JP2001181152A - 毛髪洗浄組成物 - Google Patents

毛髪洗浄組成物

Info

Publication number
JP2001181152A
JP2001181152A JP36555199A JP36555199A JP2001181152A JP 2001181152 A JP2001181152 A JP 2001181152A JP 36555199 A JP36555199 A JP 36555199A JP 36555199 A JP36555199 A JP 36555199A JP 2001181152 A JP2001181152 A JP 2001181152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
rinsing
cleaning composition
anionic surfactant
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36555199A
Other languages
English (en)
Inventor
Masako Miyamae
雅子 宮前
Yuki Shitaya
由紀 下谷
Naoji Umezawa
直司 梅澤
Naoyoshi Sonoda
直由 園田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP36555199A priority Critical patent/JP2001181152A/ja
Publication of JP2001181152A publication Critical patent/JP2001181152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗髪時の泡立ちが良好であると共に、すすぎ
時の指通りがなめらかで、かつ、すすぎも早い毛髪洗浄
組成物を提供する。 【解決手段】 (A)下記一般式(I)で表されるアニ
オン界面活性剤と、(B)下記式〔1〕で表される単位
を含む高分子化合物と、(C)上記(A)以外のアニオ
ン界面活性剤とを含有することを特徴とする毛髪洗浄組
成物。 【化1】 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗髪時の泡立ちが
良好であると共に、すすぎ時の指通りがなめらかで、か
つ、すすぎも早い毛髪洗浄組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、毛髪洗浄組成物において、シャン
プーのすすぎ時の感触向上のために、アニオン界面活性
剤と、カチオン性高分子を含有せしめることは既に知ら
れている。しかしながら、これらの成分を配合したもの
は、仕上がり後に髪がごわつくことがあるという欠点が
ある。
【0003】これらの欠点を防止するために、アニオン
界面活性剤と、カチオン性高分子を配合した系に、シリ
コーンなどの油分を配合することが行われているが、こ
の方策では、泡立ち性が劣ってしまったり、すすぎ性が
悪くなるなどの課題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題等に鑑み、これを解消しようとするものであ
り、洗髪時の泡立ちが良好であると共に、すすぎ時の指
通りがなめらかで、かつ、すすぎも早い毛髪洗浄組成物
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
の課題等について鋭意検討した結果、特定のアニオン界
面活性剤と、特定の高分子、更に通常用いられるアニオ
ン界面活性剤の三成分を含有せしめることにより、これ
らの三成分の相互作用の結果として上記目的の毛髪洗浄
組成物が得られることを見い出すことにより、本発明を
完成するに至ったのである。すなわち、本発明の毛髪洗
浄組成物は、(A)下記一般式(I)で表されるアニオ
ン界面活性剤と、(B)下記式〔1〕で表される単位を
含む高分子化合物と、(C)上記(A)以外のアニオン
界面活性剤とを含有することを特徴とする。
【化3】
【化4】
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。本発明の毛髪洗浄組成物は、(A)下記
一般式(I)で表されるアニオン界面活性剤と、(B)
下記式〔1〕で表される単位を含む高分子化合物と、
(C)上記(A)以外のアニオン界面活性剤とを含有す
ることを特徴とするものである。
【化5】
【化6】
【0007】本発明に用いる(A)成分の上記一般式
(I)で表されるアニオン界面活性剤としては、例え
ば、各種のα−オレフィンスルホン酸塩(AOS塩)、
