JP2001167668A - 回転型エンコーダ - Google Patents

回転型エンコーダ

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JP2001167668A
JP2001167668A JP35134399A JP35134399A JP2001167668A JP 2001167668 A JP2001167668 A JP 2001167668A JP 35134399 A JP35134399 A JP 35134399A JP 35134399 A JP35134399 A JP 35134399A JP 2001167668 A JP2001167668 A JP 2001167668A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の回転型エンコーダにおいて、エンコー
ダ本体部E2のプリント基板P2への取付は、接触片5
2の端子部52bのみで行うため、その取付強度が弱
く、回転体55の繰り返しの操作時、端子部52bが破
損するという問題がある。 【解決手段】 本発明の回転型エンコーダにおいて、絶
縁基台1に取り付けられ、回転体8をクリック動作させ
るための係合部材10には、プリント基板P1に取付可
能な金属板からなる取付板11が係合部材10にスナッ
プ止めされて、取付板11がエンコーダ本体部E1に取
り付けられたため、取付板11がエンコーダ本体部E1
の取付の機能を果たし、その取付が強固なって、回転体
8の繰り返しの操作においても端子部6bが破損するこ
とがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ端末
機器、携帯用通信機器、音響機器等に使用される回転型
エンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回転型エンコーダーの構成を図5
1〜図55に基づいて説明すると、合成樹脂の成型品か
らなる絶縁基台51は、中心部に孔51aを有する基板
部51bと、この基板部51bの両端部から直角状態に
延びた一対の腕部51cと、この腕部51cの端部に設
けられ、一部が切り欠きされた孔からなる支持部51d
とを有する。金属板からなる接触片52と共通接触片5
3は、接触部52a、53aと端子部52b、53bと
を有し、この接触片52と共通接触片53は、並列され
た状態で、基板部51bに埋設されて取り付けられ、接
触部52a、53aが孔51aに位置すると共に、端子
部52b、53bが基板部51bから外方に突出した状
態となっている。
【0003】金属板からなる弾性板54が接触片52、
共通接触片53と共に並設された状態で、基板部51b
に取り付けられている。円筒状の回転体55は、合成樹
脂の成型品からなる円筒部56と、この円筒部56の外
円周面に設けられた導電材からなるコード部材57とで
構成されている。また、コード部材57は、導電性樹脂
で2回成型によって形成されており、そして、円筒部5
6の外円周面には、コモンパターン57aと、櫛歯状の
コードパターン57bと、クリック用の凹凸部56aと
が形成され、これらのコモンパターン57a、コードパ
ターン57b、及び凹凸部56aは、回転軸方向に並設
されたものとなっている。また、円筒部56の両端面に
は、軸部56bが設けられると共に、中心部には非円形
状の孔56cが形成されている。
【0004】そして、この回転体55は、軸部56bが
一対の腕部51cの支持部51dにスナップ止めされ
て、絶縁基台51に回転可能に取り付けられ、回転体5
5が取り付けられた際、コモンパターン57aには共通
接触片53の接触部53aが接触し、また、コードパタ
ーン57bには、接触片52の接触部52aが接触し、
更に、凹凸部56aには、弾性板54が弾接している。
また、ドーム状のカバー58が回転体55を覆うように
絶縁基台51に取り付けられて、エンコーダ本体部E2
が構成されている。そして、このようなエンコーダ本体
部E2は、図53に示すように、絶縁基台51の下面を
プリント基板P2に載置すると共に、接触片52と共通
接触片53の端子部52b、53bをプリント基板P2
の孔に挿通して、端子部52b、53bを配線パターン
(図示せず)に半田付けすることによって、エンコーダ
本体部E2がプリント基板P2に取り付けられた構成と
なっている。
【0005】そして、このような構成を有する回転型エ
ンコーダの動作を説明すると、先ず、回転体55の孔5
6cには、駆動軸(図示せず)が挿入された状態にあっ
て、外部からこの駆動軸を回転すると、回転体55が回
転する。すると、コード部材57も回転して、コモンパ
ターン57aには共通接触片53が常時接触すると共
に、コードパターン57bには接触片52が接離して、
共通接触片53と接触片52と間にパルス信号が発生す
るようになる。また、回転体55の回転に伴う凹凸部5
6aによって、弾性板54が凹凸部56aに係脱して、
回転体55がクリック動作するようになる。このように
して回転型エンコーダの動作が行われるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転型エンコー
ダにおいて、エンコーダ本体部E2のプリント基板P2
への取付は、接触片52の端子部52bのみで行うた
め、その取付強度が弱く、回転体55の繰り返しの操作
時、端子部52bが破損するという問題がある。また、
回転体55の外円周面には、回転軸方向にコモンパター
ン57aとコードパターン57bが並設されたものであ
るため、回転軸方向に大型になるという問題がある。
【0007】そこで、本発明は取付が強固であると共
に、取付に融通性があり、且つ、小型の回転型エンコー
