JP2000016642A - シート巻取軸 - Google Patents

シート巻取軸

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JP2000016642A JP10191158A JP19115898A JP2000016642A JP 2000016642 A JP2000016642 A JP 2000016642A JP 10191158 A JP10191158 A JP 10191158A JP 19115898 A JP19115898 A JP 19115898A JP 2000016642 A JP2000016642 A JP 2000016642A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の細幅巻芯を並べて配置することによる
累積寸法誤差を生じることなく挿着可能で、各巻芯が均
一な巻取張力でシートを巻取るようにすると共に、巻芯
を傾斜することなく垂直に係止すること。 【解決手段】 巻芯60を巻取軸に挿着してシートを巻取
る装置において、軸芯11と、該軸芯11に固定され軸方向
に並んで配置された複数の巻芯係止部10が設けられ、該
巻芯係止部10は径方向に垂直な垂直面29を有する固定部
材20とこれに環挿され軸方向に移動可能な移動部材30と
を備え、挿着された巻芯60を隣接する固定部材20の垂直
面29と移動部材30とで挟持する構成とし、巻芯係止部10
のそれぞれは、周方向の複数箇所に、軸芯11に沿った通
気路24に連通して設けられた軸方向に臨む横穴25に移動
可能に嵌挿されたピストン部材26を備え、通気路24から
のエア圧によりピストン部材26が移動部材30を軸方向に
押出して係止するシート巻取軸である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻芯にシートを巻
取る巻取装置のシート巻取軸に関する。
【0002】
【従来の技術】スリッタ装置は、通常、広幅のプラスチ
ックシートを縦にスリットした細幅シートをその端部が
重ならないように同一軸線上には配置しない2本の巻取
軸に細幅シート毎に巻取る方法がとられている。その細
幅シート毎に巻き取る巻取軸では、複数の巻芯(通常は
紙管)を巻取軸の軸方向に並べて配置し、それぞれの巻
芯の上に細幅シートを巻取っており、その巻取りが終了
した後には巻芯ごと抜き取り、新たな巻芯を巻取軸に挿
着するようにしている。
【0003】従来の巻芯挿着方法として多用されていた
紙管フリクション法は、巻取軸の外周に挿着した紙管を
両端部から押圧して巻取軸に固定して組込む方法である
が、多数の紙管を並置し両端部から押圧して固定する
と、個々の紙管幅に製作上のバラツキが存在することに
より、あるいは両端部から押圧したときに1個の紙管は
僅かしか変形しないが、多数の紙管が押圧されることに
より累積の変形量は大きな値となり、スリットした細幅
シートと巻取位置とがずれを生じることになるという不
都合があった。また、両端部から押圧して紙管の隣接面
を摩擦伝動面とし、次々と隣接伝動するようにしている
と、両端部から距離が離れるにしたがって押圧力が弱く
なり、押圧力が弱くなった紙管は巻取中に滑りを生じて
均一な巻取りができなくなるという問題もあった。
【0004】また、近年、電子機器などの組立に用いら
れるキャリアテープなどに10mm前後の細幅シートが
要求されるようになってきたが、細幅の巻芯を多数軸方
向に並置して効率的に着脱するために、それぞれが独立
に回転可能に設けられた多数の巻芯係止部に巻芯を挿着
し、挿着後に巻芯係止部に設けられたローラの凸没によ
る係止部材などにより巻芯が巻芯係止部に係止されて巻
取が行われる巻取軸が試みられている。このような巻取
軸においては、各巻芯係止部の外径は紙管の内径よりも
若干小さく設定されているために容易に挿着が可能であ
るが、挿着された細幅の巻芯が係止されるときに僅かで
も傾斜が発生すると、その巻芯に巻取られる細幅シート
からなるシートロールは巻径が大きくなるにつれて傾斜
が大きくなり、均一な巻取ができなくなるという問題が
