JP2003337472A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2003337472A
JP2003337472A JP2002144809A JP2002144809A JP2003337472A JP 2003337472 A JP2003337472 A JP 2003337472A JP 2002144809 A JP2002144809 A JP 2002144809A JP 2002144809 A JP2002144809 A JP 2002144809A JP 2003337472 A JP2003337472 A JP 2003337472A
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developing roll
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Toshinori Nishimura
俊紀 西村
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、現像ロールと感光体ドラムと
の間隔及び現像ロールと磁気ロールとの間隔を規制して
良好な画像を形成する。 【解決手段】 磁気ロール1に備えられた磁気ロール用
ギア31は、現像ロール2に備えられた現像ロール用ギ
ア28にアイドルギア31aを介して駆動力を伝達す
る。磁気ロール及び現像ロールの各々の回転軸はロール
支持体15Aによって回転可能に保持され、ロール支持
体は磁気ロールの軸心を中心として揺動する。そして、
アイドルギアがロール支持体に回転可能に支持されてい
る。コイルバネによって磁気ロールが感光体ドラムの方
向に付勢され、現像ロールの軸に同心状に回転可能に取
り付けられたギャッププーリが感光体ドラムの表面と当
接して現像ロールの表面と感光体ドラムの表面との間隔
を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用した複写機、プリンタ、ファクシミリ又はこれらの複
合機等の画像形成装置で用いられる現像装置に関し、特
に、磁性キャリアを用いて非磁性トナーを帯電させる2
成分現像剤を使用して、帯電したトナーのみを現像ロー
ル上に保持して、トナーを静電潜像に飛翔させて現像を
行う現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、現像装置として、磁性キャリア
を用いて非磁性トナーを帯電させる2成分現像剤を使用
して、帯電したトナーのみを現像ロール上に保持し、ト
ナーを飛翔させて静電潜像を現像する所謂非接触現像方
式を用いたものが知られている。このような現像装置
は、感光体ドラム、現像ロール、及び磁気ロールを備え
ており、感光体ドラムと現像ロールとの間のギャップ、
そして、現像ロールと磁気ロールとの間のギャップが画
像に影響を与えることになる。このため、画像形成の
際、適度な画像濃度を得るためには、両ギャップを常に
安定した距離に保持させる必要がある。
【0003】ところで、特開2001−13848公報
(以下従来例1と呼ぶ)には、現像ロールと感光体ドラ
ムとの接触圧を小さくしてかつ均一に保って、画像むら
を防止するため、現像ユニットを感光体ユニットに揺動
可能に支持して、現像ユニットに回転力を伝える作用点
を感光体ユニットと現像ユニットの揺動中心軸の近傍に
配置することが記載されている。
【0004】そして、従来例1では、このような構成に
よって、現像ユニットに回転力を伝える力によって現像
ユニットが感光体ユニットに対して回転して、現像ロー
ルが感光体ドラムに押しつけられることがなく、現像ロ
ールと感光体ドラムとを常に安定した状態で接触させる
ことができるとしている。
【0005】一方、特開2000−275967公報
(以下従来例2と呼ぶ)には、現像ロールと同心的に、
現像ロールより大径のスペースコロを配置して、感光体
ドラム及び現像ロール間の間隔(ギャップ)を規制する
ようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例1におい
ては、現像ユニットを感光体ユニットに揺動可能に支持
して、現像ロールと感光体ドラムとを常に安定した状態
で接触させることが示されているものの、現像ロールと
感光体ドラムの接触を安定させているだけで、従来例1
では、2成分現像剤を用いた現像装置において、感光体
ドラムと現像ロールとの間のギャップ、そして、現像ロ
ールと磁気ロールとのギャップを安定した距離に保つこ
