JP2001180393A - アーチモールの取付構造 - Google Patents

アーチモールの取付構造

Info

Publication number
JP2001180393A
JP2001180393A JP36679899A JP36679899A JP2001180393A JP 2001180393 A JP2001180393 A JP 2001180393A JP 36679899 A JP36679899 A JP 36679899A JP 36679899 A JP36679899 A JP 36679899A JP 2001180393 A JP2001180393 A JP 2001180393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fender panel
arch molding
arch
molding
side edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36679899A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Fujii
辰彦 藤井
Masao Kobori
昌雄 小堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP36679899A priority Critical patent/JP2001180393A/ja
Publication of JP2001180393A publication Critical patent/JP2001180393A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェンダーパネルの剛性を高めると共に、フ
ェンダーパネルとアーチモールとの隙間から泥水が浸入
するのを防止して、車体の外観品質を向上させるアーチ
モールの取付構造を提供する。 【解決手段】 フェンダーパネル2の側縁に該フェンダ
ーパネル2の外板面2bより車体の内側に第一の段差部
7を沿設すると共に、第一の段差部7の側縁に該第一の
段差部7より車体の内側に第二の段差部8を形成し、ア
ーチモール3の側縁に車体の内側にむけて形成した立上
部10の先端を第一の段差部7に当接することで、フェ
ンダーパネル2にアーチモール3を取付けするよう構成
した。このように構成することで、フェンダーパネル2
の剛性を高めることができると共に、フェンダーパネル
2とアーチモール3との隙間から泥水が浸入するのを防
止して、車体の外観品質を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪自動車のホイ
ールアーチに取付けられるアーチモールの取付構造に関
するもので、特に、アーチモールをフェンダーパネルに
取付けるための取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に装備されるバンパーには合成樹
脂で一体成形されたものがあり、このようなバンパーで
は、端部を車体に沿うように延長することでバンパーサ
イドを形成し、該バンパーサイドとフェンダーパネルの
側縁にわたりホイールアーチを形成し、このホイールア
ーチ部にアーチモールを取付けた構造のものが従来から
知られている。このアーチモールは、図3に示すよう
に、特に、装飾のためにホイールアーチに装備され、高
い外観品質が要求されるパーツの1つである。そして、
アーチモール21は、図3および図4に示すように、フ
ェンダーパネル22の側縁に該フェンダーパネル22の
外板面22aより車体の内側に位置した段差部23を沿
設すると共に該段差部23の側縁に車体の内側に延出し
たフランジ部24を沿設し、かつ、段差部23の所定の
位置に複数のアーチモール取付孔25を形成して、アー
チモール21に形成されたクリップ係合部21aにあら
かじめ取付けられたクリップ26をアーチモール取付孔
25に挿通すると共にフランジ部24とアーチモール2
1の底面部21bとでフェンダーライニング27を挟持
した状態で、取付けられていた。また、図3および図5
に示すように、フランジ部24の所定の位置に複数のア
ーチモール取付孔30を形成し、アーチモール21の底
面部21b、フェンダーライニング27およびフランジ
部24をクリップ29により共締めしているが、この箇
所ではアーチモール21の側面をフェンダーパネル22
の段差部23に固定するクリップ26が設けられていな
い為、アーチモール21と段差部23との隙間が生じや
すい。この問題の対策として、先端を段差部23に向け
て略逆L状に形成したリブ28をアーチモール21の側
面内側に設けて、該リブ28の先端を段差部23に当接
するアーチモール21の取付構造がある。
【0003】しかしながら、従来のアーチモール21の
取付構造では、図5に示すように、リブ28を設けた箇
所以外のところは、フェンダーパネル22とアーチモー
ル21との隙間が発生し、この隙間から泥水が侵入した
り、また、アーチモール21とフェンダーライニング2
7との間から侵入した泥水がフェンダーパネル22とア