あった。さらに巻芯係止部に設けられたローラの凸没な
どによる係止部材による巻芯の係止は、高速生産時など
の際にシートロールの張力が大きくなると滑りなどが生
じて良好な巻取が困難となるという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、多数の細幅の巻芯を並べて配置することによる累
積寸法誤差を生じることなく挿着可能で、かつ各巻芯が
均一で所定の強力な巻取張力でシートを巻取るようにす
るとともに、巻芯を傾斜することなく垂直に係止するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明は、巻芯
にシートを巻取る巻取装置において、軸芯と、該軸芯に
装着固定され軸方向に並んで配置された複数の巻芯係止
部とが設けられ、該巻芯係止部は径方向に垂直な垂直面
を有する固定部材とこの固定部材の垂直面と反対側にお
いて固定部材に環挿されて軸方向に移動可能に設けられ
た移動部材とを備え、巻芯を移動部材と隣接する巻芯係
止部の固定部材の垂直面とで挟持して係止する構成とし
たシート巻取軸であって、前記固定部材は、周方向の複
数箇所に、軸芯に沿った通気路と、この通気路に連通し
て設けられた軸方向に臨む横穴とを備え、この横穴には
移動可能にピストン部材が嵌挿され、前記通気路からの
エア圧により前記ピストン部材が移動部材を軸方向に押
出して係止することを特徴とするシート巻取軸である。
【0007】本願の第2発明は、巻芯にシートを巻取る
巻取装置において、軸芯と、該軸芯に装着固定され軸方
向に並んで配置された複数の巻芯係止部とが設けられ、
該巻芯係止部は径方向に設けられた固定部材とこの固定
部材に環挿されて軸方向に移動可能に設けられた移動部
材と固定部材に並置された拡幅部材とを備え、巻芯を移
動部材と拡幅部材に設けられた垂直面とで挟持して係止
する構成としたシート巻取軸であって、前記固定部材
は、周方向の複数箇所に、軸芯に沿った通気路と、この
通気路に連通して設けられた軸方向に臨む横穴とを備
え、この横穴には移動可能にピストン部材が嵌挿され、
前記通気路からのエア圧により前記ピストン部材が移動
部材を軸方向に押出して係止することを特徴とするシー
ト巻取軸である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本願の第1発明の一実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。図1はシート巻取軸
の軸縦断方向の要部拡大断面図である。図2は、固定部
材の(イ)は正面図で、(ロ)はX−X線に沿った軸方
向断面図である。図3は、移動部材の(イ)は正面図
で、(ロ)はY−Y線に沿った軸方向断面図である。
【0009】図1において、巻芯係止部10は軸芯11
の周囲に軸方向に複数並べて配置され、両端部において
スペーサ12を介してナット13でネジ止めされ軸芯1
1に装着固定されている。該巻芯係止部10は、固定部
材20と固定部材20に環挿された移動部材30とを備
え、固定部材20には周方向の複数箇所に軸方向に貫通
して臨む横穴25が設けられ、横穴25にはピストン部
材26が挿通されてシリンダ27が形成されている。
【0010】固定部材20は、外周を形成するフランジ
部21と、フランジ部21から縮径して軸方向に伸びる
第1段差部22と、第1段差部22からさらに縮径して
軸方向に伸びる第2段差部23とから構成されている。
そしてフランジ部21の第1段差部22および第2段差
部23が形成されている方向の反対側には垂直面29が
形成されている。
【0011】フランジ部21は幅の狭い板状体で、固定
部材20の一端面は、フランジ部21、第1段差部2
2、第2段差部23と連続して垂直面29を形成してい
る。この垂直面29において、特にフランジ部21の背
後の垂直面29は径方向に垂直な平滑面を有しているこ
とが重要である。この平滑面に巻芯60の側面を押し当
てて巻芯60が垂直に位置するように保持されることに
より、巻芯60の傾斜を防止し、良好な細幅シートの巻
取が可能となるものである。
【0012】フランジ部21から延長してフランジ部2