パラフィンスルホン酸塩などが挙げられ、これらの1種
を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができ
る。(A)成分のアニオン界面活性剤の配合量は、特に
限定されるものではないが、好ましくは、毛髪洗浄組成
物全量に対して、0.5〜50質量%(以下、単に
「%」という)、更に好ましくは、1〜30%である。
(A)成分の配合量が0.5%未満であると、泡立ち性
が不良となり、一方、50%を越えると、コンディショ
ニング効果がでにくくなったり、すすぎ時の早さに悪影
響を与えるため、上記0.5〜50%の範囲で配合した
ものが、泡立ち性、すすぎの早さにより優れるのことと
なるので望ましい。
【0008】本発明に用いる(B)成分の上記式〔1〕
で表される単位を含む高分子化合物は、上記式〔1〕で
表される単位を含むベタイン化ジルキルアミノアルキル
(メタ)アクリレートまたはジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリルアミドの両性重合体である。この高分
子化合物としては、例えば、N−メタクロイルエチル−
N−N−ジメチルアンモニウム−d−N−メチルカルボ
キシベタイン重合体、N−メタクロイルメチル−N−N
−ジメチルアンモニウム−d−N−メチルカルボキシベ
タイン重合体、N−メタクロイルプロピル−N−N−ジ
メチルアンモニウム−d−N−メチルカルボキシベタイ
ン重合体、N−メタクロイルブチル−N−N−ジメチル
アンモニウム−d−N−メチルカルボキシベタイン重合
体などが挙げられ、これらは1種を単独で又は2種以上
を組み合わせて用いることができる。(B)成分の高分
子化合物の配合量は、特に限定されるものではないが、
好ましくは、毛髪洗浄組成物全量に対して、0.01〜
20%、更に好ましくは、0.1〜5%である。(B)
成分の配合量が0.01%未満であると、すすぎ時の指
通りが良くなく、一方、20%を越えると、すすぎの早
さに悪影響を与えるため、上記0.5〜20%の範囲で
配合したものが、すすぎ時の指通り、すすぎの早さによ
り優れるのこととなるので望ましい。
【0009】本発明に用いる(C)成分の上記(A)成
分以外のアニオン界面活性剤としては、例えば、下記
〜で示すものが挙げられ、これらの1種を単独で又は
2種以上を組み合わせて用いることができる。 下記一般式(II)で示されるエーテル硫酸又はその塩
【化7】 〔式(II)中、R2は炭素数8〜22のアルキル基又は
炭素数5〜15のアルキル基を有するアルキルフェニル
基を表し、R3は炭素数2〜3のアルキレン基を表す。
また、M2は水素原子又はエーテル硫酸の中和に用いら
れる塩基に由来する陽イオンを表し、この陽イオンには
アルカリ金属イオンやアルカリ土類金属イオンの他、ア
ルキル置換アンモニウムイオンやヒドロキシアルキル置
換アンモニウムイオン等のアミン類及び塩基性アミノ酸
類によって形成される陽イオンが含まれる。pは0〜6
の整数である。〕 上記一般式(II)で示されるエーテル硫酸類としては、
具体的には、ポリオキシエチレン(P=3)ラウリルエ
ーテル硫酸塩、炭素数12〜13の脂肪族アルコールオ
キシエチレンエーテル硫酸塩等が挙げられ、これらはナ
トリウム塩、カリウム塩又はアルカノールアミン塩とな
っているものが好ましい。中でも、ポリオキシエチレン
(P=3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムが特に好ま
しい。
【0010】下記一般式(III)で示されるN−アシ
ルグルタミン酸又はその塩
【化8】 〔式(III)中、R4は炭素数9〜17のアルキル基若し
くはアルケニル基又はヒドロキシアルキル基を表し、M
3とM4とは同じであっても異なっていてもよいが、これ
らは水素原子又はN−アシルグルタミン酸の中和に用い
られる塩基に由来する陽イオンを表し、この陽イオンに
はアルカリ金属イオンやアルカリ土類金属イオンの他、
アルキル置換アンモニウムイオンやヒドロキシアルキル
置換アンモニウムイオン等の置換アンモニウムイオン等
のアミン類及び塩基性アミノ酸類によって形成される陽
イオンが含まれる。〕 上記一般式(III)で示されるN−アシルグルタミン酸
又はその塩としては、具体的には、N−ラウロイルグル
タミン酸、N−ミリストイルグルタミン酸、N−パルミ
トイルグルタミン酸等のN−アシルグルタミン酸又はそ
の混合物;或いは前記N−アシルグルタミン酸のモノエ
タノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノ
ールアミン塩、ナトリウム塩、カリウム塩などが挙げら
れる。
【0011】下記一般式(IV)で示されるN−アシル
−N−アルキルアミノ酸又はN−アシルアミノ酸及びそ
