JP2001174273A - 地図表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最寄りの施設の位置を検索する際に、現在位
置からの実際の移動時間が短い施設をその順番に抽出で
きて、実際の使用感の向上を実現すること。 【解決手段】 情報記録媒体１４内には、多種類の地図
描画用データ及びマップマッチング用データの他に、施
設名称データベース、この施設名称データベース内の各
施設についての具体的情報を含む施設データベースが記
憶される。制御回路２は、使用者側の検索操作に応じ
て、データベースから現在位置の周辺に位置する複数の
施設を同時に抽出し、それらの施設までの経路演算によ
り、現在位置から施設までの経路距離または現在位置か
ら施設までの移動所要時間を算出すると共に、各施設名
を算出した経路距離順または移動所要時間順に並べ替え
たリストを作成し、そのリスト並びにリスト中の施設の
位置を上位のものから所定の数だけ表示装置７に表示さ
れた道路地図画面上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、データベースから
抽出した最寄りの施設の位置を地図画面上に表示できる
ようにした地図表示装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、例えばカーナビゲーション装
置においては、多数の施設についての情報を記憶したデ
ータベースから、使用者が行きたい施設を車両の現在位
置から近い順にリストアップして地図画面上に表示する
という所謂最寄り施設検索機能を備えたものが提供され
ている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のカーナビゲーシ
ョン装置における最寄り施設検索機能では、施設を車両
の現在位置から近い順にリストアップする際に、現在位
置と施設との間の直線距離を基準として抽出する構成と
なっている。このため、例えば道路地図画面の一例を示
す図６のように、道路地図上に検索によってリストアッ
プされた施設Ｆ１、Ｆ２が存在する場合において、施設
Ｆ１より直線距離的に近い施設Ｆ２が川Ｒの対岸に位置
する状況（橋Ｂを渡らないと到達できない状況）にある
ときには、車両の現在位置Ｐと施設Ｆ１との間の経路距
離（実移動距離）が施設Ｆ２との間の経路距離より短い
状態にあるにも拘らず、現在位置Ｐとの間の直線距離が
短い施設Ｆ２が最初にリストアップされることになる。
このため、上記のようにリストアップされた施設の中か
ら最も近い施設を選択した場合でも、実際の移動距離が
不要に長くなる場合がある。この結果、使用者が本当に
必要とする施設を検索できないことがあり、これが実際
の使用感の悪化に繋がるという問題点があった。

【０００４】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、最寄りの施設の位置を検索する際
に、現在位置からの実際の移動時間が短い施設をその順
番に抽出することができて、実際の使用感の向上を実現
できるようになる地図表示装置を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１に記載した手段を採用できる。この手段によ
れば、使用者が最寄りの施設の検索操作を行うと、検索
手段が、多数の施設についての情報を格納したデータベ
ースから、現在位置の周辺に位置する複数の施設を同時
に抽出するようになり、また、制御手段が、抽出された
各施設までの経路演算を行って、現在位置から施設まで
の経路距離または現在位置から施設までの移動所要時間
を算出すると共に、各施設名を算出した経路距離順また
は移動所要時間順に並べ替えたリストを作成し、そのリ
スト中の施設の位置を上位のものから所定の数だけ地図
画面上に表示するようになる。従って、地図画面上に表
示された検索対象の施設の位置は、現在位置からの実移
動距離或いは実際の移動所要時間が短い施設の位置を示
すことになるから、従来のように、表示された施設の中
から最も近い施設を選択した場合でも、実際の移動距離
が不要に長くなる恐れがなくなり、もって使用感の向上
を実現できるようになる。

【０００６】請求項２記載の手段によれば、地図画面上
に経路距離順リストまたは移動所要時間順リストが表示
されるから、各施設までの実際の移動距離或いは所要時
間を一目で把握できるようになり、その有用性が高まる
ようになる。

【０００７】請求項３記載の手段によれば、経路距離順
リストまたは移動所要時間順リストの中から地図画面上
に表示する施設の数を任意に変更できるから、地図画面
上に施設の位置が不要に多く表示されてしまって、その
表示内容が煩雑になる事態を未然に防止できるようにな
る。