1より縮径した第1段差部22が形成されている。第1
段差部22の幅は第2段差部23の幅より狭く、隣接す
る固定部材20との間に空間34を形成している。第1
段差部22の周方向の複数箇所には軸方向に中心軸を有
する横穴25が設けられている。この横穴25は、軸横
断方向の断面において少なくとも3箇所の複数個が等間
隔(例えば、図2においては6箇所の横穴25が60度
間隔で設けられている)に設けられる。
【0013】この横穴25にはピストン部材26が嵌挿
されてシリンダ27を形成しており、ピストン部材26
は軸方向に移動可能になっている。ピストン部材26の
外周には横穴25の内周との間でエア漏れが生じないよ
うにパッキン28が介装されている。横穴25それぞれ
は、第2段差部23に設けられた通気路24を介して、
軸芯11の外周に沿って設けられたエア導入路14に連
通しており、エア導入路14は軸芯11の内部に設けら
れたエア供給路15に連通して図示しないエア圧供給手
段から高圧エアが供給される。
【0014】第1段差部22は、外径が同一の円筒状で
あって外周面35を形成しており、この外周面35に後
述する移動部材30を環挿して、移動部材30は環挿し
た内周面36が前記外周面35との挿接面において摺動
し軸方向へ移動可能となっている。一方、第1段差部2
2が第2段差部23に接する面において、少なくとも2
箇所に凸設された回り止めピン37が設けられている。
この回り止めピン37は、移動部材30が固定部材20
に環挿されたときに、移動部材30の対応する少なくと
も2箇所に設けられた回り止め孔38に嵌合され、移動
部材30は固定部材20と一体となって回転する。した
がって、移動部材30は、軸方向には移動可能である
が、回転方向には軸芯11と同期して回転することにな
る。
【0015】第2段差部23は、その幅寸法が巻芯係止
部10の幅を形成しており、隣接する巻芯係止部10同
士は第2段差部23同士が当接して軸方向に並べて配置
される。隣接する第2段差部23同士の間にはシール部
40が設けられてシール部材41を介してシリンダ用エ
アの漏れを防止する構成となっている。第2段差部23
の外周面にはストップリング39が設けられており、移
動部材30に移動幅を制限する作用をしている。第2段
差部23には通気路24が設けられ、第1段差部22に
設けられたシリンダ27に駆動用エアを供給することが
できる。
【0016】移動部材30は、円環部31とこの円環部
31の一端側から径の外方に伸びる外方フランジ部32
と他端側から径の内方に伸びる内方フランジ部33とか
らなる円環状体であって、円環部31の内周面36が固
定部材20の第1段差部22の外周面35に環挿されて
軸方向に移動可能となっている。内方フランジ部33が
固定部材20に接する面には第1段差部22に設けられ
たシリンダ27に嵌挿されたピストン部材26の先端部
が当接されており、ピストン部材26が突出することに
より移動部材30は円環部31が固定部材20の第1段
差部22に摺動し隣接する巻芯係止部10の固定部材2
0の垂直面29方向へ近接する。
【0017】移動部材30が隣接する固定部材20の垂
直面29方向へ移動することにより、外方フランジ部3
2も同方向へ移動し、外方フランジ部32と相対する隣
接の固定部材20の垂直面29との間において挿着され
た巻芯60を挟持して係止するものである。
【0018】軸芯11には、その外周面に軸方向に沿っ
てエア導入路14が設けられており、各巻芯係止部10
の第2段差部23に設けられた通気路24が交差するよ
うに配置されている。エア導入路14はさらに回転中心
に沿うようにして設けられたエア供給路15に連通して
いる。
【0019】上記のように移動部材30が環挿された固
定部材20からなる巻芯係止部10は、軸芯11の外周
面に所定数だけ並べて配置され、両端部にスペーサ12
を介在させて、その一端部をナット13でネジ止めして
挿着固定される。このようにして、それぞれの巻芯係止
部10は軸芯11と一体化して回転するようになってい
る。両端部に介在させたスペーサ12の所要位置にはシ
ール部40を設け、それぞれシール部材41を介してシ
