JP2001178871A - 遊技装置 - Google Patents

遊技装置

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JP2001178871A
JP2001178871A JP2001000079A JP2001000079A JP2001178871A JP 2001178871 A JP2001178871 A JP 2001178871A JP 2001000079 A JP2001000079 A JP 2001000079A JP 2001000079 A JP2001000079 A JP 2001000079A JP 2001178871 A JP2001178871 A JP 2001178871A
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Sekiyu Ri
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者が、前回のゲームにおいて、1つ以上
の表示手段が先に固定的に表示内容を表示した状態にお
いてその後別の1つの表示手段が固定的に表示する表示
内容次第で所定の入賞に合致することになる可能性があ
ったことを知り、次回のゲームに大きく興味が湧く。 【解決手段】 リール部14aにおける2つのリールが
停止した際、シンボル「7」が2つ有効ライン上にある
か否か判定する。「7」が2つある場合、制御部50に
おいて好機フラグをセットする。3つのリールが停止し
た後、「7−7−7」と有効ライン上に揃っているか否
か判定する。揃っておらず、且つ好機フラグがセットさ
れている場合は、制御部50から音声出力部52に音声
出力信号を出力し、逸機報知効果音をスピーカから出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の表示内容を
表示し得る複数の表示手段と、それらの表示手段に表示
内容を固定的に表示させるための表示固定手段とを有
し、表示手段が固定的に表示した表示内容が所定条件に
合致することと入賞とが対応する、スロットマシン等の
遊技装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
遊技装置の一例としてのスロットマシンは、概ね次のよ
うなものであった。
【0003】すなわち、外周に複数のシンボルを有する
リールを3個有し、メダル投入後にスタートレバーなど
の操作によって前記リールを外周の複数のシンボルがあ
る程度識別できるような速度で回転させ、遊技者が適時
に各リールに対応したストップボタンを操作して前記リ
ールを全て停止させ、シンボル表示窓に表示された前記
シンボルの組合せによって入賞か否か及びその種類が判
定され、入賞の場合、それぞれの賞に対応するメダルが
払出される。また、入賞の種類によっては、遊技者に有
利な特別なゲーム(例えば所謂ビッグボーナス等)が開
始される場合もある。特別なゲームが開始される入賞
は、スロットマシン内部における抽選により、その入賞
が発生するまでの間、入賞率が高く設定されることがあ
る。そのような高入賞率状態においては、特別なゲーム
が開始される入賞が生じる率が通常状態に比し格段に高
くなるが、必ずしも100%入賞するものではない。高
入賞率状態のゲームにおいては、通常、遊技者が操作す
る停止ボタンによる停止信号を受けた時点から特別ゲー
ム開始の入賞に対応するシンボルが特定位置に表示され
るまでのずれが所定範囲内であれば、そのシンボルを入
賞に必要な位置に停止させることができるが、何れかの
停止ボタンの操作において前記ずれが所定範囲外であれ
ば入賞不可能となり得る。ずれが許容される範囲とリー
ルにおける特別ゲーム開始の入賞に対応するシンボルの
数と遊技者の技量等の兼合いで入賞率が異なってくる
が、通常、特別ゲーム開始の入賞に対応するシンボルの
数は少ないので、高入賞率状態のゲームにおいても入賞
しないことは少なくない。
【0004】スロットマシン等の遊技者は、遊技継続中
にややもすれば単調に感じ、機械的にゲームを繰り返す
ような状態となることがある。このような状態において
は、先に停止させた2つのリールにおけるシンボル表示
窓に表示されたシンボルが特別なゲームが開始される入
賞の組み合わせの一部を構成しており、最後のリールが
停止してシンボル表示窓に表示されるシンボルの種類及
び位置次第でその入賞となる好機が到来した場合でもそ
れに気付かないことがある。
【0005】最後のリールが停止して入賞したときは、
メダルの払出し並びにヒットランプの点滅や入賞効果音
などによって遊技者は入賞を知るが、入賞しなかったと
きは、そのような好機があったことを知らずに遊技を続
けるということが往々にして生じ、その場合、遊技者は
ますます遊技を単調に感じるようになっていた。
【0006】特に、特別なゲームが開始される入賞が生
じる率が通常状態に比し格段に高い高入賞率状態におい
て前記のような好機があったにもかかわらず入賞に至ら
ず、然もそれを遊技者が認識しなかった場合、遊技者は
遊技を止めたり、別のスロットマシンに移動したりする
ことがある。そのような場合、折角高入賞率状態にあっ
ても、それが活かされず、次に遊技を開始した遊技者に
特別ゲーム開始の入賞が言わば横取りされるような結果
をも招いていた。
【0007】本発明は、従来技術における上記のような
課題に鑑み行われたものであって、その目的とするとこ
ろは、遊技者が、前回のゲームにおいて、1つ以上の表
示手段が先に固定的に表示内容を表示した状態において
その後別の1つの表示手段が固定的に表示する表示内容
次第で所定の入賞に合致することになる可能性があった
ことを知り、次回のゲームに大きく興味が湧くような期
待感のある遊技装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の遊技装置
は、種々の表示内容を表示し得る複数の表示手段と、そ
れらの表示手段に前記表示内容を固定的に表示させるた
めの表示固定手段とを有し、前記表示手段が固定的に表
示した表示内容が所定条件に合致することと入賞とが対
応するゲームを実行する遊技機であって、1つ以上の表
示手段が先に固定的に表示する表示内容について、その
表示後別の1つの表示手段が固定的に表示する表示内容
との組み合わせにより所定の入賞に対応する条件に合致
することとなる好機であるか否かを判定する好機判定手
段と、入賞を判定する入賞判定手段と、好機判定手段が
好機であると判定し且つ入賞判定手段がその所定の入賞
と判定しなかった場合に遊技者にそれを報知する逸機報
知手段を備えることを特徴とする(請求項1)。 上記の、種々の表示内容を表示し得る複数の表示手
段と、それらの表示手段に前記表示内容を固定的に表示
させるための表示固定手段とを有し、前記表示手段が固
定的に表示した表示内容が所定条件に合致することと入
賞とが対応するゲームを実行する遊技機は、例えば、複
数種のシンボルを順次連続的に表示するための複数の表
示手段と、表示手段における前記連続的表示を停止させ
てシンボルを固定表示させるための表示固定手段とを有
し、前記表示手段が固定的に表示したシンボルの種類と
その停止位置が所定条件に合致することと入賞とが対応
するゲームを実行する遊技装置とすることができる。
【0009】このような遊技機の好適な例として、外周
面に複数のシンボルが表示され、回転停止状態において
前記シンボルの1又は2以上を遊技者が視認し得る、回
