JP2001180359A - 自動車用部品の取付装置 - Google Patents

自動車用部品の取付装置

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JP2001180359A JP37310899A JP37310899A JP2001180359A JP 2001180359 A JP2001180359 A JP 2001180359A JP 37310899 A JP37310899 A JP 37310899A JP 37310899 A JP37310899 A JP 37310899A JP 2001180359 A JP2001180359 A JP 2001180359A
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    • F16B19/00Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
    • F16B19/04Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
    • F16B19/08Hollow rivets; Multi-part rivets
    • F16B19/10Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
    • F16B19/1027Multi-part rivets
    • F16B19/1036Blind rivets
    • F16B19/1081Blind rivets fastened by a drive-pin
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/02Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of hand grips or straps
    • B60N3/026Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of hand grips or straps characterised by the fixing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/02Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners
    • B60R13/0206Arrangements of fasteners and clips specially adapted for attaching inner vehicle liners or mouldings

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばアシストグリップ等の自動車用部品
を、ヘッドライニング等の内装材とともに、車体側のパ
ネルに取り付けるための取付装置に関し、特に部品を内
装材に仮止めすることができるようにしたものである。 【解決手段】 取付装置10は、グロメット50と、ピ
ン60とを備える。グロメット50は、鍔部70と、筒
部80と、挿入穴90と、弾性爪81〜82と、仮止め
部100とを備える。弾性爪81〜82は、挿入穴31
から外側に向かって弾性的に突出し、鍔部70との間で
パネル40を保持するものである。仮止め部100は、
筒部80の高さの途中から張り出し、鍔部70との間で
内装材31を保持するものである。ピン60は、頭部6
1と、脚部62とを備える。脚部62は、頭部61から
延び、挿入穴90内に挿入されることで、弾性爪81〜
82が挿入穴90に向かって撓み込むのを阻止するもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばアシスト
グリップ等の自動車用部品を、ヘッドライニング等の内
装材とともに、車体側のパネルに取り付けるための取付
装置に関し、特に部品を内装材に仮止めすることができ
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、ヘッドライニング等の内装材
を、車体側のパネルに取り付けた後、部品をねじを使用
してパネルに取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の取付構造では、部品をねじ止めしていたので、取付工
数が多いという問題点があった。そこで、各請求項にそ
れぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有す
る問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、次の点にある。 (請求項1)すなわち、請求項1に記載の発明は、部品
を内装材及びパネルに仮止めすることができるようにし
たものである。
【0004】また、請求項1に記載の発明は、グロメッ
トにピンを挿入することで、パネルに本止めできるばか
りでなく、ピンを引き抜くことで、パネルから部品を取
り外すことができるようにしたものである。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、上記した請求項
1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0005】すなわち、請求項2に記載の発明は、グロ
メットを回転させることで、内装材の内装穴からのグロ
メットの抜けを防止することができるようにしたもので
ある。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、上記した請求項
1又は請求項2に記載の発明の目的に加え、次の点を目
的とする。
【0006】すなわち、請求項3に記載の発明は、グロ
メットを内装材にワンタッチで仮止めすることができる
ようにしたものである。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、上記した請求項
1〜3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の
点を目的とする。
【0007】すなわち、請求項4に記載の発明は、ドラ
イバーを使用して、ピンを容易に引き抜くことができる
