JP2001162272A - 浄水器 - Google Patents
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- JP2001162272A JP2001162272A JP34884699A JP34884699A JP2001162272A JP 2001162272 A JP2001162272 A JP 2001162272A JP 34884699 A JP34884699 A JP 34884699A JP 34884699 A JP34884699 A JP 34884699A JP 2001162272 A JP2001162272 A JP 2001162272A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】切換状態が一目見ただけで容易に判別でき、し
かもレバ−が横方向に突出することがなく作業の邪魔に
ならない浄水器を提供する。 【解決手段】切換弁を内蔵する本体部と濾過部とを備
え、本体部は前方部にひとつの表示窓と、その表示窓の
内側に設けられた、流路切換状態を示す、切換弁とは異
なる表示部材とを備え、該当切換状態のみが表示窓を通
して表示される浄水器とする。
かもレバ−が横方向に突出することがなく作業の邪魔に
ならない浄水器を提供する。 【解決手段】切換弁を内蔵する本体部と濾過部とを備
え、本体部は前方部にひとつの表示窓と、その表示窓の
内側に設けられた、流路切換状態を示す、切換弁とは異
なる表示部材とを備え、該当切換状態のみが表示窓を通
して表示される浄水器とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流路を切り換える
切換弁を備え、その切換状態を表示する浄水器に関す
る。
切換弁を備え、その切換状態を表示する浄水器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の浄水器としては、特開平
7−116657号公報に記載されているような、原水
を浄水として吐出させるか、原水をそのままストレ−ト
状に吐出させるか、あるいは原水をそのままシャワ−状
に吐出させるかを選択して切り換えるものが知られてい
る。
7−116657号公報に記載されているような、原水
を浄水として吐出させるか、原水をそのままストレ−ト
状に吐出させるか、あるいは原水をそのままシャワ−状
に吐出させるかを選択して切り換えるものが知られてい
る。
【0003】このような切換弁の構造としては、弁体を
駆動する弁軸とレバ−が連結され、レバ−を回動操作す
ることにより流路を切り換える方式が一般的であるが、
たとえば、レバ−の軸部に、切換状態を示す文字を印刷
した表示部材が固定されているので、浄水器本体に刻設
した目印に文字を合わせることによって、流路の切換を
行うとともに、選択流路を確認できるようになってい
る。また、レバ−の根元に固定された表示部材の一部
を、浄水器本体のレバー近傍(レバー根元)上面に設け
た小窓から見えるようにし、選択流路を確認できるよう
したものもある。
駆動する弁軸とレバ−が連結され、レバ−を回動操作す
ることにより流路を切り換える方式が一般的であるが、
たとえば、レバ−の軸部に、切換状態を示す文字を印刷
した表示部材が固定されているので、浄水器本体に刻設
した目印に文字を合わせることによって、流路の切換を
行うとともに、選択流路を確認できるようになってい
る。また、レバ−の根元に固定された表示部材の一部
を、浄水器本体のレバー近傍(レバー根元)上面に設け
た小窓から見えるようにし、選択流路を確認できるよう
したものもある。
【0004】しかしながら、前者の場合、複数の文字が
同時に視界に入るため、一目見ただけでは切換状態が確
認できないという不都合があり、さらに、レバ−操作を
容易にするために操作角度を小さくする改良を行うと、
表示部材の回動角度も小さくなることから、文字を小さ
くしたり文字間隔を狭くしなければならず、切換状態の
確認はより一層困難になるという不都合が生じた。ま
た、文字を大きくするために表示部材の幅を大きくする
と、レバ−がさらに横方向に突出する結果となり、食器
洗い等の作業に支障を来す。
同時に視界に入るため、一目見ただけでは切換状態が確
認できないという不都合があり、さらに、レバ−操作を
容易にするために操作角度を小さくする改良を行うと、
表示部材の回動角度も小さくなることから、文字を小さ
くしたり文字間隔を狭くしなければならず、切換状態の
確認はより一層困難になるという不都合が生じた。ま
た、文字を大きくするために表示部材の幅を大きくする
と、レバ−がさらに横方向に突出する結果となり、食器
洗い等の作業に支障を来す。
【0005】浄水器本体に小窓を設けた後者の場合も、
前者と同様、レバ−の根元に表示部材が固定されている
ことから文字を大きくすることができない。また、前方
から手を伸ばしてレバ−操作を行うのに、浄水器本体の
右側に小窓があると、わざわざ右に視点を移して覗き込
まなければならないので不便である。
前者と同様、レバ−の根元に表示部材が固定されている
ことから文字を大きくすることができない。また、前方
から手を伸ばしてレバ−操作を行うのに、浄水器本体の
