JP2001186255A - 電話加入者呼び出し信号制御装置と加入者回路終端装置 - Google Patents

電話加入者呼び出し信号制御装置と加入者回路終端装置

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JP2001186255A
JP2001186255A JP37106099A JP37106099A JP2001186255A JP 2001186255 A JP2001186255 A JP 2001186255A JP 37106099 A JP37106099 A JP 37106099A JP 37106099 A JP37106099 A JP 37106099A JP 2001186255 A JP2001186255 A JP 2001186255A
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Kazuhiko Harasaki
和彦 原崎
Yoriyuki Kitada
順之 北田
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NEC Tohoku Corp
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NEC Tohoku Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/005Interface circuits for subscriber lines

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  • Signal Processing (AREA)
  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話機にリンギング信号を供給する加入者回
路の過電圧抑圧回路を削減し、加入者回路格納装置で、
電話機への呼着時の高電圧を抑制することを課題とす
る。 【解決手段】 加入者回路終端装置からの着呼の際にリ
ンギング信号によって電話機を呼び出す電話加入者呼び
出し信号制御装置において、前記加入者回路終端装置
に、前記リンギング信号のゼロ電位に同期したゼロクロ
スポイント同期信号を生成するゼロクロスポイント検出
回路と、そのゼロクロスポイント同期信号に同期して前
記加入者回路のリンギングリレーを制御するリンギング
制御オーダーの送出タイミングを調整するオーダー送出
タイミング調整回路とを備え、オーダー送出装置からの
オーダー受信に応じて、前記ゼロクロスポイント同期信
号に同期して前記電話機でリンギング信号で発呼するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機の着呼の際
にリンギング信号を鳴動する電話加入者呼び出し信号制
御装置及びこれを含む加入者回路終端装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各加入者電話機に対応して加入者
回路終端装置から電話機に呼着信で呼び出す場合、電話
機に直流電圧にリンギング信号を供給し、リンギング音
を発生してハングアップを促すように動作する。加入者
の電話機に呼び出し音を鳴らすリンギング信号は、−4
8Vの直流電圧に、16Hz、79Vrmsの正弦波交
流信号が用いられ、その例を図6に示して説明する。
【0003】図6において、多数の電話機が接続された
交換局や中継局の中に、例えば所定の電話番号のリンギ
ングを送出せよというオーダー送出装置400と、オー
ダー送出装置400に接続された着呼のオーダーに応じ
て接続スイッチングするオーダー展開回路を有する加入
者回路終端装置100と、通常交換局にある加入者回路
終端装置に接続されリレー制御回路210とスイッチリ
レーRL1,RL2とを有する各加入者毎に備えられた
加入者回路#0,…#Nと、通常交換局に配置される各
加入者回路#0,…#Nからリング線とチップ線とで接
続された加入者の電話機600と、電話機600に着呼
を通知するリンギング信号を発生する交換局に配置され
るリンギング信号発信装置500とで構成されている。
なお、交換局の主要機能の所望の電話機につなぐスイッ
チングは、加入者回路終端装置100の外部で行われ、
オーダー展開回路120に音声信号として接続される。
【0004】図6に示すように、一般的には電話局の交