ようにしたものである。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、上記した請求項
1〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の
点を目的とする。
【0008】すなわち、請求項5に記載の発明は、ピン
をグロメットに仮止めすることができるようにしたもの
である。 (請求項6)請求項6に記載の発明は、上記した請求項
1〜5のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の
点を目的とする。
【0009】すなわち、請求項6に記載の発明は、グロ
メット本体の構造を簡便にすることができるようにした
ものである。 (請求項7)すなわち、請求項7に記載の発明は、部品
を取付装置を用いて内装材に仮止めすることができるば
かりでなく、部品の仮止め部を用いてパネルに仮止めす
ることができるようにしたものである。 (請求項8)請求項8に記載の発明は、上記した請求項
7に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0010】すなわち、請求項8に記載の発明は、ドラ
イバーを使用して、ピンを容易に引き抜くことができる
ようにしたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した各目的を達成するためになさ
れたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の
実施の形態を用いて、以下に説明する。なお、カッコ内
の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示
し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0012】また、図面番号も、発明の実施の形態にお
いて用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定する
ものではない。 (請求項1)請求項1に記載の発明は、次の点を特徴と
する。第一に、取付装置(10)は、例えば図1に示すよう
に、グロメット(50)と、ピン(60)とを備える。
【0013】グロメット(50)は、例えば図2に示すよう
に、部品(例えばアシストグリップ20)を保持し、内装
穴(31)を通してパネル穴(41)に挿入されるものである。
なお、自動車用部品として、例えばアシストグリップ(2
0)を例示したが、これに限らず、ルームランプ、サンバ
イザーホルダー、ハンガーフック、ルーフコンソール
(小物入れ)等でも良い。
【0014】前記ピン(60)は、グロメット(50)内に着脱
可能に挿入されるものである。第二に、グロメット(50)
は、例えば図1に示すように、鍔部(70)と、筒部(80)
と、挿入穴(90)と、弾性爪(81〜82)と、仮止め部(100)
とを備える。上記鍔部(70)は、内装穴(31)より大きいも
のである。前記筒部(80)は、鍔部(70)から延び、内装穴
(31)を通してパネル穴(41)にはまり込むものである。
【0015】前記挿入穴(90)は、鍔部(70)から筒部(80)
に一連に形成されたものである。前記弾性爪(81〜82)
は、挿入穴(90)から外側に向かって弾性的に突出し、鍔
部(70)との間でパネル(40)を保持するものである。前記
仮止め部(100)は、筒部(80)の高さの途中から張り出
し、鍔部(70)との間で内装材(30)を保持するものであ
る。
【0016】第三に、ピン(60)は、例えば図1に示すよ
うに、頭部(61)と、脚部(62)とを備える。上記頭部(61)
は、挿入穴(90)より大きいものである。前記脚部(62)
は、頭部(61)から延び、挿入穴(90)内に挿入されること
で、弾性爪(81〜82)が挿入穴(90)に向かって撓み込むの
を阻止するものである。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、上記した請求項
1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0017】第一に、内装穴(31)は、例えば図2に示す
ように、長方形を成している。第二に、仮止め部(100)
は、例えば図1に示すように、内装穴(31)より小さい長
方形に張り出している。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、上記した請求項
1又は請求項2に記載の発明の特徴点に加え、次の点を
特徴とする。
【0018】すなわち、仮止め部(242)は、例えば図6
に示すように、筒部(241)の外面から弾性的に突出して
いる (請求項4)請求項4に記載の発明は、上記した請求項
1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0019】すなわち、鍔部(例えばアシストグリップ
20b)と頭部(221)との間には、例えば図6に示すよう
に、差込溝(223)を備えている。上記差込溝(223)は、ド
ライバー(図示せず)を差し込み可能なものである。な
お、差込溝(223)をピン(220)の頭部(221)側に設けた
が、これに限らず、例えば図14に示すように、グロメ
ット(310)の鍔部(311)に差込溝(317)を設けても良い。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、上記した請求項
1〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0020】すなわち、グロメット(210)とピン(220)と
の間には、例えば図8に示すように、仮止め用の凹凸部
(例えば凹部224と凸部234)と、本止め用の凹凸部(例
えば凹部225と凸部234)とを備えている。仮止め用の凹
凸部(例えば凹部224と凸部234)は、例えば図10に示
すように、ピン(220)の脚部(222)をグロメット(210)の
挿入穴(233)に浅く挿入した状態で、互いにはまり合
い、脚部(222)が挿入穴(233)から抜けるのを阻止し、弾
性爪(232)が挿入穴(233)に向かって撓み込むのを許容す
るものである。
【0021】本止め用の凹凸部(例えば凹部225と凸部2
34)は、例えば図12に示すように、脚部(222)を挿入