ダを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、絶縁材からなり、回転可能な
円柱状、円筒状、或いは円錐台状の回転体と、この回転
体の外表面に設けられたコードパターンと、このコード
パターンに接触する複数個の接触片と、この接触片の端
子部を外部に突出した状態で、前記接触片を取り付けた
絶縁基台とからなるエンコーダ本体部を備え、この絶縁
基台に取り付けられ、前記回転体をクリック動作させる
ための係合部材には、プリント基板に取付可能な金属板
からなる取付板が前記係合部材にスナップ止めされて、
前記取付板が前記エンコーダ本体部に取り付けられた構
成とした。また、第2の解決手段として、前記回転体の
外円周面には、前記コードパターンが設けられ、前記回
転体の一方の端面には、クリック用の凹凸部が形成さ
れ、この凹凸部に係合する前記係合部材の板状の基部が
前記一方の端面に対向して配置されると共に、この係合
部材の前記基部の外側には、前記取付板の平板部を重ね
合わせて配置した構成とした。
【0009】また、第3の解決手段として、前記係合部
材は、前記回転体の回転軸方向と直交する上下方向にお
いて、前記回転体を中間にして前記絶縁基台の上下の位
置で取り付けられ、前記取付板は、前記回転体の回転軸
方向と直交する横方向において、前記回転体を中間にし
て前記回転体の左右の位置で前記係合部材に取り付けら
れ、前記係合部材と前記取付板の取付位置が前記回転体
に対して上下と左右に区分けされた構成とした。また、
第4の解決手段として、前記取付板は、前記係合部材の
前記基部に重ね合わされる前記平板部と、この平板部の
対向する位置から折り曲げられ、前記係合部材の側板に
スナップ止めされる一対の腕部と、前記回転体の回転軸
方向における前記腕部の端部から折り曲げられ、前記絶
縁基台の一端とほぼ同一の位置に位置する取付部とを有
し、前記取付板によって、前記エンコーダ本体部が前記
回転体の回転軸方向と直交した状態で前記プリント基板
に取付可能とした構成とした。
【0010】また、第5の解決手段として、前記取付板
は、前記係合部材の前記基部に重ね合わされる前記平板
部と、この平板部の対向する位置から折り曲げられ、前
記係合部材の側板にスナップ止めされる一対の腕部と、
前記回転体の回転軸方向と直交する前記腕部の端部から
折り曲げられた取付部とを有し、前記取付板によって、
前記エンコーダ本体部が前記回転体の回転軸方向と平行
な状態で前記プリント基板に取付可能とした構成とし
た。また、第6の解決手段として、前記回転体の他方の
端面には、前記コードパターンと導通するコモンパター
ンが設けられ、前記絶縁基台に取り付けられた共通接触
片を前記コモンパターンに接触させると共に、前記共通
接触片の端子部を前記絶縁基台の外部に突出させた構成
とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の回転型エンコーダを図1
〜図50に基づいて説明すると、図1は本発明の回転型
エンコーダの正面図、図2は本発明の回転型エンコーダ
の裏面図、図3は本発明の回転型エンコーダの上面図、
図4は本発明の回転型エンコーダの下面図、図5は本発
明の回転型エンコーダの分解斜視図、図6は本発明の回
転型エンコーダの要部断面側面図、図7は本発明の回転
型エンコーダの要部断面正面図、図8は本発明の回転型
エンコーダに係り、絶縁基台と回転体とを組み合わせた
斜視図である。
【0012】また、図9は本発明の回転型エンコーダに
係る絶縁基台の第1実施例の正面図、図10は本発明の
回転型エンコーダに係る絶縁基台の第1実施例の側面
図、図11は本発明の回転型エンコーダに係る絶縁基台
の第1実施例の下面図、図12は本発明の回転型エンコ
ーダに係り、第1実施例の絶縁基台と接触片との関係を
示す説明図、図13は本発明の回転型エンコーダに係る
絶縁基台の製造方法を示す説明図である。
【0013】また、図14は本発明の回転型エンコーダ
に係る絶縁基台の第2実施例の正面図、図15は本発明
の回転型エンコーダに係る絶縁基台の第2実施例の側面
図、図16は本発明の回転型エンコーダに係る絶縁基台
の第2実施例の下面図、図17は本発明の回転型エンコ
ーダに係り、第2実施例の絶縁基台と接触片との関係を
示す説明図である。
【0014】また、図18は本発明の回転型エンコーダ
に係る回転体の第1実施例の正面図、図19は本発明の
回転型エンコーダに係る回転体の第1実施例の側面図、
図20は本発明の回転型エンコーダに係る回転体の第1
実施例の裏面図、図21は本発明の回転型エンコーダに
係る回転体の第1実施例の断面側面図、図22〜図25
は本発明の回転型エンコーダに係り、第1実施例の回転
体とコード部材の製造方法を示す説明図、図26は本発
明の回転型エンコーダに係るコード部材の斜視図であ
る。
【0015】また、図27は本発明の回転型エンコーダ
に係る回転体の第2実施例の正面図、図28は本発明の
回転型エンコーダに係る回転体の第2実施例の側面図、
図29は本発明の回転型エンコーダに係る回転体の第2
実施例の裏面図、図30は本発明の回転型エンコーダに
係る回転体の第2実施例の断面側面図、図31は本発明
の回転型エンコーダに係り、第2実施例の回転体とコー
ド部材の取付方法を示す斜視図、図32は本発明の回転
型エンコーダに係り、第2実施例の回転体とコード部材
が組み合わされた状態を示す正面図、図33は本発明の
回転型エンコーダに係り、第2実施例の回転体とコード
部材が組み合わされた状態を示す側面図である。
【0016】また、図34は本発明の回転型エンコーダ
に係る係合部材の正面図、図35は本発明の回転型エン
コーダに係る係合部材の上面図、図36は本発明の回転
型エンコーダに係る係合部材の下面図、図37は図35
の37−37線における断面図である。
【0017】また、図38は本発明の回転型エンコーダ
に係る取付板の第1実施例の斜視図、図39は本発明の