【０００８】請求項４記載の手段によれば、データベー
スから抽出する施設の数を任意に変更できるから、制御
手段において行われる各施設までの経路演算処理の負担
を軽減できるようになり、施設検索を行うときの処理速
度の向上を図り得るようになる。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の地図表示装置をカ
ーナビゲーション装置に適用した一実施例について図１
ないし図５を参照しながら説明する。全体の電気的構成
を概略的に示す図１において、カーナビゲーション装置
１は、制御回路２（検索手段及び制御手段に相当）、位
置検出器３、地図データ入力器４、操作スイッチ群５、
外部メモリ６、表示装置７、外部情報入出力装置８、リ
モコンセンサ９から構成されている。

【００１０】制御回路２は、カーナビゲーション装置１
の動作全般を制御する機能を有しており、マイクロコン
ピュータを主体にして構成されている。即ち、制御回路
２は、ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ、Ｉ／Ｏインタフェース
及びこれらを接続するバスなど（何れに図示せず）を備
えた構成となっている。これらのうち、ＲＯＭにはカー
ナビゲーション用のプログラムが格納され、ＲＡＭには
プログラム実行時の一時データや地図データ入力器４か
ら取得した地図データなどが一時的に格納される。

【００１１】位置検出器３は、地磁気センサ１０、ジャ
イロスコープ１１、距離センサ１２及びＧＰＳ受信機１
３から構成されており、車両の現在位置情報を算出する
部分である。この位置検出器３は、各構成要素が性質の
異なる検出誤差を有するため、互いに検出誤差を補間し
ながら精度の高い位置検出を行うようになっているが、
要求される検出精度で現在位置を算出可能であれば全部
の構成要素を備える必要ない。また、ステアリングホイ
ールの回転センサや各タイヤの回転を検出する車輪セン
サなどを組み合わせて位置検出器３を構成しても良い。

【００１２】地図データ入力器４は、例えばＣＤ−ＲＯ
ＭやＤＶＤ−ＲＯＭなどの情報記録媒体１４からデータ
を読み取るためのものである。この場合、情報記録媒体
１４には、多種類の地図描画用データ及びマップマッチ
ング用データの他に、施設名称を例えば５０音順に並べ
た施設名称データベース、この施設名称データベース内
の各施設についての具体的情報（施設名称、職種などの
区分を示すジャンル名、施設の位置データ（経緯度デー
タ）など）を網羅した施設データベース、電話番号と施
設の対応を示す電話番号データベースなどが記憶されて
いる。

【００１３】表示装置７は、例えばカラー液晶ディスプ
レイを含んで構成されており、車両の運転席近傍に設置
される。また、操作スイッチ群５は、例えば上記表示装
置７のケースに設けられたメカニカルスイッチ或いは表
示装置７のカラー液晶ディスプレイ上に形成されたタッ
チスイッチなどから成り、各種のデータや設定事項など
の操作入力を制御回路２に与えるために設けられてい
る。リモコンセンサ９も操作入力手段として設けられた
もので、リモコン１５からの操作入力を受信して制御回
路２に与えるようになっている。

【００１４】外部メモリ６は、フラッシュメモリカード
などにより構成されたもので、例えば他の規格の情報記
録媒体に対応するためのプログラムソフトを記憶した
り、特定データ（走行軌跡の履歴やデジタルカメラによ
り取り込んだ任意の画像データなど）の保存や呼出など
を行うために設けられている。

【００１５】外部情報入出力装置８は、ＶＩＣＳ（Vehi
cle Information & CommunicationSystem）センサやＦ
Ｍチューナーなどを備えたもので、例えばＶＩＣＳセン
サが受信した光／電波ビーコンからの情報信号やＦＭチ
ューナーが受信したＦＭ多重放送からの情報信号を制御
回路２に与える構成となっており、また、自動車情報を
外部へ送信する機能も備えた構成となっている。

【００１６】上記制御回路２は、使用者が操作スイッチ
群５やリモコン１５を操作して目的地を設定するのに応
じて現在位置から目的地までの最適経路を案内経路とし
て自動的に設定する機能、現在位置を地図上に位置付け
るマップマッチング処理を実行する機能などの他に、図
２に示すような処理フローを実行する機能を備えてい
る。

【００１７】即ち、図２は、制御回路２による制御内容
のうち、本発明の要旨に直接関係した最寄り施設検索ル
ーチンの内容が示されており、以下これについて説明す
る。使用者は、操作スイッチ群５或いはリモコン１５を
通じた操作により制御回路２を最寄り施設の検索モード
に切り替えるものであり、このような切替操作に応じて
図２の最寄り施設検索ルーチンが開始される。