とが難しいという課題がある。
【0007】また、従来例2では、現像ロールより大径
のスペースコロを配置して、感光体ドラム及び現像ロー
ル間の間隔(ギャップ)を規制しているが、感光体ドラ
ムのみならず現像ロールと磁気ロールとの間におけるギ
ャップも適正に保持する必要がある。現像ロールと磁気
ロールとの間隔が変動すると、磁気ロールにおける磁気
ブラシ層が変動して、現像ロール上のトナー層が変動し
てしまい、良好な画像形成を行うことができない。この
ため、その間隔の変動量に応じて磁気ロールの回転速度
を上げて現像ロールへのトナーの供給量を補償する必要
があり、構成が複雑となってしまう。
【0008】本発明の目的は簡単な構成で、現像ロール
と感光体ドラムとの間隔及び現像ロールと磁気ロールと
の間隔を規制して良好な画像を形成することができる現
像装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、所定間
隔離間して並設された磁気ロールと現像ロールを有し、
前記磁気ロールによって前記現像ロール表面に形成され
るトナー薄層によって感光体ドラム上に形成された静電
潜像を現像してトナー像とする現像装置において、前記
磁気ロールに備えられた磁気ロール用ギアと、前記現像
ロールに備えられアイドルギアを介して前記磁気ロール
用ギアから駆動力を受ける現像ロール用ギアと、前記磁
気ロール及び前記現像ロールの各々の回転軸を回転可能
に保持するとともに前記磁気ロールの軸心を中心として
揺動する回転軸保持体とを有し、前記アイドルギアが前
記回転軸保持体に回転可能に支持されていることを特徴
とする現像装置が得られる。
【0010】このようにして、回転軸保持体によって磁
気ロール及び現像ロールの各々の回転軸を回転可能に保
持して、回転軸保持体が磁気ロールの軸心を中心として
揺動するから、磁気ロールと現像ロールとの間隔を所定
の間隔に精度よく維持することができるばかりでなく、
アイドルギアを回転軸保持体に回転可能に支持したか
ら、現像ロールが揺動しても、磁気ロール用ギアとアイ
ドルギアとの軸間距離は常に一定であり、さらに、現像
ロール用ギアとアイドルギアとの軸間距離も常に一定と
なる。
【0011】本発明では、さらに、前記感光体ドラムの
表面と当接して前記現像ロールの表面と前記感光体ドラ
ムの表面との間隔を規制するリング状の間隔規制部材
と、前記磁気ロールを前記感光体ドラムの方向に付勢す
る付勢手段とを有し、前記間隔規制部材が前記現像ロー
ルの軸に同心状に回転可能に取り付けられている。
【0012】このようにすれば、間隔規制部材が感光体
ドラムの表面に当接して、現像ロールと感光体ドラムと
の間隔が所定の距離に保たれることになり、しかも付勢
手段によって磁気ロールを感光体ドラムの方向に押圧
し、現像ロール及び磁気ロールは回転軸保持体に保持さ
れているから、磁気ロール及び現像ロールの間隔も所定
の距離に保たれることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の
形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、そ
の相対配置などは特に特定的な記載がない限りは、この
発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説
明例に過ぎない。
【0014】まず、図1を参照して、本発明による現像
装置の一例が用いられる画像形成装置について説明す
る。図示の画像形成装置20は無端状ベルト54を備え
ており、この無端状ベルト54は給紙カセット53から
搬送される記録紙を定着装置59に向かって搬送する。
無端状ベルト54の上側には、ブラック用現像装置50
A、イエロー用現像装置50B、シアン用現像装置50
C及びマゼンタ用現像装置50Dが配設されている。こ
れら現像装置50(A,B,C,D)には、それぞれ磁
気ロール1(A,B,C,D)が備えられ、磁気ロール
1(A,B,C,D)に近接して現像ロール2(A,
B,C,D)が配設されている。そして、現像ロール2
に対面して感光体ドラム3(A,B,C,D)が配設さ
れ、感光体ドラム3の周囲には帯電器56(A,B,
C,D)及び露光器57(A,B,C,D)が配置され
ている。
【0015】いま、図示しない制御回路からプリント開
始信号が送出されると、現像装置内のキャリア及びトナ
ーが攪拌され、トナーが摩擦帯電されてキャリア表面に
付着し、磁気ロール1(A,B,C,D)の表面にキャ
リアによる磁気ブラシが形成され、現像ロール2(A,