回転型エンコーダに係る取付板の第1実施例の正面図、
図40は本発明の回転型エンコーダに係る取付板の第1
実施例の側面図、図41は本発明の回転型エンコーダに
係る取付板の第1実施例の下面図、図42は本発明の回
転型エンコーダに係り、第1実施例の取付板をエンコー
ダ本体部に取り付けた状態を示す斜視図、図43は本発
明の回転型エンコーダに係り、第1実施例の取付板をエ
ンコーダ本体部に取り付けた状態を示す要部断面図、図
44は本発明の回転型エンコーダに係り、第1実施例の
取付板のエンコーダ本体部への取り付けを示す斜視図で
ある。
【0018】また、図45は本発明の回転型エンコーダ
に係る取付板の第2実施例の正面図、図46は本発明の
回転型エンコーダに係る取付板の第2実施例の側面図、
図47は本発明の回転型エンコーダに係る取付板の第2
実施例の裏面図、図48は本発明の回転型エンコーダに
係り、第2実施例の取付板をエンコーダ本体部に取り付
けた状態を示す斜視図、図49は本発明の回転型エンコ
ーダに係り、第2実施例の取付板をエンコーダ本体部に
取り付けた状態を示す裏面図、図50は本発明の回転型
エンコーダに係り、第2実施例の取付板をエンコーダ本
体部に取り付けた状態を示す側面図である。
【0019】次に、本発明の回転型エンコーダの構成を
図1〜図50に基づいて説明すると、絶縁材の成型品か
らなる第1実施例の絶縁基台1は、図1〜図11に示す
ように、矩形状の主基台部2と、主基台部2から直角に
直立状態に設けられた側壁部3と、この主基台部2の両
側から薄肉部4によって連結された一対の副基台部5と
で構成されている。そして、主基台部2には、その両側
の端面に設けられた凹部2aと、正面の端面の中央部に
設けられた円柱状の凸部2bと、下面に設けられたテー
パー部を有する一対の掛け止め部2cとを有する。
【0020】また、側壁部3は、主基台部2の上面の角
部から直立状態に設けられ、この側壁部3には、中心部
に設けられた鍔部3aを有する円形状の孔3bと、この
孔3bの両側から主基台部2に至って設けられた一対の
逃げ孔3cと、上部から直角方向に延びる一対の上壁部
3dと、一対の上壁部3d間に設けられた溝部3eと、
一対の上壁部3dの上面に設けられた段差を有する掛け
止め部3fと、突起3gとを有する。また、一対の副基
台部5は、先端が丸みを持って端面に設けられた凸部5
aと、凸部5aの下面に設けられた小さい凸条部5b
(図11参照)とを有する。
【0021】そして、この絶縁基台1は、図5に示す状
態から薄肉部4を折り曲げて、主基台部2の凹部2a
に、副基台部5の凸部5aを圧入することによって、図
8に示すように、矩形状の絶縁基台1が形成されるもの
である。この時、副基台部5に設けた凸条部5bは、副
基台部5の凹部2aへの圧入を容易にすると共に、確実
にするものである。
【0022】金属板からなる第1実施例の複数個の接触
片6は、接触部6aと、端子部6bとを有し、この複数
個の接触片6は、それぞれ副基台部5に埋設されて取り
付けられ、接触部6aは絶縁基台1の上面から上方に突
出すると共に、端子部6bは絶縁基台1の下面から下方
に突出して、先端部の平坦面が絶縁基台1の一端、即
ち、側壁部3とほぼ同一の位置において、平行な状態で
位置するように折り曲げられている。
【0023】金属からなる第1実施例の共通接触片7
は、一対の接触部7aと、端子部7bとを有し、この共
通接触片7は、側壁部3側に近い主基台部2の位置に埋
設されて取り付けられ、接触部7aは絶縁基台1の上面
から上方に突出して、側壁部3の逃げ孔3cに位置する
と共に、端子部7bは絶縁基台1の下面から下方に突出
して、先端部平坦面が絶縁基台1の一端、即ち、側壁部
3とほぼ同一の位置において、平行な状態で位置するよ
うに折り曲げられている。その結果、側壁部3面を基準
として、取り付けできる伏せ型の取付状態となるもので
ある。
【0024】また、この実施例において、複数個の接触
片6の一部は、主基台部2と副基台部5とに跨って埋設
されており、この接触片5の一部で、前述した主基台部
2と副基台部5とを連結する薄肉部4が形成されたもの
となっている。なお、この薄肉部4は、接触片6とは別
の板状の金属部材を絶縁基台1に埋設して、この金属部
材で薄肉部4を形成しても良く、更に、主基台部2と副
基台部5とを連結する薄肉部4は、絶縁基台1を構成す
る絶縁材からなる薄肉部4で形成しても良い。
【0025】次に、この絶縁基台1と、接触片6,及び
共通接触片7の製造方法を図13に基づいて説明する
と、先ず、フープ材からなる金属板21には、複数個の
孔22を設けて、上部桟部21aと下部桟部21bとを
形成する。また、孔22の形成によって、金属板21の
中央部の孔22には、共通接触片7の接触部7aを形成
するためのループ状部21cが設けられると共に、ルー
プ状部21cの一部には、共通接触片7の端子部7bが
連結部21dによって下部桟部21bに繋がれた状態と
なっている。
【0026】また、このループ状部21cと連結部21
dの両側には、接触片6の接触部6aが連結部21eに
よって上部桟部21aに繋がれ、そして、接触片6の端
子部6bが連結部21fによって下部桟部21bに繋が
れると共に、接触部6aと端子部6bとは接続片21g
によって繋がれて、この接続片21gが薄肉部4となと
なり、更に、接触片6aの下部は、接触片6aの成型時
の保持を確実にするために、連結部21hによって下部
桟部21bに繋がれた状態となっている。
【0027】そして、このように構成された金属板21
は、成形金型(図示せず)によって挟持され、形成金型
に樹脂を注入すると、図13の2点鎖線で示すように、
絶縁基台1の主基台部2,側壁部3,及び副基台部5が
形成され、その後、線23の位置で切断すると、接触片
6,共通接触片7が金属板21から切り離されると共
