JPH11144920A - 電気部品 - Google Patents

電気部品

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Publication number
JPH11144920A
JPH11144920A JP30184597A JP30184597A JPH11144920A JP H11144920 A JPH11144920 A JP H11144920A JP 30184597 A JP30184597 A JP 30184597A JP 30184597 A JP30184597 A JP 30184597A JP H11144920 A JPH11144920 A JP H11144920A
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JP
Japan
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rotating body
base
support shaft
electric component
knob
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30184597A
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English (en)
Inventor
Shinobu Ikenoue
忍 池之上
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11144920A publication Critical patent/JPH11144920A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電気部品は、回転体の外周部の一部が
オーディオ機器等の装置から外側に露出するようになっ
ていため、装置側の差別化のために、回転体のデザイン
も装置側の種類にあわせて異ならしめていた。そのため
に、従来の電気部品は種類が多くなり、製品の在庫管理
が煩雑になっていた。 【解決手段】 本発明の電気部品は、取付板11と該取
付板11に載置される絶縁基板12とから成る基体と、
該基体に回転可能に軸支される回転体13とを備え、該
回転体13は一方側が前記基体に当接し、前記他方側の
面に取付部材15が取り付けられ、該取付部材15の回
転中心にネジ部15bを形成した。そのために、本発明
の電気部品側だけを先に組み立てて、種類の多いツマミ
を後から取り付けることができ、組立ロス等を削減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種オーディオ機
器や通信機等に使用される電気部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気部品について、回転型可変抵
抗器を例に図7、図8を参照して説明する。従来の電気
部品、即ち、回転型可変抵抗器は、図7に示すように下
方部に金属製の取付板1が配設されている。また、取付
板1の略中央部には、絞り加工等によって支軸1aが上
方に突出形成されている。また取付板1には一対の取付
脚1bが下方側に折り曲げ形成されている。また、取付
板1の上方部には絶縁体2が載置され、この絶縁体2に
はリン青銅等の弾力性のある複数の摺動子片2aが一体
化されて配置されている。また、摺動子片2aから延長
された端子2bが、下方側に折り曲げ形成されている。
【0003】また、絶縁体2の上方部には基板3が配置
され、該基板3には摺動子片2aが対向する面に、印刷
等によって略馬蹄形状の抵抗体パターン(図示せず)が
形成されている。この抵抗体パターンに前記摺動子片2
aの先端の接点部が弾接している。また、前記基板3は
略円盤状の回転体4に、回り止めされて取り付けられて
いる。この回転体4は外形が略円盤状で合成樹脂等から
なり、その外周部4aは山型の凹凸状に形成されて、図
8に示すように、操作者が指等で回転体4を回転させよ
うとしたときの滑り止めになるようになっている。前記
回転体4は、回転中心に形成された取付孔4bを、取付
板1の支軸1aに挿入し、この支軸1aの先端をカシメ
付けて、取付板1に対して回転可能に取り付けられてい