右側に小窓があると、わざわざ右に視点を移して覗き込
まなければならないので不便である。
【0006】また、レバ−の根元に表示部材を設けず、
弁の前面に複数の小窓を設け、弁構造内部の動きを見て
切換状態を確認する提案もなされているが、弁構造内部
の動きはかえって見にくく一目では切換状態が判らな
い。構造も複雑になるので製造コストが高くなるという
問題点があった。
弁の前面に複数の小窓を設け、弁構造内部の動きを見て
切換状態を確認する提案もなされているが、弁構造内部
の動きはかえって見にくく一目では切換状態が判らな
い。構造も複雑になるので製造コストが高くなるという
問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
のような問題点に鑑み、浄水器の切換状態を一目見ただ
けで容易に判別でき、しかもレバ−が横方向に突出する
ことがなく作業の邪魔になりにくい浄水器を提供するこ
とにある。
のような問題点に鑑み、浄水器の切換状態を一目見ただ
けで容易に判別でき、しかもレバ−が横方向に突出する
ことがなく作業の邪魔になりにくい浄水器を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明は、切換弁を内蔵する本体部と濾過部とを備
え、本体部は前方部にひとつの表示窓と、その表示窓の
内側に設けられた、流路切換状態を示す、切換弁とは異
なる表示部材とを備え、該当切換状態のみが表示窓を通
して表示される浄水器を特徴とするものである。
に本発明は、切換弁を内蔵する本体部と濾過部とを備
え、本体部は前方部にひとつの表示窓と、その表示窓の
内側に設けられた、流路切換状態を示す、切換弁とは異
なる表示部材とを備え、該当切換状態のみが表示窓を通
して表示される浄水器を特徴とするものである。
【0009】ここで、表示部材は、切換弁の動作に応じ
て回動する筒体または柱体であることが好ましい。な
お、本発明においては、筒体または柱体とは、実質的に
筒体または柱体であればよく、筒状体または柱状体をも
含む。
て回動する筒体または柱体であることが好ましい。な
お、本発明においては、筒体または柱体とは、実質的に
筒体または柱体であればよく、筒状体または柱状体をも
含む。
【0010】また、切換弁は内部に弁軸を有し、表示部
材は弁軸とは異なる軸を中心に回動することが好まし
く、この場合、弁軸と表示部材とを連結する歯車を備
え、弁軸および表示部材のいずれか一方の回動が他方に
伝達されることや、本体部は駆動軸を備え、駆動軸の回
動が弁軸および/または表示部材に伝達されること、さ
らには、駆動軸と弁軸および/または表示部材とを連結
する歯車を備え、駆動軸の回動が、歯車によって弁軸お
よび/または表示部材に伝達されることがより好まし
い。
材は弁軸とは異なる軸を中心に回動することが好まし
く、この場合、弁軸と表示部材とを連結する歯車を備
え、弁軸および表示部材のいずれか一方の回動が他方に
伝達されることや、本体部は駆動軸を備え、駆動軸の回
動が弁軸および/または表示部材に伝達されること、さ
らには、駆動軸と弁軸および/または表示部材とを連結
する歯車を備え、駆動軸の回動が、歯車によって弁軸お
よび/または表示部材に伝達されることがより好まし
い。
【0011】そして、表示部材は少なくとも2つの部材
を備え、それら2つの部材が、表示窓からの可視範囲と
不可視範囲とを往復動して該当切換状態のみを表示する
ことも好ましい態様である。
を備え、それら2つの部材が、表示窓からの可視範囲と
不可視範囲とを往復動して該当切換状態のみを表示する
ことも好ましい態様である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の望ましい実施の
形態を、図面を参照して説明する。
形態を、図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施態様を示す浄水器
の一部透視正面図、図2は図1に示す浄水器の上面図、
図3は図1に示す浄水器の右側面図、図4は図1に示す
浄水器の本体部の縦断面図、図5は図1に示す浄水器の
濾過部の縦断面図、図6は図1に示す浄水器の本体部の
B−B横断面図、図9は図1に示す浄水器の本体部のE
−E矢視横断面図である。
の一部透視正面図、図2は図1に示す浄水器の上面図、
図3は図1に示す浄水器の右側面図、図4は図1に示す
浄水器の本体部の縦断面図、図5は図1に示す浄水器の
濾過部の縦断面図、図6は図1に示す浄水器の本体部の
B−B横断面図、図9は図1に示す浄水器の本体部のE
−E矢視横断面図である。
【0014】図1に示すように、この浄水器1はその内
部に切換弁を内蔵した本体部2と、濾材が収納された濾
過部3とから構成されている。本体部2にはレバ−5が
設けられ、レバ−5を操作することにより、水道蛇口4
から流入した原水をそのままシャワ−水として吐出する
か(原水シャワ−)、そのままストレ−ト水として吐出
するか(原水ストレ−ト)、濾過部3に供給するか、を
選択して切り換えられるようになっている。濾過部3に
供給された原水は、活性炭などの吸着剤および中空糸膜
等によって濾過され、浄水口から浄水として吐出され
る。
部に切換弁を内蔵した本体部2と、濾材が収納された濾
過部3とから構成されている。本体部2にはレバ−5が
