JP2006333354A - 防災情報提供システムとそのサーバ装置及び携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】災害発生時などで通信手段が利用不可能であっても、適切な防災情報を確実に提供する。
【解決手段】防災情報提供サーバSVは、携帯端末MTと通信ネットワークNWを介して接続可能である。そして、防災情報提供サーバSVは、携帯端末MTから防災情報取得位置を表す位置情報を受信すると、この位置情報に基づいて近辺の少なくとも1箇所の避難場所を検索する。そして、検索された避難場所を地図上に示した防災情報を作成する。この作成された防災情報は、要求元の携帯端末MTに送信される。携帯端末MTは、上記防災情報をメモリに記憶する。災害発生時には、携帯端末MTにおいて、上記記憶された防災情報を表示器に提示するようにしたものである。
【選択図】 図3
【解決手段】防災情報提供サーバSVは、携帯端末MTと通信ネットワークNWを介して接続可能である。そして、防災情報提供サーバSVは、携帯端末MTから防災情報取得位置を表す位置情報を受信すると、この位置情報に基づいて近辺の少なくとも1箇所の避難場所を検索する。そして、検索された避難場所を地図上に示した防災情報を作成する。この作成された防災情報は、要求元の携帯端末MTに送信される。携帯端末MTは、上記防災情報をメモリに記憶する。災害発生時には、携帯端末MTにおいて、上記記憶された防災情報を表示器に提示するようにしたものである。
【選択図】 図3
Description
この発明は、無線通信端末に防災情報を提供する防災情報提供システムとそのサーバ装置及び携帯端末に関する。
従来、災害発生時に必要となる避難場所や危険箇所の情報(以下、防災情報と称する)は、地図上に明示され、「防災地図」や「ハザードマップ」等の名称(以下、ハザードマップと称する)で、それぞれの自治体から住民に、紙に印刷した地図として配布されている(例えば、非特許文献1又は非特許文献2を参照。)。また、近年では、各自治体が運営するWebサイト上にハザードマップを公開し、住民がインターネットを介して電子的に入手する試みもなされている。しかしながら、災害時という緊急事態に住民の自宅のパーソナルコンピュータに保存されたハザードマップを見ることはまず不可能である。結局、電子的に入手した場合であっても、紙に印刷して保管するという方法でしか災害時に見ることはできない。
片田敏孝,及川康,三村清志:洪水ハザードマップの作成状況と作成自治体による事後評価、土木学会水工学論文集、第45巻、pp.31−36、2001、[online]、インターネット<URL:http://www.ce.gunma-u.ac.jp/regpln/katada/kataweb/dis_p/d39.pdf>
片田敏孝,及川康,杉山宗意:パネル調査による洪水ハザードマップの公表効果の計測、河川技術に関する論文集、第5巻、pp.255−230、1999、[online]、インターネット<URL:http://www.ce.gunma-u.ac.jp/regpln/katada/kataweb/dis_p/d26.pdf>
上記述べたように、災害発生時に必要となる防災情報としてのハザードマップは、紙の形で配布されるか、電子的に入手しても紙に印刷して保管する方法しかないため、住民は、自宅内の何処かにハザードマップを収納することになる。この状態で、例えば、突然災害が発生し、避難命令が発せられるような事態に陥った場合には、その収納場所からハザードマップを持ち出すことは容易ではなく、住民は防災情報を十分に活用できないのが実情である。このため、災害時という緊急事態でも、防災情報を有効に活用できるように防災情報を提供する必要がある。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、災害発生時などで通信手段が利用不可能であっても、適切な防災情報を確実に提供できる防災情報提供システムとそのサーバ装置及び携帯端末を提供することである。
上記目的を達成するためにこの発明に係わる防災情報提供システムは、サーバ装置と携帯端末とが通信回線を介して接続され、上記サーバ装置が上記携帯端末に向けて防災情報を提供する防災情報提供システムであって、上記サーバ装置は、上記携帯端末から上記通信回線を介して防災情報取得位置を表す位置情報を受信する位置情報受信手段と、複数の避難場所を記憶する避難場所記憶手段とを備える。そして、上記位置情報をもとに近辺の少なくとも1つの避難場所を検索し、検索された避難場所を含む防災情報を上記携帯端末に上記通信回線を介して通知するものである。一方、上記携帯端末は、上記位置情報を上記サーバ装置に向け送信する位置情報送信手段と、上記サーバ装置から通知される防災情報を受信する防災情報受信手段と、上記防災情報を記憶する防災情報記憶手段と、上記記憶された防災情報を提示する防災情報提示手段と備えるものである。
