JP2001168914A - 通信接続装置および通信接続方法 - Google Patents
通信接続装置および通信接続方法Info
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- H04N2201/0093—Facsimile machine
Abstract
(57)【要約】
【課題】 たとえば、IPネットワークとの伝送関係を考
慮して、いわゆるリアルG3FAX に生じる異常終了を回避
することができる通信接続装置および通信接続方法の提
供。 【解決手段】 FAX アダプタ10は、IPネットワーク30と
G3FAX 通信する際にIPネットワーク30の側から得られる
遅延情報12f に応じてG3FAX 装置20からのFAX データの
パケット化のサイズの調整を行うようにパケット化サイ
ズ制御部10eで生成した制御信号14でデータパケット化
サイズ指示部100dを制御する。これにより、IPネットワ
ーク30にデータを送出する際には、IPネットワーク30の
側から供給される遅延情報12f に応じてこのパケット化
の分割サイズの調整を行って出力し転送速度のずれをな
くしている。
慮して、いわゆるリアルG3FAX に生じる異常終了を回避
することができる通信接続装置および通信接続方法の提
供。 【解決手段】 FAX アダプタ10は、IPネットワーク30と
G3FAX 通信する際にIPネットワーク30の側から得られる
遅延情報12f に応じてG3FAX 装置20からのFAX データの
パケット化のサイズの調整を行うようにパケット化サイ
ズ制御部10eで生成した制御信号14でデータパケット化
サイズ指示部100dを制御する。これにより、IPネットワ
ーク30にデータを送出する際には、IPネットワーク30の
側から供給される遅延情報12f に応じてこのパケット化
の分割サイズの調整を行って出力し転送速度のずれをな
くしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信接続装置およ
び通信接続方法に関し、たとえば、コンピュータ機能を
有する装置と接続してデータ通信を行うファクシミリ等
に用い、特にインターネットとG3ファクシミリとの間に
接続して異なる機種間で滞りなく通信を行うリアルタイ
ムファクシミリに適用して好適なものである。
び通信接続方法に関し、たとえば、コンピュータ機能を
有する装置と接続してデータ通信を行うファクシミリ等
に用い、特にインターネットとG3ファクシミリとの間に
接続して異なる機種間で滞りなく通信を行うリアルタイ
ムファクシミリに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】現在、ITU-T (International Telecommu
nication Union-Telecommunication Standardization S
ector:国際電気通信連合)勧告T.30およびT.38に基づい
てリアルタイムのグループ3ファクシミリ(以下、リア
ルG3FAX という)通信が行われている。信頼のおけるデ
ータ伝送には、原理的にIP (Internet Protocol:以下、
IPという)ネットワークに対するTCP (Transmission Co
ntrol Protocol: 以下、TCP という)と、IPネットワー
クに対するUDP (User Data Protocol )という2つの方
法のいずれか一方を用いて行われる。
nication Union-Telecommunication Standardization S
ector:国際電気通信連合)勧告T.30およびT.38に基づい
てリアルタイムのグループ3ファクシミリ(以下、リア
ルG3FAX という)通信が行われている。信頼のおけるデ
ータ伝送には、原理的にIP (Internet Protocol:以下、
IPという)ネットワークに対するTCP (Transmission Co
ntrol Protocol: 以下、TCP という)と、IPネットワー
クに対するUDP (User Data Protocol )という2つの方
法のいずれか一方を用いて行われる。
【0003】勧告T.30には、よい画質の画像伝送を提供
するためリアルG3FAX のプロトコルが提案されている。
また、勧告T.38では、いくつかの状況下でゲートウエイ
とG3端末装置間の処理の調整や低い転送遅延にする必要
から、勧告のT.30を越えない範囲で、かつ(TCP/UDP )
のサービス環境に応じた調整を規定している。
するためリアルG3FAX のプロトコルが提案されている。
また、勧告T.38では、いくつかの状況下でゲートウエイ
とG3端末装置間の処理の調整や低い転送遅延にする必要
から、勧告のT.30を越えない範囲で、かつ(TCP/UDP )
のサービス環境に応じた調整を規定している。
【0004】勧告T.30のファクシミリ制御および画像デ
ータは、上述したいずれかのプロトコルにおいてデータ
領域のペイロードに相当するIFP (Internet Facsimile
Protocol)パケットでオクテットストリーム構造で伝送
されている。
ータは、上述したいずれかのプロトコルにおいてデータ
領域のペイロードに相当するIFP (Internet Facsimile
Protocol)パケットでオクテットストリーム構造で伝送
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リアルG3FA
X はプロトコルにより動作設定を規定し、ネゴシエーシ
ョンを行い、たとえば画像データ等のデータ転送速度を
決定している。しかしながら、IPネットワーク側の状況
はデータ転送速度に関して何も考慮されていないことか
ら、TCP を用いて通信を行う場合、IPネットワークの伝
送遅延量が大きいと、決定したリアルG3FAX の転送速度
を満足できなくなってしまうことがある。このとき、こ
のリアルG3FAX とIPネットワーク間における通信は異常
が発生したと判断し、異常終了してしまう。
X はプロトコルにより動作設定を規定し、ネゴシエーシ
ョンを行い、たとえば画像データ等のデータ転送速度を
決定している。しかしながら、IPネットワーク側の状況
はデータ転送速度に関して何も考慮されていないことか
ら、TCP を用いて通信を行う場合、IPネットワークの伝
送遅延量が大きいと、決定したリアルG3FAX の転送速度
を満足できなくなってしまうことがある。このとき、こ
のリアルG3FAX とIPネットワーク間における通信は異常
が発生したと判断し、異常終了してしまう。
【0006】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、たとえば、IPネットワークとの伝送関係を考慮し
て、いわゆるリアルG3FAX に生じる異常終了を回避する
ことができる通信接続装置および通信接続方法を提供す
ることを目的とする。
し、たとえば、IPネットワークとの伝送関係を考慮し
て、いわゆるリアルG3FAX に生じる異常終了を回避する
ことができる通信接続装置および通信接続方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、IPネットワークとデータ通信する通信装
置またはこの通信装置との間に配して両者間の通信をリ
アルタイムに行う通信接続装置は、IPネットワークの側
から供給される情報および/またはIPネットワークと通
信装置との間で送出するデータ量の差に応じてそれぞ
れ、扱うデータのパケット化の分割サイズ、またはIPネ
ットワークからの情報に応じて供給されるデータの転送
速度の調整、またはデータ量の差をまとめた送出を行う
調整手段を含むことを特徴とする。
決するために、IPネットワークとデータ通信する通信装
置またはこの通信装置との間に配して両者間の通信をリ
アルタイムに行う通信接続装置は、IPネットワークの側
