JP2001185296A - 切替スイッチ付き同軸コネクタ - Google Patents

切替スイッチ付き同軸コネクタ

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JP2001185296A
JP2001185296A JP37180299A JP37180299A JP2001185296A JP 2001185296 A JP2001185296 A JP 2001185296A JP 37180299 A JP37180299 A JP 37180299A JP 37180299 A JP37180299 A JP 37180299A JP 2001185296 A JP2001185296 A JP 2001185296A
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Ryoji Ishii
良治 石井
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Yamaichi Electronics Co Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低背化を図り、組み立てを容易とし、部品点
数を削減する。 【解決手段】 接続された同軸プラグ12による押圧力
を切替端子21を介して一対のコンタクト6,7の一方
に加えることにより、これらコンタクト6,7の接触を
解除させかつ一方のコンタクト6を切替端子21を介し
て同軸プラグ側12のコンタクト13に導通させる切替
スイッチ付き同軸コネクタにおいて、前記切替端子21
を前記一対のコンタクトの接点接触を解除する方向に付
勢する弾性体を皿バネまたは板バネ22で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は携帯電話機、無線
機用の切替スイッチ付き同軸コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機、無線機などの電子機器にお
いては、検査、メンテナンスなどの際に利用するため
に、切替スイッチ付きの同軸コネクタをその内部回路基
板に備えているものが多い。
【0003】例えば、携帯電話機に使用されているこの
種の切替スイッチ付きの同軸コネクタにおいて、そのレ
セプタクル側は、送受信回路に接続される第1のコンタ
クトが当該携帯電話機のアンテナに接続されている第2
のコンタクトと常閉されるように構成されている。そし
て、検査などの際には、測定機が接続されている同軸プ
ラグをこのレセプタクルに挿入することで、前記第1お
よび第2のコンタクトの導通を切断し、第1のコンタク
トを同軸プラグ側に切替接続させる。
【0004】図8は、その種のコネクタの従来構成を示
すものである。
【0005】図8に示す従来のコネクタのレセプタクル
構成においては、絶縁体から成るコネクタハウジング5
0内に形成されたプラグ挿入孔51内に第1コンタクト
52および第2コンタクト53が配されている。第1コ
ンタクト52は例えば前述した携帯電話機の送受信回路
に接続されている。第2コンタクト53はこの携帯電話
機のアンテナに接続されている。コネクタハウジング5
0のプラグ挿入側は、挿入される同軸プラグの外部導体
側コンタクトと接触する金属シェル54で覆われてい
る。
【0006】第1コンタクト52および第2コンタクト
53は通常接触しており、送受信回路は、第1コンタク
ト52および第2コンタクト53を経由してこの携帯電
話機のアンテナと信号の授受を行うことができる。
【0007】検査などの際に、プラグ挿入孔51に、測
定機などが同軸ケーブルで接続された同軸プラグを挿入
すると、挿入された同軸プラグによって第1コンタクト
52が押し下げられ、この結果第1コンタクト52は第
2コンタクト53から離間する。これと同時に第1コン
タクト52は、露呈されたプラグ先端にある中心導体側
コンタクトと接触する。金属シェル54は同軸プラグの
外部導体(ワイヤ網組)側コンタクトと接触する。この
結果、送受信回路は、第1コンタクト52および同軸プ
ラグのコンタクトを介して同軸ケーブルに接続された測
定機と信号の授受を行うことができる。
【0008】この図8に示す従来技術では、第1コンタ
クト52および第2コンタクト53の接点部分がそのま
ま外部に露呈しているので、接点部にほこりやごみが入
り込んで接触不良が発生し易いという問題がある。
【0009】図9は、この問題を解消する他の従来技術
