JP2536526Y2 - スイッチ付きコネクタ - Google Patents

スイッチ付きコネクタ

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JP2536526Y2
JP2536526Y2 JP5521991U JP5521991U JP2536526Y2 JP 2536526 Y2 JP2536526 Y2 JP 2536526Y2 JP 5521991 U JP5521991 U JP 5521991U JP 5521991 U JP5521991 U JP 5521991U JP 2536526 Y2 JP2536526 Y2 JP 2536526Y2
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真一 石塚
隆男 鈴木
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気回路における信号を
切換えができるスイッチを設けた携帯電話などの電子、
情報機器に用いられるスイッチ付きコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチ付きコネクタは高周波同軸ケー
ブルのようなケーブルを相互に、あるいは回路、機器な
どの相互間を接続し信号の授受を行うものである。この
スイッチ付きコネクタは、特に、信号の高周波数化、大
容量化及び部品の小型化に適応するものである。
【0003】従来、スイッチ付きコネクタは、図6に示
すように、インシュレータ12と、このインシュレータ
12に一軸方向で移動可能に保持され、一軸方向での一
端面を相手コンタクト(図示せず)に接触する接触部と
した導電性のコンタクト1を有している。また、スイッ
チ付きコネクタはコンタクト1を一軸方向で一方へ向け
て付勢したスプリング5と、インシュレータ12に保持
され、コンタクト1の移動によりこのコンタクト1に接
離する内部信号端子14とを有している。インシュレー
タ12の外周には接地端子となる外部導体(シェル)1
1が設けられている。インシュレータ12の中心孔16
にはコンタクト1が貫入されている。コンタクト1は中
心孔16の内面を一軸方向に移動する。また、インシュ
レータ12にはコンタクト1の後端が内部信号端子14
に対してスイッチとなる切換接触片バネ17が設けられ
ている。さらに、スプリング5は、その先端を常に先方
に付勢するように中心孔16でコンタクト1の外周部分
に嵌め込まれている。
【0004】今、相手コネクタがスイッチ付きコネクタ
に結合されたとき、コンタクト1は、スプリング5の付
勢に坑して押し込み移動され、その後端は切換接触片1
7を押圧し、これと内部信号端子14間で接離して信号
を切換え授受する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このス
イッチ付きコネクタは、コンタクト1ばかりでなく、そ
の外周部分に貫入されてるスプリング5でも信号が伝達
されている。したがって周波数の高い信号に対しては、
スプリング5が電気的インダクタとなり伝送特性に悪影
響をおよぼすという問題がある。
【0006】それ故に本考案の課題は、スプリングは機
械的な付勢機能のみとなるようにして信号の授受には無
関係であり、インダクタとなる電気的機能はなく高周波
における伝送特性がよいスイッチ付きコネクタを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、インシ
ュレータと、該インシュレータに一軸方向で移動可能に
保持され、該一軸方向での一側を相手コンタクトに接触
する接触部とした導電性の主コンタクトと、該主コンタ
クトを上記一軸方向で一方へ向けて付勢したスプリング
と、上記インシュレータに保持され、上記主コンタクト
の移動により上記主コンタクトに接離する端子とを含む
スイッチ付きコネクタにおいて、上記主コンタクトは、
上記一軸方向を横切る方向に延出した接触片を一体に有
し、該接触片を介して上記端子に接触するものであり、
上記スプリングは上記主コンタクトの上記一軸方向での
他端に一端が係合しかつ上記一軸方向に沿って上記主コ
ンタクトとは反対向きにのびた圧縮コイルバネであるこ
とを特徴とするスイッチ付きコネクタが得られる。ま
た、本考案によれば、上記主コンタクトを上記一軸方向
で移動可能に保持した副コンタクトを有し、該副コンタ
クトは上記スプリングを配した収容部を有しているスイ
ッチ付きコネクタが得られる。本考案によれば、上記副
コンタクトは上記接触片に上記一軸方向で摺接する接触
バネ片を有しているスイッチ付きコネクタが得られる。
【0008】
【作用】スイッチ付きコネクタに相手コネクタが連結さ
れたとき、コンタクトをスプリングの付勢力に坑して移
動させる。スプリングは主コンタクトとは反対向きにの
びている圧縮コイルバネであり、相手コネクタに主コン
タクトが接触した際に主コンタクトの接触片が端子から
離れることにより、端子に信号は伝達されなくなる。し
たがって、スプリングは主コンタクトは信号の授受には
無関係であり、インダクタとなる電気的機能はなく高周
波における伝送特性に影響しない。
【0009】
【実施例】図1乃至図4は本考案のスイッチ付きコネク
タの一実施例を示す。図1乃至図4を参照して、スイッ
チ付きコネクタは、インシュレータ12と、このインシ
ュレータ12に一軸方向で移動可能に保持され、一軸方
向での一端を相手コンタクト15に接触する接触部2と
した導電性の主コンタクト1を有している。また、スイ
ッチ付きコネクタは、主コンタクト1を一軸方向で一方
へ向けて付勢したスプリング5と、インシュレータ12
に保持され、主コンタクト1の移動により主コンタクト
1に接離する内部信号端子14とを有している。主コン
タクト1は一軸方向を横切る方向に延出した接触片4を
一体に有している。この主コンタクト1は接触片4を介
して内部信号端子14に接触するものであり、スプリン