から供給される情報および/またはIPネットワークと通
信装置との間で送出するデータ量の差に応じてそれぞ
れ、扱うデータのパケット化の分割サイズ、またはIPネ
ットワークからの情報に応じて供給されるデータの転送
速度の調整、またはデータ量の差をまとめた送出を行う
調整手段を含むことを特徴とする。
【0008】ここで、調整手段は、供給されるデータ
を、所定のデータ量ずつに分けるパケット化に際してIP
ネットワークからの情報に応じて分割サイズの変更を制
御するサイズ制御手段を含むことが好ましい。
を、所定のデータ量ずつに分けるパケット化に際してIP
ネットワークからの情報に応じて分割サイズの変更を制
御するサイズ制御手段を含むことが好ましい。
【0009】調整手段は、供給されるデータを、IPネッ
トワークからの情報に応じて通信装置とのデータ転送速
度を指定する速度指定手段を含むことが望ましい。
トワークからの情報に応じて通信装置とのデータ転送速
度を指定する速度指定手段を含むことが望ましい。
【0010】また、調整手段は、IPネットワークと通信
装置との間で送出するデータ量の差に応じたデータを連
結して、蓄積するメモリ手段と、データをパケット化す
る手段のデータ量およびメモリ手段に蓄積されたデータ
量が所定の量以上かにあるかに応じてメモリ手段の入出
力を制御する入出力制御機能ブロックとを含むと有利で
ある。
装置との間で送出するデータ量の差に応じたデータを連
結して、蓄積するメモリ手段と、データをパケット化す
る手段のデータ量およびメモリ手段に蓄積されたデータ
量が所定の量以上かにあるかに応じてメモリ手段の入出
力を制御する入出力制御機能ブロックとを含むと有利で
ある。
【0011】この通信接続装置は、一時的に読み取った
情報を伝送し、伝送された情報を視覚化する記録伝送装
置に一体的に含まれることを特徴とする。
情報を伝送し、伝送された情報を視覚化する記録伝送装
置に一体的に含まれることを特徴とする。
【0012】本発明の通信接続装置は、調整手段でIPネ
ットワークと通信装置との間でやりとりする際に生じる
データ送受信にかかわる遅延時間をIPネットワークの側
からの情報や通信装置の側から供給されるデータの蓄積
量に応じたパケットサイズの変更、このデータの転送速
度の調整または蓄積したデータ量の差(データ〓蓄積
量)をまとめた送出を行って、IPネットワーク−通信装
置間の遅延をなくすことにより、IPネットワーク−通信
装置間も含めた、たとえばFAX 装置間のネゴシエーショ
ンを満足するように調整してリアルタイムにデータのや
り取りを行う。
ットワークと通信装置との間でやりとりする際に生じる
データ送受信にかかわる遅延時間をIPネットワークの側
からの情報や通信装置の側から供給されるデータの蓄積
量に応じたパケットサイズの変更、このデータの転送速
度の調整または蓄積したデータ量の差(データ〓蓄積
量)をまとめた送出を行って、IPネットワーク−通信装
置間の遅延をなくすことにより、IPネットワーク−通信
装置間も含めた、たとえばFAX 装置間のネゴシエーショ
ンを満足するように調整してリアルタイムにデータのや
り取りを行う。
【0013】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、IPネットワークとのデータ通信をリアルタイムに行
う通信接続方法は、IPネットワークから供給されるデー
タを扱う際に、IPネットワークの側から供給される情報
に応じてこのデータのパケット化のサイズまたはIPネッ
トワークからの情報に応じて供給されるデータの転送速
度の調整を行う工程と、IPネットワークにデータを送出
する際に、IPネットワークの側から供給される情報に応
じて該データのパケット化の分割サイズの調整、IPネッ
トワークからの情報に応じて転送速度の変更またはIPネ
ットワークへと送出するデータの蓄積量に応じたデータ
の入出力制御を行う工程とを含むことを特徴とする。
に、IPネットワークとのデータ通信をリアルタイムに行
う通信接続方法は、IPネットワークから供給されるデー
タを扱う際に、IPネットワークの側から供給される情報
に応じてこのデータのパケット化のサイズまたはIPネッ
トワークからの情報に応じて供給されるデータの転送速
度の調整を行う工程と、IPネットワークにデータを送出
する際に、IPネットワークの側から供給される情報に応
じて該データのパケット化の分割サイズの調整、IPネッ
トワークからの情報に応じて転送速度の変更またはIPネ
ットワークへと送出するデータの蓄積量に応じたデータ
の入出力制御を行う工程とを含むことを特徴とする。
【0014】本発明の通信接続方法は、IPネットワーク
から供給されるデータを扱う際には、IPネットワークの
側から供給される情報に応じてこのデータのパケット化
のサイズまたはIPネットワークからの情報に応じて供給
されるデータの転送速度の調整を行い、IPネットワーク
にデータを送出する際には、IPネットワークの側から供
給される情報に応じて該データのパケット化の分割サイ
ズの調整、IPネットワークからの情報に応じて転送速度
の変更またはIPネットワークへと送出するデータの蓄積
量に応じたデータの入出力制御を行うことで、両者間の
通信接続時に生じる遅延を調整して異常終了を起こさな
いようにしている。
から供給されるデータを扱う際には、IPネットワークの
側から供給される情報に応じてこのデータのパケット化
のサイズまたはIPネットワークからの情報に応じて供給
されるデータの転送速度の調整を行い、IPネットワーク
にデータを送出する際には、IPネットワークの側から供
給される情報に応じて該データのパケット化の分割サイ
ズの調整、IPネットワークからの情報に応じて転送速度
の変更またはIPネットワークへと送出するデータの蓄積
量に応じたデータの入出力制御を行うことで、両者間の
通信接続時に生じる遅延を調整して異常終了を起こさな
いようにしている。
【0015】また、上述した通信接続方法の各工程がデ
ータ記録媒体に記録されていてもリアルタイムの通信で
異常終了が起きないように調整することができる。
ータ記録媒体に記録されていてもリアルタイムの通信で
異常終了が起きないように調整することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる通信接続装置の実施例を詳細に説明する。
よる通信接続装置の実施例を詳細に説明する。
【0017】本発明の通信接続装置は、調整部でIPネッ
トワークと通信装置との間でやりとりする際に生じるデ
ータ送受信にかかわる遅延時間をIPネットワークの側か
らの情報や通信装置の側から供給されるデータの蓄積量
に応じてパケットサイズの変更またはIPネットワークか
らの情報(たとえば、遅延情報等)に応じて転送速度の
変更を行わせてIPネットワーク−通信装置間を含めた通
信装置間のネゴシエーションを調整してリアルタイムに
データのやり取りを行うことに特徴がある。
トワークと通信装置との間でやりとりする際に生じるデ
ータ送受信にかかわる遅延時間をIPネットワークの側か
らの情報や通信装置の側から供給されるデータの蓄積量
に応じてパケットサイズの変更またはIPネットワークか
らの情報(たとえば、遅延情報等)に応じて転送速度の
変更を行わせてIPネットワーク−通信装置間を含めた通
信装置間のネゴシエーションを調整してリアルタイムに
データのやり取りを行うことに特徴がある。
【0018】この通信接続装置をFAX アダプタ10に適用
した場合について説明する。また、本発明と直接関係の
ない部分について図示および説明を省略する。ここで、
信号の参照符号はその現れる接続線の参照番号で表す。
した場合について説明する。また、本発明と直接関係の
ない部分について図示および説明を省略する。ここで、
信号の参照符号はその現れる接続線の参照番号で表す。
【0019】FAX アダプタ10は、図1に示すように、グ
