JP3200508B2 - 加入者回路 - Google Patents

加入者回路

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JP3200508B2
JP3200508B2 JP20991693A JP20991693A JP3200508B2 JP 3200508 B2 JP3200508 B2 JP 3200508B2 JP 20991693 A JP20991693 A JP 20991693A JP 20991693 A JP20991693 A JP 20991693A JP 3200508 B2 JP3200508 B2 JP 3200508B2
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教之 佐藤
史郎 菊地
一男 塚本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加入者回路に関し、とく
にディジタル交換機における加入者回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ディジタル交換機には加入者回線ごとに
加入者回路又は局内終端回路と呼ばれる回路が使われて
おり、電話機、又はISDN用の回線終端回路及び端末
への給電機能を有する。
【0003】加入者回路の従来技術としては、例えば文
献“D70ディジタル交換機の加入者回路構成”研究実
用化報告第33巻第7号(1984)(日本電信電話公
社)に詳しい。
【0004】また、ISDN局内終端回路の従来技術と
しては、例えは文献“ピンポン伝送方式の収容設計”研
究実用化報告,第33巻第9号(1984)(日本電信
電話公社)に詳しい。
【0005】加入者回路の給電方式としては、定電圧定
抵抗給電(ノーマル,リバース)、定電圧給電,純抵抗
給電などのモードがある。
【0006】これらの給電に加えて、加入者回路からは
電話機に対して16Hzのリンギング信号、および40
0Hzのハウラ信号を送出する機能がある。
【0007】また、電話機のオンフック、オフフックを
検出する機能がある。
【0008】さらに、局内終端回路の場合は、定電流給
電方式が採用されている。
【0009】従来技術の加入者回路を図7に示す。
【0010】図7において、BSは給電回路であり、定
電圧定抵抗給電回路、定電圧給電回路、純抵抗給電回路
及び監視回路から成り、主にオペアンプで構成されてお
り、パワートランジスタTR1,TR2を制御して加入
者線ABに給電し、電流を監視する。
【0011】各給電モードは制御回路CONTから制御
される。
【0012】リレーn1 ,n2 ,r1 ,r2 は、給電電
流を制御するリレーであり、n1 ,n2 がオン,r1
2 がオフの時、B→A方向に電流が流れ、ノーマル給
電となる。
【0013】逆にn1 ,n2 がオフで、r1 ,r2 がオ
ンの時、A→B方向に電流が流れ、リバース給電とな
る。
【0014】リンガスイッチは、電話機のベルを鳴らす
ものであり、n1 ,n2 ,r1 ,r2 をオフとし、リン
ガスイッチをオンとすると、交換機共通にある16Hz
の発電機の出力がA線に、直流電源−48VがB線に出
力され、電話機に送られる。
【0015】電話機の受話器を持ち上げる(オフフッ
ク)と、A,B線がショートされるので、−48Vの直
流が流れる。
【0016】この電流をリングトリップ回路が検出し
て、オフフックが制御回路に送られる。
【0017】LTSWは、加入者線を試験するスイッチ
であり、n1 ,n2 ,r1 ,r2 をオフしてLTSWを
オンすることによってA,B線は試験機に引込まれ、加
入者線の抵抗値等の測定が行なわれる。
【0018】NTSWは加入者回路側のBS、コーデッ
ク(Codec)を試験するものであり、電話機相当の
回路をNT線に接続し、NTSWをオン、n1 ,n2
1,r2 をオフにして、給電回路,コーデックのテス
トを行なう。
【0019】なお、r1 ,r2 ,n1 ,n2 等のリレー
および、LTSW,NTSW,リンガスイッチ等のリレ
ーは、高耐圧半導体技術で作られている例もある。
【0020】このように、従来の加入者回路では、各機
能ごとに回路、スイッチが用意されているため、回路規
模が大きく、16Hz発電機、試験機等が共通に置かれ
ているため、そこまでの配線が必要であった。
【0021】従来技術の局内終端回路を図8に示す。
【0022】図8において、BSは給電回路であり、定
電流給電と、ループ検出機能を有する。
【0023】n1 ,n2 ,r1 ,r2 は給電電流の方向
を決めるものであり、局内終端回路の場合は、着信時に
