JP2001171939A - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置

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JP2001171939A JP36338699A JP36338699A JP2001171939A JP 2001171939 A JP2001171939 A JP 2001171939A JP 36338699 A JP36338699 A JP 36338699A JP 36338699 A JP36338699 A JP 36338699A JP 2001171939 A JP2001171939 A JP 2001171939A
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    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
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    • B66B5/022Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators responsive to abnormal operating conditions the abnormal operating conditions being independent of the system where the abnormal operating condition is caused by a natural event, e.g. earthquake
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H9/00Buildings, groups of buildings or shelters adapted to withstand or provide protection against abnormal external influences, e.g. war-like action, earthquake or extreme climate
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Abstract

(57)【要約】 【課題】出入口部のスペースを広くする。 【解決手段】揺れ用隙間と建築物を仕切る壁の出入口側
をなくし、左右の仕切壁まで延びた可動壁を走行路側に
よせて渡り床を設置する。その渡り床は、左右の仕切壁
をガイドとして、前後方向に移動可能であり走行路に追
従する。また、左右方向は、走行路側と独立して移動
し、非免震側建築物に追従する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、エレベータ装
置、特に非免震建築物と免震建築物に跨って延びる走行
路内を乗りかごが昇降移動するエレベータ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 特開平9−202562号公報に示す
ように、複数の階床を有する非免震建築物と、この非免
震建築物の上に免震手段を介して設置される複数の階床
を有する免震建築物と、この免震建築物に支持され免震
建築物および非免震建築物に跨って上下方向に延びるエ
レベータ用走行路と、このエレベータ用走行路を上下方
向に行き来する乗りかごと、エレベータ用走行路の下部
走行路側の乗降口部と、この走行路側乗降口部に対向す
るように非免震建築物に設けられた非免震建築物側出入
口部と、この非免震建築物側出入口部と走行路側乗降口
部の対向するところに設けられ、かつ揺れによる非免震
建築物と免震建築物との相対的な変位を許す揺れ吸収用
隙間に渡される渡り部材とを有するエレベータが提案さ
れている。
【0003】また、特開平10−157943号公報に
示すように複数の階床を有する非免震建築物と、この非
免震建築物の上に免震手段を介して設置される複数の階
床を有する免震建築物と、免震建築物に設けられ上下方
向に延びる走行路と、この上下方向の走行路を行き来す
る乗りかごと、この非免震建築物に形成された走行路と
免震建築物に形成された走行路とを接続し、非免震建築
物と免震建築物とに跨って設けられたガイドレールを支
持する昇降支柱体と、非免震建築物と免震建築物との相
対的変位に応じて変位、又は傾くように設置された階床
ドアの外枠と、この階床ドアと対向するところに設けら
れ、かつ、昇降支柱体に発生する変位を許す隙間に渡さ
れる渡り部材とを有するエレベータ装置が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の免震建築物に支
持され上下方向に延びる走行路と、揺れを吸収するため
免震建築物と非免震建築物の隙間に渡される渡り床を有
するエレベータ装置においては、非免震建築物側のエレ
ベータの出入口部は、非免震建築物側出入口部と走行路
側乗降口部の間に渡り床を有する通路があるため、その
非免震建築物側の出入口部に大きなスペースが必要であ
った。
【0005】また、免震建築物に設けられ上下方向に延
びる走行路と、免震階でレールを支持する支柱体と昇降
支柱体に取り付けられた階床ドアの外枠を有するエレベ
ータ装置においても、この昇降支柱体を設置する階の出
入口部には、通路があるため、昇降支柱体の設置階の出
入口部に大きなスペースを必要としていた。
【0006】したがって、本発明は、非免震建築物側の
出入口部や、昇降支柱体の設置階の出入口部の利用可能