ループ3タイプのファクシミリ装置(以下、G3FAX 部と
いう)20と、IP(インターネットプロトコル)に基づい
てデータ伝送が行われるIPネットワーク30の間に配され
る。ここで、IPネットワーク30の先にある通信の相手先
の端末装置(たとえば、コンピュータ等) は省略する。
FAX アダプタ10は、ゲートウェイ装置に対応している。
ループ3タイプのファクシミリ装置(以下、G3FAX 部と
いう)20と、IP(インターネットプロトコル)に基づい
てデータ伝送が行われるIPネットワーク30の間に配され
る。ここで、IPネットワーク30の先にある通信の相手先
の端末装置(たとえば、コンピュータ等) は省略する。
FAX アダプタ10は、ゲートウェイ装置に対応している。
【0020】FAX アダプタ10には、ネットワークインタ
ーフェース部10a 、受信部10b 、G3FAX 信号処理部10c
、送信部10d およびパケット化サイズ制御部10e が備
えられている。ネットワークインターフェース部10a
は、基本的に、他のノードを介して供給される信号に関
する物理的/電気的な特性を相互接続できるようにする
とともに、データリンクおよびプロトコルに対する処理
も行うインターフェースである。ネットワークインター
フェース部10a は、IPネットワーク30から供給されるTC
P パケット12a を受信部10b に出力する。
ーフェース部10a 、受信部10b 、G3FAX 信号処理部10c
、送信部10d およびパケット化サイズ制御部10e が備
えられている。ネットワークインターフェース部10a
は、基本的に、他のノードを介して供給される信号に関
する物理的/電気的な特性を相互接続できるようにする
とともに、データリンクおよびプロトコルに対する処理
も行うインターフェースである。ネットワークインター
フェース部10a は、IPネットワーク30から供給されるTC
P パケット12a を受信部10b に出力する。
【0021】本実施例のネットワークインターフェース
部10a には、図示しないが、ユーティリティプログラム
の一つであるピング(ping)の送出する機能部と、遅延
時間計測機能部とが含まれている。ピングは、IPレベル
で任意のコンピュータとの接続性を確認するコマンドで
ある。実際において、ピングは、ICMP(Internet Contr
ol Message Protocol )を用いる。ピングではICMPのエ
コー要求を相手先の状況を知るためメッセージとして送
出される。これに対する応答して相手先からエコー応答
が供給される。このエコー要求の送出および応答の受信
した際にこれらの時刻は、それぞれ、FAX アダプタ10が
有するタイマから遅延時間計測機能部に供給される。
部10a には、図示しないが、ユーティリティプログラム
の一つであるピング(ping)の送出する機能部と、遅延
時間計測機能部とが含まれている。ピングは、IPレベル
で任意のコンピュータとの接続性を確認するコマンドで
ある。実際において、ピングは、ICMP(Internet Contr
ol Message Protocol )を用いる。ピングではICMPのエ
コー要求を相手先の状況を知るためメッセージとして送
出される。これに対する応答して相手先からエコー応答
が供給される。このエコー要求の送出および応答の受信
した際にこれらの時刻は、それぞれ、FAX アダプタ10が
有するタイマから遅延時間計測機能部に供給される。
【0022】遅延時間計測機能部は、供給される送出時
刻と受信時刻との差をとり、得られた時間差を求めてい
る。この時間差が通信相手との通信応答時間を示すか
ら、ネットワークインターフェース部10a は、この情報
12f を遅延情報として後段で説明するパケット化サイズ
制御部10e に送出している。ここで、ピングの送信後、
応答があらかじめ設定した時間を超えたとき、新たにピ
ングを送信する。
刻と受信時刻との差をとり、得られた時間差を求めてい
る。この時間差が通信相手との通信応答時間を示すか
ら、ネットワークインターフェース部10a は、この情報
12f を遅延情報として後段で説明するパケット化サイズ
制御部10e に送出している。ここで、ピングの送信後、
応答があらかじめ設定した時間を超えたとき、新たにピ
ングを送信する。
【0023】受信部10b には、TCP/IP受信部100bおよび
IFP パケット解析部102bが備えられている。TCP/IP受信
部100bには、たとえば、ハイレベルIFP/TCP/IPパケット
構造を示すIFP/TCP/IPパケットの階層モデルやフラット
モデルのいずれかが適用される。TCP/IP受信部100bは、
これらのモデルのうちから、IFP パケットの領域を取り
出す。具体的に説明すると、階層モデルの場合、IPペイ
ロード中のTCP ペイロードがそのものがIPパケットに対
応している。また、フラットモデルの場合、TCP ヘッダ
の直下にIFP パケットがある。この取り出したIFP パケ
ット12b がIFPパケット解析部102bに供給される。IFP
パケット12b は、1つ以上のHDLC(Highlevel Data Lin
k Control)フレームまたはフェーズC データの「ペー
ジ」を含む。
IFP パケット解析部102bが備えられている。TCP/IP受信
部100bには、たとえば、ハイレベルIFP/TCP/IPパケット
構造を示すIFP/TCP/IPパケットの階層モデルやフラット
モデルのいずれかが適用される。TCP/IP受信部100bは、
これらのモデルのうちから、IFP パケットの領域を取り
出す。具体的に説明すると、階層モデルの場合、IPペイ
ロード中のTCP ペイロードがそのものがIPパケットに対
応している。また、フラットモデルの場合、TCP ヘッダ
の直下にIFP パケットがある。この取り出したIFP パケ
ット12b がIFPパケット解析部102bに供給される。IFP
パケット12b は、1つ以上のHDLC(Highlevel Data Lin
k Control)フレームまたはフェーズC データの「ペー
ジ」を含む。
【0024】IFP パケット解析部102bには、供給される
IFP パケット12b が含むタイプ、タイプフィールドの設
定がどのようになっているかを解析する機能がある。こ
こで、IFP パケットの内容を解析することによって、G3
FAX 装置20とのやり取りをいかに行うかの指示がわか
る。この指示は、ITU-T 勧告T30 のインジケータ値、T3
0 のデータタイプ、接続したPSTN(Public Switched Te
lephone Network )からのデータやその他のデータフォ
ーマットのインジケータを含むIFP データ要素で表され
ている。IFP データ要素は、一つ以上のフィールドを有
している。各フィールドには、フィールド部分とフィー
ルド- データの部分がある。このような定義に基づいて
IFP パケットの解析を行う。この解析結果が、FAX デー
タ12c としてG3FAX 信号処理部10c に供給される。
IFP パケット12b が含むタイプ、タイプフィールドの設
定がどのようになっているかを解析する機能がある。こ
こで、IFP パケットの内容を解析することによって、G3
FAX 装置20とのやり取りをいかに行うかの指示がわか
る。この指示は、ITU-T 勧告T30 のインジケータ値、T3
0 のデータタイプ、接続したPSTN(Public Switched Te
lephone Network )からのデータやその他のデータフォ
ーマットのインジケータを含むIFP データ要素で表され
ている。IFP データ要素は、一つ以上のフィールドを有
している。各フィールドには、フィールド部分とフィー
ルド- データの部分がある。このような定義に基づいて
IFP パケットの解析を行う。この解析結果が、FAX デー
タ12c としてG3FAX 信号処理部10c に供給される。
【0025】G3FAX 信号処理部10c は、解析結果に基づ