端末の起動用に用いられる。
【0024】LTSWは、加入者回路と同様に加入者線
の試験時に試験機に接続する時にオンとする。
【0025】NTSWも加入者回路と同様に局内終端回
路の等化回路EQ、給電回路BS、バッファBuff等
の試験を行なうためにディジタル回路終端回路DSU端
末相当の回路をNTに接続し、NTSWをオン、n1
2 ,r1 ,r2 をオフにして接続する。
【0026】等化回路EQはディジタル信号の等化回路
である。
【0027】バッファBuffは上りと下りの情報をタ
イムシェアリングにして送るピンポン伝送方式を用いて
いるために必要な情報のバッファである。
【0028】ディジタル回路終端回路DSUから発呼す
る場合は、n1 ,n2 をオン、r1,r2 をオフとして
いるので、DSU側の回路のループ閉成により電流が流
れ、BSにおけるループ電源検出回路で発呼が検出され
る。
【0029】その後、ディジタルのトレーニングパタン
の送受が行なわれ、等化回路EQの調整が行なわれ、通
信フェーズに入る。
【0030】逆に交換機側から、端末に着信をかける場
合には、n1 ,n2 をオン、r1 ,r2 をオフとしてい
たところを、n1 ,n2 をオフ、r1 ,r2 をオンとす
ることにより、DSU側では、電流が逆方向に流れたこ
とを検出し、交換機からの着信を検出し、端末のパワー
を入れる。
【0031】その後は、発信の時と同じ手順で、まずデ
ィジタルトレーニングパタンの送受が行なわれ、等化回
路EQの調整が行なわれ、通信フェーズに入る。
【0032】既に発明されている(例えば特願平4−3
11174号)、加入者線に接続される端子間の電圧の
値と、加入者線に流れる電流の値とを測定する測定手段
と、正および負の電圧を発生し、この電圧レベルを制御
可能である電源回路と、上記測定された電流の値と電圧
の値とに基づいて、上記電源回路が発生する電圧の正・
負およびレベルを制御するマイクロプロセッサとを有
し、上記マイクロプロセッサのプログラム論理によっ
て、所望の給電特性を実現するディジタル交換機用の加
入者回路を図9に示す。
【0033】 マイクロプロセッサμP、スイッチS1
、S2 、ダイオードD1 ,D2 ,コンデンサC1 から
なるDC−DCコンバータ、電流測定回路I(電流測定
値I)、電圧測定回路V(電圧測定値V)、交流信号流
入防止用フィルタFil、音声信号のAD/DA変換、
ディジタル信号の線路等化、エコーキャンセラ等を行う
信号処理回路SP、交換機の主プロセッサとのインター
フェースをとる制御線、通話路とのインターフェースを
とる通話線からなる。
【0034】マイクロプロセッサμPのCはマイクロプ
ロセッサと信号処理回路を接続する制御線、I,V,D
1 ,D2 ,S1 ,S2 はそれぞれ対応要素の制御端子で
ある。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】これらの多様な給電回
路に対して、従来技術の加入者回路では、給電回路を個
別に設けたり、リンガ送出のためにスイッチ回路が必要
であったり、ノーマル/リバース用のスイッチ回路が必
要であったりして複雑であったという欠点があった。
【0036】また、加入者回路とISDN用局内終端回
路の給電回路は、同様な技術でできているにもかかわら
ず別の回路として実現していたため、コスト高となると
いう欠点があった。
【0037】ディジタル交換機用の加入者回路において
も、トランスの1次巻線と直列に、高速度で動作するス
イッチが2つあり、構造が複雑になっている。
【0038】また、トランスの2次巻線の側に、フライ
バックダイオードが無く、2次側に発生する電力を有効
に利用することができない。
【0039】さらに、コンデンサC1 の両端に現れる電
圧の方向が反転するため、コンデンサC1 を極性のない
ものとする必要があるという問題があった。
【0040】本発明の目的は、このように複雑な給電回
路を抜本的に簡約化し、経済的な加入者回路を実現する
とともに、ISDNサービスに用いられる局内終端回路
との統合を図り、電話サービスでもISDNサービスで
も共用できる加入者回路を提供することにある。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、加入者線に接続される端子間の電圧の値と、
前記加入者線に流れる電流の値とを測定する測定手段
と、正および負の電圧を発生し、該電圧レベルを制御す
る電源回路と、前記測定された電流の値と電圧の値とに
基づいて前記電源回路が発生する電圧の正,負およびレ
ベルを制御するマイクロプロセッサとを有し、前記マイ