換局で、呼び出し信号の送出時に、加入者線やリング線
とチップ線とに発生する過電圧を抑圧するために、加入
者回路毎に過電圧抑圧回路(スパークキラー)を有してい
る。過電圧抑圧回路は、図6において、加入者回路#
0,#Nの内部のスイッチリレーRL1,RL2の各両
端に接続された抵抗R11とコンデンサC11のシリー
ズ回路でスパークキラー回路を構成している。スイッチ
リレーRL1,RL2は、1秒間はリンギング信号が、
2秒間はリレー制御回路210の出力がそれぞれ選択さ
れて、電話機600から呼び出し音が発生される。
【0005】この場合、リンギング信号が、0Vの付近
でうまくスイッチリレーを切り替えることができれば、
スパークキラーが無くても、過度の電圧変動が発生しな
いので、問題は生じない。しかし、リンギング信号が高
いときに、スイッチリレーRL1,RL2の切り替えが
行われると、リレー制御回路から供給される電圧に加え
てリンギング信号が重畳される場合があるので、異常な
高電圧が電話機600の2線式の両線路間に印加される
おそれがあり、その高電圧の発生を抑制する過電圧抑圧
回路のスパークキラーであるCR回路で、高電圧印加を
抑制する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例の構成では、各電話機にリンギング信号を供給する
加入者回路に、過電圧抑圧回路と同様のスパークキラー
回路構成を加入者毎に設けているため、多数の加入者を
収容する加入者回路格納装置の交換機では、システム的
にコストの増大につながる。
【0007】そこで、本発明は、電話機にリンギング信
号を供給する加入者回路の過電圧抑圧回路を削減し、加
入者回路終端装置で、電話機への呼着時の高電圧を抑制
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、呼び出し信
号送出時に、加入者線に発生する過電圧を抑圧する方法
を、呼び出し信号の電位VB(V)を示すゼロクロスポ
イント信号に同期させて、リンギングリレーを動作させ
る仕組みを、加入者回路を終端する加入者回路の上位装
置に、集積回路として持たせることによって、交換機と
加入者回路とのシステム全体でのコストの低減を提供す
るものである。
【0009】また、本発明は、加入者回路終端装置から
の着呼の際にリンギング信号によって加入者回路に接続
された電話機を呼び出す電話加入者呼び出し信号制御装
置において、前記加入者回路終端装置に、前記リンギン
グ信号のゼロ電位に同期したゼロクロスポイント同期信
号を生成するゼロクロスポイント検出回路と、そのゼロ
クロスポイント同期信号に同期して前記加入者回路のリ
ンギングリレーを制御するリンギング制御オーダーの送
出タイミングを調整するオーダー送出タイミング調整回
路とを備え、前記加入者回路終端装置に接続されたオー
ダー送出装置からのオーダー受信に応じて、前記ゼロク
ロスポイント同期信号に同期して前記加入者回路を介し
て前記電話機を前記リンギング信号で発呼することを特
徴とする。
【0010】また、本発明は、リンギング信号発信装置
を含み加入者回路にリンギング信号を供給する加入者回
路終端装置において、前記リンギング信号のゼロ電位に
同期したゼロクロスポイント同期信号を生成するゼロク
ロスポイント検出回路と、前記ゼロクロスポイント同期
信号に同期して前記加入者回路のリンギングリレーを制
御するリンギング制御オーダーの送出タイミングを調整
するオーダー送出タイミング調整回路と、オーダー送出
装置からのオーダー受信信号を入力して前記オーダー受
信信号を解析するオーダー展開回路とを備え、前記オー
ダー送出装置からのオーダー受信に応じて、前記オーダ
ー送出タイミング調整回路によって前記ゼロクロスポイ
ント同期信号に同期して前記加入者回路で前記リンギン
グ信号で発呼することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、加入者回路における呼び
出し信号(リンギング信号)の制御時の加入者線上の過電
圧発生を防ぐ手段として、呼び出し信号のゼロクロスポ
イントで制御するが、その制御機構を加入者回路を終端
する上位装置に持たせることを特徴としている。
【0012】また、本発明を図1を参照して説明すれ
ば、リンギング信号発信装置500から送信される呼び
出し信号をゼロクロスポイント検出回路130に入力し
て、呼び出し信号の電位ゼロクロスポイントを検出し
