JP2001175073A - 現像剤担持体、現像装置及びプロセスカートリッジ並びに画像形成装置 - Google Patents

現像剤担持体、現像装置及びプロセスカートリッジ並びに画像形成装置

Info

Publication number
JP2001175073A
JP2001175073A JP35407399A JP35407399A JP2001175073A JP 2001175073 A JP2001175073 A JP 2001175073A JP 35407399 A JP35407399 A JP 35407399A JP 35407399 A JP35407399 A JP 35407399A JP 2001175073 A JP2001175073 A JP 2001175073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
peripheral surface
magnetic field
hollow cylindrical
field generating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP35407399A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nishiuetoko
力 西上床
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP35407399A priority Critical patent/JP2001175073A/ja
Priority to US09/733,964 priority patent/US6522854B2/en
Publication of JP2001175073A publication Critical patent/JP2001175073A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • G03G15/0921Details concerning the magnetic brush roller structure, e.g. magnet configuration
    • G03G15/0935Details concerning the magnetic brush roller structure, e.g. magnet configuration relating to bearings or driving mechanism

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤担持体の軸線方向の小型化を図ると共
に磁界発生部材及び中空円筒部材の同軸度のズレを簡単
な構成で防止でき、画像濃度の一様性の向上を図ること
ができる現像剤担持体、現像装置及びプロセスカートリ
ッジ並びに画像形成装置を提供する。 【解決手段】 マグネットローラ70及びマグネット支
持部材80は、現像ローラ60の回転によるマグネット
支持部材80のつれ回りを防止するよう、互いに周方向
の位置を固定するように嵌合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潜像を担持する潜
像担持体に対向して配設され現像剤を担持する現像剤担
持体、現像装置及びプロセスカートリッジ並びに画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式を採用する画像形成
装置にあっては、帯電装置によって一様均一に帯電され
た潜像担持体たる感光ドラムの表面を、露光装置が選択
的に露光することによって感光ドラム上に潜像を形成
し、現像装置によって該潜像を現像剤たるトナーによっ
て現像しトナー像として可視化し、該トナー像を紙、O
HT等の記録媒体に転写し、更に定着装置によって記録
媒体上のトナー像を加圧及び加熱により定着させ画像記
録を行う。
【0003】一方、トナー像の転写を終えた感光ドラム
は、クリーニング装置にて残留トナーを除去された後
に、再び、上述の帯電から始まる画像形成プロセスに供
される。
【0004】尚、このような画像形成装置では、その使
用が長時間に及ぶと、現像装置へのトナーの補給や、感
光ドラムを始めとする各種プロセス装置の調整、清掃、
交換が必要となる。このような保守作業を行うのは専門
知識を有するサービスマン以外では、事実上困難であっ
た。そこで、この点を解決する手段として、トナーと、
感光ドラム、現像装置、帯電装置、クリーニング装置等
のプロセス手段とを一体的にプロセスカートリッジとし
てユニット化し、このプロセスカートリッジを画像形成
装置に着脱自在とすることで、メンテナンス性を向上さ
せてものが考案、実用化されている。
【0005】かかる画像形成装置に備えられる現像装置
は、現像剤たるトナーを収容する現像装置枠体、現像剤
担持体、現像剤規制部材たる現像ブレード等を有してい
る。
【0006】上記現像剤担持体は、アルミニウム等の導
電且つ非磁性の材質で形成された中空円筒状のシリンダ
部の両端部に軸部材たるフランジが取り付けられた中空
円筒部材たる現像ローラと、該現像ローラに内包された
マグネットローラとを有する。現像ローラの一方のフラ
ンジには、現像ローラに回転駆動力を伝達するためのギ
アが固定される。現像剤担持体は、現像ローラシリンダ