クロプロセッサのプログラム論理によって所望の給電特
性を実現するディジタル交換機用の加入者回路におい
て、前記電源回路は、一つのトランスと、前記トランス
の1次巻線に直列に接続した、オン,オフの時間比率を
変えて前記電圧レベルを制御する第1のスイッチと、前
記トランスの2次巻線に接続した、前記第1のスイッチ
のオン,オフの時間比率の変化で制御される電圧レベル
により正の電圧を発生させる整流回路と、前記整流回路
に接続した、該整流回路により発生した正の電圧によ
り、正または負の電圧を発生させ極性を変えるノーマル
リバーススイッチとを備えてなることを特徴とする。
【0042】また、加入者線に接続される端子間の電圧
の値と、前記加入者線に流れる電流の値とを測定する測
定手段と、正および負の電圧を発生し、該電圧レベルを
制御する電源回路と、前記測定された電流の値と電圧の
値とに基づいて前記電源回路が発生する電圧の正,負お
よびレベルを制御するマイクロプロセッサとを有し、前
記マイクロプロセッサのプログラム論理によって所望の
給電特性を実現するディジタル交換機用の加入者回路に
おいて、前記電源回路は、一つのトランスと、前記トラ
ンスの1次巻線に直列に接続した、オン,オフの時間比
率を変えて前記電圧レベルを制御する第1のスイッチ
と、前記トランスの2次巻線に接続した、前記第1のス
イッチのオン,オフの時間比率の変化で制御される電圧
レベルにより正の電圧を発生する整流回路と、前記整流
回路に接続した、該整流回路により発生した正の電圧に
より、正または負の電圧を発生させ極性を変えるノーマ
ルリバーススイッチとを備え、かつ前記ノーマルリバー
ススイッチに接続した出力線の対地電圧を変える対地電
圧設定回路とを備えてなることを特徴とする態様は有効
である。
【0043】さらに、前記対地電圧設定回路は、加入者
回路の出力A線に接続したスイッチS2aと、スイッチS
2aとGNDの間に設けた可変電圧源E2aと、加入者回路
の出力B線に接続したスイッチS2bと、スイッチS2b
GNDの間に設けた可変電圧源E2bから構成され、前記
マイクロプロセッサがスイッチS2aをオンとして、可変
電圧源E2aの出力電圧レベルを制御することにより、加
入者回路の出力A線の対地電圧を任意の電圧とし、前記
マイクロプロセッサがスイッチS2bをオンとして、可変
電圧源E2bの出力電圧レベルを制御することにより、加
入者回路の出力B線の対地電圧を任意の電圧とすること
を特徴とする態様も有効である。
【0044】さらにまた、前記ノーマルリバーススイッ
チは、前記整流回路の正の電圧が出力される側と、加入
者回路の出力A線を接続するスイッチSr1 と、前記整
流回路の正の電圧が出力される側と、加入者回路の出力
B線を接続するスイッチSn2 と、前記整流回路の負の
電圧が出力される側と、加入者回路の出力A線を接続す
るスイッチSn1 と、前記整流回路の負の電圧が出力さ
れる側と、加入者回路の出力B線を接続するスイッチS
2 から構成され、前記マイクロプロセッサの制御によ
り、前記スイッチSn1 とスイッチSn2 がオンで、ス
イッチSr1 とスイッチSr2 がオフのとき、加入者回
路の出力A・B線間にはB線を正とする電圧が現れ、前
記スイッチSr1 とスイッチSr2 がオンで、スイッチ
Sn1 とスイッチSn2 がオフのとき、加入者回路の出
力A・B線間には、A線を正とする電圧が現れることを
特徴とする態様は有効である。
【0045】
【作用】本発明は、電話サービス、ISDNサービスで
必要な多様な給電回路をプログラマブルな給電回路で実
現することを特徴とする。
【0046】すなわち、給電回路の出力の電圧と電流値
を測定し、その値を制御用のマイクロプロセッサに入力
して、マイクロプロセッサ内での演算によって、給電回
路を制御して、電源を+ΔE増加したり−ΔEだけ電源
を下げることを特徴とする。
【0047】このような給電回路の制御回路の制御方式
をとることによって、加入者回路における定電圧定抵抗
給電によるノーマル給電及び極性を逆にしたリバース給
電、または定電圧給電を実現する。
【0048】さらには、電源電圧の制御をこまかく行な
い、16Hzのリンギング信号も発生させることができ
るようにすることを特徴とする。
【0049】また、ISDN用の局内終端回路に必要な
定電流給電も、マイクロプロセッサ内のプログラムを変
更するだけで実現することを特徴とする。
【0050】本発明は、このような特徴をもっているた
め、従来の加入者回路に必要であったノーマルリバース
スイッチ、リンギング信号を送るためのスイッチ、局内
終端回路に必要であった起動スイッチ等が不要となると
ともに、電話用加入者回路とISDN用局内終端回路を