穴(233)に深く挿入した状態で、互いにはまり合い、脚
部(222)が挿入穴(233)から抜けるのを阻止し、弾性爪(2
32)が挿入穴(233)に向かって撓み込むのを阻止するもの
である。 (請求項6)請求項6に記載の発明は、上記した請求項
1〜5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次
の点を特徴とする。
【0022】すなわち、グロメット(210)は、例えば図
6に示すように、グロメット本体(230)と、グロメット
装着部(240)とを備えている。上記グロメット本体(230)
は、例えば図6に示すように、挿入穴(233)及び弾性爪
(232)を有するものである。前記グロメット装着部(240)
は、例えば図6に示すように、部品(例えばアシストグ
リップ20b)に設けられ、鍔部(例えばアシストグリッ
プ20b)、筒部(241)、仮止め部(242)、及び貫通穴(243)
を有するものである。
【0023】上記貫通穴(243)は、例えば図8に示すよ
うに、鍔部(例えばアシストグリップ20b)から筒部(24
1)に一連に貫通し、例えば図10に示すように、挿入さ
れたグロメット本体(230)の弾性爪(232)が突出する (請求項7)請求項7に記載の発明は、次の点を特徴と
する。
【0024】第一に、取付装置(400)は、例えば図23
に示すように、グロメット(410)と、ピン(420)とを備え
る。上記グロメット(410)は、例えば図23に示すよう
に、部品(例えばアシストグリップ20d)を保持し、内
装穴(31d)を通してパネル穴(41d)に挿入されるもので
ある。
【0025】なお、自動車用部品として、例えばアシス
トグリップ(20d)を例示したが、これに限らず、ルーム
ランプ、サンバイザーホルダー、ハンガーフック、ルー
フコンソール(小物入れ)等でも良い。前記ピン(420)
は、例えば図23に示すように、グロメット(410)内に
着脱可能に挿入されるものである。
【0026】第二に、グロメット(410)は、例えば図2
3に示すように、鍔部(411)と、筒部(412)と、挿入穴(4
13)と、弾性爪(414)とを備える。上記筒部(412)は、例
えば図23に示すように、鍔部(411)から延び、内装穴
(31d)を通してパネル穴(41d)にはまり込むものである。
前記挿入穴(413)は、鍔部(411)から筒部(412)に一連に
形成されたものである。
【0027】前記弾性爪(414)は、挿入穴(413)から外側
に向かって弾性的に突出し、鍔部(411)との間でパネル
(40)を保持するものである。第三に、ピン(420)は、例
えば図23に示すように、頭部(421)と、脚部(422)とを
備える。上記頭部(421)は、挿入穴(413)より大きいもの
である。
【0028】前記脚部(422)は、頭部(421)から延び、挿
入穴(413)内に挿入されることで、弾性爪(414)が挿入穴
(413)に向かって撓み込むのを阻止するものである。第
4に、内装穴(31d)は、例えば図25に示すように、長
方形に形成されている。第5に、部品(例えばアシスト
グリップ20d)には、例えば図22〜23に示すよう
に、仮止め部(100d)を備えている。
【0029】上記仮止め部(100d)は、内装穴(31d)より
小さい長方形に張り出している。 (請求項8)請求項8に記載の発明は、上記した請求項
7に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、部品(例えばアシストグリップ20d)とピン
(420)の頭部(421)との間には、例えば図24に示すよう
に、差込溝(21d)を備えている。
【0030】上記差込溝(21d)は、例えば図24に示す
ように、ドライバー(110)を差し込み可能なものであ
る。なお、差込溝(21d)を部品(例えばアシストグリッ
プ20d)側に設けたが、これに限らず、ピン(420)の頭部
(421)に設けても良い。
【0031】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1〜5は、本発
明の実施の形態の一例を示すものである。図1は、取付
装置の分解斜視図、図2はアシストグリップの分解斜視
図、図3は他方のグロメットを示す分解斜視図、図4は
内装材に対するアシストグリップの取付手順を示す平面
図、図5は内装材に対する取付装置の取付状態を示す斜
視図をそれぞれ示すものである。
【0032】図6〜13は、本発明の第二の実施の形態
の一例を示すものである。図6は、取付装置の分解斜視
図、図7はアシストグリップの斜視図をそれぞれ示すも
のである。図8は、図7のX−X線に沿う分解断面図、
図9は図7のY−Y線に沿う分解断面図をそれぞれ示す
ものである。
【0033】図10は、図7のX−X線に沿う取付途中
の断面図、図11は図7のY−Y線に沿う取付途中の断
面図をそれぞれ示すものである。図12は、図7のX−
X線に沿う断面図、図13は図7のY−Y線に沿う断面
図をそれぞれ示すものである。図14〜21は、本発明
の第三の実施の形態の一例を示すものである。
【0034】図14は、取付装置の分解斜視図、図15
はアシストグリップの斜視図をそれぞれ示すものであ
る。図16は、図15のX−X線に沿う分解断面図、図
17は図15のY−Y線に沿う分解断面図をそれぞれ示
すものである。図18は、図15のX−X線に沿う取付
途中の断面図、図18は図15のY−Y線に沿う取付途
中の断面図をそれぞれ示すものである。
【0035】図20は、図15のX−X線に沿う断面
図、図21は図15のY−Y線に沿う断面図をそれぞれ
示すものである。図22〜25は、本発明の第四の実施
の形態の一例を示すものである。図22は、アシストグ
リップの一部斜視図、図23は取付装置の取付状態を示
す断面図、図24はピンの取り外し状態を示す一部斜視
図、図25は内装材に対するアシストグリップの取付手
順を示す平面図をそれぞれ示すものである。 (取付装置10)図中、10は、取付装置を示すものであ
る。
【0036】上記取付装置10は、図2に示すように、自
動車用部品としてのアシストグリップ20を、ヘッドライ
ニング等の内装材30とともに、車体側のルーフ等のパネ
ル40に取り付けるためのものである。なお、部品は、ア
シストグリップに限らず、ルームランプ、サンバイザー
ホルダー、ハンガーフック、ルーフコンソール(小物入
れ)等でも良い。
【0037】上記アシストグリップ20は、図2に示すよ
