JP2001184575A - 災害管理システム、災害管理方法及び災害管理制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

災害管理システム、災害管理方法及び災害管理制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2001184575A
JP2001184575A JP36754399A JP36754399A JP2001184575A JP 2001184575 A JP2001184575 A JP 2001184575A JP 36754399 A JP36754399 A JP 36754399A JP 36754399 A JP36754399 A JP 36754399A JP 2001184575 A JP2001184575 A JP 2001184575A
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JP36754399A
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Hirohiko Takahashi
洋彦 高橋
Kaori Yamada
かおり 山田
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Sumitomo Electric Systems Ltd
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Sumitomo Electric Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 社員等の災害管理を迅速、容易かつ正確に行
うことが可能な災害管理システム、災害管理方法及び災
害管理制御プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
と。 【解決手段】 地図上に線状又は二次元形状の検索対象
物(社員の自宅等)を表示し(S12)、地図上に災害
関連地域(災害発生地、被害範囲、避難所等)を入力し
(S14)、被害範囲等に基づいて指定された検索領域
内に表示される検索対象物を検出する(S32)。ま
た、検出された被災者リスト等により、被災者の情報を
一元管理する(S34)。更に、検索領域内を通過する
検索対象経路(通勤経路等)を検出し、安全な代替経路
を計算する(S36)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業による災害時
の社員、顧客又は社屋の管理等に好適に用いられる災害
管理システム、災害管理方法及び災害管理制御プログラ
ムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、企業等では、ある地域で災害が発
生した場合、政府やマスコミが発表する被害範囲又は避
難所等の情報を社員の住所録等と照らし合わせ、紙地図
や表計算ソフト等を用いて当該地域に在住の社員等の被
災状況を把握していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、被害範囲に在住の社員(被災者)の人数等を
手作業で調べる必要があった。そのうえ、被害範囲は住
所によって特定できない場合も多く(例えば災害発生地
から半径10km以内等)、災害発生地付近の社員の自
宅が被害範囲に含まれるかどうかを逐次判断する必要が
あった。従って、管理作業が煩雑となり迅速な被災状況
の把握ができなかった。
【0004】また、特に被災者が多数の場合等には、各
被災者に関する連絡情報が交錯するため、同一被災者に
ついて重複する情報(例えば、自宅で待機中という連絡
情報があった後、避難所に避難したという連絡情報があ
った場合等)があったとしてもその重複状態を発見する
ことが困難であった。従って、各被災者の避難状況等が
正確に把握できず、無用の混乱を招いてしまうことがあ
った。
【0005】更に、社員の自宅が被害範囲に含まれない
場合であっても、通勤経路が被害範囲に含まれる場合に
は通勤に支障を来すことになるが、従来の方法では、こ
のような通勤状況までを把握することができなかった。
従って、通勤不能な社員(通勤不能者)を把握するため
には、各社員の通勤経路と被害範囲とを照らし合わせる
等の作業が別途必要であった。
【0006】そこで本発明は、以上のような問題点に鑑
みてなされたものであって、社員等の災害管理を迅速、
容易かつ正確に行うことが可能な災害管理システム、災
害管理方法及び災害管理制御プログラムを記録した記録
媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係る災害管理システムは、地図上に
点状、線状又は二次元形状の検索対象物を表示する対象
物表示手段と、地図上に点状、線状又は二次元形状の災
害関連地域を入力する地域入力手段と、災害関連地域に
基づいて指定された検索条件により決められる検索領域
内に存在する前記検索対象物を検出する検索手段とを備
えて構成されている。
【0008】また本発明に係る災害管理方法は、地図上
に点状、線状又は二次元形状の検索対象物を表示する対
象物表示工程と、地図上に点状、線状又は二次元形状の
災害関連地域を入力する地域入力工程と、災害関連地域
に基づいて指定された検索条件により決められる検索領
域内に存在する前記検索対象物を検出する検索工程とを
備えて構成されている。
【0009】また本発明に係る災害管理制御プログラム
を記録した記録媒体は、コンピュータによって地図上に
表示された検索対象物を管理する災害管理制御プログラ
ムを記録した記録媒体であって、上記制御プログラム
は、コンピュータに、地図上に点状、線状又は二次元形
状の検索対象物を表示させ、地図上に点状、線状又は二
次元形状の災害関連地域を入力させ、災害関連地域に基
づいて指定された検索条件により決められる検索領域内
に存在する検索対象物を検出させることを特徴としてい
る。
【0010】これらの発明によれば、入力された災害関
連地域(例えば被害範囲等)に基づいて指定された検索
条件により、地図上に表示されている検索対象物(例え
ば社員の自宅等)を迅速かつ容易に検出することが可能
になる。また、点状の検索対象物のみならず、線状又は
二次元形状(例えば社有道路や面積の広い社有施設等)
の検索対象物を検出することも可能である。
【0011】また上記災害管理システムは、検索対象物
の個別情報を入力する情報入力手段と、個別情報を表示
する情報表示手段とを更に備えていることが好ましく、
この情報表示手段は、個別情報を災害関連地域に対応づ
けて表示することがより好ましい。
【0012】また上記災害管理方法は、検索対象物の個
別情報を入力する情報入力工程と、個別情報を表示する
情報表示工程とを更に備えていることが好ましく、この
情報表示工程は、個別情報を災害関連地域に対応づけて
表示することがより好ましい。
【0013】また上記災害管理制御プログラムを記録し
た記録媒体は、上記制御プログラムが、コンピュータ
に、検索対象物の個別情報を入力させ、個別情報を表示
させることが好ましく、この制御プログラムが、コンピ
ュータに、個別情報を災害関連地域に対応づけて表示さ
せることがより好ましい。
【0014】これらの発明によれば、各検索対象物(例
えば各被災者)に関する情報を一元管理し、最新情報を
容易に確認することができるため、正確な被災状況の把
握が可能になる。また、これらの情報を災害関連地域
(例えば避難所等)と対応づけて表示することで、各検
索対象物(各被災者)の移動先を容易に把握することが
可能になる。
【0015】また上記災害管理システムは、地図上に検
索対象経路が予め記憶された経路記憶手段を更に備え、
検索手段は、検索条件により決められる検索領域内に存
在する検索対象経路を検出することが好ましく、検索領
域内において検出された検索対象経路に対して、検索領
域内を通過しない代替経路を演算する経路設定手段を更
に備えていることがより好ましい。
【0016】また上記災害管理方法は、地図上に検索対
象経路を予め記憶させる経路記憶工程を更に備え、検索
工程は、検索条件により決められる検索領域内に存在す
る前記検索対象経路を検出することが好ましく、検索領
域内において検出された検索対象経路に対して、検索領
域内を通過しない代替経路を演算する経路設定工程を更
に備えていることがより好ましい。
【0017】また上記災害管理制御プログラムを記録し
た記録媒体は、上記制御プログラムが、コンピュータ
に、地図上に検索対象経路を予め記憶させ、検索条件に
より決められる検索領域内に存在する検索対象経路を検
出させることが好ましく、この制御プログラムが、コン
ピュータに、検索領域内において検出された検索対象経
路に対して、検索領域内を通過しない代替経路を演算さ
せることがより好ましい。
【0018】これらの発明によれば、予め地図上に記憶
された検索対象経路(例えば社員の通勤経路等)のうち
検索領域内を通過する経路を検出するため、各検索対象
経路(各社員の通勤経路等)の状況を把握することが可
能になる。また、安全な代替経路を演算し、経路断絶状
態(通勤不能状態)を迅速に解消することが可能にな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の実施形態について説明する。尚、各図において同一要