上記構成による防災情報提供システムによれば、普段使用している携帯端末に予め防災情報をダウンロードしておくことにより、災害直後のように、通信手段が利用不可能であっても、上記携帯端末さえ持ち出せば、メモリに書き込まれた防災情報を読み出すだけで、携帯端末上に防災情報が提示される。これにより、災害時に従来のように紙で配布されたハザードマップを探し出す必要がなくなり、防災情報を確実に避難行動に役立てることができる。
また、この発明に係わるサーバ装置は、防災情報取得位置を表す位置情報を受け付ける位置情報受付手段と、複数の避難場所を記憶する避難場所記憶手段とを備え、上記位置情報をもとに近辺の少なくとも1つの避難場所を検索する避難場所検索手段と、上記検索された避難場所を含む防災情報を作成する防災情報作成手段と、上記防災情報を出力する防災情報出力手段とを備えるものである。
これにより、防災情報を取得したい位置を入力するだけで、簡単に近辺の避難場所を知ることができる。例えば、携帯端末に上記出力された防災情報を記憶媒体を介して入力しておけば、災害時には、携帯端末を持ち出すだけで、この記憶媒体から防災情報を読み出し、避難場所を迅速に把握することができる。
また、上記サーバ装置は、次のような各種構成を備えることも特徴とする。
第1の構成は、携帯端末と通信回線を介して通信する通信手段を具備する場合に、上記位置情報受付手段は、上記通信回線を介して上記携帯端末から上記位置情報を受信する手段を備える。そして、上記防災情報出力手段は、上記通信回線を介して上記携帯端末に向け上記防災情報を送信する手段を備える。
このように構成すると、例えば、外出先から通信回線を介して、防災情報を取得したい位置を送信するだけで、即時に近辺の避難場所を得ることができるため、最新の防災情報を簡単に把握することが可能となる。
第1の構成は、携帯端末と通信回線を介して通信する通信手段を具備する場合に、上記位置情報受付手段は、上記通信回線を介して上記携帯端末から上記位置情報を受信する手段を備える。そして、上記防災情報出力手段は、上記通信回線を介して上記携帯端末に向け上記防災情報を送信する手段を備える。
このように構成すると、例えば、外出先から通信回線を介して、防災情報を取得したい位置を送信するだけで、即時に近辺の避難場所を得ることができるため、最新の防災情報を簡単に把握することが可能となる。
第2の構成は、地図データを記憶する地図情報記憶手段と、上記地図情報記憶手段から上記検索された避難場所を含む地図データを読み出す地図情報読出手段とをさらに備え、上記防災情報作成手段は、上記避難場所と地図データとを含む防災情報を作成するようにする。
これにより、避難場所が地図上に明示されるため、視覚的に避難場所を把握することができる。このため、地域住民に対して、さらに迅速に避難行動を促すことが可能となる。
これにより、避難場所が地図上に明示されるため、視覚的に避難場所を把握することができる。このため、地域住民に対して、さらに迅速に避難行動を促すことが可能となる。
第3の構成は、危険区域データを記憶する危険区域記憶手段と、上記危険区域記憶手段から上記読み出された地図データに含まれる危険区域データを読み出す危険区域読出手段とをさらに備え、上記防災情報作成手段は、上記避難場所と地図データと危険区域とを含む防災情報を作成するようにする。
このように構成すると、浸水や地滑りによる危険地帯が避難場所と共に表示される。これにより、避難時に危険区域を回避し安全な避難行動を促すことができる。
このように構成すると、浸水や地滑りによる危険地帯が避難場所と共に表示される。これにより、避難時に危険区域を回避し安全な避難行動を促すことができる。
第4の構成は、安全区域データを記憶する安全区域記憶手段と、上記安全区域記憶手段から上記読み出された地図データに含まれる安全区域データを読み出す安全区域読出手段とをさらに備え、上記防災情報作成手段は、上記避難場所と地図データと安全区域とを含む防災情報を作成するようにする。
このように構成すると、危険を退避できる場所や道路などの安全地帯が避難場所と共に表示される。これにより、避難場所まで安全区域を通過して適切に避難することができる。また、例えば、避難場所が遠い場合であっても、近くの安全区域に迅速に退避することができる。
このように構成すると、危険を退避できる場所や道路などの安全地帯が避難場所と共に表示される。これにより、避難場所まで安全区域を通過して適切に避難することができる。また、例えば、避難場所が遠い場合であっても、近くの安全区域に迅速に退避することができる。
第5の構成は、上記携帯端末を使用するユーザを識別するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、上記携帯端末から送信されるユーザ情報と上記ユーザ情報記憶手段に記憶されるユーザ情報とを照合することによりユーザを識別確認するユーザ認証手段と
をさらに備え、上記防災情報出力手段は、上記ユーザ認証手段により識別確認された携帯端末にのみ上記防災情報を送信する。
このようにすると、限られた住民にのみ適切な防災情報を通知することができる。このようにすると、例えば、避難行動の必要な地域住民にのみ防災情報が通知されるため、避難の必要ない住民の不安を煽ったり混乱させることがない。