る。また、回転体4の裏面の外周寄りには、回転体4の
回転角度を決めるためのストッパ溝4cが、円弧状に形
成されていいる。そして、このストッパ溝4cには前記
取付板1から折り曲げ形成された突起(図示せず)が挿
入されて、回転体4の回転角度を規制するストッパの働
きをするようになっている。
【0004】前述のように、従来の電気部品である可変
抵抗器は、取付板1に摺動子片2aが取り付けられた絶
縁体2を載置し、該絶縁基板2の上方から、基板3を取
り付けた回転体4を順番に積み重ねて構成されている。
そして、従来の電気部品は、オーディオ機器等の装置側
のプリント基板5に取り付けられて、図8に示すよう
に、回転体4の外周部4aの一部が、キャビネット6の
開口6aから外部に出っ張って、操作者の指等で回転体
4を回転させて、例えばオーディオ機器等の音量等を調
整することができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電気部
品は、回転体4の外周部4aの一部がオーディオ機器等
の装置から外側に露出するようになっていたため、装置
側のデザインに合わせて、回転体4のデザインも変えて
いた。そのために、回転体4の種類が多くなり、この種
類の多い回転体4をカシメ付けて、従来の電気部品を組
立ていたので、従来の電気部品の製品バラエティが多く
なり、製品の在庫管理が煩雑になっていた。また、回転
体4の種類が多くて製品バラエティが多いと、組立ライ
ンの切り替え等が頻繁になり、組立ロスが多く発生し従
来の電気部品がコストアップになっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段として本発明の電気部品は、基体と、該基
体に回転可能に軸支された回転体とを備え、該回転体は
下方部の回転中心近傍を前記基体に当接し、前記回転体
の上方部の回転中心にネジ部を形成した構成とした。
【0007】また、前記課題を解決するための第2の手
段として、前記回転体の上方部に筒部を突出形成し、該
筒部内に前記ネジ部を形成した構成とした。
【0008】また、前記課題を解決するための第3の手
段として、前記回転体の下方部の回転中心に該回転体と
一体に支軸を突出形成し、該支軸により前記回転体を前
記基体に軸支した構成とした。
【0009】また、前記課題を解決するための第4の手
段として、前記回転体の下方部の回転中心に該回転体と
別体の支軸を配置し、該支軸により前記回転体を前記基
体に軸支した構成とした。
【0010】また、前記課題を解決するための第5の手
段として、基体と、該基体にに回転可能に軸支された回
転体と、該回転体の上方部に取り付けられた取付部材と
を備え、前記回転体は下方部の回転中心近傍を前記基体
に当接し、前記取付部材の上方部の回転中心にネジ部を
形成した構成とした。
【0011】また、前記課題を解決するための第6の手
段として、前記取付部材の上方部に筒部を突出形成し、
該筒部内に前記ネジ部を形成した構成とした。
【0012】また、前記課題を解決するための第7の手
段として、前記回転体の下方部の回転中心が位置する部
分に、前記基体と一体に支軸を突出形成し、該支軸によ
り前記回転体を前記基体に軸支した構成とした。
【0013】また、前記課題を解決するための第8の手
段として、前記回転体の下方部の回転中心が位置する部
分に、前記基体と別体の支軸を配置し、該支軸により前
記回転体を前記基体に軸支した構成とした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気部品の1実施
の形態について回転型可変抵抗器を例に図1〜6を基に
して説明する。図1は本発明の電気部品の平面図、図2
はその側面図、図3は本発明の電気部品にツマミを取り
付けた要部断面図、図4は本発明の電気部品にツマミを
取り付けたものを装置側に取り付けた概略図、図5は本
発明のその他の実施の形態を説明する要部断面図、図6
は図5の変形例を示す要部断面図である。
【0015】まず、本発明の電気部品は、図2、図3に
示すように、下方部にプレス加工等で形成された金属製
の取付板11が配置されている。この取付板11の略中
央部には、図3に示すように支軸11aが絞り加工等に
より上方側に突出形成されている。また、取付板11の
一部には、取付脚11c、11cが切り起こし加工等に
より下方側に折り曲げ形成されている。また、取付板1
