JP2001168605A - 非可逆回路素子及び通信機装置 - Google Patents

非可逆回路素子及び通信機装置

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JP2001168605A
JP2001168605A JP34995199A JP34995199A JP2001168605A JP 2001168605 A JP2001168605 A JP 2001168605A JP 34995199 A JP34995199 A JP 34995199A JP 34995199 A JP34995199 A JP 34995199A JP 2001168605 A JP2001168605 A JP 2001168605A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定の周波数帯域で大きな減衰量が得られるよ
うにした、小型かつ安価な非可逆回路素子及びこれを用
いた通信機装置を提供する。 【解決手段】1つの中心導体のポートP1と接地間に、
インダクタL1とキャパシタC1を直列接続した直列共
振回路を接続し、他の中心導体のポートP2,P3と接
地間にキャパシタC2,C3を接続し、ポートP3に終
端抵抗Rを接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波帯等の
高周波帯域で使用される、例えばアイソレータ、サーキ
ュレータ等の非可逆回路素子、及びこれを用いた通信機
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】集中定数型のアイソレータやサーキュレ
ータ等の非可逆回路素子は信号の伝送方向に対する減衰
量が極めて小さく、逆方向への減衰量が極めて大きい、
という特性を利用して携帯電話等の通信機装置に用いら
れている。
【0003】一般に、集中定数型のアイソレータは、図
8の等価回路に示すように、磁性体(フェライト)に3
本の中心導体Lを交差させて配置し、各中心導体Lのポ
ートP1,P2,P3と接地間に整合用のキャパシタC
0を接続し、1つのポートP3に終端抵抗Rを接続し、
磁性体及び各中心導体に直流磁界Hexを印加して構成
されている。図8では磁性体を破線で表している。
【0004】ところで、一般の通信機装置において、回
路中に使用されている増幅器は必ずある程度の歪みを発
生させ、これが基本波の2倍波や3倍波等の不要輻射
(スプリアス)の原因となるため、予め基準や規格が設
けられていて、ある一定レベル以下にする必要がある。
この不要輻射を防ぐためには、直線性の良い増幅器を用
いることが有効であるが、それらは高価であり、代わり
にフィルタ等を備えて不要な周波数成分を減衰させる方
法が一般的である。しかし、そのようなフィルタを使用
するにもコストがかかりまたサイズが大型化する上、フ
ィルタによる損失も発生する。
【0005】一方、通信機装置においては、回路中の増
幅器の安定動作及び保護のために、アイソレータやサー
キュレータが使用されるが、特に集中定数型のアイソレ
ータやサーキュレータは、その順方向特性が帯域通過フ
ィルタの特性を有していて、通過帯域より離れた周波数
帯域では、順方向であっても信号が減衰されるという特
徴を備えている。しかし、図8に示した従来の基本的な
構成を備えただけの非可逆回路素子では、不要な周波数
帯域で充分な減衰特性を得ることはできなかった。
【0006】そこで、主に基本波の2倍波または3倍波
の不要輻射の周波数帯域で大きな減衰量が得られる非可
逆回路素子が特開平10−93308号、特開平10−
79607号等に示されている。これら公報の非可逆回
路素子においては、上記図8に示した構成に加え、入出
力ポートに帯域通過フィルタ用のインダクタを新たに付
加し、さらに外部にキャパシタを接続することにより、
低域通過フィルタを構成している。これにより、不要な
周波数帯域を減衰させ不要輻射の発生を低減でき単体の
フィルタを外部に設ける場合に比べて通信機全体の小型
化が図れるとされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平10−93308号、特開平10−79607号の
非可逆回路素子では、低域通過フィルタを構成するため
には1個のインダクタと1個または2個のキャパシタ
(コンデンサ)が必要となり、部品点数が多くなる、ま
たはその値の調整(設定)が難しく、小型化、低価格化
が困難であるという問題があった。すなわち、個別のコ
ンデンサを付加すれば部品点数が多くなりコストアップ
を招くとともに小型化が困難となる。また実装基板や整
合用キャパシタを利用した場合、個々の値の設定に制約
が生じ、設計が困難になる。また、整合用キャパシタに
フィルタ用のキャパシタを並列に付加したことにより、