を示すものである。
【0010】この従来技術においては、第1および第2
コンタクト52および53の接点部を上部ハウジング5
5Aをで覆うとともに、上部コネクタハウジング55A
にガイド孔56を形成し、このガイド孔56に切替端子
57を移動可能に嵌合している。
【0011】前記同様、同軸プラグが挿入されていない
ときには、第1コンタクト52および第2コンタクト5
3は接触している。切替端子57は第1コンタクト52
と常時接触している。
【0012】プラグ挿入孔51に同軸プラグが挿入され
ると、挿入された同軸プラグによって切替端子57が押
下げられ、これにより第1コンタクト52も押し下げら
れ、第1コンタクト52の接点は第2コンタクト53か
ら離間する。この結果、前記同様、第1コンタクト52
は、切替端子57を介して挿入された同軸プラグの中心
導体側コンタクトと接続されることになる。
【0013】この図9に示す従来技術においては、コン
タクトの接点部が覆われており埃などの混入を防ぐこと
はできるが、第1コンタクト52に切替端子57が常時
接触しているので、インピーダンスの整合が難しく、高
周波特性が悪い問題がある。また、切替端子57の先端
フランジ部57Aは、第1コンタクト52および第2コ
ンタクト53の接触を確実にするために、第2コンタク
ト53の厚さ分のクリアランスΔtが形成されるような
厚さにする必要があるので、振動によって切替端子57
が接触したり接触しなかったりし、これも高周波特性の
悪化の原因となる。
【0014】図10は、これらの問題を解決するさらに
他の従来技術を示すものである。
【0015】この従来技術においては、切替端子57
は、コイルバネ58によって同軸プラグ60側に(上方
に)付勢されており、切替端子57は同軸プラグ60が
挿入されていない通常状態においては、第1コンタクト
52と非接触状態にある。コイルバネ58および切替端
子57間には、絶縁体59が介装されている。
【0016】図10に示すように、プラグ挿入孔51に
同軸プラグ60が挿入されると、切替端子57はコイル
バネ58に抗して押下げられ、これにより第1コンタク
ト52も押し下げられ、第1コンタクト52は第2コン
タクト53から離間する。この結果、前記同様、第1コ
ンタクト52は切替端子57を介して同軸プラグ60の
中心導体側コンタクト61と接続されることになる。レ
セプタクル側の金属シェル54は同軸プラグ60の外部
導体側コンタクト62と接触する。
【0017】したがって、この従来技術では、図9の従
来技術で発生した切替端子57の常時接触、あるいは振
動を原因とした接触/非接触動作による高周波特性の悪
化の問題を改善することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
10に示す従来技術においては、コイルバネ58を使用
しているので、コネクタレセプタクルの高さが高くな
り、コネクタの小型化のネックとなっていた。特に、携
帯電話機などの電子機器に使用されるこの種のコネクタ
に要求される高さは、mmオーダーであり、より低背の
コネクタが要望されている。
【0019】また、この従来技術のコネクタレセプタク
ルでは、コイルバネを使用するので、自動機械を用いた
自動組み立てが難しく、製造効率が悪く、さらには部品
点数が多いので、低コスト化の妨げになる問題もある。
【0020】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、低背化を実現でき、組み立てが容易で、部品
点数を削減することができる切替スイッチ付き同軸コネ
クタを提供することを解決課題とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解消するた
めに請求項1の発明では、上部ハウジング及び下部ハウ
ジングを有する絶縁体からなるレセプタクルハウジング
と、前記上部ハウジングと下部ハウジングとの間隙に配
設されて接点接触している一対のコンタクトと、前記上
部ハウジングに形成された開口内を移動可能に支持され
前記一対のコンタクトの一方に接触してこれを前記一対
のコンタクトの離間方向に押圧可能な導電性の切替端子
と、前記押圧を解除して前記一対のコンタクトの一方か
ら離間させる方向に前記切替端子を付勢する弾性体とを
具え、接続された同軸プラグによる押圧力を前記切替端
子を介して前記一対のコンタクトの一方に加えることに
より、前記一対のコンタクトの接触を解除させかつ前記
一対のコンタクトの一方を前記切替端子を介して同軸プ
