JP3895469B2 - シート巻取軸 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、巻芯にシートを巻取る巻取装置のシート巻取軸に関する。
【0002】
【従来の技術】
スリッタ装置は、通常、広幅のプラスチックシートを縦にスリットした細幅シートをその端部が重ならないように同一軸線上には配置しない2本の巻取軸に細幅シート毎に巻取る方法がとられている。その細幅シート毎に巻き取る巻取軸では、複数の巻芯(通常は紙管)を巻取軸の軸方向に並べて配置し、それぞれの巻芯の上に細幅シートを巻取っており、その巻取りが終了した後には巻芯ごと抜き取り、新たな巻芯を巻取軸に挿着するようにしている。
【0003】
従来の巻芯挿着方法として多用されていた紙管フリクション法は、巻取軸の外周に挿着した紙管を両端部から押圧して巻取軸に固定して組込む方法であるが、多数の紙管を並置し両端部から押圧して固定すると、個々の紙管幅に製作上のバラツキが存在することにより、あるいは両端部から押圧したときに1個の紙管は僅かしか変形しないが、多数の紙管が押圧されることにより累積の変形量は大きな値となり、スリットした細幅シートと巻取位置とがずれを生じることになるという不都合があった。また、両端部から押圧して紙管の隣接面を摩擦伝動面とし、次々と隣接伝動するようにしていると、両端部から距離が離れるにしたがって押圧力が弱くなり、押圧力が弱くなった紙管は巻取中に滑りを生じて均一な巻取りができなくなるという問題もあった。
【0004】
また、近年、電子機器などの組立に用いられるキャリアテープなどに10mm前後の細幅シートが要求されるようになってきたが、細幅の巻芯を多数軸方向に並置して効率的に着脱するために、それぞれが独立に回転可能に設けられた多数の巻芯係止部に巻芯を挿着し、挿着後に巻芯係止部に設けられたローラの凸没による係止部材などにより巻芯が巻芯係止部に係止されて巻取が行われる巻取軸が試みられている。このような巻取軸においては、各巻芯係止部の外径は紙管の内径よりも若干小さく設定されているために容易に挿着が可能であるが、挿着された細幅の巻芯が係止されるときに僅かでも傾斜が発生すると、その巻芯に巻取られる細幅シートからなるシートロールは巻径が大きくなるにつれて傾斜が大きくなり、均一な巻取ができなくなるという問題があった。さらに巻芯係止部に設けられたローラの凸没などによる係止部材による巻芯の係止は、高速生産時などの際にシートロールの張力が大きくなると滑りなどが生じて良好な巻取が困難となるという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑み、多数の細幅の巻芯を並べて配置することによる累積寸法誤差を生じることなく挿着可能で、かつ各巻芯が均一で所定の強力な巻取張力でシートを巻取るようにするとともに、巻芯を傾斜することなく垂直に係止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願の第1発明は、巻芯にシートを巻取る巻取装置において、軸芯と、該軸芯に装着固定され軸方向に並んで配置された複数の巻芯係止部とが設けられ、該巻芯係止部は径方向に垂直な垂直面を有する固定部材とこの固定部材の垂直面と反対側において固定部材に環挿されて軸方向に移動可能に設けられた移動部材とを備え、巻芯を移動部材と隣接する巻芯係止部の固定部材の垂直面とで挟持して係止する構成としたシート巻取軸であって、
前記固定部材は、周方向の複数箇所に、軸芯に沿った通気路と、この通気路に連通して設けられた軸方向に臨む横穴とを備え、この横穴には移動可能にピストン部材が嵌挿され、前記通気路からのエア圧により前記ピストン部材が移動部材を軸方向に押出して係止することを特徴とするシート巻取軸である。
【0007】
本願の第2発明は、巻芯にシートを巻取る巻取装置において、軸芯と、該軸芯に装着固定され軸方向に並んで配置された複数の巻芯係止部とが設けられ、該巻芯係止部は径方向に設けられた固定部材とこの固定部材に環挿されて軸方向に移動可能に設けられた移動部材と固定部材に並置された拡幅部材とを備え、巻芯を移動部材と拡幅部材に設けられた垂直面とで挟持して係止する構成としたシート巻取軸であって、