統合することが可能となる点が従来技術と異なり、さら
にディジタル交換機用加入者回路の残された問題も解決
することができる。
【0051】以下図面にもとづき実施例について説明す
る。
【0052】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を説明する図で
あって、A,Bは加入者線を通して、端末に接続される
端子、I,Vは加入者線に流れていく電流(I)と、加
入者線間の電圧(V)を測定する回路、T1 はトラン
ス、S1 はスイッチ、Eは電源、D1 ,D2 はダイオー
ド、Lはコイル、C1 ,C2 はコンデンサ、Sn1 ,S
2 ,Sr1 ,Sr2 は極性を制御するスイッチ、μP
はマイクロプロセッサ、マイクロプロセッサμPのI,
V,n1 ,n2 ,r1 ,r2 ,Sは対応要素の制御端子
で、これらE,S1 ,T1 ,D1 ,D2 ,L,C1 ,C
2 ,Sn1 ,Sn2 ,Sr1 ,Sr2 でDC−DCコン
バータを構成する。
【0053】Filは交流信号流入防止用フィルタ、C
3 は直流カット用コンデンサ、T2は信号用トランスで
ある。
【0054】信号処理回路は、アナログ信号処理及びデ
ィジタル信号処理回路からなり、交換機の主プロセッサ
の制御により、音声または、ディジタル信号に対する処
理を行ない、通話線を通して交換機の他の装置に処理し
た結果の情報を送信、あるいは他の装置から処理すべき
情報を受信する。
【0055】スイッチS1 を周期的に閉じると、トラン
スT1 を通してC1 の両側に電圧が生じる。
【0056】S1 のon/off比を変えることによ
り、C1 の電圧値を昇降させることができる。
【0057】ダイオードD1 ,D2 及びコイルLによ
り、コンデンサC1 の両端には、常にL側が正の電位と
なるよう電圧が生じる。
【0058】このC1 の両端に生じた電圧は、マイクロ
プロセッサμPによる、Sn1 ,Sr1 ,Sr2 ,Sn
2 の制御により、プラス,又はマイナスの電圧を、A・
B線間に出力することができる。
【0059】ここで、マイクロプロセッサμPとは、通
常のマイクロプロセッサのみならず、その制御出力によ
ってリレー等を駆動する部分も含めている。
【0060】A線とB線は加入者線、及び端末(オンフ
ック,オフフック状態)を通してループを形成し、ルー
プ電流が流れる。
【0061】このループ電流Iは、電流測定回路Iで測
定される。
【0062】またAB線間の電圧Vは、電圧測定回路V
で測定され、その値はマイクロプロセッサμPに入力さ
れる。
【0063】電圧測定回路Vは電流測定回路Iに対し
て、加入者線側にあってもよい。
【0064】フィルタFilは、音声又はディジタル信
号の給電回路への流入を阻止するものである。
【0065】音声又はディジタル信号は直流カット用コ
ンデンサC2 を通して信号処理回路に入力され、音声信
号であればA/D・D/A変換してディジタル信号に変
換される。
【0066】又、ディジタル信号であれば、エコーキャ
ンセラ又は等化フィルタによってディジタル信号が再生
・成形される。
【0067】信号処理回路の処理方法は、マイクロプロ
セッサから制御される。
【0068】本発明は、給電回路とその制御方式に関す
るものであり、以下に多様な給電方式がマイクロプロセ
ッサの制御で、いかに実現されるかを示す。
【0069】定電圧定抵抗給電
【0070】定電圧定抵抗給電は、ループ電流をIl
端末と加入者線のループ抵抗の和をRl とすると、
【0071】
【数1】
【0072】を満足するように給電することである。
【0073】これを実現するためには、マイクロプロセ
ッサにより、図1の電流測定回路Iおよび電圧測定回路
Vによる電流Iと電圧Vを測定して、マイクロプロセッ
サμPに入力する。
【0074】 マイクロプロセッサμP内では、IとV
をもとに、Rl =V/により、Rlを計算し、更に(1)
式により、Il を計算する。
【0075】もしも、Il がIよりも大の場合は、目標
とすべきIl 値にIが達していないことであるから、S
1 のon/off比を制御して、C1 の両端電圧を+Δ
Eだけ上げる。
【0076】この時、Sn1 ,Sn2 をオンとする。
【0077】逆に、Il がIよりも小である場合、S1
のon/off比を制御して、C1の両端電圧をΔEだ
け下げる(−ΔE)。
【0078】このような制御により、Il とIを近づけ
る。
【0079】最終的には、(1) 式を満足する給電特性を
持つノーマル極性給電回路が実現できる。
【0080】同様にして、リバース極性の給電を行なう
には、(1) 式の代わりに(2) 式を用いる。