れらの塩
【化9】 〔式(IV)中、R5は炭素数9〜17のアルキル基若し
くはアルケニル基又はヒドロキシアルキル基を示し、R
6は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表してい
る。また、M5は水素原子又は上記一般式(IV)で示さ
れる化合物の中和に用いられる塩基に由来する陽イオン
を表し、この陽イオンにはアルカリ金属イオン、アルカ
リ土類金属イオン及びアンモニウムイオンの他、アルキ
ル置換アンモニウムイオンやヒドロキシアルキル置換ア
ンモニウムイオン等のアミン類及び塩基性アミノ酸類に
よって形成される陽イオンが含まれる。qは1又は2で
ある。〕 上記一般式(IV)で示される化合物としては、具体的に
は、N−ラウロイル−N−エチルグリシン、N−ラウロ
イル−N−イソプロピルグリシン、N−ラウロイルサル
コシン、N−パルミトイルサルコシン、N−ラウロイル
−N−メチル−β−アラニン、N−ラウロイル−N一エ
チル−β−アラニン、N−ミリストイル−β−アラニ
ン、N−パルミトイル−β−アラニン;前記化合物の混
合物;前記化合物のモノエタノールアミン塩、ジエタノ
ールアミン塩、トリエタノールアミン塩、ナトリウム
塩、カリウム塩;などが挙げられる。
【0012】下記一般式(V)で示されるアシルメチ
ルタウリン又はその塩
【化10】 〔式(V)中、R7は炭素数9〜17のアルキル基若し
くはアルケニル基又はヒドロキシアルキル基を示し、M
6は水素原子又はタウリンの中和に用いられる塩基に由
来する陽イオンを表し、この陽イオンにはアルカリ金属
イオン、アルカリ土類金属イオン及びアンモニウムイオ
ンの他、アルキル置換アンモニウムイオンやヒドロキシ
アルキル置換アンモニウムイオン等のアミン類及び塩基
性アミノ酸類によって形成される陽イオンが含まれ
る。〕 上記一般式(V)で示されるアシルメチルタウリン又は
その塩としては、具体的には、N−ココイルメチルタウ
リンナトリウム塩などが挙げられる。
【0013】下記一般式(VI)で示されるスルホコハ
ク酸型化合物
【化11】 〔式(VI)中、R8は下記式a又はbで示される置換基
を表し、M7とM8とは同じでも異なっていてもよいが、
これらは水素原子又は上記一般式(VI)で示される化合
物の中和に用いられる塩基に由来する陽イオンを表し、
この陽イオンにはアルカリ金属イオン、アルカリ土類金
属イオン及びアンモニウムイオンの他、アルキル置換ア
ンモニウムイオンやヒドロキシアルキル置換アンモニウ
ムイオン等のアミン類及び塩基性アミノ酸類によって形
成される陽イオンが含まれる。〕
【0014】
【化12】 〔上記置換基a中、R9は炭素数8〜22のアルキル基
若しくはアルケニル基又はヒドロキシアルキル基を表
し、R10は水素原子又はメチル基を表し、uは10〜2
0の整数である。〕
【化13】 〔上記置換基b中、R11は炭素数9〜17のアルキル基
若しくはアルケニル基又はヒドロキシアルキル基を表
し、R12は水素原子又はメチル基を表し、vは0〜20
の整数である。〕 上記一般式(VI)で示されるスルホコハク酸型化合物と
しては、具体的には、ポリオキシエチレンラウリルスル
ホコハク酸−2−ナトリウムなどが挙げられる。
【0015】下記一般式(VII)で示されるスルホコ
ハク酸型化合物
【化14】 上記式(VII)で示されるスルホコハク酸型化合物とし
ては、SO37の置換部位が異なっている以外は、上記
式(VI)で示される化合物と同じ構造の化合物が挙げら
れる。
【0016】下記一般式(VIII)で示されるアルキロ
イルアルキルタウリン型化合物
【化15】 〔式(VIII)中、R13は炭素数7〜19のアルキル基、
アルケニル基又はヒドロキシアルキル基、R14は炭素数
1〜3の低級アルキル基、M9はアルカリ金属、アルカ
リ土類金属又は有機アミン類をそれぞれ表す。〕 上記一般式(VIII)で示されるアルキロイルアルキルタ
ウリン型化合物としては、具体的には、N−ラウロイル
ーN−メチルタウリンナトリウムなどが挙げられる。
【0017】下記一般式(IX)で示されるエーテルカ
ルボン酸型化合物 R15O(CH2CH2O)mCOOM10 (IX) 〔式(IX)中、R15は炭素数10〜22のアルキル基又
はアルケニル基、mは2〜15の整数、M10はアルカリ
金属、アルカリ土類金属、アンモニウム又は有機アンモ
ニウムをそれぞれ表す。〕 上記一般式(IX)で示されるエーテルカルボン酸型化合
物としては、具体的には、ポリオキシエチレン(P=
3)ラウリルエーテル酢酸ナトリウムなどが挙げられ
る。
【0018】上記(C)成分の一般式(I)以外のアニ
オン性界面活性剤の配合量は、特に限定されるものでな
いが、好ましくは、毛髪洗浄組成物全量に対して、0.