転自在に支持された複数の回転体と、その回転体を回転
駆動するための回転駆動手段と、回転駆動されている前
記回転体を停止させてシンボルを固定表示させるための
表示固定手段とを有し、その表示固定手段によって停止
した回転体における前記シンボルの種類とその停止位置
が所定条件に合致することと入賞とが対応するスロット
マシンを挙げることができる(請求項2)。
【0010】前記シンボルとは、図形、絵、文字、記号
等を意味するものであり、その例としては、プラム、ス
イカ、チェリー、ベル等の絵、「7」の文字、「BA
R」の文字等を挙げることができる。
【0011】前記の複数種のシンボルを順次連続的に表
示するための表示手段は、前記好適な例におけるような
回転体のほか、例えば、CRTや液晶等のビデオディス
プレイ装置を利用したものであってもよい。前記遊技装
置は、このような表示手段を複数有し、各表示手段が1
組のシンボル群を互いに独立的に表示するものとするこ
とができる。前記回転体の場合、2以上(例えば3つ)
の回転体が互いに独立的に回転することにより、それぞ
れの回転体に表示されたシンボル群を互いに独立的に表
示するものとすることができる。ビデオディスプレイ装
置を利用したものの場合、例えば1台のビデオディスプ
レイ装置に複数組のシンボル群を互いに独立的に表示す
ることにより複数の表示手段とすることもできる。
【0012】前記回転体の一般的な例としては、多種の
シンボルが外周面の周方向に順に1つずつ表示されたリ
ールを挙げることができる。
【0013】前記表示固定手段は、例えば、遊技者が操
作する停止ボタンによる停止信号に応答して、前記のよ
うな回転体を回転駆動するステッピングモータ等の回転
駆動手段を適宜のタイミングで停止させるもの、又は、
ビデオディスプレイ装置によるシンボルの表示を適宜の
タイミングで固定表示させるものとすることができる。
或いは、例えば遊技装置内部の制御装置によって、特定
条件下で前記のような回転体を特定のシンボルが特定位
置に位置するように停止させるもの、又は、特定条件下
でビデオディスプレイ装置によるシンボルが特定位置に
位置するように固定表示させるものとすることができ
る。
【0014】表示手段による表示内容の表示は、例えば
少なくとも遊技者が視認し得る程度の時間、表示内容を
固定状態で表示するものであれば、固定的表示というこ
とができる。
【0015】前記のような回転体やビデオディスプレイ
装置等による表示手段が固定的に表示したシンボルの種
類とその停止位置が所定条件に合致する場合、それはゲ
ームの入賞と対応する。 上記好機判定手段が好機であると判定するのは例え
ば次のような場合である。
【0016】スロットマシン(遊技装置の好適な例)が
3つの回転体(表示手段)を有し、所定の入賞に対応す
る条件に合致するか否かが3つの回転体全てにおいてそ
れぞれ固定的に表示されたシンボルの組み合わせによっ
て定まる場合、2つの回転体が先に停止した状態におい
てそれらに固定的に表示されたシンボルが所定の入賞に
対応する条件に合致する組み合わせの一部を構成してお
り、最後の回転体である3つ目の回転体が停止した際に
固定的に表示されるシンボルの種類及び位置次第で前記
所定の入賞に対応する条件に合致することとなるとき
に、前記好機判定手段は好機であると判定する。
【0017】また、同じスロットマシンにおいて、所定
の入賞に対応する条件に合致するか否かが何れか2つの
回転体においてそれぞれ固定的に表示されたシンボルの
組み合わせによって定まる場合、1つの回転体が先に停
止した状態において固定的に表示されたシンボルが所定
の入賞に合致する組み合わせの一部を構成しており、残
りの2つの回転体のうち次の回転体が停止した際又は3
つ目の回転体が停止した際の何れかにおいて固定的に表
示されるシンボルの種類及び位置次第で前記所定の入賞
に対応する条件に合致することとなるときに、前記好機
判定手段は好機であると判定する。
【0018】好機判定手段による判定は、上記逸機報知
手段が遊技者に報知する前において可能な何れの時期に
行ってもよい。ゲーム後にそのゲームについてのデータ
から判定することも可能である。 上記入賞判定手段は、入賞条件達成の有無により入
賞の有無及びその賞の種類を判定するものである。入賞
条件達成というのは、例えば、(1)遊技者が操作する停
止ボタンによる停止信号に応答して適宜のタイミングで
固定表示されたシンボルの停止位置とその種類について
の条件を達成することとすることができる。その場合の
条件は、例えば、1組のシンボル群において満たすべき
ものとすることもでき(例えば、特定のシンボル群にお
いて特定のシンボルが特定位置に停止するという条
件)、2組以上のシンボル群の何れかにおいて満たすべ
きものとすることもでき(例えば、何れかのシンボル群
において特定のシンボルが特定位置に停止するという条
件)、2組以上のシンボル群における組み合わせとして
満たすべきものとすることもできる(例えば、2組以上
のシンボル群のそれぞれにおける特定のシンボルが、特
定位置に並んで停止するという条件)。或いは、入賞条
件達成を、例えば、(2)適宜タイミングで乱数サンプリ
ングを実行し、得られたサンプリング値により判断す
る、又はその他の抽選手段により判断するものとするこ
とができる。また或いは、入賞条件達成を、例えば、
(3)前記(2)のような条件(所謂内部当たり)を満足した
上で、遊技者が操作する停止ボタンによる停止信号を受
けた時点から前記条件によって特定されるシンボルが特
定位置に表示されるまでのずれが所定範囲内であること
とすることもできる。なお、入賞の条件は、常に一定で
あることを必ずしも要しない。入賞の条件や賞の内容を
適宜変更することもできる。
【0019】入賞判定手段による入賞条件達成の判定が
どのように行われるにせよ、表示固定手段によって固定
表示されたシンボルの種類とその停止位置によって、ゲ
ームの結果が遊技者に示される。
【0020】入賞によって遊技者に与えられる賞として
は、例えば、メダルやコイン等の遊技媒体の払い出し、
遊技媒体保留情報(クレジット)の加算、再ゲーム(リ
プレイ)可能回数等の価値情報の加算、遊技者にとって
より有利な条件の特別ゲームの開始等、又はそれらのう
ち2以上のものの組み合わせ等を挙げることができる。
特別ゲームが開始される賞は、1種であってもよく2種
以上であってもよい。また特別ゲームの内容は、1種で
あってもよく2種以上であってもよい。特別ゲームから
更に同種又は異種の特別ゲームに移行し得るものとする
こともできる。
【0021】特別ゲームは、一般ゲームよりも入賞確率
が高いというような、遊技者にとって有利な条件のゲー
ムである。一般ゲームというのは、特別な条件を要する
ことなく通常行われるゲームを言う。特別ゲームとして
採用し得るものとしては、例えば、メダル(遊技媒体の
一例)を1枚だけ投入することができ、所定枚数のメダ
ルを払い出す賞に高率で入賞し得るSB(シングルボー
ナス)、SBを所定回数繰り返すことができるRB(レ
ギュラーボーナス)、RBを所定回数繰り返すことがで
きるBB(ビッグボーナス)等の他、特別ゲーム開始以
外の賞を遊技者の技量次第で狙って当てることが一定期
間可能になるCT(チャレンジタイム)、SBの当選確
率が所定期間中10倍程度になる10倍役物等を挙げる
ことができる。
【0022】好機判定手段が判定する所定の入賞は、ど
のように設定することもできる。1種のみでもよく、2
種以上でもよい。 上記逸機報知手段は、好機判定手段が所定の入賞の