素には同一符号を付して説明を省略する。また、図面の
寸法比率は説明のものと必ずしも一致していない。
【0020】図1に本実施形態に係る災害管理システム
のハード構成の概要を示す。
【0021】図1に示すように、災害管理システム1
は、システム全体の制御を行うCPU2を備えている。
CPU2には、入力部3が接続されている。入力部3
は、災害関連地域やそれに基づく検索条件の設定、各社
員の個別情報等を入力するための入力手段であり、例え
ば、キーボード、マウス等が用いられる。また、CPU
2には、主記憶部4が接続されている。主記憶部4は、
記録媒体に記録された災害管理制御プログラム等を記憶
する記憶手段であり、例えば、ハードディスク装置等が
用いられる。
【0022】また、CPU2には、表示部5が接続され
ている。表示部5は、地図や各社員の個別情報等を画像
表示する表示手段であり、例えば、液晶ディスプレイ等
が用いられる。また、CPU2には、印刷部6が接続さ
れている。印刷部6は、表示部5で画像表示された地図
等を印刷する出力手段の一つであり、プリンタ等が用い
られる。また、CPU2には、補助記憶部7が接続され
ている。更に、CPU2には、ドライバを介してCD−
ROM8が接続されている。CD−ROM8は、災害管
理制御プログラムを記録した記録媒体である。
【0023】図2にCD−ROMに記録された制御プロ
グラムの構成を示す。
【0024】図2に示すように、CD−ROM8に記録
された制御プログラムは、GUI(Graphical User Int
erface)制御部10、地図表示制御部20、入力制御部
30及び被災者情報制御部40により構成されている。
GUI制御部10は、入力部3により表示部5上にボタ
ン等を表示させ、そのボタン等の操作に応じて地図表
示、検索条件設定又は印刷処理を行わせる制御を行うも
のである。地図表示制御部20は、地図データ及び検索
対象物データの読み込み、並びにこれらのデータの表示
を制御すると共に、検索対象経路データの読み込みを制
御するものである。ここで、「検索対象物」とは、点
状、線状又は二次元形状の記号からなり、社員の自宅等
を表わすものである。また、「検索対象経路」とは、線
状の記号からなり、社員の通勤経路等を表わすものであ
る。
【0025】入力制御部30は、災害関連地域の入力及
び表示を制御するものである。ここで、「災害関連地
域」とは、災害時に特有な点状、線状又は二次元形状の
地域のことであり、災害発生地、被害範囲及び避難所等
が含まれるものとする。被災者情報制御部40は、災害
関連地域に基づく検索条件の設定や検索演算、各検索対
象物についての個別情報の入力や表示、及び検索対象経
路に対する代替経路の演算を制御するものである。
【0026】この制御プログラムは、主記憶部4に記憶
され、災害管理処理に用いられる。なお、その災害管理
処理の際に、画像表示用の地図データ等を必要に応じて
適宜CD−ROM8から読み出してもよいし、それらの
地図データ等を補助記憶部7に記憶させて適宜その補助
記憶部7から読み出してもよい。
【0027】次に、災害管理システム1の動作及び災害
管理方法について説明する。
【0028】図3は、災害管理システム1の動作及び災
害管理方法を示すフローチャートである。図3のステッ
プS12(以下、単に「S12」と表す。他のステップ
についても同じ。)に示すように、地図データが読み込
まれ、表示部5の画面上に地図51の表示が行われる。
また、同時に検索対象物データが読み込まれ、図4に示
すように、表示部5の画面に表示される地図51上に多
数個の検索対象物61が重ねて表示される。この検索対
象物61は、例えば社員の自宅等を示すものであり、地
図51に設定される二次元の座標系において座標点とし
て設定され表示位置が特定される。
【0029】検索対象物は、点状のものに限られず、例
えば社有道路のような線状のものであってもよい。この
場合には、検索対象物は地図に設定される二次元の座標
系において複数の座標点を結ぶ線分として設定され表示
位置が特定される。また、検索対象物は、面積の広い社
有施設のような二次元的な形状のものであってもよい。
この場合には、検索対象物は地図に設定される二次元の
座標系において複数の座標点を結ぶ多角形として、又は
ある座標点を中心とする円として設定され表示位置が特
定される。
【0030】さらに、S12では、検索対象経路データ
が読み込まれる。この検索対象経路データは、社員の通
勤経路を示すものであり、地図51に設定される二次元
の座標系において複数の座標点を結ぶ線分として特定さ