て、このゼロクロスポイントに同期した同期信号を生成
する。このゼロクロス同期信号をオーダー送出タイミン
グ調整回路110に入力する。オーダー送出タイミング
調整回路110では、オーダー送出装置から送信されて
きた加入者回路#0のリンギングリレーRL1、RL2を
制御するリンギングオーダーを前述のゼロクロス同期信
号に同期させて、加入者回路に送出する。上記のタイミ
ングで送出されたリンギングオーダーで加入者回路#0等
はリンギングリレーを動作させる。この動作によって、
リレー動作時の加入者線上の過電圧発生を防ぐことがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による実施形態について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0014】[第1の実施形態] (1)構成の説明 図1において、中継局等を経由してきた電話回線信号は
最終的な端局である交換局に至り、交換局内に、特に加
入者に呼着を通知するための加入者回路終端装置100
と、呼着通知の指示を出すオーダー送出装置400と、
リンギング信号を出力するリンギング信号発信装置50
0と、複数の加入者回路200とから構成されている。
【0015】また、図1を参照すると、加入者回路終端
装置100は、オーダー送出タイミング調整回路110
と、オーダー展開回路120と、ゼロクロスポイント検
出回路130とを有する。
【0016】オーダー送出タイミング調整回路110で
は、複数接続される加入者回路200に対して、オーダ
ー送出装置400から送出される制御オーダー或いはオ
ーダー信号であるコマンド信号を、加入者毎にオーダー
信号を分析・解析・展開するオーダー展開回路120に
て展開される。このオーダー展開回路120で展開され
て、送出されたオーダー信号から、リンギング制御オー
ダー信号を抜き取る。この抜き取ったリンギング制御オ
ーダー信号を、ゼロクロスポイント検出回路130から
送出されるリンギング信号ゼロクロス同期信号と同期を
取って、オーダー送出装置400からオーダーされた特
定の加入者回路200に送出する。この加入者回路終端
装置100内にゼロクロスポイント検出回路130と、
オーダー送出タイミング調整回路を有する点が本実施形
態の特徴である。
【0017】ゼロクロスポイント検出回路130では、
リンギング信号発信装置500から送信される呼び出し
信号(リンギング信号)を入力して、リンギング信号の電
位VB(V)を示すゼロクロス同期信号を生成する。生
成したゼロクロス同期信号は、前述のオーダー送出タイ
ミング調整回路110に送出される。加入者回路#0(2
00)では、オーダー送出タイミング調整回路110か
ら送出されたリンギングによるリレー制御オーダー信号
に従って、リレー制御回路210からRL1またはRL
2を、例えば1秒間リンギング信号発信装置300から
のリンギング信号を、2秒間空白のスイッチリレーのオ
ンオフを繰り返す動作を制御する。この動作によって、
加入者の電話器600のリンギング信号に応じた呼出音
のベルが鳴る。
【0018】また、オーダー送出装置400は、不図示
のスイッチング交換装置や回線監視装置等から、例え
ば、加入者回路に使う音声レベルの調整コマンドや、バ
ランシングネットワークの調整コマンド等のコマンドに
混じって、本実施形態の対象であるリンギング音声の出
力を指示するコマンド等を出力する。
【0019】このオーダー送出装置400からの各種の
コマンドを振り分けるのがオーダー展開回路120であ
る。このオーダー展開回路120では、リレー制御回路
210に対するリンギング信号出力のコマンドをオーダ
ー送出タイミング調整回路110に出力する。また、加
入者回路200では、リレーRL1,RL2のオン/オ
フを、オーダー送出タイミング調整回路110によって
タイミング調整された制御信号によって、制御される。
このことから、高電圧を防止することができる。そのと
き、リレー制御回路210の制御信号によって、リンギ
ング信号を例えば1秒、無音時間を2秒として、リング
線側の−48Vと、チップ線側の0Vと、リンギング信
号とを切り換えるために、それぞれリレー制御回路から
供給される。
【0020】図2は、本発明の実施形態におけるオーダ
ー送出タイミング調整回路110の2加入者の例であ
り、オーダー送出タイミング調整回路110の構成例を
示すブロック図である。
【0021】オーダー送出タイミング調整回路110