設けられ、レバ−5を操作することにより、水道蛇口4
から流入した原水をそのままシャワ−水として吐出する
か(原水シャワ−)、そのままストレ−ト水として吐出
するか(原水ストレ−ト)、濾過部3に供給するか、を
選択して切り換えられるようになっている。濾過部3に
供給された原水は、活性炭などの吸着剤および中空糸膜
等によって濾過され、浄水口から浄水として吐出され
る。
【0015】まず、本体部について説明する。本体部2
は、図4の縦断面図に示すように、切換弁を構成する3
個のボ−ル(弁体)11a、11b、11cと弁軸12
を備えた切換弁本体13、原水シャワ−口14や原水ス
トレ−ト口15を備えた下部ボディ16、切換弁本体1
3が上面に突出する開口を備えた上部ボディ17、切換
操作を行う弁操作部18(図2参照)、切換状態の表示
を行う表示部19(図2参照)などから構成されてい
る。
は、図4の縦断面図に示すように、切換弁を構成する3
個のボ−ル(弁体)11a、11b、11cと弁軸12
を備えた切換弁本体13、原水シャワ−口14や原水ス
トレ−ト口15を備えた下部ボディ16、切換弁本体1
3が上面に突出する開口を備えた上部ボディ17、切換
操作を行う弁操作部18(図2参照)、切換状態の表示
を行う表示部19(図2参照)などから構成されてい
る。
【0016】切換弁本体13には、リング状のパッキン
36が装着され、水道蛇口4のおねじ部分にねじ込んだ
アダプタ37を介して、取付ナット38を切換弁本体1
3にねじ込むことにより、本体部2が水道蛇口4に取り
付けられるようになっている。 切換弁本体13の内部
は、3個の通水路21a、21b、21cを開設した区
画板22によって、上部室23と下部室24とに区画さ
れている。
36が装着され、水道蛇口4のおねじ部分にねじ込んだ
アダプタ37を介して、取付ナット38を切換弁本体1
3にねじ込むことにより、本体部2が水道蛇口4に取り
付けられるようになっている。 切換弁本体13の内部
は、3個の通水路21a、21b、21cを開設した区
画板22によって、上部室23と下部室24とに区画さ
れている。
【0017】上部室23には、3個のボ−ル(弁体)1
1a、11b、11cが、3個の通水路21a、21
b、21cに対応するように配置されている。ボ−ル1
1aが通水路21aにはまり通水路21aが閉じた状態
で、ボ−ル11aの下部が下部室24に突出するように
なっている。ボ−ル11b、11cについても同様であ
る。
1a、11b、11cが、3個の通水路21a、21
b、21cに対応するように配置されている。ボ−ル1
1aが通水路21aにはまり通水路21aが閉じた状態
で、ボ−ル11aの下部が下部室24に突出するように
なっている。ボ−ル11b、11cについても同様であ
る。
【0018】円筒状の下部室24には、弁軸12が回動
可能に挿着され、かつ、弁軸12の所定位置に配設した
Oリング25a、25b、25cが、下部室24の内壁
面と水密的に係合している。これによって下部室24は
3つに区画され、通水路21aから濾過部3に原水を供
給する原水供給口26へ通じる流路31aと、通水路2
1bから原水ストレ−ト口15へ通じる流路31bと、
通水路21cから原水シャワ−口14へ通じる流路31
cとを形成している。
可能に挿着され、かつ、弁軸12の所定位置に配設した
Oリング25a、25b、25cが、下部室24の内壁
面と水密的に係合している。これによって下部室24は
3つに区画され、通水路21aから濾過部3に原水を供
給する原水供給口26へ通じる流路31aと、通水路2
1bから原水ストレ−ト口15へ通じる流路31bと、
通水路21cから原水シャワ−口14へ通じる流路31
cとを形成している。
【0019】また、図4に示したように、弁軸12に
は、通水路21a、21b、21cに対向する位置に、
カム部27a、27b、27cが設けられている。これ
らカム部27a、27b、27cは、弁軸12を例えば
60゜ずつ回動させることにより選択的に上方を向き、
下部室24に突出したボ−ルの下部を押し上げて通水路
を開くことができるようになっている。すなわち、後述
の弁操作部18により弁軸12を所定角度回動すること
で、通水路21a、21b、21cのいずれかを開放
し、水道蛇口6から流入した原水をそのままシャワ−水
として吐出するか、そのままストレ−ト水として吐出す
るか、濾過部3に供給するか、を選択できる。
は、通水路21a、21b、21cに対向する位置に、
カム部27a、27b、27cが設けられている。これ
らカム部27a、27b、27cは、弁軸12を例えば
60゜ずつ回動させることにより選択的に上方を向き、
下部室24に突出したボ−ルの下部を押し上げて通水路
を開くことができるようになっている。すなわち、後述
の弁操作部18により弁軸12を所定角度回動すること
で、通水路21a、21b、21cのいずれかを開放
し、水道蛇口6から流入した原水をそのままシャワ−水
として吐出するか、そのままストレ−ト水として吐出す
るか、濾過部3に供給するか、を選択できる。
【0020】弁軸12には、コイルスプリング83と小
球84a、84bとで構成されるクリックストップ機構
が配設されている。切換弁本体13に60゜毎に設けら
れた凹部85のいずれかに、小球84bがコイルスプリ
