JP2001187656A - 巻芯支持装置 - Google Patents

巻芯支持装置

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JP2001187656A JP37448999A JP37448999A JP2001187656A JP 2001187656 A JP2001187656 A JP 2001187656A JP 37448999 A JP37448999 A JP 37448999A JP 37448999 A JP37448999 A JP 37448999A JP 2001187656 A JP2001187656 A JP 2001187656A
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details
    • B65H75/24Constructional details adjustable in configuration, e.g. expansible
    • B65H75/242Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages
    • B65H75/246Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages expansion caused by relative rotation around the supporting spindle or core axis
    • B65H75/247Expansible spindles, mandrels or chucks, e.g. for securing or releasing cores, holders or packages expansion caused by relative rotation around the supporting spindle or core axis using rollers or rods moving relative to a wedge or cam surface

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Abstract

(57)【要約】 【目的】巻芯支持装置として、部品数を多くすることな
く、かつ部品の取り替えや軸に対する差し替えを要する
ことなく、正転、逆転のいずれの方向の回転に対しても
使用できるようにする。 【構成】カラー本体3の外周に、一方端側が浅くなる傾
斜底面4aを有する第1の凹部5aと、他方端側が浅く
なる傾斜底面4bを有する第2の凹部5bとを仕切用凸
部10を介して連設した凹陥部5を設け、この凹陥部5
に周方向に移動可能な転動体6を配し、両凹部5a,5
bの浅い位置52で転動体6の一部を径方向外側に突出
させて、外挿される巻芯aの内面に摩擦係合させるよう
にする。そして巻芯aを外挿していない状態において、
転動体6の一部を径方向外側に突出させた状態で前記凸
部10を乗り越えて第1と第2の両凹部間を移動できる
ようにし、回転方向に応じて転動体の配置を変換できる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として紙、布、
プラスチックフィルム及び金属箔等の薄い広幅のシート
を巻き取る巻き取り装置やこれをスリットして巻き取る
巻き取り装置、あるいは巻芯に巻かれたシートを巻き出
す巻き出し装置等における巻芯支持装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術都発明が解決しようとする課題】従来よ
り、例えばフィルム等の広幅のシート、あるいは広幅シ
ートをスリットして巻き取るシート巻き取り装置の巻き
取り軸においては、回転駆動軸に対して主として摩擦結
合により回転伝達可能に設けられるカラーと、このカラ
ーに外挿される紙管等の中空の巻芯にカラーの回転を伝
達する手段とを有し、外挿された巻芯を所要の回転方向
に拘束して回転させる巻芯支持装置が用いられている。
【0003】この巻芯支持装置として、カラーの回転を
