JP3619064B2 - 自動車のフェンダ部構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のフェンダ部構造に関し、詳細には車体サイドパネルとバンパサイド部との割線部から雨水や泥水がバンパ表面に垂れ下がるのを防止するようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車では、例えば、図8,図9に示すように、フェンダパネル50のホイールアーチ部50aの下縁にフランジ50bを形成し、該フランジ50bにフロントバンパ51のバンパサイド部51aをクリップ等により取付け固定し、バンパサイド部51aと上記ホイールアーチ部50aとで前輪52のホイールアーチ53を形成する場合がある。また上記バンパサイド部51aとホイールアーチ部50aとの組付け時のばらつきによる両者の干渉を回避するために、上記フランジ50bとバンパサイド部51aとの間に上記ばらつきを吸収する隙間Aを設けるようにしている。
【0003】
ところで、上記前輪52により巻き上げられた雨水,泥水等の一部が隙間A内に進入し、フェンダパネル50とバンパサイド部51との割線部Bからバンパ表面に垂れ出る場合があり、見栄えを悪化させるという問題がある。
【0004】
このようなバンパ表面に泥水等が垂れ下がるのを防止するために、従来、図9に示すように、フランジ50bにシールスポンジ55を設定し、該シールスポンジ55をバンパサイド部51aの内面に当接させて隙間Aを覆う場合がある。
【0005】
また上記前輪52の巻き上げた雨水等が車体内に進入するのを防止するために、前輪52の上方にフェンダライナ56を配設し、該フェンダライナ56の外縁部をフェンダパネル50のフランジ50bの下縁部50cで係合支持する場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の雨水垂れ下がり防止構造では、シールスポンジを別途追加する必要があり部品点数が増えるとともに、フェンダパネルに貼着するための作業工数が増えることから、コストが上昇するという問題がある。
【0007】
また上記従来のフェンダライナをフェンダパネルに係合支持する構造では、カウル,ピラー等を伝って流れてくる雨水等がフェンダパネルとフェンダライナとの間から漏れ出てタイヤやホイールディスクに付着し、見栄えを悪化させるという問題がある。
【0008】
本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされたもので、部品点数や作業工数を増やすことなくバンパ表面に雨水,泥水等が垂れ下がるのを防止できるとともに、フェンダパネルとフェンダライナとの間から雨水が漏れでるのを防止できる自動車のフェンダ部構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、タイヤの上方を覆うフェンダライナの外縁部を車体サイドパネルの下縁部に取付け、該下縁部にバンパサイド部を隙間を設けて取付けるようにした自動車のフェンダ部構造において、上記フェンダライナの外縁部を上記車体サイドパネルの下縁部の下面に対向するよう位置させるとともに、該外縁部に上記バンパサイド部の内面に近接して延びる延長部を一体形成し、上記外縁部の上記車体サイドパネルより車内側でかつ上記延長部に近接する部分に凹溝部が下方に膨出するように形成されていることを特徴としている。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1において、上記凹溝部の車両前,後部が下方に傾斜するように形成されていることを特徴としている。
【0012】
【発明の作用効果】
本発明に係るフェンダ部構造によれば、フェンダライナの外縁部を車体サイドパネルの下縁部の下面に対向するよう位置させるとともに、該外縁部にバンパサイド部に近接する延長部を形成したので、車輪により巻き上げられた雨水や泥水等は延長部によって隙間内への進入が阻止されることとなり、これにより雨水等が割線部からバンパ表面に垂れ下がるのを阻止でき、見栄えの悪化を防止できる効果がある。