なスペースを広くすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、複数の階床を有する非免震建築物と、
複数の階床を有し前記非免震建築物の上に免震手段を介
して設置される免震建築物と、前記免震建築物および非
免震建築物内を上下方向に延び、少なくとも一部が前記
非免震建築物に対して間隙を持ち、かつ、揺れ発生時
に、相対的に移動・変位可能である走行路構造体と、前
記走行路構造体により形成される走行路に沿って上下方
向に移動可能な乗りかごと、前記走行路構造体に設けら
れる走行路側乗降部と、前記非免震建築物側の乗降部と
前記走行路側乗降部が対向する前記間隙に渡され、揺れ
による相対的な移動・変位を可能にするとともに乗降を
可能にする渡り床を有するエレベータ装置において、前
記非免震建築物側乗降部の両側に位置する仕切部材の間
に設けられ、左右方向に揺れたときは前記仕切部材とと
もに移動・変位可能であり、前後方向に揺れたときは前
記走行路構造体とともに移動・変位可能で、かつ、幅が
前記走行路構造体の乗降部側の幅より大きい可動壁を備
えたエレベータ装置を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図15に沿って詳細に説明する。図1は、本発明の実施
の形態を示すエレベータ装置の縦断側面図で、建築物
は、地盤1に直接設置される非免震建築物2と、その上
部に設置される免震建築物3を有する。免震建築物3
は、非免震建築物2の上に置かれた複数の免震装置4に
載置されている。免震建築物3と非免震建築物2との間
には公知の弾性体で作られた免震装置4が介在している
ために、地震が発生したとき直接基礎となる地盤1上に
設けられる非免震建築物2が揺れても免震建築物3の揺
れは抑制される。
【0009】非免震建築物2は、外壁5および床6で囲
まれる空間の内側を区切るために設けられる仕切壁7お
よび部屋になる複数の空間8A、8Bを有する。図示で
は非免震建築物2は2階床の例を示したが、それ以上の
階床数でもよい。
【0010】免震建築物3は、外壁9、床10、エレベ
ータの上部走行路11を形成する内側壁12および部屋
になる複数の空間13A、13B、13Cを備えてい
る。
【0011】上部走行路11は免震建築物2に沿って上
方から下方まで縦に延び、エレベータの乗りかご15が
その中を昇降可能である。上部走行路11の下方には、
非免震建築物2内を通って降下するように下部走行路1
4が設けられている。
【0012】この下部走行路14は、下部仕切壁12A
によって形成された下部走行路構造体12Bの内側を免
震装置4を越えて下方向に延びている。この下部走行路
構造体12Bは、非免震建築物2の内側に設けられる落
込み空間7A内に間隙を持って位置する。この間隙は、
揺れを吸収し、走行路構造体12Bを非免震建築物2に
対して相対的に移動・変位させるために必要である。免
震建築物3エレベータ乗りかご15は、連通したこれら
の上部走行路11および下部走行路14によって構成さ
れる走行路内を昇降移動する。
【0013】図1では下部走行路構造体12Bは、免震
建築物3と一体に形成され、免震建築物3と同様の建築
用の素材を用いて作られているが、下部走行路構造体1
2Bを独立して別個に形成し、ボルト等の固定手段によ
り免震建築物3に一体的に結合しても良い。
【0014】図1に示す実施の形態では、上部走行路1
1および下部走行路14を形成する走行路構造体は壁1
2A、12によって構成されているが、後述するように
縦に延びる梁(支柱)と横に延びる横梁によって構成し
てもよい。下部走行路14は、上部走行路11と同じよ
うに下部仕切壁12Aにより周りを囲って、外部の人が
下部走行路14内を上下する乗りかご15に触れないよ
うになっている。人が乗りかご15に触れる恐れのある
走行路14の構造を採用する場合には、別途防護手段を
設け、乗りかご15に触れないようにすることが必要で
ある。また上部走行路11、下部走行路14に人が近づ
けない建屋構造にする必要がある。
【0015】エレベータの乗りかご15は、上部走行路
11および下部走行路14の中を上下に行き来する。上
部走行路11および下部走行路14の内壁面には縦方向
に延びるガイドレール16が備えられ、このガイドレー
ル16に沿って乗りかご15は上がり下がりする。
【0016】免震建築物3の各階にある空間13A、1
3B、13Cにそれぞれ対応して上部走行路11のエレ
ベータ乗降口部17A、17B、17Cが備えられてい
る。エレベータ乗降口部17A、17B、17Cは、上
部走行路11を形成している走行路構造体の内壁12を
貫くように設けられる。
【0017】このエレベータ乗降口部17A、17B、
17Cには上部走行路11の内側に乗場ドア18が設け
られる。停止時にこの乗場ドア18に対応するように乗
りかご15にかごドア19が備えられる。
【0018】免震建築物3の空間13A、13B、13
Cと上部走行路11は、一枚の内側壁12を介して隣接
している。これに対し、非免震建築物2に設けられる空
間8A、8Bを形成する仕切壁7と、下部走行路14を
形成する内側壁12Aは独立して変位できるように別々
に設けられ、仕切壁7と内側壁12Aは離して所定の間
隔Sが確保されるように配置されている。
【0019】すなわち、免震建築物3は非免震建築物2
の上部に免震装置4を介して載置され、下部走行路14
を構成する走行路構造体は、非免震建築物2内に設けら
れる落込み空間7A内に非免震建築物2と所定の間隙S
をもって設置されているので、地震等の際に免震建築物
3と非免震建築物2は個々の揺れ方をする。このため、
非免震建築物2と免震建築物3との相対的な変位を許す