好機であると判定し且つ入賞判定手段がその所定の入賞
と判定しなかった場合に遊技者にそれを報知する。逸機
報知手段には特に限定はなく、スピーカその他の音声発
生手段による聴覚的報知手段や、1又は2個以上のラン
プやLED(発光ダイオード)を用いた表示装置、液晶
パネルを用いた表示装置、1又は2以上のリール等の視
覚的報知手段等の何れか又はそれらの複合によって行う
ことができる。報知内容は、入賞の報知等の他の事項の
報知から区別できるものとすることが望ましい。 本発明の遊技装置において実行されるゲームにおい
ては、表示固定手段によって表示手段が固定的に表示し
た表示内容が所定条件に合致することとゲームの入賞と
が対応する。従って、入賞の有無及び賞の種類は、表示
手段が固定的に表示した表示内容によって遊技者に示さ
れる。
【0023】ゲームにおいて入賞した場合、遊技装置は
その賞に応じた処理を行う。
【0024】一方、1つ以上の表示手段が先に何らかの
表示内容を固定的に表示していて、その表示内容が、あ
と1つの表示手段が特定の表示内容を固定的に表示すれ
ば、先に固定的に表示された表示内容との組み合わせに
より所定の入賞に合致する状態であった場合において、
その後、別の表示手段が実際に固定的に表示した表示内
容と組み合わせても所定の入賞に合致しなかったとき
は、次のようになる。すなわち、好機判定手段が所定の
入賞の好機であると判定し且つ入賞判定手段がその所定
の入賞と判定しないこととなるので、そのことが逸機報
知手段によって遊技者に報知される。
【0025】従ってゲームを行っている遊技者は、前回
のゲームにおいて、1つ以上の表示手段が先に固定的に
表示内容を表示した状態においてその後別の1つの表示
手段が固定的に表示する表示内容次第で所定の入賞に合
致することになる可能性があったこと、すなわち好機で
あったこと、及び、その所定の賞に入賞しなかったこと
を、各表示手段が固定的に表示する表示内容の経過を常
時注意して把握していなくても、前記逸機報知手段によ
る報知によって知らされる。
【0026】(1-1) この遊技装置は、遊技者にとって
比較的大きな利益が得られる入賞が上記所定の入賞とし
て設定されたものであることが好ましい(請求項3)。
【0027】遊技者にとって比較的大きな利益が得られ
る入賞(例えばBB等)を所定の入賞として設定する
と、上記逸機報知手段による報知は、次回又はそれ以降
のゲームに対する期待を一層湧かせる。
【0028】(1-2) またこの遊技装置は、所定の入賞
を2種以上有し、その所定の入賞の種類に応じ逸機報知
手段による報知の内容が異なるものとすることができる
(請求項4)。
【0029】報知の内容というのは、例えば、聴覚的報
知の場合の報知音の種類・大きさ・継続時間等、視覚的
報知の場合におけるランプやLEDの発光数・色・持続
時間等或いは液晶パネルなどの表示内容等である。
【0030】好機判定手段が判定した所定の入賞が遊技
者に与える利益の程度に応じ逸機報知手段による報知の
内容を変えることもできる。すなわち、例えばその所定
の入賞が遊技者に与える利益が大きいほど報知音を大き
く派手にしたり報知のためのランプの発光を強く派手に
するようにすることもできる。
【0031】2種以上有する所定の入賞の種類に応じ逸
機報知手段による報知の内容を異ならせることにより、
その報知の内容に応じ、次回又はそれ以降のゲームに対
し遊技者に様々な種類の期待を湧かせることができる。
【0032】(2) 上記(1)記載の遊技装置は、所定の入
賞が発生する率が高い高入賞率状態を特定条件下で設定
する高入賞率状態設定手段を有するものとすることがで
きる(請求項5)。
【0033】この特定条件は、任意に定めることができ
る。例えば、各ゲームにおいて乱数サンプリングを実行
し、得られたサンプリング値が特定範囲の値であること
により特定条件が達成される(所謂内部当たりの状態と
なる)ものとしたり、特定条件達成をその他の抽選手段
により判定したり、ゲーム中に表示手段が固定的に表示
する表示内容によって特定条件達成を判定することもで
きる。所定の入賞が2種以上ある場合は、それぞれにつ
いて特定条件を設定することができる。
【0034】高入賞率状態は、例えば所定の入賞が発生
するまで継続するものとすることもでき、回数や時間や
その他の条件によって定まる所定期間内のみ継続するも
のとすることもできる。
【0035】高入賞率状態設定手段は、上記スロットマ
シンを例にとれば、前記特定条件が達成された場合に、
例えば、遊技者が操作する停止ボタンによる停止信号を
受けた時点から前記特定条件によって特定される所定の
入賞に対応するシンボルが特定位置に表示されるまでの
ずれが所定範囲内であることを条件にそのシンボルを所
定の入賞に必要な位置に停止させること(所謂引き込
み)による高入賞率状態の実現を、所定の入賞が発生す
るまでの各ゲームにおいて繰返し行うよう設定するもの
とすることができる。
【0036】なお、高入賞率状態というのは、上記スロ
ットマシンを例にとれば、回転する回転体におけるシン
ボルを見ながら遊技者が停止ボタンを操作して所要のシ
ンボルが所要位置に停止するように回転体を停止させる
場合に、遊技者の技量の如何により一層確実性高く所定
の入賞が可能な状態となるものを含むものであり、単に
数学的な確率が高くなることのみを言うものではない。
【0037】高入賞率状態において逸機報知手段による
報知があると、高入賞率状態であることを知っている遊
技者は、前回のゲームにおいて、1つ以上の表示手段が
先に固定的に表示内容を表示した状態においてその後別
の1つの表示手段が固定的に表示する表示内容次第で所
定の入賞に合致することになる可能性があったこと、す
なわち好機であったこと、及び、その所定の賞に入賞し
なかったことを、各表示手段が固定的に表示する表示内
容の経過を常時注意して把握していなくても、前記逸機
報知手段による報知によって知らされるので、次回又は
それ以降のゲームに対する期待を大きく抱くこととな
る。
【0038】(2-1) この遊技装置は、前記高入賞率状
態においてのみ逸機報知手段による報知を行うものとす
ることができる(請求項6)。
【0039】逸機報知手段による報知があると、ゲーム
を行っている遊技者は、所定の入賞が発生する率が高い
高入賞率状態にあること、前回のゲームにおいて、所定
の入賞の好機であったこと、及び、その所定の賞に入賞
しなかったことを、各表示手段が固定的に表示する表示
内容の経過を常時注意して把握していなくても、前記逸
機報知手段による報知によって知らされる。
【0040】(2-2) この遊技装置は、上記高入賞率状
態の逸機報知手段による報知内容と、非高入賞率状態の
逸機報知手段による報知内容が異なるものとすることが
できる(請求項7)。
【0041】例えば、高入賞率状態において、非高入賞
率状態よりも報知音を大きく派手にしたり報知のための
ランプの発光を強く派手にするようにすることができ
る。
【0042】遊技者は、逸機報知手段による報知によ
り、前回のゲームが所定の入賞の好機であったことを明
確に知り、然も所定の入賞が発生する率が高い高入賞率
状態にあるか否かをも知る。
【0043】(2-3) この遊技装置は、上記高入賞率状
態設定手段が、高入賞率状態のゲームにおいて所定の入
賞の好機となることが不可能な場合に、1つ以上の表示
手段が先に固定的に表示する表示内容が、その表示後別
の1つの表示手段が固定的に表示する表示内容との組み
合わせにより所定の代替入賞に対応する条件に合致する