をさらに備え、上記防災情報出力手段は、上記ユーザ認証手段により識別確認された携帯端末にのみ上記防災情報を送信する。
このようにすると、限られた住民にのみ適切な防災情報を通知することができる。このようにすると、例えば、避難行動の必要な地域住民にのみ防災情報が通知されるため、避難の必要ない住民の不安を煽ったり混乱させることがない。
第6の構成は、上記位置情報受付手段は、上記位置情報として郵便番号、固定電話の市外局番、上記携帯端末が通信する基地局の所在地のうち、少なくとも1つを用いることを特徴とする。
このようにすると、数値情報の入力や、基地局の所在地から簡単に防災情報を取得することができるため、利便性が向上する。
このようにすると、数値情報の入力や、基地局の所在地から簡単に防災情報を取得することができるため、利便性が向上する。
また、この発明に係わる携帯端末は、防災情報提供システムのサーバ装置から提供される地図データと避難場所とを含む防災情報を入力する入力手段と、上記防災情報を記憶する防災情報記憶手段と、上記記憶手段から防災情報を読み出し、上記地図データの表す地図上に避難場所を合成表示した防災地図を作成する防災地図作成手段と、上記作成された防災地図を表示する防災地図表示手段とを備えるものである。
このように構成することにより、例えば、普段使用している携帯電話に、避難場所が示された防災地図を表示することができる。これにより、災害発生時に携帯電話さえ持参していれば、携帯電話に表示される防災地図を頼りに速やかに避難を行うことができる。
さらに、上記携帯端末は、次の構成を備えることも特徴とする。
上記防災情報に、さらに危険区域データ、安全区域データの少なくともいずれか一方が含まれる場合に、上記防災地図作成手段は、上記防災情報記憶手段に記憶される危険区域データ、安全区域データをもとに、上記防災地図上にさらに危険区域及び安全区域を合成表示するようにする。
このようにすると、防災地図には、避難場所に併せて危険区域や安全区域が表示される。これにより、地域住民にさらに安全に避難行動を促すことが可能となる。
上記防災情報に、さらに危険区域データ、安全区域データの少なくともいずれか一方が含まれる場合に、上記防災地図作成手段は、上記防災情報記憶手段に記憶される危険区域データ、安全区域データをもとに、上記防災地図上にさらに危険区域及び安全区域を合成表示するようにする。
このようにすると、防災地図には、避難場所に併せて危険区域や安全区域が表示される。これにより、地域住民にさらに安全に避難行動を促すことが可能となる。
すなわちこの発明によれば、災害発生時などで通信手段が利用不可能であっても、適切な防災情報を確実に提供できる防災情報提供システムとそのサーバ装置及び携帯端末を提供することができる。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる防災情報提供システムの概略構成図である。このシステムは、防災情報提供サーバSVと携帯端末MTと通信ネットワークNWとを備える。通信ネットワークNWは、例えば、インターネットと移動通信網のような公衆網で構成され、携帯端末MTは、この通信ネットワークNWを介して防災情報提供サーバSVと通信を行う。
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる防災情報提供システムの概略構成図である。このシステムは、防災情報提供サーバSVと携帯端末MTと通信ネットワークNWとを備える。通信ネットワークNWは、例えば、インターネットと移動通信網のような公衆網で構成され、携帯端末MTは、この通信ネットワークNWを介して防災情報提供サーバSVと通信を行う。
図2は、防災情報提供サーバSVの機能構成を示すブロック図である。
防災情報提供サーバSVは、マイクロプロセッサなどの中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit)11を備える。このCPU11に、バス12を介して、データメモリ13とプログラムメモリ14とが接続され、さらに通信インタフェース(通信I/F)15が接続される。通信I/F15は、通信ネットワークNWへの接続インタフェースであり、CPU11の制御の下、この通信I/F15により携帯端末MTとデータの送受信を行う。
防災情報提供サーバSVは、マイクロプロセッサなどの中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit)11を備える。このCPU11に、バス12を介して、データメモリ13とプログラムメモリ14とが接続され、さらに通信インタフェース(通信I/F)15が接続される。通信I/F15は、通信ネットワークNWへの接続インタフェースであり、CPU11の制御の下、この通信I/F15により携帯端末MTとデータの送受信を行う。
データメモリ13は、記憶媒体として例えばハードディスクを使用したもので、データメモリ13には、ユーザ管理データベース13aと、避難場所データベース13bと、地図情報データベース13cと、危険区域データベース13dと、安全区域データベース13eとが記憶される。