揺れ吸収用の隙間、間隙Sが両者の間に必要である。非
免震建築物2、免震建築物3内を上下方向に延びている
走行路構造体12Bの一部は、非免震建築物2に対して
間隙Sを持ち、揺れ発生時に相対的に移動・変位が可能
である。通常、免震建築物3の揺れ方は、免震建築物3
の上部が首を振らないで建物全体が上から下まで同じ変
位量で振られる。
【0020】下部走行路14を形成する内側壁12A
と、非免震建築物2との間に上記揺れ吸収用間隙Sがあ
るため、人がエレベータを乗降するために非免震建築物
2と乗場ドア21を有するエレベータ乗降口部22との
間に渡り床26Aが設置される。
【0021】非免震建築物側の乗降部の詳細縦断面であ
る図2および図1のI−I線に沿う断面図である図5に
示すように、渡り床26Aは、エレベータ乗降口部(乗
降部)22に対向し、下部走行路14の幅方向(間口方
向)の側端部141,142を越えて仕切壁7A、7B
に達するまで左右方向に延びており、エレベータ乗降口
部22の前部の下部走行路14を形成する内側壁12A
と非免震建築物2との間隙をふさいでいる。したがっ
て、乗客は、その上を通行することが可能となる。渡り
床26Aの長さLaは、図示するように走行路構造体1
2Bの乗降側の幅Lbよりも大きく、そのために乗り場
を広くとることができる。図2および図1のII−II
線に沿う断面図である図10に詳細に示すように、この
渡り床26Aは、非免震建築物2側に対し前後方向F、
Bには相対的に移動できるように、左右方向R,Lには
仕切壁7A、7Bに追従するように免震建築物3に支持
されている。
【0022】この渡り床26Aは、下部走行路14に対
し、左右方向に相対的に移動・変位できるように、渡り
床26Aの下部走行路側を下部走行路14に支持させて
いる。また、渡り床26Aの下部走行路側には、上下方
向に天井まで延びた可動壁26Bが設けられている。こ
の可動壁26Bは、左右方向には、渡り床26Aと同
様、仕切壁7A、7Bに達するまで延びており、非免震
建築物2のエレベータ乗降口22側を非免震建築物2、
および非免震建築物と免震建築物間の間隙から仕切る役
割をしている。この可動壁26Bの左右の仕切壁7A、
7B側には、後述する可動横壁26Cが設けてある。
【0023】この可動壁26Bの上部には、渡り床26
Aと同様間隙Sをふさぐため、左右の仕切壁7A、7B
まで広がっている可動天井26Dが設けてある。図で
は、非免震建築物2の空間8A、8Bの天井27から吊
り下げられた居住用の意匠天井28の上側にあるが、意
匠天井28の下側に設けても良い。ただし、その場合、
可動天井26Dが垂れ下がってくるのを防ぐ構造を設け
なければならない。
【0024】渡り床26Aと可動壁26B、可動天井2
6Dは、それぞれ別々に下部走行路14に支持されてい
てもよい。その場合、左右方向は、下部走行路に対して
それぞれが可動できるように支持しなければならない。
【0025】渡り部材26は、この渡り床26Aと可動
壁26Bと可動天井26Dで形成されており、左右の仕
切壁7A、7Bをガイドとして、非免震建築物2に対し
前後に移動可能である。また、下部走行路14に対し、
左右方向に移動できる。地震等により、非免震建築物2
と免震建築物3とに相対変位が発生したときは、前後、
左右方向にそれぞれに対し移動・変位可能である。
【0026】図10は、渡り床26A付近の詳細を示す
図で、図1のI−I線に沿う断面図である。渡り部材支
持ブラケット262、264上を転がって左右にスライ
ドする上部および下部ガイド266,268を下部走行
路14側に固定し、それらの上部ガイド266、下部ガ
イド268により可動壁26B、渡り床26A、可動天
井26Dを支持する。これにより揺れが発生したとき、
可動壁26B、渡り床26Aなどは下部走行路14に対
してスライドし、相対的に自由に変位・移動できる。図
3,図8,14は乗り場部分の空隙Sが開く方向に建物
が変位した場合を示し、図4、図9、15はその逆に乗
り場部分の空隙が狭まる方向に場合を示している。ま
た、図6、図12図および図7、図13はそれぞれ非免
震建築物2が免震建築物3に対して相対的に左右方向
R,Lに移動・変位した場合を示す図である。
【0027】非免震建築物2の左右の仕切壁7A、7B
のエレベータホール29側に面した端部は、図5に示す
ように可動壁26Bのエレベータホール29側の面と同
一面まで延びているが、地震等により、渡り部材26が
非免震建築物2に対し、相対的に手前に移動したとき
は、可動壁26Bが、図8に示すように左右の仕切壁7
A、7Bのエレベータホール29側の面を越えて出張っ
てくる。
【0028】出張ってくると可動壁26Bの仕切壁7
A、7B側の端部が、エレベータホール側から見えるて
しまう。可動壁26Bは厚さが小さいので、仕切壁7
A,7Bと平行で、かつ、エレベータホール側と反対の
方向に延びる可動横壁26C(補助部材)でふさいで、
相対変位が可動壁26Bの厚さを超えても、非免震建築
物2と間隙Sとを仕切れるようにしている。この可動横
壁26Cは、可動壁26Bを仕切壁7A,7Bに沿って
前後方向F、Bに案内する案内部材としても働き、図8
に示すように揺れにより可動壁26Bが出張ってきても
可動横壁26Cは、仕切壁7A、7Bと接触を維持し離
れることはない。
【0029】また、図示しないが、非免震建築物2の左
右の仕切壁7A、7Bのエレベータホール側に面した端
部は、可動壁26Bのエレベータホール側の面と同一面
まで延びているが、前記非免震建築物と免震建築物との
間に設けられた間隙を越えない位置まで延長していても
良い。このようにすると仕切壁26Bのガイドが容易に
なり、可動壁26Bが仕切壁7A、7Bからはずれにく
