JP2010079191A - 地図検索装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
消防などの緊急指令システムに適用され、災害地点の地図を表示する地図検索システムにおいて、災害地点が山間部や海岸沿いなどであった場合、地図検索装置の表示手段5に表示する必要性の低い部分が多かった。そのため、災害地点の特定や災害地点への緊急侵入経路が分かりづらい問題点があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題としてなされたものであり、表示手段5に表示する必要性の低い部分をあらかじめ少なく表示するように設定し、災害地点の特定や災害地点への緊急侵入経路を分かりやすくするシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明では、表示手段5の画面中心に配置する地点の座標を目的地に対応付けて記憶することで、表示する必要性の低い部分をあらかじめ少なくした地図を表示することができる。
【選択図】 図2
消防などの緊急指令システムに適用され、災害地点の地図を表示する地図検索システムにおいて、災害地点が山間部や海岸沿いなどであった場合、地図検索装置の表示手段5に表示する必要性の低い部分が多かった。そのため、災害地点の特定や災害地点への緊急侵入経路が分かりづらい問題点があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題としてなされたものであり、表示手段5に表示する必要性の低い部分をあらかじめ少なく表示するように設定し、災害地点の特定や災害地点への緊急侵入経路を分かりやすくするシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明では、表示手段5の画面中心に配置する地点の座標を目的地に対応付けて記憶することで、表示する必要性の低い部分をあらかじめ少なくした地図を表示することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、目的地を地図上に表示する地図検索装置に関するものである。具体的には、消防などの緊急指令システム等に適用されるものである。
消防などの緊急指令システムでは、災害の発生場所を特定し、出動隊に災害地点を通知するための指令書の作成を行う。その指令書に添付する災害地点を示した地図を作成するために、地図検索装置が利用されている。
緊急指令は、通報者が災害地点などを消防署に通報し、消防署の職員が通報者から災害地点などの情報を受け付けることから始まる。通報を受け付けた職員は、通報者からの通報内容を元に緊急車両や署所に対して指令書を作成する。この指令書を作成するためには、災害地点などを表示した地図が必要となる。そこで、通報者から得た災害地点を地図検索装置に入力して、災害地点周辺の地図を作成する。この時、住所または目標物、住民の名前、電話番号などを地図検索装置に入力して災害地点周辺の地図を作成する。そして、作成した地図を指令書に添付して、緊急車両に対して出動指令を行う。
上記のように目的地の地図を作成するために地図検索装置が用いられている。このような地図検索装置としては、例えば特開平2−310423号公報に開示されているようなものがある。これは、オペレータが目的地点を入力し、地図検索装置が入力された目的地点が含まれ、目的地点を表示手段の画面中心に来るようにした地図を表示するものである。
特開平2−310423号公報
このような従来の地図検索装置では、図5のように任意の地点の座標である地図座標X6、地図座標Y7及び表示する地図の縮尺である表示縮尺8が任意の地点に対応づけて記憶されており、操作員が入力した目的地を表示手段に表示する時には、目的地を画面中心に表示していた。この地図検索装置は緊急指令システム等に用いられている。以下に緊急指令システムで用いられた場合について説明する。図6のフロー図のように操作員が通報を受付け(ステップS61)、目的地を地図検索装置に入力し(ステップS62)、地図検索装置が目的地を画面の中心に表示した地図を作成し、表示手段に同地図を表示させ、操作員が同地図を確認(ステップS63)していた。目的地を画面の中心に表示した場合、目的地までの経路が分かりにくいことがあるため、必要に応じて操作員は表示された地図を拡大/縮小もしくはスクロールさせて(ステップS64)、表示手段に表示されている地図を見ながら(ステップS65)地図の調節を行っていた。地図を調節した後は、フロー図のように本部が各署所に指令を下し(ステップS66)、操作員が指令書用の地図を出力し(ステップS67)、指令書を作成して、指令書を出力していた(ステップS68)。