1の端部にはストッパ部11dが上方側に折り曲げられ
て形成されている。
【0016】また、取付板11の上面にはエポキシ樹脂
材料等から成る絶縁基板12が載置されている。この絶
縁基板12は前記支軸11aに挿入され、取付板11に
形成された位置決め部(図示せず)に回り止めされて、
取付板11に載置されている。なお、基体は一方の部材
である取付板11と、他方の部材である絶縁基板12と
の2つの部材で構成されている。また、絶縁基板12
(基体)の上方表面には、略馬蹄形状の抵抗体パターン
(図示せず)が形成され、この抵抗体パターンに接続す
る複数の端子12aが、図示右側にカシメ等により取り
付けられている。また、前記基体を構成する他方の部材
である絶縁基板12の上部には樹脂材料等から成り、外
形が円形の回転体13が配置されている。この回転体1
3の回転中心には貫通孔13aが形成され、この貫通孔
13aが前記支軸11aに挿通されている。また、前記
回転体13は下方部の回転中心近傍を絶縁基板12に当
接する、略円形の当接部13bが下方側に突出形成され
ている。また、前記当接部13bの上部には、上方が開
放された略円形の凹部13cが所定の深さで形成されて
いる。
【0017】前記回転体13の下方部の外周寄りには、
前記貫通孔13aを中心とする略円弧状のストッパ溝1
3dが所定の回転角度の範囲に形成されている。そし
て、前記貫通孔13aを支軸11aに挿通し、回転体1
3を絶縁基板12上に載置すると、前記取付板11のス
トッパ部11dがストッパ溝13dに位置し、ストッパ
部11dとストッパ溝13dとにより、回転体13の回
転角度を規制することができるようになっている。前記
ストッパ溝13dの内周部には、この内周部に接して下
方側に突出する環状部13eが、前記当接部13bの突
出高さより若干低い高さで突出形成されている。そのた
めに、前記支軸11aにより回転体13を回転可能に取
り付けたときに、回転体が斜めになったとしても、前記
環状部13eの一部が絶縁基板12の表面にぶつかり、
回転体が大きく傾くことがないようになっている。ま
た、もし環状部13eの一部が絶縁基板12の表面にぶ
つかったとしても、環状部13eの全周が絶縁基板12
にぶつかることはないので、回転体13の回転トルクに
影響するようなことはない。
【0018】また、回転体13の上方部には、外周側に
リング状のガイド部13fが所定の幅と高さで上方側に
突出して形成されている。また、ガイド部13fの内側
でガイド部13fの表面より低い位置に平坦状の取付面
13gが形成され、該取付面13gの中心部に前記凹部
13cが形成されている。また、前記取付面13gに
は、前記貫通孔13aから等距離で、互いに対向する位
置に2個の突起13hが所定の径寸法と高さ寸法で突出
形成されている。前記一方側の環状部13e内には、摺
動子片(図示せず)を取り付けた摺動子受け(図示せ
ず)が取り付けられている。そして、前記回転体13
は、前記支持軸11aに貫通孔13aを挿通し、支軸1
1aの先端がカシメられて、取付板11に回転可能に軸
支されている。そして、凹部13cの底面には金属製の
ワッシャ14が挿入されているので、支軸11aをカシ
メても凹部13cの底面が変形するようなことがない。
【0019】また、回転体13の上方部の取付面13g
には、図1に示すような、外形が小判形状の取付部材1
5が取り付けられている。この取付部材15は、前記回
転体13と同じ樹脂材料で形成され、回転中心に所定の
高さの筒部15aが突出形成され、該筒部15a内にネ
ジ部15bが貫通して形成されている。また、筒部15
aの外周部は小判形状にカットされた状態になってい
る。また、取付部材15は、中心のネジ部15bから等
間隔の対向する位置に、前記回転体13の突起13h、
13hを挿入することができる、所定の孔径の取付孔1
5c、15cが形成されている。この貫通孔15c、1
5cを回転体13の突起13h、13hに挿入し、取付
部材15から出っ張った突起13h、13hの先端部
を、熱カシメ等でカシメることにより、取付部材15が
回転体13に取り付けられている。そして、本発明の電
気部品の外観は図1、2に示すような形状になってい
る。
【0020】前述のような本発明の電気部品は、ツマミ
16が取り付けられて、例えばオーディオ機器等の装置
に取り付けられるようになっている。このツマミ16
