード30にツェナ電流が流れる。これにより、
発振停止用トランジスタ40は、ベース電流が流れてエ
ミッターコレクタ間がONとなり、発振用トランジスタ
16に流れるベース電流をほぼ0とし、発振用トランジ
スタ16はコレクタ−エミッタ間を遮断する。これによ
って、一次側電流は流れなくなり、同時に制御用トラン
ジスタ12は、ベース電流が0となりエミッタ−コレク
タ間を遮断して発振用トランジスタ16のベース端子に
バイアス電圧を与えなくなる。バイアス電圧がなくなる
ことで、発振用トランジスタ16は発振が継続されなく
なる。このようにして、昇圧部18の動作が停止する。
【0021】メインコンデンサ21がフル充電されると
ネオン管27が点滅する。撮影者はストロボ発光の準備
が完了したことをネオン管27の点滅で確認してからシ
ャッタボタン7を押圧する。シャッタボタン7を押圧す
ると、シャッタ羽根が全開した時点でシンクロスイッチ
23がONされる。すると、トリガコンデンサ22が放
電して、トリガ電極25に高電圧が印加される。そし
て、トリガ電極25への高電圧の印加によってメインコ
ンデンサ21が放電し、ストロボ放電管26が発光す
る。
【0022】図1に示したストロボ回路では、メインコ
ンデンサ21が規定電圧まで充電されると、ツェナダイ
オード30にツェナ電流が流れて発振停止用トランジス
タ40が作動し、発振用トランジスタ16にベース電流
が流れ込まないようにして発振を停止させているが、図
3に示すストロボ回路のように、発振用トランジスタ1
6とツェナダイオード30との間の発振停止用トランジ
スタ40を省略した回路としてもよい。この場合にも、
メインコンデンサ21が規定電圧まで充電されると、ツ
ェナダイオード30にツェナ電流が流れ、発振用トラン
ジスタ16が逆バイアスされてベース電流が流れなくな
って発振が停止する。このように部品点数を少なくして
も昇圧部11の動作を止めることができる。なお、図1
と同じものには同符号を付してある。
【0023】上記の実施例では、制御用トランジスタ1
2のコレクタから三次コイル13bを介して、発振用ト
ランジスタ16にバイアス電圧を与えて、発振を再開さ
せているが、図4に示すように制御用トランジスタ12
のコレクタから直接発振用トランジスタ16に入力電流
を流して発振動作を維持させるようにしてもよい。
【0024】このようにしても、高電圧の交流電流を整
流した電流をストロボ放電部20に給電することができ
る。メインコンデンサ21の充電が完了し、規定電圧に
達したときには、図1に示す実施例と同様にして、昇圧
部18の動作を停止する。なお、図4に示す回路の場合
にも、図5に示すように発振停止用トランジスタ40を
省略し、部品点数を少なくしても昇圧部11の動作を停
止さることができる。なお、図1と同じものには同符号
を付してある。
【0025】上記で説明した図1,図3,図4,図5に
示すストロボ回路による充電時間は、発振トランス13
からの帰還電流の他に制御用トランジスタ12を介して
電池11からの電流が発振用トランジスタ16のベース
電流として流れるから、帰還電流だけで発振させる場合
と比べて二次側電流が大きくなるから短くなり、いずれ
も従来のストロボ充電スイッチを押圧しつづけるものと
同じである。
【0026】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のストロボ
回路によれば、発振用トランジスタのエミッタ・コレク
タ間電流の一部がベース電流として流れることでオンと
なって電源からの電流を発振用トランジスタのベースに
流す制御用トランジスタにより、ストロボ充電スイッチ
を1回オンしてからオフとしても、電源からの電流を発
振用トランジスタのベース電流として流し、またメイン
コンデンサが規定電圧に達したときにツェナーダイオー
ドにツェナ電流を流すことによって発振動作を停止する
から、1回ストロボ充電スイッチをオンにしてすぐにオ
ンを解除しても、メインコンデンサは規定電圧まで充電
されて充電が停止されるので、ストロボ充電スイッチを
オンし続ける必要がなく、従来の押圧し続けるものと同
じ時間で充電できるようになるとともに、メインコンデ
ンサへの充電が規定電圧で終了するためストロボの発光
量にバラツキがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したストロボ回路の回路図であ
る。
【図2】本発明のストロボ回路を内蔵したレンズ付きフ
イルムユニットの外観図である。
【図3】図1のストロボ回路から発振停止用トランジス
タを削除したストロボ回路の回路図である。
【図4】制御用トランジスタのコレクタを発振用トラン
ジスタのベースに接続したストロボ回路の回路図であ
る。
【図5】図4のストロボ回路から発振停止用トランジス
タを削除したストロボ回路の回路図である。
【図6】従来のストロボ回路の回路図である。
【符号の説明】