いてFAX データ12c をG3FAX 装置20の信号に変換する機
能である。すなわち、G3FAX 信号処理部10c は、FAX デ
ータ12c からFAX データをどのように変調するか等の指
示に応じてG3FAX 規格の供給元の変調されたFAX 信号を
生成する。G3FAX 信号処理部10c は、生成したFAX 信号
12d をG3FAX 装置20に出力する。G3FAX 信号処理部10c
は、後述する送信用のデータの生成も行う。
いてFAX データ12c をG3FAX 装置20の信号に変換する機
能である。すなわち、G3FAX 信号処理部10c は、FAX デ
ータ12c からFAX データをどのように変調するか等の指
示に応じてG3FAX 規格の供給元の変調されたFAX 信号を
生成する。G3FAX 信号処理部10c は、生成したFAX 信号
12d をG3FAX 装置20に出力する。G3FAX 信号処理部10c
は、後述する送信用のデータの生成も行う。
【0026】G3FAX 装置20は、FAX 信号12d を通常の公
衆回線を介して供給されたFAX 信号と同様に信号処理し
て、たとえば紙等に出力する。このようにしてFAX 信号
が受信される。
衆回線を介して供給されたFAX 信号と同様に信号処理し
て、たとえば紙等に出力する。このようにしてFAX 信号
が受信される。
【0027】これとは逆にG3FAX 装置20から読み込んだ
情報を送信する場合、G3FAX 装置20は、この情報をG3FA
X 規格に基づいて変調する。変調したG3FAX 信号はFAX
アダプタ10のG3FAX 信号処理部10c に供給される。G3FA
X 信号処理部10c は、G3FAX装置20から供給されたFAX
信号12d をディジタルデータ、すなわちFAX データ12e
に変換する。このときIPネットワーク30の状況は何等考
慮されていない。FAXデータ12e が送信部10d に供給さ
れる。
情報を送信する場合、G3FAX 装置20は、この情報をG3FA
X 規格に基づいて変調する。変調したG3FAX 信号はFAX
アダプタ10のG3FAX 信号処理部10c に供給される。G3FA
X 信号処理部10c は、G3FAX装置20から供給されたFAX
信号12d をディジタルデータ、すなわちFAX データ12e
に変換する。このときIPネットワーク30の状況は何等考
慮されていない。FAXデータ12e が送信部10d に供給さ
れる。
【0028】送信部10d にはパケット化サイズ指示部10
0d、IFP パケット化部102dおよびTCP/IP送信部104dが備
えられている。パケット化サイズ指示部100dは、T.38規
格に基づいてFAX データを送信部10d でどのような設定
にするか条件を格納している。図示していないが、シス
テム制御部からの制御によりFAX データがIFP パケット
化部102dに供給される。この際にIFP パケット化部102d
は供給される条件を用いてFAX データ12e にIFP に基づ
くパケット化を行う。FAX データ12e はペイロードに収
めるようにパケット化される。IFP パケット化部102d
は、IFP パケット12g をTCP/IP送信部104dに供給する。
0d、IFP パケット化部102dおよびTCP/IP送信部104dが備
えられている。パケット化サイズ指示部100dは、T.38規
格に基づいてFAX データを送信部10d でどのような設定
にするか条件を格納している。図示していないが、シス
テム制御部からの制御によりFAX データがIFP パケット
化部102dに供給される。この際にIFP パケット化部102d
は供給される条件を用いてFAX データ12e にIFP に基づ
くパケット化を行う。FAX データ12e はペイロードに収
めるようにパケット化される。IFP パケット化部102d
は、IFP パケット12g をTCP/IP送信部104dに供給する。
【0029】TCP/IP送信部104dは、IFP パケット12g に
対してモデルに応じたIPヘッダおよびTCP ヘッダを付け
てTCP パケット12h をネットワークインターフェース部
10aに出力する。ネットワークインターフェース部10a
は、TCP パケット12h を物理的/電気的な特性の相互接
続を行ってIPネットワーク30に出力する。
対してモデルに応じたIPヘッダおよびTCP ヘッダを付け
てTCP パケット12h をネットワークインターフェース部
10aに出力する。ネットワークインターフェース部10a
は、TCP パケット12h を物理的/電気的な特性の相互接
続を行ってIPネットワーク30に出力する。
【0030】ただし、前述したようにIPネットワーク30
の状況に応じて相手先である端末装置またはG3FAX 装置
等とのネゴシエーションがうまくとれないことがある。
そこで、本実施例では、パケット化サイズ制御部10e を
設けている。パケット化サイズ制御部10e は、ネットワ
ークインターフェース部10a から供給される情報(遅延
情報)12f に基づいてパケット化サイズ指示部100dを制
御する(データのパケット化のサイズの調整工程)。
の状況に応じて相手先である端末装置またはG3FAX 装置
等とのネゴシエーションがうまくとれないことがある。
そこで、本実施例では、パケット化サイズ制御部10e を
設けている。パケット化サイズ制御部10e は、ネットワ
ークインターフェース部10a から供給される情報(遅延
情報)12f に基づいてパケット化サイズ指示部100dを制
御する(データのパケット化のサイズの調整工程)。
【0031】パケット化サイズ指示部100dには、あらか
じめ複数種類のサイズ情報が格納されている。そして、
パケット化サイズ指示部100dはパケット化サイズ制御部
10eからの制御14に応じてIFP パケット化部102dに指示
を出す。IFP パケット化部102dは指示に応じたパケット
サイズにしてTCP/IP送信部104d、ネットワークインター
フェース部10a 、IPネットワーク30を順次介して相手先
に供給される。
じめ複数種類のサイズ情報が格納されている。そして、
パケット化サイズ指示部100dはパケット化サイズ制御部
10eからの制御14に応じてIFP パケット化部102dに指示
を出す。IFP パケット化部102dは指示に応じたパケット
サイズにしてTCP/IP送信部104d、ネットワークインター
フェース部10a 、IPネットワーク30を順次介して相手先
に供給される。
【0032】換言すると、IPネットワーク30の状況も考
慮することにより、リアルタイムにTCP パケットサイズ
を変更でき、たとえば遅延が大きいとき、パケットサイ
ズを大きくする。これによりTCP の転送効率が高くな
り、G3FAX のプロトコル上で決定した転送速度を満足す
るようになる、すなわち確実にネゴシエーションがとれ
るようになるので、リアルタイムG3FAX 通信での異常終
了を回避することができる。
慮することにより、リアルタイムにTCP パケットサイズ
を変更でき、たとえば遅延が大きいとき、パケットサイ
ズを大きくする。これによりTCP の転送効率が高くな
り、G3FAX のプロトコル上で決定した転送速度を満足す
るようになる、すなわち確実にネゴシエーションがとれ
るようになるので、リアルタイムG3FAX 通信での異常終
了を回避することができる。
【0033】次にFAX アダプタ10の前述した実施例の第
1の変形例について説明する。この変形例では、ネット
ワークインターフェース部10a 、受信部10b 、G3FAX 信
号処理部10c および送信部10d は前述した実施例と同じ
構成である。同じ構成や参照符号の構成に対する説明は
省略する。第1の変形例では、前述の実施例においてパ
ケット化サイズ制御部10e に供給していた遅延情報を、
転送速度変換部10f に供給する。そして、転送速度変換
部10f は、図2に示すように、受信部10b の後段および