【0013】
本発明は、上記フェンダライナに延長部を形成するだけの構造であり、従ってフェンダライナを金型等により成形する際に延長部を同時に形成でき、従来のシールスポンジを貼着する場合の部品点数及び作業工数の増加を不要にでき、コストを低減できる効果がある。
【0014】
また本発明では、上記外縁部の車体サイドパネルの車内側に凹溝部を形成したので、カウルやピラー等を伝って流れる雨水等は凹溝部に回収されることから、車体サイドパネルとフェンダライナとの間から漏れでるのを防止でき、雨水等がタイヤやホイールディスクに付着するという問題を解消でき、見栄えの悪化を防止できる効果がある。
【0015】
また上記外縁部に凹溝部を形成したので、組み付け時のばらつきによりバンパサイド部が延長部に干渉した場合には、凹溝部が撓むことによって延長部の車内側移動を吸収でき、上記バンパサイド部が延長部に干渉することによる組み付け精度の低下を回避できる効果がある。
【0016】
請求項2の発明では、上記凹溝部の車両前,後部を下方に傾斜させたので、カウルやピラー等を伝って流れてくる雨水等を凹溝部から車両前後に排出することができ、車体サイドパネルとフェンダライナとの間から雨水等が漏れでるのを確実に防止できる効果がある。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図7は、本発明の一実施形態による自動車のフェンダ部構造を説明するための図であり、図1はフェンダパネルの側面図、図2,図3はフェンダ部の断面図(図1のII−II 線断面図,III−III 線断面図) 、図4はバンパサイド部の側面図、図5,図6はフェンダライナ取付け部の断面図(図4のV−V 線断面図VI−VI 線断面) 、図7は自動車の側面図である。
【0018】
図において、1は自動車の車体であり、これは左, 右のサイドパネル2,2の上端間にルーフパネル3を配設するとともに、下端間にフロアパネル(不図示)を配設して車室を形成し、上記サイドパネル2にフロントドア4を開閉可能に配設した概略構造のものであり、上記車体1の前面,及び後後にはそれぞれ平面視コ字形状をなすフロントバンパ5,リヤバンパ6が配設されている。
【0019】
上記サイドパネル2は、フロントピラー7,センタピラー8,及びロッカパネル9でフロントドア開口2aを形成し、フロントピラー7にフェンダパネル10の後端部を接続するとともに、センタピラー8にクォータパネル11の前端部を接続して構成されている。
【0020】
上記フェンダパネル10と、該フェンダパネル10の車内側に配設されたフェンダエプロン31と、該フェンダエプロン31と上記フェンダパネル10との間に配設されたフェンダライナ30とでホイールハウス32が形成されており、該ホイールハウス32内には前輪12が配設されている。また上記クォータパネル11とリヤフェンダライナ(不図示)とで形成されたリヤホイールハウス33内には後輪13が配設されている。
【0021】
上記フェンダパネル10は、図1に示すように、上記フロントピラー7の下半部を覆う上下方向に延びる縦フェンダ部10aと該縦フェンダ部10aの上端部から車両前方に延びる横フェンダ部10bとからなり、該縦フェンダ部10aの上端10cに上記フロントピラー7が接続され、下端部10dにロッカパネル9が接続されている。また横フェンダ部10bの前端部10eには車幅方向に延びるグリル(不図示)の端部が接続されている。なお、10gはサイドターンランプ取付け孔である。
【0022】
上記フェンダパネル10の下部には前輪12の上方を囲むホイールアーチ部10fが切り欠き形成されており、上記横フェンダ部10bのホイールアーチ部10fには該フェンダ部10bに沿って延びるフランジ15が一体形成されている。
【0023】
上記フランジ15は、ホイールアーチ部10fの下縁に続いて車内側に屈曲形成された段部15aと該段部15aから下方に屈曲して延びるフランジ本体部15bと該フランジ本体部15bの下端に車内側に屈曲形成された取付け部15cとからなり、上記フランジ本体部15bの前後両端部にはバンパ取付け孔15d,15dが形成されている。