うに、全体がコ字形に屈曲している。そして、アシスト
グリップ20の両端部は、回転軸21を介して取付装置10に
回転可能に支持される。前記内装材30には、図2に示す
ように、表裏面に貫通する2個の方形の内装穴31〜32を
設けている。2個の内装穴31〜32のうち、一方の内装穴
31は、上下に長い長方形に形成され、他方の内装穴32は
正方形に形成されている。
【0038】前記パネル40には、図2に示すように、表
裏面に貫通する2個の方形のパネル穴41を設けている。
2個のパネル穴41は、正方形の内装穴32にほぼ等しい形
状に形成されている。具体的には、取付装置10は、図1
に示すように、大別すると、次の部分を備える。
【0039】(1)グロメット50〜51 (2)ピン60 なお、取付装置10は、上記した(1)〜(2)に限定さ
れない。 (グロメット50〜51)各グロメット50〜51は、図1及び
図3に示すように、大別すると、次の部分を備える。
【0040】(1)鍔部70 (2)筒部80 (3)挿入穴90 なお、グロメット50〜51は、上記した(1)〜(3)に
限定されない。また、2個のグロメット50〜51のうち、
一方のグロメット50には、次の部分を備える。
【0041】(4)仮止め部100 (ピン60)ピン60は、図1及び図3に示すように、2個
のグロメット50〜51に共通に使用されている。具体的に
は、ピン60は、図1に示すように、大別すると、次の部
分を備える。
【0042】(1)頭部61 (2)脚部62 なお、ピン60は、上記した(1)〜(2)に限定されな
い。 (グロメット50〜51の鍔部70)鍔部70は、図1及び図3
に示すように、方形に形成され、内装穴31〜32より大き
い外形を有する。また、鍔部70は、アシストグリップ20
の回転軸21を支持する一対の軸受部71を設けている。 (グロメット50〜51の筒部80)筒部80は、図1及び図3
に示すように、鍔部70から延び、内装材30の内装穴31〜
32を通してパネル40のパネル穴41にはまり込むものであ
る。
【0043】具体的には、一方のグロメット50の筒部80
の外形は、図4に示すように、長方形の内装穴31内にお
いて回転できる大きさに設定されている。そして、筒部
80は、図1及び図3に示すように、角筒形を成し、鍔部
70から挿入穴90が一連に形成されている。また、筒部80
の四方の側壁には、図1及び図3に示すように、計4個
の弾性爪81〜82が形成されている。
【0044】上記各弾性爪81〜82は、図1及び図3に示
すように、挿入穴90から外側に向かって、樹脂の弾性を
利用して、弾性的に突出し、鍔部70との間でパネル40を
保持するものである。なお、一方のグロメット50では、
仮止め部100があることから、各弾性爪81〜82は、仮止
め部100との間でパネル40を保持している。
【0045】具体的には、各弾性爪81〜82は、図1及び
図3に示すように、筒部80の四方の各側壁をコ字形に切
り欠いて形成している。そして、4個の弾性爪81〜82の
うち、背向する一対の弾性爪81には、挿入穴90の開口面
に向かって延びる解除片93をそれぞれ設けている。 (グロメット50の仮止め部100)仮止め部100は、図1に
示すように、筒部80の高さの途中から張り出し、鍔部70
との間で内装材30を保持するものである。
【0046】具体的には、仮止め部100は、図1に示す
ように、鍔部70と離れて対向し、筒部80の外面から長方
形状に張り出し、その外形が内装材30の長方形の内装穴
31にはまり込む大きさに形成されている。そして、仮止
め部100と鍔部70との間隔は、内装材30の板厚にほぼ一
致させている。 (ピン60の頭部61)頭部61は、図1及び図3に示すよう
に、方形に形成され、挿入穴90より大きい外形を有す
る。 (ピン60の脚部62)脚部62は、図1及び図3に示すよう
に、頭部61から延び、挿入穴90内に挿入されることで、
4個の弾性爪81〜82が挿入穴90に向かって撓み込むのを
阻止するものである。
【0047】具体的には、脚部62は、図1及び図3に示
すように、先端部が尖った矢印形に形成されている。 (使用方法)つぎに、上記した構成を備えた取付装置10
の使用方法について、以下に説明する。
【0048】まず、ピン60を、2個のグロメット50〜51
の各挿入穴90にそれぞれ浅く挿入して、仮止めする。つ
ぎに、2個のグロメット50〜51の軸受部71に、図2に示
すように、回転軸21を通して、アシストグリップ20の両
端部をそれぞれ回転可能に支持する。その後、2個のグ
ロメット50〜51のうち、一方のグロメット50の筒部80及
び仮止め部100を、図4に示すように、内装材30の長方
形の内装穴31に合わせて挿入する。
【0049】つぎに、アシストグリップ20を、図4に示
すように、長方形の内装穴31を中心に旋回させる。これ
により、一方のグロメット50の仮止め部100が、図4に
示すように、長方形の内装穴31から抜けなくなる。その
後、他方のグロメット51を、正方形の内装穴32に合わせ
て挿入する。
【0050】これにより、アシストグリップ20は、取付
装置10を介して、内装材30の2個の内装穴31〜32に仮止
めされる。つぎに、内装材30の2個の内装穴31〜32から
突出した2個のグロメット50〜51の筒部80を、パネル40
の2個のパネル穴41に合わせて挿入する。筒部80が挿入
されると、その4個の弾性爪81〜82は、パネル穴41を通
過時に、挿入穴90内に一旦、撓み込み、パネル穴41を通
過後、樹脂の弾性力により復元する。
【0051】このため、4個の弾性爪81〜82が、パネル
40の裏面に引っ掛かり、アシストグリップ20は、取付装
置10を介して、パネル40の2個のパネル穴41に仮止めさ
れる。最後に、ピン60を2個のグロメット50〜51の各挿
入穴90に、深く挿入する。これにより、4個の弾性爪81
〜82が挿入穴90に向かって撓み込むのが阻止される。
【0052】このため、2個のグロメット50〜51が、パ
ネル40の各パネル穴41から抜けなくなり、アシストグリ
ップ20は、取付装置10を介して、パネル40の2個のパネ
ル穴41に本止めされる。なお、最後に、アシストグリッ
プ20を取り付けるようにしても良い。一方、アシストグ
リップ20を外すには、図示しないが、ピン60をマイナス
のドライバーを使用して2個のグロメット50〜51から抜
く。
【0053】つぎに、2個のグロメット50〜51の挿入穴