部の外周面が感光ドラム外周面に対して所定のギャップ
(好ましくは0.2〜0.5ミリメートルのギャップ)
をもって保持されるようになっている。
【0007】現像ブレードは、その一端側が現像装置枠
体に固定され、自由端をなす他端側が現像ローラシリン
ダ部外周面に押圧されている。
【0008】現像装置枠体は、内部を二分するようトナ
ー室及び現像剤供給室が形成されており、トナー室には
現像剤たるトナーが収容され、現像剤供給室には現像剤
担持体及び現像ブレードが配設されている。
【0009】トナー室のトナーは、自重或いは搬送手段
によってトナー室から現像剤供給室へ搬送され、マグネ
ットローラの磁力によって現像剤担持体近傍へ引き寄せ
られる。画像形成の際、現像ローラは、一端側のフラン
ジのギアに伝達された駆動力によって回転駆動される。
現像ローラ外周面に引きつけられたトナーは、現像ロー
ラの回転に伴って現像ブレードの方向に搬送され、現像
ブレードによって層厚規制、電荷付与されて感光ドラム
の方向に搬送される。
【0010】このような現像剤担持体としては、図7に
示すように、磁界発生部材たるマグネットローラ270
の主要部をなす着磁部271の両端に設けられた軸部た
るマグネット軸(第一マグネット軸272及び第2マグ
ネット軸273)が中空円筒部材たる現像ローラ260
の軸部材たるフランジ262,263に形成された貫通
穴を貫通して現像装置枠体246に支持された構成のも
のと、図8及び図9に示すように、一方の軸部たるマグ
ネット軸(第1マグネット軸172)が同方の軸部材た
るフランジ(第1フランジ162)の内径部に保持され
て他方のマグネット軸(第2マグネット軸173)のみ
がフランジ(第2フランジ163)に形成された貫通穴
を貫通して現像装置枠体146に保持された構成のもの
とが考案、実用化されている。
【0011】次に、これらの現像剤担持体について詳細
に説明する。
【0012】先ず、図7に基づき、マグネットローラ2
70の両端の軸が現像装置枠体246に保持された構成
の現像剤担持体241について説明する。
【0013】現像剤担持体241の主要部をなす中空円
筒部材たる現像ローラ260は、上述のように、アルミ
ニウム等で形成されたシリンダ部261と、シリンダ部
261の両端に取り付けられた軸部材たる第1フランジ
262及び第2フランジ263とを有し、第1フランジ
262及び第2フランジ263にて回転自在に保持され
る。
【0014】第1フランジ262には駆動伝達手段とし
てのギア264が固定される。
【0015】現像ローラ260内部に配置される磁界発
生部材たるマグネットローラ270は、複数の磁極を有
する着磁部271と、その両端に設けられた軸部たる第
1マグネット軸272及び第2マグネット軸273とを
有している。
【0016】第1マグネット軸272及び第2マグネッ
ト軸273は、現像ローラ260の第1フランジ262
及び第2フランジ263を貫通して現像装置枠体246
に支持されるが、少なくとも一方のマグネット軸はその
先端領域にDカット形状等の回転止め手段を有してお
り、マグネットローラ270は周方向に常時所定の角度
で保持される。
【0017】ここで、現像ローラ260の第1フランジ
262及び第2フランジ263とシリンダ部261との
同軸度にズレが生じると現像ローラ260が一回転中に
上記ズレ分だけ移動するために現像ブレード242との
当接状況が変化して画像の一様性が維持できなくなる。
一方、装置の稼動に伴って装置本体内部は温度が上昇す
るため現像装置240の稼働環境湿度は一定でない。そ
こで、環境温度に関係なく、第1フランジ262及び第
2フランジ263とシリンダ部261との同軸度を高い
精度に保つために、第1フランジ262及び第2フラン
ジ263の少なくとも一方のフランジをシリンダ部26
1と同じアルミニウムで形成し、これをシリンダ部26
1に圧入したものが広く用いられている。これにより、
温度上昇に伴う熱膨張量の差によってシリンダ部261
と第1フランジ262及び第2フランジ263との間に
ガタが生じることを防止している。尚、このような場
合、ギア264は通常アルミニウムのフランジ側に固定
される。
【0018】次いで、図8に基づき、マグネットローラ
170の一方のマグネット軸172が同方のフランジ
(第1フランジ162)の内径部に保持され、他方の第
1マグネット軸172が現像装置枠体146に保持され
た構成の現像剤担持体141の構成について説明する。
【0019】図8及び図9に示す現像ローラ160にお
いても、図7に示す現像ローラ260同様に、一方のフ
ランジ(本例では第1フランジ162)をアルミニウム
で形成するのが好ましい。一方、マグネットローラ17
0としてはナイロンにフェライトを添加した材料が広く
用いられているが、このような材質の対金属の摺動性が
好ましくないため、マグネット軸(本例では第1マグネ
ット軸172)と第1フランジ162との間には摺動特
性が好ましい材質(例えばポリアセタール等の樹脂)で
形成した軸受部材たるマグネット支持部材180が用い
られる。
【0020】尚、第1フランジ162を形成するアルミ
ニウムと、マグネット支持部材180を形成する樹脂や
マグネットローラ170を形成する樹脂(ナイロン)と
では線膨張係数に隔たりがあるので、第1フランジ16
2とマグネット支持部材180との間、或いはマグネッ
ト支持部材180とマグネット軸172との間には上述