ラグ側のコンタクトに導通させる切替スイッチ付き同軸
コネクタにおいて、前記弾性体を皿バネまたは板バネで
構成したことを特徴とする。
【0022】前記切替端子は、例えば、前記皿ばねまた
は板ばねの略中央部分から前記上部ハウジングの開口に
向けて延在する。前記板ばねまたは皿ばねから成る弾性
体と前記切替端子とは、薄板金属によって一体的に形成
することができる。また、前記皿ばねは、ゴム体で構成
することもできる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施形態を説明する。
【0024】図1は、この発明にかかる切替スイッチ付
き同軸コネクタが用いられる電子機器の一例としての携
帯電話機1および検査用受け台10を示すものである。
【0025】携帯電話機1においては、内蔵されるプリ
ント配線基板2に、切替スイッチ付き同軸コネクタレセ
プタクル3が搭載されている。同軸コネクタレセプタク
ル3が配設されている箇所には、同軸プラグ12の挿入
口4が形成されている。
【0026】検査用受け台10には、同軸ケーブル11
が接続された同軸プラグ12が設けられている。同軸プ
ラグ12はコイルバネ13によって上方に付勢されてい
る。携帯電話機1が検査用受け台10上にセットされる
と、コイルバネの13の付勢力によって同軸プラグ12
が同軸コネクタ3に連結固定される。
【0027】図2は切替スイッチ付き同軸コネクタリセ
プタクル3の第1の実施形態を示すものであり、(a)は
平面図、(b)は側面図、(c)は断面図である。
【0028】図2に示されるように、このコネクタリセ
プタクル3は、上部ハウジング4Aおよび下部ハウジン
グ4Bで構成されるハウジング4を有し、上部ハウジン
グ4Aおよび下部ハウジング4Bとの間の空隙5に、第
1コンタクト6および第2コンタクト7が配設されてい
る。第1コンタクト6は、金属性の接触バネ片によって
構成されており、そのバネ力によって第1コンタクト6
の接点6aが第2コンタクト7に接触している。第1コ
ンタクト6は、プリント配線基板2の配線を介して図示
しない送受信回路に接続されている。第2コンタクト7
は、プリント配線基板2の配線を介してこの携帯電話機
1のアンテナ(図示せず)に接続されている。
【0029】上部ハウジング4Aの上方側には、金属シ
ェル8が、ハウジングを覆うように設けられている。金
属シェル8の中央部には、同軸プラグ12の中心同体側
コンタクト13(図4参照)を挿入するための開口8a
が形成されている。
【0030】金属シェル8および上部ハウジング4Aで
囲まれた空隙9内に、切替端子部材20が配設されてい
る。図3(a)は切替端子部材20の平面図を示すもので
あり、図3(b)は同切替端子部材20の折り曲げ前の展
開状態を示すものである。
【0031】切替端子部材20は、切替端子21および
皿ばね22とから成り,これらが薄板金属によって一体
形成されている。すなわち、図3(b)に示すように、中
央の座板部23から、図面上で上下に延びる一対の切替
端子21を略90度折り曲げることで、皿バネ22に対
し垂直方向に延在する一対の切替端子21を形成する。
【0032】皿ばね22は、座板部23から左右に延在
する一対の帯状ばね部24と、この帯状ばね部24につ
ながる円弧状の着座部25とを有している。この場合
は、着座部25を2分割しているが、着座部25を完全
な円状に構成するようにしてもよい。
【0033】上部ハウジング4Aの下面には、開孔26
が形成されており、この開口26を切替端子21が貫通
している。開口26の入口側壁面には、切替端子21の
挿入を容易にするためにテーパ27が形成されている。
【0034】かかる構成において、同軸プラグ12が挿
入されない通常状態においては、切替端子21の下端は
第1コンタクト6とは離間しており、第1コンタクト6
および第2コンタクト7が導通状態にある。すなわち、
送受信回路は、第1コンタクト6および第2コンタクト
7を介して当該携帯電話機1のアンテナと導通状態にあ
る。
【0035】一方、図1に示す検査用受け台10に携帯
電話機1がセットされた際には、同軸プラグ12は、図
4に示すように、連結される。
【0036】この場合、同軸プラグ12は、中心導体側
コンタクト13、その回りの絶縁体14、外側導体側コ
ンタクト15およびケーシング16で構成されている。
同軸プラグ12が連結されると、露呈している中心導体
側コンタクト13の押圧力によって切替端子部材20の
座板部23が押圧され、これにより切替端子21は皿ば