5〜50%、更に好ましくは、1〜30%である。 (C)成分の配合量が0.5〜50%の範囲以外の場
合、コンディショニング効果がでにくくなって、すすぎ
時の指通りに悪影響を与えることとなり、好ましくな
く、上記0.5〜50%とすることにより、すすぎ時の
指通りの良さにより優れることとなる。
【0019】本発明の毛髪洗浄組成物において、上記
(A)成分の一般式(I)で表されるアニオン界面活性
剤と、上記(B)成分の高分子化合物と、上記(C)成
分の(A)成分以外のアニオン界面活性剤とは、上記夫
々の配合量の範囲で配合することが好ましいが、更に、
夫々の配合比を、質量比で(A):(B):(C)が
1:1:1〜300:1:300とすることが望まし
い。この配合比とすることにより、更に洗髪時の泡立ち
が良好であると共に、すすぎ時の指通りがなめらかで、
かつ、すすぎも早い毛髪洗浄組成物が得られるものとな
る。また、本発明の毛髪洗浄組成物には、上記(A)〜
(C)成分の他に、毛髪洗浄組成物に通常用いられる配
合剤、例えば、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面
活性剤、油分、アルコール類、保湿剤、増粘剤、防腐
剤、酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、香料、色
素、紫外線吸収・散乱剤、ビタミン類、アミノ酸類、水
(イオン交換水、精製水)などを配合することができ
る。なお、任意成分は上記のものに限定されるものでは
ない。
【0020】本発明の洗浄剤組成物のpHは、特に限定
されるものではないが、すすぎ時の指通りや使用性の点
から、pH5〜7とすることが好ましい。また、本発明
の毛髪洗浄組成物の性状は、特に限定されるのもではな
く、例えば、液体、ペースト、固体など、または、ジェ
ル状などが挙げられる。更に、本発明の洗浄剤組成物
は、通常の容器に収容することができ、例えば、ポンプ
容器、チューブ、フォーマー容器などに収容することが
できる。フォーマー容器を使用する場合は、該洗浄剤組
成物の粘度は5℃において、100mPa・s以下に、更
に好ましくは、50mPa・s以下に調製することが、泡
形成性の点から好ましい。また、フォーマー容器は、ポ
ンプ式でも、スクイーズ式でも特に限定されないが、内
容物を通過させて泡を形成させる多孔質体では100メ
ッシュ以上、好ましくは200メッシュがよく、その枚
数も2枚以上が泡形成性の点から好ましい。また、本発
明の毛髪洗浄組成物を調製する装置としては、剪断力と
全体混合できる複数の攪拌羽根、例えば、プロペラ、タ
ービン、ディスパーなどを備えた攪拌装置が望ましく、
特に好ましくは、アジホモミキサー、逆流ミキサー、ハ
イブロッドミキサーなどが望ましい。
【0021】上記任意成分において、香料としては、例
えば、脂肪族炭化水素、テルペン炭化水素、芳香族炭化
水素等の炭化水素類、脂肪族アルコール、テルペンアル
コール、芳香族アルコール等のアルコール類、脂肪族エ
ーテル、芳香族エーテル等のエーテル類、脂肪族オキサ
イド、テルペン類のオキサイド等のオキサイド類、脂肪
族アルデヒド、テルペン系アルデヒド、脂肪族環状アル
デヒド、チオアルデヒド、芳香族アルデヒド等のアルデ
ヒド類、脂肪族ケトン、テルペンケトン、脂肪族環状ケ
トン、非ベンゼン系芳香族ケトン、芳香族ケトン等のケ
トン類、アセタール類、ケタール類、フェノール類、フ
ェノールエーテル類、脂肪酸、テルペン系カルボン酸、
脂肪族環状カルボン酸、芳香族カルボン酸等の酸類、酸
アマイド類、脂肪族ラクトン、大環状ラクトン、テルペ
ン系ラクトン、脂肪族環状ラクトン、芳香族ラクトン等
のラクトン類、脂肪族エステル、フラン系カルボン酸エ
ステル、脂肪族環状カルボン酸エステル、シクロヘキシ
ルカルボン酸エステル、テルペン系カルボン酸エステ
ル、芳香族カルボン酸エステル等のエステル類、ニトロ
ムスク類、ニトリル、アミン、ピリジン類、キノリン
類、ピロール、インドール等の含窒素化合物等々の合成
香料及び動物、植物からの天然香料、天然香料及び/又
は合成香料を含む調合香料の1種又は、2種以上を混合
し使用することができる。
【0022】合成香料としては、1996年化学工業日
報社刊印藤元一著「合成香料 化学と商品知識」、19
69年MONTCLAIR,N.J.刊ステファン・ア
ークタンダー(STEFFEN ARCTANDER)
著「パヒューム アンド フレーバー ケミカルズ(P
erfume and Flavor Chemica
ls)」等に記載の香料が使用できる。天然香料として
は、「香りの百科」日本香料協会編に記載の香料が使用
できる。主な香料名を具体的に挙げると、アルデヒドC