したような線膨張係数の差を考慮した隙間が設けられ
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の画像
形成装置の普及に伴い、画像形成装置(装置本体)やプ
ロセスカートリッジの小型化も求められるようになっ
た。そのためには現像ローラの小径化も必要であり、プ
ロセスカートリッジ小型化のためには、マグネットロー
ラの一方のマグネット軸を現像ローラのフランジ部(第
1フランジ)で保持した図8及び図9に示すような構成
が必須となる。
【0022】しかしながら、現像剤担持体141にあっ
ては、画像形成時にマグネットローラ170が振れる
と、現像ローラ160と感光ドラムとの対向部である現
像領域に作用するマグネットローラ170の磁力(磁束
密度)が変動するため上記現像領域においてトナーを現
像ローラ160表面に保持しようとする磁力が変動し、
結果、画像濃度が変動する。例えば、4極の磁極を有す
るマグネットローラ170の場合、マグネットローラ1
70表面から現像ローラ160表面までの距離dと現像
ローラ160表面での磁力fとの関係は図10の関係に
あり、更に、現像ローラ160表面に作用する磁力fと
所定印字率(ハーフトーン)の画像濃度zとの関係は図
11の関係にあることが実験的にわかっている。
【0023】このため、マグネットローラ170位置精
度にかかわる マグネット支持部材の内径、外径の同軸度ズレ、 現像ローラ外径とフランジ部内径との同軸度ズレ、 が画像濃度の一様性に影響する。
【0024】そこで、本出願は、現像剤担持体の軸線方
向の小型化を図ると共に磁界発生部材及び中空円筒部材
の同軸度のズレを簡単な構成で防止でき、画像濃度の一
様性の向上を図ることができる現像剤担持体、現像装置
及びプロセスカートリッジ並びに画像形成装置の提供を
目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】主たる本出願にかかる発
明は、潜像を担持する潜像担持体に対向して配設され現
像剤を担持する現像剤担持体であって、軸線まわりに回
転自在な円筒状の外周面をもつ中空円筒部材と、中空円
筒部材内部に配置され軸線方向の端部に軸部をもち中空
円筒部材の外周面に現像剤を担持させるよう磁界を発生
する磁界発生部材と、中空円筒部材の軸線方向一端部の
内周面と磁界発生部材の軸部の外周面との間に介在し磁
界発生部材を中空円筒部材に対して相対回転可能状態で
直接的又は間接的に支持する軸受部材とを有する現像剤
担持体において、磁界発生部材及び軸受部材は、中空円
筒部材の回転による軸受部材のつれ回りを防止するよ
う、互いに周方向の位置を固定するように嵌合している
ことを特徴とする現像剤担持体である。
【0026】又、他の主たる本出願にかかる発明は、潜
像を担持する潜像担持体に現像剤を付与することにより
該潜像を現像剤像として可視化する現像装置であって、
上記現像剤担持体を備えることを特徴とする現像装置で
ある。
【0027】更に、他の主たる本出願にかかる発明は、
少なくとも潜像担持体及び現像装置を保持し画像形成装
置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジであっ
て、上記現像装置を備えることを特徴とするプロセスカ
ートリッジである。
【0028】又、他の主たる本出願にかかる発明は、一
連の画像形成プロセスによって形成された画像を記録媒
体に記録する画像形成装置であって、上記現像装置、又
は、上記プロセスカートリッジを備えることを特徴とす
る画像形成装置である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0030】図1は、本実施形態にかかる画像形成装置
の一例として、電子写真方式のレーザプリンタである画
像形成装置1の概略構成を示す断面図である。
【0031】画像形成装置1は、装置本体に対して着脱
自在なプロセスカートリッジ2を備えている。
【0032】画像形成装置1は、プロセスカートリッジ
2の画像形成装置本体1装着時において、プロセスカー
トリッジ2の上側には露光装置であるレーザースキャナ
ユニット3が配置され、プロセスカートリッジ2の奥側
(図1において右側)には画像形成対象となる記録媒体
たるシート材Pを収容したシートトレイ4が配置されて
いる。更に、画像形成装置1本体には、シート材Pの搬
送方向に沿って、給紙ローラ5、転写ガイド6、転写用
帯電ローラ7、搬送ガイド8、定着装置9、排紙ローラ
対10、排紙トレイ11等が、樹脂性の装置本体フレー
ム1a上に配置されている。
【0033】プロセスカートリッジ2は、図2に示すよ
うに、潜像担持体たる感光ドラム20と、帯電装置30
と、現像装置40と、クリーニング装置50との4種の
プロセス装置を一体的に収容している。
【0034】尚、プロセスカートリッジ2は、少なくと
も感光ドラム20と、現像装置40とを備えていればよ
い。
【0035】次に、画像形成の概略を説明する。
【0036】画像形成装置1にあっては、プリントスタ
ート信号に基づいて、感光ドラム20が矢印R1方向に
所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動さ
れる。感光ドラム20の外周面にはバイアス電圧が印加
された帯電装置30が接触していて、この帯電装置30
によって感光ドラム20の外周面は、一様均一に帯電さ