に、共通接触片7の接触部7aがループ状部21cから
切り離されて、片持ち状の一対の接触部7aとなり、そ
の結果、図9に示すような絶縁基台1が製造されるもの
である。
【0028】また、図14〜図17は、絶縁基台1、接
触片6,及び共通接触片7の第2実施例を示し、この実
施例においては、前述の第1実施例とは、接触片6,共
通接触片7の端子部6b、7bの形状が異なるだけで、
その他の構成、及び製造方法は第1実施例と同様である
ので、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を
省略する。即ち、この第2実施例では、端子部6b、7
bが絶縁基台1の下面側から突出して、その先端部をL
字状に折り曲げしたものである。
【0029】絶縁材の成型品からなり、第1実施例の円
筒状の回転体8は、特に図18〜図21に示すように、
一端側に設けられた軸部8aと、この軸部8aに繋がっ
て形成され、軸部8aよりも大きな径の保持部8bと、
保持部8bの一方側である回転軸方向と直交する端面8
cに設けられたクリック用の凹凸部8dと、軸部8aと
保持部8bとの間に設けられ、保持部8bの他方側であ
る回転軸方向と直交する端面8eと、中心部に設けられ
た六角状の非円形状の孔8fと、軸部8aの外周の端部
に設けられた係止部8gとを有する。
【0030】金属板からなる第1実施例のコード部材9
は、特に図26に示すように、コモンパターンを形成す
るリング状の板状部9aと、この板状部9aの内周部か
ら折り曲げられ、コードパターンを形成する複数個の舌
片9bとを有する。そして、このコード部材9は、回転
体8に埋設されて取り付けられ、コモンパターンを形成
するリング状の板状部9aが端面8eに位置すると共
に、コードパターンを形成する舌片9bが保持部8bの
外円周面に露出した状態となっている。
【0031】そして、このような回転体8とコード部材
9の製造方法を図22〜図26に基づいて説明すると、
図22に示すように、フープ状の金属板25の中心部に
おいて、櫛歯状の孔26を設けて、舌片9bを形成す
る。なお、舌片9bの先端は、面取りがされた形状にな
っており、長さを長く設定できるようになっている。次
に、図23、図24に示すように、十字状の位置に孔2
7を設けて、桟部25aを形成すると共に、この桟部2
5aに連結部25bで連結された板状部9aを形成し、
且つ、舌片9bを板状部9aから折り曲げる。次に、図
25に示すように、二つの金型28,29で板状部9a
を挟持すると共に、舌片9bを金型29の溝部29aで
保持した状態で、二つの金型28,29の空洞部30に
樹脂を注入すると、回転体8が形成され、その後、図2
3に示すように、線31の位置で切断すると、図26に
示すようなコード部材9が回転体8に埋設された状態と
なって、回転体8とコード部材9の製造が完了する。な
お、図25に示す工程において、金型29の溝部29a
の寸法は、舌片9bの寸法より若干小さめに設定されて
おり、また、溝部29aの入り口はテーパー状に形成さ
れていて、舌片9bは隙間無く溝部29a内に収納され
ており、その状態で樹脂が注入されるので、舌片9bの
外表面に樹脂膜が形成されることはない。また、この金
型29は舌片9bを押さえている箇所において、前記ク
リック用の凹凸部8dの凹部の一部を形成している。
【0032】また、図27〜図33は、回転体8とコー
ド部材9の第2実施例を示し、この実施例は、コード部
材9が回転体8に嵌入して取り付けられたものである。
そして、回転体8には、前記第1実施例の構成の他に、
保持部8bの外円周面において、回転軸方向に複数個の
溝部8hを設けたものであり、その他の構成は前記実施
例と同様であるので、同一部品に同一番号を付し、ここ
ではその説明を省略する。また、コード部材9は、図3
1に示すように、コモンパターンを形成するリング状の
板状部9aと、この板状部9aから折り曲げられ、コー
ドパターンを形成する舌片9bとが予め形成されたもの
となっている。
【0033】そして、図31に示すように、回転体8の
端面8e側にコード部材9を位置させた状態で、舌片9
bの先端の面取り部をガイドして、この舌片9bを溝部
8hに圧入によって嵌入すると、図32,図33に示す
ように、板状部9aが端面8eに位置すると共に、舌片
9bが保持部8bの外円周面に露出した状態で、コード
部材9が回転体8に取り付けられた状態となる。
【0034】そして、第1,第2実施例のような構成を
有する回転体8とコード部材9は、回転体8の軸部8a
を側壁部3の孔3bに挿入されて、回転可能に保持され
る。そして、回転体8が絶縁基台1に取り付けられた
時、係止部8gが孔3bから抜き出て、回転体8の抜け
止めを行うと共に、共通接触片7の一対の接触部7aが
端面8eと対向した状態となって、コード部材9のコモ
ンパターンである板状部9aに接触した状態となる。ま
た、回転体8が絶縁基台1に取り付けられた時、複数個
の接触片6は、それぞれ回転体8の円周面を挟んで互い
に反対側の位置に配置され、コード部材9のコードパタ
ーンである舌片9bに接離するようになると共に、この
接触片6の回転体8への弾圧状態は、図12,図17に
示すように、絶縁基台1から延びる接触部6aが回転体
8の回転中心を越えた位置で弾圧するようにしてある。
そして、一対の接触部6aが位相差を持ってコードパタ
ーンと接するようにしている。
【0035】なお、前記回転体8は円筒状のもので説明
したが、円柱状、或いは円錐台状のものでも良い。ま
た、コード部材9は、舌片9bが板状部9aの内周部か
ら折り曲げしているので、連結部25bを外遊の任意の
位置に配置でき、舌片9bの間隔を狭くしてもフープ材
による連続加工が可能であるが、舌片9bが板状部9a
の外周部から折り曲げしたものでも良い。更に、コード
部材9の舌片9bは、円筒状の回転体8の外円周面に設