整合用キャパシタが大型化する。また、低域通過フィル
タには比較的大きなインダクタンス値のインダクタを必
要とする。
【0008】そこで、本発明の目的は、所定の周波数帯
域で大きな減衰量が得られるようにした、小型かつ安価
な非可逆回路素子及びこれを用いた通信機装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の非可逆回路素子は、直流磁界が印加される
磁性体に複数の中心導体を互いに交差させて配置してな
る非可逆回路素子において、前記中心導体のうち入力ま
たは出力ポートとなる中心導体のポート部と接地間に、
非可逆回路素子の動作周波数よりも高い共振周波数を有
する、インダクタとキャパシタからなる直列共振回路を
接続したことを特徴とする。すなわち、本発明では、入
力または出力ポートの中心導体のポート部に、従来の整
合用キャパシタにインダクタを直列接続して直列共振回
路を形成している。なお、直列共振回路を入力ポートあ
るいは出力ポートのいずれか一方に接続するか、もしく
は両方のポートに接続するかは、目的とする形状(サイ
ズ)や減衰量等に応じて設定される。
【0010】上記の構成によれば、インダクタとキャパ
シタからなる直列共振回路は非可逆回路素子の動作周波
数よりも高域側に極を有するトラップとなっており、動
作周波数よりも高域側の周波数帯域で大きな減衰量を得
ることができ、基本波(動作中心周波数)の2倍波や3
倍波の不要輻射を大きく減衰させることができる。
【0011】すなわち、直列共振回路に整合回路と帯域
阻止フィルタの機能を併用させることにより、不要輻射
防止用の別のフィルタ、フィルタの構成部品、LC直列
共振回路等を外付けする必要がなく、これらの場合に比
べ部品点数を減らすことができ、非可逆回路素子及び通
信機全体の小型化及び低価格化を図ることができる。
【0012】また、この構成では、特開平10−933
08号等の低域通過フィルタを構成したものに比べ、キ
ャパシタやインダクタの値を小さくできるので、より小
型化することが可能となる。
【0013】また、一般的に非可逆回路素子は3倍波よ
りも2倍波の減衰量が小さいので直列共振回路の共振周
波数は、2倍波近傍に設定するのが最も不要輻射防止効
果が大きく、この共振周波数は基本波と3倍波の間に設
定するのが望ましい。
【0014】また、直列共振回路を構成するインダクタ
を中心導体と一体に形成することにより、部品点数を増
やすことなく、直列共振回路を形成することができ、さ
らにコストを低減することができる。
【0015】また、本発明に係る通信機装置は上記の特
徴を有する非可逆回路素子を備えて構成される。これに
より、小型かつ安価で特性が良好な通信機装置を得るこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態に係るアイ
ソレータの構成を図1〜図3を参照して説明する。図1
はアイソレータの分解斜視図、図2は上ヨークを取り外
した状態での平面図、図3は等価回路図である。
【0017】図1及び図2に示すように、このアイソレ
ータは、磁性体金属からなる箱状の上ヨーク2の内面に
円板状の永久磁石3を配置するとともに、この上ヨーク
2と、同じく磁性体金属からなる略コ字状の下ヨーク8
とによって磁気閉回路を形成し、下ヨーク8内の底面8
a上に樹脂ケース7を配設し、樹脂ケース7内に磁性組
立体5、整合用コンデンサC1,C2,C3、終端抵抗
Rを配設し、磁性組立体5に永久磁石3により直流磁界
を印加するように構成している。
【0018】磁性組立体5は、円板状の磁性体55の下
面に、3本の中心導体51,52,53に共通のアース
部を当接させて、磁性体55の上面に3本の中心導体5
1〜53を絶縁シート(不図示)を介在させて互いに1
20°の角度をなすように折り曲げて配置し、中心導体
51〜53の先端側のポート部P1,P2,P3を外方
へ突出させた構造としている。中心導体51〜53は、
銅等の金属導体板を打ち抜き加工して形成されたもので
あり、共通のアース端となる円形状のアース部を有し、
このアース部から所定の角度間隔(120°間隔)で外
方に突出して設けられている。
【0019】そして、このアイソレータでは、中心導体
51の先端部を幅狭くミアンダ状に加工して、中心導体
51のポート部P1に所定のインダクタンス値を有する
インダクタL1を一体に形成している。
【0020】樹脂ケース7は、電気的絶縁部材からな
り、矩形枠状の側壁7aに底壁7bを一体形成したもの
であり、入出力端子71,72、アース端子73を、そ
れらの一部が樹脂内に埋設されるように設けている。底
壁7bの略中央部には挿通孔7cを形成していて、この
挿通孔7c内に磁性組立体5を挿入配置する。この磁性
組立体5の下面の各中心導体51〜53のアース部は下
ヨーク8の底面8aにはんだ付け等により接続する。入