は、オーダードロップ回路111と、オーダーバッファ
リング部112及び113と、オーダー送出制御回路1
15及び116と、オーダー送出ゲート信号生成回路1
14とから構成される。オーダードロップ回路111で
は、オーダー展開回路120から送出されてきた加入者
回路制御オーダーからリンギングリレー制御オーダー信
号のみをドロップする。ドロップしたオーダー信号は、
オーダーバッファリング部112及び113へ送出され
る。オーダーバッファリング部112及び113では、
例えばシフトレジスタやFIFO等の記憶手段からな
り、高速リンギングリレー制御オーダー信号を、オーダ
ー送出制御回路115及び116からの指示があるま
で、格納してバッファリングしておく。
【0022】オーダー送出ゲート信号生成回路114で
は、ゼロクロスポイント検出回路130から送出された
ゼロクロス同期信号を入力して、この同期信号に同期し
たリンギングリレー制御オーダー送出信号(ゲート信号)
を生成して、オーダー送出制御回路115及び116へ
送出する。
【0023】オーダー送出制御回路115及び116で
は、オーダー送出ゲート信号生成回路114から送出さ
れるゲート信号を受けて、オーダーバッファリング部1
12及び113からリンギングリレー制御オーダーを読
み出し、加入者回路#0200及び加入者回路#N200へ
送出する。
【0024】図3は、本発明の実施形態におけるゼロク
ロスポイント検出回路130の構成例を示す回路の一例
である。ゼロクロスポイント検出回路130は、リンギ
ング信号を入力して、電位VB(V)のゼロクロスポイ
ント同期信号を生成する。図3において、ゼロクロスポ
イント検出回路130は、リンギング信号発信装置50
0からのリンギング信号を入力し、微分回路C1,R
1,R2から演算増幅器OP1の反転入力端子に入力さ
れる。演算増幅器OP1の反転入力端子には、電圧抑圧
用のツェナーダイオードD1,D2の直列回路が接続さ
れ、一定電圧以上の入力電圧を抑圧して過電圧入力を防
止する。また、演算増幅器OP1の非転入力端子には、
出力からの帰還回路に抵抗R5と、負電源と接地電位と
の分圧回路用抵抗R3,R4とが接続されている。ま
た、演算増幅器OP1の出力は、演算増幅器OP2の反
転入力端子に接続され、非反転入力端子には正電源と接
地電位との分圧回路用抵抗R7,R8とが接続されてい
る。演算増幅器OP2の出力は正電源に接続された負荷
抵抗R6を介して、ゼロクロスポイント同期信号を出力
する。
【0025】(2)動作の説明 以下、本実施形態の動作につき説明する。まず、ゼロク
ロスポイント同期信号生成の動作ついて、図4のタイミ
ング図を用いて説明する。
【0026】図3において、リンギング信号を入力した
演算増幅器OP1は、リンギング信号が抵抗R3,R4
の分圧電圧より高いときはローレベルを出力し、低いと
きはハイレベルを出力する。つぎに、演算増幅器OP2
では、入力電圧が抵抗R7,R8の分圧電圧より高いと
きはローレベルとなり、低いときはハイレベルとなる。
従って、抵抗R3とR4との分圧電圧がVBに近いマイ
ナス電圧、及び抵抗R7とR8との分圧電圧がVBに近
いプラス電圧であれば、本ゼロクロスポイント検出回路
130から、図4(b)に示すゼロクロスポイント同期
信号を出力する。なお、ゼロクロス信号の検出回路は、
図3に示す回路ばかりでなく、他の回路を用いてもよい
ことは勿論である。
【0027】このようにして得られたゼロクロスポイン
ト同期信号は、リンギング信号の電位VB(V)のとこ
ろで’0’から’1’、または’1’から’0’に変化
するように生成される。オーダー送出ゲート信号生成回
路114では、この変化点を検出してオーダー送出ゲー
ト信号を生成する。
【0028】一方、オーダー送出タイミング調整回路1
10の動作は、図4のタイミング図に従って実行され
る。図4において、正弦波に近い440Hzのリンギン
グ信号(a)が入力されると、図3に示すゼロクロスポ
イント検出回路130でリンギング信号(a)のゼロレ
ベル毎に立ち上がり、立ち下がりを繰り返すパルス信号
に変換して出力する。ゼロクロスポイント検出回路13
0からリンギング信号に同期したゼロクロスポイント同
期信号(b)がオーダー送出制御回路115,116に
供給される。
【0029】一方、ゼロクロスポイント同期信号(b)
が常時ゼロクロスポイント検出回路130から出力され
ており、図4に示すように、T1のタイミングで、リン
ギングオーダー受信タイミング信号(c)がオーダーバ