ここで、ステップS63で表示される地図は目的地を表示手段の画面中心に表示しているため、特に目的地である災害地点が山間部や海岸沿い等であった場合などは、地図上に森や海などが多く表示されることになり、道路や建物などの目的地までの経路の途中にある目印になり得るものが地図上に少なくなってしまい、道路や建物などが地図上に多い場合に比べて、災害地点の特定や緊急車両の災害地点への侵入経路がわかりづらい場合があった。このような場合、ステップS64のように、操作員が表示された地図を拡大/縮小もしくはスクロールさせて、森や海などといった目的地までの経路の途中にある目印になりにくいものを減らし、道路や建物などの目印になるものを増やすことで災害地点の特定や緊急車両の災害地点への侵入経路を分かりやすくする操作が必要になり、地図の調節作業が煩雑になるという問題があった。
そこで、本発明は上記問題を本発明の課題とし、操作員が地図の調整する作業を軽減すため、地図を表示する際に自動的に地図上の森や海などといった目的地までの経路の途中にある目印になりにくいものを減らし、道路や建物などの目的地までの経路の途中にある目印になるものを増やすことで災害地点の特定や緊急車両の侵入経路の分かりやすい地図を表示する装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、地図検索装置は請求項1に記載しているように、目的地を入力する入力手段と、前記目的地と前記目的地に対応付けられた表示座標と前記目的地の座標とを少なくとも含むデータ集合を記憶する住所検索記憶手段と、地図データを記憶する地図データ管理手段と、前記地図データを表示する表示手段と、上記各手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
消防システムの場合を例として、通報を受け付けた係員が緊急車両に出力する地図を作成するために、本発明による地図検索装置を用いた場合について説明をする。まず初めに、係員は地図検索装置の入力手段に目的地を入力する。入力を受け付けた地図検索装置内の制御手段が住所検索記憶手段に記憶されている前記目的地に対応付けられた表示手段の画面中心に来る地点の座標を少なくとも含むデータ集合を読み出す。次に制御手段は読み出したデータ集合を地図データ管理手段に出力する。地図データ管理手段は取得したデータ集合を元に表示手段の画面中心にあらかじめ決められた地点が来るように地図データを作成し、作成した地図データを制御手段に出力する。最後に、制御手段は取得した地図データを表示手段に出力し、表示手段が地図データを表示する。この流れを図4のフローチャートで示すと、操作員が通報を受付け(ステップS41)、目的地を地図検索装置に入力し(ステップS42)、地図検索装置に表示されている地図を確認(ステップS43)し、指令書用の地図を出力し(ステップS45)、指令書を作成し、出力する(ステップS46)という流れとなる。
この時、住所検索記憶手段内の情報に表示手段の画面中心に来る地点の座標や、表示手段に表示する地図の縮尺、地図の種類を含むように記憶することが可能である。
このような本発明に係る地図検索装置によれば、目的地に応じて表示手段の画面中心に目的地までの経路の途中にある目印になるものが地図上に多く表示される地点を表示することにより、表示手段に表示される地図範囲を決定することができる。つまり、災害地点が山間部や海岸沿いであった場合に、地図上の森や海などの目的地までの経路の途中にある目印になりにくいものをあらかじめ少なくし、道路や建物などの目的地までの経路の途中にある目印になるものを多く表示することができる。これにより、操作者が地図上の目的地までの経路の途中にある目印になるものとなりにくい部分を減らす作業をすること無く、自動的に道路や建物などの目的地までの経路の途中にある目印になるものが多く表示され、災害地点の特定や緊急車両の侵入経路の分かりやすい地図を表示することが可能である。
また、住所検索記憶手段に目的地に地図の縮尺を対応付けて記憶することで、表示手段に表示する地図を目的地の大きさ、形状にあった適切な縮尺サイズで表示でき、災害地点の特定や緊急車両の侵入経路を分かりやすく表示することが可能である。
さらに、住所検索記憶手段に目的地に地図の種類を対応付けて記憶することで、表示手段に表示する地図を適切な地図の種類で表示でき、災害地点の特定や緊急車両の侵入経路を分かりやすく表示することが可能である。
自動的に道路や建物などの目的地までの経路の途中にある目印になるものを表示手段に多く表示させ、災害地点の特定や緊急車両の侵入経路の分かりやすい地図を表示することができる地図検索装置を提供する目的を、図2のように表示手段の画面中心に来る地点の座標を災害地点などの目的地にあらかじめ対応付けて、目的地の座標と一緒に記憶する構成により実現した。
以下、本発明の実施の形態における地図検索装置の構成に関して、図1にもとづいて説明する。なお、本実施形態による地図検索装置は、消防などの緊急指令システムに適用されている地図検索装置について説明する。