B,C,D)上にトナーの薄層が形成される。給紙カセ
ット53から記録紙が送出されて無端状ベルト54に送
られ、その記録紙が各色の感光体ドラム3(A,B,
C,D)に達するタイミングに同期して、帯電器56
(A,B,C,D)によって感光体ドラム3が帯電され
る。そして、画像信号に応じて露光器57(A,B,
C,D)によって感光体ドラム3が露光され、感光体ド
ラム3上に静電潜像が形成される。その後、現像ロール
2上のトナーによって静電潜像の現像が行われる。記録
紙が感光体ドラム3に達すると、転写装置58(A,
B,C,D)によって転写バイアスが印加され、記録紙
にトナー像が転写されて、記録紙上のトナー像が定着装
置59で定着されて排紙される。
【0016】次に現像装置について説明する。図1で
は、4つの現像装置が示されているが、これら現像装置
のおける作用は同一であるので、ブラック用現像装置5
0Aを代表例として説明する。図2及び図3を参照し
て、枠体12内には感光体ドラム3に所定距離離間して
現像ロール2が配設され、現像ロール2から所定距離離
間して磁気ロール1が配設されている。磁気ロール1は
非磁性金属材料で円筒状に形成され、円筒内には複数の
固定磁石が配設されており、固定磁石の周囲を回転可能
に構成されたスリーブを有している。スリーブの軸方向
幅(磁気ブラシ形成領域)は現像ロール2の軸方向幅よ
りも長い寸法に形成されている。
【0017】さらに、現像装置内(つまり、枠体12)
内には攪拌ミキサ23及びパドルミキサ22が備えられ
ている。そして、図3に見るように、感光体ドラム3と
現像ロール2との間にはバイアスDC7aとAC7bが
印加される。なお、DC8は磁気ロール1に印加される
バイアス、9は磁気ブラシの厚さを制御する穂切りブレ
ード、25はトナーセンサである。
【0018】図2を参照すると、枠体12の一端側には
モータ19が固定され、磁気ロールの回転軸(磁気ロー
ル軸)の一端にはモータ19の回転軸が連結され、磁気
ロール軸の他端には、伝達ギア27(磁気ロール用ギ
ア)が固着されるとともに、伝達ギア27より小径の伝
達ギア31(磁気ロール用ギア)が、伝達ギア27と同
軸で固着されている。伝達ギア31と噛合する駆動ギア
28(現像ロール用ギア)が、現像ロール2の回転軸
(現像ロール軸)の一端に固着され、伝達ギア27と噛
合する駆動ギア29はパドルミキサ22の回転軸に固着
されている。さらに、駆動ギア29と噛合する駆動ギア
30が攪拌ミキサ23の回転軸に固着されている。
【0019】ここで、図4及び図5も参照して、現像ロ
ール2は導電体であるアルミニウムで形成されており、
現像ロール2の両端部にはアルミニウム材で形成された
現像ロール軸14の大径部が嵌合するとともに、合成樹
脂等の絶縁部材で形成されたロール支持体(回転軸保持
体)15Aに回転可能に支持されている。そして、現像
ロール軸14の先端は図示しない接点とリード線によっ
てバイアス電源部7(図3)に接続されている。
【0020】ロール支持体(回転軸保持体)15Aは、
一対の開口部を有しており、一方の開口部には磁気ロー
ル軸13が回転可能に嵌合され、ロール支持体15Aは
磁気ロール軸13の軸心を中心として、回動する(揺動
する)。他方の開口部は周囲を円形状の壁15Adによ
り囲繞され、壁15Adと一方の開口部を形成する壁1
5Afとの連結部には突起15Abが設けられ、突起1
5Abにはコイルバネ17が配置され、図2上時計方向
にロール支持体15Aを付勢している。円形状の壁15
Adは、約60゜にわたって削欠空所15Aeが形成さ
れ、壁15Ad内には感光体ドラム3の表面と現像ロー
ル2の表面との間の間隔を規制するギャッププーリ(間
隔規制材)21が回転可能に現像ロール軸14の大径部
に嵌合している。
【0021】このようにして、ロール支持体15Aは磁
気ロール軸13の軸心を中心として揺動するから、現像
ロール2は磁気ロール軸13の軸心を中心として揺動す
ることになって、磁気ロール1の表面と現像ロール2の
表面との間の間隔を精度よく維持することができること
になる。なお、磁気ロール軸13は低摩擦部材で形成す
ることが望ましい。低摩擦部材としては、二硫化タング
ステンWS2、窒化ホウ素BNなどがあり、これらを潤
滑材で形成するようにしてもよい。また、これらを固体
潤滑剤として下部材に蒸着、スパッタリングによって付
着して用いることができる。
【0022】図5(a)に示すように、現像ケースの枠
体12Aは磁気ロール軸13を回転可能に嵌合保持する
とともに、現像ロール軸14を、磁気ロール軸13の軸