ーチモール21との隙間から排出されることにより、フ
ェンダーパネル22およびアーチモール21に水垢が滞
留してしまうといった問題があった。また、図5に示す
ように、リブ28の設けられていない位置でのフェンダ
ーパネル22とアーチモール21との隙間によりアーチ
モール21の外側面の面位置が不均一となりやすかっ
た。さらに、段差部23の成形深さが深い(15mm程
度)ために、フェンダーパネル22の外板面22aの板
材が段差部23に引っ張られヒケ(図5中のD参照)が
生じやすかった。また、アーチモール21のリブ28が
形成された部分の外観にリブ28によるヒケを生じて、
車体の外観品質を損ねてしまうといった問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
事情に鑑みてなされたもので、フェンダーパネルの剛性
を高めると共に、フェンダーパネルとアーチモールとの
隙間および段差を均一にし、フェンダーパネルおよびア
ーチモールのヒケを防止して、かつ、フェンダーパネル
とアーチモールとの間から泥水が浸入および排出しない
ようにすることで、車体の外観品質を向上させるアーチ
モールの取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ホイールア
ーチの側縁にアーチモールを取付けるようにしたアーチ
モールの取付構造において、アーチモールの内側に位置
するフェンダーパネルの側縁に所定の幅で形成され、ホ
イールアーチに沿うようにしてフェンダーパネルの外板
面より車体の内側に位置する第一の段差部と、第一の段
差部の側縁に所定の幅で形成され、第一の段差部の側面
より車体の内側に位置する第二の段差部を具備して、第
一の段差部と第二の段差部を覆うようにアーチモールを
取付けることを特徴とする。
【0006】このように構成することで、フェンダーパ
ネルに第一の段差部と第二の段差部とを形成してフェン
ダーパネルの断面係数を増大させることにより、フェン
ダーパネルの剛性を高めることができる。また、段差部
を二段に分けることで、各段差部の成形深さを浅くする
ことができ、フェンダーパネルの外板面のヒケを防止で
きる。
【0007】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、アーチモールの側縁に車体の内側に向けて立上げる
よう形成した立上部を沿設して、該立上部の先端を第一
の段差部に当接したことを特徴とする。
【0008】このように構成することで、立上部を第一
の段差部に当接して、フェンダーパネルとアーチモール
との間に泥水が浸入および排出されるような隙間をなく
すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態のアーチモ
ールの取付構造を図1および図2に基づいて説明する。
本実施の形態のアーチモールは、図2に示すように、バ
ンパーサイド1からフェンダーパネル2にかけて形成さ
れたホイールアーチに設けられ、フェンダーパネル2の
側縁には、図1に示すように、フェンダーパネル2に形
成された取付孔2aにアーチモール3とフェンダーライ
ニング4とを貫通するクリップ5を係合して、アーチモ
ール3をフェンダーパネル2に取付ける構造になってい
る。なお、バンパーサイド1には、バンパーサイド1に
形成された取付孔(図示せず)にアーチモール3とフェ
ンダーライニング4とを貫通するクリップ6(図2参
照)を係合して、アーチモール3をバンパーサイドに固
定する構造になっている。
【0010】次に、本実施の形態のフェンダーパネル2
の構造について説明する。本実施の形態のフェンダーパ
ネル2は、図1に示すように、外板面2bの側縁に、該
外板面2bより車体の内側に所定の幅を有した第一の段
差部7を形成すると共に、第一の段差部7の側縁に、該
第一の段差部7より車体の内側に所定の幅を有した第二
の段差部8を形成して、かつ、第二の段差部8の側縁
に、車体の内側に延出するフランジ部9を具備してい
る。また、フェンダーパネル2は、図1に示すように、
前述したクリップ5を係合する取付孔2aをフランジ部
9に複数備えている。なお、第一の段差部7、第二の段
差部8およびフランジ部9は、フェンダーパネル2をプ
レス成形する際に、フェンダーパネル2の側縁(図2中
のHの範囲)に一体成形することで全体が略円弧状に形
成されている。
【0011】次に、本実施の形態のアーチモール3の構
造について説明する。本実施の形態のアーチモール3
は、図2に示すように、車体のホイールアーチに沿って
略円弧状に形成されており、合成樹脂等で一体成形する
ことで形成されている。また、アーチモール3は、図1
に示すように、側面部3aと底面部3bとを断面が略L
状となるように形成して、側面部3aの側縁には車体の
内側に向けて立上げるよう形成した立上部10が沿設さ
れている。なお、アーチモール3の底面部3bには、前
述したクリップ5を挿通するためのクリップ挿通孔3c
がフェンダーパネル2の取付孔2aに整合して形成され
ている。また、図1に示すように、フェンダーライニン
グ4にも、クリップ5を挿通するためのクリップ挿通孔