れる。
【0031】次いで、S14に移行し、災害関連地域の
入力が行われたか否かが判定される。本実施形態では、
図4に示されるように、災害発生地62(例えば震源地
等)、被害範囲63(例えば家屋が倒壊した範囲等)、
避難所64(例えば公園等)が、点状、線状又は二次元
形状の記号として地図51上に入力される。これらの災
害関連地域62〜64も検索対象物61と同様に、地図
51に設定される二次元の座標系によって特定される。
後の情報制御を容易にするために、各避難所64にはそ
の避難所名(○○公園、××小学校等)も合わせて入力
される。
【0032】S14にて災害関連地域の入力処理が行わ
れた後、S16に移行し、被災者情報制御処理が行われ
る。被災者情報制御処理は、図5のフローチャートに示
されるサブルーチンから構成されている。
【0033】このサブルーチンでは、まず、S32にお
いて検索領域の設定が行われ、被災者(検索領域内に存
在する検索対象物)の検索が行われる。本実施形態で
は、被害範囲63と同一領域を検索領域とし、この検索
領域内に存在する検索対象物61を検出するいわゆる包
含検索が用いられる。なお、包含検索による検索処理の
ほかに、ある線分から特定距離以内に存在する検索対象
物を検出するいわゆる線沿い検索や、ある地点から道路
や鉄道等に沿って特定距離又は特定時間内の位置に存在
する検索対象物を検出するいわゆる道のり検索又は時間
検索による検索処理を行ってもよい。
【0034】本実施形態における検索処理は、検索対象
物が点状である場合には、指定した検索領域内に座標点
が含まれるものを検出することにより行われる。また、
検索対象物が線状又は二次元形状である場合には、指定
した検索領域内に一部又は全部の座標点が含まれるもの
及び座標点を結ぶ線分がその検索領域内を横切るものを
検出することにより行われる。従って、本実施形態で
は、例えば図4に示される地図51上で自宅を検索対象
物61aで特定される社員は、被災者として検出される
ことになる。
【0035】この検索処理によって検出された被災者の
氏名は、図6に示されるように、所属部署等の必要事項
と共に被災者リストとして表示される。これによって、
被災者の氏名や人数を容易かつ迅速に把握することがで
きる。
【0036】次いで、S34に移行し、被災者情報管理
処理が行われる。上述の被災者リストには、図6に示さ
れるように、各被災者についての情報を入力できる被災
状況欄が設けられており、連絡情報を受けた場合には、
この欄に個別情報を入力する。また、再度連絡情報を受
けた場合には、そのつど個別情報欄を更新する。これに
よって、情報の重複状態を防止し、各被災者の最新情報
を正確に把握することができる。
【0037】また、被災者リストの個別情報欄に避難所
名を入力することによって、逆に避難所名からそこに避
難している被災者を表示することも可能になる。すなわ
ち、S12において入力された避難所名をもとに避難所
リストを作成し、次いで、被災者リストにおいて個別情
報欄に避難所名が記載されている被災者の氏名を検出
し、図7に示されるように避難所リストの氏名欄に表示
させることができる。また、地図51上の避難所64の
記号の色彩を変化させる等によって、被災者が移動した
避難所を視覚的に識別させるようにしてもよい。このよ
うに、被災者の個別情報と避難所等とを対応づけて表示
することにより、被災者の移動先を容易に把握すること
ができる。
【0038】S34にて被災者情報管理処理が終了した
後、S36に移行し、検索対象経路の検出処理及び代替
経路計算処理が行われる。検索対象経路の検出処理で
は、予め地図51上記憶されている各社員の通勤経路の
うち、上記検索領域(被害範囲63)内に含まれるもの
を検出する。本実施形態では、図8に示されるように、
例えば検索対象物61bの地点が自宅である社員は、自
宅は被害範囲63には含まれていないため被災者として
は検出されないが、予め記憶されている通勤経路66が
被害範囲63に含まれているため通勤不能者として検出
される。このようにして通勤不能者が検出され、上記被
災者リストと同様な通勤不能者リストが作成される。こ
れによって、通勤不能者の人数や氏名等を容易かつ迅速
に把握することが可能になる。
【0039】通勤不能者が検出された後、各通勤不能者
について、検索領域(被害範囲63)内を通過しない代
替経路を演算する。本実施形態では、図8に示されるよ
うに、例えば検索対象物61bの地点が自宅である社員
の通勤地が記号65で表わされる地点であるとすると、
被害範囲63を通過しないような代替経路67が演算に
より求められる。このように安全な代替経路を演算され
ることによって、通勤不能状態を迅速に解消することが