心中心に矢印方向52に揺動可能にロール支持体15A
に保持している。そして、突起15Abに設けたコイル
バネ17によって磁気ロール軸13の軸心を中心に時計
方向に付勢している。これによって、図5(a)の状態
から矢印51の方向に枠体12Aを移動すると、削欠空
間15Aeに存在するギャッププーリ21の外周が感光
体ドラム3の外周に当接し、コイルバネ17が圧縮さ
れ、図5(b)の位置に安定する。この位置において
は、感光体ドラム3の外周と現像ロール2の外周間、ま
た現像ロール2の外周と磁気ロール1の外周間はそれぞ
れ所定距離に設定される。
【0023】このようにして、ギャッププーリ21は図
2に示すように右横の若干下方より感光体ドラム3の表
面に当接するので、枠体12A全体の重力荷重がギャッ
ププーリ21を介して感光体ドラム3の表面にかから
ず、ギャッププーリ21や感光体ドラム3の耐久性能を
向上することができる。
【0024】再び図3を参照して、現像を行う際には、
磁気ロール1の表面には、トナーとキャリアからなる二
成分現像剤が保持され、攪拌ミキサ23とパドルミキサ
22によって現像剤を攪拌させながら、トナーを適正な
レベルに帯電させる。現像剤は穂切りブレード9を通過
し一定の層厚で現像ロール2に接触する。磁気ロール1
が、トナーを帯電させて保持するキャリアによる磁気ブ
ラシを発生させる。磁気ロール1上の磁気ブラシは穂切
りブレード9によって層規制され、磁気ロール1と現像
ロール2間の電位差によって現像ロール2にトナーのみ
の薄層が形成される。つまり、現像ロール2の表面に
は、磁気ブラシから供給されたトナーによりトナー薄層
が形成される。そして、感光体ドラム3に対して、トナ
ー薄層からトナーを静電潜像に応じて選択的に飛翔させ
て画像形成を行う。
【0025】現像残のトナーは掻き取りブレードなどの
特別な装置を設けることなく、磁気ロール1上の磁気ブ
ラシが現像ロール2上のトナー層に接触し、各ロールの
周速差によるブラシ効果と磁気ブラシの現像剤をミキサ
での攪拌による現像剤の入れ替えによって、容易にトナ
ーの回収と入れ替えを可能にする。
【0026】上述の現像装置においては、現像ロール2
は磁気ロール1の回転に応じて回転する。つまり、現像
ロール2は磁気ロール1から伝達ギア31及び駆動ギア
28を介して回転力の伝達を受けている。このため、磁
気ロール1及び現像ロール2の回転方向によっては、磁
気ロール1及び現像ロール2との間に所謂アイドルギア
を配置する必要がある。つまり、図6に示すように、伝
達ギア31と駆動ギア28との間にアイドルギア31a
を配置する必要がある。ところが、前述のように、現像
ロール2は磁気ロール軸13を中心として揺動するか
ら、つまり、現像ロール2に取り付けられた伝達ギア2
8が揺動するから、アイドルギア31aは伝達ギア31
及び駆動ギア28とそのギアピッチが変化しないように
する必要がある。
【0027】そこで、図示の例では、ロール支持体15
Aに対してアイドルギア31aが回転可能に支持した。
このようにして、ロール支持体15Aにアイドルギア3
1aを回転可能に支持すると、現像ロール2が揺動して
も、つまり、ロール支持体15Aが揺動しても、伝達ギ
ア31とアイドルギア31aとの軸間距離は常に一定で
あり、さらに、駆動ギア28とアイドルギア31aとの
軸間距離も常に一定となる。
【0028】また、前述のように、ロール支持体15A
は磁気ロール軸13を中心して揺動し、ロール支持体1
5Aはコイルバネ(テンションバネ)17によって所定
の方向に付勢されている。この付勢方向は感光体ドラム
3に向かう方向であり、現像装置を画像形成装置の所定
の位置にセットすると、前述のように、ギャッププーリ
21が感光体ドラム3の表面に当接して、現像ロール2
と感光体ドラム3との間(ギャップ)が所定の距離に保
たれることになる。
【0029】ところで、現像ロール2の回転方向に応じ
て、現像ロール2には感光体ドラム3を押しつける方向
及び感光体ドラム3から離れる方向に力が作用する。現
像ロール2に対して感光体ドラム3を押しつける方向に
力がかかる際には、この押しつけ力(現像ロール2の駆
動による押し付け力)によってはコイルバネ17を除く
ようにしてもよい。例えば、押し付け力が0.01N〜
0.2Nであれば、コイルバネ17を除くようにしても
よい。
【0030】さらに、駆動による押し付け力が強すぎる
と、ギャップ規制材であるギャッププーリ21の磨耗が
問題となる。この際には、磁気ロール1に感光体ドラム
3から離れる方向に力を作用させる。例えば、磁気ロー
ル1の感光体ドラム3に対する押し付けをテンションバ