前記固定部材は、周方向の複数箇所に、軸芯に沿った通気路と、この通気路に連通して設けられた軸方向に臨む横穴とを備え、この横穴には移動可能にピストン部材が嵌挿され、前記通気路からのエア圧により前記ピストン部材が移動部材を軸方向に押出して係止することを特徴とするシート巻取軸である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本願の第1発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1はシート巻取軸の軸縦断方向の要部拡大断面図である。図2は、固定部材の(イ)は正面図で、(ロ)はX−X線に沿った軸方向断面図である。図3は、移動部材の(イ)は正面図で、(ロ)はY−Y線に沿った軸方向断面図である。
【0009】
図1において、巻芯係止部10は軸芯11の周囲に軸方向に複数並べて配置され、両端部においてスペーサ12を介してナット13でネジ止めされ軸芯11に装着固定されている。該巻芯係止部10は、固定部材20と固定部材20に環挿された移動部材30とを備え、固定部材20には周方向の複数箇所に軸方向に貫通して臨む横穴25が設けられ、横穴25にはピストン部材26が挿通されてシリンダ27が形成されている。
【0010】
固定部材20は、外周を形成するフランジ部21と、フランジ部21から縮径して軸方向に伸びる第1段差部22と、第1段差部22からさらに縮径して軸方向に伸びる第2段差部23とから構成されている。そしてフランジ部21の第1段差部22および第2段差部23が形成されている方向の反対側には垂直面29が形成されている。
【0011】
フランジ部21は幅の狭い板状体で、固定部材20の一端面は、フランジ部21、第1段差部22、第2段差部23と連続して垂直面29を形成している。この垂直面29において、特にフランジ部21の背後の垂直面29は径方向に垂直な平滑面を有していることが重要である。この平滑面に巻芯60の側面を押し当てて巻芯60が垂直に位置するように保持されることにより、巻芯60の傾斜を防止し、良好な細幅シートの巻取が可能となるものである。
【0012】
フランジ部21から延長してフランジ部21より縮径した第1段差部22が形成されている。第1段差部22の幅は第2段差部23の幅より狭く、隣接する固定部材20との間に空間34を形成している。第1段差部22の周方向の複数箇所には軸方向に中心軸を有する横穴25が設けられている。この横穴25は、軸横断方向の断面において少なくとも3箇所の複数個が等間隔(例えば、図2においては6箇所の横穴25が60度間隔で設けられている)に設けられる。
【0013】
この横穴25にはピストン部材26が嵌挿されてシリンダ27を形成しており、ピストン部材26は軸方向に移動可能になっている。ピストン部材26の外周には横穴25の内周との間でエア漏れが生じないようにパッキン28が介装されている。横穴25それぞれは、第2段差部23に設けられた通気路24を介して、軸芯11の外周に沿って設けられたエア導入路14に連通しており、エア導入路14は軸芯11の内部に設けられたエア供給路15に連通して図示しないエア圧供給手段から高圧エアが供給される。
【0014】
第1段差部22は、外径が同一の円筒状であって外周面35を形成しており、この外周面35に後述する移動部材30を環挿して、移動部材30は環挿した内周面36が前記外周面35との挿接面において摺動し軸方向へ移動可能となっている。一方、第1段差部22が第2段差部23に接する面において、少なくとも2箇所に凸設された回り止めピン37が設けられている。この回り止めピン37は、移動部材30が固定部材20に環挿されたときに、移動部材30の対応する少なくとも2箇所に設けられた回り止め孔38に嵌合され、移動部材30は固定部材20と一体となって回転する。したがって、移動部材30は、軸方向には移動可能であるが、回転方向には軸芯11と同期して回転することになる。
【0015】
第2段差部23は、その幅寸法が巻芯係止部10の幅を形成しており、隣接する巻芯係止部10同士は第2段差部23同士が当接して軸方向に並べて配置される。隣接する第2段差部23同士の間にはシール部40が設けられてシール部材41を介してシリンダ用エアの漏れを防止する構成となっている。第2段差部23の外周面にはストップリング39が設けられており、移動部材30に移動幅を制限する作用をしている。第2段差部23には通気路24が設けられ、第1段差部22に設けられたシリンダ27に駆動用エアを供給することができる。
【0016】
移動部材30は、円環部31とこの円環部31の一端側から径の外方に伸びる外方フランジ部32と他端側から径の内方に伸びる内方フランジ部33とからなる円環状体であって、円環部31の内周面36が固定部材20の第1段差部22の外周面35に環挿されて軸方向に移動可能となっている。内方フランジ部33が固定部材20に接する面には第1段差部22に設けられたシリンダ27に嵌挿されたピストン部材26の先端部が当接されており、ピストン部材26が突出することにより移動部材30は円環部31が固定部材20の第1段差部22に摺動し隣接する巻芯係止部10の固定部材20の垂直面29方向へ近接する。
