JP2005271847A - 車両用シール材の取付構造 - Google Patents

車両用シール材の取付構造 Download PDF

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弘 坂上
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Abstract

【課題】部品点数の削減及び組付作業工数の削減を図ることができると共に車両用シール材をサイドドアの下端部に確実に取り付けることができ、しかも見切り部の外観品質を向上させることができる車両用シール材の取付構造を得る。
【解決手段】ドアインナパネル18の下縁端末部28CをL字形にして縦壁部28C2を形成すると共に、ドアアウタパネル20の下縁端末部を縦壁部28C2に対して平行に折り曲げてフランジ部30Bを形成する。そして、このフランジ部30Bにシール材32の差込み部32Bを差し込んだ後、基部32Aを縦壁部28C2とフランジ部30Bとの間に弾性的に嵌着させて、基部32Aの一対の隆起部34を縦壁部28C2に押し当てるようにする。従って、クリップ等の取付部品を必要とせず、組付工数も削減される。しかも、フランジ部30Bが縦壁部28C2に対して平行に屈曲され、そこにシール材32の差込み部32Bが差し込まれているため、差込み部32Bが外部に露見することもない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サイドドアの下端部とロッカとの見切り部をシールリップでシールして騒音対策用に供される車両用シール材の取付構造に関する。
図4には、従来のサイドドア下縁のシール構造が示されている。この図に示されるように、サイドドア100は、ドア内板を構成するドアインナパネル102と、ドア外板を構成するドアアウタパネル104とを備えている。ドアアウタパネル104の下縁の端末部は、ドアインナパネル102の下縁の端末部に外側から巻き込まれてヘミング加工によって一体化されている(以下、この部分を「ヘミング部106」と称す)。
ここで、NV(騒音)対策として上記サイドドア100の下縁の内側に、ドアウエザストリップとは別にゴム製のシール材108を設定することがある。この場合、従来では、下端部に弾性変形可能な略C字形断面形状の差込み部108Aが形成されると共に、上端部にドアインナパネル102に沿って延出された取付部108Bが形成され、更に差込み部108Aと取付部108Bとの間にロッカ部(図示省略)側へ延出されるシールリップ108Cが形成されたシール材108を用い、差込み部108Aをヘミング部106に差込み、取付部108Bをドアインナパネル102に樹脂クリップ110で固定する方法が採られていた。
特開平2−175430号公報
しかしながら、上記従来技術による場合、シール材108をサイドドア100の下縁側に固定するために樹脂クリップ110を使用しなければならず、部品点数の増加を招く。また、シール材108をサイドドア100の下縁側に固定するためには、差込み部108Aのヘミング部106への差込み作業と、この差込み作業とは別個独立した作業である樹脂クリップ110による取付部108Bの取付作業とが必要となるため、組付作業が増加する。さらに、シール材108の組付後の状態では、サイドドア100の下縁外側に差込み部108Aの外側半分が露見するため、サイドドア100とロッカ部との見切りの外観品質が低下するという不具合もある。
本発明は上記事実を考慮し、部品点数の削減及び組付作業工数の削減を図ることができると共に車両用シール材をサイドドアの下端部に確実に取り付けることができ、しかも見切り部の外観品質を向上させることができる車両用シール材の取付構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る車両用シール材の取付構造は、ドア内板を構成するドアインナパネルとドア外板を構成するドアアウタパネルとを含んで構成されたサイドドアの下端部と車両前後方向を長手方向として延在するロッカとの見切り部をシールリップでシールして騒音対策用に供される車両用シール材の取付構造であって、ドアインナパネルの下縁端末部をドアアウタパネル側へ向けて鉤状に屈曲させかつドアアウタパネルの下端部の裏面に当接させることにより形成された縦壁部と、ドアアウタパネルの下縁端末部をドアインナパネル側へ向けて前記縦壁部に対して略平行に屈曲させることにより形成されたフランジ部と、を有し、前記車両用シール材に形成された差込み部を前記フランジ部に差込むと共に、当該差込み部に隣接して配置された車両用シール材の基部を当該フランジ部と前記縦壁部との間に弾性変形させつつ嵌着させた、ことを特徴としている。