紙管等の巻芯に伝達する手段として、カラー外周に設け
た傾斜底面を有する複数の凹陥部にローラ等の転動体を
配置し、該転動体が傾斜底面の浅い位置にあるときに巻
芯の内面と摩擦により結合させるようにしたものが一般
的であり、種々の提案がなされている。
【0004】この種の巻芯支持装置において、シートの
巻き取りにおける回転方向は常に一定であるとは限ら
ず、例えば表裏面に印刷を施す場合等、下巻と上巻とを
行う場合においては、正転と逆転の両方向の回転で使用
される。
【0005】この際、回転駆動軸に外挿されて取り付け
られている巻芯支持装置を、軸に対して挿し替えたり、
あるいは巻取り軸自体を交換するのは、その作業にきわ
めて手数がかかることになり、作業性に問題がある。
【0006】そうかと言って、正逆両方向の回転に対応
できるように、傾斜方向を逆にした2種の凹陥部を設
け、それぞれに転動体を配置した構成とするのは、部品
数が多くて、構造が複雑になり、コスト高になると言っ
た問題がある。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなしたものであ
り、部品数を多くすることなく、かつ部品の取り替えや
軸に対する挿し替えを要することなく、正転、逆転のい
ずれの方向の回転に対しても容易に対応使用できる、正
逆回転両用の巻芯支持装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明の巻芯支持装置においては、回転駆動軸に対し回転
伝達可能に設けられるカラー本体と、このカラー本体に
外挿される紙管等の中空の巻芯にカラー本体の回転を伝
達する手段とを有し、前記カラー本体の外周に周方向に
所要の間隔をおいて複数の凹陥部が設けられ、各凹陥部
に各一つの転動体が底面に沿って移動可能に配され、底
面の浅い位置において一部が径方向外方に突出すること
により、外挿された巻芯に係合し、該巻芯を拘束して回
転させる巻芯支持装置であって、前記各凹陥部は、周方
向の一方端側が浅くなるように傾斜した底面を有する第
1の凹部と、他方端側が浅くなるように傾斜した底面を
有する第2の凹部とが、両凹部の深い位置同士の間に仕
切用凸部を介して連設されてなり、各凹陥部に配された
転動体が、その一部を径方向外側に突出させた状態にお
いて前記凸部を乗り越えて前記第1と第2の凹部の間を
移動できるように設けられており、回転方向に応じて転
動体の配置を変更できるように構成されてなることを特
徴とする。
【0009】この巻芯支持装置によれば、紙管等の中空
の巻芯を外挿して、該巻芯に巻き取り対象の紙やプラス
チックフィルム等のシートを止め、回転抵抗を与えた状
態で、回転駆動軸とともにカラー本体を1方向に回転さ
せると、カラー本体外周の凹陥部における回転方向に対
応する側の一方の凹部、例えば第1の凹部に配置されて
いる転動体が、該凹部の一端側の浅い位置に移動してそ
の一部が径方向外方に突出することになり、これにより
転動体が巻芯の内面に対し強く圧接して摩擦結合する。
この状態において、転動体を介して外側の巻芯がカラー
本体とともに回転し、巻き取りが行なわれる。また、巻
芯を外挿したままでカラー本体を逆方向に回転させる
と、転動体が該凹部内の深い位置に移動して転動体と巻
芯との摩擦結合が緩み、巻芯を軸方向に抜き出すことが
できる。この際、巻芯を抜き取らない限り、転動体は、
巻芯により外方への一定量以上の突出が阻止されるた
め、凹陥部内の仕切用凸部を乗り越えるがことなく、前
記第1の凹部に保持される。
【0010】そして、巻芯を抜き取ることにより、前記
転動体が前記径方向に突出できることになるので、前記
凹陥部における仕切用凸部を乗り越えることができる。
したがって、前記とは逆方向の回転において使用する際
は、前記凸部を乗り越えさせて第2の凹部に移動させれ
ばよく、この状態で、前記と同様に巻芯を外挿してシー
トを止め、回転駆動軸とともにカラー本体を前記とは逆
方向に回転させると、該転動体が第2の凹部における反
対側の端部の浅い位置に移動して径方向に一部が突出す
ることで、巻芯の内面に摩擦結合し、カラー本体の回転
が巻芯に伝達される。
【0011】前記の巻芯支持装置において、前記カラー
本体の外周に円環状のリングを回転自在に設け、該リン