4aがフェンダーパネル2の取付孔2aに整合して形成
されている。
【0012】なお、本実施の形態のアーチモール3の取
付構造を、図2に示すように、サイドパネル13からリ
アバンパーサイド14にかけて架設するアーチモール3
をサイドパネル13に固定する場合に用いてもよい。
【0013】このような構成において、本実施の形態の
アーチモール3の取付構造の作用を説明する。図1に示
すように、本実施の形態のアーチモール3の取付構造で
は、アーチモール3をフェンダーパネル2に装着するこ
とで、図1に示すように、図2中のHの範囲で、フェン
ダーパネル2に形成された第一の段差部7の側面にアー
チモール3の立上部10の先端が当接されることとな
る。
【0014】したがって、本実施の形態のアーチモール
3の取付構造では、フェンダーパネル2の側縁に第一の
段差部7を形成して、さらに、該第一の段差部7の側縁
に第二の段差部8を形成したので、フェンダーパネル2
の断面係数が改善されて剛性が増大されることにより、
フェンダーパネル2とアーチモール3との隙間11およ
び段差12(共に図1参照)が均一となり、車体の外観
品質を向上することができる。また、フェンダーパネル
2を第一の段差部7と第二の段差部8の二段階の深さで
成形したことにより、フェンダーパネル2の外板面2b
にヒケ(図5中のD参照)が生じるのを防止して、フェ
ンダーパネル2の外観品質を高めることができる。さら
に、フェンダーパネル2の第一の段差部7にアーチモー
ル3の立上部10を図2中のHの範囲の全域にわたり当
接することが可能となり、図5に示すような従来のアー
チモール21に形成されていたリブ28が不要となるの
で、アーチモール3にヒケを生じて外観品質を損ねるよ
うなことを防止できる。さらに、フェンダーパネル2の
第一の段差部7にアーチモール3の立上部10を図2中
のHの範囲の全域にわたり当接させたので、フェンダー
パネル2とアーチモール3との隙間11からの泥水の浸
入、また、アーチモールの内側に入り込んでしまった泥
水が隙間11から排出されるのを阻止することができ、
フェンダーパネル2とアーチモール3との隙間11から
泥水が流れ落ち、車体の外観を損ねてしまうようなこと
がない。
【0015】
【発明の効果】本発明のうち請求項1に記載の発明によ
れば、フェンダーパネルの側縁に第一の段差部を形成し
て、さらに、該第一の段差部の側縁に第二の段差部を形
成したので、フェンダーパネルの断面係数が改善されて
剛性が増大されることにより、フェンダーパネルとアー
チモールとの隙間および段差が均一となり、車体の外観
品質を向上することができる。また、フェンダーパネル
を第一の段差部と第二の段差部の二段階の深さで成形し
たことにより、フェンダーパネルの外板面にヒケが生じ
るのを防止して、フェンダーパネルの外観品質を高める
ことができる。
【0016】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
によれば、フェンダーパネルの第一の段差部にアーチモ
ールの立上部を当接したので、フェンダーとアーチモー
ルとの隙間からの泥水の浸入、また、アーチモールの内
側に入り込んでしまった泥水が隙間から排出されるのを
阻止することができ、フェンダーパネルとアーチモール
との隙間から泥水が流れ落ちて車体の外観を損ねてしま
うことを防止することができる。また、従来のアーチモ
ールに形成されていたリブが不要となるので、アーチモ
ールにヒケを生じて外観品質を損ねるようなことを防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のアーチモールの取付構造の説明
図で、図2のA−Aにおける断面図である。
【図2】本実施の形態のアーチモールの取付構造の説明
図で、車体におけるアーチモールの取付位置を示した図
である。
【図3】従来のアーチモールの取付構造の説明図で、車
体におけるアーチモールの取付位置を示した図である。
【図4】従来のアーチモールの取付構造の説明図で、図
3のB−Bにおける断面図である。
【図5】従来のアーチモールの取付構造の説明図で、図
3のC−Cにおける断面図である。
【符号の説明】
1 バンパーサイド 2 フェンダーパネル 2b 外板面(フェンダーパネル) 3 アーチモール 3b 底面部(アーチモール) 7 第一の段差部 8 第二の段差部 9 フランジ部 10 立上部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D003 AA00 AA07 BB01 CA55 CA62 DA14 3D023 AA01 AB03 AC04 AC05 AD25 AD31 AD32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイールアーチの側縁にアーチモールを
    取付けるようにしたアーチモールの取付構造において、 前記アーチモールの内側に位置するフェンダーパネルの
    側縁に所定の幅で形成され、前記ホイールアーチに沿う
    ようにして前記フェンダーパネルの外板面より車体の内
    側に位置する第一の段差部と、前記第一の段差部の側縁