【0081】
【数2】
【0082】この時は、Sr1 ,Sr2 をオンとして、
|Il |>|I|である場合は、S1 のon/off比
を制御して、C1 の両端電圧を+ΔEだけ上げる。
【0083】逆に、|Il |<|I|の場合、S1 のo
n/off比を制御して、C1 の両端電圧をΔEだけ下
げる(−ΔE)。
【0084】このような制御により、Il とIを近づけ
る。
【0085】最終的には、(2) 式を満足する給電特性を
持つリバース極性給電回路が実現できる。
【0086】定電流給電
【0087】ISDN用局内終端回路の場合に必要な3
9〔mA〕の定電流給電は、ノーマル極性の時、
【0088】
【数3】Il =39〔mA〕 (3)
【0089】として、Sn1 ,Sn2 をオンとしてか
ら、S1 のon/off比を制御して、Il >Iのとき
はC1 の両端電圧を+ΔEだけ増加、Il <Iのときは
1 の両端電圧をΔE減少(−ΔE)させる制御を行な
う。
【0090】リバース極性の時は、
【0091】
【数4】Il =−39〔mA〕 (4)
【0092】として、Sr1 , Sr2 をオンとしてか
ら、S1 のon/off比を制御して、|Il |>|I
|のときはC1 の両端電圧を+ΔEだけ増加、|Il
<|I|のときはC1 の両端電圧をΔE減少(−ΔE)
させる制御を行なう。
【0093】定電圧給電
【0094】定電圧給電の場合、定電圧値を48〔V〕
とすると、ノーマル極性のとき
【0095】
【数5】VL =48〔V〕 (5)
【0096】として、VL >VのときC1 の両端電圧を
+ΔEだけ増加、VL <Vのとき、C1 の両端電圧をΔ
E減少(−ΔE)するよう、S1 のon/off比を制
御する。
【0097】このとき、Sn1 ,Sn2 をオンとする。
【0098】リバース特性のときは、
【0099】
【数6】VL =−48〔V〕 (6)
【0100】として、S1 のon/off比を制御す
る。
【0101】このとき、Sr1 ,Sr2 をオンとする。
【0102】リンギング信号の送出
【0103】電話機に送るリンギング信号は、75〔V
rms 〕の16〔Hz〕に、−48〔V〕の直流を重畳す
る。
【0104】この場合
【0105】
【数7】
【0106】として、VL が正の場合、Sn1 , Sn2
をオンとして、VL >Vのとき+ΔE増加、VL <Vの
とき、ΔE減少(−ΔE)するよう、S1 のon/of
f比を制御する。
【0107】VL が負の場合、Sr1 ,Sr2 をオンと
して、|VL |>|V|のとき+ΔE増加、|VL |<
|V|のとき、ΔE減少(−ΔE)するよう、S1 のo
n/off比を制御する。
【0108】これによって、A,B線間には(7) 式に従
ったリンギング信号が端末側に送出される。
【0109】リンギング信号が信号処理回路に対して影
響を及ぼさぬようにする対策は、信号処理回路側で行な
う。
【0110】以上の4例について、いづれも(1) 式から
(7) 式にもとづき、電流を目標値とする場合、
【0111】電圧を目標値とする場合、 となる。
【0112】ΔEの値としては、一定値をとることもで
きるが、ΔE=|Il −I|×α又は、ΔE=|VL
V|×αを用いることによって、Il とIの差、もしく
はVL とVの差が大きいほど、ΔEを大きく、差が小さ
いほど、ΔEを小さくすることにより、アダプティブな
制御が可能となる。
【0113】ここでのαは定数であり、収束の早さを調
整するためのものである。
【0114】給電回路は、電話機の発呼時のオフフッ
ク、終話時のオンフック、呼出時のオフフック等の検
出、ISDN端末の発呼等の検出が必要であるが、本発
明の給電回路では、電流値I,電圧値Vを常にサンプリ
ングしているので、電流値の急激な変化をマイクロプロ
セッサで検出する事により、オフフック、オンフックの
検出が可能である。
【0115】また、呼び出し時のオフフックも、リンギ
ング信号と同期した電流値、電圧値の監視が可能であ
り、容易に応答を検出する事が可能である。
【0116】加入者線特性の測定
【0117】加入者線の測定項目としては、線路抵抗,
及び線路容量がある。
【0118】線路抵抗については、の定電圧定抵抗給
電のところで述べたようにIとVを測定して、Rl =V
/Iの計算で求めることができる。
【0119】また、線路容量に対しては、ステップ電圧
を加え、それに対する電流Iを測定し、その応答時間で
求めることができる。
【0120】このように本発明の加入者回路では、従
来、局共通の試験機を用いて、そこまでの配線が必要で
あったが、試験機、及び配線が不要となるため、固定分
コストの低減が図られる。