れる。
【0037】レーザースキャナユニット3からは、目的
画像情報の時系列的電気デジタル画素信号に対応して変
調されたレーザー光Lが出力され、プロセスカートリッ
ジ2の上面の露光窓部53からプロセスカートリッジ2
内部に入光して感光ドラム20の外周面をなす感光層2
2を走査露光する。これにより、感光ドラム20の感光
層22には目的画像情報に対応した静電潜像が形成され
ることとなる。上記静電薄像は、現像装置40によって
現像剤たるトナーTによってトナー像として現像され
る。
【0038】一方、レーザー光Lの出力するタイミング
とあわせて給紙ローラ5によってシート材Pがシートト
レイ4から給紙されて、転写ガイド6を経由して、感光
ドラム20と転写用帯電ローラ7との間の転写位置ヘ所
定タイミングにて供給される。この転写位置において、
トナー像は感光ドラム20からシート材Pに順次転写さ
れていく。
【0039】トナー像が転写されたシート材Pは、感光
ドラム20から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装
置9に搬送され、定着ローラ9aと加圧ローラ9bとの
ニップ部を通過し、このニップ部で加圧加熱定着処理が
行われて上記トナー像はシート材Pに定着される。トナ
ー像の定着処理を受けたシート材Pは、排紙ローラ対1
0まで搬送され、排紙トレイ11に排紙される。
【0040】一方、転写後の感光ドラム20は、クリー
ニング装置50により外周面上の残留トナーが除去され
て、再び、帯電から始まる作像に供される。
【0041】次に、図2及び図3に基づき現像装置40
を説明する。
【0042】現像装置40は、現像装置枠体46と、現
像剤担持体41と、現像剤規制部材である現像ブレード
42とを有している。
【0043】現像装置枠体46は、内部を二分するよう
トナー室45及び現像剤供給室44が形成されており、
トナー室45には現像剤たるトナーTが収容され、現像
剤供給室44には上記現像剤担持体41と現像ブレード
42とが配置されている。
【0044】現像剤担持体41は、中空円筒部材たる現
像ローラ60と、磁界発生部材たるマグネットローラ7
0と、軸受部材たるマグネット支持部材80とを有して
いる。
【0045】現像ローラ60は、アルミニウム等の導電
且つ非磁性の材質で形成されたシリンダ部61と、該シ
リンダ部61の両端に取り付けられた軸部材たる第1フ
ランジ62と第2フランジ63とを有し、第1フランジ
62と第2フランジ63にて回転自在に保持される。
【0046】第1フランジ62は、アルミニウムで形成
され、その先端部には駆動伝達手段としてのギア64が
固定される。装置稼動時にはR2方向に回転される現像
ローラ60は、シリンダ部61外周面が感光ドラム20
に対して所定の間隔をもつよう配置され、更にシリンダ
部61外周面には現像ブレード42がカウンター当接す
る。画像形成に際して、トナー室45のトナーTは自
重、或いは搬送手段(図示せず)によってトナー室45
から現像剤供給室44へ搬送され、マグネットローラ7
0の磁力によって現像ローラ60近傍へ引き寄せられ
る。一方、現像ローラ60は、ギア64を経由して駆動
力が伝達されてR2方向に回転駆動される。現像ローラ
60近傍に搬送されたトナーTは、現像ローラ60の回
転によって現像ブレード42方向に搬送され、現像ブレ
ード42によって層厚規制、電荷付与されて感光ドラム
20の方向に搬送される。次に、本発明にかかる現像剤
担持体41、特にマグネット支持部材80について図3
及び図4に基づき詳細に説明する。現像ローラ60内部
に配置されるマグネットローラ70は、上述のように、
着磁された着磁部71と、着磁部71の一端側に配置さ
れた第1マグネット軸72と、着磁部71の他端側に配
置された第2マグネット軸73とを一体的に有する。第
1マグネット軸72は、マグネット支持部材80を介し
て第1フランジ62内周面にて保持される構成であり、
現像剤担持体の小径化を可能としている。先端部をDカ
ット形状に形成された第2マグネット軸73は、第2フ
ランジ63を貫通して現像装置枠体46に穿孔されたD
カット穴にはめ込まれ、マグネットローラ70は周方向
に常時所定の角度で保持される。本実施形態では、マグ
ネットローラ70の第一マグネット軸72先端部と、第
1マグネット軸72に被嵌されるマグネット支持部材8
0の内径側とには回転止め形状としてのDカット形状が
施されている。マグネットローラ70の第1マグネット
軸72に被嵌されたマグネット支持部材80は、双方に
施されたDカット形状の効果で互いに周方向での位置が
固定されており、画像形成に際して現像ローラ60がR
2方向に駆動されてもマグネット支持部材80は回転せ
ず、外周面側にて第1フランジと摺動するようになって
いる。尚、本実施形態では、マグネットローラはナイロ
ンを基材とした樹脂で形成されて約3.0×10-5/K
の線膨張係数を有し、マグネット支持部材はポリフェニ
レンサルファイドで形成されて約3.0×10-5/Kの
線膨張係数を有し、現像ローラの第一フランジはアルミ
ニウムで形成されて約2.4×10-5/Kの線膨張係数
を有している。又、本実施形態では、マグネットローラ
第一軸部とマグネット支持部材内周面は中間バメの寸法
関係を有し、マグネット支持部材外周面と第1フランジ
内周面は、上述の線膨張係数の差を考慮して、約50μ
mの隙間を有する隙間バメの寸法関係に設定される。よ