90を通して、図示しないが、ラジオペンチ等の工具を使
用して、2個の解除片93を摘むことで、2個の弾性爪81
を挿入穴90に向かって撓み込ませる。その後、筒部80
を、パネル40の2個のパネル穴41から引き抜くことで、
アシストグリップ20及び内装材30を、パネル40から取り
外すことができる。 (第二の実施の形態)つぎに、図6〜13を用いて、本
発明の第二の実施の形態について、以下に説明する。
【0054】本実施の形態の特徴は、図6に示すよう
に、グロメット210の一部を、アシストグリップ20cに形
成した点にある。具体的には、取付装置200は、図6に
示すように、大別すると、次の部分を備える。 (1)グロメット210 (2)ピン220 なお、取付装置200は、上記した(1)〜(2)に限定
されない。 (グロメット210)グロメット210は、図6に示すよう
に、大別すると、次の部分を備える。
【0055】(1)グロメット本体230 (2)グロメット装着部240 なお、グロメット210は、上記した(1)〜(2)に限
定されない。 (ピン220)ピン220は、図6に示すように、大別する
と、次の部分を備える。
【0056】(1)頭部221 (2)脚部222 なお、ピン220は、上記した(1)〜(2)に限定され
ない。 (グロメット本体230)グロメット本体230は、図6に示
すように、大別すると、次の部分を備える。
【0057】(1)枠部231 (2)弾性爪232 (3)挿入穴233 なお、グロメット本体230は、上記した(1)〜(3)
に限定されない。 (グロメット装着部240)グロメット装着部240は、アシ
ストグリップ20bに設けられ、図6に示すように、大別
すると、次の部分を備える。
【0058】(1)鍔部 (2)筒部241 (3)仮止め部242 (4)貫通穴243 なお、グロメット装着部240は、アシストグリップ20bに
一体的に設けても良いし、或いは別体に設けても良い。
また、グロメット装着部240は、上記した(1)〜
(4)に限定されない。 (グロメット本体230の枠部231)枠部231は、図6に示
すように、内部に挿入穴233を有する方形の枠形に形成
されている。
【0059】そして、枠部231の内面には、図8に示す
ように、仮止め及び本止め兼用の凹凸部、すなわち一対
の凸部234を設けている。なお、仮止め及び本止め兼用
の凹凸部としては、凸部234に限らず、凹部でも良い。 (グロメット本体230の弾性爪232)弾性爪232は、図6
に示すように、枠部231の下面から左右一対延びてい
る。 (グロメット装着部240の鍔部)鍔部は、図6に示すよ
うに、アシストグリップ20bが兼ねている。 (グロメット装着部240の筒部241)筒部241は、図6に
示すように、アシストグリップ20bの下面から角筒形に
延びている。 (グロメット装着部240の仮止め部242)仮止め部242
は、図6に示すように、筒部241の互いに背向する外側
面から、樹脂の弾性を利用して、弾性的にそれぞれ突出
している。
【0060】具体的には、両仮止め部242は、図6に示
すように、筒部241の側壁をコ字形に切り欠いて形成し
ている。 (グロメット装着部240の貫通穴243)貫通穴243は、図
8〜9に示すように、アシストグリップ20bから筒部241
に一連に貫通し、貫通穴243の開放下面からは、図10
に示すように、挿入されたグロメット本体230の弾性爪2
32が突出するものである。
【0061】貫通穴243内には、図8及び図10に示す
ように、一対の抜止部244を設けている。両抜止部244
は、図8に示すように、仮止め部242の無い筒部241の互
いに背向する側壁にそれぞれ形成され、樹脂の弾性を利
用して、両内側面から相対向して弾性的にそれぞれ突出
している。
【0062】具体的には、両抜止部244は、仮止め部242
と同様に、筒部241の側壁をコ字形に切り欠いて形成し
ている。 (ピン220の頭部221)頭部221は、図6に示すように、
グロメット装着部240の貫通穴243の開放上面に適合し、
図12〜13に示すように、当該開放上面を塞ぐもので
ある。 (ピン220の脚部222)脚部222は、図6に示すように、
頭部221の下面から延びている。そして、脚部222の高さ
の途中には、仮止め用及び本止め用の凹凸部、すなわち
2個の凹部224〜225を設けている。
【0063】上記2個の凹部224〜225のうち、下側の凹
部224が、図10に示すように、仮止め用で、上側の凹
部225が、図12に示すように、本止め用である。な
お、仮止め用及び本止め用の凹凸部としては、凹部224
〜225に限らず、凸部でも良い。また、脚部222の上下に
2個の凹部224〜225を設けたが、逆にグロメット本体23
0の枠部231の上下に凸部を設けても良い。 (使用方法)つぎに、上記した構成を備えた取付装置20
0の使用方法について、以下に説明する。
【0064】まず、グロメット本体230を、図10〜1
1に示すように、グロメット装着部240の貫通穴243に合
わせて挿入する。グロメット本体230を挿入すると、図
10に示すように、一対の弾性爪232が貫通穴243から下
方に突出する。また、貫通穴243中で、グロメット本体2
30の枠部231の上面に、一対の抜止部244がそれぞれ引っ
掛かり、グロメット本体230が貫通穴243から上方に抜け
なくなる。
【0065】つぎに、ピン220の脚部222を、図10〜1
1に示すように、貫通穴243を通して挿入穴233中に浅く
挿入する。脚部222を浅く挿入すると、図10に示すよ
うに、その仮止め用の凹部224に、一対の凸部234がはま
り込み、ピン220は、グロメット本体230を介して、アシ
ストグリップ20bのグロメット装着部240に仮止めされ
る。
【0066】つぎに、グロメット装着部240の筒部241
を、図10〜11に示すように、内装材30の内装穴31b
に合わせて挿入する。筒部241を挿入すると、その一対
の仮止め部242は、内装穴31bを通過時に、貫通穴243内
に一旦、撓み込み、内装穴31bを通過後、樹脂の弾性力
により復元する。
【0067】このため、一対の仮止め部242が、図11
に示すように、内装材30の裏面に引っ掛かり、アシスト
グリップ20は、内装材30の内装穴31bに仮止めされる。
つぎに、内装穴31bから下方に突出した筒部241を、図1
2〜13に示すように、パネル40のパネル穴41bに合わ
せて挿入する。筒部241を挿入すると、貫通穴243から下