【0024】
上記フロントバンパ5は樹脂製のものであり、車体1の前面にて車幅方向に延びるバンパ本体(不図示)と、左, 右のサイドバンパ18とを組み付けた構造のものである。側方から見て、上記サイドバンパ18は、車体1の前面に位置し上記バンパ本体に接続される本体部18aと該本体部18aから車体1の側方に屈曲し上記フランジ15を覆うように後方に延びるバンパサイド部18bとから構成されており、該バンパサイド部18bの下部には前輪12の上方を囲むホイールアーチ部18cが切り欠き形成されている。
【0025】
上記バンパサイド部18bの上縁部18dは上記ホイールアーチ部10fと連続面をなすようにフランジ15の段部15a内に配置され、該バンパサイド部18bとフランジ本体部15bとの間には組み付け時のばらつきを吸収するための隙間Aが設けられている。
【0026】
上記バンパサイド部18bの前,後端部には上記フランジ15のバンパ取付け孔15dの周縁に当接する取付け凹部18e,18eが車内側に凹設されており、上記バンパサイド18bは、各取付け凹部18eに挿着されたクリップ部材20を取付け孔15dに挿入することによりフランジ15に固定されている(図5参照)。
【0027】
また上記バンパサイド部18bの下縁には前後方向に延びる取付け部材21がインテグラルヒンジ22により揺動可能に一体形成されている。この取付け部材21は前,後一対の取付け片21a,21aと両取付け片21aに架け渡して接続形成された帯板部21bとからなり、各取付け片21aは上記フランジ15の取付け部15cの下面に締結部材25により固定されており、上記帯板部21bは取付け部15cの下面に当接している(図5,図6参照)。
【0028】
このように、上記バンパサイド部18bの前,後取付け片21aに帯板部21bを架け渡して形成し、この帯板部21bを上記フランジ15の下面に当接させたので、帯板部21bは各取付け片21aの補強部材として機能するとともに、前輪12により巻き上げられた雨水や泥水が上記隙間A内に進入するのを阻止する機能を有している。
【0029】
そして上記フランジ15のフランジ本体部15bには車体前後方向に延びる前凹部26,後凹部27が両者の間に間隔をあけて形成されている。この各凹部26,27はフェンダパネル10をプレス成形する際に同時に形成されたものであり、上記フランジ本体15bの上下方向中央部に形成されている。
【0030】
上記各凹部26,27はバンパサイド部18bとフランジ本体部15bとの間に設定された隙間Aを拡大するように車内側に膨出形成されている。これにより、図2に示すように、上記凹部26,27とバンパサイド部18bとの中央部ゾーンbの隙間Cは下部ゾーンaの隙間A及び上部ゾーンcの隙間A´より広くなっている。また上部ゾーンcの隙間A´は下部ゾーンaの隙間Aより少し狭くなっており、これは上記フランジ本体部15bの上部15b´を車外側に少し膨出させることにより形成されたものである(図1,図2参照)。
【0031】
また上記フランジ本体部15bの前,後凹部26,27の間には車外側に突出する凸部28が形成されており、該凸部28はバンパサイド部18bの内面に当接している(図3参照)。
【0032】
上記フェンダライナ30は樹脂製のものであり、側方から見て、上記フェンダパネル10のホイールアーチ部10fに略沿うように湾曲形成されている。また上記フェンダライナ30は、天壁部30aの車内側縁に取付け部30bを少し段落ち状に形成するとともに、該取付け部30bに続いて上方に起立する縦壁部30cを形成した概略構造のものであり、上記取付け部30bの上面にはフェンダエプロン31の下フランジ31aが締結部材35により固定されている(図6参照)。
【0033】
また上記フェンダライナ30の天壁部30aの車外側縁には下方に延びる外壁部30dが形成されており、該外壁部30dの下端には外方に略水平に延びる外縁部30eが屈曲形成されている。この外縁部30eは上記フェンダパネル10のフランジ15の取付け部15cの下面に対向するように位置しており、上記取付け部15cにバンパサイド18bの取付け片21aとともに締結部材25により固定されている(図6参照)。