ッファリング部112に受信したとすると、オーダー送
出ゲート信号生成回路115,116でリンギングオー
ダーを送出するタイミングは、上記ゼロクロスポイント
同期信号(b)に応じて、図4のT2のタイミングに生
成され、図4のT2のタイミングで、オーダー送出制御
回路115は、オーダーバッファリング部112からリ
ンギング制御オーダーを読み出し、加入者回路#0(20
0)に送出する。
【0030】続いて、リレー制御回路210では、リン
ギングリレーの状態(d)に示す立ち上げのときに、こ
のリンギング制御オーダー信号を受信して、図4のT2
のタイミングでリンギングリレーRL1,RL2を動作
させる。このタイミングでリンギングリレーを動作させ
ることにより、リレーRL1,RL2の動作時の加入者
線上の過電圧発生の影響を電話機600に与えないばか
りか、他の加入者回路に誘電的なノイズ成分を与えない
で済むことになる。
【0031】また、リンギング信号発信回路500から
のリンギング信号は、加入者回路200のスイッチリレ
ーRL1を所定時間オンオフを繰り返し、ハングアップ
まで、又は所定時間リンギング信号を供給して、ストッ
プする。
【0032】[第2の実施形態]本発明の第2の実施形
態として、その基本的構成は上記の通りであるが、図2
のオーダー送出タイミング調整回路110において、オ
ーダーバッファリング部112及び113とオーダー送
出制御回路115及び116を、交換機に収容する加入
者回路200の数に応じて増やし、オーダー送出タイミ
ング調整回路110を集積回路化して、更なるコスト低
減を実現することができる。その構成を図5に示す。
【0033】図5に示すように、図2に示す2加入者の
例に対して、2オーダーバッファリング部1121及び
1131、オーダー送出制御回路1151及び1161
を加入者回路の収容数に応じて増やし、オーダー送出タ
イミング調整回路110全体を集積回路化し、更なるコ
スト低減を図ることができる。
【0034】ここで、オーダーバッファリング部112
は、オーダー送出装置から、「電話機#005のリンギ
ング信号をオンせよ」という簡単な容量の記憶媒体でよ
いので、DRAMであっても、高速なSRAMであって
もよく、オーダー送出制御回路115は主に出力タイミ
ングを制御するだけなので、これらのオーダードロップ
回路111のスイッチ回路と、オーダーバッファリング
部112等と、オーダー送出制御回路115とを、LS
I回路で構成すれば、装置の小型化にと信頼性に貢献で
きる。また、リンギング信号発信装置は、クロック発振
回路の一種として、本交換局で主に制御しているCPU
の発振回路を利用して、リンギング信号を出力するよう
にしてもよい。
【0035】
【発明の効果】このように、加入者回路におけるリンギ
ングリレー動作時の加入者線上の過電圧を防ぐ仕組み
を、加入者回路終端装置に設けることにより、加入者回
路毎に持っていた加入者線上の過電圧を防ぐ回路を削減
することができ、加入者回路毎の単価を下げることがで
きる。そうすることによって、加入者回路を多数収容す
る交換機においては、かなりのコストの低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による加入者回路終端装置とその周辺装
置の構成図である。
【図2】本発明による加入者回路終端装置のオーダー送
出タイミング回路の構成図である。
【図3】本発明による加入者回路終端装置のゼロクロス
ポイント検出回路の構成図である。
【図4】本発明による加入者回路終端装置の動作例を示
すタイミングチャートである。
【図5】本発明による加入者回路終端装置のオーダー送
出タイミング回路の構成図である。
【図6】従来の加入者回路終端装置のオーダー送出タイ
ミング回路の構成図である。
【符号の説明】 100 加入者回路終端装置 110 オーダー送出タイミング調整回路 111 オーダードロップ回路 112,113 オーダーバッファリング部 114 オーダー送出ゲート信号生成回路 115,116 オーダー送出制御回路 120 オーダー展開回路 130 ゼロクロスポイント検出回路 200 加入者回路 210 リレー制御回路 400 オーダー送出装置 500 リンギング信号発信装置 600 電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北田 順之 岩手県一関市柄貝1番地 東北日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5K037 AA02 AB07 CA01 CB01 CB09 CB14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者回路終端装置からの着呼の際にリ