【0017】
移動部材30が隣接する固定部材20の垂直面29方向へ移動することにより、外方フランジ部32も同方向へ移動し、外方フランジ部32と相対する隣接の固定部材20の垂直面29との間において挿着された巻芯60を挟持して係止するものである。
【0018】
軸芯11には、その外周面に軸方向に沿ってエア導入路14が設けられており、各巻芯係止部10の第2段差部23に設けられた通気路24が交差するように配置されている。エア導入路14はさらに回転中心に沿うようにして設けられたエア供給路15に連通している。
【0019】
上記のように移動部材30が環挿された固定部材20からなる巻芯係止部10は、軸芯11の外周面に所定数だけ並べて配置され、両端部にスペーサ12を介在させて、その一端部をナット13でネジ止めして挿着固定される。このようにして、それぞれの巻芯係止部10は軸芯11と一体化して回転するようになっている。両端部に介在させたスペーサ12の所要位置にはシール部40を設け、それぞれシール部材41を介してシリンダ27用エアの漏れを防止している。シール部40は、所要位置に設けられた溝にシール部材41を嵌入し、シール部材41は当接面で圧潰されてシール部40を形成するものである。シール部材41としては、ゴム製Oリングなどが挙げられる。
【0020】
上記構造のシート巻取軸を用いてスリットされた細幅シートを巻き取るには、まず、軸芯11に巻芯係止部10を複数個軸方向にならべて配置し、このとき巻芯係止部10それぞれに巻芯60を挿着し、両端部にスペーサ12を介しナット13でネジ止めし装着固定する。つぎに所要のエア圧を付与してピストン部材26を移動部材30の内方フランジ部33に当接させて巻芯60が固定部材20の垂直面29と移動部材30の外方フランジ部32との間に、巻芯60の側面が垂直面29に当接して傾斜することなく支持されるように係止される。ついで各巻芯60に細幅シートの先端を取り付けて回転抵抗を付与した後にシート巻取軸を回転させると、固定部材20と固定部材20の回り止めピン37で嵌合された移動部材30とは軸芯11とともに回転するが、移動部材30と隣接する固定部材20の垂直面29とに挟持され係止された巻芯60は細幅シートの先端を取り付けた回転抵抗の差により、移動部材30の外方フランジ部32面と巻芯60の側面との滑りにより、それぞれの巻芯60は均一な張力により巻取を行なうことができる。
【0021】
従来の紙管フリクション法によるシート巻取軸では、巻取り中においては広幅シートの厚さが幅方向で均一となっていないなどの影響から各巻芯係止部10のシートロールの巻径が異なって巻取張力が巻芯係止部10それぞれで異なることになる。しかしながら、本実施例においては、シート巻取軸では所要圧力のエア圧を付与してピストン部材26を移動部材30の内方フランジ部33に当接させており、軸芯11の回転スピードはシートの送り出しスピードより5〜15%程度速くなるように設けられているので、想定されていた巻取張力より大きな巻取張力が細幅シートに加わるようになると、移動部材30の外方フランジ部32と巻芯60の側面との滑り度合が大きくなり、必要以上の巻取張力が細幅シートに加わらないようにしている。勿論、細幅シートに加わる巻取張力が想定された張力以下になれば、前述した滑り度合が小さくなった状態で回転する。このようにして、多数の細幅の巻芯を並べて配置することによる累積寸法誤差を生じることなく挿着可能で、かつ各巻芯が均一で所定の強力な巻取張力でシートを巻取るようにするとともに、巻芯を傾斜することなく垂直に係止することができ、均一で良好な巻姿のシートロール製品が得られる。
【0022】
図4は、本願の第2発明の一実施例を示すもので、軸縦断方向の要部拡大断面図である。50は隣接する固定部材20同士の間に嵌設された拡幅部材である。拡幅部材50は基本的に基台部51と基台部51に立設された垂直面53を有する垂設フランジ部52からなるものであり、この垂設フランジ部52の垂直面53と移動部材30の外方フランジ部32との間で挿着された巻芯60を係止するものである。したがって、この拡幅部材50を用いる場合には、固定部材20のフランジ部21は必ずしも必要ないが、フランジ部21を備えた固定部材20を併用しても差し支えない。この拡幅部材50は、製品の種類に応じて巻芯60の幅が種々に変化するのに対応して任意の幅寸法のものが使用でき、基台部51の幅も垂設フランジ部52の位置も任意に設定できる。しかしながら、巻芯60の幅に応じて、固定部材20と拡幅部材50の基台部51との合計長さは、巻芯60の略2倍であるのが好ましい。これはスリッタ装置において、スリットされた細幅シートを2段に振り分けて巻取る場合に、第1と第2の巻取軸に配置する巻芯60が千鳥状に配置可能となるからである。拡幅部材50には所要位置にシール部40を設け、シール部材41を介在させてエア漏れを防止するのは当然である。