グには、前記凹陥部と対応する周方向の所要間隔位置
に、前記転動体をリング径方向に変位可能に保持する切
欠部を設けておくのが好ましい。
【0012】これにより、前記転動体を離脱のおそれな
く保持できるとともに、リングとカラー本体とを相対的
に回転させることにより、転動体を各凹部の傾斜底面に
沿って周方向に確実に移動させることができる。また、
巻芯を外挿していない状態においては、前記転動体を凹
陥部における第1と第2の両凹部の間を適宜移動させる
こともできる。
【0013】前記のリングを利用する巻芯支持装置にお
いては、前記切欠部が、リング径方向外側から前記転動
体を嵌合できるようにリング外周面に開口するととも
に、該切欠部の両端壁部にリング径方向外側からネジが
螺着されて、転動体の抜脱が該ネジの頭部により阻止さ
れるように設けられてなるものとすることができる。
【0014】これにより、転動体の抜脱を確実に防止で
きるとともに、巻芯の形態や種類等に応じて合成樹脂や
ゴム製の転動体に取り替えたり、摩耗した転動体を新し
いものと交換する際は、前記ネジを取り外せばよく、転
動体の交換作業を容易に行える。
【0015】また、前記の巻芯支持装置において、カラ
ー本体の一側面における周方向の所要間隔位置に、カラ
ー本体の径方向に軸心を有する小回転体を僅かに露出さ
せて配設してなるものとすることができる。
【0016】これにより、カラー本体の幅を狭くし、回
転駆動軸との間にブッシュを介在させた構造のものにお
いて、隣接する巻芯支持装置のカラー本体との摩擦を少
なくして、トルク誤差を容易に吸収できることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示す実施例に基いて説明する。
【0018】図1は本発明に係る巻芯支持装置の一部の
転動体を分離した状態の斜視図、図2は同上の巻芯支持
装置の縦断面図、図3は図2のA−A線の断面図、図4
は図2のB−B線の断面図である。
【0019】図において、(1)は回転駆動軸(2)の
外周に設けられるカラー型式の本発明にかかる巻芯支持
装置を示している。この巻芯支持装置(1)は、回転駆
動軸(2)に対して回転伝達可能に設けられるカラー本
体(3)の外周に、該カラー本体(3)の回転をこれに
外挿された紙管等の中空の巻芯(a)に伝達する手段を
有し、巻芯(a)を拘束して回転させて、任意の幅にス
リットしたフィルム等のシート(b)を巻き取るように
なっており、前記カラー本体(3)は、例えば回転駆動
軸(2)の軸方向に所要間隔に多数並列して配されて、
後述する摩擦結合手段により回転伝達される。
【0020】そして、前記カラー本体(3)の回転をこ
れに外挿される紙管等の中空の巻芯(a)に伝達する手
段は、次のような構成を有している。
【0021】前記カラー本体(3)の外周には、後述す
るように周方向に傾斜した底面を有する複数の凹陥部
(5)が、周方向に所要の間隔をおいて、例えば図のよ
うに等角度間隔の三個所に設けられ、各凹陥部(5)に
は、それぞれ前記底面に沿って周方向に移動可能で、か
つ底面の浅い位置において一部がカラー本体(3)の径
方向外方に突出する各一つのローラ等の転動体(6)が
配されており、それぞれ離脱せずに径方向に変位できる
ように保持されている。
【0022】図の場合、前記カラー本体(3)の外周に
は、幅方向中央部において周方向に連続した環状溝
(7)が形成され、該環状溝(7)に円環状のリング
(8)が回転自在に嵌装され、該リング(8)を挟んで
両側部に前記凹陥部(5)が形成されている。さらに前
記リング(8)の各凹陥部(5)と対応する周方向の所
要間隔位置、図の場合は周方向の等角度間隔の3個所
に、リング外周面に開口して前記転動体(6)をリング
径方向に変位可能に保持する切欠部(9)が設けられて
おり、前記転動体(6)が一定量以上は突出しないよう
に該切欠部(9)に嵌挿されて保持され、カラー本体
(3)に対してリング(8)が相対回転するのに伴っ
て、転動体(6)が前記凹陥部(5)内で周方向に移動
できるように設けられている。前記転動体(6)の外周
には、摩擦抵抗を上げるために、例えばローレット加工
等の微少な凹凸をつける加工(図示省略)が施されてい