6〜C12、アニスアルデヒド、アセタールR、アセトフ
ェノン、アセチルセドレン、アドキサール、アリルアミ
ルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネー
ト、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマスコ
ン、アンブロキサン、アミルシンナミックアルデヒド、
アミルシンナミックアルデヒドジメチルアセタール、ア
ミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソアミル
アセテート、イソアミルサリシレート、オウランチオー
ル、アセチルオイゲノール、バクダノール、ベンジルア
セテート、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレー
ト、ベルガミールアセテート、ボルニルアセテート、ブ
チルブチレート、p−t−ブチルシクロヘキサノール、
p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート、o−t−ブ
チルシクロヘキサノール、o−t−ブチルシクロヘキシ
ルアセテート、ベンズアルデヒド、ベンジルフォーメー
ト、カリオフィレン、カシュメラン、カルボン、セドロ
アンバー、セドリルアセテート、セドロール、セレスト
リッド、シンナミックアルコール、シンナミックアルデ
ヒド、シスジャスモン、シトラール、シトラールジメチ
ルアセタール、シトラサール、シトロネラール、シトロ
ネロール、シトロネリルアセテート、シトロネリルフォ
ーメート、シトロネリルニトリル、シクラセット、シク
ラメンアルデヒド、シクラプロップ、キャロン、クマリ
ン、シンナミルアセテート、δ−C6〜C13ラクトン、
ジメチルベンジルカービノール、ジヒドロジャスモン、
ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、ジメトー
ル、ジミルセトール、ジフェニルオキサイド、エチルワ
ニリン、オイゲノール、フルイテート、フェンチルアル
コール、フェニルエチルフェニルアセテート、ガラクソ
リド、γ−C6〜C13ラクトン、α−ピネン、β−ピネ
ン、リモネン、ミルセン、β−カリオフィレン、ゲラニ
オール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフォーメート、
ゲラニルニトリル、ヘディオン、ヘリオナール、ヘリオ
トロピン、cis−3−ヘキセノール、cis−3−ヘ
キセニールアセテート、cis−3−ヘキセニールサリ
シレート、ヘキシルシンナミックアルデヒド、ヘキシル
サリシレート、ヒヤシンスジメチルアセタール、ハイド
ロトロピックアルコール、ヒドロキシシトロネラール、
インドール、イオノン、イソボルニルアセテート、イソ
シクロシトラール、イソEスーパー、イソオイゲノー
ル、イソノニルアセテート、イソブチルキノリン、ジャ
スマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィラン、コア
ボン、リグストラール、リリアール、ライムオキサイ
ド、リナロール、リナロールオキサイド、リナリルアセ
テート、リラール、マンザネート、マイヨール、メンサ
ニールアセテート、メンソネート、メチルアンスラニレ
ート、メチルオイゲノール、メントール、α−メチルイ
オノン、β−メチルイオノン、γ−メチルイオノン、メ
チルイソオイゲノール、メチルラベンダーケトン、メチ
ルサリシレート、ミューゲアルデヒド、ムゴール、ムス
クTM−II、ムスク781、ムスクC14、ムスコン、シ
ベトン、シクロペンタデカノン、シクロヘキサデセノ
ン、シクロペンタデカノリド、アンブレッドリド、シク
ロヘキサデカノリド、10−オキサヘキサデカノリド、
11−オキサヘキサデカノリド、12−オキサヘキサデ
カノリド、エチレンブラシレート、エチレンドデカンジ
オエート、オキサヘキサデセン−2−オン、14−メチ
ル−ヘキサデセノリド、14−メチル−ヘキサデカノリ
ド、ムスクケトン、ムスクチベチン、ノピルアルコー
ル、ノピルアセテート、ネリルアセテート、ネロール、
メチルフェニルアセテート、ミラックアルデヒド、ネオ
ベルガメート、オークモスNo.1、オリボン、オキシ
フェニロン、p−クレジールメチルエーテル、ペンタリ
ッド、フェニルエチルアルコール、フェニルエチルアセ
テート、ルバフラン、ダマセノン、ラズベリーケトン、
ジメチルベンジルカービニルアセテート、ジャスマサイ
クレン、メチルナフチルケトン、ローズフェノン、ロー
ズオキサイド、サンダロア、サンデラ、サンタレック
ス、スチラリールアセテート、スチラリールプロピオネ