ユーザ管理データベース13aは、自治体が防災情報を提供する対象である住民のユーザ情報(例えば、ユーザアカウント及びパスワード)を記憶する。そして、防災情報の提供対象者であるユーザには、予めユーザアカウント及びパスワードを通知しておく。なお、ユーザ情報は、携帯端末MTを使用するユーザが識別できればよく、ユーザアカウント及びパスワードの他にも、携帯端末MTから防災情報提供サーバSVにアクセスする際に通知される電話番号やネットワークアドレス等を利用してもよい。
ユーザ管理データベース13aは、自治体が防災情報を提供する対象である住民のユーザ情報(例えば、ユーザアカウント及びパスワード)を記憶する。そして、防災情報の提供対象者であるユーザには、予めユーザアカウント及びパスワードを通知しておく。なお、ユーザ情報は、携帯端末MTを使用するユーザが識別できればよく、ユーザアカウント及びパスワードの他にも、携帯端末MTから防災情報提供サーバSVにアクセスする際に通知される電話番号やネットワークアドレス等を利用してもよい。
避難場所データベース13bは、避難場所と所在地(住所や緯度経度)等の情報を対応付けて記憶する。地図情報データベース13cには、地理情報システム(GIS:Geographic Information System)を基盤とする地図データが記憶される。危険区域データベース13dは、災害発生時に危険区域になりやすい危険箇所/危険地帯が記憶される。危険箇所/危険地帯とは、例えば、地滑りが発生しやすい箇所や予想浸水深の大きい地帯である。一方、安全区域データベース13eは、災害発生時にも比較的安全で避難経路として利用可能な道路や一時退避可能な場所等の安全箇所/安全地帯が記憶される。
プログラムメモリ14には、この発明に係わる制御プログラムとして、ユーザ管理プログラム14aと、位置情報受付プログラム14bと、避難場所検索プログラム14cと、防災情報作成プログラム14dと、防災情報配信プログラム14eとが格納される。
ユーザ管理プログラム14aは、携帯端末MTから防災情報取得要求時に送信されるユーザ情報を受信し、受信されたユーザ情報と上記ユーザ管理データベース13aに記憶されるユーザ情報とを照合することで、防災情報提供対象の住民であるか否かのユーザ認証を行う。
ユーザ管理プログラム14aは、携帯端末MTから防災情報取得要求時に送信されるユーザ情報を受信し、受信されたユーザ情報と上記ユーザ管理データベース13aに記憶されるユーザ情報とを照合することで、防災情報提供対象の住民であるか否かのユーザ認証を行う。
位置情報受付プログラム14bは、上記ユーザ管理プログラム14aによりユーザの認証確認が行われると、上記携帯端末MTに向けて位置情報の取得要求を行う。そして、この位置情報の取得要求に対して携帯端末MTから送信される位置情報を受信する。ここで、位置情報とは、住民により入力される郵便番号や電話番号の市外局番であったり、この携帯端末MTと直接通信を行っている基地局のカバーエリアを防災情報提供サーバSV側で自動取得したりする。
避難場所検索プログラム14cは、避難場所データベース13bから上記位置情報に基づいて近辺の少なくとも1箇所の避難場所を検索する。この際、例えば位置情報に示される位置からある一定範囲内にある避難場所を検索するようにしたり、避難場所の収容人数等も考慮し、住民が分散するように所定の条件を設定して検索するようにしてもよい。
防災情報作成プログラム14dは、上記避難場所検索プログラム14cにより検索された避難場所の位置をもとに地図情報データベース13cから避難場所を包含する地域の地図データを読み出す。さらに、危険区域データベース13d及び安全区域データベース13eにアクセスして上記読み出した地図データに含まれる危険区域及び安全区域をそれぞれ読み出す。そして、ユーザにより指定された位置情報の示す位置と、避難場所と危険区域及び安全区域とを読み出された地図上に表した防災情報を作成する。
防災情報配信プログラム14eは、上記防災情報作成プログラム14dにより作成された防災情報を、通信I/F15により要求元の携帯端末MTに向けて送信する。
防災情報配信プログラム14eは、上記防災情報作成プログラム14dにより作成された防災情報を、通信I/F15により要求元の携帯端末MTに向けて送信する。
また、図3は、携帯端末MTの機能構成を示すブロック図である。
携帯端末MTには、例えば、ユーザが普段使用している携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末が用いられる。携帯端末MTは、CPU21を備え、このCPU21にバス22を介してデータメモリ23とプログラムメモリ24とが接続される。さらに、CPU21には、通信ネットワークNWを介して防災情報提供サーバSVと通信を行う通信インタフェース(通信I/F)25と出力インタフェース(出力I/F)26とが接続され、出力I/F26には液晶表示器(LCD)等の表示器27が接続される。