請求項2記載の本発明に係る車両用シール材の取付構造は、請求項1記載の発明において、前記車両用シール材の基部を前記フランジ部と前記縦壁部との間に嵌着させた状態では、当該車両用シール材の基部における前記差込み部と反対側の側面が当該縦壁部に押し当てられている、ことを特徴としている。
請求項1記載の本発明によれば、ドア内板を構成するドアインナパネルとドア外板を構成するドアアウタパネルとを含んで構成されたサイドドアの下端部と、車両前後方向を長手方向として延在するロッカとの見切り部は、車両用シール材のシールリップでシールされる。これにより、騒音の車室内への侵入が防止又は低減される。
ここで、本発明では、車両用シール材を取り付けるに当たって以下の工夫をした。すなわち、ドアインナパネルの下縁端末部をドアアウタパネル側へ向けて鉤状に屈曲させて、かつドアアウタパネルの下端部の裏面に当接させることにより、ドアインナパネルの下縁端末部に縦壁部を形成する。また、ドアアウタパネルの下縁端末部をドアインナパネル側へ向けて縦壁部に対して略平行に屈曲させることにより、ドアアウタパネルの下縁端末部にフランジ部を形成する。一方、車両用シール材は、シールリップの他に、差込み部及び当該差込み部に隣接して配置された基部を備えた構成とする。そして、ドアアウタパネルのフランジ部に車両用シール材の差込み部を差し込んだ後、基部を当該フランジ部とドアインナパネルの縦壁部との間に弾性変形させつつ嵌着させる。これにより、車両用シール材がサイドドアの下端部の車室内側の面に取り付けられる。
従って、車両用シール材をサイドドアの下端部に取り付けるために樹脂クリップ等の特別な部品が必要になることはない。また、組付けに際しても、車両用シール材の差込み部の差込み作業と、この作業と連続して行われる車両用シール材の基部の嵌着作業とを行うだけでよい。さらに、車両用シール材の基部は縦壁部とフランジ部との間に弾性的に嵌着されるため、十分な保持力が得られる。加えて、車両用シール材の差込み部は縦壁部に対して平行に屈曲されたフランジ部に差し込まれるため、車両用シール材の差込み部が車外に露見することもない。
請求項2記載の本発明によれば、車両用シール材の基部をフランジ部と縦壁部との間に嵌着させた状態では、当該車両用シール材の基部における差込み部と反対側の側面が当該縦壁部に押し当てられるため、車両用シール材の保持性能を高めることができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両用シール材の取付構造は、ドアインナパネルの下縁端末部をドアアウタパネル側へ向けて鉤状に屈曲させかつドアアウタパネルの下端部の裏面に当接させることにより形成された縦壁部と、ドアアウタパネルの下縁端末部をドアインナパネル側へ向けて縦壁部に対して略平行に屈曲させることにより形成されたフランジ部と、を有し、車両用シール材に形成された差込み部をフランジ部に差込むと共に、当該差込み部に隣接して配置された車両用シール材の基部を当該フランジ部と縦壁部との間に弾性変形させつつ嵌着させたので、部品点数の削減及び組付作業工数の削減を図ることができると共に車両用シール材をサイドドアの下端部に確実に取り付けることができ、しかも見切り部の外観品質を向上させることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車両用シール材の取付構造は、請求項1記載の発明において、車両用シール材の基部をフランジ部と縦壁部との間に嵌着させた状態では、当該車両用シール材の基部における差込み部と反対側の側面が当該縦壁部に押し当てられる構成としたので、車両用シール材の保持性能を高めることができ、その結果、車両用シール材のサイドドアの下端部への取付安定性を向上させることができるという優れた効果を有する。