けたもので説明したが、舌片9bが円筒状の回転体8の
内円周面に設けたものでも良い。更に、コード部材9
は、金属板を使用したもので説明したが、金属材の挽き
物、導電性粉、メッキ等によりコードパターン、コモン
パターンを形成しても良い。
【0036】金属板からなる係合部材10は、特に図3
4〜図37に示すように、矩形の板状の基部10aと、
この基部10aの中央部にC字状に切り曲げされ、先端
部に凸部を有する係合部10bと、基部10aの下部に
設けられた円形の孔10cと、基部10aの両側部から
折り曲げされた一対の側板10dと、この側板10dに
設けられた切り起こし部10eと、基部10aの上辺か
ら折り曲げられ、先端部に係止部10fを有するT型の
上辺板10gと、基部10aの下辺から折り曲げられ、
中央部に矩形状の孔10hを有するC字状の下辺板10
jとを有する。
【0037】そして、この係合部材10は、係合部10
bが凹凸部8dを設けた回転体8の端面8cと対向する
ように絶縁基台1に合わせて、孔10cに凸部2bを挿
入する。しかる後、上辺板10gを上壁部3d上に位置
させて押し込み、係止部10fを掛け止め部3fに掛け
止めすると共に、上辺板10gを溝部3eに位置させ
て、上辺部10gが側壁部3に取り付けられる。そし
て、この上辺板10gの取付と同時に、下辺板10jを
主基台部2の下面に位置させて押し込み、孔10hに掛
け止め部2cを位置させて、下辺板10jが掛け止め部
2cに掛け止めされて、下辺板10jが主基台部2に取
り付けられる。このようにして、係合部材10は、回転
体8に対して上下の位置で取り付けられた状態となると
共に、側板10dは、回転体8に対して左右の位置に配
置されて状態となっている。また、係合部材10が取り
付けられた時、係合部10bの凸部は、回転体8の端面
8cに設けられた凹凸部8dと係脱可能な状態で、凹凸
部8dに係合してクリック機構を構成している。更に、
係合部材8,接触片6,及び共通接触片7は、絶縁基台
1を基準面として、回転体8方向に延びた状態となって
いる。
【0038】そして、このような構成によって、エンコ
ーダ本体部E1が形成されている。また、半田付け可能
な金属板からなる第1実施例の取付板11は、図38〜
図44に示すように、中央部に設けられた円形の大きな
孔11aと下部に設けられた小さな孔11bとを有する
平板部11cと、この平板部11cの両側部から対向し
て折り曲げられた一対の腕部11dと、この腕部11d
の中央部に設けられた矩形状の孔11eと、腕部11d
の端部から折り曲げられた取付部11fとを有する。
【0039】そして、このような取付板11は、図42
〜図44に示すように、エンコーダ本体部E1の係合部
材10側に位置させて、先ず、小さい孔11bに第1実
施例の絶縁基台1の凸部2bを挿入する。しかる後、腕
部11dを係合部材10の側板10d上で押し込み、孔
11eに切り起こし部10eが位置して、腕部11dが
切り起こし部10eに掛け止めされ、これによって、取
付板11が係合部材10にスナップ止めされて、取付板
11が係合部材10に取り付けられる。
【0040】また、取付板11が取り付けられた時、図
43に示すように、平板部11cが係合部材10の板状
の基部10aの外側に重ね合わされた状態になると共
に、腕部11dが回転体8に対して左右の横方向の位置
で、係合部材10の側板10dに取り付けられ、また、
回転体8の回転軸方向に延びる腕部11dの端部から折
り曲げられた取付部11fの下面は、絶縁基台1の一
端、即ち、側壁部3とほぼ同一の位置において、平行な
状態で位置している。
【0041】そして、取付板11を取り付けたエンコー
ダ本体部E1は、図43に示すように、側壁部3側をプ
リント基板P1に載置する。この時、突起3gがプリン
ト基板P1の孔13に挿入されて、エンコーダ本体部E
1が位置決めされると共に、接触片6,共通接触片7の
端子部6b、7b、及び取付板11の取付部11fがプ
リント基板P1の上面に形成された配線パターン(図示
せず)上に位置した状態となる。
【0042】そして、このように構成された接触片6,
共通接触片7,及び取付板11は、クリーム半田により
配線パターンに面実装されて、プリント基板P1に取り
付けられ、これによって、エンコーダ本体部E1は、回
転体8の回転軸方向と直交した状態でプリント基板P1
に取り付けられて、エンコーダ本体部E1は伏せ型によ
る取付状態となっている。
【0043】また、このような構成を有する回転型エン
コーダの操作を説明すると、先ず、取付板11の孔11
aと係合部材10を貫通して回転体8の孔8fに操作部
材(図示せず)を係合、或いはプリント基板P1の孔
(図示せず)を貫通して回転体8の孔8fに操作部材を
係合させた後、操作部材を回転すると、回転体8とコー
ド部材9が軸部8aを支持部として回転する。そして、
回転体8は、凹凸部8dが係合部10bと係脱動作を行
って、クリック動作を行うと共に、舌片9bが接触片6
と接離し、且つ、共通接触片7が板状部9aに常時接触
して、接触片6と共通接触片7との間で、2相のパルス
信号を発生すようになる。
【0044】また、図45〜図50は、取付板の第2実
施例を示し、この第2実施例における取付板12は、半
田付け可能な金属板からなり、中央部に設けられた円形
の大きな孔12aと下部に設けられた小さな孔12bと
を有する平板部12cと、この平板部12cの両側部か
ら対向して折り曲げられた一対の腕部12dと、この腕
部12dの中央部に設けられた矩形状の孔12eと、腕
部12dの側端部から折り曲げられた取付部12fと、
平板部12cの取付部12f側に設けられた凸部12g
とを有する。
【0045】そして、このような取付板12は、図48
〜図50に示すように、前記実施例と同様にエンコーダ
本体部E1の係合部材10側に位置させて、先ず、小さ