って、本実施形態によれば、マグネットローラの振れの
原因となるマグネット支持部材の内径、外径の同軸度
ズレ、現像ローラ外径とフランジ部内径との同軸度ズ
レ、のうち、マグネット支持部材の内径、外径の同軸度
ズレを、上記Dカット形状によって構成的に完全に排除
し、マグネットローラの振れを抑制することで、現像剤
担持体の小径化とあわせて画像濃度の一様性向上を実現
している。尚、本実施形態では、マグネットローラとマ
グネット支持部材との周方向の位置を固定するために、
これらの嵌合部断面形状がDカット形状をなす例につい
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、上記固定がなされればよいので、例えば、上記嵌合
部断面形状が図5に示すように二方取り形状や図6に示
すように角柱形状等の他の非円形形状をなしていても同
様の効果が得られる。又、本実施形態では、マグネット
ローラに軸形状を形成し、該軸形状が嵌合可能な穴形状
をマグネット支持部材に形成した例について説明した
が、マグネット支持部材に軸形状を形成し、該軸形状が
嵌合可能な穴形状をマグネットローラに形成しても同様
の効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、現像剤担持体の軸
線方向の小型化を図ると共に磁界発生部材及び中空円筒
部材の同軸度のズレを簡単な構成で防止でき、画像濃度
の一様性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる画像形成装置の概略
構成を示す断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられたプロセスカー
トリッジの概略構成を示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態にかかる現像剤担持体の軸線
方向における概略構成を示す断面図である。
【図4】本発明の実施形態にかかる現像剤担持体に備え
られた中空円筒部材及び軸受部材の概略構成を示す斜視
図である。
【図5】他の実施形態にかかる現像剤担持体に備えられ
た中空円筒部材及び軸受部材の概略構成を示す斜視図で
ある。
【図6】他の実施形態にかかる現像剤担持体に備えられ
た中空円筒部材及び軸受部材の概略構成を示す斜視図で
ある。
【図7】従来の現像剤担持体の軸線方向における概略構
成を示す断面図である。
【図8】従来の現像剤担持体の軸線方向における概略構
成を示す断面図である。
【図9】従来の現像剤担持体に備えられた中空円筒部材
及び軸受部材の概略構成を示す斜視図である。
【図10】磁界発生部材表面から中空円筒部材表面まで
の距離と、中空円筒部材表面における磁力との関係を示
すグラフである。
【図11】中空円筒部材表面に作用する磁力と所定印字
率の画像濃度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 プロセスカートリッジ 20 感光ドラム(潜像担持体) 40 現像装置 41 現像剤担持体 60 現像ローラ(中空円筒部材) 62 第1フランジ(軸部材) 63 第2フランジ(軸部材) 70 マグネットローラ(磁界発生部材) 72 第1マグネット軸(軸部) 73 第2マグネット軸(軸部) 80 マグネット支持部材(軸受部材) P シート材(記録媒体) T トナー(現像剤)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を担持する潜像担持体に対向して配
    設され現像剤を担持する現像剤担持体であって、軸線ま
    わりに回転自在な円筒状の外周面をもつ中空円筒部材
    と、中空円筒部材内部に配置され軸線方向の端部に軸部
    をもち中空円筒部材の外周面に現像剤を担持させるよう
    磁界を発生する磁界発生部材と、中空円筒部材の軸線方
    向一端部の内周面と磁界発生部材の軸部の外周面との間
    に介在し磁界発生部材を中空円筒部材に対して相対回転
    可能状態で直接的又は間接的に支持する軸受部材とを有
    する現像剤担持体において、磁界発生部材及び軸受部材
    は、中空円筒部材の回転による軸受部材のつれ回りを防
    止するよう、互いに周方向の位置を固定するように嵌合
    していることを特徴とする現像剤担持体。
  2. 【請求項2】 磁界発生部材及び軸受部材は、軸受部材
    の内周面と磁界発生部材の軸部の外周面とが互いに周方
    向の位置を固定するように嵌合していることとする請求
    項1に記載の現像剤担持体。
  3. 【請求項3】 中空円筒部材は、軸線方向両端部の少な
    くとも一方に嵌入される中空円筒部をもつ軸部材を有し
    ており、軸受部材は、中空円筒部材の軸部材の内周面に
    嵌合可能で且つ磁界発生部材の軸部の外周面に被嵌可能
    であることとする請求項1又は請求項2に記載の現像剤
    担持体。
  4. 【請求項4】 磁界発生部材及び軸受部材は、軸体に直
    角な面での磁界発生部材嵌合部外周面及び軸受部材嵌合
    部内周面の断面形状が非円形をなしていることとする請
    求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の現像剤担持
    体。
  5. 【請求項5】 潜像を担持する潜像担持体に現像剤を付