6 ストロボ充電スイッチ 11 電池 12 制御用トランジスタ 16 発振用トランジスタ 13 発振トランス 21 メインコンデンサ 26 ストロボ放電管 30 ツェナダイオード 40 発振停止用トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−150868(JP,A) 特開 昭55−81327(JP,A) 特開 昭60−225124(JP,A) 特開 昭54−140126(JP,A) 実開 昭61−74999(JP,U) 実開 昭60−50498(JP,U) 実開 昭58−103499(JP,U) 実開 昭55−12208(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/30 - 41/34 G03B 15/04 - 15/05

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに誘導結合された一次コイル(13
    a),二次コイル(13c),三次コイル(13b)
    有する発振トランス(13)と、電源(11)と三次コ
    イル(13b)との間に接続されたストロボ充電スイッ
    (6)と、このストロボ充電スイッチ(6)がオンし
    たときに三次コイル(13b)を介して電源(11)
    らの電流が与えられてオンし、一次コイル(13a)
    一次側電流を流すとともに、二次コイル(13c)から
    の帰還電流で一次側電流を増大させて発振し、この発振
    により二次コイル(13c)にメインコンデンサ(2
    1)を充電するための高電圧を発生させる発振用トラン
    ジスタ(16)とを備えたストロボ回路において、 発振用トランジスタ(16)エミッタ・コレクタ間
    流の一部がベース電流として流れることでオンとなって
    電源(11)からの電流を三次コイル(13b)を介し
    てまたは直接に発振用トランジスタ(16)ベースに
    流すことにより、発振用トランジスタ(16)が停止さ
    れるまでオンを維持する制御用トランジスタ(12)
    と、メインコンデンサ(21)が規定の充電電圧にまで
    充電されたときにツェナ電流を流すツェナダイオード
    (30)と、このツェナダイオード(30)に流れるツ
    ェナ電流によってオンとなり、発振用トランジスタ(1
    6)の入力端子間を短絡して、発振用トランジスタ(1
    6)の発振を停止させ、この発振用トランジスタ(1
    6)の発振停止によって制御用トランジスタ(12)
    オフさせる発振停止用トランジスタ(40)とを備え、
    ストロボ充電スイッチ(6)を1回オンしてからオフと
    しても電源(11)からの電流を制御用トラジスタ(1
    2)を介して発振用トランジスタ(16)ベースに
    すことによって発振動作を継続し、メインコンデンサ
    (21)が規定電圧に達してツェナダイオード(30)
    にツェナ電流が流れたときに発振動作を停止することを
    特徴とするストロボ回路。
  2. 【請求項2】 互いに誘導結合された一次コイル(13
    a),二次コイル(13c),三次コイル(13b)
    有する発振トランス(13)と、電源(11)と三次コ
    イル(13b)との間に接続されたストロボ充電スイッ
    (6)と、このストロボ充電スイッチ(6)がオンし
    たときに三次コイル(13b)を介して電源(11)
    らの電流が与えられてオンし、一次コイル(13a)
    一次側電流を流すとともに、二次コイル(13c)から
    の帰還電流で一次側電流を増大させて発振し、この発振
    により二次コイル(13c)にメインコンデンサ(2
    1)を充電するための高電圧を発生させる発振用トラン
    ジスタ(16)とを備えたストロボ回路において、 発振用トランジスタ(16)エミッタ・コレクタ間
    流の一部がベース電流として流れることでオンとなって
    電源(11)からの電流を三次コイル(13b)を介し
    てまたは直接に発振用トランジスタ(16)ベースに
    流すことにより、発振用トランジスタ(16)が停止さ
    れるまでオンを維持する制御用トランジスタ(12)
    と、メインコンデンサ(21)が規定の充電電圧にまで
    充電されたときにツェナ電流を流して発振用トランジス
    (16)を逆バイアスして発振を停止させ、この発振
    用トランジスタ(16)の発振停止によって制御用トラ
    ンジスタ(12)をオフさせるツェナダイオード(3
    0)とを備え、ストロボ充電スイッチ(6)を1回オン
    してからオフとしても電源(11)からの電流を制御用
    トラジスタ(12)を介して発振用トランジスタ(1
    6)ベースに流すことによって発振動作を継続し、メ
    インコンデンサ(21)が規定電圧に達してツェナダイ
    オード(30)にツェナ電流が流れたときに発振動作を
    停止することを特徴とするストロボ回路。
JP26898393A 1993-10-27 1993-10-27 ストロボ回路 Expired - Fee Related JP3452954B2 (ja)

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