方に突出した一対の弾性爪232は、パネル穴41bを通過時
に、挿入穴233内に一旦、撓み込み、パネル穴41bを通過
後、樹脂の弾性力により復元する。
【0068】このため、一対の弾性爪232が、図12に
示すように、パネル40の裏面に引っ掛かり、アシストグ
リップ20bは、パネル40のパネル穴41bに仮止めされる。
最後に、ピン220を、図12〜13に示すように、貫通
穴243を通して挿入穴233中に深く挿入する。これによ
り、一対の弾性爪232が挿入穴233に向かって撓み込むの
が阻止される。
【0069】このため、グロメット本体230が、パネル4
0のパネル穴41bから抜けなくなり、アシストグリップ20
bは、取付装置200を介して、パネル40のパネル穴41bに
本止めされる。なお、最後に、アシストグリップ20bを
取り付けるようにしても良い。一方、アシストグリップ
20bを外すには、図示しないが、差込溝223からマイナス
のドライバーを差し込み、ピン220をこじ上げて、その
後、グロメット本体230を引き抜けば良い。 (第三の実施の形態)つぎに、図14〜21を用いて、
本発明の第三の実施の形態について、以下に説明する。
【0070】本実施の形態の特徴は、図14に示すよう
に、グロメット310に、ダンパー330を装着することがで
きるようにした点にある。具体的には、取付装置300
は、図14に示すように、大別すると、次の部分を備え
る。 (1)グロメット310 (2)ピン320 (3)ダンパー330 なお、取付装置300は、上記した(1)〜(3)に限定
されない。 (グロメット310)グロメット310は、図14に示すよう
に、大別すると、次の部分を備える。
【0071】(1)鍔部311 (2)筒部312 (3)挿入穴313 (4)弾性爪314 (5)仮止め部315 なお、グロメット310は、上記した(1)〜(5)に限
定されない。
【0072】上記鍔部311には、図14に示すように、
軸受部316、差込溝317を有する。前記挿入穴313内に
は、図16に示すように、仮止め及び本止め兼用の凹凸
部、すなわち一対の凸部318を設けている。なお、仮止
め及び本止め兼用の凹凸部としては、凸部318に限ら
ず、凹部でも良い。 (ピン320)ピン320は、図14に示すように、大別する
と、次の部分を備える。
【0073】(1)頭部321 (2)脚部322 なお、ピン220は、上記した(1)〜(2)に限定され
ない。上記脚部322の途中には、図1に示すように、仮
止め用及び本止め用の凹凸部、すなわち2個の凹部323
〜224を設けている。
【0074】上記2個の凹部323〜324のうち、下側の凹
部323が、図18に示すように、仮止め用で、上側の凹
部324が、図20に示すように、本止め用である。な
お、仮止め用及び本止め用の凹凸部としては、凹部323
〜324に限らず、凸部でも良い。また、脚部322の上下に
2個の凹部323〜324を設けたが、逆にグロメット310の
挿入穴313の上下に凸部を設けても良い。 (ダンパー330)ダンパー330には、例えばオイルダンパ
ーを使用し、アシストグリップ20cの回転軸21cに通して
使用する。 (使用方法)つぎに、上記した構成を備えた取付装置30
0の使用方法について、以下に説明する。
【0075】まず、ピン320の脚部322を、図18〜19
に示すように、グロメット310の挿入穴313中に浅く挿入
する。脚部322を浅く挿入すると、図18に示すよう
に、その仮止め用の凹部323に、一対の凸部318がはまり
込み、ピン320は、グロメット310に仮止めされる。つぎ
に、グロメット310の一対の軸受部316の間隔内に、ダン
パー330を位置させ、回転軸21cを一連に通して、グロメ
ット310の両軸受部316に対して、アシストグリップ30c
を回転可能に支持する。
【0076】その後、グロメット310の筒部311を、図1
8〜19に示すように、内装材30の内装穴31cに合わせ
て挿入する。筒部311を挿入すると、その一対の仮止め
部315は、内装穴31cを通過時に、挿入穴313内に一旦、
撓み込み、内装穴31cを通過後、樹脂の弾性力により復
元する。
【0077】このため、一対の仮止め部315が、図18
に示すように、内装材30の裏面に引っ掛かり、アシスト
グリップ20は、内装材30の内装穴31cに仮止めされる。
つぎに、内装穴31cから下方に突出した筒部311を、図1
8〜19に示すように、パネル40のパネル穴41bに合わ
せて挿入する。筒部311を挿入すると、挿入穴313から下
方に突出した一対の弾性爪314は、パネル穴41cを通過時
に、挿入穴313内に一旦、撓み込み、パネル穴41cを通過
後、樹脂の弾性力により復元する。
【0078】このため、一対の弾性爪314が、図18に
示すように、パネル40の裏面に引っ掛かり、アシストグ
リップ20cは、パネル40のパネル穴41cに仮止めされる。
最後に、ピン320を、図20〜21に示すように、挿入
穴313中に深く挿入する。これにより、一対の弾性爪314
が挿入穴313に向かって撓み込むのが阻止される。
【0079】このため、グロメット310が、パネル40の
パネル穴41cから抜けなくなり、アシストグリップ20c
は、取付装置300を介して、パネル40のパネル穴41cに本
止めされる。なお、最後に、アシストグリップ20cを取
り付けるようにしても良い。一方、アシストグリップ20
cを外すには、図示しないが、差込溝317からマイナスの
ドライバーを差し込み、ピン320をこじ上げて、その
後、グロメット310を引き抜けば良い。 (第四の実施の形態)つぎに、図22〜25を用いて、
本発明の第四の実施の形態について、以下に説明する。
【0080】本実施の形態の特徴は、図22〜23に示
すように、フランジ状の仮止め部100dを、部品としての
アシストグリップ20dに設けている点である。第二に、
本実施の形態の特徴は、図24に示すように、ドライバ
ー110を差し込み可能な差込溝21dを、部品としてのアシ
ストグリップ20d側に設けている点である。
【0081】なお、差込溝21dをアシストグリップ20d側
に設けたが、これに限らず、ピン420の頭部421に設けて
も良い。具体的には、取付装置300は、取付装置400は、
図23に示すように、グロメット410と、ピン420とを備
える。上記グロメット410は、例えば図23に示すよう
に、部品としてのアシストグリップ20dを保持し、内装
