JPH09261300A - 携帯電話機の着信音音質調節回路 - Google Patents
携帯電話機の着信音音質調節回路Info
- Publication number
- JPH09261300A JPH09261300A JP7167896A JP7167896A JPH09261300A JP H09261300 A JPH09261300 A JP H09261300A JP 7167896 A JP7167896 A JP 7167896A JP 7167896 A JP7167896 A JP 7167896A JP H09261300 A JPH09261300 A JP H09261300A
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- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- ring tone
- circuit
- incoming call
- frequency division
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】周囲騒音の多い環境で着信があったときは着信
音の音量だけを大きく設定しておいても着信に気が付か
ないことがある。 【解決手段】ユーザがスイッチ１２をオンすると、周囲
環境における騒音はマイクロホン６，マイクアンプ５，
スイッチ１２を通して検波回路１３で検波され、コンパ
レータ１４の比較の結果、検波出力が基準値以下のとき
は可変分周回路１５は分周数ｍを選択する。ここで着信
があると、オシレータ２からの着信音信号は可変分周回
路１５によって分周数ｍに分周され、スピーカアンプ３
を通してスピーカ４から低い周波数（音質）の着信音が
出力される。また、検波出力が基準値を超えたときコン
パレータ１４の出力によって可変分周回路１５は分周数
ｎを選択する。ここで着信があると、オシレータ２から
の着信音信号は分周数ｎに分周され、スピーカ４から高
い周波数（音質）の着信音が出力される。
音の音量だけを大きく設定しておいても着信に気が付か
ないことがある。 【解決手段】ユーザがスイッチ１２をオンすると、周囲
環境における騒音はマイクロホン６，マイクアンプ５，
スイッチ１２を通して検波回路１３で検波され、コンパ
レータ１４の比較の結果、検波出力が基準値以下のとき
は可変分周回路１５は分周数ｍを選択する。ここで着信
があると、オシレータ２からの着信音信号は可変分周回
路１５によって分周数ｍに分周され、スピーカアンプ３
を通してスピーカ４から低い周波数（音質）の着信音が
出力される。また、検波出力が基準値を超えたときコン
パレータ１４の出力によって可変分周回路１５は分周数
ｎを選択する。ここで着信があると、オシレータ２から
の着信音信号は分周数ｎに分周され、スピーカ４から高
い周波数（音質）の着信音が出力される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機の着信音
音質調節回路に関し、特に周囲騒音を検出しその騒音レ
ベルに応じて着信音の音質を変更する携帯電話機の着信
音音質調節回路に関する。
音質調節回路に関し、特に周囲騒音を検出しその騒音レ
ベルに応じて着信音の音質を変更する携帯電話機の着信
音音質調節回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の携帯電話機の着信音発生回
路の一例を示すブロック図である。
路の一例を示すブロック図である。
【０００３】図２を参照すると、この従来例では携帯電
話機への着信時にオシレータ２０からあらかしめ決めら
れた周波数の着信音を発生し、着信音入力端子１０に入
力されたこの着信音はスピーカアンプ３によって増幅さ
れてスピーカ４から出力されていた。つまり、着信音の
周波数（音質）はオシレータ２０に設定されたある１つ
の周波数に固定されていた。
話機への着信時にオシレータ２０からあらかしめ決めら
れた周波数の着信音を発生し、着信音入力端子１０に入
力されたこの着信音はスピーカアンプ３によって増幅さ
れてスピーカ４から出力されていた。つまり、着信音の
周波数（音質）はオシレータ２０に設定されたある１つ
の周波数に固定されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来の携帯電話機
では、着信音の周波数はある１つの周波数に固定されて
おり、携帯電話機がいかなる周囲環境にあっても、着信
時にはこの固定の周波数（音質）の着信音がスピーカか
ら出力されていた。
では、着信音の周波数はある１つの周波数に固定されて
おり、携帯電話機がいかなる周囲環境にあっても、着信
時にはこの固定の周波数（音質）の着信音がスピーカか
ら出力されていた。