【0034】
上記外縁部30eのフランジ15の車内側部分には凹溝部36が下方に膨出形成されている。この凹溝部36はフェンダライナ30の前後方向略全長に渡って形成され、該凹溝部36の前部及び後部は中央部より低所に位置するように下方に傾斜している。また、側方から見て、上記外縁部30eの上記各凹部26,27に臨む部分には凹溝部36の車外側に続いて上方に膨出する凸部37が形成されている。これにより上記凹溝部36部分の断面形状は波形状となっており、車幅方向における撓みが他の部分より大きくなるように構成されている(図2参照)。
【0035】
そして上記外縁部30eの外端には上記バンパサイド18bの内面に近接して延びる延長部39が一体形成されており、該延長部39とバンパサイド部18bとの近接距離は3mm程度に設定されている。これにより上記バンパサイド18bとフランジ15との隙間Aは略覆われている。
【0036】
次に本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態のフェンダパネルとバンパサイド部との割線部構造によれば、フェンダパネル10のフランジ15の上下方向中央部に前後方向に延びる前,後凹部26,27を車内側に膨出形成したので、各凹部26,27とバンパサイド18bとの隙間Cを下部及び上部の隙間A,A´より広くすることができる。これにより前輪12により巻き上げられた雨水等は下部ゾーンaにて大半が阻止され、下部ゾーンaを通過した一部の雨水が中央部ゾーンbに進入すると該中央部ゾーンbにて圧力や勢いが弱められる。しかも上部ゾーンcの隙間A´は中央部ゾーンbの隙間Cより狭くなっていることから、中央部ゾーンbで上昇圧力の弱まった雨水が上部ゾーンcに上昇することはほとんどなく、その結果雨水は中央部ゾーンbにて前後下方に流れ落ちることとなる。これにより割線部Bから雨水等がバンパ表面に垂れるのを阻止でき、見栄えの悪化を防止できる。
【0037】
本実施形態では、プレス成形より上記フェンダパネル10を製造する際に凹部26,27を同時に形成したので、部品点数や作業工数を増やすことなく雨水の垂れ下がりを防止でき、従来のシールスポンジによる場合に比べてコストを低減できる。
【0038】
本実施形態では、上記フランジ本体部15bの前,後凹部26,27の間にバンパサイド部18bの内面に当接する凸部28を形成したので、バンパサイド部18bのべこつきを防止できるとともに、フェンダパネル10とバンパサイド部18bとの割線部Bの段差を小さくでき、見栄えを改善できる。
【0039】
また上記凸部28をバンパサイド部18bに当接させたので、フェンダパネル10のバンパ取付け部15d間における面剛性を高めることができ、側方からの衝撃に対する剛性を向上できる。さらに上記前,後凹部26,27の間に凸部28を形成したので、前輪12で巻き上げられた雨水等は凸部28により上方への進入が阻止され、雨水等が割線部Bから垂れるのを防止できる。
【0040】
なお、上記実施形態では、フランジ15に前,後凹部26,27を間をあけて形成した場合を説明したが、本発明は1つの凹部を前後方向に連続させて形成してもよく、またこの凹部の前,後部を下方に傾斜するように湾曲形成してもよい。このようにした場合には凹部内に進入した雨水等が前後方向に流れ落ち易くなり、効率よく排出することが可能となる。
【0041】
また上記実施形態では、フロント側のフェンダパネル10とバンパサイド部18bとの割線部Bに適用した場合を説明したが、本発明の割線部構造は、リヤ側のクォータパネル11とリヤバンパ6と割線部B´にも勿論適用でき、この場合にも上記実施形態と同様の効果が得られる。
【0042】
本実施形態のフェンダ部構造によれば、フェンダライナ30の外縁部30eをフェンダパネル10の取付け部15cの下面に対向するよう位置させるとともに、該外縁部30eにバンパサイド部18bの内面に近接する延長部39を一体形成したので、前輪12により巻き上げられた雨水や泥水等は延長部39によって隙間A内への進入が阻止されることとなり、これにより雨水等が割線部Bからバンパ表面に垂れ下がるのを阻止でき、見栄えの悪化を防止できる。