る。もちろん、他の滑り止め加工を施すこともできる。
【0023】そして、この発明の装置の場合、前記の各
凹陥部(5)は、周方向の一方端側が浅くなるように傾
斜した底面(4a)を有する第1の凹部(5a)と、他
方端側が浅くなるように傾斜した底面(4b)を有する
第2の凹部(5b)とが、両凹部(5a)(5b)の深
い位置(51)(51)同士の間に仕切用の凸部(10)を介
して連設されている。(52)(52)は第1および第2の
両凹部(5a)(5b)の浅い位置を示している。
【0024】前記の深い位置(51)(51)では、前記転
動体(6)がカラー本体(3)の外周面より没した状態
に保持され、また浅い位置(52)(52)では、前記転動
体(6)が外挿された巻芯(a)の内面に強く圧接でき
るように、一部がカラー本体(3)の径方向外方に、例
えば外周面より1.5mm程度が突出するように設定さ
れており、これにより転動体(6)は、前記の圧接力に
より巻芯(a)と摩擦結合するようになっている。図示
していないが、前記転動体(6)が外周部の押接部材を
介して間接的に巻芯内面に係合するように設けることも
できる。前記の傾斜底面(4a)(4b)の高低差や深
さは、後述するローラ等の転動体(6)の径に応じて設
定され、通常、高低差は1〜4mm程度に設定される。
なお、前記凹陥部(5)には、転動体(6)を傾斜底面
(4a)(4b)の深い位置(51)に確実に保持させる
ために、当該位置の側面等の所要の個所に磁石(11)を
埋め込んでおくのが好ましい。
【0025】また、前記の仕切用凸部(10)は、各凹陥
部(5)に各一つ配された転動体(6)が、カラー本体
(3)の径方向外側に一部が突出した状態、例えば前記
浅い位置(52)の場合と同程度が突出した状態で該凸部
(10)を乗り越えて前記第1と第2の凹部(5a)(5
b)の間を移動できるように、その高さが設定されてい
る。図の場合、凸部(10)の頂面が浅い位置(52)の底
面と同高さに形成されている。これにより、巻芯(a)
が外挿されている間は、前記転動体(6)が凸部(10)
を乗り越えることはできないが、巻芯(a)が外挿され
ていないときは、凸部(10)を乗り越えて移動できるよ
うになっている。
【0026】また、図示する実施例の場合は、前記リン
グ(8)における切欠部(9)がリング径方向外側から
前記転動体(6)を嵌合できる開口幅でリング外周面に
開口しており、さらに前記転動体(6)を該切欠部
(9)に嵌挿した状態において、該切欠部(9)の周方
向の両端壁部にそれぞれ主に皿ネジ等よりなるネジ(1
2)(12)が螺着されて、皿状等の頭部(12a)(12
a)により前記転動体(6)の抜脱を阻止するように設
けられている。また、ローラ等の転動体(6)は、軸心
方向の中央部に前記皿状等の頭部(12a)に対応する凹
溝(61)が形成されており、該凹溝(61)の部分で前記
頭部(12a)に当接して一定以上の抜脱が阻止されるよ
うになっている。
【0027】前記の構成により、前記転動体(6)をリ
ング(8)の切欠部(9)に外方より容易に嵌合して保
持させることができ、組立てが容易になる上、前記ネジ
(12)(12)を取り外せば、転動体(6)を抜脱でき、
転動体(6)が摩耗したとき、あるいは転動体(6)を
巻芯の材質等に応じてゴムや合成樹脂材等の別材質のも
のと交換する際の取り替えも容易に行える。
【0028】このような転動体(6)の保持構造は、凹
陥部(5)が、必ずしも図のように、第1の凹部(5
a)と第2の凹部(5b)とからなり、正逆両方向の回
転に対応できるようにしたものには限らず、1方向の回
転に対応できるタイプの巻芯支持装置においても適用可
能である。
【0029】なお、前記の転動体(6)を保持するリン
グ(8)としては、図示する実施例のものには限らず種
々の実施が可能である。例えば、転動体(6)が嵌合す
る切欠部(9)の外周側の開口幅を転動体(6)の直径
より小さくして、転動体(6)が外方へは抜脱しないよ
うに形成して実施することができる。また、凹陥部より
広幅の薄肉のリングをカラー本体に回転自在に嵌装する
とともに、このリングより内側のカラー本体の周面に傾
斜底面を有する凹陥部を形成しておき、該凹陥部に配置