グ5は主コンタクト1の一軸方向での他端に一端が係合
しかつ一軸方向に沿って主コンタクト1とは反対向きに
のびた圧縮コイルバネである。
【0010】また、インシュレータ12には主コンタク
ト1を一軸方向で移動可能に保持した導電性の副コンタ
クト6が設けられている。副コンタクト6はスプリング
5を配した箱筒状の収容部6aを有している。また、副
コンタクト6は接触片4に一軸方向で摺接する接触バネ
片8を有している
【0011】さらに、具体的に説明すると、コンタクト
1は接触部2の先端部分と、後端部分のシャフト部3
と、これらの中間部分よりほぼ直交して突出する接触片
4とが金属材により一体に形成される。また、副コンタ
クト6には収容部6aの一側の先端部分に2枚の接触ば
ね片8が設けられている。接触ばね片8の間には接触片
4が挟持されて先端に互いに対する向きに突出したスト
ッパー7が設けられている。ストッパー7はスプリング
5により付勢されている主コンタクト1の一側への移動
を阻止している。収容部6aの後端部分には中心導体端
子9が設けられている。さらに、スプリング5はシャフ
ト部3の外周部分にコンタクト1を常に相手コネクタ1
5と接するように先方に付勢さている。
【0012】主コンタクト1を副コンタクト6に組み込
むには、主コンタクト1の接触片4を2枚の接触ばね片
8の隙き間に挿入しながら組込む。この際、シャフト部
3及びスプリング5は収容部6aに挿入される。すなわ
ち、主コンタクト1はインシュレータ12に形成されて
いるの中心孔12aに収納する。コンタクト1の接触部
2はインシュレータ12の外に突出した切換端子13に
接続されている内部信号用の内部信号端子14と接触し
ている。また、インシュレータ12の下面に突出された
位置決め用の突起16と、接地端子10、中心導体端子
9、切換端子13とはそれぞれプリント配線板の所定の
取付位置と回路導体に固定される。
【0013】一方、相手コネクタ15は、図4に示すよ
うに、相手インシュレータ20と、この相手インシュレ
ータ20の中心に配された導電性の相手コンタクト21
と、相手インシュレータ20の外周に設けられている相
手外部導体23とを有している。相手コンタクト21は
主コンタクト1に接触し、相手外部導体23は外部導体
11に接触するものである。この相手コネクタ15は、
高周波同軸ケーブル(図示せず)に接続されている。
【0014】今、図4にも示すように、スイッチ付きコ
ネクタに相手コネクタ15が連結されたとき、コンタク
ト1をスプリング5の付勢力に坑して移動させる。この
際、図5に示すように、接触されていた内部信号端子1
4と接触片4とは離れ切換端子13に信号は伝達されな
くなる。この状態では、相手コンタクト21、主コンタ
クト1、接触バネ片8及び中心導体端子9は導通されて
いる。したがって図5の例のように、コンタクト1から
中心導体端子9と内部信号端子13に伝達されていた信
号は、相手コネクタ15を連結するとき、内部信号端子
14は切り換わり切換端子13には伝達されなくなる。
【0015】
【考案の効果】以上に述べたように、本考案によれば、
スプリングを接触部の後方のシャフト部に設けたので、
スプリングは機械的な付勢機能のみとなり信号の授受に
は無関係で、インダクタとなる電気的機能はなく、高周
波における信号の大容量化に対応し伝送特性がよくな
る。このため、スイッチ付きコネクタは、信号の高周波
数化、大容量化及び部品の小型化においても良好な伝送
特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスイッチ付きコネクタの一実施例によ
るコンタクト部分を分解した外観斜視図である。
【図2】本考案のスイッチ付きコネクタの一実施例によ
る外観斜視図である。
【図3】図2の縦断側面図ある。
【図4】図3のスイッチ付きコネクタに相手コネクタを
連結した状態の縦断側面図である。
【図5】図3のスイッチ付きコネクタの電気回路図であ
る。
【図6】従来のスイッチ付きコネクタの縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
1 コンタクト 2 接触部 3 シャフト部 4 接触片 5 スプリング 6 収容部 8 接触ばね片 9 中心導体端子 10 接地端子 11 外部導体 12 インシュレータ 13 切換端子 14 内部信号端子 16 突起 17 切換接触片

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インシュレータと、該インシュレータに
    一軸方向で移動可能に保持され、該一軸方向での一側を
    相手コンタクトに接触する接触部とした導電性の主コン
    タクトと、該主コンタクトを上記一軸方向で一方へ向け
    て付勢したスプリングと、上記インシュレータに保持さ
    れ、上記主コンタクトの移動により上記主コンタクトに
    接離する端子とを含むスイッチ付きコネクタにおいて、
    上記主コンタクトは、上記一軸方向を横切る方向に延出
    した接触片を一体に有し、該接触片を介して上記端子に
    接触するものであり、上記スプリングは上記主コンタク
    トの上記一軸方向での他端に一端が係合しかつ上記一軸
    方向に沿って上記主コンタクトとは反対向きにのびた圧
    縮コイルバネであることを特徴とするスイッチ付きコネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 上記主コンタクトを上記一軸方向で移動
    可能に保持した副コンタクトを有し、該副コンタクトは
    上記スプリングを配した収容部を有している請求項1記
    載のスイッチ付きコネクタ。
  3. 【請求項3】 上記副コンタクトは上記接触片に上記一
    軸方向で摺接する接触バネ片を有している請求項1又は
    2記載のスイッチ付きコネクタ。
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