【０００５】したがって、会議中などの比較的静かな環
境で着信があったときは着信に気付かないことはない
が、工場の現場や駅のホームでの電車到着時などの周囲
騒音の多い環境で着信があったときは着信音の音量だけ
を大きく設定しておいても着信に気が付かないことがあ
るという問題点があった。
境で着信があったときは着信に気付かないことはない
が、工場の現場や駅のホームでの電車到着時などの周囲
騒音の多い環境で着信があったときは着信音の音量だけ
を大きく設定しておいても着信に気が付かないことがあ
るという問題点があった。
【０００６】本発明の目的は、携帯電話機への着信時の
周囲環境に応じて着信音の周波数を変えることにより、
着信音の明瞭感を高めることができる携帯電話機の着信
音音質調節回路を提供することにある。
周囲環境に応じて着信音の周波数を変えることにより、
着信音の明瞭感を高めることができる携帯電話機の着信
音音質調節回路を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、周囲騒
音を検出する騒音検出手段と、検出された前記周囲騒音
の大きさに応じて入力着信音信号の周波数を変える着信
音音質変更手段とを備えることを特徴とする携帯電話機
の着信音音質調節回路が得られる。
音を検出する騒音検出手段と、検出された前記周囲騒音
の大きさに応じて入力着信音信号の周波数を変える着信
音音質変更手段とを備えることを特徴とする携帯電話機
の着信音音質調節回路が得られる。
【０００８】そして、その実施態様としては、前記騒音
検出手段は入力された前記周囲騒音を検波する検波回路
と、この検波回路の検波出力を基準値と比較するコンパ
レータとから構成され、前記着信音音質変更手段は前記
コンパレータの比較結果に応じて異なる分周数を選択し
て前記入力着信音信号の周波数を分周する可変分周回路
とから構成されることを特徴とする携帯電話機の着信音
音質調節回路が得られる。
検出手段は入力された前記周囲騒音を検波する検波回路
と、この検波回路の検波出力を基準値と比較するコンパ
レータとから構成され、前記着信音音質変更手段は前記
コンパレータの比較結果に応じて異なる分周数を選択し
て前記入力着信音信号の周波数を分周する可変分周回路
とから構成されることを特徴とする携帯電話機の着信音
音質調節回路が得られる。
【０００９】また、前記可変分周回路が選択する前記分
周数は、前記検波出力が前記基準値を超えたときは第１
の分周数ｎであり、前記検波出力が前記基準値以下のと
きは前記第１の分周数ｎより大きい第２の分周数ｍであ
ることを特徴とする携帯電話機の着信音音質調節回路が
得られる。
周数は、前記検波出力が前記基準値を超えたときは第１
の分周数ｎであり、前記検波出力が前記基準値以下のと
きは前記第１の分周数ｎより大きい第２の分周数ｍであ
ることを特徴とする携帯電話機の着信音音質調節回路が
得られる。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【００１１】図１は本発明の携帯電話機の着信音音質調
節回路の一実施形態を示すブロック図である。
節回路の一実施形態を示すブロック図である。
【００１２】図１を参照すると、本実施形態の着信音音
質調節回路１は、周囲騒音を検出する騒音検出手段と、
検出された周囲騒音の大きさに応じて入力着信音信号の
周波数を変える着信音音質変更手段とを備えている。
質調節回路１は、周囲騒音を検出する騒音検出手段と、
検出された周囲騒音の大きさに応じて入力着信音信号の
周波数を変える着信音音質変更手段とを備えている。
【００１３】そして、騒音検出手段は、スイッチ１２を
オンしたときマイクロホン６から入力されマイクアンプ
５によって増幅された周囲騒音を検波する検波回路１３
と、この検波回路１３の検波出力を基準値と比較するコ
ンパレータ１４とから構成されている。
オンしたときマイクロホン６から入力されマイクアンプ
５によって増幅された周囲騒音を検波する検波回路１３
と、この検波回路１３の検波出力を基準値と比較するコ
ンパレータ１４とから構成されている。
【００１４】また、着信音音質変更手段は、コンパレー
タ１４の比較結果出力に応じて複数の異なる分周数から
１つを選択して着信音入力端子１０を通して入力された
オシレータ２からの着信音信号の周波数を分周する可変
分周回路１５から構成されている。
タ１４の比較結果出力に応じて複数の異なる分周数から
１つを選択して着信音入力端子１０を通して入力された
オシレータ２からの着信音信号の周波数を分周する可変
分周回路１５から構成されている。
【００１５】続いて本実施形態の動作について詳細に説
明する。
明する。
【００１６】まず、ユーザがスイッチ１２をオンする
と、携帯電話機の電源（図示省略）がオンされて着信の
待受け状態になるとともに、マイクアンプ５の出力は検