携帯端末MTには、例えば、ユーザが普段使用している携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末が用いられる。携帯端末MTは、CPU21を備え、このCPU21にバス22を介してデータメモリ23とプログラムメモリ24とが接続される。さらに、CPU21には、通信ネットワークNWを介して防災情報提供サーバSVと通信を行う通信インタフェース(通信I/F)25と出力インタフェース(出力I/F)26とが接続され、出力I/F26には液晶表示器(LCD)等の表示器27が接続される。
データメモリ23は、例えば、フラッシュメモリや、着脱可能なメモリカードなどの記憶媒体により構成され、防災情報記憶エリア23aを備える。この防災情報記憶エリア23aには、防災情報提供サーバSVから受信した防災情報を格納する。プログラムメモリ24には、防災情報提供サーバSVから防災情報を取得するためのユーザ認証プログラム24a及び位置情報送信プログラム24bと、取得した防災情報を提示するための防災情報提示プログラム24cとが格納される。
ユーザ認証プログラム24aは、防災情報提供サーバSVから防災情報を取得するためのユーザ認証を行う。例えば、ユーザアカウント及びパスワード等のユーザ情報を含む防災情報取得要求を送信する。
ユーザ認証プログラム24aは、防災情報提供サーバSVから防災情報を取得するためのユーザ認証を行う。例えば、ユーザアカウント及びパスワード等のユーザ情報を含む防災情報取得要求を送信する。
位置情報送信プログラム24bは、防災情報を取得する所望の位置(例えば、自宅、会社、通勤経由地)の位置情報を防災情報提供サーバSVに送信する。位置情報には、上記述べたように、郵便番号や電話番号などが用いられ、携帯端末MTが直接通信を行っている基地局の所在地を利用することもできる。基地局の所在地の場合は、携帯端末MT側で自ら取得して送信することも可能であるし、防災情報提供サーバSV側で取得する可能である。
防災情報提示プログラム24cは、ユーザからの要求のもと、防災情報記憶エリア23aに記憶された防災情報を読み出して、CPU21の制御の下、出力I/F26により表示器27に表示する。
防災情報提示プログラム24cは、ユーザからの要求のもと、防災情報記憶エリア23aに記憶された防災情報を読み出して、CPU21の制御の下、出力I/F26により表示器27に表示する。
次に、このように構成された防災情報提示システムの動作について説明する。図4は、この防災情報提供システムの動作手順とその内容を示すシーケンス図である。また、図5には、携帯端末MTの表示器27に表示される画面構成例を示す。
はじめに、ステップS4aにおいて、携帯端末MTのCPUは、ユーザ認証プログラム24aを実行して、防災情報提供サーバSVへ認証問い合わせためのユーザ情報を送信する。防災情報提供サーバSVは、ステップS4bにおいて、上記ユーザ情報を受信すると、ユーザ管理プログラム14aを実行する。そして、受信したユーザ情報をユーザ管理データベース13aと照合して認証を確認した後、携帯端末MTに向けて位置情報の指定を要求する。なお、上記ステップS4a及びS4bに示したユーザ認証処理については、防災情報提供サーバSVにおいてユーザのアクセス制限を設けなければ省略することが可能である。
はじめに、ステップS4aにおいて、携帯端末MTのCPUは、ユーザ認証プログラム24aを実行して、防災情報提供サーバSVへ認証問い合わせためのユーザ情報を送信する。防災情報提供サーバSVは、ステップS4bにおいて、上記ユーザ情報を受信すると、ユーザ管理プログラム14aを実行する。そして、受信したユーザ情報をユーザ管理データベース13aと照合して認証を確認した後、携帯端末MTに向けて位置情報の指定を要求する。なお、上記ステップS4a及びS4bに示したユーザ認証処理については、防災情報提供サーバSVにおいてユーザのアクセス制限を設けなければ省略することが可能である。
ステップS4cにおいて、携帯端末MTは位置情報を指定し防災情報提供サーバSVに向け送信する。指定の方法としては、郵便番号の入力、電話番号や市外局番の入力等、数値を指定して入力する方法や、防災情報提供サーバSV側で基地局の所在地に基づいた地域範囲を自動取得する方法がある。防災情報提供サーバSVは、ステップS4dにおいて、位置情報受付プログラム14bにより、上記送信された位置情報を受信する。
そして、ステップS4eにおいて、防災情報提供サーバSVは、避難場所検索プログラム14cを実行して、避難場所データベース13bにアクセスして、受信した位置情報に基づき近辺の少なくとも1箇所の避難場所を検索する。続いて、防災情報提供サーバSVは、防災情報作成プログラム14dにより、地図情報データベース13cから検索された避難場所を包含する範囲の地図データを読み出す。また、危険区域データベース13d及び安全区域データベース13eから上記地図データに含まれる危険区域及び安全区域を読み出す。そして、上記地図データに避難場所、危険区域、及び安全区域のデータと併せて、防災情報を作成する。