【0023】
この構造のシート巻取軸を用いてスリットされた細幅シートを巻き取るには、まず、軸芯11に巻芯係止部10として、固定部材20と拡幅部材50とを1組として組合わせて複数個軸方向にならべて配置し、このとき移動部材30と拡幅部材50の垂直面53との間に巻芯60を挿着し、両端部にスペーサ12を介しナット13でネジ止めし装着固定するものであり、以下の動作は前記実施例に準じて行われるもので詳細は省略する。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、巻芯係止部に設けられた垂直面に巻芯の側面部を当接して巻芯を係止することにより、細幅の巻芯であっても巻芯が傾斜することなく垂直に係止できるので、例えば、電子機器用のキャリアテープ用途のような細幅で長尺の巻取を良好な巻姿で巻取が可能となるものである。また、多数の細幅の巻芯を並べて配置することによる累積寸法誤差を生じることなく挿着可能で、かつそれぞれの巻芯係止部において、均一なエア圧によりピストン部材を押圧して巻芯を係止しているので、各巻芯が均一で所定の強力な巻取張力でシートを巻取ることができ、良好な巻姿のシートロール製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1発明に係るシート巻取軸の軸縦断方向の断面を示す説明図である。
【図2】上記発明に係る固定部材の(イ)は正面図で、(ロ)はX−X線に沿った軸方向断面図である。
【図3】上記発明に係る移動部材の(イ)は正面図で、(ロ)はY−Y線に沿った軸方向断面図である。
【図4】本願の第2発明に係る一実施例を示す拡幅部材を用いたシート巻取軸の軸縦断方向の断面を示す説明図である。
【符号の説明】
10 巻芯係止部
11 軸芯
12 スペーサ
13 ナット
14 エア導入路
15 エア供給路
20 固定部材
21 フランジ部
22 第1段差部
23 第2段差部
24 通気路
25 横穴
26 ピストン部材
27 シリンダ
28 パッキン
29 垂直面
30 移動部材
31 円環部
32 外方フランジ部
33 内方フランジ部
34 空間
35 外周面
36 内周面
37 回り止めピン
38 回り止め孔
39 ストップリング
40 シール部
41 シール部材
50 拡幅部材
51 基台部
52 垂設フランジ部
53 垂直面
60 巻芯

Claims (2)

  1. 巻芯にシートを巻取る巻取装置において、軸芯と、該軸芯に装着固定され軸方向に並んで配置された複数の巻芯係止部とが設けられ、該巻芯係止部は径方向に垂直な垂直面を有する固定部材とこの固定部材の垂直面と反対側において固定部材に環挿されて軸方向に移動可能に設けられた移動部材とを備え、巻芯を移動部材と隣接する巻芯係止部の固定部材の垂直面とで挟持して係止する構成としたシート巻取軸であって、
    前記固定部材は、周方向の複数箇所に、軸芯に沿った通気路と、この通気路に連通して設けられた軸方向に臨む横穴とを備え、この横穴には移動可能にピストン部材が嵌挿され、前記通気路からのエア圧により前記ピストン部材が移動部材を軸方向に押出して係止することを特徴とするシート巻取軸。
  2. 巻芯にシートを巻取る巻取装置において、軸芯と、該軸芯に装着固定され軸方向に並んで配置された複数の巻芯係止部とが設けられ、該巻芯係止部は径方向に設けられた固定部材とこの固定部材に環挿されて軸方向に移動可能に設けられた移動部材と固定部材に並置された拡幅部材とを備え、巻芯を移動部材と拡幅部材に設けられた垂直面とで挟持して係止する構成としたシート巻取軸であって、
    前記固定部材は、周方向の複数箇所に、軸芯に沿った通気路と、この通気路に連通して設けられた軸方向に臨む横穴とを備え、この横穴には移動可能にピストン部材が嵌挿され、前記通気路からのエア圧により前記ピストン部材が移動部材を軸方向に押出して係止することを特徴とするシート巻取軸。
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