JP2001162113A - 切換弁および浄水器 - Google Patents

切換弁および浄水器

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JP2001162113A
JP2001162113A JP34884799A JP34884799A JP2001162113A JP 2001162113 A JP2001162113 A JP 2001162113A JP 34884799 A JP34884799 A JP 34884799A JP 34884799 A JP34884799 A JP 34884799A JP 2001162113 A JP2001162113 A JP 2001162113A
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valve
switching
water
lever
switching valve
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JP34884799A
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Taku Isobe
卓 磯部
Yasuo Yonezawa
康男 米澤
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】切換弁のレバ−操作を容易にするために、レバ
−の回動角度を小さくしても、大型化する必要のない切
換弁を提供する。 【解決手段】複数個の流路と、流路を開閉する弁体と、
回動自在に設けた、弁体に作用して複数個の流路を選択
的に切り換える弁体駆動手段と、弁体駆動手段と異なる
中心軸まわりに回動し、弁体駆動手段に作用して流路の
切換操作をする切換操作手段と、切換操作手段による操
作力を弁体駆動手段に伝達する伝達手段とを設けた切換
弁とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流路を切り換える
切換弁およびこの切換弁を備えた浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の切換弁としては、たとえ
ば特開平7−116657号公報に記載されているよう
な、ゴムパッキンを装着した回動軸とレバ−を直結し、
レバ−を回動操作することにより流路を切り換えるもの
が知られている。この切換弁は、複数の流路に連通する
複数の開口を有し、レバ−により回動軸の停止角度を変
えることで、これらの開口を選択的に開閉するようにな
っている。
【0003】切換弁としては、処理水量を高めるため
に、開口を大きく、圧力損失を小さくすること好まし
い。しかしながら、開口を十分に大きくすると必然的に
ゴムパッキンも大きくなり、回動軸の回動角度も大きく
なり、操作性が悪くなる。一方、レバ−操作を容易にす
るためには、レバ−の回動角度を小さくするほうが好ま
しいが、圧力損失を小さく維持するには回動軸の外径を
大きくするしかなく、結果的に回動軸の回動抵抗が大き
くなったり、切換弁自体が大型化したりするという問題
点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
のような問題点に鑑み、切換弁の切換操作を容易にする
ために、レバ−等切換操作手段の回動角度を小さくして
も、大型化する必要のない切換弁を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明は、複数個の流路と、流路を開閉する弁体と、
回動自在に設けた、弁体に作用して複数個の流路を選択
的に切り換える弁体駆動手段と、弁体駆動手段と異なる
中心軸まわりに回動し、弁体駆動手段に作用して流路の
切換操作をする切換操作手段と、切換操作手段による操
作力を弁体駆動手段に伝達する伝達手段とを設けた切換
弁を特徴とするものである。
【0006】ここで、伝達手段が歯車であることが好ま
しい。
【0007】また、上記の切換弁と、濾材を収納した濾
過部とを備えている浄水器も好ましい態様である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態を、家庭のキッチンなどの水道蛇口に取り付けられ
る浄水器を例にとり、図を参照しながら説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施態様を示す切換弁
を備えた浄水器の一部透視正面図、図2は図1に示す浄
水器の上面図、図3は図1に示す浄水器の右側面図、図