【００１８】この最寄り施設検索ルーチンにおいては、
まず、表示装置７中に図３（ａ）に示すようなモード設
定画面を表示する（ステップＳ１）。このモード設定画
面は、例えば表示中の地図画面上にウインドウ形式で表
示されるものであり、最寄り施設の検索を当該施設まで
の経路距離に基づいて行う「経路距離モード」と、最寄
り施設の検索を当該施設までの移動所要時間（例えば道
路の最高速度や車両の平均走行速度などを加味した時
間）に基づいて行う「移動所要時間モード」（高速道路
などを利用できる状況下において有益となる）との何れ
かを予め選択しておくために用意されている。

【００１９】具体的には、このモード設定画面中には、
「経路距離モード」に設定するときに操作スイッチ群５
或いはリモコン１５を通じて選択操作されるアイコンａ
１、「移動所要時間モード」に設定するときに操作スイ
ッチ群５或いはリモコン１５を通じて選択操作されるア
イコンａ２、検索により抽出する施設数を入力するため
の抽出数入力ウインドウａ３、検索した施設のうち地図
画面上に表示する施設数を入力するための表示数入力ウ
インドウａ４、選択及び数値入力内容を最終的に確定す
るときに操作スイッチ群５或いはリモコン１５を通じて
操作される「ＯＫ」アイコンａ５、最寄り施設検索ルー
チンを終了するときに操作スイッチ群５或いはリモコン
１５を通じて操作される「キャンセル」アイコンａ６が
表示される。尚、アイコンａ１、ａ２は、択一的に操作
されたものが反転表示状態を呈するようになっており、
デフォルト状態では、例えば「経路距離モード」に設定
されている（アイコンａ１が反転表示状態）。また、数
値入力ウインドウａ３、ａ４は増減ボタンを備えたテキ
ストボックスとして構成されたもので、デフォルト値は
それぞれ例えば「１０」及び「５」に設定されている。

【００２０】このようなモード設定画面を表示した状態
では、「ＯＫ」アイコンａ５及び「キャンセル」アイコ
ンａ６の何れかが操作されるまで待機する（ステップＳ
２、Ｓ３）。そして、「キャンセル」アイコンａ６が操
作されたときには、そのままリターンして最寄り施設検
索ルーチンを終了するが、「ＯＫ」アイコンａ５が操作
されたときには、表示装置７中に図３（ｂ）に示すよう
なジャンル入力画面を表示する（ステップＳ４）。この
ジャンル入力画面は、例えば表示中の地図画面上にウイ
ンドウ形式で表示されるものであり、検索対象の施設の
ジャンル（種類）選択するために用意されている。

【００２１】具体的には、このジャンル入力画面中に
は、検索頻度が高いジャンルを選択するときに操作スイ
ッチ群５或いはリモコン１５を通じて選択操作されるア
イコンｂ１〜ｂ５、検索頻度が低いジャンルを選択する
ときに操作スイッチ群５或いはリモコン１５を通じて選
択操作されるリストボックスｂ６、選択内容を最終的に
確定するときに操作スイッチ群５或いはリモコン１５を
通じて操作される「ＯＫ」アイコンｂ７、モード設定画
面へ戻るときに操作スイッチ群５或いはリモコン１５を
通じて操作される「戻る」アイコンｂ８が表示される。
この場合、上記リストボックスｂ６は、複数のジャンル
名を例えばポップアップ形式で表示する構成とされてい
る。尚、アイコンｂ１〜ｂ５及びリストボックスｂ６内
のジャンル名は、複数のものを同時に選択可能になって
おり、選択されたものが反転表示状態を呈する。また、
デフォルト状態では無選択状態若しくは使用者が予め入
力したジャンルに設定されている。