ね22のばね力に抗して下方に押し下げられる。切替端
子21の下端は、第1コンタクト6を押し下げ、この結
果第1コンタクト6は第2コンタクト7から離間する。
一方、切替端子21の下端は、第1コンタクト6と接触
しているので、第1コンタクト6は、切替端子21を介
して同軸プラグ12の中心導体側コンタクト13と導通
する。金属シェル8は同軸プラグ12の外部導体側コン
タクト15と接触する。この結果、送受信回路は、第1
コンタクト6、切替端子21および同軸プラグ12のコ
ンタクト13を介して同軸ケーブルに接続された測定機
と信号の授受を行うことができるように切り替えられる
ことになる。
【0037】同軸プラグ12の連結を解除すると、皿ば
ね22の復帰力によって、切替端子部材20は、図2に
示す元の状態に復帰し、第1コンタクト6は第2コンタ
クト7と再び導通することになる。
【0038】図5は、切替端子部材20の他の実施形態
を示すものである。
【0039】この場合は、座板部23から複数の渦巻き
形状を呈した帯状ばね部30を円周方向に延在させるよ
うにしており、これら複数の渦巻き状の帯状ばね部30
と座板部23によって皿ばね22を構成するようにして
いる。座板部23の下面からは、前記同様、切替端子2
1を下方に延在させている。
【0040】図6は、図5の実施形態の変形例であり、
この場合には、座板部23に絶縁体層31を介在させ、
この絶縁体31で切替端子21と渦巻き状の帯状ばね部
30とを電気的に絶縁分離している。この場合、渦巻き
状の帯状ばね部30は、切替端子21から絶縁分離され
るために、これらの部分の形状がインピーダンスの整合
に悪影響を与えることがなくなり、高周波特性を向上さ
せることが可能になる。
【0041】図7は、切替端子部材20についての更に
他の実施形態を示すものである。
【0042】この実施形態においては、前述の皿ばね2
2を皿形状のゴム体35によって構成している。すなわ
ち、皿形状のゴム体35の中央部に開孔36を形成し、
この開孔36を介して上部にストッパ用の頭部37が形
成された切替端子21を貫通させている。この場合も、
ゴム体35は絶縁体であるので、インピーダンスの整合
に悪影響を与えることはない。
【0043】このように上述した切換スイッチ付きコネ
クタレセプタクル構造によれば、切替端子21を同軸プ
ラグ12側に付勢するための弾性体を、皿ばねによって
構成するようにしているので、コネクタレセプタクル構
造の低背化、小型化を図ることができる。
【0044】また、切替端子部材20は、切替端子21
と皿ばね22が薄板金属によって一体的に形成されてい
るので、部品点数を従来より削減することができ、低コ
スト化が可能になるとともに、製造ラインにおいてコネ
クタレセプタクルの組み立てが容易になる。すなわち、
切替端子部材20は、切替端子21を上部ハウジング4
Aの開口26に挿入した状態で、上部ハウジング4A上
に単に着座させるのみでハウジング内に組み込むことが
できるので、扱い難いコイルばねを介在させながら切替
端子を組み込む従来技術に比べ、その組み立ての際の手
間は格段に簡単化される。
【0045】また、このコネクタレセプタクル構造によ
れば、第1コンタクト6及び第2コンタクト7は、上部
ハウジング4Aおよび切替端子21によって、覆われて
いるので、粉塵、ごみなどが進入することがなく、信頼
性の有る接点接触を得ることができる。さらに、切替端
子21は、同軸プラグ12が連結されたときにのみ、第
1コンタクト6に接触するので、通常使用時の高周波特
性に悪影響を与えることがない。
【0046】なお、上記実施形態においては、皿ばねに
よって切替端子21を弾性付勢するようにしたが、板ば
ねを用いて切替端子21を付勢するようにしてもよい。
板ばねによっても、皿ばねと同様、低背化、部品点数の
削減、組み立ての容易化などの効果を得ることがでい
る。また、皿ばねも上記実施形態に示した形態に限ら
ず、他の任意の形態の皿ばねを使用するようにしてもよ
い。
【0047】また、上記実施形態では、切替端子21お
よび皿ばね22を同一の薄板金属で一体的に構成するよ
うにしたが、これらを別個部材で構成し、打ち込み加工
などを用いてこれらを接合するようにしてもよい。
【0048】また、上記実施形態においては、同軸プラ
グ12のケーシング16内にコネクタレセプタクル3を
挿入して両者を接続するようにしたが、先の図10など
にも示した例のように、同軸プラグ12側をコネクタレ
セプタクル3に挿入するように両者の接続形態をとって