は、図3に示すように外形が略ドーム状に形成されて、
本発明の電気部品を内包するように取り付けられてい
る。前記ツマミ16の回転中心には、内部が小判形状に
なった取付穴16aと、該取付穴16aに連接して上方
側が開口した貫通孔16bとが形成されている。また、
ツマミ16の外周部16cには、ローレット形状の凹凸
が形成されて、操作者が指等でツマミを操作しても、ス
リップしにくいような形状になっている。
【0021】本発明の電気部品へのツマミ16の取り付
けは、図3に示すように、まず取付部材15の筒部15
aに、ツマミ16の取付穴16aを挿入すると、互いが
小判形状の筒部15aの外周部と取付穴16aとが嵌合
して回り止めされる。次に、ツマミ16の貫通孔16b
から、ネジ17をネジ部15bにネジ込んで、ツマミ1
6を本発明の電気部品に取りける。そして、ツマミ16
はネジ17によって、本発明の電気部品に固定されて、
ツマミ16を回転させると、回転体13も追従して回転
するようになる。
【0022】このようなツマミ16を取り付けた本発明
の電気部品を、例えばオーディオ機器等の装置側に取り
付けるには、図4に示すように、本発明の電気部品をリ
フロー半田付け等によりプリント基板18に取り付け
る。次に、ツマミ16の外周部16cの一部を、装置側
のキャビネット19の開口19aから外部に出っ張らし
た状態で、プリント基板18を装置側に取り付ける。
そして、操作者の指等でツマミ16の外周部16cを回
転させると、回転体13が回転して、例えばオーディオ
機器等の音量等を調整することができるようになってい
る。
【0023】このようなツマミ16は、オーディオ機器
等の装置等のキャビネット9の外側に出るため、装置側
のデザインに合わせて、ツマミ16のデザインも変える
要求が多くあり、必然的にツマミ16の種類が数多くな
っていた。本発明の電気部品は電気部品だけを先に組
立、その後、必要に応じて要求されたデザインのツマミ
16を、ネジ17で電気部品に取り付けることができる
ので、ツマミ16の種類が数多くになったとしても、電
気部品の組立はツマミ16の種類に関係なく効率よく組
み立てることができる。また、ツマミ16を取り付けた
後に、別なデザインのツマミ16に変更要求があったと
しても、ネジ17をゆるめれば容易に別な種類のツマミ
16に交換することも可能である。
【0024】本発明の電気部品の実施の形態の説明で
は、絶縁基板12側に抵抗体パターン(図示せず)を形
成し、回転体13側に摺動子片(図示せず)を取り付け
たもので説明したが、絶縁基板12側に摺動子片を取り
付け、回転体13側に抵抗体パターンを形成したもので
もよい。また、回転体13の当接部13bを絶縁基板1
2に当接したもので説明したが、絶縁基板12の中心孔
12bを大きくして、該中心孔12bに前記当接部13
bを挿入し、該当接部13bを取付板11に当接したも
のでもよい。即ち、回転体13は下方部の回転中心近傍
を、前記基体を構成する取付板11、または絶縁基板1
2のどちらかに当接したものでよい。
【0025】また、前記支軸11aを前記基体を構成す
る一方の部材である取付板11に一体形成したもので説
明したが、絶縁基板12に摺動子をインサート成形等に
より形成する場合は、支軸11aは前記基体を構成する
他方の部材である絶縁基板12と一体に形成してもよ
い。また、前記回転体13の下方部の回転中心が位置す
る部分に、前記基体と別体の、例えばリベット等から成
る支軸(図示せず)を配置し、該支軸により前記回転体
13を前記基体を構成する一方の部材である取付板11
に軸支したものでもよい。また、前記回転体13の下方
部の回転中心に、該回転体13と一体に支軸(図示せ
ず)を突出形成し、該支軸により前記回転体13を前記
基体を構成する一方の部材である取付板11に回転可能
に軸支したものでもよい。
【0026】また、本発明のその他の実施の形態を図
5、図6で説明する。そして、前述した実施の形態と同
一部材については同一の番号を付して詳細な説明を省略
する。まず、図5に示すように、基体を構成する一方の
部材である取付板21には略中央部に貫通孔21aが形
成されている。また取付板21の上方には、基体を構成
する他方の部材である絶縁基板12が載置されている。
また、絶縁基板12上には回転体22が載置され、該回
転体22の上方部の回転中心に筒部22aが突出形成さ