ング83に付勢されながらはまることで、弁軸12が正
確に60゜回動するよう矯正している。さらに、小球8
4aが凹部85にはまる瞬間に発するカチッという音
が、切換操作完了の合図になる。
球84a、84bとで構成されるクリックストップ機構
が配設されている。切換弁本体13に60゜毎に設けら
れた凹部85のいずれかに、小球84bがコイルスプリ
ング83に付勢されながらはまることで、弁軸12が正
確に60゜回動するよう矯正している。さらに、小球8
4aが凹部85にはまる瞬間に発するカチッという音
が、切換操作完了の合図になる。
【0021】ボ−ル(弁体)11a、11b、11cに
は、芯体としての金属球にゴムを覆ったものを用いてい
るが、弁体の形状は球体に限らず円錐形でも円筒形でも
よく、傘形でもよい。そして、通水路を閉塞したときの
シ−ル性を向上させるため、上部室23に設けられたボ
ール11a、11b、11cをばね等で上方から通水路
方向に付勢してもよい。
は、芯体としての金属球にゴムを覆ったものを用いてい
るが、弁体の形状は球体に限らず円錐形でも円筒形でも
よく、傘形でもよい。そして、通水路を閉塞したときの
シ−ル性を向上させるため、上部室23に設けられたボ
ール11a、11b、11cをばね等で上方から通水路
方向に付勢してもよい。
【0022】切換弁本体13の側部には、濾過部3に原
水を供給する原水供給口26が設けられている。原水供
給口26と、濾過部3の原水受入口62は、バヨネット
機構により着脱が可能なように構成されている。
水を供給する原水供給口26が設けられている。原水供
給口26と、濾過部3の原水受入口62は、バヨネット
機構により着脱が可能なように構成されている。
【0023】次に、濾過部3について簡単に説明する。
【0024】濾過部3は、図5の縦断面図に示すよう
に、その容器61の側部に、原水供給口26から原水を
受け入れる原水受入口62が設けられ、下部に、原水を
濾過して浄化水として吐出する複数のシャワ−孔(濾過
水口)63が設けられている。
に、その容器61の側部に、原水供給口26から原水を
受け入れる原水受入口62が設けられ、下部に、原水を
濾過して浄化水として吐出する複数のシャワ−孔(濾過
水口)63が設けられている。
【0025】容器61の内部底面に形成された円筒状突
起61aには、円筒体64の下端がOリング65を介し
て嵌入立設され、この円筒体64の外周上下部には、円
筒体64外周面と容器61の内壁面との間を通過する原
水の処理を行う吸着剤層70を保持するためのリング状
のフィルタ66、67が固定されている。
起61aには、円筒体64の下端がOリング65を介し
て嵌入立設され、この円筒体64の外周上下部には、円
筒体64外周面と容器61の内壁面との間を通過する原
水の処理を行う吸着剤層70を保持するためのリング状
のフィルタ66、67が固定されている。
【0026】円筒体64の内部には、複数本の中空糸膜
を束ねて逆U字状に折り曲げて収納した中空糸膜束68
が配備されている。中空糸膜の両端部は、円筒体64の
下部にて各中空糸間および中空糸と円筒体64との間に
充填される硬化性樹脂69(封止剤)により封止固定
(ポッティング)されている。各中空糸は、容器61へ
嵌入する前にポッティング部が一部切断除去されている
ので、末端がシャワー孔63に向かって開口している。
を束ねて逆U字状に折り曲げて収納した中空糸膜束68
が配備されている。中空糸膜の両端部は、円筒体64の
下部にて各中空糸間および中空糸と円筒体64との間に
充填される硬化性樹脂69(封止剤)により封止固定
(ポッティング)されている。各中空糸は、容器61へ
嵌入する前にポッティング部が一部切断除去されている
ので、末端がシャワー孔63に向かって開口している。
【0027】そして、円筒体64と容器61の内壁面と
の間には、活性炭、ゼオライト、イオン交換樹脂、キレ
−ト樹脂などからなる吸着剤層70が配備されている。
の間には、活性炭、ゼオライト、イオン交換樹脂、キレ
−ト樹脂などからなる吸着剤層70が配備されている。
【0028】容器61の上部は、中空糸膜束68と吸着
剤が容易に充填できるよう開口しており、中空糸の汚れ
具合が外部からよく見えるように透明キャップ71が嵌
入されている。さらに、透明キャップ71の上部には、
蓋72が容器61と着脱自在に設けられている。
剤が容易に充填できるよう開口しており、中空糸の汚れ
具合が外部からよく見えるように透明キャップ71が嵌
入されている。さらに、透明キャップ71の上部には、
蓋72が容器61と着脱自在に設けられている。
【0029】続いて、図3、図6を用いて、弁軸12を
回動操作する弁操作部18について説明する。
回動操作する弁操作部18について説明する。
【0030】弁操作部18は、図6に示すように、レバ
−5と、レバ−5と同じ軸まわりに回動する駆動軸41
と、一端が切換弁本体13に固定され他端がレバ−5に
固定されたねじりコイルバネ44などから構成されてい
る。駆動軸41は、切換弁本体13に回動可能に支持さ
れ、かつ、切換弁本体13のリブに挟持固定された抜け
止め部材42によって切換弁本体13からの抜け落ちが
防止されている。また、レバ−5は、図3に示すように
矢印A方向に押し下げると、操作ストッパ−43に当接
するまで反時計方向(図6を右側面から見た場合)に回