こととなる代替好機を、高率で発生するよう設定するも
のであり、代替好機であるか否かを判定する代替好機判
定手段と、代替好機判定手段が代替好機であると判定し
且つ入賞判定手段がその所定の代替入賞と判定しなかっ
た場合に遊技者にそれを報知する代替逸機報知手段を備
えるものとすることができる(請求項8)。
【0044】高入賞率状態のゲームにおいても、例えば
上記スロットマシンの例で、遊技者が操作する何れかの
停止ボタンによる停止信号を受けた時点から上記特定条
件によって特定される所定の入賞に対応するシンボルが
特定位置に表示されるまでのずれが所定範囲外であると
き、所定の入賞の好機となることが不可能なこととなり
得る(各回転体においてそのシンボルの数が少ないほ
ど、不可能になり易い)。その場合に、この遊技装置に
おける高入賞率状態設定手段は、1つ以上の表示手段が
先に固定的に表示する表示内容が、その表示後別の1つ
の表示手段が固定的に表示する表示内容との組み合わせ
により所定の代替入賞に対応する条件に合致することと
なる代替好機を、高率で発生するよう設定する。すなわ
ち、上記スロットマシンの場合、所定の代替入賞に対応
するシンボルが特定位置に表示されるまでのずれが所定
範囲内であれば、そのシンボルを所定の代替入賞に必要
な位置に停止させること(所謂引き込み)により、高率
で代替好機を実現することができる。代替好機をより高
い率で発生させるには、各回転体に所定の代替入賞に対
応するシンボルを周方向に均等に多く配することが有効
である。
【0045】代替好機判定手段による代替好機の判定
は、上記好機判定手段による好機の判定に準じて行うこ
とができる。
【0046】高入賞率状態のゲームにおいて、所定の入
賞の好機となることが不可能な場合(従って当然に所定
の入賞に外れる)、所定の代替入賞についての代替好機
が高率で発生し、その所定の代替入賞とならなかった場
合(すなわち入賞判定手段がその所定の代替入賞と判定
しなかった場合)、代替逸機報知手段がそれを遊技者に
報知する。
【0047】所定の代替入賞は、1つの所定入賞につい
て複数種あってもよい。この所定の代替入賞の賞の内容
は、所定の入賞の賞よりも利益が少ないもの、又は継続
性のないもの、例えば所定枚数のメダル(遊技媒体)の
払出しやクレジットの加算、又は再ゲーム(リプレイ)
可能回数等の価値情報の加算等とすることができる。
【0048】代替逸機報知手段としては、上記逸機報知
手段と同様のものを採用し得る。上記逸機報知手段とハ
ードウェアを兼用することもできる。代替逸機報知手段
による報知内容は、所定の入賞の好機があって入賞しな
かった場合である逸機報知手段による報知内容と同じで
もよいが、異なる内容の方が、より変化があって好まし
い。この場合、代替好機が発生したにもかかわらず所定
の代替入賞とならなかったことは、高入賞率状態である
ことを示すものであって遊技者にとってむしろ次回以降
のゲームにおける所定の入賞に対する大きな期待を抱か
せるものであるから、報知音を大きく派手にしたり報知
のためのランプの発光を強く派手にするようにしてもよ
い。
【0049】(2-3-1) 上記(2-3)の遊技装置は、代替好
機判定手段が代替好機であると判定した場合に、高入賞
率状態設定手段が上記所定の代替入賞が発生しないよう
設定するものとすることができる(請求項9)。
【0050】上記代替好機が発生した場合に所定の代替
入賞が発生しないようにするには、例えば上記スロット
マシンの例で、未停止の回転体における対応するシンボ
ルを入賞位置から少しでもずらして停止させればよく、
停止ボタンによる停止信号を受けた時点から回転体が停
止するまでのずれが一定範囲内に制限されていても、入
賞が発生しないようにすることは容易である。
【0051】この場合、高入賞率状態のゲームにおい
て、所定の入賞の好機となることが不可能な際(従って
当然に所定の入賞に外れる)、所定の代替入賞について
の代替好機が発生し且つその所定の代替入賞とならず、
代替逸機報知手段がそれを遊技者に報知することが高率
で生じる。従って、所定の入賞に対応するシンボルの数
が少ない場合等において所定の入賞及び逸機報知手段に
よる報知の何れもが生じ得ない場合でも、代替逸機報知
手段による報知を高率で行わせることによって遊技者に
高入賞率状態であることを高率で報知して次回以降のゲ
ームにおける所定の入賞に対する大きな期待を抱かせる
ことができる。
【0052】(2-3-1-1) 上記(2-3-1)の遊技装置は、非
高入賞率状態(すなわち所定の入賞が発生する率が高い
高入賞率状態でない状態)において、前記所定の代替入
賞が発生する率が高い状態が特定条件下で設定された場
合(例えば、スロットマシン内部の抽選で、スイカの絵
やベルの絵のシンボルが揃ってメダルが所定枚数払い出
される入賞や再ゲームとなる入賞の率がそのゲームにお
いて高くなるものに当選した場合)に、前記代替好機と
同じ状態となれば必ずその代替入賞が発生するように
(例えばスイカの絵のシンボルが3つ揃えばその代替入
賞となる場合に2つ揃った状態となれば必ず3つ目のシ
ンボルも揃うように)制御する手段を設けることもでき
る。これは、上記スロットマシンの場合、例えば、各回
転体に当該シンボルを周方向において比較的均等に多数
設け、停止ボタンによる停止信号を受けた時点から回転
体が停止するまでのずれが一定範囲内に制限されていて
も確実に必要位置にそのシンボルを停止させ得るように
することによって実現することができる。
【0053】このように制御する手段を設けた場合、所
定の代替入賞の代替好機が生じたにもかかわらずその所
定の代替入賞とならないときは、所定の入賞が発生する
率が高い高入賞率状態であることを示すこととなり、次
回以降のゲームにおける所定の入賞に対する大きな期待
を抱かせることができる。
【0054】(3) 上記(1)又は(2)記載の遊技装置は、
1つ以上の表示手段が先に固定的に表示する表示内容に
ついて、その表示後別の1つの表示手段が固定的に表示
する表示内容との組み合わせにより所定の入賞又は所定
の代替入賞に対応する条件に合致することとなる可能性
を、好機判定手段が好機であると判定した場合に、前記
別の表示手段が表示内容を固定的に表示する前にそれを
報知する好機報知手段を備えるものとすることができる
(請求項10)。
【0055】好機報知手段としては、上記逸機報知手段
と同様のものを採用し得る。
【0056】この場合、所定の入賞又は所定の代替入賞
の可能性が生じている時点でそのことが遊技者に報知さ
れ、入賞しなかった場合は、更に逸機報知手段によりそ
れが報知される。
【0057】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しつつ説明する。
【0058】図1乃至図4は、本発明の実施の形態の例
としてのスロットマシンについてのものである。
【0059】図1は、スロットマシンの構成の概要を示
すブロック図、図2は、スロットマシンの外観の正面
図、図3は、ゲーム実行処理動作の要部の概略を示すフ
ローチャート、図4は、好機を逸したことの報知(逸機
報知)についての処理動作の概略を示すフローチャート
である。
【0060】遊技者が対面するスロットマシンの正面に
ついて、図2を参照しつつ説明する。
【0061】上端部の3箇所(左右及び中央)にヒット
ランプ10が設けられている。
【0062】上下方向中央部のやや上方には、水平方向
等間隔に並んだ3つのシンボル表示窓12が設けられ、