送信部10d の後段に配するとともに、この配設位置がG3
FAX 信号処理部10c の前段に位置している。
1の変形例について説明する。この変形例では、ネット
ワークインターフェース部10a 、受信部10b 、G3FAX 信
号処理部10c および送信部10d は前述した実施例と同じ
構成である。同じ構成や参照符号の構成に対する説明は
省略する。第1の変形例では、前述の実施例においてパ
ケット化サイズ制御部10e に供給していた遅延情報を、
転送速度変換部10f に供給する。そして、転送速度変換
部10f は、図2に示すように、受信部10b の後段および
送信部10d の後段に配するとともに、この配設位置がG3
FAX 信号処理部10c の前段に位置している。
【0034】この配置のため、転送速度変換部10f に
は、受信時に受信部10b から供給されるFAX データ12c
が入力され、送信時G3FAX 信号処理部10c からのFAX デ
ータ12e が供給される。転送速度変換部10f は、T.30規
格に基づいて供給されるFAX データ12c, 12eのファクシ
ミリ制御フィールドのデータを、遅延情報12f に応じて
変更する。より具体的な例として、遅延情報12f は、IP
ネットワーク30における通信速度と転送速度の差に関す
る情報が転送速度変換部10f に供給される。転送速度変
換部10f は、供給された遅延情報12f に応じてIPネット
ワーク30における通信速度の範囲を越えないようにFAX
データ12c, 12eに対する転送速度に関するデータを変更
している。受信ではIPネットワーク30の通信速度の範囲
内に合うようにデータが送られてくることからデータ速
度の変更は行わずに済む。したがって、受信時転送速度
変換部10f は、供給されるFAX データ12c をスルー出力
させるようにしてもよい。
は、受信時に受信部10b から供給されるFAX データ12c
が入力され、送信時G3FAX 信号処理部10c からのFAX デ
ータ12e が供給される。転送速度変換部10f は、T.30規
格に基づいて供給されるFAX データ12c, 12eのファクシ
ミリ制御フィールドのデータを、遅延情報12f に応じて
変更する。より具体的な例として、遅延情報12f は、IP
ネットワーク30における通信速度と転送速度の差に関す
る情報が転送速度変換部10f に供給される。転送速度変
換部10f は、供給された遅延情報12f に応じてIPネット
ワーク30における通信速度の範囲を越えないようにFAX
データ12c, 12eに対する転送速度に関するデータを変更
している。受信ではIPネットワーク30の通信速度の範囲
内に合うようにデータが送られてくることからデータ速
度の変更は行わずに済む。したがって、受信時転送速度
変換部10f は、供給されるFAX データ12c をスルー出力
させるようにしてもよい。
【0035】これに対して、変更するデータは、送信時
のディジタル識別信号(DIS /DTC、以下、単にDIS とい
う)である。DIS 信号は被呼装置の標準ITU-T 能力を表
す。また、参考としてディジタル命令信号(以下、DCS
という)がある。DCS 信号はDIS 信号で識別される標準
機能に応答するディジタル設定命令である。
のディジタル識別信号(DIS /DTC、以下、単にDIS とい
う)である。DIS 信号は被呼装置の標準ITU-T 能力を表
す。また、参考としてディジタル命令信号(以下、DCS
という)がある。DCS 信号はDIS 信号で識別される標準
機能に応答するディジタル設定命令である。
【0036】ともに、ファクシミリ制御フィールドのビ
ット番号が11〜14の位置のビットでデータ信号速度を表
している。具体的には、DIS 信号は「0000」のときV.27
terフォールバックモード、「0100」のときV.27ter 、
「1000」のときV.29、「1100」のときV.27ter とV.29、
および「1101」のときV.27ter とV.29とV.17のいずれか
が遅延情報12f に応じて選ばれる。あらかじめ設定され
た送信時にIPネットワーク30の通信速度を満足するよう
に遅延情報12f に基づいて転送速度を変更する。
ット番号が11〜14の位置のビットでデータ信号速度を表
している。具体的には、DIS 信号は「0000」のときV.27
terフォールバックモード、「0100」のときV.27ter 、
「1000」のときV.29、「1100」のときV.27ter とV.29、
および「1101」のときV.27ter とV.29とV.17のいずれか
が遅延情報12f に応じて選ばれる。あらかじめ設定され
た送信時にIPネットワーク30の通信速度を満足するよう
に遅延情報12f に基づいて転送速度を変更する。
【0037】また、DCS 信号は「0000」のとき2400ビッ
ト/s, V.27ter 、「0100」のとき4800ビット/s, V.27te
r 、「1000」のとき9600ビット/s, V.29、「1100」のと
き7200ビット/s, V.29、「0001」のとき14400 ビット/
s, V.17、「0101」のとき12000 ビット/s, V.17、さら
に「1001」のとき9600ビット/s, V.17、および「1101」
のとき7200ビット/s, V.17が示すように受信時どのよう
な設定でFAX データ12cが供給されるのかを知ることが
できる。
ト/s, V.27ter 、「0100」のとき4800ビット/s, V.27te
r 、「1000」のとき9600ビット/s, V.29、「1100」のと
き7200ビット/s, V.29、「0001」のとき14400 ビット/
s, V.17、「0101」のとき12000 ビット/s, V.17、さら
に「1001」のとき9600ビット/s, V.17、および「1101」
のとき7200ビット/s, V.17が示すように受信時どのよう
な設定でFAX データ12cが供給されるのかを知ることが
できる。
【0038】転送速度変換部10f は、IPネットワーク30
の状況とG3FAX 装置20との状況で転送速度変換するう
ち、特にIPネットワーク30の状況に対応する場合、相手
先のネットワークの状況(通信速度等)を表すように得
られた遅延情報12f を考慮して条件が満たされるように
上述した信号のビットデータの書換えが行われる。この
ような書換えは図示しないシステム制御部の制御により
行われる。受信時には転送速度変換部10f はFAX 信号12
i をスルーしてG3FAX 信号処理部10c に出力する。ま
た、送信時には転送速度変換部10f は速度調節したFAX
信号12j をIFP パケット化部102dに出力する。この変換
出力することによってもうまく速度調整でき、TCP/IPの
通信能力を越えることを防いで通信の異常終了を防止す
る。
の状況とG3FAX 装置20との状況で転送速度変換するう
ち、特にIPネットワーク30の状況に対応する場合、相手
先のネットワークの状況(通信速度等)を表すように得
られた遅延情報12f を考慮して条件が満たされるように
上述した信号のビットデータの書換えが行われる。この
ような書換えは図示しないシステム制御部の制御により
行われる。受信時には転送速度変換部10f はFAX 信号12
i をスルーしてG3FAX 信号処理部10c に出力する。ま
た、送信時には転送速度変換部10f は速度調節したFAX
信号12j をIFP パケット化部102dに出力する。この変換
出力することによってもうまく速度調整でき、TCP/IPの
通信能力を越えることを防いで通信の異常終了を防止す
る。
【0039】転送速度変換部10f の動作手順を簡単に説
明すると、FAX データのDIS 信号が検出されたとき、可
能伝送速度の範囲内で最大のFAX 伝送速度となるように
T.30に基づいてDIS 信号のビットデータを修正する処理
を行う。これ以外の場合何もせずFAX データを出力する