ート、ターピネオール、ターピニルアセテート、テトラ
ヒドロリナロール、テトラヒドロリナリルアセテート、
テトラヒドロゲラニオール、テトラヒドロゲラニルアセ
テート、トナリッド、トラセオライド、トリプラール、
チモール、ワニリン、ベルドックス、ヤラヤラ、アニス
油、ベイ油、ボアドローズ油、カナンガ油、カルダモン
油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ油、マンダリ
ン油、タンジェリン油、バジル油、ナツメグ油、シトロ
ネラ油、クローブ油、コリアンダー油、エレミ油、ユー
カリ油、フェンネル油、ガルバナム油、ゼラニウム油、
ヒバ油、桧油、ジャスミン油、ラバンジン油、ラベンダ
ー油tA、レモン油、レモングラス油、ライム油、ネロリ
油、オークモス油、オコチア油、パチュリ油、ペパーミ
ント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン油、ローズ
油、ローズマリー油、樟脳油、芳油、クラリーセージ
油、サンダルウッド油、スペアミント油、スパイクラベ
ンダー油、スターアニス油、タイム油、トンカ豆チン
キ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、ベチバー油、イラン
イラン油、グレープフルーツ油、ゆず油、ベンゾイン、
ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベローズ油、ア
ブソリュートオークモス、ファーバルサム、ムスクチン
キ、カストリウムチンキ、シベットチンキ、アンバーグ
リスチンキ等である。また、香料の溶剤又は保留剤とし
てジエチルフタレート、ジプロピレングリコール、ベン
ジルベンゾエート、イソプロピルミリステート、ハーコ
リン、イソペンタン、オレンジテルペン等を使用するこ
とができる。
【0023】このように構成される本発明の毛髪洗浄組
成物では、上記(A)成分の一般式(I)で表されるア
ニオン界面活性剤と、上記(B)成分の両性高分子と、
上記(C)成分の(A)成分以外のアニオン界面活性剤
とを含有することにより、すなわち、優れた機能を有す
る各種のアニオン界面活性剤において、上記一般式
(I)で表されるアニオン界面活性剤と、この成分以外
のアニオン界面活性剤とを必須成分とし、かつ、これら
の成分に両性高分子を含有せしめることにより、初め
て、洗髪時の泡立ちが良好であると共に、すすぎ時の指
通りがなめらかで、かつ、すすぎも早いものとなるもの
であり、上記(A)成分〜(C)成分のいずれか1つ以
上が含有されない場合は本発明の目的の効果を達成でき
るものではない(これらの点については、更に後述する
実施例等で説明する)。本発明の毛髪洗浄組成物は、特
に、ヘアシャンプー、リンスインシャンプーなどに調製
して好適に使用することができる。
【0024】
【実施例】次に、実施例及び比較例により、本発明を具
体的に説明するが、本発明は、下記実施例に限定される
ものではない。なお、表1及び2中の配合単位は、「質
量%」である。また、実施例及び比較例に使用した香料
は下記表1の配合組成のものを用いた。
【0025】(香料配合組成)
【表1】
【0026】〔実施例1〜10、比較例1〜9〕下記表
2に示す組成の毛髪洗浄組成物を調製した。なお、上記
実施例1〜10、比較例1〜9に示す組成の毛髪洗浄組
成物は、それぞれクエン酸により、pH6.0に調製さ
れたものである。得られた各毛髪洗浄組成物について、
泡立ち性、すすぎ時の指通り、すすぎの早さ、仕上がり
後のごわつきのなさについて、下記の評価方法にて評価
を行った。これらの結果を下記表1に示す。
【0027】(洗髪時の泡立ち性の評価方法)専門パネ
ラー20人が各毛髪洗浄組成物で洗髪し、洗髪時の泡立
ち性を下記基準にて評価した。 評価基準: ◎:非常に泡立ちがよい ○:泡立ちがややよい △:泡立ちがやや悪い ×:泡立ちが悪い
【0028】(すすぎ時の指通りの評価方法)専門パネ
ラー20人が各毛髪洗浄組成物で洗髪し、すすぎ時の指
通りを下記基準にて評価した。評価基準: ◎:非常に指通りがよい ○:やや指通りがよい △:やや指通りが悪い ×:指通りが悪い
【0029】(すすぎの早さの評価方法)専門パネラー
20人が各毛髪洗浄組成物で洗髪し、すすぎの早さを下
記基準にて評価した。 評価基準: ◎:すすぎが非常に早い ○:すすぎがやや早い △:すすぎがやや遅い ×:すすぎが遅い
【0030】(仕上がり後のごわつきのなさの評価方
法)専門パネラー20人が各毛髪洗浄組成物で洗髪し、
仕上がり後のごわつきのなさを下記基準にて評価した。 評価基準: ◎:ごわつきが全くない ○:ごわつきがない △:ごわつきがややある ×:ごわつきがある