い孔12bに第2実施例の絶縁基台1の凸部2bを挿入
する。しかる後、腕部12dを係合部材10の側板10
d上で押し込み、孔12eに切り起こし部10eが位置
して、腕部12dが切り起こし部10eに掛け止めさ
れ、これによって、取付板12が係合部材10にスナッ
プ止めされて、取付板12が係合部材10に取り付けら
れる。
【0046】また、取付板12が取り付けられた時、図
48〜図50に示すように、平板部12cが係合部材1
0の板状の基部10aの外側に重ね合わされた状態にな
ると共に、腕部12dが回転体8に対して左右の横方向
の位置で、係合部材10の側板10dに取り付けられ、
また、回転体8の回転軸方向に延びる腕部12dの側端
部から折り曲げられた取付部12fの下面は、絶縁基台
1の下面から延びた接触片6と共通接触片7のL字状の
端子部6b、7bとほぼ同一の位置に位置している。
【0047】そして、取付板12を取り付けたエンコー
ダ本体部E1は、図49,図50に示すように、主基台
部2と副基台部5の下面側をプリント基板P1に対向さ
せて、凸部12gをプリント基板P1の孔13に挿入し
て、エンコーダ本体部E1が位置決めされると共に、接
触片6,共通接触片7の端子部6b、7b、及び取付板
12の取付部12fがプリント基板P1の上面に形成さ
れた配線パターン(図示せず)上に位置した状態にす
る。
【0048】そして、このように構成された接触片6,
共通接触片7,及び取付板12は、クリーム半田により
配線パターンに面実装されて、プリント基板P1に取り
付けられ、これによって、エンコーダ本体部E1は、回
転体8の回転軸方向と平行な状態でプリント基板P1に
取り付けられて、エンコーダ本体部E1は立ち型による
取付状態となっている。
【0049】また、このような構成を有する回転型エン
コーダの操作を説明すると、先ず、取付板12の孔12
aと係合部材10を貫通して回転体8の孔8fに操作部
材(図示せず)を係合、或いは、これと反対側から回転
体8の孔8fに操作部材を係合させた後、操作部材を回
転すると、回転体8とコード部材9が軸部8aを支持部
として回転する。そして、回転体8は、凹凸部8dが係
合部10bと係脱動作を行って、クリック動作を行うと
共に、舌片9bが接触片6と接離し、且つ、共通接触片
7が板状部9aに常時接触して、接触片6と共通接触片
7との間で、2相のパルス信号を発生すようになる。
【0050】上記実施例では、コモンパターンを使用し
たもので説明したが、一つの接触片に複数個の接触部を
設け、この接触部の少なくとも一つが常にコードパター
ンに接するようにしておけば共通接触片は設けなくとも
良い。
【0051】
【発明の効果】本発明の回転型エンコーダにおいて、絶
縁基台1に取り付けられ、回転体8をクリック動作させ
るための係合部材10には、プリント基板P1に取付可
能な金属板からなる取付板11が係合部材10にスナッ
プ止めされて、取付板11がエンコーダ本体部E1に取
り付けられたため、取付板11がエンコーダ本体部E1
の取付の機能を果たし、その取付が強固なって、回転体
8の繰り返しの操作においても端子部6bが破損するこ
とがない。また、取付板11が係合部材10に取り付け
られているため、その取付時に絶縁基台1を波損ずるこ
とが無く、しかも、スナップ止めされているため、その
取付作業が簡単で、生産性が良好である。更に、取付板
11を使用することによって、取付板11以外の回転型
エンコーダを作った後に、取付板11を取り付けばよい
ので、取付に融通性のあるものが得られ、また、取付板
11の形状が変わる毎に、多くの製造設備を変更せずと
も良く、生産性が良好で安価にできる。
【0052】また、回転体8の外円周面には、コードパ
ターン9bが設けられ、回転体8の一方の端面8cに
は、クリック用の凹凸部8dが形成され、この凹凸部8
dに係合する係合部材10の板状の基部10aが一方の
端面8cに対向して配置されると共に、この係合部材1
0の基部10aの外側には、取付板11の平板部11c
を重ね合わせて配置したため、係合部材10と取付板1
1とが密着して配置でき、スペースファクターが良く、
取付板11が小スペースで取り付けできる。また、係合
部材10を金属板で形成すると、この係合部材10が取
付板11との導通によって、取付板11を介してアース
に落とすことができ、摩擦によって生ずる静電気は回転
型エンコーダが実装される機器に悪影響を及ぼさないよ
うにすることが可能であると共に、係合部材10と取付
板11とにより、回転体8を外部から遮蔽することがで
きる。
【0053】また、係合部材10は、回転体8の回転軸
方向と直交する上下方向において、回転体8を中間にし
て絶縁基台1の上下の位置で取り付けられ、取付板11
は、回転体8の回転軸方向と直交する横方向において、
回転体8を中間にして回転体の左右の位置で係合部材1
0に取り付けられ、係合部材10と取付板11の取付位
置が回転体8に対して上下と左右に区分けされた構成で
あるため、その取付スペースを小さくできて、小型の回
転型エンコーダを提供できる。また、金属板の係合部材
10を使用して、係合部材10と取付板11の取付位置
が回転体8に対して上下と左右に区分けされた構成する
と、この係合部材10が取付板11との導通によって、
取付板11を介してアースに落とすことができると共
に、係合部材10と取付板11とにより、回転体8の外
部から遮蔽が一層確実にできる。
【0054】また、取付板11は、係合部材10の基部
10aに重ね合わされる平板部11cと、この平板部1
1cの対向する位置から折り曲げられ、係合部材10の
側板10dにスナップ止めされる一対の腕部11dと、
回転体8の回転軸方向における腕部11dの端部から折
り曲げられ、絶縁基台1の一端とほぼ同一の位置に位置
する取付部11fとを有し、取付板11によって、エン