4は図1に示す浄水器の本体部の縦断面図、図6〜図1
1は、図1に示す浄水器の部分断面図である。
【0010】図1に示す浄水器1は、その内部に切換弁
を内蔵した本体部2と、濾材を収納した濾過部3などか
ら構成されている。本体部2にはレバ−(切換操作手
段)5が設けられ、レバ−5を操作することにより、水
道蛇口4から流入した原水をそのままシャワ−水として
吐出するか(原水シャワ−)、そのままストレ−ト水と
して吐出するか(原水ストレ−ト)、濾過部3に供給す
るか、を選択して切り換えられる。濾過部3に供給され
た原水は、活性炭などの吸着剤および中空糸膜等によっ
て濾過され、浄水口から浄水として吐出される。
【0011】まず、本体部について説明する。
【0012】本体部2は、図4の縦断面図に示すよう
に、切換弁を構成する3個のボ−ル(弁体)11a、1
1b、11cと弁軸(弁体駆動手段)12とを備えた切
換弁本体13、原水シャワ−口14や原水ストレ−ト口
15を備えた下部ボディ16、切換弁本体13が上面に
突出する開口を備えた上部ボディ17、切換操作を行う
弁操作部18(図2参照)、切換状態の表示を行う表示
部19(図2参照)などから構成されている。
【0013】切換弁本体13には、リング状のパッキン
36が装着され、水道蛇口4のおねじ部分にねじ込んだ
アダプタ37を介して、取付ナット38を切換弁本体1
3にねじ込むことにより、本体部2が水道蛇口4に取り
付けられるようになっている。
【0014】切換弁本体13の内部は、3個の通水路2
1a、21b、21cを開設した区画板22によって、
上部室23と下部室24とに区画されている。
【0015】上部室23には、3個のボ−ル(弁体)1
1a、11b、11cが、3個の通水路21a、21
b、21cに対応するように配置されている。ボ−ル1
1aが通水路21aにはまり通水路21aが閉じた状態
で、ボ−ル11aの下部が下部室24に突出するように
なっている。ボ−ル11b、11cについても同様であ
る。
【0016】円筒状の下部室24には、弁軸12が回動
可能に挿着され、かつ、弁軸12の所定位置に配設した
Oリング25a、25b、25cが、下部室24の内壁
面と水密的に係合している。これによって下部室24は
3つに区画され、通水路21aから濾過部3に原水を供
給する原水供給口26へ通じる流路31aと、通水路2
1bから原水ストレ−ト口15へ通じる流路31bと、
通水路21cから原水シャワ−口14へ通じる流路31
cとを形成している。
【0017】また、図4に示したように、弁軸(弁体駆
動手段)12には、通水路21a、21b、21cに対
向する位置に、カム部27a、27b、27cが設けら
れている。これらカム部27a、27b、27cは、弁
軸12を例えば60゜ずつ回動させることにより選択的
に上方を向き、下部室24に突出したボ−ルの下部を押
し上げて通水路を開くことができるようになっている。
すなわち、後述の弁操作部18により弁軸12を所定角
度回動することで、通水路21a、21b、21cのい
ずれかを開放し、水道蛇口6から流入した原水をそのま
まシャワ−水として吐出するか、そのままストレ−ト水
として吐出するか、濾過部3に供給するか、を選択でき
る。
【0018】弁軸12には、コイルスプリング83と小
球84a、84bとで構成されるクリックストップ機構
が配設されている。切換弁本体13に60゜毎に設けら
れた凹部85のいずれかに、小球84bがコイルスプリ
ング83に付勢されながらはまることで、弁軸12が正
確に60゜回動するよう矯正している。さらに、小球8
4aが凹部85にはまる瞬間に発するカチッという音
が、切換操作完了の合図になっている。
【0019】ボ−ル(弁体)11a、11b、11cに
は、芯体としての金属球にゴムを覆ったものを用いてい
るが、弁体の形状は球体に限らず円錐形でも円筒形でも
よく、傘形でもよい。そして、通水路を閉塞したときの
シ−ル性を向上させるためは、上部室23に設けたボ−
ル11a、11b、11cをバネ等で上方から通水路方
向に付勢してもよい。
【0020】切換弁本体13の側部には、濾過部3に原
水を供給する原水供給口26が設けられている。原水供
給口26と、濾過部3の原水受入口62は、バヨネット
機構により着脱が可能なように構成されている。
【0021】次に、濾過部3について簡単に説明する。
【0022】濾過部3は、図5の縦断面図に示すよう
に、容器61の側部に、原水供給口26から原水を受け
入れる原水受入口62が設けられ、下部に、原水を濾過
して浄化水として吐出する複数のシャワ−孔(濾過水
口)63が設けられている。
【0023】容器61の内部底面に形成された円筒状突