出力端子71,72及びアース端子73の一端は底壁7
bの上面に露出するように、またそれぞれの他端は底壁
7bの下面及び側壁の外面に露出するように設けてい
る。
【0021】挿通孔7cの周縁にはそれぞれチップ状の
整合用コンデンサC1,C2,C3、チップ状の終端抵
抗Rを配置している。各中心導体51,52ポート部P
1,P2は入出力端子71,72に接続している。各コ
ンデンサC1〜C3の下面電極及び終端抵抗Rの一端側
の電極はそれぞれアース端子73,73に接続してい
る。コンデンサC1の上面電極は中心導体51のポート
部P1に形成されたインダクタL1の先端部に接続して
いる。コンデンサC2,C3の上面電極はそれぞれ中心
導体52,53のポート部P2,P3に接続し、終端抵
抗Rの他端側はポート部P3に接続している。
【0022】すなわち、このアイソレータは、図3の等
価回路に示すように、中心導体51のポートP1と接地
(アース)間に、インダクタL1とキャパシタC1を直
列接続した直列共振回路を接続し、ポートP2,P3と
接地間にキャパシタC2,C3を接続し、ポートP3に
終端抵抗Rを接続した構成となっている。なお、図3に
おいて、磁性体を破線で表し、直流磁界をHexとして
表し、中心導体51〜53を等価的なインダクタLとし
て表し、他の各符号は、図1及び図2に示したものと対
応した符号で表している。
【0023】インダクタL1とキャパシタC1とからな
る直列共振回路はトラップとして機能し、基本波の2倍
波や3倍波の不要輻射を抑止するためのものであり、そ
の共振周波数がアイソレータの動作周波数よりも高くな
るようにインダクタL1及びキャパシタC1の値を設定
する。一般的に3倍波よりも2倍波の方が減衰量が小さ
いので、2倍波での減衰量を大きく取るために、この共
振周波数は、通過帯域幅やアイソレーション特性等の他
の特性を考慮して、基本波と3倍波の間となるように設
定される。
【0024】次に、本実施形態での効果を説明する。図
4は本実施形態(図3の構成)と従来(図8の基本構
成)のアイソレータの伝搬方向の減衰特性を示す図であ
り、実線は実施形態での特性、破線は従来例での特性で
ある。外形寸法は、ほぼ幅7.0mm×奥行き7.0m
m×高さ2.0mmであり、基本波(動作中心周波数)
を900MHzとし、例えばインダクタL1を約1.1
nH、キャパシタC1を約6.7pFに設定している。
つまり直列共振回路の共振周波数を約1.9GHzとな
る。キャパシタC2,C3及び従来例の各キャパシタC
0は9.0pFに設定している。
【0025】図4に示すように、実施形態例では直列共
振回路の共振周波数に減衰極が形成されるとともに、基
本波よりも高域側での減衰量が従来例のものよりも大き
くなっている。より具体的には、従来例の場合に、2倍
波の減衰量が約19dB、3倍波の減衰量が約28dB
であるのに対して、実施形態によれば、2倍波の減衰量
は約30dB、3倍波の減衰量は約39dBとなり、そ
れぞれ約11dBの改善となっている。
【0026】次に、第2実施形態に係る非可逆回路素子
の構成を図5に示す。上記第1実施形態ではアイソレー
タの入出力ポートのいずれか一方にインダクタとキャパ
シタからなる直列共振回路を接続したが、入出力ポート
の両方に同様の直列共振回路を接続してもよい。図5に
示すアイソレータでは、入力ポートP1と接地間にイン
ダクタL1とキャパシタC1からなる直列共振回路を接
続し、出力ポートP2と接地間にインダクタL2とキャ
パシタC2からなる直列共振回路を接続している。いず
れの共振周波数もアイソレータの動作周波数よりも高く
設定している。
【0027】次に、本実施形態での効果を説明する。図
6は本実施形態(図6の構成)と従来(図8の基本構
成)のアイソレータの伝搬方向の減衰特性を示す図であ
る。インダクタL1,L2を約1.1nH、キャパシタ
C1,C2を約6.7pFに設定したものである。他の
設定は第1実施形態と同様である。
【0028】図6に示すように、本実施形態のアイソレ
ータでは、基本波よりも高域側での減衰量が第1実施形
態のものよりもさらに大きくなっている。より具体的に
は、2倍波の減衰量は約33dB、3倍波の減衰量は約
50dBとなり、従来の構成のものよりもそれぞれ約1
4dB、22dBの改善となっている。このように入出
力ポートの両方に直列共振回路を接続することにより、
動作周波数の高域側の周波数帯域の減衰量をさらに大き
くすることができる。
【0029】図6の設定では入力ポート及び出力ポート
のいずれも同じ値のインダクタ及びキャパシタを用いた
が、直列共振回路の共振周波数が異なるように、それぞ
れ異なる値のものを用いるようにしてもよい。この場
合、動作周波数の高域側に2つの減衰極が形成され、よ
り多様な減衰特性を得ることができる。
【0030】なお、上記各実施形態の構成において、ポ