スロットマシン内部における各対応位置に、3つのリー
ル14が水平方向回転軸線を中心として互いに独立的に
回転自在に支持されている。各リール14の外周面に
は、多種のシンボル(プラム、スイカ、チェリー、ベル
等の絵、「7」の文字、「BAR」の文字等。図示せ
ず。)が周方向における一定距離毎に順に表示され、そ
のうち周方向に連続する任意の3つのシンボルが、各リ
ール14の停止時に、シンボル表示窓12における上中
下の各位置にリール14毎に表示される。遊技者はこれ
らのシンボルを視認することができる。各リール14
は、それぞれ別々のステッピングモータ(回転駆動手段
の一例。図示せず。)によって、回転駆動され、また停
止保持される。
【0063】シンボル表示窓12には、3つのリール1
4それぞれが停止状態で表示する3つのシンボルに関
し、入賞判定において賭けたメダルの枚数(1乃至3
枚)に応じて有効とされる整列位置を示すライン16
(線)が5本描かれている。各ライン16の左端部に
は、賭けられたメダルの枚数に応じてどのライン16が
有効であるかを示す有効ラインランプ18が配設されて
いる。この例においては、賭けられたメダルが1枚の場
合、「1MEDAL」の有効ラインランプ18の点灯に
よって中央の水平ライン16が有効であることが示さ
れ、メダルが2枚の場合、「1MEDAL」及び2つの
「2MEDALS」の有効ラインランプ18の点灯によ
って3本の水平ライン16が全て有効であることが示さ
れ、メダルが3枚の場合、「3MEDALS」の有効ラ
インランプ18を含む全ての有効ラインランプ18の点
灯によって、両対角ライン16を含む全てのライン16
が有効であることが示される。遊技者は、有効ラインラ
ンプ18によって示された有効ライン16上に、各リー
ル14におけるどのようなシンボルが位置しているかを
見てゲームの結果(入賞か否か、及び入賞した賞の種
類)を知ることができる。ゲームの結果は、ヒットラン
プ10の点灯若しくは点滅等やスピーカ20からの音声
出力などによっても知らされる。
【0064】メダルを賭けるには、上下中央部の右方部
に設けられたメダル投入口22からメダルを投入する
か、スロットマシンに保留されているメダルがある場合
は、BETボタン24を押して必要枚数を賭ける。BE
Tボタン24はメダル投入口22の左方に設けられてい
る。
【0065】有効ラインランプ18の下方に、リール1
4の回転開始が可能であることを示すために点灯するス
タートランプ26(START)が設けられ、BETボ
タン24の下方に、3つのリール14の回転を一斉に開
始させるためのスタートレバー28が設けられている。
【0066】各リール14の下方には、それぞれのリー
ル14が回転中であり、その回転をストップボタン30
の押圧により停止させることが可能であることを示すた
めに点灯する3つのストップランプ32(STOP)が
設けられている。ストップボタン30は、ストップラン
プ32の下方に、各リール14に対応して3つ設けられ
ている。
【0067】メダル投入口22の上側には、メダルの投
入及び保留がないことを示すために点滅するメダル投入
ランプ34(INSERT MEDALS)が設けられ
ている。その上方には、上から順に、保留枚数表示器3
8(CREDIT)及び払出枚数表示器40(PAYO
UT)が設けられている。
【0068】下端部にはメダル受皿部42が設けられ、
その中央部の上側にメダル払出口44が設けられ、その
右側にスピーカ20が設けられている。
【0069】次に、主に図1のブロック図を参照してス
ロットマシンの構成の概要を説明する。
【0070】制御部50は、ゲームの実行や周辺機器等
の制御及び各種データの読み書きなどの処理を行うCP
U(中央処理装置)、RAM、ゲームの実行や周辺機器
等の制御などのためのプログラム及び各種データが書き
込まれたROM、並びに周辺機器等との接続のための入
出力インターフェイスなど(図示せず。)からなり、周
辺機器等と連携して、上記好機判定手段、入賞判定手
段、逸機報知手段、高入賞率状態設定手段、代替好機判
定手段、代替逸機報知手段等の機能を実現する。
【0071】メダル投入ランプ部34aは、メダルの投
入が可能な場合に制御部50から与えられる点滅指示信
号により、メダル投入ランプ34を点滅させる。
【0072】メダル検出部51は、メダル投入口22か
ら投入されたメダルを検出して検出信号を制御部50に
出力する。
【0073】BETボタン24は、スロットマシンに保
留されているメダルを賭ける場合にメダル1枚毎に1度
押すものであり、1度押す毎にその信号を制御部50に
出力する。
【0074】スタートランプ部26aは、リール14の
回転開始が可能な状態である場合に制御部50から与え
られる点灯指示信号により、スタートランプ26を点灯
させる。
【0075】スタートレバー28は、リール14の回転
開始が可能な状態において3つのリール14の回転を一
斉に開始させる場合に、押下することにより回転開始信
号を制御部50に出力する。
【0076】ストップランプ部32aは、リール14が
回転中であってその回転をストップボタン30の押圧に
より停止させることが可能である場合に各リール14毎
に制御部50から与えられる点灯指示信号により、各ス
トップランプ32を点灯させる。
【0077】ストップボタン30(停止ボタン)は、回
転中のリール14を停止させる場合に各リール14毎に
押圧するものであり、各ストップボタン30の押圧によ
り、対応するリール14を停止させるための信号を制御
部50に出力する。
【0078】有効ラインランプ部18aは、賭けられた
メダルの枚数に応じて制御部50から与えられる点灯指
示信号により、対応する有効ラインランプ18を点灯さ
せる。
【0079】リール部14aは、3つのリール14と、
各リール14を回転駆動又は停止保持するための3つの
ステッピングモータと、制御部50からのステッピング
モータ駆動信号に応じてそれらのステッピングモータを
駆動するための駆動回路と、一定回転位置において制御
部50に対しリセット信号を出力するためのリセット信
号出力部を有してなる(図示せず。)。制御部50は、
リール14の1回転毎に、リセット信号を受けた時点か
らステッピングモータ駆動信号の例えばパルス数をカウ
ントすることにより、リール14の回転角度、すなわち
各シンボルの位置を把握することができる。
【0080】ヒットランプ部10aは、制御部50から
与えられる点灯指示信号又は点滅指示信号により、ヒッ
トランプ10を点灯し又は点滅する。
【0081】音声出力部52は、制御部50から出力さ
れる音声出力信号に応じ、スピーカ20から音声を出力
する。
【0082】保留枚数表示部38aは、スロットマシン
に保留されているメダル枚数として制御部50に記憶さ
れている枚数に応じて制御部50から出力される表示信
号に従って、その枚数に応じた数字を保留枚数表示器3
8に表示する。
【0083】メダル払出部44aは、ゲームの結果に応
じ制御部50において計算されたメダル払出数に応じて
制御部50から出力される払出信号に従って、その枚数
に応じたメダルをメダル払出口44から払い出す。
【0084】払出枚数表示部40aは、ゲームの結果に
応じ制御部50において算出されたメダル払出数に応じ
て制御部50から出力される表示信号に従って、その枚
数に応じた数字を払出枚数表示器40に表示する。
【0085】更に、ゲーム実行処理動作の概略を、好機
を逸したことの報知(逸機報知)についての処理動作の
概略を含めて、主に図3及び図4を参照しつつ説明す