【0121】図2は、図1の装置のスイッチS1 ,Sn
1 ,Sn2 ,Sr1 ,Sr2 に代え、電界効果型トラン
ジスタ(FET)を用いた、FET1 ,FETn1 ,F
ETn2 ,FETr1 ,FETr2 を設け、その制御回
路を付加した装置の、第2の実施例である。
【0122】スイッチを半導体化することにより、装置
の大きさを小さくすること、無接点化することで、装置
の耐久性を向上させることができる。
【0123】上記実施例に示した加入者回路の場合、端
子A・B間の電圧は任意に設定することができるが、端
子A,Bいずれの対地電圧も設定できない。
【0124】このため、加入者線の対地電圧が不安定と
なり過大となることが考えられる。
【0125】また、A,Bいずれかの端子を接地した場
合、接地していない端子の対地電圧は、端子A・B間の
電圧に等しくなり、この値は、従来技術の加入者回路や
従来技術の局内終端回路と異なるため、従来技術の加入
者回路や従来技術の局内終端回路からこの加入者回路に
置き換えたとき、加入者線と端末に設けられた回路を変
更する必要がある。
【0126】図3は、上記の実施例に残された対地電圧
・設定をも含めた第3の実施例を説明する図であって、
A,Bは、加入者線を通して端末に接続される端子、
I,Vは加入者線に流れる電流と、加入者線間の電圧を
測定する回路、T1 はトランス、S1 はスイッチ、E1
は電源、D1 ,D2 はダイオード、Lはコイル、C1
2 はコンデンサ,Sn1 ,Sn2 ,Sr1 ,Sr2
極性を制御するスイッチ、S2a,S2bはスイッチ、
2a,E2bは対地電圧を設定する可変電圧電源、μPは
マイクロプロセッサ、μPのI,V,Sn1 ,Sn2
Sr1 ,Sr2 ,S1,S2a,S2b,E2a,E2bはその
制御端子、これらE1 ,S1 ,T1 ,D1 ,D2 ,L,
1 ,C2 ,Sn1 ,Sn2 ,Sr1 ,Sr2 ,S2a
2b,E2a,E 2bで、DC−DCコンバータを構成す
る。
【0127】Filは交流信号流入防止用フィルタ、C
3 は直流カット用コンデンサ、T2は信号用トランスで
ある。
【0128】信号処理回路は、アナログ信号処理回路お
よびデジタル信号処理回路からなり、交換機の主プロセ
ッサからの制御により、音声またはデジタル信号に対す
る処理を行なう。
【0129】スイッチS1 を周期的に閉じると、トラン
スT1 を通してC1 の両側に電圧が生じる。
【0130】S1 のON/OFF比を変えることによ
り、C1 の電圧値を昇降させることができる。
【0131】ダイオードD1 ,D2 およびコイルLのた
め、C1 の両端には、常にL側が正の電位となるよう、
電圧が生じる。
【0132】このC1 の両端に生じた電圧は、マイクロ
プロセッサによるSn1 ,Sn2 ,Sr1 ,Sr2 の制
御により、プラス、またはマイナスの電圧を、A・B線
間に出力することができる。
【0133】A線とB線は、加入者線および端末(オン
フック・オフフック状態)を通して、ループを形成し、
ループ電流が流れる。
【0134】このループ電流は、Iで測定される。
【0135】また、A・B線間の電圧は、Vで測定さ
れ、その値はマイクロプロセッサに入力される。
【0136】VはIに対して、加入者線側にあっても良
い。
【0137】フィルタFilは、音声またはデジタル信
号の給電回路への流入を阻止するものである。
【0138】音声またはデジタル信号は、直流カット用
コンデンサC3 を通して信号処理回路に入力され、音声
信号であればA/D・D/A変換してデジタル信号に変
換される。
【0139】また、デジタル信号であれば、エコーキャ
ンセラまたは等化フィルタによって、デジタル信号が再
生・形成される。
【0140】信号処理回路の処理方法は、マイクロプロ
セッサから制御される。
【0141】なお第1の実施例の項で説明した、本発明
の給電回路をマイクロプロセッサの制御で実現する多様
な信号方式、すなわち定電圧定抵抗給電、定電流給
電、定電圧給電、リンギング信号の送出、加入者
線特性の測定に関しては、第1の実施例と共通するもの
であり、説明の重複は省略する。
【0142】次に本第3の実施例の特徴とする対地電圧
の設定について説明する。
【0143】対地電圧の設定とは、加入者線A線または
加入者線B線とGNDの間の電圧を任意の値に設定する
ことである。
【0144】加入者線A線の対地電圧を設定するには、
マイクロプロセッサの制御によりスイッチS2aをオンと
して、可変電圧源E2aの電圧を目的の値に設定する。
【0145】加入者線B線の対地電圧を設定するには、
マイクロプロセッサの制御によりスイッチS2bをオンと