波回路１３に入力されるので、このときの携帯電話機の
周囲環境における騒音はマイクロホン６から入力され、
マイクアンプ５によって増幅された後にスイッチ１２
（破線）を通して検波回路１３で検波される。コンパレ
ータ１４はこのときの検波回路１３の検波出力を基準値
と比較する。
と、携帯電話機の電源（図示省略）がオンされて着信の
待受け状態になるとともに、マイクアンプ５の出力は検
波回路１３に入力されるので、このときの携帯電話機の
周囲環境における騒音はマイクロホン６から入力され、
マイクアンプ５によって増幅された後にスイッチ１２
（破線）を通して検波回路１３で検波される。コンパレ
ータ１４はこのときの検波回路１３の検波出力を基準値
と比較する。
【００１７】ここで、検波出力が基準値以下のときはコ
ンパレータ１４の出力はローレベル“Ｌ”のままであ
り、可変分周回路１５はこのローレベル“Ｌ”により分
周数ｍを選択する。
ンパレータ１４の出力はローレベル“Ｌ”のままであ
り、可変分周回路１５はこのローレベル“Ｌ”により分
周数ｍを選択する。
【００１８】この状態で携帯電話機に着信があると、オ
シレータ２から着信音入力端子１０に入力された着信音
信号は可変分周回路１５によって分周数ｍに分周された
後に、スピーカアンプ３で増幅されてスピーカ４から低
い周波数（音質）の着信音が出力される。つまり、周囲
環境が静かであれば低い周波数の快適な音質の着信音で
着信が報知される。
シレータ２から着信音入力端子１０に入力された着信音
信号は可変分周回路１５によって分周数ｍに分周された
後に、スピーカアンプ３で増幅されてスピーカ４から低
い周波数（音質）の着信音が出力される。つまり、周囲
環境が静かであれば低い周波数の快適な音質の着信音で
着信が報知される。
【００１９】また、周囲騒音の多い環境でスイッチ１２
をオンしたときは、検波出力は基準値を超える。このと
きコンパレータ１４の出力はハイレベル“Ｈ”となり、
可変分周回路１５はこのハイレベル“Ｈ”により分周数
ｎ（ここで、ｎ＜ｍとする）を選択する。
をオンしたときは、検波出力は基準値を超える。このと
きコンパレータ１４の出力はハイレベル“Ｈ”となり、
可変分周回路１５はこのハイレベル“Ｈ”により分周数
ｎ（ここで、ｎ＜ｍとする）を選択する。
【００２０】この状態で携帯電話機に着信があると、オ
シレータ２から着信音入力端子１０に入力された着信音
信号は可変分周回路１５によって分周数ｎに分周された
後に、スピーカアンプ３で増幅されてスピーカ４から高
い周波数（音質）の着信音が出力される。つまり、周囲
騒音の多い環境であれば騒音とは異なる高い周波数の音
質の着信音で着信が報知される。
シレータ２から着信音入力端子１０に入力された着信音
信号は可変分周回路１５によって分周数ｎに分周された
後に、スピーカアンプ３で増幅されてスピーカ４から高
い周波数（音質）の着信音が出力される。つまり、周囲
騒音の多い環境であれば騒音とは異なる高い周波数の音
質の着信音で着信が報知される。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、周囲騒音
を検出する騒音検出手段と、検出された周囲騒音の大き
さに応じて入力着信音信号の周波数を変える着信音音質
変更手段とを備えることにより、そしてその実施態様と
しては、上記騒音検出手段は入力された周囲騒音を検波
する検波回路と、この検波回路の検波出力を基準値と比
較するコンパレータとから構成され、上記着信音音質変
更手段はコンパレータの比較結果に応じて異なる分周数
を選択して入力着信音信号の周波数を分周する可変分周
回路とから構成されることにより、また、可変分周回路
が選択する分周数は、検波出力が基準値を超えたときは
第１の分周数ｎとし、検波出力が基準値以下のときは第
１の分周数ｎより大きい第２の分周数ｍとすることによ
り、着信待受け状態の環境の周囲騒音の大きさに応じて
着信音の周波数（音質）を変えるので、どんな周囲環境
で携帯電話機に着信があっても明瞭感の高い着信音で着
信を報知することができ、ユーザは着信に気が付かない
ことがなくなるという効果を有する。
を検出する騒音検出手段と、検出された周囲騒音の大き
さに応じて入力着信音信号の周波数を変える着信音音質
変更手段とを備えることにより、そしてその実施態様と
しては、上記騒音検出手段は入力された周囲騒音を検波
する検波回路と、この検波回路の検波出力を基準値と比
較するコンパレータとから構成され、上記着信音音質変
更手段はコンパレータの比較結果に応じて異なる分周数
を選択して入力着信音信号の周波数を分周する可変分周
回路とから構成されることにより、また、可変分周回路
が選択する分周数は、検波出力が基準値を超えたときは
第１の分周数ｎとし、検波出力が基準値以下のときは第
１の分周数ｎより大きい第２の分周数ｍとすることによ