くなるが、逆に乗り場に不必要な障害物ができることと
なる。したがって、延長部分は、できるだけ少ない方が
よい。
【0030】また、図9に示すように、渡り部材26が
非免震建築物2に対し、相対的に後方に移動(あるいは
非免震建築物2が後退する)したときは、可動壁26B
が、左右の仕切壁7A、7Bのエレベータホール側の端
面より引っ込み、非免震建築物2と免震建築物3との相
対変位がなくなると、可動壁26Bは、左右の仕切壁7
A、7Bのエレベータホール29側の面と同一面にもど
る。
【0031】左右の仕切壁7A、7Bのエレベータホー
ル29側の面は、可動壁26Bが出張ってくる量を考
え、図9に示すように通常時からあらかじめ左右の仕切
壁7A、7Bのエレベータホール29側の端部を出張ら
してもよい。その場合、可動壁26Bの左右の仕切壁7
A、7B側は、可動壁26Bが左右の仕切壁7A、7B
のエレベータホール29側より出張らないので、図2
7、図29に示すように、可動横壁26Cは設けなくて
もよい。図28、図30は、その場合最大の前方向の変
位が発生した状態を示す断面図および斜視図である。
【0032】上記構成によれば、左右の仕切壁7A、7
Bのエレベータホール側の端部が、可動壁26Bのエレ
ベータホール側の面と同一面までしかないので、利用で
きるスペースを大きくすくことが可能となる。左右の仕
切壁7A、7Bのエレベータホール側の端部を延長した
としても間隙のある領域までで十分可動壁を案内するこ
とができ、乗り場を広くすることができる。
【0033】図33、34,35は、本発明の他の実施
の形態を示す図で、可動壁26Bの両端部に仕切壁7
A、7Bと平行で、エレベータホール側に延びる部材2
6Fを設け、これにより可動壁26を仕切壁7A,7B
に沿って移動可能にしたものである。さらに、可動壁2
6と部材26Fとの隅部には補強材26Gを設けてい
る。通常時は、図33、図35のように部材26Fが出
張らないようにあらかじめ可動壁26B後退させた位置
に設けておき、揺れによる変位発生持には図34、図3
6に示すように部材26Fが出張ってくる。
【0034】次に本発明の他の実施の形態について図を
用いて説明する。図16ないし図26に示すように、こ
の建物は地盤1に直接設置される非免震建築物2と、そ
の上部に設置される免震建築物3を有する。免震建築物
3は非免震建築物2の上に置かれた複数の免震装置4に
載置されている。このため、地震等によって非免震建築
物2が揺れても、免震建築物3の揺れは免震装置4を介
しているために抑制される。
【0035】非免震建築物2は、外壁5、床6で囲まれ
た空間の内側を区切る仕切壁7および部屋になる複数の
空間8A、8B、8C、8Dを有する。免震建築物3
は、外壁9、床10、上部走行路11を形成する内側壁
12および部屋になる複数の空間13A、13B、13
C、13Dを有している。
【0036】エレベータの走行路30は、建築物の中間
部で高層部走行路30Aと低層部走行路30Bに分割さ
れており、揺れが発生し免震建築物3と非免震建築物2
との相対変位が発生すると、高層部走行路30Aと低層
部走行路30Bとの間にも相対変位が発生する。高層部
走行路30Aと低層部走行路30B間の相対変位による
ガイドレール31の急激な変形を防ぐために、非免震建
築物2と免震建築物3との複数階に跨いだ昇降支柱体3
2を設け、ガイドレール31をこの昇降支柱体32で支
持し、ガイドレール31の変形を複数階に分散させてい
る。
【0037】この昇降支柱体32は、縦梁32Aと水平
梁32Bで形成されている。昇降支柱体32の上部は免
震建築物3に支持されており、下部は非免震建築物2に
支持されている。図18,図19に示すように、この昇
降支柱体32は、非免震建築物2と免震建築物3との間
に相対変位が発生すると前後左右方向に傾く。
【0038】この昇降支柱体32の水平梁32Bには、
エレベータ乗降用ドア33を設置するための外枠34が
吊るされている。この外枠34は、昇降支柱体32が前
後方向に傾くと、それに追従して傾くような構造で支持
されており、一方図21,図22に示すように、昇降支
柱体32が左右方向に傾くと横梁に吊されている外枠3
4が左右方向に移動・変位する。昇降支柱体32が設置
されている階の最上階の外枠34Aは、免震建築物3か
ら吊るされている。図16の昇降支柱体32は、2階床
分となっているが、それ以上の階床数でも同様である。
【0039】この昇降支柱体32は、非免震建築物2、
免震建築物3側のいずれの階においてもそれぞれの建築
物に対して相対的変位が可能である。そのために、その
相対変位を許容するよう昇降支柱体32とそれぞれの建
築物、非免震建築物2、免震建築物3側との間に隙間S
2が設けられている。
【0040】昇降支柱体32に吊り下げられている外枠
34とそれぞれの建築物との間にも同様に隙間S2が設
けられているため、乗客が乗降するために、それぞれの
建築物とエレベータの乗降口である外枠34との間に渡
り床35Aが設けられている。ただし、非免震建築物2
側の昇降支柱体32が設置してある階の最下階は、昇降
支柱体32の変位が発生しないので、渡り床35Aは、
不必要である。
【0041】昇降支柱体32の設置階の隙間S2とそれ
ぞれの建築物とは、仕切壁36A、36Bで仕切られて
いる。渡り床35Aは、外枠34に対向して左右の仕切
壁36A、36Bに達するまで左右に延びており、外枠
34の前部の隙間S2をふさいでいる。この渡り床35
Aは、それぞれの建築物に対し、出入口の前後方向に移
動できるようにそれぞれの建築物に支持されている。
【0042】この渡り床35Aは、外枠34に対し、左
右方向に移動できるように渡り床35Aの外枠34側を