起61aには、円筒体64の下端がOリング65を介し
て嵌入立設され、この円筒体64の外周上下部には、円
筒体64外周面と容器61の内壁面との間を通過する原
水の処理を行う吸着剤層70を保持するために、リング
状のフィルタ66、67が固定されている。
【0024】円筒体64の内部には、複数本の中空糸膜
を束ねて逆U字状に折り曲げて収納した中空糸膜束68
が配備されている。中空糸膜の両端部は、円筒体64の
下部にて各中空糸間および中空糸と円筒体64との間に
充填される硬化性樹脂69(封止剤)により封止固定
(ポッティング)されている。各中空糸膜は、容器61
へ嵌入する前にポッティング部が一部切断除去されてい
るので、末端が濾過水供給口63に向かって開口してい
る。
【0025】そして、円筒体64と容器61の内壁面と
の間には、活性炭、ゼオライト、イオン交換樹脂、キレ
−ト樹脂などからなる吸着剤層70が配備されている。
【0026】容器61の上部は、中空糸膜束68と吸着
剤が容易に充填できるよう開口しており、中空糸の汚れ
具合が外部からよく見えるように透明キャップ71が嵌
入されている。さらに、透明キャップ71の上部には、
蓋72が容器61と着脱自在に設けられている。
【0027】続いて、図3、図6を用いて、弁軸12を
回動操作する弁操作部18について説明する。
【0028】弁操作部18は、図6に示すように、レバ
−(切換操作手段)5と、レバ−5と同じ軸回りに回動
する駆動軸41と、一端が切換弁本体13に固定され他
端がレバ−5に固定されたねじりコイルバネ44などか
ら構成されている。駆動軸41は、切換弁本体13に回
動可能に支持され、かつ、切換弁本体13のリブに挟持
固定された抜け止め部材42によって切換弁本体13か
らの抜け落ちが防止される。また、レバー5は、図3に
示すように矢印A方向に押し下げると、操作ストッパ−
43に当接するまで反時計方向に(図6を右側面から見
た場合)回動し、レバ−5が操作ストッパ−43に当接
した状態で操作をやめて指を離すと、ねじりコイルばね
44により時計方向に回動し、初期位置に戻るようにな
っている。
【0029】図7は、図6におけるC−C矢視概略断面
図だって、レバ−5と駆動軸41の接続部を示してい
る。図7に示すように、駆動軸41の一端に嵌入された
ラチェット爪部材47は、レバ−5のラチェット歯48
と噛み合ってラチェット機構を構成している。レバ−5
を初期位置から反時計方向(図6を右側面から見た場
合)に回動させるときには、駆動軸41はレバ−5と一
体となって反時計方向に40°回動し、レバ−5が時計
方向に回動して初期位置に戻るときには、駆動軸41は
回動しないようになっている。
【0030】図6と、図6におけるD−D矢視概略断面
図である図8に示すように、駆動軸41には平歯車(伝
達手段)45が設けられ、弁軸12に設けられた平歯車
(伝達手段)46と噛み合っている。平歯車45と46
のギヤ比は3:2であるので、平歯車45が40°回動
すると平歯車46は60°回動する。すなわち、レバ−
5を1回操作すると、駆動軸41は40°回動し、弁軸
12は60°回動する。ここで、平歯車をはすば歯車や
やまば歯車としても差し支えなく、特に平歯車に限定さ
れない。また、ギヤ比は3:2としたが、これに限らず
2:1でも3:1でもよい。平歯車45の歯数を平歯車
46の歯数より大きくすると、駆動軸41の回動角度に
対し弁軸12の回動角度は大きくなる。すなわちレバ−
5の操作角度を小さくしても、弁軸12の回動角度を十
分に大きくすることができる。以上のように、歯車を用
いるとギヤ比を選択することで容易にレバ−操作角度を
設定でき、しかも確実かつ正確に流路切換ができる。
【0031】次に、切換状態の表示を行う表示部19に
ついて説明する。
【0032】表示部19は、図1、2、9に示すよう
に、上部ボディ17に設けられた表示窓81と、円筒体
の表示ロ−ル51と、表示ロ−ルを軸支するロ−ル軸5
2などから構成される。
【0033】表示ロ−ル51には、切換状態を示す「浄
水」「原水ストレ−ト」「原水シャワ−」の文字および
イラストが60°毎に各2ヶ所印刷されており、このよ
うな表示ロール51は、表示窓81のすぐ内側に配置さ
れ、表示ロ−ル51に印刷された「浄水」「原水ストレ
−ト」「原水シャワ−」いずれかの文字、イラストが外
部から見えるようになっている。弁構造内部の動きを見
て切換状態を確認するのではなく、表示ロール51に文
字やイラストを印刷することにより、切替状態の確認が
容易になり、また、構造も簡素化され、製造コストを抑
えることができる。なお、切換状態を示す表示は、文