る。
【0086】平常状態において行われる一般ゲームで
は、ステップS1において、制御部50がメダル投入の
有無を判定する。メダルの投入が可能でメダル投入ラン
プ34が点滅状態にある場合にメダル投入口22から1
乃至3枚のメダルを投入するか、保留されているメダル
があって保留枚数表示器38に1以上が表示されている
場合にBETボタン24押圧により1枚以上のメダルが
賭けられることにより、ステップS1の判定はY(YE
S)となる。それにより、スタートランプ26が点灯す
ると共に、投入されたメダル枚数に応じて有効ラインラ
ンプ18が点灯し、ステップS2に進む。
【0087】スタートレバー28を押下すると、ステッ
プS2はYとなり、ステップS3に進む。
【0088】ステップS3では、制御部50において、
BB(ビッグボーナス)、RB(レギュラーボーナ
ス)、SB(シングルボーナス)、リプレイ(再ゲー
ム)、及びその他の遊技者にとって比較的小さな利益の
賞(小物)について、それぞれ入賞率を1回若しくは2
回以上のゲームの間又は入賞するまでの間高くするか否
かの抽選を行い、その結果を設定する。各賞毎に入賞率
を変えたり、各賞について2種以上の入賞率を設けるこ
ともできる。抽選は、乱数サンプリングを実行し、得ら
れたサンプリング値をROMに書き込まれているデータ
に照らして、当選か否か、及びその賞の種類(場合によ
っては入賞率や高入賞率の期間も含む。)を判定するこ
とにより行う。また、他の方法による抽選も可能であ
る。
【0089】この例においては、遊技者にとって最も利
益が大きいBB(ビッグボーナス)への入賞を、所定入
賞とする。但し、抽選でBB(ビッグボーナス)に当選
し、BB(ビッグボーナス)に入賞する率が高い状態で
入賞の好機を逸した場合のみを、遊技者に報知する逸機
報知の対象とする。BB(ビッグボーナス)に入賞する
ためには、有効ライン16上に各リール14におけるシ
ンボルが「7−7−7」と揃う必要がある。
【0090】BB(ビッグボーナス)に当選した場合、
すなわち所謂BBの内部当たりの場合(S4)、制御部
50においてBBフラグがセットされる(S5)。当選
しなかった場合はBBフラグはセットされない。その
後、制御部50は3つのリール14を一斉に回転させ、
全てのストップランプ32を点灯させる。
【0091】なお、BBに当選しなかった場合におい
て、RB(レギュラーボーナス)、SB(シングルボー
ナス)、リプレイ(再ゲーム)、及びその他の遊技者に
とって比較的小さな利益の賞(小物)の何れかに当選し
た場合は、制御部50においてその賞に対応する当該フ
ラグがセットされ、当選しなかった場合はセットされな
い。その後、制御部50が3つのリール14を一斉に回
転させ、全てのストップランプ32を点灯させる。
【0092】全てのストップランプ32点灯の後、遊技
者が適宜のタイミングで各ストップボタン30を押圧す
ることにより、制御部50は、対応するリール14のス
テッピングモータを停止させる。その際、BB、RB、
SB、リプレイ等に当選していることを示すフラグが何
れもセットされていなければ、制御部50はストップボ
タン30押圧による停止信号を受けた後一定のタイミン
グでリール14を停止させる。また、BBやRBを始め
とする何れかに当選していることを示すフラグがセット
されている場合は、ストップボタン30押圧による停止
信号を受けた時点から当選している賞への入賞に必要な
シンボルが入賞に必要な位置に達するまでのずれが所定
範囲内であるときは、そのシンボルが必要位置に表示さ
れるようにリール14を停止させる。すなわち、そのシ
ンボルをシンボル表示窓12の必要位置に引込む。前記
所定範囲内にないときは、停止信号を受けた後所定のタ
イミングでリール14を停止させる。
【0093】全てのストップボタン30が押圧されて全
てのリール14が停止すると、制御部50は、有効ライ
ンランプ18によって示される有効ライン16上のシン
ボルの種類及び並び方を把握し、入賞か否か、及び入賞
した賞の種類を判定する。その際遊技者も、同様に入賞
か否か、及び入賞した賞の種類を知ることとなる。
【0094】入賞なしと判定された場合はステップS1
に戻る。
【0095】入賞と判定された場合、制御部50は、賞
の内容に応じ、例えば所定枚数のメダルの払出しをメダ
ル払出部44aに指示すると共に、その枚数に応じた数
字を払出枚数表示器40に表示するよう払出枚数表示部
40aに指示する。次いで、その賞が特別ゲームを開始
するものでない場合はステップS1に戻り、その賞がB
B、RB等の特別ゲームを開始するものであるときは、
その特別ゲームへ移行し、特別ゲーム終了後、ステップ
S1に戻る。
【0096】特に、BBフラグがセットされている場合
(T1)、すなわち高入賞率状態では、図4に示される
ように処理される。なお、BBフラグは、BB(ビッグ
ボーナス)に入賞した場合、クリアされる。その他に、
BBフラグをクリアする条件を設けることもできる。
【0097】3つのストップボタン30のうち最初に押
圧される第1のストップボタン30の押圧により停止信
号が出力されると(T2)、制御部50は対応するリー
ル14におけるシンボル「7」を引込む制御を行う(T
3)。すなわち、その停止信号を受けた時点から、対応
するリール14におけるシンボル「7」がシンボル表示
窓12の適当な位置に達するまでのずれが所定範囲内で
あるときは、シンボル「7」をシンボル表示窓12の適
当な位置に引込んでそのリール14を停止させる。前記
所定範囲内にないときは、停止信号を受けた後所定のタ
イミングでリール14を停止させる。
【0098】次に押圧される第2のストップボタン30
の押圧により停止信号が出力されると(T4)、制御部
50は対応するリール14におけるシンボル「7」を引
込む制御を行う(T5)。すなわち、その停止信号を受
けた時点から、対応するリール14におけるシンボル
「7」がシンボル表示窓12における入賞に必要な位置
に達するまでのずれが所定範囲内であるときは、シンボ
ル「7」をシンボル表示窓12のその位置に引込んでそ
のリール14を停止させる。前記所定範囲内にないとき
は、停止信号を受けた後所定のタイミングでリール14
を停止させる。
【0099】次いで、ステップT6において、シンボル
「7」が2つ有効ライン16上に揃っているか否かが判
定される。シンボル「7」が2つ揃っていて好機である
と判定された場合、制御部50において好機フラグがセ
ットされる(T7)。シンボル「7」が2つ揃っていな
い場合、好機フラグはセットされない。
【0100】最後に押圧される第3のストップボタン3
0の押圧により停止信号が出力されると(T8)、制御
部50は対応するリール14のシンボル「7」を引込む
制御を、ステップT5における引込み制御と同様に行っ
てリール14を停止させる(T9)。
【0101】その後ステップT10において、シンボル
が「7−7−7」と有効ライン16上に揃っているか否
かが判定される。「7−7−7」と揃っていると判定さ
れた場合、BB(ビッグボーナス)ゲームへ移行し(B
B処理)、BB(ビッグボーナス)ゲーム終了後、ステ
ップS1に戻る。
【0102】ステップT10において有効ライン16上
に「7−7−7」と揃っていないと判定された場合、次
のステップT11において、好機フラグがセットされて
いるか否かが判定され、好機フラグがセットされている
場合は、好機フラグをクリアすると共に制御部50から
音声出力部52に逸機報知音声出力信号を出力し、それ