防災情報提供サーバSVは、上記防災情報の作成が完了すると、ステップS4fにおいて、防災情報のダウンロードが可能であることを携帯端末MTへ通知する。携帯端末MTは、ステップS4gにおいて上記通知を受信すると、ステップS4hに移行して、防災情報のダウンロードの開始要求を送信する。このとき、防災情報を処理したり表示したりするためのソフトウェアのダウンロードの開始要求を併せて送信するようにしてもよい。
防災情報提供サーバSVは、携帯端末MTからのダウンロード開始要求により、防災情報データや、必要であればソフトウェアを送信する。携帯端末MTは、防災情報データや、必要であればソフトウェアをダウンロードし、データメモリ23の防災情報記憶エリア23aに記憶する。また、ソフトウェアをダウンロードした場合には、ソフトウェアのインストールを行う。ここまでが、平常時の防災情報提供システムの動作である。
災害発生時などに、携帯端末MTにおいて防災情報閲覧操作を行うと、携帯端末MTの表示器27に、図5の画面52に示すようなハザードマップ選択画面が表示される。画面52には、予め防災情報記憶エリア23aに記憶されている防災情報が選択肢として表示され、選択肢のうちの1つが選択されると、ステップS4lにおいて、携帯端末MTのCPU21は、防災情報提示プログラム24cを実行する。そして、データメモリ23の防災情報記憶エリア23aにアクセスして上記選択された防災情報を読み出す。
そして、ステップS4mにおいて、上記読み出した防災情報を出力I/F26により表示器27に出力する。このようにして、携帯端末MTの表示器27に防災情報であるハザードマップが図5の画面53のように表示される。画面53は、画面52において「自宅周辺」を選択した場合のハザードマップの表示例であり、自宅と避難所と安全区域及び危険区域が色分けして示される。また、自宅から避難所までの避難方向も矢印表示される。
以上述べたように上記第1の実施形態では、防災情報提供サーバSVは、携帯端末MTと通信ネットワークNWを介して接続可能である。そして、防災情報提供サーバSVは、携帯端末MTから防災情報取得位置を表す位置情報を受信すると、この位置情報に基づいて近辺の少なくとも1箇所の避難場所を検索する。そして、検索された避難場所を地図上に示した防災情報を作成する。この作成された防災情報は、要求元の携帯端末MTに送信される。携帯端末MTは、上記防災情報をメモリに記憶する。災害発生時には、携帯端末MTにおいて、上記記憶された防災情報を表示器に提示するようにしたものである。
したがってこの第1の実施形態によれば、平常時に防災情報提供サーバSVから携帯端末MTに防災情報をダウンロードしておき、災害発生時には、携帯端末MTの防災情報記憶エリア23aに予め記憶された防災情報をもとにハザードマップを表示する。このため、災害発生直後の通信手段が接続不可能な状態であっても、普段使用している携帯電話などの携帯端末さえ持ち出せば、メモリに書き込まれた防災情報を読み出すだけで、携帯端末上にハザードマップを表示することができる。これにより、災害時に従来のように紙で配布されたハザードマップを探し出す必要がなくなり、防災情報を確実に避難行動に役立てることができる。
また、防災情報提供サーバSVの防災情報作成プログラム14dにより、地図上に避難場所、危険区域、及び安全区域を示したハザードマップを作成し、防災情報として携帯端末MTに送信するようにしたが、ハザードマップ作成処理を携帯端末MTで行うようにすることも可能である。この場合、防災情報提供サーバSVからは、地図データ、避難場所、危険区域、及び安全区域を含む防災情報に併せてハザードマップ表示用のソフトウェアを携帯端末MTに送信し、受信側の携帯端末MTで上記ハザードマップを作成するようにする。
さらに、携帯端末MTへの防災情報の配信状況(ダウンロード履歴)をユーザ管理データベース13aに記憶しておくとよい。このようにすると、避難場所データベース13bの更新のように防災情報の変更があったときに、防災情報提供サーバSVから携帯端末MTに対してメール機能などを用いて最新の防災情報をダウンロードするように促すことができる。
また、携帯端末MTがGPS(Global Positioning System)による現在位置取得機能を備える場合には、取得された現在位置(緯度経度)を防災情報提供サーバSVに送信し、上記位置情報として利用することも可能である。このようにすると、基地局の所在地を位置情報に利用する場合と比較すると、さらに的確な避難場所を提供することができる。
(第2の実施形態)
図6は、この発明の第2の実施形態に係わる防災情報提供システムの概略構成図である。このシステムは、防災情報提供サーバSV2と携帯端末MT2とを備える。この実施形態では、位置情報は、住民から郵送等の手段を用いて防災情報提供サーバSV2の管理者に伝達され、防災情報は、防災情報提供サーバSV2から着脱可能なメモリカード等の記憶媒体6を介して携帯端末MT2に送られる。
図6は、この発明の第2の実施形態に係わる防災情報提供システムの概略構成図である。このシステムは、防災情報提供サーバSV2と携帯端末MT2とを備える。この実施形態では、位置情報は、住民から郵送等の手段を用いて防災情報提供サーバSV2の管理者に伝達され、防災情報は、防災情報提供サーバSV2から着脱可能なメモリカード等の記憶媒体6を介して携帯端末MT2に送られる。