された転動体の一部を、前記リングの凹陥部との対応位
置に形成された開口形状の切欠部から臨出させるように
して実施することもできる。これらの場合も、凹陥部を
前記同様にして第1と第2の凹部により構成して、正逆
両方向の回転に対応できるようにすることができる。
【0030】また、前記のカラー本体(3)は、これを
一体に形成しておくことも、また図1に示すように、凹
陥部等の各構成部分を形成した左右部(31)(32)を圧
入等の手段により結合して構成することもできる。カラ
ー本体(3)が一体形成されている場合、前記リング
(8)は、これを分割した半割体を前記環状溝(7)に
嵌装した状態で結合することにより構成すればよい。ま
た、図のように前記リング(8)を円環状に一体形成し
ておく場合は、カラー本体(3)を、前記のように左右
部(31)(32)の圧入により結合構成することとして、
その圧入前に、前記リング(8)を環状溝(7)の部分
に嵌装しておけばよい。このように構成することによ
り、転動体(6)をリング(8)の切欠部(9)に対し
て内側から嵌合保持させることが可能になる。
【0031】さらに、上記のカラー本体(3)の一側面
には、周方向の所要間隔位置に、カラー本体(3)の径
方向に軸心を有するミニチュアベアリング等の小回転体
(15)を僅かに露出させて配設している。これにより、
図のようにカラー本体(3)の軸方向の両端部内周にブ
ッシュ(16)(16)を介在させて、回転駆動軸(2)に
嵌合して設けた場合に、隣接する巻芯支持装置(1)の
カラー本体(3)との間の微妙なトルク差を容易に吸収
でき、シート巻き取り状態に歪み等の不都合が生じるこ
とがない。
【0032】例えば、幅の狭いシートを巻き取る際、該
シートに対応する巻芯(a)が外挿された巻芯支持装置
(1)のカラー本体(3)と、それ以外のカラー本体
(3)との間に摩擦が生じ、トルク差が生じることにな
るが、前記のように小回転体(15)が設けられている
と、摩擦が生じず、トルク差による不都合を生じさせず
に良好な巻き取り作用が行われる。
【0033】特に、巻芯支持装置(1)のカラー本体
(3)の幅が比較的広い場合は、カラー本体(3)の両
側端部の内周と回転駆動軸(2)との間にベアリングを
介在させることができ、隣接する巻芯支持装置のカラー
本体との間にスペーサを介設するだけで、隣接するカラ
ー本体との間の摩擦やトルク差の問題は生じないが、カ
ラー本体の幅が狭い場合は、カラー本体(3)の内周と
回転駆動軸(2)との間にブッシュを介在させることに
なる。このようにブッシュを利用した場合は、隣接する
カラー本体との間に通常のスペーサを設けただけである
と、スペーサが摩耗し易いだけでなく、トルク差が生じ
て巻き取り状態に不都合が生じることになる。
【0034】そのため、前記のように小回転体(15)を
設けたものであり、これにより、隣接するカラー本体
(3)との間に摩擦が生じず、前記の問題を解消できる
のであり、また幅の狭いカラー本体による実施も容易に
可能になるのである。
【0035】このような、小回転体(15)を利用して、
隣接するカラー本体同士の摩擦低減構造は、カラー本体
から巻芯への回転伝達構造が、上記した正逆両方向の回
転に対応できるようにしたものには限らず、いずれか1
方向の回転に対応する構造の各種の巻芯支持装置におい
ても実施が可能である。
【0036】さらに、上記のリング(8)の周方向等間
隔位置、例えば図のように転動体(6)を保持する切欠
部(9)と切欠部(9)との間の所要の位置には、カラ
ー軸心と平行な軸心を持つミニチュアベアリング等の小
回転体(17)を配設して、内部に埋設されたバネ手段
(18)により外向きに付勢することにより、巻芯(a)
内面に対し弾力的に押接するように設け、巻芯(a)の
軸方向の外挿および抜脱作用を容易にするとともに、前
記回転開始時にリング(8)が巻芯(a)に対し空回り
するのを防止するようにしている。
【0037】すなわち、紙管等の中空の巻芯(a)の内
面は製造上の誤差や部分的な撓み等のために、外挿され
た巻芯(a)の内面に対し傾斜底面(4a)(4b)の
深い位置(51)にある転動体(6)が摩擦抵抗を与える
程度に接触できない場合、カラー本体(3)の回転に伴