以下、図1〜図3を用いて、本発明に係る車両用シール材の取付構造の実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図2には、4ドアセダン系の自動車の側面図が概略的に示されている。この図に示されるように、フロントサイドドア10及びリヤサイドドア12の下縁側には、車両前後方向を長手方向として配置されたロッカ14が延在されている。
図1には、フロントサイドドア10の下端部とロッカ14との見切り部16の縦断面図が示されている。なお、リヤサイドドア12側の縦断面構造も同様であるので、フロントサイドドア10側の縦断面構造についてのみ説明する。
この図に示されるように、フロントサイドドア10は、ドア内板を構成するドアインナパネル18と、ドア外板を構成するドアアウタパネル20と、を含んで構成されている。一方、車両前後方向を長手方向として延在するロッカ14は、略階段形状に屈曲されたロッカアウタパネル22と、このロッカアウタパネル22とで閉断面を構成する図示しないロッカインナパネルと、を含んで構成されている。
上記フロントサイドドア10の下端部とロッカ14との間には、所定の隙間24が形成されている。この隙間24の内側には水の浸入を防止するためのドアウエザストリップ26が介在されており、これにより当該隙間24がシールされている。さらに、隙間24の外側、つまりフロントサイドドア10の下端部とロッカ14との見切り部16には後述するNV対策用のシール材32が配設されており、これにより当該見切り部16がシールされている。
なお、ドアウエザストリップ26は弾性材料(ゴム)を押出し成形することにより構成されており、略矩形断面形状の基部26Aと、この基部26Aから一体に形成された中空断面形状のシール部26Bと、基部26Aとシール部26Bとの接続部位付近から車両幅方向外側へ延出されたヒレ状のリップ部26Cと、によって構成されている。基部26Aは、後述するドアインナパネル18の下端部28の水平部28Aに取り付けられている。また、シール部26Bはフロントサイドドア10が閉止されることにより、ロッカアウタパネル22の上段角部22Aに弾性変形した状態で圧接されている。さらに、リップ部26Cは、後述するドアインナパネル18の下端部28の垂直部28Bに圧接されている。
以上がフロントサイドドア10の下端部とロッカ14との合わせ部の全体構成である。続いて、フロントサイドドア10の下端部の構成について詳細に説明する。
ドアインナパネル18の下端部28は、多段に屈曲されている。より具体的には、ドアインナパネル18の下端部28は、車両幅方向に沿って略水平に延在する水平部28Aと、この水平部28Aの外側の端部から車両下方側へ略垂直に屈曲垂下された垂直部28Bと、この垂直部28Bの下端部から更に車両幅方向外側へ鉤状(略L字状)に屈曲された下縁端末部28Cと、によって構成されている。
一方、ドアアウタパネル20の下端部30は、車両下方側でかつ車両幅方向内側へ向けて斜めに屈曲垂下されている。
ここで、本実施形態では、ドアインナパネル18の下縁端末部28Cの先端部28C1をドアアウタパネル20の下端部30の裏面(車室内側の面)に当接させることにより、当該下縁端末部28Cに縦壁部28C2が形成されている。この縦壁部28C2は、ドアアウタパネル20の下端部30の一般面30Aに対して略垂直に位置されている。なお、下縁端末部28Cの先端部28C1は、ドアアウタパネル20の下端部30に溶接等により固着されている。
また、本実施形態では、ドアアウタパネル20の下端部30の下縁端末部をドアインナパネル18側へ向けて縦壁部28C2に対して略平行に屈曲させることにより、フランジ部30Bが形成されている。
そして、上述したドアインナパネル18の縦壁部28C2及びドアアウタパネル20のフランジ部30Bを用いて、NV対策用のシール材32が取り付けられている。具体的には、このシール材32は弾性材料(ゴム)を押出し成形することにより構成されており、前述したドアウエザストリップ26とは異なり、中実断面とされている。構造的には、シール材32は、略矩形断面形状の基部32Aと、この基部32Aの一方の側部に隣接してかつ一体に形成された略C字状断面の差込み部32Bと、基部32Aから一体に延出されたヒレ状のシールリップ32Cと、によって構成されている。シールリップ32Cの先端部は、ロッカアウタパネル22の中段角部22Bに圧接されている。