して、可変電圧源E2bの電圧を目的の値に設定する。
【0146】これにより、加入者線A線または加入者線
B線の対地電圧を設定することができる。
【0147】対地電圧の値を変更することが無い場合
は、可変電圧源E2aおよび可変電圧源E2bに代え、定電
圧源を用いる事もできる。
【0148】また、DC−DCコンバータの出力は、電
源E1 と電気的に絶縁されているため、可変電圧源E2a
および可変電圧源E2bと電源E1 を共用することも可能
である。
【0149】図4では、図3の装置のスイッチS1 ,S
1 ,Sn2 ,Sr1 ,Sr2 ,S2a,S2bに代え、電
界効果型トランジスタ(FET)を用いた、FET
1 ,FETn1 ,FETn2 ,FETr1 ,FETr
2 ,FETS2a,FETS2bを設け、その制御回路を付
加した装置の第4の実施例である。
【0150】スイッチを半導体化することにより、装置
の大きさを小さくすること、無接点化することで、装置
の耐久性を向上させることができる。
【0151】図5は、図1乃至図4の装置を定電流給電
にて動作させた場合の、電流Iの値とスイッチS1 の状
態、トランスT1 の鉄芯内部の磁束の量を示した図であ
る。
【0152】時刻1において、電流Iの値は目標値より
も小さい。
【0153】このためマイクロプロセッサは、S1 のオ
ン時間をより長くして、Lを通じてC1 を充電する電流
が流れる時間を長くし、C1 の両端に充電される電圧を
高めようとする。
【0154】この結果、C1 の両端に現われる電圧は高
くなり、A,B線を通じて加入者線に流れる電流は増
す。
【0155】このため、時刻2においては、電流Iは目
標値よりも小さいが、時刻1での値よりも大きくなって
いる。
【0156】このためマイクロプロセッサは、S1 のオ
ン時間を時刻1での場合よりも長くして、電流Iの値が
増すようにする。
【0157】このような一連の動作を、時刻3,時刻4
とくりかえし、電流Iを目標値に近づけていく。
【0158】なお、定電圧定抵抗給電にて動作させた場
合は、(1) 式あるいは(2) 式にRlを代入してIl を求
め、これを目標電流とする計算をマイクロプロセッサが
行なう以外、定電流給電と同様である。
【0159】図6は、図1乃至図4の装置の定電流給電
状態において、加入者線に供給する電流を反転する場合
の、電流Iの値とスイッチS1 の状態、スイッチS
1 ,Sn2 ,Sr1 ,Sr2 の状態を示した図であ
る。
【0160】時刻1では、スイッチSn1 ,Sn2 が閉
じ、ノーマル給電の状態である。
【0161】これを時刻2より徐々に目標電流値を下げ
る。
【0162】マイクロプロセッサは、目標電流値と電流
Iを比較し、電流Iが大きいため、S1 のオン時間を短
くし、Lを通じてC1 を充電する電流が流れる時間を短
くし、C1 の両端に充電される電圧を下げる。
【0163】この結果、C1 の両端に現われる電圧は低
くなり、A・B線を通じて加入者線に流れる電流は減
る。
【0164】このように、目標電圧を下げていくこと
で、時刻6では、電流Iは0となる。
【0165】ここでSn1 ,Sn2 を開き、Sr1 ,S
2 を閉じて、目標電流値を更に下げる。
【0166】マイクロプロセッサは、目標電流値と電流
Iを比較し、目標電流値の方が負の方向で大きいため、
1 のon時間を長くして、Lを通じてC1 を充電する
電流が流れる時間を長くし、C1 の両端に充電される電
圧を高める。
【0167】時刻6で、すでにSr1 ,Sr2 が閉じ、
リバース状態となっているため、C1 の両端に現われる
電圧が高くなることで、A・B線を通じて加入者線に流
れる電流は、負の方向へ増す。
【0168】目標電流値が、最終的な目標電流値となっ
た時刻10で、目標電流値を下げるのをやめ、リバース
状態の定電流給電を開始する。
【0169】以上の動作のうち、目標電流値の変化の早
さを任意の値とすることで、ノーマル状態からリバース
状態へ瞬時に移るか、緩慢に移るかを制御することがで
きる。
【0170】また、リバース状態からノーマル状態へ移
る場合は、時刻6でSn1 ,Sn2を開きSr1 ,Sr
2 を閉じるのに代え、Sr1 ,Sr2 を開きSn1 ,S
2を閉じる以外は同じである。
【0171】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は多様な給
電特性を、一つの回路で実現でき、電話機への給電回路
と新しいISDN用ディジタル電話機への給電回路両方
の働きをすることができるので、加入者側で端末を変更
しても、局側装置の変更は、マイクロプロセッサと信号
処理回路のソフトウェアの変更のみですみ、通信網に対