【0043】
このように本実施形態では、上記フェンダライナ30の延長部39により隙間A内に進入する雨水の大半を阻止し、しかもこの隙間A内を進入した一部の雨水は上述のフランジ10の凹部26,27でさらなる上方への進入が阻止されるので、割線部Bから雨水等が垂れでるのを確実に防止できる。
【0044】
本実施形態では、フェンダライナ30を金型成形する際に上記延長部39を同時に形成したので、部品点数や作業工数を増やすことなく雨水の垂れ下がりを防止でき、従来のシールスポンジによる場合に比べてコストを低減できる。
【0045】
本実施形態では、上記外縁部30eに下方に膨出する凹溝部36を形成したので、カウルやピラー等を伝って流れてくる雨水等は凹溝部36に回収されることとなり、フェンダパネル10とフェンダライナ30との間から雨水等が漏れでるのを防止でき、雨水等がタイヤやホイールディスクに付着するのを防止でき、見栄えの悪化を防止できる。
【0046】
また上記外縁部30eに凹溝部36を形成したので、バンパサイド18b,フェンダライナ30等の組み付け時のばらつきによりバンパサイド部18bが延長部39に当たっても、凹溝部36が撓むことによって延長部39の車内側移動を吸収することとなり、上記バンパサイド部18bが外方に浮いたりするのを防止でき、組み付け精度を確保できる効果がある。
【0047】
本実施形態では、上記凹溝部36の車両前,後部を中央部より低所に位置するように下方に傾斜させたので、カウルパネルやフロントピラー等を伝って流れてくる雨水等を車両前後方向に排出することができ、フェンダパネル10とフェンダライナ30との間から雨水等が漏れでるのをより確実に防止できる。
【0048】
なお、上記実施形態では、フロント側のフェンダ部に適用した場合を例に説明したが、本発明はリヤ側フェンダ部のクォータパネル11とリヤフェンダライナ(不図示)との間にも勿論適用でき、この場合にも上記実施形態と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による自動車のフェンダ部構造を説明するためのフェンダパネルの側面図である。
【図2】上記フェンダ部の断面図(図1のII−II 線断面図) である。
【図3】上記フェンダ部の断面図(図1のIII−III 線断面図) である。
【図4】上記バンパサイド部の側面図である。
【図5】上記フェンダ部のバンパサイド取付け部の断面図(図4のV−V 線断面図) である。
【図6】上記フェンダ部のフェンダライナ取付け部の断面図(図4のVI−VI 線断面図) である。
【図7】上記フェンダ部構造が採用された自動車の側面図である。
【図8】従来の一般的なフロントフェンダ部を示す側面図である。
【図9】上記従来のフェンダ部の断面図である。
【符号の説明】
10 フェンダパネル(車体サイドパネル)
12 前輪
15 フランジ(フェンダパネルの下縁部)
18b バンパサイド部
30 フェンダライナ
30e 外縁部
36 凹溝部
39 延長部
A 隙間
B 割線部
Claims (2)
- タイヤの上方を覆うフェンダライナの外縁部を車体サイドパネルの下縁部に取付け、該下縁部にバンパサイド部を隙間を設けて取付けるようにした自動車のフェンダ部構造において、上記フェンダライナの外縁部を上記車体サイドパネルの下縁部の下面に対向するよう位置させるとともに、該外縁部に上記バンパサイド部の内面に近接して延びる延長部を一体形成し、上記外縁部の上記車体サイドパネルより車内側でかつ上記延長部に近接する部分に凹溝部が下方に膨出するように形成されていることを特徴とする自動車のフェンダ部構造。
- 請求項1において、上記凹溝部の車両前,後部が下方に傾斜するように形成されていることを特徴とする自動車のフェンダ部構造。
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