とよい。
明すると、FAX データのDIS 信号が検出されたとき、可
能伝送速度の範囲内で最大のFAX 伝送速度となるように
T.30に基づいてDIS 信号のビットデータを修正する処理
を行う。これ以外の場合何もせずFAX データを出力する
とよい。
【0040】次にFAX アダプタ10の前述した実施例の第
2の変形例について説明する。この変形例では、ネット
ワークインターフェース部10a 、受信部10b 、およびG3
FAX信号処理部10c は前述した最初の実施例と同じ構成
である。同じ構成については説明を省略する。第2の変
形例では、前述した最初の実施例における送信部10dの
構成にIFP 連結部108dを追加している。本実施例でIFP
連結部108dは、IFP パケット化部102dからのIFP パケッ
ト12g とIFP 連結部108dからの出力12l との差がある場
合、この差がG3FAX 装置20とIPネットワーク30との状況
にたとえば、IPネットワーク30の混み具合等により生じ
る遅延のような差があることを示す。この差は、IFP 連
結部108dに配するパケット連結用ワークメモリでもIFP
パケット12g の貯まり具合いに反映されるので、この差
を十分に考慮して容量の設定が行われる。したがって、
パケット連結用ワークメモリには、この遅延状況のよう
な差を緩和させ、相手との接続関係が維持できるように
調整する機能をもたせることができる。
2の変形例について説明する。この変形例では、ネット
ワークインターフェース部10a 、受信部10b 、およびG3
FAX信号処理部10c は前述した最初の実施例と同じ構成
である。同じ構成については説明を省略する。第2の変
形例では、前述した最初の実施例における送信部10dの
構成にIFP 連結部108dを追加している。本実施例でIFP
連結部108dは、IFP パケット化部102dからのIFP パケッ
ト12g とIFP 連結部108dからの出力12l との差がある場
合、この差がG3FAX 装置20とIPネットワーク30との状況
にたとえば、IPネットワーク30の混み具合等により生じ
る遅延のような差があることを示す。この差は、IFP 連
結部108dに配するパケット連結用ワークメモリでもIFP
パケット12g の貯まり具合いに反映されるので、この差
を十分に考慮して容量の設定が行われる。したがって、
パケット連結用ワークメモリには、この遅延状況のよう
な差を緩和させ、相手との接続関係が維持できるように
調整する機能をもたせることができる。
【0041】このような調整を実現のため、図示しない
がIFP 連結部108dには、ワークメモリ制御部が含まれて
いる。ワークメモリ制御部は、ワークメモリが所定の容
量以上にIFP パケット12g が貯まっているときIFP パケ
ット化部102dにパケットの送出を禁止する制御信号12k
を出力する。また、ワークメモリ制御部は、ワークメモ
リが所定の容量よりも使用量が少ないときIFP パケット
化部102dにパケットの送出要求を制御信号12k として出
力する。
がIFP 連結部108dには、ワークメモリ制御部が含まれて
いる。ワークメモリ制御部は、ワークメモリが所定の容
量以上にIFP パケット12g が貯まっているときIFP パケ
ット化部102dにパケットの送出を禁止する制御信号12k
を出力する。また、ワークメモリ制御部は、ワークメモ
リが所定の容量よりも使用量が少ないときIFP パケット
化部102dにパケットの送出要求を制御信号12k として出
力する。
【0042】このIFP 連結部108dの動作について簡単に
説明する。IFP 連結部108dにIFP パケットが供給され受
信状態にあるかどうか判断する。IFP パケットの供給が
ないとき(NO)、パケットの供給および受信状態になる
まで待機する(ステップS10)。パケットが供給され、
かつ受信状態になったとき(YES )、供給されたIFPパ
ケットをワークメモリにて連結させる(ステップS12
)。受信状態でIFP パケットが供給されつづけている
ことを示すようにまだ受信データがあるかどうかを判断
する(ステップS14 )。まだ受信データがあるとき(YE
S ) 、IFP 用のワークメモリの使用量が所定の容量(ま
たは領域)以上かを判断する(ステップS16)。
説明する。IFP 連結部108dにIFP パケットが供給され受
信状態にあるかどうか判断する。IFP パケットの供給が
ないとき(NO)、パケットの供給および受信状態になる
まで待機する(ステップS10)。パケットが供給され、
かつ受信状態になったとき(YES )、供給されたIFPパ
ケットをワークメモリにて連結させる(ステップS12
)。受信状態でIFP パケットが供給されつづけている
ことを示すようにまだ受信データがあるかどうかを判断
する(ステップS14 )。まだ受信データがあるとき(YE
S ) 、IFP 用のワークメモリの使用量が所定の容量(ま
たは領域)以上かを判断する(ステップS16)。
【0043】使用容量を判断して容量以上にメモリが使
われてIFP パケットが連結されていた場合(YES )、IF
P パケットの入力を禁止する(ステップS18 )。この禁
止は、前述したようにワークメモリ制御部から制御信号
12k を出力する。この禁止中にIFP パケットが送出され
る(ステップS20 )。また、使用量がまだ所定の容量に
達していないとき(NO)、IFP パケットの入力をIFP パ
ケット化部102dに要求する(ステップS22 )。この入力
要求を行うために、前述したようにワークメモリ制御部
から制御信号12k がIFP パケット化部102dに出力され
る。供給されたIFP パケットがIFP パケット連結部108d
で連結される(ステップS24 )。ステップS20 およびS2
4 の後、ステップS14 に戻って受信データの有無の判断
処理を繰り返す。
われてIFP パケットが連結されていた場合(YES )、IF
P パケットの入力を禁止する(ステップS18 )。この禁
止は、前述したようにワークメモリ制御部から制御信号
12k を出力する。この禁止中にIFP パケットが送出され
る(ステップS20 )。また、使用量がまだ所定の容量に
達していないとき(NO)、IFP パケットの入力をIFP パ
ケット化部102dに要求する(ステップS22 )。この入力
要求を行うために、前述したようにワークメモリ制御部
から制御信号12k がIFP パケット化部102dに出力され
る。供給されたIFP パケットがIFP パケット連結部108d
で連結される(ステップS24 )。ステップS20 およびS2
4 の後、ステップS14 に戻って受信データの有無の判断
処理を繰り返す。
【0044】また、この判断処理において、受信データ
がもうないとき(NO)、IFP パケット化するデータがな
いと判断してIFP 連結部108dの判断に移る(ステップS2
6 )。IFP 連結部108dではワークメモリのエリアに連結
したIFP パケットまたは単にIFP パケットがあるだけの
とき(YES )、この残っているIFP パケットをすべて送
出する(ステップS28 )。また、ワークメモリにデータ
が何もないとき(NO)、すべて供給されたFAX データが
IFP パケット化させられて転送されたと判断する。この
後、たとえば、電源オフかどうかに応じて処理の手順を
選択する。電源オフの場合(YES )、一連の処理すべて
を終了させる。また、電源オフでない場合(NO)、ステ
ップS10 に戻って待機する。
がもうないとき(NO)、IFP パケット化するデータがな
いと判断してIFP 連結部108dの判断に移る(ステップS2
6 )。IFP 連結部108dではワークメモリのエリアに連結
したIFP パケットまたは単にIFP パケットがあるだけの
とき(YES )、この残っているIFP パケットをすべて送
出する(ステップS28 )。また、ワークメモリにデータ