差込み部32Bはフランジ部30Bに差し込まれている。言い換えれば、差込み部32Bはフランジ部30Bを弾性的に挟持している。また、差込み部32Bに隣接して配置された基部32Aは、フランジ部30Bと縦壁部28C2との間に弾性変形されつつ嵌着されている。基部32Aがフランジ部30Bと縦壁部28C2との間に嵌着された状態では、基部32Aにおける差込み部32Bと反対側の側面に形成された一対の隆起部34が縦壁部28C2に押し当てられている。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態によれば、ドア内板を構成するドアインナパネル18とドア外板を構成するドアアウタパネル20とを含んで構成されたフロントサイドドア10の下端部と、車両前後方向を長手方向として延在するロッカ14との見切り部16は、シール材32のシールリップ32Cでシールされる。これにより、騒音の車室内への侵入が防止又は低減される。
ここで、本実施形態では、シール材32を取り付けるに当たって以下の工夫をした。すなわち、ドアインナパネル18の下縁端末部28Cをドアアウタパネル20側へ向けて鉤状(略L字状)に屈曲させて、かつドアアウタパネル20の下端部30の裏面に当接させることにより、ドアインナパネル18の下縁端末部28Cに縦壁部28C2を形成する。また、ドアアウタパネル20の下縁端末部をドアインナパネル18側へ向けて縦壁部28C2に対して略平行に屈曲させることにより、ドアアウタパネル20の下縁端末部にフランジ部30Bを形成する。一方、シール材32は、シールリップ32Cの他に、差込み部32B及び当該差込み部32Bに隣接して配置された基部32Aを備えた構成とする。そして、ドアアウタパネル20のフランジ部30Bにシール材32の差込み部32Bを差し込んだ後、基部32Aを当該フランジ部30Bとドアインナパネル18の縦壁部28C2との間に弾性変形させつつ嵌着させる。これにより、シール材32がフロントサイドドア10の下端部の車室内側の面に取り付けられる。
従って、本実施形態に係る車両用シール材の取付構造によれば、シール材32をフロントサイドドア10の下端部に取り付けるために樹脂クリップ等の特別な部品が必要になることはない。また、組付けに際しても、シール材32の差込み部32Bの差込み作業と、この作業と連続して行われるシール材32の基部32Aの嵌着作業とを行うだけでよい。さらに、シール材32の基部32Aは縦壁部28C2とフランジ部30Bとの間に弾性的に嵌着されるため、十分な保持力が得られる。加えて、シール材32の差込み部32Bは縦壁部28C2に対して平行に屈曲されたフランジ部30Bに差し込まれるため、シール材32の差込み部32Bが車外に露見することもない。その結果、本実施形態に係る車両用シール材の取付構造によれば、部品点数の削減及び組付作業工数の削減を図ることができると共にシール材32をフロントサイドドア10の下端部に確実に取り付けることができ、しかも見切り部16の外観品質を向上させることができる。
また、本実施形態に係る車両用シール材の取付構造では、シール材32の基部32Aをフランジ部30Bと縦壁部28C2との間に嵌着させた状態では、当該シール材32の基部32Aにおける差込み部32Bと反対側の側面に形成された一対の隆起部34が当該縦壁部28C2に押し当てられるため、シール材32に対する保持性能を高めることができる。その結果、本実施形態によれば、シール材32のフロントサイドドア10の下端部への取付安定性を向上させることができる。
さらに、本実施形態に係る車両用シール材の取付構造による場合、前述した特許文献1に開示されたドアパーティング部のシール構造と比較して、以下の点で有利である。
特許文献1に開示された構造の場合、フロントサイドドアの下端部においてドアアウタパネルの下縁端末部を折り返した後、立ち上げてフランジ部を形成し、このフランジ部に中空形状のドアウエザストリップの差込み部を差込んで取り付けるようになっている。また、ドア閉止状態では、ドアウエザストリップのシール部が弾性変形して、サイドシルアウタとの見切り部の隙間にはみ出すようになっている。この構成の場合、差込み部がフランジ部に差し込まれるだけでドアウエザストリップを取り付けるため、十分な保持力が得られず、差込み部がフランジ部から外れる可能性がある。特に、ドア閉止時にドアウエザストリップの弾性復元力が、差し込み部がフランジ部から外れる方向へ作用するので、その感が強い。さらに、この構成の場合、サイドドアの下端部とロッカとの見切り部に、ウエザストリップのはみ出し部が露見するので、見切り部の外観品質が低下する。