昇降支柱体32に支持されている。また、渡り床35A
の外枠34側には、上下方向に天井まで延びた可動壁3
5Bが設けられる。この可動壁35Bは、左右方向に
は、渡り床35Aと同様左右の仕切壁36A、36Bま
で延びており、それぞれの建築物のエレベータ乗降側を
それぞれの建築物と隙間S2とを仕切る役割をしてい
る。
【0043】可動壁35Bの左右の仕切壁36A、36
B側には、後述する可動横壁35Cが設けてある。ま
た、可動壁35Bは、外枠34のエレベータホール29
側に対して追従して傾けるように、渡り床35Aに対し
て、前後に傾くことができるよう回転ピン37Aで支持
されている。
【0044】この可動壁35Bの上部には、渡り床35
Aと同様隙間S2をふさぐため、左右の仕切壁36A、
36Bまで広がっている可動天井35Dが設けてある。
この可動天井35Dも渡り床35A同様、可動壁35B
が前後に傾くことができるように回転ピン37Bで支持
されている。
【0045】図では、それぞれの建築物の空間8A、8
Bの天井27A、27Bから吊り下げられた居住用の意
匠天井28A、28Bの上側にあるが、意匠天井28
A、28Bの下側に設けても良い。ただし、その場合、
可動天井35Dが垂れ下がってくるのを防ぐ構造を設け
なければならない。
【0046】この渡り床35Aと可動壁35B、可動天
井35Dは、それぞれ別々に外枠34、昇降支柱体32
に支持されていてもよい。しかし、その場合、左右方向
は、外枠34、昇降支柱体32に対してそれぞれが可動
できるように支持しなければいけない。
【0047】渡り部材35は、この渡り床35Aと可動
壁35Bと可動天井35Dで形成されており、この渡り
部材35は、左右の仕切壁36A、36Bをガイドとし
て、それぞれの建築物に対し前後に可動する。また、外
枠34、昇降支柱体32に対し、左右方向に移動可能で
ある。地震等により、非免震建築物2と免震建築物3と
に相対変位が発生したときは、前後、左右にそれぞれ移
動可能である。
【0048】それぞれの建築物の左右の仕切壁36A、
36Bのエレベータホール29側は、可動壁35Bのエ
レベータホール29側面と同一面とし、地震等により、
渡り部材35がそれぞれの建築物に対し、手前に移動し
たときは、可動壁35Bが、左右の仕切壁36A、36
Bのエレベータホール29側より出張ってくる。
【0049】出張ってくると可動壁35Bの仕切壁36
A、36B側がエレベータホール29より見える。可動
壁35Bは厚さがないので、前記可動横壁35Cで塞い
で相対変位が可動壁35Bの厚さを超えても、それぞれ
の建築物と隙間S2とを仕切れるようにしている。
【0050】可動横壁35Cは渡り部材が戻るときのガ
イドの役割もしている。また、渡り部材35がそれぞれ
のに対し、後方に可動したときは、可動壁35Bが、左
右の切壁36A、36Bのエレベータホール29側より
引っ込み、非免震建築物2と免震建築物3との相対変位
がなくなると、可動壁35Bは、左右の切壁36A、3
6Bのエレベータホール29側と同一面にもどる。
【0051】左右の切壁35A、35Bのエレベータホ
ール29側は、可動壁35Bが出張ってくる量を考え、
通常時からあらかじめ左右の仕切壁36A、36Bのエ
レベータホール29側の方を出張らしてもよい。その場
合、可動壁35Bの左右の切壁36A、36B側は可動
壁35Bが左右の仕切壁36A、36Bのエレベータホ
ール29側より出張らないので、可動横壁35Cは設け
なくてもよい。
【0052】左右の仕切壁36A、36Bのエレベータ
ホール29側が可動壁35Bのエレベータホール29側
面と同一面上までしかないので、それぞれの建築物2の
エレベータ乗降口部に必要であった通路分のスペースが
少なくなる。この実施の形態において、外枠34が昇降
支柱体32に支持されたものではなく、別の機構によ
り、外枠34が昇降支柱体32に連動して変位する構造
においても適用できる。
【0053】以上説明した構造によって、免震建造物に
設けられ上下に延びる走行路と、免震建築物の下方から
吊り下がるようにして前記非免震建築物内に置かれ、か
つ前記走行路に連通する下部走行路を内側に有する下部
走行路構造体を有するエレベーターにおいては、出入口
側の仕切り壁を取り除いて、下部走行路側に可動壁を設
け、揺れ用隙間とを仕切ることで、非免震建築物側出入
口部の必要なスペースは、可動壁の厚さのみとなり、従
来技術より少なくできる。
【0054】また、免震建造物に備わる上下に延びる走
行路と、免震階でレール支持する架構とその架構の横梁
より吊り下げられる出入口ドアを支持する枠を有するエ
レベーターにおいては、出入口側の走行路との仕切り壁
を取り除いて、レール支持用架構側に可動壁を設け、走
行路とを仕切ることで、レール支持用架構設置階の出入
口部の必要なスペースは、可動壁の厚さのみとなり、従
来技術より少なくできる。
【0055】図31は、他の実施の形態を示す断面図
で、図16のように非免震建築物2と免震建築物3の走
行路30A、39Bの間にガイドレール31を支持し、
エレベータを併設したものである。単独のエレベータと
同じように、可動壁35Bが非免震建築物側の左右に位
置する仕切壁36A、36Bをガイドとして前後方向に
移動できるように、渡り床35Aの下部走行路の出入口
側に設置されている。これにより、非免震建築物2と免
震建築物3との間の隙間Sとエレベータホール29を仕
切っている。エレベータ同士の間の下部走行路の出入口
側の渡り床35Aには、可動壁36Hを設けてもよい。
中央の可動壁35Hと渡り床35Aとを一緒に前後に移
動できるとともにそれが傾くことにより建築物の揺れに
よる変位を吸収する。
【0056】図1のように非免震建築物の下部走行路1