もよい。
【0049】なお、この発明の切替スイッチ付きコネク
タは、携帯電話などの無線機に限らず、パーソナルコン
ピュータ、プリンタ、ディスプレイ、FDD、HDD、
メモリカードなどの周辺機器、自動車用ナビゲーション
機器、ビデオカメラ、CDプレーヤなどの機器に使用さ
れる配線板、半導体のパッケージ用基板、MCM用基
板、その他自動車用、衛星用機器などの分野にも適用可
能である。
【0050】
【発明の効果】この発明では、スイッチ付き同軸コネク
タ内で切替端子を付勢するための弾性体を皿バネまたは
板バネで構成したので、コネクタ構造の低背化を図るこ
とができ、またその製造時の組み立て作業を簡単化する
ことができ、機械による自動組み立ても可能になる。ま
た、皿ばねまたは板バネから成る弾性体と切替端子とを
薄板金属で一体形成するようにすると、部品点数が削減
され、低コスト化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるスイッチ付きコネクタが適用
される携帯電話機およびその検査用受け台を示す断面図
である。
【図2】この発明にかかるスイッチ付きコネクタの第1
実施形態を示す三面図である。
【図3】第1実施形態に使われる切替端子部材を示す平
面図および展開平面図である。
【図4】第1実施形態で同軸プラグが連結された状態を
示す断面図である。
【図5】第2実施形態に使われる切替端子部材を示す二
面図である。
【図6】第3実施形態に使われる切替端子部材を示す二
面図である。
【図7】第4実施形態に使われる切替端子部材を示す二
面図である。
【図8】スイッチ付きコネクタの従来技術を示す図であ
る。
【図9】スイッチ付きコネクタの従来技術を示す図であ
る。
【図10】スイッチ付きコネクタの従来技術を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 携帯電話機 2 プリント基板 3 切替スイッチ付きコネクタレセプタクル 4 ハウジング 4A 上部ハウジング 4B 下部ハウジング 5 空隙 6 第1コンタクト 7 第2コンタクト 8 金属シェル 9 空隙 10 検査用受け台 11 同軸ケーブル 12 同軸プラグ 13 中心導体側コンタクト 14 絶縁体 15 外部導体側コンタクト 16 ケーシング 20 切替端子部材 21 切替端子 22 皿ばね 23 座板部 24 帯状ばね部 25 着座部 26 開孔 27 テーパ 30 渦巻き状帯状ばね部30 31 絶縁体 35 ゴム体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部ハウジング及び下部ハウジングを有
    する絶縁体からなるレセプタクルハウジングと、前記上
    部ハウジングと下部ハウジングとの間隙に配設されて接
    点接触している一対のコンタクトと、前記上部ハウジン
    グに形成された開口内を移動可能に支持され前記一対の
    コンタクトの一方に接触してこれを前記一対のコンタク
    トの離間方向に押圧可能な導電性の切替端子と、前記押
    圧を解除して前記一対のコンタクトの一方から離間させ
    る方向に前記切替端子を付勢する弾性体とを具え、接続
    された同軸プラグによる押圧力を前記切替端子を介して
    前記一対のコンタクトの一方に加えることにより、前記
    一対のコンタクトの接触を解除させかつ前記一対のコン
    タクトの一方を前記切替端子を介して同軸プラグ側のコ
    ンタクトに導通させる切替スイッチ付き同軸コネクタに
    おいて、 前記弾性体を皿バネまたは板バネで構成したことを特徴
    とする切替スイッチ付き同軸コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記皿ばねまたは板ばねから成る弾性体
    と前記切替端子とを薄板金属によって一体的に形成する
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の切替スイ
    ッチ付き同軸コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記切替端子は、前記皿ばねまたは板ば
    ねの略中央部分から前記上部ハウジングの開口に向けて
    延在することを特徴とする請求項1または2に記載の切
    替スイッチ付き同軸コネクタ。
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