本実施形態に係わる地図検索装置は、入力手段、住所検索記憶手段、地図データ管理手段、表示手段、各手段を制御する制御手段によって構成される。以下、各構成について詳述する。
入力手段である入力部1はオペレータが目的地を地図検索装置に入力するために用いるものであり、例えば、マウスやキーボードなどによって構成されるものである。また、情報としては、目標物、住民の名前、電話番号、住所、緯度・経度の座標等を入力することが可能である。
住所検索記憶手段である検索データ部3は、図3に示すように表示目的地に対応付けた表示手段5の画面中心に来る地点の座標(表示座標X35、表示座標Y36)や、表示する地図の縮尺(表示縮尺33)、地図の種類(地図種34)などの情報と表示目的地を含むデータ集合を記憶するものである。このデータ集合はあらかじめ設定されているものであり、また適宜更新することが可能である。
地図データ管理手段は地図データ部42と地図作成部41から構成されている。地図データ部42は、表示部5の画面に地図を表示するために用いる地図データを記録したHDDなどの記録媒体または記録手段である。この地図データは、道路の接続状態を示す道路データ、その道路データとともに表示される施設や表示文字等からなる目印データから構成されている。また、この地図データはあらかじめ定められた地点を原点として構成されており、図3のように「○○市××区スエ」を例に説明すると、原点からX軸に「1234」、Y軸に「-567」の地点に「○○市××区スエ」があることを示している。
地図作成部41は、地図データ部42に記憶されている地図データからデータ集合に基づいて表示対象地域の地図データを取得するものである。例えば、データ集合に含まれる表示座標X35、表示座標Y36の座標を表示部5の画面中心に来るように地図を作成する。
表示手段である表示部5は、目的地周辺の地図を表示装置に表示するものであり、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置によって構成されるものである。
制御手段である制御部2は、各種の所定の機能を総合的に制御するためのソフトウェアを記録したHDDやメモリなどの記録媒体や、そのソフトウェアを処理するためのCPUやマイコン等の処理装置を備え、これと接続した各部の制御を行っている。
次に、本発明の実施の形態における動作について、消防などの緊急指令システムに適用された地図検索装置について説明する。
消防などの緊急指令システムを実際運用する際、初めに、操作者が通報のあった災害地点をマウスやキーボードなどの入力部1を用いて地図検索装置に入力する。例えば、図3の表にあるように「○○市××区スエ」と目的地を入力する。また、入力する目的地は住所だけでなく、目標物や住民の名前、電話番号などといった住所以外の情報も入力することが可能となっている。
(第一の実施形態)
図4は、緊急指令システムに関する処理の手順を示すフローチャートであり、これに沿って本実施形態を説明する。例のように目的地として「○○市××区スエ」と操作者が地図検索装置に入力した(ステップS41)場合、地図検索装置内の制御部2が目的地である「○○市××区スエ」を記憶する。そして、制御部2が検索データ部3にアクセスし、検索データ部3にあらかじめ記憶されている「○○市××区スエ」に対応付けられた以下に記載のデータ集合を読み出す。本実施例におけるデータ集合は住所、地図座標X31、地図座標Y32、地図種34、表示座標X35、表示座標Y36で構成されており、具体的には図3に記載されているように、住所として「○○市××区スエ」、「○○市××区スエ」のX座標として地図座標X31に「1234」、「○○市××区スエ」のY座標として地図座標Y32に「-567」、表示する地図の種類として地図種34に「住宅」、表示部5の画面中心の地点のX座標として表示座標X35に「1200」、表示部5の画面中心の地点のY座標として表示座標Y36に「-500」となっており、制御部2は上記に記載した目的地の住所と地図座標X31「1234」、地図座標Y32「-567」、地図種34「住宅」、表示座標X35「1200」、表示座標Y36「-500」とを記憶する。
図4は、緊急指令システムに関する処理の手順を示すフローチャートであり、これに沿って本実施形態を説明する。例のように目的地として「○○市××区スエ」と操作者が地図検索装置に入力した(ステップS41)場合、地図検索装置内の制御部2が目的地である「○○市××区スエ」を記憶する。そして、制御部2が検索データ部3にアクセスし、検索データ部3にあらかじめ記憶されている「○○市××区スエ」に対応付けられた以下に記載のデータ集合を読み出す。本実施例におけるデータ集合は住所、地図座標X31、地図座標Y32、地図種34、表示座標X35、表示座標Y36で構成されており、具体的には図3に記載されているように、住所として「○○市××区スエ」、「○○市××区スエ」のX座標として地図座標X31に「1234」、「○○市××区スエ」のY座標として地図座標Y32に「-567」、表示する地図の種類として地図種34に「住宅」、表示部5の画面中心の地点のX座標として表示座標X35に「1200」、表示部5の画面中心の地点のY座標として表示座標Y36に「-500」となっており、制御部2は上記に記載した目的地の住所と地図座標X31「1234」、地図座標Y32「-567」、地図種34「住宅」、表示座標X35「1200」、表示座標Y36「-500」とを記憶する。