動し、レバ−5が操作ストッパ−43に当接した状態で
操作をやめて指を離すと、ねじりコイルばね44により
時計方向に回動し、初期位置に戻るようになっている。
−5と、レバ−5と同じ軸まわりに回動する駆動軸41
と、一端が切換弁本体13に固定され他端がレバ−5に
固定されたねじりコイルバネ44などから構成されてい
る。駆動軸41は、切換弁本体13に回動可能に支持さ
れ、かつ、切換弁本体13のリブに挟持固定された抜け
止め部材42によって切換弁本体13からの抜け落ちが
防止されている。また、レバ−5は、図3に示すように
矢印A方向に押し下げると、操作ストッパ−43に当接
するまで反時計方向(図6を右側面から見た場合)に回
動し、レバ−5が操作ストッパ−43に当接した状態で
操作をやめて指を離すと、ねじりコイルばね44により
時計方向に回動し、初期位置に戻るようになっている。
【0031】図7は、図6におけるC−C矢視概略断面
図であって、レバ−5と駆動軸41の接続部を示してい
る。図7に示すように、駆動軸41の一端に嵌入された
ラチェット爪部材47は、レバ−5のラチェット歯48
と噛み合ってラチェット機構を構成している。レバ−5
を初期位置から反時計方向(図6を右側面から見た場
合)に回動させるときには、駆動軸41はレバ−5と一
体となって反時計方向に40°回動し、レバ−5が時計
方向に回動して初期位置に戻るときには、駆動軸41は
回動しないようになっている。
図であって、レバ−5と駆動軸41の接続部を示してい
る。図7に示すように、駆動軸41の一端に嵌入された
ラチェット爪部材47は、レバ−5のラチェット歯48
と噛み合ってラチェット機構を構成している。レバ−5
を初期位置から反時計方向(図6を右側面から見た場
合)に回動させるときには、駆動軸41はレバ−5と一
体となって反時計方向に40°回動し、レバ−5が時計
方向に回動して初期位置に戻るときには、駆動軸41は
回動しないようになっている。
【0032】図6と、図6におけるD−D矢視概略断面
図である図8に示すように、駆動軸41には平歯車45
が設けられ、弁軸12に設けられた平歯車46と噛み合
っている。平歯車45と46のギヤ比は3:2であるの
で、平歯車45が40°回動すると平歯車46は60°
回動する。すなわちレバ−5を1回操作すると、駆動軸
41は40°、弁軸12は60°回動する。ここで平歯
車をはすば歯車ややまば歯車としても差し支えなく、特
に平歯車に限定されない。また、ギヤ比は3:2とした
が、これに限らず1:1でも2:1でも1:2でもよ
い。平歯車45の歯数を平歯車46の歯数より大きくす
ると、駆動軸41の回動角度に対し弁軸12の回動角度
は大きくなる。すなわちレバ−5の操作角度が小さくて
も、弁軸12の回動角度を十分に大きくすることができ
る。
図である図8に示すように、駆動軸41には平歯車45
が設けられ、弁軸12に設けられた平歯車46と噛み合
っている。平歯車45と46のギヤ比は3:2であるの
で、平歯車45が40°回動すると平歯車46は60°
回動する。すなわちレバ−5を1回操作すると、駆動軸
41は40°、弁軸12は60°回動する。ここで平歯
車をはすば歯車ややまば歯車としても差し支えなく、特
に平歯車に限定されない。また、ギヤ比は3:2とした
が、これに限らず1:1でも2:1でも1:2でもよ
い。平歯車45の歯数を平歯車46の歯数より大きくす
ると、駆動軸41の回動角度に対し弁軸12の回動角度
は大きくなる。すなわちレバ−5の操作角度が小さくて
も、弁軸12の回動角度を十分に大きくすることができ
る。
【0033】次に、図2、図9〜図11を用いて、切換
状態の表示を行う表示部19について説明する。図9は
図1における本体部のE−E矢視横断面図、図10は図
9におけるF−F矢視縦断面図、図11は図6における
G−G矢視縦断面図である。
状態の表示を行う表示部19について説明する。図9は
図1における本体部のE−E矢視横断面図、図10は図
9におけるF−F矢視縦断面図、図11は図6における
G−G矢視縦断面図である。
【0034】表示部19は、上部ボディ17に設けられ
た表示窓81と、表示ロ−ル(表示部材)51と、表示
ロ−ル51を軸支するロ−ル軸52などから構成され
る。
た表示窓81と、表示ロ−ル(表示部材)51と、表示
ロ−ル51を軸支するロ−ル軸52などから構成され
る。
【0035】表示ロ−ル51には切換状態を示す「浄
水」「原水ストレ−ト」「原水シャワ−」の文字および
イラストが60°毎に各2ヶ所印刷されており、そのよ
うな表示ロール51は、表示窓81のすぐ内側に配置さ
れ、表示ロ−ル51に印刷された「浄水」「原水ストレ
−ト」「原水シャワ−」の文字およびイラストのいずれ
かが外部から見えるようになっている。弁構造内部の動
きを見て切換状態を確認するのではなく、表示ロール5
1に文字を印刷することにより、切換状態の確認が容易
になり、また、構造も簡素化され製造コストを抑えるこ
とができる。なお、切換状態を示す表示は、文字だけ、
または、イラストだけでもよい。
水」「原水ストレ−ト」「原水シャワ−」の文字および
イラストが60°毎に各2ヶ所印刷されており、そのよ
うな表示ロール51は、表示窓81のすぐ内側に配置さ
れ、表示ロ−ル51に印刷された「浄水」「原水ストレ