ってリング(8)も共に回転し、転動体(6)が凹陥部
(5)の傾斜底面(4a)(4b)を転動できず、浅い
位置(52)に移動できないことになる。
【0038】しかし、前記のようにバネ手段(18)によ
り外向きに付勢された小回転体(17)が設けられている
と、該小回転体(17)の押接により巻芯(a)に対し摩
擦抵抗を与えることができるため、巻芯(a)に対し滑
りを生じることなくリング(8)がカラー本体(3)に
対し相対回転し、前記の転動体(6)が確実に浅い位置
(52)に移動する。
【0039】上記のような構成の巻芯支持装置(1)
は、巻取り装置における巻き取り軸を構成するのに使用
するもので、図2に例示するように、回転駆動軸(2)
の軸方向に所要の小間隔をおいて外挿し並列させる。こ
の際、各巻芯支持装置(1)のカラー本体(3)(3)
同士の間にスペーサを介して、あるいは図のようにカラ
ー本体(3)の一側面に設けた小回転体(17)を介して
並列させ、ブッシュ(15)を介して回転可能に嵌挿す
る。
【0040】そして、回転駆動軸(2)の回転をカラー
本体(3)に伝えるための摩擦結合は、例えば次のよう
な構成を採用する。
【0041】(21)は回転駆動軸(2)内部の軸方向に
設けられた空気圧入路、(22)は回転駆動軸(2)の軸
方向の所要間隔毎に、例えばカラー本体(3)の装着位
置毎に交互に90°ずつ方向を換えて、例えば図のよう
に180°の相対向位置に設けられた押圧孔であり、空
気圧入路(21)から回転駆動軸(2)の外周面に貫通し
ている。(23)は押圧孔(22)内部を摺動する円筒形の
押圧部材であって、先端は半球状に形成され、外周面に
パッキング材(24)が嵌着されている。回転駆動軸
(2)とカラー本体(3)を回転結合するには、空気圧
入路(21)に高圧空気を送り込み、押圧部材(23)の先
端が駆動軸(2)の外周面より僅かに突出してカラー本
体(3)の内面を押圧し、摩擦によって結合する。この
結合力は空気圧によって調整でき、高圧空気を解除する
と、押圧部材(23)のカラー本体(3)へ押圧しなくな
り、摩擦結合が解除されるようになっている。
【0042】次ぎに、上記の巻芯支持装置(1)の外側
に紙管等の巻芯(a)を外挿してシート(b)を巻き取
る場合について説明する。
【0043】先ず、図3における実線の状態において
は、転動体(6)が、凹陥部(5)における一方の凹
部、例えば正転側の第1の凹部(5a)の深い位置(5
1)にあって、カラー本体(3)より径方向外方へ突出
していないか、あるいは突出していてもごく僅かであ
る。したがって、巻芯(a)を軸方向に難なく外挿でき
る。またこのとき、バネ手段(18)を利用した押接手段
となる小回転体(17)は、巻芯(a)の外挿による押圧
力でバネ手段(18)に抗して弾力的に退入し、かつ巻芯
(a)の挿入に伴って回転することで、前記の巻芯外挿
作用を問題なく容易に行なえる。
【0044】そして、巻芯(a)にシート(b)の端部
を止めて回転抵抗を与え、回転駆動軸(2)とともに、
カラー本体(3)を矢印方向に回すと、巻芯(a)とこ
れに接する転動体(6)あるいは前記小回転体(17)と
の摩擦により、リング(8)が回転せずにカラー本体
(3)のみが回転し、転動体(6)が傾斜底面(4a)
に沿って浅い位置(52)に移動し、図3の鎖線のよう
に、転動体(6)の一部がカラー本体(3)の外周面よ
り径方向外側に突出し、巻芯(a)の内面に強く押圧さ
れ、巻芯内面に摩擦結合する。それ以降、巻芯(a)は
リング(8)ととともに、カラー本体(3)に同期して
回転し、巻取りが行なわれる。
【0045】またカラー本体(3)を逆回転させると、
転動体(6)が傾斜底面(4a)の深い位置(51)へ移
動してカラー本体(3)及びリング(8)の外周面より
内側に没し、巻芯(a)内面との摩擦係合が解かれるの
で、巻芯(a)を難なく抜き取ることができる。
【0046】この際、巻芯(a)を抜き取らない限り、
転動体(6)は巻芯内面により外方への突出が阻止され
るため、凹陥部(5)内の仕切用の凸部(10)を乗り越
えることがなく、前記第1の凹部(5a)に保持され
る。
【0047】そして、巻芯(a)を抜き取ることによ