コーダ本体部E1が回転体8の回転軸方向と直交した状
態でプリント基板P1に取付可能としたため、この取付
板11によって、エンコーダ本体部E1が伏せ型に取り
付けできる。
【0055】また、取付板12は、係合部材10の基部
10aに重ね合わされる平板部12cと、この平板部1
2cの対向する位置から折り曲げられ、係合部材10の
側板10dにスナップ止めされる一対の腕部12dと、
回転体8の回転軸方向と直交する腕部12dの端部から
折り曲げられた取付部12fとを有し、取付板12によ
って、エンコーダ本体部E1が回転体8の回転軸方向と
平行な状態でプリント基板P1に取付可能としたため、
この取付板11によって、エンコーダ本体部E1が立ち
型に取り付けできる。
【0056】また、回転体8の他方の端面8eには、コ
ードパターン9bと導通するコモンパターン9aが設け
られ、絶縁基台1に取り付けられた共通接触片7をコモ
ンパターン9aに接触させると共に、共通接触片7の端
子部7bを絶縁基台1の外部に突出させたため、従来に
して回転体8の回転軸方向の長さを小さくでき、小型の
回転型エンコーダを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転型エンコーダの正面図。
【図2】本発明の回転型エンコーダの裏面図。
【図3】本発明の回転型エンコーダの上面図。
【図4】本発明の回転型エンコーダの下面図。
【図5】本発明の回転型エンコーダの分解斜視図。
【図6】本発明の回転型エンコーダの要部断面側面図。
【図7】本発明の回転型エンコーダの要部断面正面図。
【図8】本発明の回転型エンコーダに係り、絶縁基台と
回転体とを組み合わせた斜視図。
【図9】本発明の回転型エンコーダに係る絶縁基台の第
1実施例の正面図。
【図10】本発明の回転型エンコーダに係る絶縁基台の
第1実施例の側面図。
【図11】本発明の回転型エンコーダに係る絶縁基台の
第1実施例の下面図。
【図12】本発明の回転型エンコーダに係り、第1実施
例の絶縁基台と接触片との関係を示す説明図。
【図13】本発明の回転型エンコーダに係る絶縁基台の
製造方法を示す説明図。
【図14】本発明の回転型エンコーダに係る絶縁基台の
第2実施例の正面図。
【図15】本発明の回転型エンコーダに係る絶縁基台の
第2実施例の側面図。
【図16】本発明の回転型エンコーダに係る絶縁基台の
第2実施例の下面図。
【図17】本発明の回転型エンコーダに係り、第2実施
例の絶縁基台と接触片との関係を示す説明図。
【図18】本発明の回転型エンコーダに係る回転体の第
1実施例の正面図。
【図19】本発明の回転型エンコーダに係る回転体の第
1実施例の側面図。
【図20】本発明の回転型エンコーダに係る回転体の第
1実施例の裏面図。
【図21】本発明の回転型エンコーダに係る回転体の第
1実施例の断面側面図。
【図22】本発明の回転型エンコーダに係り、第1実施
例の回転体とコード部材の製造方法を示す説明図。
【図23】本発明の回転型エンコーダに係り、第1実施
例の回転体とコード部材の製造方法を示す説明図。
【図24】図23の24−24線における断面図。
【図25】本発明の回転型エンコーダに係り、第1実施
例の回転体とコード部材の製造方法を示す説明図。
【図26】本発明の回転型エンコーダに係るコード部材
の斜視図。
【図27】本発明の回転型エンコーダに係る回転体の第
2実施例の正面図。
【図28】本発明の回転型エンコーダに係る回転体の第
2実施例の側面図。
【図29】本発明の回転型エンコーダに係る回転体の第
2実施例の裏面図。
【図30】本発明の回転型エンコーダに係る回転体の第
2実施例の断面側面図。
【図31】本発明の回転型エンコーダに係り、第2実施
例の回転体とコード部材の取付方法を示す斜視図。
【図32】本発明の回転型エンコーダに係り、第2実施
例の回転体とコード部材が組み合わされた状態を示す正
面図。
【図33】本発明の回転型エンコーダに係り、第2実施
例の回転体とコード部材が組み合わされた状態を示す側
面図。
【図34】本発明の回転型エンコーダに係る係合部材の
正面図。
【図35】本発明の回転型エンコーダに係る係合部材の
上面図。
【図36】本発明の回転型エンコーダに係る係合部材の
下面図。
【図37】図35の37−37線における断面図。
【図38】本発明の回転型エンコーダに係る取付板の第
1実施例の斜視図。
【図39】本発明の回転型エンコーダに係る取付板の第
1実施例の正面図。
【図40】本発明の回転型エンコーダに係る取付板の第
1実施例の側面図。
【図41】本発明の回転型エンコーダに係る取付板の第
1実施例の下面図。
【図42】本発明の回転型エンコーダに係り、第1実施
例の取付板をエンコーダ本体部に取り付けた状態を示す
斜視図。
【図43】本発明の回転型エンコーダに係り、第1実施
例の取付板をエンコーダ本体部に取り付けた状態を示す
要部断面図。
【図44】本発明の回転型エンコーダに係り、第1実施
例の取付板のエンコーダ本体部への取り付けを示す斜視
図。
【図45】本発明の回転型エンコーダに係る取付板の第
2実施例の正面図。
【図46】本発明の回転型エンコーダに係る取付板の第
2実施例の側面図。
【図47】本発明の回転型エンコーダに係る取付板の第
2実施例の裏面図。
【図48】本発明の回転型エンコーダに係り、第2実施
例の取付板をエンコーダ本体部に取り付けた状態を示す
斜視図。
【図49】本発明の回転型エンコーダに係り、第2実施
例の取付板をエンコーダ本体部に取り付けた状態を示す
裏面図。
【図50】本発明の回転型エンコーダに係り、第2実施
例の取付板をエンコーダ本体部に取り付けた状態を示す
側面図。
【図51】従来の回転型エンコーダの斜視図。
【図52】従来の回転型エンコーダの分解斜視図。
【図53】従来の回転型エンコーダに係り、接触片の回
転体への弾圧状態を示す断面図。