制御部2は検索データ部3から読み出したデータ集合(目的地(「○○市××区スエ」)、地図座標X31「1234」、地図座標Y32「-567」、地図種34「住宅」、表示座標X35「1200」、表示座標Y36「-500」)を地図作成部41に出力する。地図作成部41は制御部2から出力されたデータ集合を取得すると、表示座標X35、表示座標Y36に座標が含まれているか確認する。表示座標X35、表示座標Y36に座標がある場合、表示座標X35、表示座標Y36を表示部5の画面中心に来るようにした地図データを地図データ部42から取得し、地図を作成する。
図3のように「○○市××区スエ」の場合では、表示座標X35「1200」、表示座標Y36「-500」の情報があるため、表示部5の画面中心に来る地点は表示座標X35「1200」、表示座標Y36「-500」の地点となる。よって、表示座標X35「1200」、表示座標Y36「-500」の地点を表示部5の画面中心に来るようにした地図を地図作成部41が地図データ部42から取得する。また、地図種34「住宅」とも記憶されていることから、表示する地図の種類は住宅地図となり、戸別名(表札表示)で表示する住宅地図を地図作成部41が地図データ部42から取得する。今回の場合、表示縮尺が設定されていないが、あらかじめ初期値としての地図の縮尺が検索データ部に設定されており、その地図の縮尺の地図データを地図作成部41が地図データ部42から取得する。最後に、目的地である地図座標X31、地図座標Y32の地図上の位置にマークを表示させ、目的地をわかりやすく示す。地図作成部41が地図を作成し終わると、制御部2に作成した地図を出力する(ステップS42)。
制御部2は地図作成部41から出力された地図を取得すると、表示部5に前記地図を出力する。表示部5は取得した地図を画面に表示する。「○○市××区スエ」の場合では、画面の中心に表示座標X35、表示座標Y36の地点を来るようにし、目的地「○○市××区スエ」(地図座標X31「1234」、地図座標Y32「-567」)の地点にマークを付けた地図を表示部5の画面に表示する(ステップS43)。実際に表示部5に表示した地図が図2である。
本部から各署所に指令が下された(ステップS44)後、表示部5に表示されている地図を指令書用に出力し(ステップS45)、指令書を作成して、指令書を出力する(ステップS46)。
(第二の実施形態)
次に、検索データ部3に表示座標が記憶されていない場合について「○○市××区ヒサ」を例として第一の実施形態同様に図4のフローチャートを用いて説明する。上記同様に、入力部1を用いて「○○市××区ヒサ」と入力する(ステップS41)。地図検索装置内の制御部が目的地である「○○市××区ヒサ」を記憶する。そして、制御部2が検索データ部3にアクセスし、検索データ部3に記憶されている「○○市××区ヒサ」に対応付けられた以下に記載のデータ集合を読み出す。図3に記載されているように「○○市××区ヒサ」には、住所「○○市××区ヒサ」、地図座標X31「999」、地図座標Y32「-999」、表示縮尺33「0.1」、地図種34「航空写真」のデータ集合が記憶されており、制御部2は上記に記載した住所「○○市××区ヒサ」、地図座標X31「999」、地図座標Y32「-999」、表示縮尺33「0.1」、地図種34「航空写真」を記憶する。
次に、検索データ部3に表示座標が記憶されていない場合について「○○市××区ヒサ」を例として第一の実施形態同様に図4のフローチャートを用いて説明する。上記同様に、入力部1を用いて「○○市××区ヒサ」と入力する(ステップS41)。地図検索装置内の制御部が目的地である「○○市××区ヒサ」を記憶する。そして、制御部2が検索データ部3にアクセスし、検索データ部3に記憶されている「○○市××区ヒサ」に対応付けられた以下に記載のデータ集合を読み出す。図3に記載されているように「○○市××区ヒサ」には、住所「○○市××区ヒサ」、地図座標X31「999」、地図座標Y32「-999」、表示縮尺33「0.1」、地図種34「航空写真」のデータ集合が記憶されており、制御部2は上記に記載した住所「○○市××区ヒサ」、地図座標X31「999」、地図座標Y32「-999」、表示縮尺33「0.1」、地図種34「航空写真」を記憶する。