り、着信待受け状態の環境の周囲騒音の大きさに応じて
着信音の周波数（音質）を変えるので、どんな周囲環境
で携帯電話機に着信があっても明瞭感の高い着信音で着
信を報知することができ、ユーザは着信に気が付かない
ことがなくなるという効果を有する。
【図１】本発明の携帯電話機の着信音音質調節回路の一
実施形態を示すブロック図である。
実施形態を示すブロック図である。
【図２】従来の携帯電話機の着信音発生回路の一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
１ 着信音音質調節回路 ２，２０ オシレータ ３ スピーカアンプ ４ スピーカ ５ マイクアンプ ６ マイクロホン １０ 着信音入力端子 １１ 送話音声入力端子 １２ スイッチ １３ 検波回路 １４ コンパレータ １５ 可変分周回路
Claims (3)
- 【請求項１】 周囲騒音を検出する騒音検出手段と、検
出された前記周囲騒音の大きさに応じて入力着信音信号
の周波数を変える着信音音質変更手段とを備えることを
特徴とする携帯電話機の着信音音質調節回路。 - 【請求項２】 前記騒音検出手段は入力された前記周囲
騒音を検波する検波回路と、この検波回路の検波出力を
基準値と比較するコンパレータとから構成され、前記着
信音音質変更手段は前記コンパレータの比較結果に応じ
て異なる分周数を選択して前記入力着信音信号の周波数
を分周する可変分周回路とから構成されることを特徴と
する請求項１記載の携帯電話機の着信音音質調節回路。 - 【請求項３】 前記可変分周回路が選択する前記分周数
は、前記検波出力が前記基準値を超えたときは第１の分
周数ｎであり、前記検波出力が前記基準値以下のときは
前記第１の分周数ｎより大きい第２の分周数ｍであるこ
とを特徴とする請求項２記載の携帯電話機の着信音音質
調節回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7167896A JPH09261300A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 携帯電話機の着信音音質調節回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7167896A JPH09261300A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 携帯電話機の着信音音質調節回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09261300A true JPH09261300A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13467480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7167896A Pending JPH09261300A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | 携帯電話機の着信音音質調節回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09261300A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1385262A1 (en) * | 2001-05-01 | 2004-01-28 | Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha | Mobile terminal with electromagnetic actuator |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP7167896A patent/JPH09261300A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1385262A1 (en) * | 2001-05-01 | 2004-01-28 | Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha | Mobile terminal with electromagnetic actuator |
| EP1385262A4 (en) * | 2001-05-01 | 2007-08-08 | Namiki Precision Jewel Co Ltd | MOBILE TERMINAL WITH ELECTROMAGNETIC CONTROL ELEMENT |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980922 |