り、前記転動体(6)が前記径方向に突出できることに
なるので、図5の鎖線のように 前記凹陥部(5)にお
ける前記凸部(10)を乗り越えることができる。
【0048】したがって、上巻きと下巻きの変換等によ
る前記とは逆方向の回転の際は、前記転動体(6)を前
記のようにして凸部(10)を乗り越えさせて、他方の逆
転用の第2の凹部(5b)に移動させればよい。
【0049】こうして、前記と同様に、巻芯(a)を外
挿してシート(b)を止め、回転駆動軸(2)とともに
カラー本体(3)を、前記とは逆方向に回転させると、
該転動体(6)が第2の凹部(5b)における底面(4
b)に沿って反対側の端部の浅い位置(52)にまで移動
し、径方向に一部が突出することで、巻芯(a)の内面
に摩擦結合し、カラー本体(3)の回転が巻芯(a)に
伝達され、前記同様に巻き取りが行われる。
【0050】なお、上記の実施例では、巻取り軸におけ
る巻芯支持の場合について説明したが、本願発明は、巻
出し装置の巻出し軸を構成するのにも、上記同様に利用
できる。
【0051】また、巻芯の両端部のみを支持して回転伝
達可能に支持する場合にも同様に利用でき、さらに回転
駆動軸の回転をカラー本体に伝達する手段としては、上
記した高圧空気利用による摩擦結合を利用するものに限
らず、回転駆動軸にカラー本体(3)を固定的に結合し
て使用することもできる。
【0052】
【発明の効果】上記の本発明の巻芯支持装置において
は、周方向の一方端側が浅くなるように傾斜した底面を
有する第1の凹部と、他方端側が浅くなるように傾斜し
た底面を有する第2の凹部とを、両凹部の深い位置同士
の間に仕切用凸部を介して連設した凹陥部を設けて、該
凹陥部毎に一つの転動体を配し、該転動体を、巻芯が外
挿していない状態において前記凸部を乗り越えさせて前
記第1と第2の凹部の間を移動できるように設けたこと
により、回転方向に応じて転動体の配置を変換すること
ができるので、部品数を多くすることなく、かつ部品の
取り替えや軸に対する挿し替え等の面倒な作業を要する
ことなく、正転、逆転のいずれの方向の回転に対しても
容易に対応使用できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す一部を分離した斜視図
である。
【図2】同上の巻芯支持装置を回転駆動軸に装着した組
立て状態の縦断面図である。
【図3】図2のA−A線の横断面図である。
【図4】図2のB−B線の横断面図である。
【図5】同上の回転方向を逆にした使用状態を示す前図
と同じ個所の断面図である。
【符号の説明】
(a) 巻芯 (b) シート (1) 巻芯支持装置 (2) 回転駆動軸 (3) カラー本体 (4a)(4b) 傾斜底面 (5) 凹陥部 (5a) 第1の凹部 (5b) 第2の凹部 (51) 深い位置 (52) 浅い位置 (6) 転動体 (7) 環状溝 (8) リング (9) 切欠部 (10) 仕切用凸部 (11) 磁石

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動軸に対し回転伝達可能に設けられ
    るカラー本体と、このカラー本体に外挿される紙管等の
    中空の巻芯にカラー本体の回転を伝達する手段とを有
    し、前記カラー本体の外周に周方向に所要の間隔をおい
    て複数の凹陥部が設けられ、各凹陥部に各一つの転動体
    が底面に沿って移動可能に配され、底面の浅い位置にお
    いて一部が径方向外方に突出することにより、外挿され
    た巻芯に係合し、該巻芯を拘束して回転させる巻芯支持
    装置であって、 前記各凹陥部は、周方向の一方端側が浅くなるように傾
    斜した底面を有する第1の凹部と、他方端側が浅くなる
    ように傾斜した底面を有する第2の凹部とが、両凹部の
    深い位置同士の間に仕切用凸部を介して連設されてな
    り、各凹陥部に配された転動体が、その一部を径方向外
    側に突出させた状態において前記凸部を乗り越えて前記
    第1と第2の凹部の間を移動できるように設けられてお
    り、回転方向に応じて転動体の配置を変更できるように
    構成されてなることを特徴とする巻芯支持装置。