4が上部に設けられた免震建築物3から吊されている構
造において、エレベータを併設する場合は、図31の昇
降支柱体32が走行路14を有する昇降路構造体12B
に変わるだけである。
【0057】複数のエレベータを併設し、左右のエレベ
ータホール29をドア、シャッター40などで仕切る必
要がある場合には、側壁39Aは建築物側にある固定壁
40に固定されている。また、側壁39Dは、可動壁3
5Hに上下方向にスライドできるように支持されてお
り、可動壁35Hが傾くとそれに追従して傾く。側壁3
9Dは、傾いたときに上下の渡り床35A、天井35D
に当たらないように切り欠きを設けている。側壁39D
の上下に渡り床、天井がない場合は、切り欠きは不要で
ある。
【0058】側壁39Bおよび39Cは、水平に後方向
(奥行方向)に移動できる構造となっており、側壁39
Cは、通常時は可動壁側に寄せてあり、側壁39Dの上
下の切り欠きの隙間をふさいでいる。各側壁にはストッ
パー42が設けられており、側壁が拡がる方向に可動壁
35Hが変位してもホール側と隙間側を遮断するように
なっている。
【0059】側壁が拡がる方向に可動壁35Hが傾く
と、側壁39Dも傾き下部の切り欠きの隙間は拡がる
が、側壁39Cがあるためにふさがっている。側壁が拡
がる方向に変位すると側壁39Cが側壁39Dのストッ
パー42に引っかかり、側壁39Bより引きだされる。
側壁39Cが側壁39Bより限界まで引き出されると、
側壁39Bが側壁39Cのストッパー42に引っかか
り、側壁39Aから引き出される。
【0060】逆に、側壁が縮む方向に傾くと、側壁39
Dも傾き、上部の切りかきの隙間は拡がるが、側壁39
Cがあるためふさがっている。側壁が縮む方向に変位す
ると、側壁39Cは、可動壁35Hに当たり、側壁39
B側に押し込まれ、さらに変化していくと、側壁39B
が可動壁35Hに当たり、側壁39Aに押し込まれる。
【0061】このような側壁を建築物の固定壁40に取
り付け、固定壁40とホール29の反対側の壁との間を
ドア、シャッター40などで塞ぐことにより、左右のエ
レベータホールを遮断することができる。
【0062】常時遮断する場合は、固定壁40とホール
の反対側壁との間を完全に建築物に固定された壁でふさ
いでもよい。また、側壁39Cと側壁39Aとの間の側
壁39Bはなくてもよい。また、複数枚の同様な構造の
側壁で構成してもよい。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、エレ
ベータ乗り場出入口のスペースを大きくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すエレベータ装置の
縦断面図である。
【図2】図1の非免震建築物側出入口部の詳細縦断面図
で、上下建築物間の相対変位はない通常時状態である。
【図3】図2において、前後方向の変位発生時(パター
ン1)の状態を説明する図である。
【図4】図2において、前後方向の変位発生時(パター
ン2)の状態を説明する図である。
【図5】図1のI−I線に沿う断面視図で、上下建築物
間の相対変位がない通常時状態である。
【図6】図1のI−I線に沿う断面視図で、左右方向の
変位発生時(パターン1)の状態を説明する図である。
【図7】図1のI−I線に沿う断面視図で、左右方向の
変位発生時(パターン2)の状態を説明する図である。
【図8】図1のI−I線に沿う断面視図で、前後方向の
変位発生時の状態を説明する図である。
【図9】図1のI−I線に沿う断面視図で、前後方向の
変位発生時の状態を説明する図である。
【図10】図1のII−II線に沿う断面視図である。
【図11】図1の通常時の非免震建築物側の出入口部の
斜視図である。
【図12】図1の左右方向の変位発生時の状態を示す非
免震建築物側の出入口部の斜視図である。
【図13】図1の左右方向の変位発生時の状態を示す非
免震建築物側の出入口部の斜視図である。
【図14】図1の前後方向の変位発生時の状態を示す非
免震建築物側の出入口部の斜視図である。
【図15】図1の前後方向の変位発生時の状態を示す非
免震建築物側の出入口部の斜視図である。
【図16】本発明の他の実施の形態を示すエレベータ装
置の側断面図である。
【図17】図16に示したエレベータ装置の昇降支柱体
を設置した階の非免震建築物側出入口部の詳細縦断面図
で、上下建築物間の相対変位がない通常時の状態を示
す。
【図18】図17において、前後方向の変位発生時(パ
ターン1)の位置関係を説明する図である。
【図19】図17において、前後方向の変位発生時(パ
ターン2)の位置関係を説明する図である。
【図20】図17のI−I線に沿う断面視図で、上下建
築物間の相対変位がない平常時に状態を示す。
【図21】図20において、左右方向の変位発生時(パ
ターン1)の位置関係を示す図である。
【図22】図20において、左右方向の変位発生時(パ
ターン2)の位置関係を示す図である。
【図23】図20において、前後方向の変位発生時(パ
ターン1)の位置関係を示す図である。
【図24】図20において、前後方向の変位発生時(パ
ターン2)の位置関係を示す図である。
【図25】図17のII-II線に沿う断面視図で、平常時
の状態を示す。
【図26】図25において、左右方向の変位発生時(パ
ターン1)の位置関係を示す図である。
【図27】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図28】図28において、前方向に最大の変位が発生
したときの位置関係を示す図である。
【図29】図27の詳細斜視図である。
【図30】図29において、前方向の変位が最大となっ