して効率的な投資が可能となるという利点がある。
【0172】また、リンギング信号も各回路個別で発生
するため、交換機の共通装置を減らせ、構造の簡略化が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1構成図である。
【図2】本発明の実施例2構成図である。
【図3】本発明の実施例3構成図である。
【図4】本発明の実施例4構成図である。
【図5】定電流給電時の電流制御説明図である。
【図6】定電流給電状態において、加入者線に供給する
電流の極性を反転させた場合の動作説明図である。
【図7】従来の加入者回路構成図である。
【図8】従来の局内終端回路構成図である。
【図9】ディジタル交換機用加入者回路構成図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−130651(JP,A) 特開 昭54−118715(JP,A) 特開 平6−141355(JP,A) 国際公開93/20645(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/42 104 H04M 19/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者線に接続される端子間の電圧の値
    と、前記加入者線に流れる電流の値とを測定する測定手
    段と、正および負の電圧を発生し、該電圧レベルを制御
    する電源回路と、前記測定された電流の値と電圧の値と
    に基づいて前記電源回路が発生する電圧の正,負および
    レベルを制御するマイクロプロセッサとを有し、前記マ
    イクロプロセッサのプログラム論理によって所望の給電
    特性を実現するディジタル交換機用の加入者回路におい
    て、 前記電源回路は、一つのトランスと、前記トランスの1
    次巻線に直列に接続した、オン,オフの時間比率を変え
    て前記電圧レベルを制御する第1のスイッチと、前記ト
    ランスの2次巻線に接続した、前記第1のスイッチのオ
    ン,オフの時間比率の変化で制御される電圧レベルによ
    り正の電圧を発生させる整流回路と、前記整流回路に接
    続した、該整流回路により発生した正の電圧により、正
    または負の電圧を発生させ極性を変えるノーマルリバー
    ススイッチとを備え、かつ前記ノーマルリバーススイッ
    チに接続した出力線の対地電圧を変える対地電圧設定回
    路を備えてなることを特徴とする加入者回路。
  2. 【請求項2】 前記ノーマル・リバーススイッチは、
    前記整流回路の正の電圧が出力される側と加入者回路の
    出力A線を接続するスイッチSr1 と、前記整流回路の
    正の電圧が出力される側と加入者回路の出力B線を接続
    するスイッチSn2 と、前記整流回路の負の電圧が出力
    される側と加入者回路の出力A線を接続するスイッチS
    n1 と、前記整流回路の負の電圧が出力される側と加入
    者回路の出力B線を接続するスイッチSr2 から構成さ
    れ、前記マイクロプロセッサにより、前記スイッチSn
    1 とスイッチSn2 をオンとして、スイッチSr1とス
    イッチSr2 をオフとした場合、加入者回路の出力A・
    B線間には、B線を正とする電圧が現れ、前記マイクロ
    プロセッサが前記スイッチSr1 とスイッチSr2をオ
    ンとして、スイッチSn1 とスイッチSn2 をオフとし
    た場合、加入者回路の出力A・B線間には、A線を正と
    する電圧が現れることを特徴とする前記請求項記載の
    加入者回路。
  3. 【請求項3】 前記対地電圧設定回路は、加入者回路
    の出力A線に接続したスイッチS2aと、スイッチS2aと
    GNDの間に設けた可変電圧源E2aと、加入者回路の出
    力B線に接続したスイッチS2bと、スイッチS2bとGN
    Dの間に設けた可変電圧源E2bから構成され、前記マイ
    クロプロセッサがスイッチS2aをオンとして、可変電圧
    源E2aの出力電圧レベルを制御することにより、加入者
    回路の出力A線の対地電圧を任意の電圧とし、前記マイ
    クロプロセッサがスイッチS2bをオンとして、可変電圧
    源E2bの出力電圧レベルを制御することにより、加入者
    回路の出力B線の対地電圧を任意の電圧とすることを特
    徴とする請求項記載の加入者回路、
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