  2. 【請求項2】前記カラー本体の外周に円環状のリングを
    回転自在に設け、該リングには、前記凹陥部と対応する
    周方向の所要間隔位置に、前記転動体をリング径方向に
    変位可能に保持する切欠部を設けてなる請求項1に記載
    の巻芯支持装置。
  3. 【請求項3】前記切欠部が、リング径方向外側から前記
    転動体を嵌合できるようにリング外周面に開口するとと
    もに、該切欠部の両端壁部にリング径方向外側からネジ
    が螺着されて、転動体の抜脱が該ネジの頭部によって阻
    止されるように設けられてなることを特徴とする請求項
    2に記載の巻芯支持装置。
  4. 【請求項4】前記カラー本体の一側面には、周方向の所
    要間隔位置に、カラー本体の径方向の軸心を有する小回
    転体が僅かに露出して配設されてなる請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の巻芯支持装置。
  5. 【請求項5】回転駆動軸に対し回転伝達可能に設けられ
    るカラー本体と、このカラー本体に外挿される紙管等の
    中空の巻芯にカラー本体の回転を伝達する手段とを有
    し、前記カラー本体の外周に周方向に所要の間隔をおい
    て複数の凹陥部が設けられ、各凹陥部に各一つの転動体
    が底面に沿って移動可能に配され、底面の浅い位置にお
    いて一部が径方向外方に突出することにより、外挿され
    た巻芯に係合し、該巻芯を拘束して回転させる巻芯支持
    装置であって、 前記カラー本体の外周に円環状のリングが回転自在に嵌
    装され、このリングには、前記凹陥部と対応する周方向
    の所要間隔位置に、前記転動体をリング径方向に変位可
    能に保持する切欠部が設けられてなり、この切欠部が、
    リング径方向外側から前記転動体を嵌合できるように開
    口するとともに、該切欠部の両端壁部にネジが螺着され
    て、転動体の抜脱が該ネジの頭部により阻止されるよう
    に設けられてなることを特徴とする巻芯支持装置。
  6. 【請求項6】回転駆動軸に対し回転伝達可能に設けられ
    るカラー本体と、このカラー本体に外挿される紙管等の
    中空の巻芯にカラー本体の回転を伝達する手段とを有
    し、前記カラー本体の外周に周方向に所要の間隔をおい
    て複数の凹陥部が設けられ、各凹陥部に各一つの転動体
    が底面に沿って移動可能に配され、底面の浅い位置にお
    いて一部が径方向外方に突出することにより、外挿され
    た巻芯に係合し、該巻芯を拘束して回転させる巻芯支持
    装置において、 前記カラー本体の一側面には、周方向の所要間隔位置
    に、カラー本体の径方向の軸心を有する小回転体が僅か
    に露出して配設されてなることを特徴とする巻芯支持装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006089679A1 (en) * 2005-02-23 2006-08-31 I.E.S. International Expanding Shafts S.R.L. Friction ring for friction shafts, particularly for winding multiple reels
JP2011073870A (ja) * 2009-10-02 2011-04-14 Seiwa:Kk 巻芯支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006089679A1 (en) * 2005-02-23 2006-08-31 I.E.S. International Expanding Shafts S.R.L. Friction ring for friction shafts, particularly for winding multiple reels
JP2011073870A (ja) * 2009-10-02 2011-04-14 Seiwa:Kk 巻芯支持装置

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