字、イラスト単独でも、また、本実施態様のようにそれ
らの組合せでもよい。そして、表示窓81の外側には透
明部材82が取り付けられ、食器洗いのときなどに水が
本体部3の内部に入るのを防いだり、表示ロ−ル51が
汚れるのを防いだりしている。
【0034】また、表示ロ−ル51は、図9、図10に
示すように、ロ−ル軸52によって切換弁本体13の手
前側に軸支されるとともに、その一端に設けられた平歯
車53が、駆動軸41に設けられた平歯車54と噛み合
っている。平歯車54と53のギヤ比は3:2であるの
で、平歯車54が40°回動すると平歯車53は60°
回動する。すなわちレバ−5を1回操作して駆動軸41
が40°回動すると表示ロ−ル51は60°回動する。
ここで歯車が平歯車に限定されず、ギヤ比も3:2に限
定されないことは前述と同様である。
【0035】続いて、以上のように構成された浄水器1
の切換操作について説明する。
【0036】図4は、原水が濾過部3で濾過され浄水と
して吐出される状態を示している。水道蛇口4を開く
と、原水は、原水流入口28から流入し、水流緩和部材
39でその勢いが緩和された後、カム部27aがボ−ル
11aを押し上げて開放している通水路21aを通過し
て、原水供給口26に流れる。そして、原水受入口62
から濾過部3に流入し、活性炭などの吸着剤と中空糸膜
によって濾過された後、シャワ−孔(濾過水口)63か
ら吐出される。
【0037】ここで、レバ−5を操作して、操作ストッ
パ−43に当たるまで回動させると、レバ−5にラチェ
ット機構を介して接続されている駆動軸41が40゜回
動する。同時に平歯車45から46へ回動が伝達され、
弁軸12が正確に60゜回動する。すると、弁軸12の
カム27aに替わりカム27cが上方を向き、通水路2
1aが閉じて通水路21cが開く。その結果、原水は通
水路21cを通過して原水シャワ−口14から吐出され
る。このとき、平歯車54から平歯車53へも回動が伝
達されて表示ロール51が回動し、表示窓81からは
「原水シャワー」の文字が見える。
【0038】次に、レバ−5から指を離すと、ねじりコ
イルばね44によりレバ−5は逆方向に回動し、初期位
置に戻って停止する。このとき、ラチェット機構を介し
て接続された駆動軸41は回動せず、弁軸12も表示ロ
−ル51も回動しない。
【0039】レバ−5をもう一度押し下げると、同様に
弁軸12が正確に60゜回動し、通水路21cが閉じ
て、通水路21bが開く。この結果、原水は通水路21
bを通過して、原水ストレ−ト口15から吐出される。
このとき、表示ロール51は原水シャワーを選択したと
きと同様に回動し、表示窓81から「原水ストレート」
の文字が見える。
【0040】以上のように、弁軸(弁体駆動手段)12
とレバ−(切換操作手段)5の回動軸を同一とせず、レ
バ−5の操作力を歯車(伝達手段)45、46により弁
軸12に伝達し、しかも、レバ−5と同軸上に配置した
歯車45の歯数を、弁軸12に設けた歯車46の歯数よ
り大きくしているので、レバ−5の回動角度に対し弁軸
12の回動角度が大きい。すなわちレバ−5の操作角度
を小さくしても弁軸12の回動角度を十分に大きくでき
る。
【0041】歯車を用いているので、ギヤ比を選択する
ことで容易にレバ−操作角度を設定でき、しかも確実か
つ正確に流路切換ができる。
【0042】本発明は以下のように変形実施することが
できる。 (1)前述の実施態様ではラチェット機構を用い、レバ
−5の上下動で切換操作を行ったが、図12に示すよう
にレバ−の停止位置に応じて切換状態が換わる方式でも
よい。 (2)前述の実施態様ではレバ−5を両端支持型とした
が、片端支持型でもよい。 (3)前述の実施態様ではラチェット機構を用いたが、
ワンウェイクラッチなど任意の一方向回動機構を用いる
ことができる。 (4)前述の実施態様では弁体にボ−ルを用いた切換弁
としたが、ゴムパッキンやOリングを回動軸に装着した
切換弁でもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明の切換弁は、複数個の流路と、流
路を開閉する弁体と、回動自在に設けた、弁体に作用し
て複数個の流路を選択的に切り換える弁体駆動手段と、
弁体駆動手段と異なる中心軸まわりに回動し、弁体駆動
手段に作用して流路の切換操作をする切換操作手段と、
切換操作手段による操作力を弁体駆動手段に伝達する伝
達手段とを設けたので、切換操作手段の回動角度を小さ
くしても、弁体駆動手段の操作角度を維持することがで
き、弁体駆動手段の外径を大きくする必要がなく、弁体
駆動手段の回動抵抗が大きくなったり、切換弁自体が大