可能になる。
【0040】このようにして被災者情報制御処理が行わ
れた後、図3のS18に移行し、印刷開始操作がされた
か否かが判定され、印刷開始の操作がされたときには、
S20に移行し、印刷処理が行われる。印刷処理は、検
索結果として表示された地図やリスト等を書面として出
力する処理であり、例えば、図6に示す被災者リストの
表示画面が書面に印刷されて出力される。そして、S2
0にて印刷処理の終了後、制御処理を終了する。
【0041】以上説明したように、本発明によれば、被
災者及び通勤不能者を容易かつ迅速に把握することがで
きる。また、被災者に関する正確な情報管理を行うこと
ができると共に、通勤不能者の通勤不能状態を迅速に解
消することが可能になる。
【0042】なお、本実施形態では、地図検索制御プロ
グラムを記録した記録媒体をCD−ROM8に適用した
場合について説明したが、本発明に係る記録媒体はその
ようなものに限られるものではなく、地図検索制御プロ
グラムの記録が可能な記録媒体であればその他のもので
あってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。
【0044】すなわち、入力された災害関連地域(例え
ば被害範囲等)に基づいて指定された検索条件により、
地図上に表示されている検索対象物(例えば社員の自宅
等)を迅速かつ容易に検出することが可能になる。
【0045】また、各検索対象物(例えば各被災者)に
関する情報を一元管理し、最新情報を容易に確認するこ
とができるため、正確な被災状況の把握が可能になる。
また、これらの情報を災害関連地域(例えば避難所等)
と対応づけて表示することで、各検索対象物(各被災
者)の移動先を容易に把握することが可能になる。
【0046】更に、予め地図上に記憶された検索対象経
路(例えば社員の通勤経路等)のうち検索領域内を通過
する経路を検出するため、各検索対象経路(各社員の通
勤経路等)の状況を把握することが可能になる。また、
安全な代替経路を演算し、経路断絶状態(通勤不能状
態)を迅速に解消することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る災害管理システムのハード構成
を示す概要図である。
【図2】実施形態に係る記録媒体における制御プログラ
ムの構成を示す図である。
【図3】実施形態に係る災害管理システムの動作を示す
フローチャートである。
【図4】実施形態に係る被災者検索処理の説明図であ
る。
【図5】実施形態に係る被災者情報制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】実施形態に係る被災者リストを示す図表であ
る。
【図7】実施形態に係る避難所リストを示す図表であ
る。
【図8】実施形態に係る代替経路計算処理の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…災害管理システム、2…CPU、3…入力部、6…
印刷部、8…CD−ROM(記録媒体)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/403 310Z Fターム(参考) 2F029 AA07 AB13 AC02 AC08 AC09 AC13 AC16 5B075 ND20 NR03 NR13 NR14 PP02 PP03 PP12 PP30 PQ02 PQ12 PQ32 QP05 UU14 UU16 UU40 5C087 AA03 AA09 AA10 AA16 AA22 AA25 DD02 DD23 DD27 EE05 EE06 EE14 EE18 FF01 FF19 GG18 GG21 GG24 GG30 GG51 GG57

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図上に点状、線状又は二次元形状の検
    索対象物を表示する対象物表示手段と、 前記地図上に点状、線状又は二次元形状の災害関連地域
    を入力する地域入力手段と、 前記災害関連地域に基づいて指定された検索条件により
    決められる検索領域内に存在する前記検索対象物を検出
    する検索手段と、を備えた災害管理システム。
  2. 【請求項2】 前記検索対象物の個別情報を入力する情
    報入力手段と、 前記個別情報を表示する情報表示手段と、を更に備えた
    請求項1に記載の災害管理システム。
  3. 【請求項3】 前記情報表示手段は、前記個別情報を前
    記災害関連地域に対応づけて表示することを特徴とする
    請求項2に記載の災害管理システム。