に応じ、好機を逸したことを報知する音声(逸機報知効
果音)をスピーカ20から出力する(T12)。これに
より遊技者は、BB(ビッグボーナス)ゲーム開始の入
賞が発生する率が高い高入賞率状態にあることを知り、
然も前回のゲームが所定の入賞の好機であったことを明
確に知るので、次回又はそれ以降のゲームに対する期待
を大きく抱き、遊技に対する興趣が一層高まる。この場
合、音声のみならずヒットランプ10等の視覚的報知手
段を適宜併用してもよいことは上述の通りである。
【0103】なお、有効ライン16上に「7」が2つ揃
って好機となりながら「7−7−7」と揃わなかった場
合の逸機報知効果音の出力を、BBフラグがセットされ
ていない非高入賞率状態においても行う場合に、高入賞
率状態と期間外で効果音の種類を変えることができるこ
とは上述の通りである。
【0104】好機フラグがセットされていない場合は逸
機報知効果音の出力は行わない。
【0105】更に、制御部50は、他の入賞の有無を判
定し、入賞している場合は必要な処理を行った後、入賞
していない場合はそのまま、ステップS1に戻る。
【0106】BBフラグは「7−7−7」と揃うまで有
効なので、ステップS2以降のステップS3、ステップ
S4及びステップS5をスキップさせ、上述の手順を経
てステップT1に至る。その間に、前記の所謂小物の抽
選のみを行い、当選した場合に、「7−7−7」と揃わ
ないとき小物に入賞する率が高くなるようにすることも
できる。
【0107】また、ステップT3においてシンボル
「7」をシンボル表示窓12の適当な位置に引込むこと
ができない場合、或いはステップT3においてシンボ
ル「7」をシンボル表示窓12の適当な位置に引込むこ
とができても、ステップT5においてシンボル「7」を
シンボル表示窓12の適当な位置に引込むことができな
い場合は、2つのリール14が停止した時点でシンボル
「7」が2つ有効ライン16上に揃わないので、BB
(ビッグボーナス)入賞の好機とはならない。
【0108】その際、スイカの絵或いはリプレイとなる
シンボル等の代替入賞に対応する別のシンボルを、の
場合はステップT3及びステップT5においてシンボル
「7」の場合と同様に引込むよう制御し、の場合は、
ステップT5において、最初に停止したリール14によ
りシンボル表示窓12に表示された代替入賞に対応する
シンボルと組み合わせることが可能な位置に同じシンボ
ルを引込むよう制御するものとすることができる。これ
によって代替好機を高率で発生させるものである。
【0109】その場合、ステップT6においては、その
シンボルが有効ライン16上に2つ揃った代替好機であ
るか否かが判定される。
【0110】2つ揃ったと判定された場合、ステップT
7において代替好機フラグがセットされる。ステップT
9においては、そのシンボルを代替入賞に必要な位置に
引込むようにすることもでき、代替入賞から外れるよう
にリールを制御することもでき、何も制御しないように
することもできる。
【0111】そのシンボルが有効ライン16上に3つ揃
った場合は、通常の入賞として処理され、代替好機フラ
グがクリアされる。代替好機フラグがセットされていて
そのシンボルが3つ揃わなかった場合は、ステップT1
2において代替好機フラグをクリアすると共に代替逸機
報知効果音をスピーカ20から出力する。この代替逸機
報知効果音は、「7」が2つ揃いながら「7−7−7」
と揃わなかった場合のものと変えることもできる。
【0112】更に、所定入賞をBB(ビッグボーナス)
開始の入賞以外にも設ける場合は、それぞれについて同
様の処理を行えばよい。
【0113】また更に、ステップT7において、制御部
50から音声出力部52に好機報知音声出力信号を出力
し、それに応じ、BB(ビッグボーナス)開始の入賞の
好機が到来したことを報知する音声をスピーカ20から
出力して遊技者に報知するものとすることもできる。
【0114】
【発明の効果】本発明の遊技装置によりゲームを行う遊
技者は、前回のゲームにおいて、1つ以上の表示手段が
先に固定的に表示内容を表示した状態においてその後別
の1つの表示手段が固定的に表示する表示内容次第で所
定の入賞に合致することになる可能性があったこと、す
なわち好機であったこと、及び、その好機において所定
の賞に入賞しなかったことを、各表示手段が固定的に表
示する表示内容の経過を常時注意して把握していなくて
も、逸機報知手段による報知によって知らされる。その
ため、遊技継続中にややもすれば単調に感じ、前記のよ
うな好機を見逃してそのような好機があったことを知ら
ずに遊技を続けるということが往々にして生じる遊技者
にとって、前記逸機報知手段による報知は、次回又はそ
れ以降のゲームに対する期待を湧かせ、遊技に対する興
味を強く惹くものとなる。
【0115】請求項3の遊技装置によれば、逸機報知手
段による報知によって、次回又はそれ以降のゲームに対
する期待が一層湧き、遊技に対する興味がより強く惹か
れる。
【0116】請求項4の遊技装置によれば、2種以上有
する所定の入賞の種類に応じ逸機報知手段による報知の
内容が異なるので、次回又はそれ以降のゲームに対し遊
技者に様々な種類の期待を湧かせ、遊技に変化を与えて
興趣を高めることができる。
【0117】請求項5の遊技装置において、所定の入賞
が発生する率が高い高入賞率状態に逸機報知手段による
報知があると、高入賞率状態であることを知っている遊
技者に、次回又はそれ以降のゲームに対する期待が大き
く湧くこととなる。
【0118】請求項6の遊技装置においては、逸機報知
手段による報知があると、遊技者は所定の入賞が発生す
る率が高い高入賞率状態にあることを知り、然も前回の
ゲームが所定の入賞の好機であったことを明確に知るの
で、次回又はそれ以降のゲームに対する期待を大きく抱
き、遊技に対する興趣が一層高まる。
【0119】請求項7の遊技装置においては、逸機報知
手段による報知により、遊技者は前回のゲームが所定の
入賞の好機であったことを明確に知り、然も所定の入賞
が発生する率が高い高入賞率状態にあるか否かをも知る
ので、報知の内容に応じた度合いで次回又はそれ以降の
ゲームに対する期待を大きく抱き、遊技がよりメリハリ
の利いたものとなる。
【0120】請求項8の遊技装置では、高入賞率状態の
ゲームにおいて、所定の入賞の好機となることが不可能
な場合でも、代替好機が高率で発生し、代替入賞が発生
するか、又は代替入賞が外れて代替逸機報知手段による
報知により高入賞率状態であることが示され、次回以降
のゲームにおける所定の入賞に対する大きな期待を抱か
せる。
【0121】請求項9の遊技装置においては、高入賞率
状態のゲームにおいて、所定の入賞の好機となることが
不可能な場合でも、代替逸機報知手段による報知を高率
で行って遊技者に高入賞率状態であることを高率で報知
し、次回以降のゲームにおける所定の入賞に対する大き
な期待を抱かせることができる。
【0122】請求項10の遊技装置においては、所定の
入賞又は所定の代替入賞の可能性が生じている時点でそ
のことが遊技者に報知され、入賞しなかった場合は、更
に逸機報知手段によりそれが報知されるので、より興趣
に富んだ遊技となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの構成の概要を示すブロック図
である。
【図2】スロットマシンの外観の正面図である。
【図3】ゲーム実行処理動作の要部の概略を示すフロー
チャートである。
【図4】好機を逸したことの報知(逸機報知)について