    与することにより該潜像を現像剤像として可視化する現
    像装置であって、請求項1乃至請求項4のいずれか一項
    に記載の現像剤担持体を備えることを特徴とする現像装
    置。
  6. 【請求項6】 少なくとも潜像担持体及び現像装置を保
    持し画像形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカー
    トリッジであって、請求項5に記載の現像装置を備える
    ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
    れた画像を記録媒体に記録する画像形成装置であって、
    請求項5に記載の現像装置、又は、請求項6に記載のプ
    ロセスカートリッジを備えることを特徴とする画像形成
    装置。
JP35407399A 1999-12-14 1999-12-14 現像剤担持体、現像装置及びプロセスカートリッジ並びに画像形成装置 Withdrawn JP2001175073A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35407399A JP2001175073A (ja) 1999-12-14 1999-12-14 現像剤担持体、現像装置及びプロセスカートリッジ並びに画像形成装置
US09/733,964 US6522854B2 (en) 1999-12-14 2000-12-12 Developing apparatus preventing rotation between magnet and bearing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35407399A JP2001175073A (ja) 1999-12-14 1999-12-14 現像剤担持体、現像装置及びプロセスカートリッジ並びに画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001175073A true JP2001175073A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18435116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35407399A Withdrawn JP2001175073A (ja) 1999-12-14 1999-12-14 現像剤担持体、現像装置及びプロセスカートリッジ並びに画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6522854B2 (ja)
JP (1) JP2001175073A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8958729B2 (en) 2012-03-08 2015-02-17 Ricoh Company, Ltd. Magnet roller, developer bearer, development device, process cartridge, and image forming apparatus

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6925277B2 (en) * 2002-06-12 2005-08-02 Ricoh Company, Ltd. Developing device using a developer carrier formed with grooves and image forming apparatus including the same
US20040028429A1 (en) * 2002-08-09 2004-02-12 Canon Kabushiki Kaisha Development apparatus and process cartridge using the same
US7043181B2 (en) * 2003-04-04 2006-05-09 Kyocera Mita Corporation Developing apparatus and method for regulating an AC bias frequency to the developing roller
US7476933B2 (en) * 2006-03-02 2009-01-13 Micron Technology, Inc. Vertical gated access transistor
US20090093209A1 (en) * 2007-10-09 2009-04-09 Bernal Richard G Damper for an air duct
JP5487163B2 (ja) * 2011-06-24 2014-05-07 株式会社沖データ 回転伝達構造、交換ユニット、現像剤収容体及び画像形成装置
JP2017068065A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554837Y2 (ja) * 1974-02-20 1980-02-05
JPH06289719A (ja) * 1993-03-31 1994-10-18 Minolta Camera Co Ltd 現像装置