た状態を示す斜視図である。
【図31】本発明を併設エレベータに適用した場合の構
成を示す断面図である。
【図32】本発明を併設エレベータに適用した場合の構
成を示す断面図である。
【図33】本発明の他の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図34】図30において、前方向の変位が発生したと
きの状態を示す断面図である。
【図35】図33の斜視図である。
【図36】図34の斜視図である。
【符号の説明】
2…非免震建築物、7…仕切壁、14…下部走行路、S
…揺れ吸収用隙間、S2…変位許容用隙間、26…渡り
部材、26A…渡り床、26B…可動壁、26C…可動
横壁、26D…可動天井、29…エレベータホール、3
2…昇降支柱体、34…乗降用ドア取付外枠、35…渡
り部材、35A…渡り床、35B…可動壁、35C…可
動横壁、35D…可動天井、36…仕切壁、37…回転
ピン、38…出入口通路、39…渡り通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重田 政之 茨城県ひたちなか市堀口832番地の2 日 立水戸エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 黒田 定則 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所昇降機グループ内 Fターム(参考) 3F304 CA04 DA01 DA02 3F305 BA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の階床を有する非免震建築物と、複
    数の階床を有し前記非免震建築物の上に免震手段を介し
    て設置される免震建築物と、前記免震建築物および非免
    震建築物内を上下方向に延び、少なくとも一部が前記非
    免震建築物、または免震建築物に対して間隙を持ち、揺
    れ発生時に相対的に移動・変位可能である走行路構造体
    と、前記走行路構造体により形成される走行路に沿って
    上下方向に移動可能な乗りかごと、前記走行路構造体に
    設けられる走行路側乗降部と、前記非免震建築物、また
    は免震建築物側の乗降部と前記走行路側乗降部が対向す
    る前記間隙に渡され、揺れによる前記非免震建築物、ま
    たは免震建築物と前記走行路構造体との相対的な移動・
    変位を可能にするとともに乗降を可能にする渡り床を有
    するエレベータ装置において、前記非免震建築物、また
    は免震建築物側の乗降部の左右両側に位置する仕切部材
    の間に設けられ、前記非免震建築物、または免震建築物
    に対し、前記走行路構造体が相対的に左右方向に揺れた
    ときは前記仕切部材とともに移動・変位可能であり、ま
    た、相対的に前後方向に揺れたときは前記走行路構造体
    とともに移動・変位可能で、かつ、幅が前記走行路構造
    体の乗降部側の幅より大きい可動壁を備えることを特徴
    とするエレベータ装置。
  2. 【請求項2】 複数の階床を有する非免震建築物と、複
    数の階床を有し前記非免震建築物の上に免震手段を介し
    て設置される免震建築物と、前記免震建築物および非免
    震建築物内を上下方向に延び、少なくとも一部が前記非
    免震建築物、または免震建築物に対して間隙を持ち、揺
    れ発生時に相対的に移動・変位可能である走行路構造体
    と、前記走行路構造体により形成される走行路に沿って
    上下方向に移動可能な乗りかごと、前記走行路構造体に
    設けられる走行路側乗降部と、前記非免震建築物、また
    は免震建築物側の乗降部と前記走行路側乗降部が対向す
    る前記間隙に渡され、揺れによる相対的な移動・変位を
    可能にするとともに乗降を可能にする渡り床を有するエ
    レベータ装置において、前記非免震建築物、または免震
    建築物側乗降部の左右両側に位置する仕切部材の間に設
    けられ、前記非免震建築物、または免震建築物に対し、
    前記走行路構造体が相対的に左右方向に揺れたときは前
    記仕切部材とともに移動・変位可能であり、また、相対
    的に前後方向に揺れたときは前記走行路構造体とともに
    移動・変位可能である可動壁を備え、前記仕切部材のエ
    レベータホール側端部は、前記非免震建築物、または免
    震建築物と前記走行路構造体との間に設けられた前記間
    隙を越えないことを特徴とするエレベータ装置。
  3. 【請求項3】 複数の階床を有する非免震建築物と、複
    数の階床および上下方向に延びる上部走行路を有し、前
    記非免震建築物の上に免震手段を介して設置される免震
    建築物と、前記免震建築物に支持されるとともに前記非
    免震建築物内を上下方向に延び、前記上部走行路と連通
    する下部走行路を有する下部走行路構造体と、前記上部
    走行路および下部走行路に沿って上下方向に移動可能な
    乗りかごと、前記下部走行路構造体に設けられる乗降部
    と、前記下部走行路側乗降部に対向して前記非免震建築
    物に設けられる非免震建築物側乗降部と、前記非免震建
    築物側乗降部と下部走行路側乗降部との対向する場所に
    設けられ、前記非免震建築物と前記下部走行路構造体と
    の揺れによる相対的な移動・変位を可能にするため前記
    非免震建築物と前記下部走行路との間に設けられる間隙
    に渡される渡り床とを有するエレベータ装置において、
    幅が前記下部走行路構造体の乗降部の幅より大きく、出