の処理動作の概略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
14a リール部 50 制御部 52 音声出力部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月4日(2001.1.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】(2-3) この遊技装置は、上記高入賞率状
態設定手段が、高入賞率状態のゲームにおいて所定の入
賞の好機となることが不可能な場合に、1つ以上の表示
手段が先に固定的に表示する表示内容が、その表示後別
の1つの表示手段が固定的に表示する表示内容との組み
合わせにより所定の代替入賞に対応する条件に合致する
こととなる代替好機を、高率で発生するよう設定するも
のであり、代替好機であるか否かを判定する代替好機判
定手段と、代替好機判定手段が代替好機であると判定し
且つ入賞判定手段がその所定の代替入賞と判定しなかっ
た場合に遊技者にそれを報知する代替逸機報知手段を備
えるものとすることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】(2-3-1) 上記(2-3)の遊技装置は、代替好
機判定手段が代替好機であると判定した場合に、高入賞
率状態設定手段が上記所定の代替入賞が発生しないよう
設定するものとすることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】(3) 上記(1)又は(2)記載の遊技装置は、
1つ以上の表示手段が先に固定的に表示する表示内容に
ついて、その表示後別の1つの表示手段が固定的に表示
する表示内容との組み合わせにより所定の入賞又は所定
の代替入賞に対応する条件に合致することとなる可能性
を、好機判定手段が好機であると判定した場合に、前記
別の表示手段が表示内容を固定的に表示する前にそれを
報知する好機報知手段を備えるものとすることができ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0120
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0121
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0122
【補正方法】削除

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種々の表示内容を表示し得る複数の表示手
    段と、それらの表示手段に前記表示内容を固定的に表示
    させるための表示固定手段とを有し、前記表示手段が固
    定的に表示した表示内容が所定条件に合致することと入
    賞とが対応するゲームを実行する遊技機であって、1つ
    以上の表示手段が先に固定的に表示する表示内容につい
    て、その表示後別の1つの表示手段が固定的に表示する
    表示内容との組み合わせにより所定の入賞に対応する条
    件に合致することとなる可能性の有無を判定する好機判
    定手段と、入賞を判定する入賞判定手段と、好機判定手
    段が所定の入賞の好機であると判定し且つ入賞判定手段
    がその所定の入賞と判定しなかった場合に遊技者にそれ
    を報知する逸機報知手段を備えることを特徴とする遊技
    装置。
  2. 【請求項2】上記遊技機が、外周面に複数のシンボルが
    表示され、回転停止状態において前記シンボルの1又は
    2以上を遊技者が視認し得る、回転自在に支持された複
    数の回転体と、その回転体を回転駆動するための回転駆
    動手段と、回転駆動されている前記回転体を停止させて
    シンボルを固定表示させるための表示固定手段とを有
    し、その表示固定手段によって停止した回転体における
    前記シンボルの種類とその停止位置が所定条件に合致す
    ることと入賞とが対応するスロットマシンである請求項
    1記載の遊技装置。
  3. 【請求項3】遊技者にとって比較的大きな利益が得られ
    る入賞が上記所定の入賞として設定されたものである請
    求項1又は2記載の遊技装置。
  4. 【請求項4】所定の入賞を2種以上有し、その所定の入
    賞の種類に応じ逸機報知手段による報知の内容が異なる
    ものである請求項1、2又は3記載の遊技装置。
  5. 【請求項5】所定の入賞が発生する率が高い高入賞率状
    態を特定条件下で設定する高入賞率状態設定手段を有す
    る請求項1、2、3又は4記載の遊技装置。
  6. 【請求項6】前記高入賞率状態においてのみ逸機報知手
    段による報知を行う請求項5記載の遊技装置。
  7. 【請求項7】上記高入賞率状態の逸機報知手段による報
    知内容と、非高入賞率状態の逸機報知手段による報知内
    容が異なる請求項5記載の遊技装置。
  8. 【請求項8】上記高入賞率状態設定手段が、高入賞率状
    態のゲームにおいて所定の入賞の好機となることが不可
    能な場合に、1つ以上の表示手段が先に固定的に表示す
    る表示内容が、その表示後別の1つの表示手段が固定的
    に表示する表示内容との組み合わせにより所定の代替入
    賞に対応する条件に合致することとなる代替好機を、高
    率で発生するよう設定するものであり、代替好機である
    か否かを判定する代替好機判定手段と、代替好機判定手
    段が代替好機であると判定し且つ入賞判定手段がその所
    定の代替入賞と判定しなかった場合に遊技者にそれを報
    知する代替逸機報知手段を備える請求項5、6又は7記
    載の遊技装置。
  9. 【請求項9】代替好機判定手段が代替好機であると判定
    した場合に、高入賞率状態設定手段が上記所定の代替入
    賞が発生しないよう設定するものである請求項8記載の
    遊技装置。
  10. 【請求項10】1つ以上の表示手段が先に固定的に表示
    する表示内容について、その表示後別の1つの表示手段
    が固定的に表示する表示内容との組み合わせにより所定
    の入賞又は所定の代替入賞に対応する条件に合致するこ
    ととなる可能性を、好機判定手段が好機であると判定し
    た場合に、前記別の表示手段が表示内容を固定的に表示
    する前にそれを報知する好機報知手段を備える請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載の遊技装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006087466A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Sankyo Kk スロットマシン
JP2009160120A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Daxel Kk スロットマシン

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JP2006087466A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Sankyo Kk スロットマシン
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