ートP3に終端抵抗Rを接続することなくサーキュレー
タとした場合にも本発明を適用することができる。
【0031】また、上記実施形態では、直列共振回路を
構成するインダクタL1を中心導体51〜53と同一部
材で一体に形成したが、これに限るものではなく、チッ
プインダクタやソレノイドコイル等のインダクタ素子を
用いてもよく、また誘電体基板上あるいは内部に電極パ
ターンを形成してインダクタを形成してもよい。特に、
構成部材を安定に保持する等のためのスペーサ部材を用
いた構造の場合には、スペーサ部材にインダクタを形成
すれば部品点数を増やすことなく、直列共振回路を形成
することができる。
【0032】また、非可逆回路素子の構造も第1実施形
態のものに限るものではなく、中心導体を誘電体や磁性
体の内部または表面に電極膜で形成した構造のものであ
ってもよい。この場合にも積層基板にインダクタを形成
すれば部品点数を増やす必要がない。
【0033】次に、本発明の第3実施形態に係る通信機
装置の構成を図7に示す。この通信機装置は、送信用フ
ィルタTX及び受信用フィルタRXからなるデュプレク
サDPXのアンテナ端にアンテナANTが接続され、送
信用フィルタTXの入力端とと送信回路との間にアイソ
レータISOが接続され、受信用フィルタRXの出力端
に受信回路が接続されて構成されている。送信回路から
の送信信号はアイソレータISOを経由し、送信用フィ
ルタTXを通してアンテナANTから発信される。ま
た、アンテナANTで受信された受信信号は受信用フィ
ルタRXを通して受信回路に入力される。
【0034】ここに、アイソレータISOとして、上記
実施形態のアイソレータを使用することができる。本発
明に係る非可逆回路素子を用いることにより、小型かつ
安価で特性が良好な通信機装置を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る非可
逆回路素子によれば、入力ポートまたは出力ポートに接
続されたインダクタとキャパシタからなる直列共振回路
により動作周波数よりも高域側の周波数帯域で大きな減
衰量を得ることができ、基本波の2倍波や3倍波の不要
輻射を大きく減衰させることができる。この直列共振回
路はインダクタを付加するだけで構成しており、別のフ
ィルタや部品を外付けすることなくフィルタ機能を内蔵
することができ、非可逆回路素子の小型化、低価格化を
図ることができる。
【0036】また、本発明に係る非可逆回路素子を実装
することにより、小型かつ安価で特性が良好な通信機装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るアイソレータの分解斜視図
である。
【図2】同アイソレータの上ヨークを取り除いた状態で
の平面図である。
【図3】第1実施形態に係るアイソレータの等価回路図
である。
【図4】第1実施形態及び従来のアイソレータの減衰量
の周波数特性を示す図である。
【図5】第2実施形態に係るアイソレータの等価回路図
である。
【図6】第2実施形態及び従来のアイソレータの減衰量
の周波数特性を示す図である。
【図7】第3実施形態に係る通信機装置のブロック図で
ある。
【図8】従来のアイソレータの等価回路図である。
【符号の説明】
2 上ヨーク 3 永久磁石 5 磁性組立体 51〜53 中心導体 55 磁性体 7 樹脂ケース 71、72 入出力端子 73 アース端子 8 下ヨーク C1〜C3 キャパシタ(コンデンサ) L1、L2 インダクタ R 終端抵抗 P1〜P3 ポート部(ポート)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流磁界が印加される磁性体に複数の中
    心導体を互いに交差させて配置してなる非可逆回路素子
    において、 前記中心導体のうち入力または出力ポートとなる中心導
    体のポート部と接地間に、非可逆回路素子の動作周波数
    よりも高い共振周波数を有する、インダクタとキャパシ
    タからなる直列共振回路を接続したことを特徴とする非
    可逆回路素子。
  2. 【請求項2】 前記直列共振回路の共振周波数を非可逆
    回路素子の動作周波数の3倍波よりも低く設定したこと
    を特徴とする請求項1に記載の非可逆回路素子。
  3. 【請求項3】 前記直列共振回路を構成するインダクタ
    を中心導体と同一部材で一体に形成したことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の非可逆回路素子。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3に記載の非可逆回
    路素子を備えたことを特徴とする通信機装置。
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