れて、該筒部22a内に所定の深さのネジ穴から成るネ
ジ部22bが形成されている。
【0027】また、回転体22の下方部の回転中心近傍
に当接部22cが突出形成され、該当接部22cが絶縁
基板12に当接している。この当接部22cの回転中心
には回転体22と一体に支軸22dが下方側に突出形成
され、該支軸22dが絶縁基板12の中心孔12bと、
基部21の貫通孔21aとに挿通されている。そして、
この支軸22dの先端を、熱カシメ等によりカシメ付け
て、回転体22を基体を構成する一方の部材である前記
取付板21に回転可能に軸支したものでもよい。また、
回転体22の当接部22cを基体を構成する他方の部材
である絶縁基板12に当接したもので説明したが、絶縁
基板12の中心孔12bを大きくして、該中心孔12b
に前記当接部22cを挿入し、該当接部22cを基体を
構成する一方の部材である取付板11に当接したもので
もよい。
【0028】また、図6は前記その他の実施の形態の変
形例で、回転体23には筒部23aとネジ部23bが形
成され、このネジ部23bの底部に貫通孔23cが形成
されている。そして、この貫通孔23cに回転体23と
別体のリベットから成る支軸24を挿入し、この支軸2
4により回転体23を基体である一方の部材である取付
板21に軸支したものでもよい。
【0029】即ち、本発明のその他の実施の形態は、取
付板21と、該取付板21に載置された絶縁基板12と
で構成された基体に回転可能に軸支された回転体22ま
たは23とを備え、該回転体22または23は下方部の
回転中心近傍を基体を、前記構成する取付板21、また
は絶縁基板12に当接し、上方部の回転中心にネジ部2
2bまたは23bを形成したものでもよい
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、基体と、該基体に
回転可能に軸支された回転体とを備え、該回転体は下方
部の回転中心近傍を前記基体に当接し、前記回転体の上
方部の回転中心にネジ部を形成したので、本発明の電気
部品は組立後に、必要とする種類のツマミをネジで電気
部品に取り付けることができる。そのために、ツマミの
種類が数多くあっても、電気部品の組立はロスのない、
効率のよい組立ができ、低コストの電気部品を提供する
ことができる。また、電気部品にツマミを取り付けた後
に、何らかの事情で別な種類のツマミを交換したいとき
に、ネジをゆるめて容易に別なツマミに交換することも
可能である。
【0031】また、前記回転体の上方部に筒部を突出形
成し、該筒部内に前記ネジ部を形成したので、前記筒部
にツマミの取付穴を挿入してツマミを取り付けることが
でき、ツマミを取り付ける作業性がよい。
【0032】また、前記回転体の下方部の回転中心に該
回転体と一体に支軸を突出形成し、該支軸により前記回
転体を前記基体に軸支したので、部品点数を少なくする
ことができ、低コストの電気部品を提供することができ
る。
【0033】また、前記回転体の下方部の回転中心に該
回転体と別体の支軸を配置し、該支軸により前記回転体
を前記基体に軸支したので、回転体に支軸を一体形成し
なくてよいので、回転体の金型構造が単純になり、低コ
ストの電気部品を提供できる。
【0034】また、取付板と、該基体に回転可能に軸支
された回転体と、該回転体の上方部に取り付けられた取
付部材とを備え、前記回転体は下方部の回転中心近傍を
前記基体に当接し、前記取付部材の上方部の回転中心に
ネジ部を形成したので、取付部材を回転体に取り付ける
前に、回転体を基体に回転可能に軸支することができ
る。そのために、前記基体に形成した支軸をカシメ付け
るときに、周囲に邪魔するものがないので、大きめのカ
シメポンチでカシメることができ、安定したカシメ強度
を得ることができる。
【0035】また、前記取付部材の上方部に筒部を突出
形成し、該筒部内に前記ネジ部を形成したので、前記筒
部にツマミの取付穴を挿入してツマミを取り付けること
ができ、ツマミを取り付ける作業性がよい。
【0036】また、前記回転体の下方部の回転中心が位
置する部分に、前記基体と一体に支軸を突出形成し、該
支軸により前記回転体を前記基体に軸支したので、支軸
をカシメル付けるときに、周囲に邪魔するものがなく
て、大きめのカシメポンチでカシメることができ、安定
したカシメ強度を得ることができる。