    に所定の幅で形成され、前記第一の段差部の側面より車
    体の内側に位置する第二の段差部を具備して、 前記第一の段差部と第二の段差部を覆うようにアーチモ
    ールを取付けることを特徴とするアーチモールの取付構
    造。
  2. 【請求項2】 前記アーチモールの側縁に車体の内側に
    向けて立上げるよう形成した立上部を沿設して、該立上
    部の先端を前記第一の段差部に当接したことを特徴とす
    る請求項1に記載のアーチモールの取付構造。
JP36679899A 1999-12-24 1999-12-24 アーチモールの取付構造 Pending JP2001180393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36679899A JP2001180393A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 アーチモールの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36679899A JP2001180393A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 アーチモールの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001180393A true JP2001180393A (ja) 2001-07-03

Family

ID=18487710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36679899A Pending JP2001180393A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 アーチモールの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001180393A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016078725A (ja) * 2014-10-20 2016-05-16 トヨタ自動車株式会社 アーチモール構造
JP2016094098A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 三菱自動車工業株式会社 フロントオーバーフェンダーの取付構造及び取付方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016078725A (ja) * 2014-10-20 2016-05-16 トヨタ自動車株式会社 アーチモール構造
JP2016094098A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 三菱自動車工業株式会社 フロントオーバーフェンダーの取付構造及び取付方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3920257B2 (ja) サイドシルガーニッシュの取付構造
US6874842B2 (en) Air deflector for attachment to a lower surface of a vehicle and method for producing the same
JP4029716B2 (ja) フロントフェンダ取付構造
JP2003191869A (ja) スプラッシュガードの構造
JP2001180393A (ja) アーチモールの取付構造
JP3619064B2 (ja) 自動車のフェンダ部構造
JP2007076617A (ja) 車体側部構造
JP3148111B2 (ja) 自動車のマッドガード
KR100716354B1 (ko) 자동차의 프론트 범퍼커버의 마운팅 구조
JP3213805B2 (ja) フェンダモールの取付け構造
KR100388193B1 (ko) 유동 방지 구조를 가지는 에이 필러
JP3494759B2 (ja) コーナピースのグラスラン取付構造
JP2006143152A (ja) ウインドシールドガラスのカウルルーバへの取付構造
KR100472638B1 (ko) 자동차의 머드 가드 장착구조
KR200247915Y1 (ko) 자동차용 번호등 취부 부위의 보강 구조
JP2002331963A (ja) 車体後部構造
JP2015196430A (ja) 車両の泥跳ね遮蔽構造
JPS6223876A (ja) 自動車のフエンダプロテクタ装置
KR100369012B1 (ko) 자동차의 휠 가드 장착구조
JP3959585B2 (ja) フェンダーライニング
JP2001277965A (ja) バンパー取付構造
KR100324378B1 (ko) 자동차용 루프몰딩의 후단부 고정구조
KR200181750Y1 (ko) 자동차의 터스크 범퍼 결합구조
JPH04260873A (ja) フエンダライナ
JP2005271847A (ja) 車両用シール材の取付構造