リンダ27用エアの漏れを防止している。シール部40
は、所要位置に設けられた溝にシール部材41を嵌入
し、シール部材41は当接面で圧潰されてシール部40
を形成するものである。シール部材41としては、ゴム
製Oリングなどが挙げられる。
【0020】上記構造のシート巻取軸を用いてスリット
された細幅シートを巻き取るには、まず、軸芯11に巻
芯係止部10を複数個軸方向にならべて配置し、このと
き巻芯係止部10それぞれに巻芯60を挿着し、両端部
にスペーサ12を介しナット13でネジ止めし装着固定
する。つぎに所要のエア圧を付与してピストン部材26
を移動部材30の内方フランジ部33に当接させて巻芯
60が固定部材20の垂直面29と移動部材30の外方
フランジ部32との間に、巻芯60の側面が垂直面29
に当接して傾斜することなく支持されるように係止され
る。ついで各巻芯60に細幅シートの先端を取り付けて
回転抵抗を付与した後にシート巻取軸を回転させると、
固定部材20と固定部材20の回り止めピン37で嵌合
された移動部材30とは軸芯11とともに回転するが、
移動部材30と隣接する固定部材20の垂直面29とに
挟持され係止された巻芯60は細幅シートの先端を取り
付けた回転抵抗の差により、移動部材30の外方フラン
ジ部32面と巻芯60の側面との滑りにより、それぞれ
の巻芯60は均一な張力により巻取を行なうことができ
る。
【0021】従来の紙管フリクション法によるシート巻
取軸では、巻取り中においては広幅シートの厚さが幅方
向で均一となっていないなどの影響から各巻芯係止部1
0のシートロールの巻径が異なって巻取張力が巻芯係止
部10それぞれで異なることになる。しかしながら、本
実施例においては、シート巻取軸では所要圧力のエア圧
を付与してピストン部材26を移動部材30の内方フラ
ンジ部33に当接させており、軸芯11の回転スピード
はシートの送り出しスピードより5〜15%程度速くな
るように設けられているので、想定されていた巻取張力
より大きな巻取張力が細幅シートに加わるようになる
と、移動部材30の外方フランジ部32と巻芯60の側
面との滑り度合が大きくなり、必要以上の巻取張力が細
幅シートに加わらないようにしている。勿論、細幅シー
トに加わる巻取張力が想定された張力以下になれば、前
述した滑り度合が小さくなった状態で回転する。このよ
うにして、多数の細幅の巻芯を並べて配置することによ
る累積寸法誤差を生じることなく挿着可能で、かつ各巻
芯が均一で所定の強力な巻取張力でシートを巻取るよう
にするとともに、巻芯を傾斜することなく垂直に係止す
ることができ、均一で良好な巻姿のシートロール製品が
得られる。
【0022】図4は、本願の第2発明の一実施例を示す
もので、軸縦断方向の要部拡大断面図である。50は隣
接する固定部材20同士の間に嵌設された拡幅部材であ
る。拡幅部材50は基本的に基台部51と基台部51に
立設された垂直面53を有する垂設フランジ部52から
なるものであり、この垂設フランジ部52の垂直面53
と移動部材30の外方フランジ部32との間で挿着され
た巻芯60を係止するものである。したがって、この拡
幅部材50を用いる場合には、固定部材20のフランジ
部21は必ずしも必要ないが、フランジ部21を備えた
固定部材20を併用しても差し支えない。この拡幅部材
50は、製品の種類に応じて巻芯60の幅が種々に変化
するのに対応して任意の幅寸法のものが使用でき、基台
部51の幅も垂設フランジ部52の位置も任意に設定で
きる。しかしながら、巻芯60の幅に応じて、固定部材
20と拡幅部材50の基台部51との合計長さは、巻芯
60の略2倍であるのが好ましい。これはスリッタ装置
において、スリットされた細幅シートを2段に振り分け
て巻取る場合に、第1と第2の巻取軸に配置する巻芯6
0が千鳥状に配置可能となるからである。拡幅部材50
には所要位置にシール部40を設け、シール部材41を
介在させてエア漏れを防止するのは当然である。
【0023】この構造のシート巻取軸を用いてスリット
された細幅シートを巻き取るには、まず、軸芯11に巻
芯係止部10として、固定部材20と拡幅部材50とを
1組として組合わせて複数個軸方向にならべて配置し、