【００２２】このようなジャンル入力画面を表示した状
態では、「ＯＫ」アイコンｂ７及び「戻る」アイコンｂ
８の何れかが操作されるまで待機する（ステップＳ５、
Ｓ６）。そして、「戻る」アイコンｂ８が操作されたと
きには、前述したモード選択画面表示ステップＳ１へ戻
るが、「ＯＫ」アイコンｂ７が操作されたときには、施
設抽出処理ルーチンＳ７を実行するこの施設抽出処理ル
ーチンＳ７では、前記ジャンル入力画面を通じて入力さ
れたジャンルに対応した施設のうち現在位置の周辺に位
置する施設を検索する。このときに検索する施設の数
は、前記モード設定画面（特には、抽出数入力ウインド
ウａ３）を通じて入力された抽出数に設定されるもので
あり、例えば現在位置から直線距離で近い順に上記抽出
数に応じた数の施設が抽出される。尚、この場合におい
て、現在位置から所定の半径内に存する施設を検索する
構成としても良い。

【００２３】施設抽出処理ルーチンＳ７の実行後には、
設定されているモードが「経路距離モード」及び「移動
所要時間モード」の何れであるかを判断する（ステップ
Ｓ８）。「経路距離モード」が選択されていた場合に
は、前記施設抽出処理ルーチンＳ７において抽出した各
施設について、現在位置からの経路距離（つまり実移動
距離）をそれぞれ演算し（ステップＳ９）、この後に、
抽出した各施設を演算結果に応じた経路距離順に並び替
えた図４のような経路距離順リストを作成してＲＡＭに
記憶する（ステップＳ１０）。尚、図４において、経路
距離順リストには、各施設の名称が経路距離の短い順に
リストアップされるものであり、経路距離が最も短いも
のを第１位とした「検索順位」に対応付けて、「施設名
称」、「経路距離」に対応したデータが書き込まれる。

【００２４】このような経路距離順リストを作成して記
憶した後には、施設位置表示ルーチンＳ１１を実行す
る。この施設位置表示ルーチンＳ１１では、上記経路距
離順リスト中の施設についての名称及び現在地からの距
離と、各施設の位置とを表示装置７に表示中の道路地図
画面上に表示する。この場合の表示形態は、例えば図５
に示すように、経路距離順リスト中の施設名称を所定数
（前記モード設定画面（特には表示数入力ウインドウａ
４）を通じて入力された表示数）だけ表示可能なウイン
ドウＣ１を表示すると共に、そのウインドウＣ１で表示
された各施設の位置を、道路地図画面中に表示されてい
るアイコンＣ２の点滅或いは表示色の変更などにより報
知する状態とされる。この場合、上記ウインドウＣ１は
スクロールバーを備えており、その表示内容を移動でき
る構成（つまり、検索順位が下位の施設を表示できる構
成）とされている。尚、道路地図上には現在地を示すア
イコンＰも表示されるものであり、必要に応じて他の施
設の位置を示すアイコンを表示しても良い。

【００２５】尚、上記のように道路地図画面上に表示さ
れたアイコンＣ２の何れかを操作スイッチ群５或いはリ
モコン１５を通じて選択できるようになっており、この
ような選択操作が行われた場合に、そのアイコンＣ２に
対応した施設までの経路を表示する制御が行われる。

【００２６】前記ステップＳ８において、「移動所要時
間モード」が選択されていた場合には、施設抽出処理ル
ーチンＳ７において抽出した各施設について、現在位置
からの移動所要時間をそれぞれ演算し（ステップＳ１
２）、この後に、抽出した各施設を演算結果に応じた移
動所要時間順に並び替えた移動所要時間リスト（前記図
４に示す経路距離順リストと同様の形態のもの）を作成
してＲＡＭに記憶する（ステップＳ１３）。

【００２７】このような移動所要時間順リストを作成し
て記憶した後には、施設位置表示ルーチンＳ１４を実行
する。この施設位置表示ルーチンＳ１４では、上記移動
所要時間順リスト中の施設についての名称及び現在地か
らの移動所要時間と、各施設の位置とを道路地図画面上
に表示する。この場合の表示形態は、具体的に図示しな
いが例えば前記図５に示したものと同様であり、移動所
要時間順リスト中の施設名称を所定数（前記モード設定
画面（特には表示数入力ウインドウａ４）を通じて入力
された表示数）だけ表示可能なスクロールバー付きのウ
インドウを表示すると共に、そのウインドウで表示され
た各施設の位置を、道路地図画面中に表示されているア
イコンの点滅或いは表示色の変更などにより報知する状
態とされる。