【0031】
【表2】
【0032】上記表2の結果から明らかなように、本発
明範囲、すなわち、(A)成分の一般式(I)で表され
るアニオン界面活性剤、(B)成分の高分子化合物、
(C)成分の一般式(I)で表されるアニオン界面活性
剤以外のアニオン界面活性剤を含有する実施例1〜10
は、洗髪時の泡立ちが良好であると共に、すすぎ時の指
通りがなめらかで、かつ、すすぎも早く、また、仕上が
り後のごわつきもないという優れた毛髪洗浄組成物とな
ることが判明した。これに対し、本発明の範囲外となる
比較例1〜9を見ると、(A)〜(C)成分において、
(A)成分の一般式(I)で表されるアニオン界面活性
剤及び(B)成分の高分子化合物を含有しない比較例1
〜4、(B)成分の高分子化合物を含有しない比較例5
及び7、(B)成分の高分子化合物及び(C)成分の一
般式(I)で表されるアニオン界面活性剤以外のアニオ
ン界面活性剤を含有しない比較例6では、洗髪時の泡立
ち性、すすぎ時の指通りがなめらかさ、すすぎの早さ、
並びに、仕上がり後のごわつきのなさの全てを満足でき
ないことが判った。従って、(A)成分の一般式(I)
で表されるアニオン界面活性剤、(B)成分の高分子化
合物、(C)成分の一般式(I)以外のアニオン界面活
性剤を含有する毛髪洗浄組成物とすることにより、初め
て洗髪時の泡立ちが良好であると共に、すすぎ時の指通
りがなめらかで、かつ、すすぎも早く、また、仕上がり
後のごわつきもないという優れたものとなり、当該
(A)成分〜(C)成分のいずれか1つ以上を含有しな
い毛髪洗浄組成物では、洗髪時の泡立ち、すすぎ時の指
通り、すすぎの早さ及び仕上がり後のごわつきのなさの
全てを満足することができないことが判明した。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、洗髪時の泡立ちが良好
であると共に、すすぎ時の指通りがなめらかで、かつ、
すすぎも早く、また、仕上がり後のごわつきもないとい
う優れた毛髪洗浄組成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅澤 直司 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 園田 直由 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AA112 AC122 AC302 AC312 AC392 AC432 AC622 AC662 AC712 AC782 AC792 AD092 AD131 AD132 AD432 BB01 BB05 CC38 DD23 EE06

Claims (1)

    【特許請求の範囲 】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(I)で表されるアニ
    オン界面活性剤と、(B)下記式〔1〕で表される単位
    を含む高分子化合物と、(C)上記(A)以外のアニオ
    ン界面活性剤とを含有することを特徴とする毛髪洗浄組
    成物。 【化1】 【化2】
JP36555199A 1999-12-22 1999-12-22 毛髪洗浄組成物 Pending JP2001181152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36555199A JP2001181152A (ja) 1999-12-22 1999-12-22 毛髪洗浄組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36555199A JP2001181152A (ja) 1999-12-22 1999-12-22 毛髪洗浄組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001181152A true JP2001181152A (ja) 2001-07-03

Family

ID=18484543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36555199A Pending JP2001181152A (ja) 1999-12-22 1999-12-22 毛髪洗浄組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001181152A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017537136A (ja) * 2014-12-12 2017-12-14 ロレアル 直鎖状アルファ−オレフィンスルホン酸塩、アニオン性界面活性剤並びに非イオン性及び/又は両性界面活性剤を含有する化粧用組成物、並びに美容トリートメント方法