このとき移動部材30と拡幅部材50の垂直面53との
間に巻芯60を挿着し、両端部にスペーサ12を介しナ
ット13でネジ止めし装着固定するものであり、以下の
動作は前記実施例に準じて行われるもので詳細は省略す
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
巻芯係止部に設けられた垂直面に巻芯の側面部を当接し
て巻芯を係止することにより、細幅の巻芯であっても巻
芯が傾斜することなく垂直に係止できるので、例えば、
電子機器用のキャリアテープ用途のような細幅で長尺の
巻取を良好な巻姿で巻取が可能となるものである。ま
た、多数の細幅の巻芯を並べて配置することによる累積
寸法誤差を生じることなく挿着可能で、かつそれぞれの
巻芯係止部において、均一なエア圧によりピストン部材
を押圧して巻芯を係止しているので、各巻芯が均一で所
定の強力な巻取張力でシートを巻取ることができ、良好
な巻姿のシートロール製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1発明に係るシート巻取軸の軸縦断方
向の断面を示す説明図である。
【図2】上記発明に係る固定部材の(イ)は正面図で、
(ロ)はX−X線に沿った軸方向断面図である。
【図3】上記発明に係る移動部材の(イ)は正面図で、
(ロ)はY−Y線に沿った軸方向断面図である。
【図4】本願の第2発明に係る一実施例を示す拡幅部材
を用いたシート巻取軸の軸縦断方向の断面を示す説明図
である。
【符号の説明】
10 巻芯係止部 11 軸芯 12 スペーサ 13 ナット 14 エア導入路 15 エア供給路 20 固定部材 21 フランジ部 22 第1段差部 23 第2段差部 24 通気路 25 横穴 26 ピストン部材 27 シリンダ 28 パッキン 29 垂直面 30 移動部材 31 円環部 32 外方フランジ部 33 内方フランジ部 34 空間 35 外周面 36 内周面 37 回り止めピン 38 回り止め孔 39 ストップリング 40 シール部 41 シール部材 50 拡幅部材 51 基台部 52 垂設フランジ部 53 垂直面 60 巻芯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻芯にシートを巻取る巻取装置におい
    て、軸芯と、該軸芯に装着固定され軸方向に並んで配置
    された複数の巻芯係止部とが設けられ、該巻芯係止部は
    径方向に垂直な垂直面を有する固定部材とこの固定部材
    の垂直面と反対側において固定部材に環挿されて軸方向
    に移動可能に設けられた移動部材とを備え、巻芯を移動
    部材と隣接する巻芯係止部の固定部材の垂直面とで挟持
    して係止する構成としたシート巻取軸であって、 前記固定部材は、周方向の複数箇所に、軸芯に沿った通
    気路と、この通気路に連通して設けられた軸方向に臨む
    横穴とを備え、この横穴には移動可能にピストン部材が
    嵌挿され、前記通気路からのエア圧により前記ピストン
    部材が移動部材を軸方向に押出して係止することを特徴
    とするシート巻取軸。
  2. 【請求項2】 巻芯にシートを巻取る巻取装置におい
    て、軸芯と、該軸芯に装着固定され軸方向に並んで配置
    された複数の巻芯係止部とが設けられ、該巻芯係止部は
    径方向に設けられた固定部材とこの固定部材に環挿され
    て軸方向に移動可能に設けられた移動部材と固定部材に
    並置された拡幅部材とを備え、巻芯を移動部材と拡幅部
    材に設けられた垂直面とで挟持して係止する構成とした
    シート巻取軸であって、 前記固定部材は、周方向の複数箇所に、軸芯に沿った通
    気路と、この通気路に連通して設けられた軸方向に臨む
    横穴とを備え、この横穴には移動可能にピストン部材が
    嵌挿され、前記通気路からのエア圧により前記ピストン
    部材が移動部材を軸方向に押出して係止することを特徴
    とするシート巻取軸。
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