−ト」「原水シャワ−」の文字およびイラストのいずれ
かが外部から見えるようになっている。弁構造内部の動
きを見て切換状態を確認するのではなく、表示ロール5
1に文字を印刷することにより、切換状態の確認が容易
になり、また、構造も簡素化され製造コストを抑えるこ
とができる。なお、切換状態を示す表示は、文字だけ、
または、イラストだけでもよい。
【0036】表示窓81は、本体部2前方部やや上方の
最も見やすい位置に設けられ、しかも表示窓81を通し
て該当切換状態のみが大きな文字やイラストで表示され
ることから、一目見ただけで切換状態が判別できる。表
示窓81の大きさは、該当切換状態の確認をより容易に
するために、100mm2 以上が好ましく、150mm
2以上であればより一層好ましい。
最も見やすい位置に設けられ、しかも表示窓81を通し
て該当切換状態のみが大きな文字やイラストで表示され
ることから、一目見ただけで切換状態が判別できる。表
示窓81の大きさは、該当切換状態の確認をより容易に
するために、100mm2 以上が好ましく、150mm
2以上であればより一層好ましい。
【0037】また、表示窓81に透明部材82を取り付
けて、食器洗いのときなどに水が本体部3の内部に入る
のを防いだり、表示ロ−ル51が汚れるのを防ぐことも
好ましい。透明部材82は、上部ボディ17から脱着可
能な構造とすると、透明部材82の内面がくもったら取
り外して拭くことができる。そして、透明部材82がく
もるのを防止するために、界面活性剤やシリコ−ンを主
成分とするくもり防止液を塗布したり、くもり防止フィ
ルムを貼り付けてもよい。
けて、食器洗いのときなどに水が本体部3の内部に入る
のを防いだり、表示ロ−ル51が汚れるのを防ぐことも
好ましい。透明部材82は、上部ボディ17から脱着可
能な構造とすると、透明部材82の内面がくもったら取
り外して拭くことができる。そして、透明部材82がく
もるのを防止するために、界面活性剤やシリコ−ンを主
成分とするくもり防止液を塗布したり、くもり防止フィ
ルムを貼り付けてもよい。
【0038】そして、表示部19においては、図9、図
10に示すように、表示ロ−ル51がロ−ル軸52によ
って切換弁本体13の手前側に軸支されるとともに、そ
の一端に設けられた平歯車53が駆動軸41に設けられ
た平歯車54と噛み合っている。平歯車54と53のギ
ヤ比は3:2であるので、平歯車54が40°回動する
と平歯車53は60°回動する。すなわちレバ−5を1
回操作して駆動軸41が40°回動すると表示ロ−ル5
1は60°回動する。なお、歯車が平歯車に限定され
ず、ギヤ比も3:2に限定されないことは前述と同様で
ある。
10に示すように、表示ロ−ル51がロ−ル軸52によ
って切換弁本体13の手前側に軸支されるとともに、そ
の一端に設けられた平歯車53が駆動軸41に設けられ
た平歯車54と噛み合っている。平歯車54と53のギ
ヤ比は3:2であるので、平歯車54が40°回動する
と平歯車53は60°回動する。すなわちレバ−5を1
回操作して駆動軸41が40°回動すると表示ロ−ル5
1は60°回動する。なお、歯車が平歯車に限定され
ず、ギヤ比も3:2に限定されないことは前述と同様で
ある。
【0039】平歯車54の歯数を平歯車53の歯数より
大きくすると、駆動軸41の回動角度に対し表示ロ−ル
51の回動角度は大きくなる。すなわち、操作を容易に
するためにレバ−5の操作角度を小さくても、表示ロ−
ル(表示部材)51の回動角度を十分に大きくすること
ができ、表示の文字を小さくしたり文字間隔を狭くした
りする必要がない。また、表示ロ−ルの軸を切換弁の弁
軸12と異なる構成としたので、切換状態表示位置が従
来のようにレバ−の根元に限定されることがなく、切換
弁本体の手前の空間を利用して表示部材を大型化でき、
また、レバ−が横方向に突出することなく表示を見やす
くすることができる。さらに、歯車によってレバ−の回
動を弁軸に伝えると同時に表示ロ−ルにも伝えるので、
弁軸と表示ロ−ルが確実かつ正確に回動し、切換状態と
表示がずれるような不具合を防ぐことができる。
大きくすると、駆動軸41の回動角度に対し表示ロ−ル
51の回動角度は大きくなる。すなわち、操作を容易に
するためにレバ−5の操作角度を小さくても、表示ロ−
ル(表示部材)51の回動角度を十分に大きくすること
ができ、表示の文字を小さくしたり文字間隔を狭くした
りする必要がない。また、表示ロ−ルの軸を切換弁の弁
軸12と異なる構成としたので、切換状態表示位置が従
来のようにレバ−の根元に限定されることがなく、切換
弁本体の手前の空間を利用して表示部材を大型化でき、
また、レバ−が横方向に突出することなく表示を見やす
くすることができる。さらに、歯車によってレバ−の回
動を弁軸に伝えると同時に表示ロ−ルにも伝えるので、
弁軸と表示ロ−ルが確実かつ正確に回動し、切換状態と
表示がずれるような不具合を防ぐことができる。
【0040】以上のように構成された浄水器1の切換操
作と表示について説明する。
作と表示について説明する。
【0041】図4は、原水が濾過部3で濾過され浄水と
して吐出される状態を示している。この状態で本体部2
前方部の表示窓81からは「浄水」だけの文字、イラス
トが見えている。水道蛇口4を開くと、原水は、原水流