【0037】また、前記回転体の下方部の回転中心が位
置する部分に、前記基体と別体の支軸を配置し、該支軸
により前記回転体を前記基体に軸支したので、前記基体
を構成する絶縁基板または取付板に支軸がないので、絶
縁基板または取付板の金型構造が単純になり、低コスト
の電気部品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気部品の平面図である。
【図2】本発明の電気部品の側面図である。
【図3】本発明の電気部品にツマミを取り付けた要部断
面側面図である。
【図4】本発明の電気部品にツマミを取り付けて、装置
側に取り付けた概略図である。
【図5】本発明の電気部品のその他の実施の形態の要部
断面側面図である。
【図6】本発明の電気部品のその他の実施の形態の要部
断面側面図である。
【図7】従来の電気部品の要部断面側面図である。
【図8】従来の電気部品を装置側に取り付けた概略図で
ある。
【符号の説明】
11 取付板 11a支軸 11c取付脚 11dストッパ部 12 絶縁基板 12a端子 13 回転体 13a貫通孔 13b当接部 13c凹部 13dストッパ溝 13e環状部 13fガイド部 13g取付面 13h突起 14 ワッシャ 15 取付部材 15a筒部 15bネジ部 15c貫通孔 16 ツマミ 16a取付穴 16b貫通孔 16c外周部 17 ネジ 18 プリント基板 19 キャビネット 19a開口 21 取付板 22回転体 22a筒部 22bネジ部 22c当接部 22d支軸 23 回転体 23a筒部 23bネジ部 23c貫通孔 23d当接部 24 支軸

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、該基体に回転可能に軸支された
    回転体とを備え、該回転体は下方部の回転中心近傍を前
    記基体に当接し、前記回転体の上方部の回転中心にネジ
    部を形成したことを特徴とする電気部品。
  2. 【請求項2】 前記回転体の上方部に筒部を突出形成
    し、該筒部内に前記ネジ部を形成したことを特徴とする
    請求項1記載の電気部品。
  3. 【請求項3】 前記回転体の下方部の回転中心に該回転
    体と一体に支軸を突出形成し、該支軸により前記回転体
    を前記基体に軸支したことを特徴とする請求項1、また
    は2記載の電気部品。
  4. 【請求項4】 前記回転体の下方部の回転中心に該回転
    体と別体の支軸を配置し、該支軸により前記回転体を前
    記基体に軸支したことを特徴とする請求項1、または2
    記載の電気部品。
  5. 【請求項5】 基体と、該基体にに回転可能に軸支され
    た回転体と、該回転体の上方部に取り付けられた取付部
    材とを備え、前記回転体は下方部の回転中心近傍を前記
    基体に当接し、前記取付部材の上方部の回転中心にネジ
    部を形成したことを特徴とする電気部品。
  6. 【請求項6】 前記取付部材の上方部に筒部を突出形
    成し、該筒部内に前記ネジ部を形成したことを特徴とす
    る請求項1記載の電気部品。
  7. 【請求項7】 前記回転体の下方部の回転中心が位置す
    る部分に、前記基体と一体に支軸を突出形成し、該支軸
    により前記回転体を前記基体に軸支したことを特徴とす
    る請求項5、または6記載の電気部品。
  8. 【請求項8】 前記回転体の下方部の回転中心が位置す
    る部分に、前記基体と別体の支軸を配置し、該支軸によ
    り前記回転体を前記基体に軸支したことを特徴とする請
    求項5、または6記載の電気部品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002143933A (ja) * 2000-11-15 2002-05-21 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 基板固定用端子板の製造方法及び基板への端子板固定構造及びその固定方法
TWI485734B (zh) * 2012-12-14 2015-05-21 Lite On Electronics Guangzhou 無段感旋鈕模組及具有該無段感旋鈕模組的電子裝置

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