JP2017538707A (ja) * 2014-12-12 2017-12-28 ロレアル 直鎖状オレフィンスルホン酸塩、非オキシアルキル化アニオン性界面活性剤並びに非イオン性及び/又は両性界面活性剤を含有する化粧用組成物、並びに美容トリートメント方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017537136A (ja) * 2014-12-12 2017-12-14 ロレアル 直鎖状アルファ−オレフィンスルホン酸塩、アニオン性界面活性剤並びに非イオン性及び/又は両性界面活性剤を含有する化粧用組成物、並びに美容トリートメント方法
JP2017538707A (ja) * 2014-12-12 2017-12-28 ロレアル 直鎖状オレフィンスルホン酸塩、非オキシアルキル化アニオン性界面活性剤並びに非イオン性及び/又は両性界面活性剤を含有する化粧用組成物、並びに美容トリートメント方法
US10912728B2 (en) 2014-12-12 2021-02-09 L'oreal Cosmetic composition containing linear alpha-olefin sulfonates, anionic surfactants, and non-ionic and/or amphoteric surfactants, and cosmetic treatment method
EP3256100B1 (fr) 2014-12-12 2022-06-29 L'Oréal Composition cosmetique comprenant des olefine sulfonates lineaires et des tensioactifs anioniques non oxyalkylenes
JP7138436B2 (ja) 2014-12-12 2022-09-16 ロレアル 直鎖状オレフィンスルホン酸塩、非オキシアルキル化アニオン性界面活性剤並びに非イオン性及び/又は両性界面活性剤を含有する化粧用組成物、並びに美容トリートメント方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005187359A (ja) ノンエアゾール型泡吐出容器用毛髪洗浄組成物
JP2004307463A (ja) シャンプー組成物
TWI338580B (en) Hair detergent compositions
JP2004292390A (ja) 毛髪洗浄剤組成物
JP4679893B2 (ja) グリーンノートを有する香料を含有する化粧料
JP2002317192A (ja) 香料組成物
JP2003105382A (ja) 洗浄剤組成物
JP4426834B2 (ja) 液体洗浄剤組成物
WO1998041185A1 (fr) Composition a appliquer sur les cheveux ou sur la peau
JP2001181152A (ja) 毛髪洗浄組成物
JP2011012016A (ja) 化粧料賦香用キット
JP2001181153A (ja) 毛髪洗浄組成物
JP7011455B2 (ja) 酢酸臭抑制剤およびそれを含有する酢酸洗浄剤組成物
JP2003095888A (ja) 毛髪洗浄剤組成物及びその製造方法
JP2010209004A (ja) 洗浄料組成物
JP2001172697A (ja) 液体洗浄剤組成物
JP2000192079A (ja) 洗浄剤組成物
JP7289492B2 (ja) 油性液状皮膚洗浄剤組成物
JP2000336019A (ja) シャンプー組成物
JP2001172668A (ja) 洗浄剤組成物
JP2004059560A (ja) シャンプー組成物
JP2001181151A (ja) 毛髪洗浄組成物
JP2003292995A (ja) 洗浄剤組成物
JP5283971B2 (ja) 水性洗浄剤組成物
US20150306020A1 (en) Oil-continuous liquid crystalline phase formulation and use of the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040405

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060508

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071211