が何もないとき(NO)、すべて供給されたFAX データが
IFP パケット化させられて転送されたと判断する。この
後、たとえば、電源オフかどうかに応じて処理の手順を
選択する。電源オフの場合(YES )、一連の処理すべて
を終了させる。また、電源オフでない場合(NO)、ステ
ップS10 に戻って待機する。
【0045】このように構成して、IFP パケット化部10
2dから受信したIFP パケットを順次連結して貯めこみ、
連結したIFP パケットをまとめてTCP/IP送信部104dに出
力することにより、IPネットワーク30の遅延が大きく、
TCP/IPの転送効率が悪いときTCP/IPのパケット化サイズ
を大きくするこができるので、T.30規格に対応して規定
されているG3FAX プロトコルで決定した転送速度を満た
せないことで生じる異常終了を避けることができる。
2dから受信したIFP パケットを順次連結して貯めこみ、
連結したIFP パケットをまとめてTCP/IP送信部104dに出
力することにより、IPネットワーク30の遅延が大きく、
TCP/IPの転送効率が悪いときTCP/IPのパケット化サイズ
を大きくするこができるので、T.30規格に対応して規定
されているG3FAX プロトコルで決定した転送速度を満た
せないことで生じる異常終了を避けることができる。
【0046】FAX アダプタ10は、G3FAX 装置20に対する
アダプタとして説明してきたが、このFAX アダプタ10を
G3FAX 装置20と一体的に構成してリアルタイムFAX 装置
40にすることも可能である。リアルタイムFAX 装置40
は、図5に示すように、ネットワークインターフェース
部10a 、受信部10b 、および送信部10d をこれまで説明
してきた構成と同じにし、G3FAX 部10g というまとめた
構成を設けている。
アダプタとして説明してきたが、このFAX アダプタ10を
G3FAX 装置20と一体的に構成してリアルタイムFAX 装置
40にすることも可能である。リアルタイムFAX 装置40
は、図5に示すように、ネットワークインターフェース
部10a 、受信部10b 、および送信部10d をこれまで説明
してきた構成と同じにし、G3FAX 部10g というまとめた
構成を設けている。
【0047】G3FAX 部10g には、たとえば、図3に示し
た転送速度変換部10f 、G3FAX 信号処理部10c 、および
G3FAX 装置20が含まれている。遅延情報12f はネットワ
ークインターフェース部10a からG3FAX 部10g に供給さ
れている。このように一体的にリアルタイムFAX 装置40
を構成してもこれまで述べてきた異常終了への対応を損
なうことなく、リアルタイムにファクシミリ通信を確実
に行わせることができることは言うまでもない。
た転送速度変換部10f 、G3FAX 信号処理部10c 、および
G3FAX 装置20が含まれている。遅延情報12f はネットワ
ークインターフェース部10a からG3FAX 部10g に供給さ
れている。このように一体的にリアルタイムFAX 装置40
を構成してもこれまで述べてきた異常終了への対応を損
なうことなく、リアルタイムにファクシミリ通信を確実
に行わせることができることは言うまでもない。
【0048】以上のように構成することにより、G3FAX
装置20とIPネットワーク30をつなぐFAX アダプタ10を用
いて相手先の装置と通信する際に設定されているIFP パ
ケットのやりとりにおいて、G3FAX のプロトコルに基づ
くを規定を遅延等により外す状況が生じても、遅延情報
を用いてパケットサイズ、IPネットワークからの情報に
応じて転送速度を適切な大きさにする設定変更、または
IFP パケットの連結処理等によって設定とのずれを解消
させる処理を施すこよによって、これまで生じていた異
常終了を防止させることができる。したがって、リアル
タイムFAX 装置の伝送をより一層確実なものにすること
ができる。
装置20とIPネットワーク30をつなぐFAX アダプタ10を用
いて相手先の装置と通信する際に設定されているIFP パ
ケットのやりとりにおいて、G3FAX のプロトコルに基づ
くを規定を遅延等により外す状況が生じても、遅延情報
を用いてパケットサイズ、IPネットワークからの情報に
応じて転送速度を適切な大きさにする設定変更、または
IFP パケットの連結処理等によって設定とのずれを解消
させる処理を施すこよによって、これまで生じていた異
常終了を防止させることができる。したがって、リアル
タイムFAX 装置の伝送をより一層確実なものにすること
ができる。
【0049】
【発明の効果】このように本発明の通信接続装置によれ
ば、調整手段でIPネットワークと通信装置との間でやり
とりする際に生じるデータ送受信にかかわる遅延時間を
IPネットワークの側からの情報や通信装置の側から供給
されるデータの蓄積量に応じてパケットサイズの変更、
IPネットワークからの情報に応じた転送速度の変更また
は蓄積したデータ量の差(データの蓄積量)をまとめた
送出を行って、IPネットワークから供給されるデータを
扱う際には、IPネットワークの側から供給される情報に
応じてこのデータのパケット化のサイズまたはIPネット
ワークから供給されるデータの転送速度の調整、IPネッ
トワークにデータを送出する際には、IPネットワークの
側から供給される情報に応じてこのデータのパケット化
の分割サイズの調整、IPネットワークからの情報に応じ
た転送速度の調整またはIPネットワークへと送出するデ
ータの連結を行ってデータの蓄積制御を行うことで、IP
ネットワークと通信装置間の通信接続時に遅延があって
もG3FAX の規格を満足する通信を確保しているので、こ
れまでのような異常終了を起こさないようにすることが
できる。これにより、従来よりもリアルタイムファクシ
ミリとして信頼性の高い通信を提供することができる。
ば、調整手段でIPネットワークと通信装置との間でやり
とりする際に生じるデータ送受信にかかわる遅延時間を
IPネットワークの側からの情報や通信装置の側から供給
されるデータの蓄積量に応じてパケットサイズの変更、
IPネットワークからの情報に応じた転送速度の変更また
は蓄積したデータ量の差(データの蓄積量)をまとめた
送出を行って、IPネットワークから供給されるデータを
扱う際には、IPネットワークの側から供給される情報に
応じてこのデータのパケット化のサイズまたはIPネット
ワークから供給されるデータの転送速度の調整、IPネッ
トワークにデータを送出する際には、IPネットワークの
側から供給される情報に応じてこのデータのパケット化
の分割サイズの調整、IPネットワークからの情報に応じ
た転送速度の調整またはIPネットワークへと送出するデ
ータの連結を行ってデータの蓄積制御を行うことで、IP
ネットワークと通信装置間の通信接続時に遅延があって
もG3FAX の規格を満足する通信を確保しているので、こ
れまでのような異常終了を起こさないようにすることが
できる。これにより、従来よりもリアルタイムファクシ
ミリとして信頼性の高い通信を提供することができる。
【0050】また、本発明の通信接続方法によれば、IP
ネットワークから供給されるデータを扱う際には、IPネ
ットワークの側から供給される情報に応じてこのデータ
のパケット化のサイズまたはIPネットワークから供給さ
れるデータの転送速度の調整を行い、IPネットワークに
データを送出する際には、IPネットワークの側から供給
される情報に応じて該データのパケット化の分割サイズ
の調整、IPネットワークからの情報に応じて転送速度の
調整またはIPネットワークへと送出するデータの蓄積量
に応じたデータの入出力制御を行うことで、IPネットワ
ークと接続する装置の通信接続時に生じる遅延を調整し
て異常終了を起こさないようにできる。これにより、従
来よりもリアルタイムファクシミリとして信頼性の高い
通信を提供することができる。これらの手順がデータ記