穴31dを通してパネル穴41dに挿入されるものである。
【0082】なお、自動車用部品として、アシストグリ
ップ20dを例示したが、これに限らず、ルームランプ、
サンバイザーホルダー、ハンガーフック、ルーフコンソ
ール(小物入れ)等でも良い。前記ピン420は、図23
に示すように、グロメット410内に着脱可能に挿入され
るものである。
【0083】前記グロメット410は、図23に示すよう
に、鍔部411と、筒部412と、挿入穴413と、弾性爪414と
を備える。上記筒部412は、図23に示すように、鍔部4
11から延び、内装穴31dを通してパネル穴41dにはまり込
むものである。前記挿入穴413は、鍔部411から筒部412
に一連に形成されたものである。
【0084】前記弾性爪414は、挿入穴413から外側に向
かって弾性的に突出し、鍔部411との間でパネル40を保
持するものである。前記ピン420は、図23に示すよう
に、頭部421と、脚部422とを備える。上記頭部421は、
挿入穴413より大きいものである。前記脚部422は、頭部
421から延び、挿入穴413内に挿入されることで、弾性爪
414が挿入穴413に向かって撓み込むのを阻止するもので
ある。
【0085】一方、内装材30の内装穴31dは、図25に
示すように、長方形に形成されている。また、アシスト
グリップ20dには、図22〜23に示すように、仮止め
部100dを備えている。上記仮止め部100dは、内装穴31d
より小さい長方形に張り出している。
【0086】したがって、仮止め部100dを、図25に示
すように、内装材30の内装穴31dに合わせて挿入し、9
0度回転することで、アシストグリップ20dを内装材30
の内装穴31dに仮止めすることができる。一方、アシス
トグリップ20dとピン420の頭部421との間には、図24
に示すように、差込溝21dを備えている。
【0087】上記差込溝21dは、図24に示すように、
ドライバー110を差し込み可能なものである。なお、差
込溝21dをアシストグリップ20d側に設けたが、これに限
らず、ピン420の頭部421に設けても良い。したがって、
差込溝21dに、図24に示すように、マイナスのドライ
バー110の刃先を差し込み、ピン420の頭部421をこじり
上げることができる。
【0088】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0089】すなわち、請求項1に記載の発明によれ
ば、部品を内装材及びパネルに仮止めすることができ
る。また、請求項1に記載の発明によれば、グロメット
にピンを挿入することで、パネルに本止めできるばかり
でなく、ピンを引き抜くことで、パネルから部品を取り
外すことができる。 (請求項2)請求項2に記載の発明によれば、上記した
請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。
【0090】すなわち、請求項2に記載の発明によれ
ば、グロメットを回転させることで、内装材の内装穴か
らのグロメットの抜けを防止することができる。 (請求項3)請求項3に記載の発明によれば、上記した
請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、次の
ような効果を奏する。
【0091】すなわち、請求項3に記載の発明によれ
ば、グロメットを内装材にワンタッチで仮止めすること
ができる。 (請求項4)請求項4に記載の発明によれば、上記した
請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0092】すなわち、請求項4に記載の発明によれ
ば、ドライバーを使用して、ピンを容易に引き抜くこと
ができる。 (請求項5)請求項5に記載の発明によれば、上記した
請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0093】すなわち、請求項5に記載の発明によれ
ば、ピンをグロメットに仮止めすることができる。 (請求項6)請求項6に記載の発明によれば、上記した
請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。
【0094】すなわち、請求項6に記載の発明によれ
ば、グロメット本体の構造を簡便にすることができる。 (請求項7)すなわち、請求項7に記載の発明によれ
ば、部品を取付装置を用いて内装材に仮止めすることが
できるばかりでなく、部品の仮止め部を用いてパネルに
仮止めすることができる。 (請求項8)請求項8に記載の発明によれば、上記した
請求項7に記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。
【0095】すなわち、請求項8に記載の発明によれ
ば、ドライバーを使用して、ピンを容易に引き抜くこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】取付装置の分解斜視図である。
【図2】アシストグリップの分解斜視図である。
【図3】他方のグロメットを示す分解斜視図である。
【図4】内装材に対するアシストグリップの取付状態を
示す平面図である。
【図5】内装材に対する取付装置の取付状態を示す斜視
図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態の一例を示し、同図
は取付装置の分解斜視図である。
【図7】図6のアシストグリップの斜視図である。
【図8】図7のX−X線に沿う分解断面図である。
【図9】図7のY−Y線に沿う分解断面図である。
【図10】図7のX−X線に沿う取付途中の断面図であ
る。
【図11】図7のY−Y線に沿う取付途中の断面図であ
る。
【図12】図7のX−X線に沿う断面図である。
【図13】図7のY−Y線に沿う断面図である。
【図14】本発明の第三の実施の形態の一例を示し、同
図は取付装置の分解斜視図である。
【図15】図14のアシストグリップの斜視図である。
【図16】図15のX−X線に沿う分解断面図である。
【図17】図15のY−Y線に沿う分解断面図である。
【図18】図15のX−X線に沿う取付途中の断面図で
ある。
【図19】図15のY−Y線に沿う取付途中の断面図で
ある。
【図20】図15のX−X線に沿う断面図である。
【図21】図15のY−Y線に沿う断面図である。
【図22】本発明の第四の実施の形態の一例を示し、同
図はアシストグリップの一部斜視図である。