【図54】従来の回転型エンコーダに係り、弾性板の回
転体への弾圧状態を示す断面図。
【図55】従来の回転型エンコーダに係る回転体の斜視
図。
【符号の説明】
1 絶縁基台 2 主基台部 2a 凹部 2b 凸部 2c 掛け止め部 3 側壁部 3a 鍔部 3b 孔 3c 逃げ部 3d 上壁部 3e 溝部 3f 掛け止め部 3g 突起 4 薄肉部 5 副基台部 5a 凸部 5b 凸条部 6 接触片 6a 接触部 6b 端子部 7 共通接触片 7a 接触部 7b 端子部 8 回転体 8a 軸部 8b 保持部 8c 端面 8d 凹凸部 8e 端面 8f 孔 8g 係止部 8h 溝部 9 コード部材 9a 板状部(コモンパターン) 9b 舌片(コードパターン) 10 係合部材 10a 基部 10b 係合部 10c 孔 10d 側板 10e 切り起こし部 10f 係止部 10g 上辺板 10h 孔 10j 下辺板 11 取付板 11a 孔 11b 孔 11c 平板部 11d 腕部 11e 孔 11f 取付部 12 取付板 12a 孔 12b 孔 12c 平板部 12d 腕部 12e 孔 12f 取付部 12g 凸部 13 孔 E1 エンコーダ本体部 P1 プリント基板 21 金属板 21a 上部桟部 21b 下部桟部 21c ループ状部 21d 連結部 21e 連結部 21f 連結部 21g 接続片 21h 連結部 22 孔 23 線 25 金属板 26 孔 27 孔 28 金型 29 金型 30 空洞部 31 線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材からなり、回転可能な円柱状、円
    筒状、或いは円錐台状の回転体と、この回転体の外表面
    に設けられたコードパターンと、このコードパターンに
    接触する複数個の接触片と、この接触片の端子部を外部
    に突出した状態で、前記接触片を取り付けた絶縁基台と
    からなるエンコーダ本体部を備え、この絶縁基台に取り
    付けられ、前記回転体をクリック動作させるための係合
    部材には、プリント基板に取付可能な金属板からなる取
    付板が前記係合部材にスナップ止めされて、前記取付板
    が前記エンコーダ本体部に取り付けられたことを特徴と
    する回転型エンコーダ。
  2. 【請求項2】 前記回転体の外円周面には、前記コード
    パターンが設けられ、前記回転体の一方の端面には、ク
    リック用の凹凸部が形成され、この凹凸部に係合する前
    記係合部材の板状の基部が前記一方の端面に対向して配
    置されると共に、この係合部材の前記基部の外側には、
    前記取付板の平板部を重ね合わせて配置したことを特徴
    とする請求項1記載の回転型エンコーダ。
  3. 【請求項3】 前記係合部材は、前記回転体の回転軸方
    向と直交する上下方向において、前記回転体を中間にし
    て前記絶縁基台の上下の位置で取り付けられ、前記取付
    板は、前記回転体の回転軸方向と直交する横方向におい
    て、前記回転体を中間にして前記回転体の左右の位置で
    前記係合部材に取り付けられ、前記係合部材と前記取付
    板の取付位置が前記回転体に対して上下と左右に区分け
    されたことを特徴とする請求項1,又は2記載の回転型
    エンコーダ。
  4. 【請求項4】 前記取付板は、前記係合部材の前記基部
    に重ね合わされる前記平板部と、この平板部の対向する
    位置から折り曲げられ、前記係合部材の側板にスナップ
    止めされる一対の腕部と、前記回転体の回転軸方向にお
    ける前記腕部の端部から折り曲げられ、前記絶縁基台の
    一端とほぼ同一の位置に位置する取付部とを有し、前記
    取付板によって、前記エンコーダ本体部が前記回転体の
    回転軸方向と直交した状態で前記プリント基板に取付可
    能としたことを特徴とする請求項3記載の回転型エンコ
    ーダ。
  5. 【請求項5】 前記取付板は、前記係合部材の前記基部
    に重ね合わされる前記平板部と、この平板部の対向する
    位置から折り曲げられ、前記係合部材の側板にスナップ
    止めされる一対の腕部と、前記回転体の回転軸方向と直
    交する前記腕部の端部から折り曲げられた取付部とを有
    し、前記取付板によって、前記エンコーダ本体部が前記
    回転体の回転軸方向と平行な状態で前記プリント基板に
    取付可能としたことを特徴とする請求項3記載の回転型
    エンコーダ。
  6. 【請求項6】 前記回転体の他方の端面には、前記コー
    ドパターンと導通するコモンパターンが設けられ、前記
    絶縁基台に取り付けられた共通接触片を前記コモンパタ
    ーンに接触させると共に、前記共通接触片の端子部を前
    記絶縁基台の外部に突出させたことを特徴とする請求項
    1から5の何れかに記載の回転型エンコーダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292649A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Alps Electric Co Ltd 回転検出センサ
KR101248222B1 (ko) 2010-11-02 2013-03-27 주식회사 씨엔플러스 인코더 조립체
JP2018180992A (ja) * 2017-04-14 2018-11-15 東芝産業機器システム株式会社 センシング装置、及びセンシングシステム
JP2018189612A (ja) * 2017-05-11 2018-11-29 株式会社小野測器 ロータリエンコーダ

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