これに対し、本実施形態に係る車両用シール材の取付構造では、シール材32の差込み部をフランジ部30Bに差し込んだ後、シール材32の基部32Aを縦壁部28C2とフランジ部30Bとの間に嵌着させることにより、十分な保持力が得られるので、部品点数の削減及び組付工数の削減を図ることができるだけでなく、確実な取付状態が得られる。しかも、フランジ部30Bが縦壁部28C2に対して平行に屈曲されており、かかるフランジ部30Bにシール材32の差込み部32Bが差し込まれるため、差込み部32Bの一部が外部に露見することもない。従って、見切り部16の外観品質も向上される。
なお、上述した本実施形態では、ドアアウタパネル20の下縁端末部をそのまま縦壁部28C2に対して平行に内側へ屈曲させる構成としたが、これに限らず、例えば、図3に示される構成を採用してもよい。
簡単に説明すると、図3に示される構成では、ドアアウタパネル40の下縁端末部を一旦折り返した後に縦壁部28C2に対して平行に端部を折り曲げるようになっている。この構成によれば、折り曲げ部40Aが前述したフランジ部30Bとして機能するので、図1に示される構成と同様の作用・効果が得られる。さらに、折り返し部40Bを形成したことにより、その部分の剛性が高くなる。このため、折り曲げ部40Aの支持剛性を高めることができる。また、シール材32の差込み部32Bが折り返し部40Bによって完全に隠れてしまうので、見切り部16の外観品質をより一層向上させることができる。
本実施形態に係る車両用シール材の取付構造が適用されたフロントサイドドアの下端部とロッカとの見切り部の縦断面図(図2の1‐1線断面図)である。 4ドアセダン系の自動車の側面図である。 変形例に係る図1に対応する縦断面図である。 従来の車両用シール材の取付構造を示す図1に対応する縦断面図である。
符号の説明
10 フロントサイドドア
12 リヤサイドドア
14 ロッカ
16 見切り部
18 ドアインナパネル
20 ドアアウタパネル
28 下端部
28C 下縁端末部
28C2 縦壁部
30 下端部
30B フランジ部
32 シール材
32A 基部
32B 差込み部
32C シールリップ
40 ドアアウタパネル
40A 折り曲げ部(フランジ部)

Claims (2)

  1. ドア内板を構成するドアインナパネルとドア外板を構成するドアアウタパネルとを含んで構成されたサイドドアの下端部と車両前後方向を長手方向として延在するロッカとの見切り部をシールリップでシールして騒音対策用に供される車両用シール材の取付構造であって、
    ドアインナパネルの下縁端末部をドアアウタパネル側へ向けて鉤状に屈曲させかつドアアウタパネルの下端部の裏面に当接させることにより形成された縦壁部と、ドアアウタパネルの下縁端末部をドアインナパネル側へ向けて前記縦壁部に対して略平行に屈曲させることにより形成されたフランジ部と、を有し、
    前記車両用シール材に形成された差込み部を前記フランジ部に差込むと共に、当該差込み部に隣接して配置された車両用シール材の基部を当該フランジ部と前記縦壁部との間に弾性変形させつつ嵌着させた、
    ことを特徴とする車両用シール材の取付構造。
  2. 前記車両用シール材の基部を前記フランジ部と前記縦壁部との間に嵌着させた状態では、当該車両用シール材の基部における前記差込み部と反対側の側面が当該縦壁部に押し当てられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用シール材の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2497651A (en) * 2011-12-17 2013-06-19 Gm Global Tech Operations Inc Motor vehicle door seal having multiple sealing contact zones

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