【図23】本発明の第四の実施の形態の一例を示し、同
図は取付装置の取付状態を示す断面図である。
【図24】本発明の第四の実施の形態の一例を示し、同
図はピンの取り外し状態を示す一部斜視図である。
【図25】本発明の第四の実施の形態の一例を示し、同
図は内装材に対するアシストグリップの取付手順を示す
平面図である。
【符号の説明】
10 取付装置 20 アシストグリップ 21 回転軸 30 内装材 31 内装穴 32 内装穴 40 パネル 41 パネル穴 50 グロメット 51 グロメット 60 ピン 61 頭部 62 脚部 70 鍔部 71 軸受部 80 筒部 81 弾性爪 82 弾性爪 83 解除片 90 挿入穴 100 仮止め部 (第二の実施の形態) 20b アシストグリップ 31b 内装穴 41b パネル穴 200 取付装置 210 グロメット 220 ピン 221 頭部 222 脚部 223 差込溝 224 凹部 225 凹部 230 グロメット本体 231 枠部 232 弾性爪 233 挿入穴 234 凸部 240 グロメット装着部 241 筒部 242 仮止め部 243 貫通穴 244 抜止部 (第三の実施の形態) 20c アシストグリップ 21c 回転軸 31c 内装穴 41c パネル穴 300 取付装置 310 グロメット 311 鍔部 312 筒部 313 挿入穴 314 弾性爪 315 仮止め部 316 軸受部 317 差込溝 318 凸部 320 ピン 321 頭部 322 脚部 323 凹部 324 凹部 330 ダンパー (第四の実施の形態) 20d アシストグリップ 21d 差込溝 31d 内装穴 32d 内装穴 41d パネル穴 100d 仮止め部 110 ドライバー 400 取付装置 410 グロメット 411 鍔部 412 筒部 413 挿入穴 414 弾性爪 420 ピン 421 頭部 422 脚部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用部品を保持し、内装材の内装穴
    を通してパネルのパネル穴に取り付く自動車用部品の取
    付装置において、 前記取付装置は、 前記部品を保持し、前記内装穴を通して前記パネル穴に
    挿入されるグロメットと、 前記グロメット内に着脱可能に挿入されるピンとを備
    え、 前記グロメットは、 前記内装穴より大きい鍔部と、 前記鍔部から延び、前記内装穴を通して前記パネル穴に
    はまり込む筒部と、 前記鍔部から前記筒部に一連に形成された挿入穴と、 前記挿入穴から外側に向かって弾性的に突出し、前記鍔
    部との間で前記パネルを保持する弾性爪と、 前記筒部の高さの途中から張り出し、前記鍔部との間で
    前記内装材を保持する仮止め部とを備え、 前記ピンは、 前記挿入穴より大きい頭部と、 前記頭部から延び、前記挿入穴内に挿入されることで、
    前記弾性爪が前記挿入穴に向かって撓み込むのを阻止す
    る脚部とを備えていることを特徴とする自動車用部品の
    取付装置。
  2. 【請求項2】 前記内装穴は、 長方形を成し、 前記仮止め部は、 前記内装穴より小さい長方形に張り出していることを特
    徴とする請求項1に記載の自動車用部品の取付装置。
  3. 【請求項3】 前記仮止め部は、 前記筒部の外面から弾性的に突出していることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の自動車用部品の取付
    装置。
  4. 【請求項4】 前記鍔部と前記頭部との間には、 ドライバーを差し込み可能な差込溝を備えていることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車
    用部品の取付装置。
  5. 【請求項5】 前記グロメットと前記ピンとの間には、 前記ピンの前記脚部を前記グロメットの前記挿入穴に浅
    く挿入した状態で、互いにはまり合い、前記脚部が前記
    挿入穴から抜けるのを阻止し、前記弾性爪が前記挿入穴
    に向かって撓み込むのを許容する仮止め用の凹凸部と、 前記脚部を前記挿入穴に深く挿入した状態で、互いには
    まり合い、前記脚部が前記挿入穴から抜けるのを阻止
    し、前記弾性爪が前記挿入穴に向かって撓み込むのを阻
    止する本止め用の凹凸部とを備えていることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動車用部品の
    取付装置。
  6. 【請求項6】 前記グロメットは、 前記挿入穴及び前記弾性爪を有するグロメット本体と、 前記部品に設けられ、前記鍔部、前記筒部、前記仮止め
    部、及び前記鍔部から前記筒部に一連に貫通し、挿入さ
    れた前記グロメット本体の前記弾性爪が突出する貫通穴
    を有するグロメット装着部とを備えていることを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動車用部品
    の取付装置。
  7. 【請求項7】 自動車用部品を保持し、内装材の内装穴
    を通してパネルのパネル穴に取り付く自動車用部品の取
    付装置において、 前記取付装置は、 前記部品を保持し、前記内装穴を通して前記パネル穴に
    挿入されるグロメットと、 前記グロメット内に着脱可能に挿入されるピンとを備
    え、 前記グロメットは、 鍔部と、 前記鍔部から延び、前記内装穴を通して前記パネル穴に
    はまり込む筒部と、 前記鍔部から前記筒部に一連に形成された挿入穴と、 前記挿入穴から外側に向かって弾性的に突出し、前記鍔
    部との間で前記パネルを保持する弾性爪とを備え、 前記ピンは、 前記挿入穴より大きい頭部と、 前記頭部から延び、前記挿入穴内に挿入されることで、
    前記弾性爪が前記挿入穴に向かって撓み込むのを阻止す
    る脚部とを備え、 前記内装穴は、 長方形に形成され、 前記部品には、 前記内装穴より小さい長方形に張り出した仮止め部を備
    えていることを特徴とする自動車用部品の取付装置。
  8. 【請求項8】 前記部品と前記ピンの前記頭部との間に
    は、 ドライバーを差し込み可能な差込溝を備えていることを
    特徴とする請求項7に記載の自動車用部品の取付装置。
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