ネ(図示せず)で調整するようにすればよい。なお、
(磁気ロール1の感光体ドラム3に対する押し付け力)
=(テンションバネの押圧力)−(駆動による離れる方
向の力)となる。
【0031】上述の例では、ギャッププーリ21を感光
体ドラム3の表面に当接して、ギャップを所定の距離と
する例について説明したが、ロール支持15A自体を画
像形成装置又は感光体ドラム3に当接させて、ギャップ
を所定の距離とするようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、回転軸
保持体によって磁気ロール及び現像ロールの各々の回転
軸を回転可能に保持して、回転軸保持体が磁気ロールの
軸心を中心として揺動するから、磁気ロールと現像ロー
ルとの間隔を所定の間隔に精度よく維持することができ
るという効果がある。さらに、アイドルギアを回転軸保
持体に回転可能に支持したから、現像ロールが揺動して
も、磁気ロール用ギアとアイドルギアとの軸間距離を常
に一定にできるばかりでなく、現像ロール用ギアとアイ
ドルギアとの軸間距離も常に一定にできるという効果が
ある。
【0033】本発明では、間隔規制部材が感光体ドラム
の表面に当接して、現像ロールと感光体ドラムとの間隔
が所定の距離に保たれ、しかも磁気ロールを感光体ドラ
ムの方向に押圧し、現像ロール及び磁気ロールは回転軸
保持体に保持されているから、磁気ロール及び現像ロー
ルの間隔も所定の距離に保たれるという効果がある。
【0034】このようにして、本発明では現像ロールと
感光体ドラムとの間隔及び現像ロールと磁気ロールとの
間隔を規制して良好な画像を形成することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による現像装置の一例が用いられる画像
形成装置を示す図である。
【図2】図1に示す現像装置の斜視図である。
【図3】図2に示す現像装置の動作を説明するための断
面図である。
【図4】図2に示す現像装置において現像ロールと磁気
ロールとの関係を示す斜視図である。
【図5】図2に示す現像装置におけるロール支持体の動
作を説明するための断面図である。
【図6】図2に示す現像装置においてアイドルギアを配
置した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 磁気ロール 2 現像ロール 3 感光体ドラム 12 枠体 19 モータ 27,28,31 伝達ギア 29,30 駆動ギア 31a アイドルギア
フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AC04 AC12 AD02 AD06 AD14 AD24 AD36 BA03 BA07 EA01 FA19 FA21 2H171 FA04 FA13 FA14 FA26 FA28 FA30 GA01 LA03 LA08 QB32 QB35 QB38 QB42 QB52 QB55 UA26 WA07 WA12 XA02 XA15

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔離間して並設された磁気ロール
    と現像ロールを有し、前記磁気ロールによって前記現像
    ロール表面に形成されるトナー薄層によって感光体ドラ
    ム上に形成された静電潜像を現像してトナー像とする現
    像装置において、前記磁気ロールに備えられた磁気ロー
    ル用ギアと、前記現像ロールに備えられアイドルギアを
    介して前記磁気ロール用ギアから駆動力を受ける現像ロ
    ール用ギアと、前記磁気ロール及び前記現像ロールの各
    々の回転軸を回転可能に保持するとともに前記磁気ロー
    ルの軸心を中心として揺動する回転軸保持体とを有し、
    前記アイドルギアが前記回転軸保持体に回転可能に支持
    されていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記感光体ドラムの表面と当接して前記
    現像ロールの表面と前記感光体ドラムの表面との間隔を
    規制するリング状の間隔規制部材と、前記磁気ロールを
    前記感光体ドラムの方向に付勢する付勢手段とを有し、
    前記間隔規制部材が前記現像ロールの軸に同心状に回転
    可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の現像装置。
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