入口28から流入し、水流緩和部材39で水の勢いが緩
和された後、カム部27aがボ−ル11aを押し上げて
開放している通水路21aを通過して、原水供給口26
に流れる。そして、原水受入口62から濾過部3に流入
し、活性炭などの吸着剤と中空糸膜によって濾過された
後、シャワ−孔(濾過水口)63から吐出される。
して吐出される状態を示している。この状態で本体部2
前方部の表示窓81からは「浄水」だけの文字、イラス
トが見えている。水道蛇口4を開くと、原水は、原水流
入口28から流入し、水流緩和部材39で水の勢いが緩
和された後、カム部27aがボ−ル11aを押し上げて
開放している通水路21aを通過して、原水供給口26
に流れる。そして、原水受入口62から濾過部3に流入
し、活性炭などの吸着剤と中空糸膜によって濾過された
後、シャワ−孔(濾過水口)63から吐出される。
【0042】ここで、レバ−5を操作して、操作ストッ
パ−43に当たるまで回動させると、レバ−5にラチェ
ット機構を介して接続されている駆動軸41が40゜回
動する。同時に平歯車45から46へ回動が伝達され、
弁軸12が正確に60゜回動する。すると、弁軸12の
カム27aに代わって27cが上方を向き、通水路21
aが閉じて通水路21cが開く。その結果、原水は通水
路21cを通過して原水シャワ−口14から吐出され
る。このとき、平歯車54から53へも回動が伝達さ
れ、円筒体の表示ロ−ル51が正確に60゜回動し、表
示窓81からは「原水シャワ−」だけの文字、イラスト
が見えるようになる。
パ−43に当たるまで回動させると、レバ−5にラチェ
ット機構を介して接続されている駆動軸41が40゜回
動する。同時に平歯車45から46へ回動が伝達され、
弁軸12が正確に60゜回動する。すると、弁軸12の
カム27aに代わって27cが上方を向き、通水路21
aが閉じて通水路21cが開く。その結果、原水は通水
路21cを通過して原水シャワ−口14から吐出され
る。このとき、平歯車54から53へも回動が伝達さ
れ、円筒体の表示ロ−ル51が正確に60゜回動し、表
示窓81からは「原水シャワ−」だけの文字、イラスト
が見えるようになる。
【0043】レバ−5から指を離すと、ねじりコイルば
ね44によりレバ−5は逆方向に回動し、初期位置に戻
って停止する。このとき、ラチェット機構を介して接続
された駆動軸41は回動せず、弁軸12も表示ロ−ル5
1も回動しない。
ね44によりレバ−5は逆方向に回動し、初期位置に戻
って停止する。このとき、ラチェット機構を介して接続
された駆動軸41は回動せず、弁軸12も表示ロ−ル5
1も回動しない。
【0044】レバ−5をもう一度押し下げると、同様に
弁軸12が正確に60゜回動し、通水路21cが閉じ
て、通水路21bが開く。この結果、原水は通水路21
bを通過して、原水ストレ−ト口15から吐出される。
このとき、表示窓81からは「原水ストレ−ト」だけの
文字、イラストが見えている。
弁軸12が正確に60゜回動し、通水路21cが閉じ
て、通水路21bが開く。この結果、原水は通水路21
bを通過して、原水ストレ−ト口15から吐出される。
このとき、表示窓81からは「原水ストレ−ト」だけの
文字、イラストが見えている。
【0045】以上のように、本体部2の前方部に設けた
ひとつの表示窓81のすぐ内側に、該当切換状態を表す
文字、イラストのみが表示されるので、一目で切換状態
が判別できる。表示ロ−ル51が円筒体であり、回動の
伝達により弁軸12の回動角度と表示ロ−ル51の回動
角度を確実に対応させることができるので、切換状態と
表示がズレることはない。表示ロ−ル51の軸を弁軸1
2と同軸とせず、切換弁本体13の手前の空間に配置し
たので、レバ−5が横方向に突出することなく表示の大
型化が可能になり、表示が見やすい。また、レバ−5の
回動を平歯車によって弁軸12に伝えると同時に、平歯
車によって表示ロ−ル51にも伝えるので、弁軸12と
表示ロ−ルが確実に回動する。その上、平歯車のギヤ比
の選定によりレバ−5の操作角度を小さく、弁軸12と
表示ロ−ル51の回動角度を大きくしたので、容易に切
換操作でき、表示ロ−ル51の文字を小さくする必要も
ないので表示が見やすい。
ひとつの表示窓81のすぐ内側に、該当切換状態を表す
文字、イラストのみが表示されるので、一目で切換状態
が判別できる。表示ロ−ル51が円筒体であり、回動の
伝達により弁軸12の回動角度と表示ロ−ル51の回動
角度を確実に対応させることができるので、切換状態と
表示がズレることはない。表示ロ−ル51の軸を弁軸1
2と同軸とせず、切換弁本体13の手前の空間に配置し
たので、レバ−5が横方向に突出することなく表示の大
型化が可能になり、表示が見やすい。また、レバ−5の
回動を平歯車によって弁軸12に伝えると同時に、平歯
車によって表示ロ−ル51にも伝えるので、弁軸12と
表示ロ−ルが確実に回動する。その上、平歯車のギヤ比
の選定によりレバ−5の操作角度を小さく、弁軸12と
表示ロ−ル51の回動角度を大きくしたので、容易に切
換操作でき、表示ロ−ル51の文字を小さくする必要も
ないので表示が見やすい。
【0046】本発明は、以下のように変形実施すること
ができる。 (1)前述の実施態様ではラチェット機構を用い、レバ
−5の上下動で切換操作を行ったが、図12に示すよう