    ンギング信号によって加入者回路に接続された電話機を
    呼び出す電話加入者呼び出し信号制御装置において、 前記加入者回路終端装置に、前記リンギング信号のゼロ
    電位に同期したゼロクロスポイント同期信号を生成する
    ゼロクロスポイント検出回路と、そのゼロクロスポイン
    ト同期信号に同期して前記加入者回路のリンギングリレ
    ーを制御するリンギング制御オーダーの送出タイミング
    を調整するオーダー送出タイミング調整回路とを備え、
    前記加入者回路終端装置に接続されたオーダー送出装置
    からの前記リンギングリレーのオン指示を出力するコマ
    ンドのオーダー受信に応じて、前記ゼロクロスポイント
    同期信号に同期して前記加入者回路を介して前記電話機
    を前記リンギング信号で発呼することを特徴とする電話
    加入者呼び出し信号制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電話加入者呼び出し信
    号制御装置において、前記加入者回路終端装置には、前
    記オーダー送出装置からのオーダー受信に応じて、前記
    リンギング信号を鳴らす前記加入者回路を特定し、前記
    加入者回路毎に設けて前記オーダー受信の信号を遅延し
    てタイミングを図るオーダーバッファリング部を備えた
    ことを特徴とする電話加入者呼び出し信号制御装置。
  3. 【請求項3】 リンギング信号発信装置を含み加入者回
    路にリンギング信号を供給する加入者回路終端装置にお
    いて、 前記リンギング信号のゼロ電位に同期したゼロクロスポ
    イント同期信号を生成するゼロクロスポイント検出回路
    と、前記ゼロクロスポイント同期信号に同期して前記加
    入者回路のリンギングリレーを制御するリンギング制御
    オーダーの送出タイミングを調整するオーダー送出タイ
    ミング調整回路と、オーダー送出装置からのオーダー受
    信信号を入力して前記オーダー受信信号を解析するオー
    ダー展開回路とを備え、前記オーダー送出装置からのオ
    ーダー受信に応じて、前記オーダー送出タイミング調整
    回路によって前記ゼロクロスポイント同期信号に同期し
    て前記加入者回路で前記リンギング信号で発呼すること
    を特徴とする加入者回路終端装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の加入者回路終端装置に
    おいて、前記オーダー送出タイミング調整回路は、前記
    オーダー展開回路による前記オーダー受信信号を受けて
    前記加入者回路を特定して当該加入者回路に前記オーダ
    ー受信信号を出力するオーダードロップ回路と、前記オ
    ーダー受信信号を一時的に格納するオーダーバッファリ
    ング部と、前記ゼロクロスポイント同期信号に同期して
    前記オーダー受信信号のタイミングを制御するオーダー
    送出制御回路とを備えたことを特徴とする加入者回路終
    端装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の加入者回路終端装置に
    おいて、前記加入者回路は複数であり、前記オーダーバ
    ッファリング部とオーダー送出制御回路とは前記加入者
    回路の数より多いことを特徴とする加入者回路終端装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の加入者回路終端装置に
    おいて、前記オーダードロップ回路と、前記オーダーバ
    ッファリング部と、前記オーダー送出制御回路とを、一
    つのLSI回路で構成したことを特徴とする加入者回路
    終端装置。
JP37106099A 1999-12-27 1999-12-27 電話加入者呼び出し信号制御装置と加入者回路終端装置 Pending JP2001186255A (ja)

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