    入口を有するとともに前記非免震建築物側乗降部の左右
    両側に位置する仕切部材の間に設けられ、前記非免震建
    築物に対し、下部走行路構造体が相対的に左右方向に揺
    れたときは前記非免震建築物に設けられた前記仕切部材
    とともに移動し、また、相対的に前後方向に揺れたとき
    は前記下部走行路側とともに移動・変位可能である可動
    壁を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  4. 【請求項4】 複数の階床を有する非免震建築物と、複
    数の階床および上下方向に延びる上部走行路を有し、前
    記非免震建築物の上に免震手段を介して設置される免震
    建築物と、前記免震建築物に支持されるとともに前記非
    免震建築物内を上下方向に延び、前記上部走行路と連通
    する下部走行路を有する下部走行路構造体と、前記上部
    走行路および下部走行路に沿って上下方向に移動可能な
    乗りかごと、前記下部走行路構造体に設けられる乗降部
    と、前記乗降部に対向して前記非免震建築物に設けられ
    る非免震建築物側乗降部と、前記非免震建築物側乗降部
    と下部走行路側乗降部との対向する場所に設けられ、前
    記非免震建築物と前記下部走行路構造体との揺れによる
    相対的な移動・変位を可能にするため前記非免震建築物
    と前記走行路との間に設けられた間隙に渡される渡り床
    とを有するエレベータ装置において、乗降を有するとと
    もに前記非免震建築物側乗降部の左右両側に位置する仕
    切部材まで延び、前記非免震建築物に対し、下部走行路
    構造体が相対的に左右方向に揺れたときは前記非免震建
    築物に設けられた前記仕切部材とともに移動し、また、
    相対的に前後方向に揺れたときは前記免震建築物の前記
    下部走行路側とともに移動・変位可能である可動壁を備
    え、前記仕切部材のエレベータホール側端部は、前記間
    隙の前記非免震建築物のエレベータホール側を越えない
    ことを特徴とするエレベータ装置。
  5. 【請求項5】 複数の階床を有する非免震建築物と、上
    下方向に延びる上部走行路を有し、前記非免震建築物の
    上に免震手段を介して設置される複数の階床を有する免
    震建築物と、前記非免震建築物に設けられ、前記上部走
    行路と接続される下部走行路と、前記非免震建築物と前
    記免震建築物とに跨って設けられるガイドレールと、前
    記非免震建築物と免震建築物とに跨って設けられる昇降
    支柱体と、前記昇降支柱体に取り付けられた階床ドア用
    外枠とを有するエレベータ装置において、幅が前記昇降
    支柱体の乗降部の幅より大きく、前記非免震建築物、ま
    たは免震建築物側乗降部の左右両側に設けられる仕切部
    材の間に設けられ、前記非免震建築物、または免震建築
    物に対し、前記走行路構造体が相対的に左右方向に揺れ
    たときは前記仕切部材とともに移動し、また、相対的に
    前後方向に揺れたときは前記昇降支柱体側とともに移動
    ・変位可能である可動壁とを備えたことを特徴とするエ
    レベータ装置。
  6. 【請求項6】 複数の階床を有する非免震建築物と、上
    下方向に延びる上部走行路を有し、前記非免震建築物の
    上に免震手段を介して設置される複数の階床を有する免
    震建築物と、前記非免震建築物に設けられ、前記上部走
    行路と接続される下部走行路と、前記非免震建築物と前
    記免震建築物とに跨って設けられるガイドレールと、前
    記非免震建築物と免震建築物とに跨って設けられる昇降
    支柱体と、前記昇降支柱体に取り付けられた階床ドア用
    外枠とを有するエレベータ装置において、前記非免震建
    築物、または免震建築物側乗降部の左右両側に設けられ
    る仕切部材の間に設けられ、前記非免震建築物、または
    免震建築物に対し、前記昇降路支柱体が相対的に左右方
    向に揺れたときは前記仕切部材とともに移動し、また、
    相対的に前後方向に揺れたときは前記昇降支柱体側とと
    もに移動・変位可能である可動壁とを備え、前記仕切部
    材のエレベータホール側端部は、前記非免震建築物、ま
    たは免震建築物と前記昇降支柱体の間に設けられた間隙
    の非免震建築物側、または免震建築物側のエレベータホ
    ール側を越えないたことを特徴とするエレベータ装置。
  7. 【請求項7】 前記可動壁とともに前後左右方向に移動
    可能で、前記左右の仕切部材まで延びる渡り床を備えた
    請求項1ないし6のいずれかに記載のエレベータ装置。
  8. 【請求項8】 前記可動壁とともに前後左右方向に移動
    可能で、前記左右の仕切部材まで延びる前記間隙をふさ
    ぐ可動天井を備えた請求項1ないし6のいずれかに記載
    のエレベータ装置。
  9. 【請求項9】 前記可動壁は、揺れの発生しない通常時
    に前記仕切部材のエレベータホール側端部から所定位置
    だけ後退した位置に設けられ、最大の揺れが発生しても
    前記仕切部材から前記可動壁が出張らないようにした請
    求項1ないし8のいずれかに記載のエレベータ装置。
  10. 【請求項10】 前記可動壁の前記仕切部材の側端は、
    前記仕切部材の面内方向と平行に延びる補助部材を備え
    た請求項1ないし6のいずれかに記載のエレベータ装
    置。
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