録媒体に格納され、実行することによっても同様に信頼
性の高い通信を提供できることは言うまでもない。
ネットワークから供給されるデータを扱う際には、IPネ
ットワークの側から供給される情報に応じてこのデータ
のパケット化のサイズまたはIPネットワークから供給さ
れるデータの転送速度の調整を行い、IPネットワークに
データを送出する際には、IPネットワークの側から供給
される情報に応じて該データのパケット化の分割サイズ
の調整、IPネットワークからの情報に応じて転送速度の
調整またはIPネットワークへと送出するデータの蓄積量
に応じたデータの入出力制御を行うことで、IPネットワ
ークと接続する装置の通信接続時に生じる遅延を調整し
て異常終了を起こさないようにできる。これにより、従
来よりもリアルタイムファクシミリとして信頼性の高い
通信を提供することができる。これらの手順がデータ記
録媒体に格納され、実行することによっても同様に信頼
性の高い通信を提供できることは言うまでもない。
【図1】本発明に係る通信接続装置を適用したFAX アダ
プタの概略的な構成を示すブロック図である。
プタの概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1の構成の第1の変形例の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図1の構成の第2の変形例の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】図3のIFP パケット化部からのIFP パケットに
施すIFP 連結部の動作手順を説明するフローチャートで
ある。
施すIFP 連結部の動作手順を説明するフローチャートで
ある。
【図5】第1の変形例の構成にG3FAX 部を加えて一体的
に構成したリアルタイムFAX 装置の構成を示すブロック
図である。
に構成したリアルタイムFAX 装置の構成を示すブロック
図である。
10 FAX アダプタ 20 G3FAX 装置 30 IPネットワーク 10a ネットワークインターフェース部 10b 受信部 10c G3FAX 信号処理部 10d 送信部 10e パケット化サイズ制御部 10f 転送速度変換部 108d IFP 連結部
フロントページの続き (72)発明者 上村 理香 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA29 AB43 AC22 AE14 5K030 GA12 HB04 HB18 HB28 HC01 JA03 JA05 JT05 KA05 KA13 LB15 LC01 LC11 LE11 MB02 MB03 MB16 5K033 AA07 BA15 CB01 CB06 CB08 CC02 DA06 DB12 DB14 DB18 EA07 9A001 CC06 JJ12
Claims (7)
- 【請求項1】 IPネットワークとデータ通信する通信装
置または該通信装置との間に配して両者間の通信をリア
ルタイムに行う通信接続装置において、該装置は、 前記IPネットワークの側から供給される情報および/ま
たは前記IPネットワークと前記通信装置との間で送出す
るデータ量の差に応じてそれぞれ、扱うデータのパケッ
ト化の分割サイズ、または前記IPネットワークからの情
報に応じて供給されるデータの転送速度の調整、または
前記データ量の差をまとめた送出を行う調整手段を含む
ことを特徴とする通信接続装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の通信接続装置におい
て、前記調整手段は、供給されるデータを、所定のデー
タ量ずつに分けるパケット化に際して前記IPネットワー
クからの情報に応じて前記分割サイズの変更を制御する
サイズ制御手段を含むことを特徴とする通信接続装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の通信接続装置におい
て、前記調整手段は、供給されるデータを、前記IPネッ
トワークからの情報に応じて前記通信装置とのデータ転
送速度を指定する速度指定手段を含むことを特徴とする
通信接続装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、前記調
整手段は、前記IPネットワークと前記通信装置との間で
送出するデータ量の差に応じたデータを連結して、蓄積
するメモリ手段と、 前記データをパケット化する手段のデータ量および前記
メモリ手段に蓄積されたデータ量が所定の量以上かにあ
るかに応じて前記メモリ手段の入出力を制御する入出力
制御機能ブロックとを含むことを特徴とする通信接続装
置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか一項に記載
の通信接続装置において、該装置は、一時的に読み取っ
た情報を伝送し、伝送された情報を視覚化する記録伝送
装置に一体的に含まれることを特徴とする通信接続装
置。 - 【請求項6】 IPネットワークとのデータ通信をリアル
タイムに行う通信接続方法は、 前記IPネットワークから供給されるデータを扱う際に、
前記IPネットワークの側から供給される情報に応じて該
データのパケット化のサイズまたは前記IPネットワーク
からの情報に応じて供給されるデータの転送速度の調整
を行う工程と、 前記IPネットワークにデータを送出する際に、前記IPネ
ットワークの側から供給される情報に応じて該データの
パケット化の分割サイズの調整、該データの転送速度の
変更または前記IPネットワークへと送出するデータの蓄
積量に応じたデータの入出力制御を行う工程とを含むこ
とを特徴とする通信接続方法。 - 【請求項7】 IPネットワークとのデータ通信をリアル
タイムに行う通信接続において、 前記IPネットワークから供給されるデータを扱う際に、
前記IPネットワークの側から供給される情報に応じて該
データのパケット化のサイズ調整または前記IPネットワ
ークからの情報に応じて供給されるデータの転送速度の
調整を行う工程と、 前記IPネットワークの側から供給される情報に応じた該
データのパケット化の分割サイズの調整、該データの転
送速度の変更または前記IPネットワークへと送出するデ
ータの蓄積量に応じたデータの入出力制御を行う工程と
を含む通信接続の手順が記録されていることを特徴とす
るデータ記録媒体。
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JP35171399A JP2001168914A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 通信接続装置および通信接続方法 |
US09/663,923 US6977945B1 (en) | 1999-12-10 | 2000-09-18 | Network interface apparatus for controlling the size, coupling or transfer rate of packets on the basis of an IP network delay and a method therefor |
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---|---|---|---|
JP35171399A JP2001168914A (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 通信接続装置および通信接続方法 |
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JP (1) | JP2001168914A (ja) |
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