【００２８】要するに、上記した本実施例の構成によれ
ば、使用者が最寄りの施設の検索を行った場合には、情
報記録媒体１４中のデータベース（施設名称データベー
ス及び施設データベース）から、現在位置の周辺に位置
する所定数の施設が同時に抽出されると共に、抽出され
た各施設までの経路距離（実移動距離）または移動所要
時間が算出される。さらに、その算出経路距離順または
算出移動所要時間順に並べ替えたリストが道路地図画面
上に表示されると共に、そのリスト中の施設の位置が上
位のものから所定の数だけ道路地図画面上に表示される
ようになる。従って、道路地図画面上に表示された検索
対象の施設の位置は、現在位置からの実移動距離或いは
実際の移動所要時間が短い施設の位置を示すことになる
から、従来のように、表示された施設の中から最も近い
施設を選択した場合でも、実際の移動距離が不要に長く
なる恐れがなくなり、実際の使用感が向上するようにな
る。

【００２９】また、上述のように、道路地図画面上に経
路距離順リストまたは移動所要時間順リストが表示され
るから、各施設までの実際の移動距離或いは所要時間を
一目で把握できるようになり、その有用性が高まるよう
になる。しかも、経路距離順リストまたは移動所要時間
順リストの中から道路地図画面上に表示する施設の数
を、モード設定画面（図３（ａ）参照）を通じて任意に
変更できるから、道路地図画面上に施設の位置が不要に
多く表示されてしまって、その表示内容が煩雑になる事
態を未然に防止できるようになる。さらに、データベー
スから抽出する施設の数も、同じく上記モード設定画面
を通じて任意に変更できるから、制御回路２において行
われる各施設までの経路演算処理の負担を軽減できるよ
うになり、施設検索を行うときの処理速度の向上を図り
得るようになる。

【００３０】尚、上記実施例では、カーナビゲーション
装置を例に挙げて説明したが、これに限らず、街歩き或
いは登山やハイキングなどに使用できる携帯型ナビゲー
ション装置に適用することもできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の電気的構成を示す機能ブロ
ック図

【図２】要部の制御内容を示すフローチャート

【図３】モード設定画面及びジャンル入力画面の表示例
を示す図

【図４】経路距離順リストの構成例を示す図

【図５】地図画面の表示例を示す図

【図６】従来を説明するための地図画面を示す図

【符号の説明】

１はカーナビゲーション装置（地図表示装置）、２は制
御回路（検索手段、制御手段）、３は位置検出器、７は
表示装置、１４は情報記録媒体（データベース）を示
す。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｂ 29/10 Ｇ０６Ｆ 15/40 ３７０Ｃ 15/403 ３８０Ｅ Ｆターム(参考） 2C032 HB06 HB15 HC15 HC27 HD03 HD16 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC02 AC04 AC09 AC13 AC14 5B075 ND07 PQ02 PQ46 PQ69 UU14 5H180 AA01 BB02 BB04 BB12 BB13 EE01 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF27 FF33

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 使用者側の検索操作に応じて多数の施設
   についての情報を格納したデータベースを検索する検索
   手段と、現在位置及び前記検索手段により検索された施
   設の位置を地図画面上に表示する制御手段とを備えた地
   図表示装置において、 前記検索手段は、使用者側の検索操作に応じて現在位置
   の周辺に位置する複数の施設を同時に抽出する構成とさ
   れ、 前記制御手段は、現在位置から前記検索手段により抽出
   された各施設までの経路演算により、現在位置から施設
   までの経路距離または現在位置から施設までの移動所要
   時間を算出すると共に、各施設名を算出した経路距離順
   または移動所要時間順に並べ替えたリストを作成し、そ
   のリスト中の施設の位置を上位のものから所定の数だけ
   地図画面上に表示する制御を行う構成とされることを特
   徴とする地図表示装置。
2. 【請求項２】 前記制御手段は、地図画面上に経路距離
   順リストまたは移動所要時間順リストを表示する制御を
   行うことを特徴とする請求項１記載の地図表示装置。
3. 【請求項３】 前記制御手段は、経路距離順リストまた
   は移動所要時間順リストの中から地図画面上に表示する
   施設の数を、外部操作に応じて変更可能に構成されてい
   ることを特徴とする請求項１または２記載の地図表示装
   置。
4. 【請求項４】 前記検索手段は、データベースから抽出
   する施設の数を、外部操作に応じて変更可能に構成され
   ていることを特徴とする請求項１ないし３の何れかに記
   載の地図表示装置。