JP2809975B2 (ja) * 1993-09-21 1998-10-15 日立金属株式会社 マグネットロールおよびそれを用いた現像ロール
JPH0822195A (ja) * 1994-07-08 1996-01-23 Canon Inc 現像装置及びプロセスカートリッジ
JP3402860B2 (ja) * 1995-07-31 2003-05-06 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
US5758242A (en) * 1996-09-23 1998-05-26 Xerox Corporation Interlocking magnetic developer roll assembly and method of manufacturing
JPH1165285A (ja) * 1997-08-21 1999-03-05 Bridgestone Corp マグネットローラ及び該マグネットローラを用いた現像ローラ
JP3595671B2 (ja) 1997-12-22 2004-12-02 キヤノン株式会社 帯電装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8958729B2 (en) 2012-03-08 2015-02-17 Ricoh Company, Ltd. Magnet roller, developer bearer, development device, process cartridge, and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US6522854B2 (en) 2003-02-18
US20010021328A1 (en) 2001-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5283616A (en) Developing device having bearing for supporting a developing roller
JP2002304106A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真感光体ドラム及び電子写真画像形成装置及びカラー電子写真画像形成装置
JP2004012523A (ja) 現像装置及び現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH07269563A (ja) 回転を防止する特徴を有する複合フランジ付きベアリング及びそれを有する電子写真印刷装置
JP2002351211A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2001175073A (ja) 現像剤担持体、現像装置及びプロセスカートリッジ並びに画像形成装置
US9599928B2 (en) Powder transport member, powder container, and image forming apparatus
US8699927B2 (en) Development device and image forming apparatus
JP6659102B2 (ja) クリーニング装置
US20040028429A1 (en) Development apparatus and process cartridge using the same
JP2003337472A (ja) 現像装置
JPH06194892A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
US6999706B2 (en) Developing device and process cartridge including the same for use in electro photographic image-forming apparatus
JP2000075769A (ja) プロセスユニット
JPH10221919A (ja) 画像形成装置
JP3714376B2 (ja) 画像形成装置
JP4904707B2 (ja) 現像装置
JP3150215B2 (ja) 現像装置とそれを用いたプロセスカートリッジ
JP3736253B2 (ja) 現像ロール
JP2002365913A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH05257342A (ja) プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを用いる画像形成装置
JPH05257372A (ja) 潜像担持体と現像剤担持体との間隙保持部材
JP2009223247A (ja) 画像形成装置
JP2001082453A (ja) 現像剤担持体、現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置
JP2003146487A (ja) レジストローラ駆動装置、および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050218

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306