  4. 【請求項4】 前記地図上に検索対象経路が予め記憶さ
    れた経路記憶手段を更に備え、 前記検索手段は、前記検索条件により決められる検索領
    域内に存在する前記検索対象経路を検出すること、を特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の災害管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記検索領域内において検出された前記
    検索対象経路に対して、前記検索領域内を通過しない代
    替経路を演算する経路設定手段を更に備えた請求項4に
    記載の災害管理システム。
  6. 【請求項6】 地図上に点状、線状又は二次元形状の検
    索対象物を表示する対象物表示工程と、 前記地図上に点状、線状又は二次元形状の災害関連地域
    を入力する地域入力工程と、 前記災害関連地域に基づいて指定された検索条件により
    決められる検索領域内に存在する前記検索対象物を検出
    する検索工程と、を備えた災害管理方法。
  7. 【請求項7】 前記検索対象物の個別情報を入力する情
    報入力工程と、 前記個別情報を表示する情報表示工程と、を更に備えた
    請求項6に記載の災害管理方法。
  8. 【請求項8】 前記情報表示工程は、前記個別情報を前
    記災害関連地域に対応づけて表示することを特徴とする
    請求項7に記載の災害管理方法。
  9. 【請求項9】 前記地図上に検索対象経路を予め記憶さ
    せる経路記憶工程を更に備え、 前記検索工程は、前記検索条件により決められる検索領
    域内に存在する前記検索対象経路を検出すること、を特
    徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の災害管理方
    法。
  10. 【請求項10】 前記検索領域内において検出された前
    記検索対象経路に対して、前記検索領域内を通過しない
    代替経路を演算する経路設定工程を更に備えた請求項9
    に記載の災害管理方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータによって地図上に表示さ
    れた検索対象物を管理する災害管理制御プログラムを記
    録した記録媒体であって、 前記制御プログラムは、前記コンピュータに、前記地図
    上に点状、線状又は二次元形状の検索対象物を表示さ
    せ、 前記地図上に点状、線状又は二次元形状の災害関連地域
    を入力させ、 前記災害関連地域に基づいて指定された検索条件により
    決められる検索領域内に存在する前記検索対象物を検出
    させること、を特徴とする災害管理制御プログラムを記
    録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記制御プログラムは、前記コンピュ
    ータに、前記検索対象物の個別情報を入力させ、 前記個別情報を表示させること、を特徴とする請求項1
    1に記載の災害管理制御プログラムを記録した記録媒
    体。
  13. 【請求項13】 前記制御プログラムは、前記コンピュ
    ータに、前記個別情報を前記災害関連地域に対応づけて
    表示させることを特徴とする請求項12に記載の災害管
    理制御プログラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記制御プログラムは、前記コンピュ
    ータに、前記地図上に検索対象経路を予め記憶させ、 前記検索条件により決められる検索領域内に存在する前
    記検索対象経路を検出させること、を特徴とする請求項
    11〜13のいずれかに記載の災害管理制御プログラム
    を記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記制御プログラムは、前記コンピュ
    ータに、前記検索領域内において検出された前記検索対
    象経路に対して、前記検索領域内を通過しない代替経路
    を演算させることを特徴とする請求項14に記載の災害
    管理制御プログラムを記録した記録媒体。
JP36754399A 1999-12-24 1999-12-24 災害管理システム、災害管理方法及び災害管理制御プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2001184575A (ja)

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