制御部2は検索データ部3から読み出したデータ集合(住所「○○市××区ヒサ」、地図座標X31「999」、地図座標Y32「-999」、表示縮尺33「0.1」、地図種34「航空写真」)を地図作成部41に出力する。地図作成部41は制御部2から出力されたデータ集合を取得すると、表示座標X35、表示座標Y36の情報が含まれているか確認する。表示座標X35、表示座標Y36に座標が無い場合、目的地の座標である地図座標X31、地図座標Y32を表示部5の画面中心に来るようにした地図を地図作成部41が地図データ部42から取得し、作成する。今回の「○○市××区ヒサ」の場合では、表示座標X35、表示座標Y36が記憶されていない。これは、表示部5の画面中心に来る地点が設定されていないことになる。この場合は、表示座標にあらかじめ初期値として目的地の座標が設定されている。そこで、地図作成部41は制御部2から受け取った「○○市××区ヒサ」の地図座標X31、地図座標Y32の座標つまり目的地が表示部5の画面中心に来る地図を地図データ部42から取得し、目的地にマークをつける。また、今回の場合、表示縮尺33が「0.1」と設定されていることから、作成する地図の縮尺を「0.1」に設定する。さらに地図種34が「航空写真」となっていることから、作成する地図の種類は「航空写真」で地図を作成する。地図作成部41が地図を作成し終わると、制御部2に作成した地図を出力する(ステップS42)。
制御部2は地図作成部41から出力された地図を取得すると、表示部5に前記地図を出力する。表示部5は取得した地図を画面に表示する。「○○市××区ヒサ」の場合では、画面の中心に目的地「○○市××区ヒサ」(地図座標X31「999」、地図座標Y32「-999」)を来るようにし、目的地にマークを表示させた地図を表示部5の画面に表示する(ステップS43)。本部から各署所に対する指令(ステップS44)、指令書用の地図の出力(ステップS45)、指令書作成、指令書出力(ステップS46)は実施例1と同様である。
以上、説明したように、本実施形態の地図検索装置によれば、目的地に応じて表示部5の画面中心に来る地点を設定することができ、災害地点の特定や緊急車両の侵入経路の分かりやすい地図を表示することが可能である。本実施例では、緊急指令システムで適用した場合について記載したが、本発明の地図検索装置は緊急指令システムに限定したものではなく、他のシステムにおいても適用することが可能である。
1 入力部
2 制御部
3 検索データ部
5 表示部
6 地図座標X
7 地図座標Y
8 表示縮尺
31 地図座標X
32 地図座標Y
33 表示縮尺
34 地図種
35 表示座標X
41 地図作成部
42 地図データ部
2 制御部
3 検索データ部
5 表示部
6 地図座標X
7 地図座標Y
8 表示縮尺
31 地図座標X
32 地図座標Y
33 表示縮尺
34 地図種
35 表示座標X
41 地図作成部
42 地図データ部
Claims (3)
- 入力手段と、
表示手段と、
表示目的地と前記表示目的地に対応付けられた表示座標と前記表示目的地の座標とを少なくとも含むデータ集合を記憶する住所検索記憶手段と、
地図データを記憶する地図データ管理手段と、
上記各手段を制御する制御手段とを備える地図検索装置であって、
前記入力手段で入力された表示対象地点を前記制御手段が取得し、前記制御手段が前記住所検索記憶手段に前記表示対象地点を出力し、出力された前記表示対象地点に基づいて表示対象地点を含むデータ集合を前記住所検索記憶手段から前記制御手段が取得し、前記制御手段が取得したデータ集合を前記地図データ管理手段に出力し、同データ集合に基づいて前記表示対象地点と前記表示対象地点に対応付けられた表示座標を含み前記表示手段の画面中心に同表示座標が来る地図データを前記制御手段が前記地図データ管理手段に作成させ、作成された地図データを前記地図データ管理手段から前記制御手段が取得し、前記制御手段が取得した地図データを前記表示手段へ出力し、同地図データを前記表示手段に表示させることを特徴とする地図検索装置。 - 前記表示目的地に対応づけられた前記表示手段に表示する地図の縮尺が前記データ集合に含まれており、前記制御手段が前記地図データ管理手段に地図データを作成させる際に、前記地図の縮尺で地図データを作成させることを特徴とする請求項1に記載の地図検索装置。
- 前記表示目的地に対応づけられた前記表示手段に表示する地図の種類が前記データ集合に含まれており、前記制御手段が前記地図データ管理手段に地図データを作成させる際に、前記地図の種類で地図データを作成させることを特徴とする請求項1又は2に記載の地図検索装置。
Priority Applications (1)
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2008
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