防災情報提供サーバSV2は、上記第1の実施形態における防災情報提供サーバSVの通信インタフェース15の替わりに、防災情報を記憶媒体6に書き込むための記憶媒体出力I/Fを備える。また、携帯端末MT2については、上記第1の実施形態の携帯端末MTにおける通信インタフェース25の替わりに記憶媒体6に記憶された防災情報を読み出すための記憶媒体入力I/Fを備える。その他の構成については上記第1の実施形態と同様であるため、詳しい説明は省略する。
次に、以上のような構成の防災情報提供システムの動作について説明する。図7は、上記構成の防災情報提供システムの動作手順とその内容を示すシーケンス図である。
まず、ステップS7aにおいて、住民は、自治体等の担当部局へ、ハザードマップの配布の申込書等を郵送や手渡し等の手段で通知する。その際、位置情報として、住所や郵便番号や電話番号(又は市外局番)、もしくは、担当部局が指定した地域番号等も併せて記載する。ただし、必ずしも住民からの申込みが必要なわけではなく、申込みがなくとも、担当部局は記憶媒体6を送付しても良い。
まず、ステップS7aにおいて、住民は、自治体等の担当部局へ、ハザードマップの配布の申込書等を郵送や手渡し等の手段で通知する。その際、位置情報として、住所や郵便番号や電話番号(又は市外局番)、もしくは、担当部局が指定した地域番号等も併せて記載する。ただし、必ずしも住民からの申込みが必要なわけではなく、申込みがなくとも、担当部局は記憶媒体6を送付しても良い。
ステップS7bにおいて、自治体等の担当部局では、上記申込み通知を受け取り、ステップS7cにおいて、上記指定された位置情報を防災情報提供サーバSV2に入力する。そして、防災情報提供サーバSV2は、ステップS7dにおいて、指定された位置情報に基づき、近辺の少なくとも1箇所の避難場所を検索し、検索された避難場所を包含する地図データを地図情報データベース13cから読み出す。さらに、読み出した地図に含まれる危険区域及び安全区域等のデータを併せて読み出し、防災情報データを作成する。そして、ステップS7eにより、作成された防災情報データと、必要であれば、防災情報データを処理したり表示したりするためのソフトウェアを併せて、記憶媒体出力I/Fにより記憶媒体6に書き込む。
ステップS7fにおいて、自治体等の担当部局は、申込みを行った住民に、郵送や手渡し等の手段でこの記憶媒体6を配布する。一方、住民は、ステップS7gにおいて、この記憶媒体6を受け取り、ステップS7hにより携帯端末MT2に装着する。ステップS7iにおいて、防災情報提供サーバSV2から防災情報データを処理したり表示したりするためのソフトウェアを受信した場合は、このソフトウェアを記憶媒体入力I/Fにより読み込み、携帯端末MT2にインストールする。また、ステップS7jにおいて、記憶媒体6から読み出した防災情報データを携帯端末MT2の防災情報記憶エリア23aに書き込んでおいてもよい。ここまでが、平常時の作業である。
災害発生時や必要な時には、携帯端末MT2において、ステップS7kにより、防災情報記憶エリア23aや記憶媒体6から防災情報データを読み込む。そして、ステップS7lにおいて、携帯端末MT2は、表示器27に防災情報を出力する。このようにして、上記第1の実施形態と同様に図5の画面53に示すようなハザードマップが携帯端末MT2の表示器27に表示される。
以上述べたように上記第2の実施形態では、防災情報提供サーバSV2には、自治体等の担当部局により位置情報が入力され、この位置情報に基づいて作成された防災情報は、記憶媒体6に記憶される。そして、この記憶媒体6を携帯端末MT2に装着することにより、携帯端末MT2の表示器27に防災情報を表示するようにしたものである。
このような構成においても、上記第1の実施形態と同様に、災害発生直後の通信の利用が不可能な状態であっても、防災情報を提供することが可能である。
このような構成においても、上記第1の実施形態と同様に、災害発生直後の通信の利用が不可能な状態であっても、防災情報を提供することが可能である。
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、防災情報提供サーバSVにおいて避難場所を地図上に示すハザードマップを作成して、携帯端末MTに表示するように構成したが、単に避難場所の住所等を携帯端末MTに表示するようにしてもよい。このようにすると、データ量が少なくてすむので、メモリ容量を節減し、防災情報の作成及び表示処理にかかる負荷を低減させることができる。
その他、防災情報提供サーバSV及び携帯端末MTの構成及び、データメモリ13に設けられる各種データベースに記憶される項目、プログラムメモリ14に格納されるプログラム群の処理内容と処理手順についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