型化する必要もない。
【0044】また、伝達手段に歯車を採用する場合に
は、ギヤ比を選択することで容易に切換操作手段の操作
角度を設定でき、しかも確実かつ正確に流路切換ができ
る。
【0045】また、上記のような切換弁を、濾材を収納
した濾過部とを備えている浄水器に適用すると、容易か
つ確実に流路を切り換えることができるので、台所など
での作業中にも原水、浄水の選択を容易かつ確実に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示す切換弁を備えた浄水
器の一部透視正面図である。
【図2】図1に示す浄水器の上面図である。
【図3】図1に示す浄水器の右側面図である。
【図4】図1に示す浄水器の本体部の縦断面図である。
【図5】図1に示す浄水器の濾過部の縦断面図である。
【図6】図1に示す浄水器の本体部のB−B断面図であ
る。
【図7】図6に示す浄水器本体部におけるレバ−と駆動
軸との接続部のC−C矢視断面図である。
【図8】図6に示す浄水器本体部のD−D矢視概略断面
図である。
【図9】図1に示す浄水器の本体部のE−E矢視断面図
である。
【図10】図9に示す浄水器本体部のF−F矢視断面図
である。
【図11】図6に示す浄水器本体部のG−G矢視断面図
である。
【図12】本発明の他の実施態様に係る浄水器の部分図
である。
【符号の説明】
1 : 浄水器 2 : 本体部 3 : 濾過部 4 : 水道蛇口 5 : レバ−(切換操作手段) 11a: ボール(弁
体) 11b: ボール(弁体) 11c: ボール(弁
体) 12 : 弁軸(弁体駆動手段) 13 : 切換弁本
体 14 : 原水シャワー口 15 : 原水スト
レート口 16 : 下部ボディ 17 : 上部ボデ
ィ 18 : 弁操作部 19 : 表示部 21a: 通水路 21b: 通水路 21c: 通水路 22 : 区画板 23 : 上部室 24 : 下部室 25a: oリング 25b: oリング 25c: oリング 26 : 原水供給
口 27a: カム部 27b: カム部 27c: カム部 28 : 原水流入
口 31a: 流路 31b: 流路 31c: 流路 36 : パッキン 37 : アダプタ 38 : 取付ナッ
ト 39 : 水流緩和部材 41 : 駆動軸 42 : 抜け止め部材 43 : 操作スト
ッパー 44 : ねじりコイルばね 45 : 平歯車(伝
達手段) 46 : 平歯車(伝達手段) 47 : ラチェッ
ト爪部材 48 : ラチェット歯 51 : 表示ロー
ル 52 : ロール軸 53 : 平歯車 54 : 平歯車 61 : 容器 61a: 円筒状突起 62 : 原水受入
口 63 : シャワー孔 64 : 円筒体 65 : oリング 66 : フィルタ 67 : フィルタ 68 : 中空糸膜
束 69 : 硬化性樹脂 70 : 吸着剤層 71 : 透明キャップ 72 : 蓋 81 : 表示窓 82 : 透明部材 83 : コイルスプリング 84a: 小球 84b: 小球 85 : 凹部 95 : レバー 97 : 駆動軸 98 : 弁軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D060 BC12 BE15 CD09 3H063 AA05 BB08 BB32 CC02 CC04 DA03 DB31 DC02 EE08 GG06 3H067 AA12 BB02 BB12 BB14 CC32 CC45 DD03 DD12 DD24 FF17 GG13 GG29

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の流路と、流路を開閉する弁体と、
    回動自在に設けた、弁体に作用して複数個の流路を選択
    的に切り換える弁体駆動手段と、弁体駆動手段と異なる
    中心軸まわりに回動し、弁体駆動手段に作用して流路の
    切換操作をする切換操作手段と、切換操作手段による操
    作力を弁体駆動手段に伝達する伝達手段とを設けたこと
    を特徴とする切換弁。
  2. 【請求項2】伝達手段が歯車である、請求項1に記載の
    切換弁。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の切換弁と、濾材
    を収納した濾過部とを備えている浄水器。
JP34884799A 1999-12-08 1999-12-08 切換弁および浄水器 Pending JP2001162113A (ja)

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