SV,SV2…防災情報提供サーバ、MT,MT2…携帯端末、NW…通信ネットワーク、11…CPU、12…バス、13…データメモリ、13a…ユーザ管理データベース、13b…避難場所データベース、13c…地図情報データベース、13d…危険区域データベース、13e…安全区域データベース、14…プログラムメモリ、14a…ユーザ管理プログラム、14b…位置情報受付プログラム、14c…避難場所検索プログラム、14d…防災情報作成プログラム、14e…防災情報配信プログラム、15…通信インタフェース、21…CPU、22…バス、23…データメモリ、23a…防災情報記憶エリア、24…プログラムメモリ、24a…ユーザ認証プログラム、24b…位置情報送信プログラム、24c…防災情報提示プログラム、25…通信インタフェース、26…出力I/F、27…表示器、6…記憶媒体。
Claims (10)
- サーバ装置と携帯端末とが通信回線を介して接続され、前記サーバ装置が前記携帯端末に向けて防災情報を提供する防災情報提供システムであって、
前記サーバ装置は、
前記携帯端末から前記通信回線を介して防災情報取得位置を表す位置情報を受信する位置情報受信手段と、
複数の避難場所を記憶する避難場所記憶手段と、
前記位置情報をもとに近辺の少なくとも1つの避難場所を検索する避難場所検索手段と、
前記検索された避難場所を含む防災情報を前記携帯端末に前記通信回線を介して通知する防災情報通知手段と
を具備し、
前記携帯端末は、
前記位置情報を前記サーバ装置に向け送信する位置情報送信手段と、
前記サーバ装置から通知される防災情報を受信する防災情報受信手段と、
前記防災情報を記憶する防災情報記憶手段と、
前記記憶された防災情報を提示する防災情報提示手段と
を具備することを特徴とする防災情報提供システム。 - 防災情報取得位置を表す位置情報を受け付ける位置情報受付手段と、
複数の避難場所を記憶する避難場所記憶手段と、
前記位置情報をもとに近辺の少なくとも1つの避難場所を検索する避難場所検索手段と、
前記検索された避難場所を含む防災情報を作成する防災情報作成手段と、
前記防災情報を出力する防災情報出力手段と
を具備することを特徴とするサーバ装置。 - 携帯端末と通信回線を介して通信する通信手段を具備する場合に、
前記位置情報受付手段は、前記通信回線を介して前記携帯端末から前記位置情報を受信する手段を備え、
前記防災情報出力手段は、前記通信回線を介して前記携帯端末に向け前記防災情報を送信する手段を備えることを特徴とする請求項2記載のサーバ装置。 - 地図データを記憶する地図情報記憶手段と、
前記地図情報記憶手段から前記検索された避難場所を含む地図データを読み出す地図情報読出手段と
をさらに備え、
前記防災情報作成手段は、前記避難場所と地図データとを含む防災情報を作成することを特徴とする請求項2記載のサーバ装置。 - 危険区域データを記憶する危険区域記憶手段と、
前記危険区域記憶手段から前記読み出された地図データに含まれる危険区域データを読み出す危険区域読出手段と
をさらに備え、
前記防災情報作成手段は、前記避難場所と地図データと危険区域とを含む防災情報を作成することを特徴とする請求項4記載のサーバ装置。 - 安全区域データを記憶する安全区域記憶手段と、
前記安全区域記憶手段から前記読み出された地図データに含まれる安全区域データを読み出す安全区域読出手段と
をさらに備え、
前記防災情報作成手段は、前記避難場所と地図データと安全区域とを含む防災情報を作成することを特徴とする請求項4記載のサーバ装置。 - 前記携帯端末を使用するユーザを識別するユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
前記携帯端末から送信されるユーザ情報と前記ユーザ情報記憶手段に記憶されるユーザ情報とを照合することによりユーザを識別確認するユーザ認証手段と
をさらに備え、
前記防災情報出力手段は、前記ユーザ認証手段により識別確認された携帯端末にのみ前記防災情報を送信することを特徴とする請求項3記載のサーバ装置。 - 前記位置情報受付手段は、前記位置情報として郵便番号、固定電話の市外局番、前記携帯端末が通信する基地局の所在地のうち、少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項3記載のサーバ装置。
- 防災情報提供システムのサーバ装置から提供される地図データと避難場所とを含む防災情報を入力する入力手段と、
前記防災情報を記憶する防災情報記憶手段と、
前記記憶手段から防災情報を読み出し、前記地図データの表す地図上に避難場所を合成表示した防災地図を作成する防災地図作成手段と、
前記作成された防災地図を表示する防災地図表示手段と
を具備することを特徴とする携帯端末。 - 前記防災情報に、さらに危険区域データ、安全区域データの少なくともいずれか一方が含まれる場合に、
前記防災地図作成手段は、前記防災情報記憶手段に記憶される危険区域データ、安全区域データをもとに、前記防災地図上にさらに危険区域及び安全区域を合成表示することを特徴とする請求項9記載の携帯端末。
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