にレバ−95の停止位置に応じて切換状態が変わる方式
でもよい。 (2)前述の実施態様では駆動軸41と弁軸12と表示
ロ−ル51の軸が異なる3軸構造としたが、図12に示
すように駆動軸97と弁軸98を同一軸とし、表示ロ−
ル96の軸との2軸構造としてもよい。 (3)前述の実施態様では駆動軸41と弁軸12と表示
ロ−ル51の軸が異なる3軸構造としたが、図13に示
すように駆動軸97と表示ロ−ル96の軸を同一軸と
し、弁軸98との2軸構造としてもよい。 (4)前述の実施態様ではレバ−5を両端支持型とした
が、片端支持型でもよい。 (5)前述の実施態様ではラチェット機構を用いたが、
ワンウェイクラッチなど任意の一方向回動機構を用いる
ことができる。 (6)前述の実施態様では弁体にボ−ルを用いた切換弁
としたが、ゴムパッキンやOリングを回動軸に装着した
切換弁でもよい。 (7)前述の実施態様では、円筒形の表示ロ−ル51
(表示部材)を用いたが、図14、図15に示すように
2つの板状部材91、92を用いて、表示窓94からの
可視範囲αと不可視範囲とを往復動させてもよい。
ができる。 (1)前述の実施態様ではラチェット機構を用い、レバ
−5の上下動で切換操作を行ったが、図12に示すよう
にレバ−95の停止位置に応じて切換状態が変わる方式
でもよい。 (2)前述の実施態様では駆動軸41と弁軸12と表示
ロ−ル51の軸が異なる3軸構造としたが、図12に示
すように駆動軸97と弁軸98を同一軸とし、表示ロ−
ル96の軸との2軸構造としてもよい。 (3)前述の実施態様では駆動軸41と弁軸12と表示
ロ−ル51の軸が異なる3軸構造としたが、図13に示
すように駆動軸97と表示ロ−ル96の軸を同一軸と
し、弁軸98との2軸構造としてもよい。 (4)前述の実施態様ではレバ−5を両端支持型とした
が、片端支持型でもよい。 (5)前述の実施態様ではラチェット機構を用いたが、
ワンウェイクラッチなど任意の一方向回動機構を用いる
ことができる。 (6)前述の実施態様では弁体にボ−ルを用いた切換弁
としたが、ゴムパッキンやOリングを回動軸に装着した
切換弁でもよい。 (7)前述の実施態様では、円筒形の表示ロ−ル51
(表示部材)を用いたが、図14、図15に示すように
2つの板状部材91、92を用いて、表示窓94からの
可視範囲αと不可視範囲とを往復動させてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
浄水器は、切換弁を内蔵する本体部と濾過部とを備え、
本体部は前方部にひとつの表示窓と、その表示窓の内側
に設けられた、流路切換状態を示す、切換弁とは異なる
表示部材とを備え、該当切換状態のみが表示窓を通して
表示されるので、わざわざ視点を変えて表示窓を覗き込
んだり、弁構造内部の動きを見ることなく、一目で切換
状態が確認できる。
浄水器は、切換弁を内蔵する本体部と濾過部とを備え、
本体部は前方部にひとつの表示窓と、その表示窓の内側
に設けられた、流路切換状態を示す、切換弁とは異なる
表示部材とを備え、該当切換状態のみが表示窓を通して
表示されるので、わざわざ視点を変えて表示窓を覗き込
んだり、弁構造内部の動きを見ることなく、一目で切換
状態が確認できる。
【0048】また、請求項2に係る発明によれば、表示
部材が、切換弁の動作に応じて回動する筒体または柱体
であるので、回動の伝達により弁軸の回動角度と表示部
材の回動角度を確実に対応させることができ、切換状態
と表示がズレることがない。
部材が、切換弁の動作に応じて回動する筒体または柱体
であるので、回動の伝達により弁軸の回動角度と表示部
材の回動角度を確実に対応させることができ、切換状態
と表示がズレることがない。
【0049】また、請求項3に係る発明によれば、切換
弁は内部に弁軸を有し、表示部材は弁軸とは異なる軸を
中心に回動するので、切換弁本体の空間を利用した表示
の大型化が可能になり、しかもレバ−が横方向に突出し
て食器洗い等の作業に支障を来すこともない。
弁は内部に弁軸を有し、表示部材は弁軸とは異なる軸を
中心に回動するので、切換弁本体の空間を利用した表示
の大型化が可能になり、しかもレバ−が横方向に突出し
て食器洗い等の作業に支障を来すこともない。
【0050】さらに、請求項4に係る発明によれば、弁
軸と表示部材とを連結する歯車を備え、弁軸および表示
部材のいずれか一方の回動が他方に伝達されるので、弁
軸と表示ロ−ルが確実に共に回動する。そして、歯車の
ギヤ比の選定により、弁軸より表示部材の回動角度を大
きくすることができるので、レバ−操作角度を小さくす
る改良に伴い弁軸の回動角度が小さくなっても表示部材
の回動角度を維持でき、文字を小さくしたり文字間隔を
狭くする必要がない。
軸と表示部材とを連結する歯車を備え、弁軸および表示
部材のいずれか一方の回動が他方に伝達されるので、弁
軸と表示ロ−ルが確実に共に回動する。そして、歯車の
ギヤ比の選定により、弁軸より表示部材の回動角度を大
きくすることができるので、レバ−操作角度を小さくす
る改良に伴い弁軸の回動角度が小さくなっても表示部材
の回動角度を維持でき、文字を小さくしたり文字間隔を
狭くする必要がない。
【0051】また、請求項5に係る発明によれば、本体
部は駆動軸を備え、駆動軸の回動が弁軸および/または
表示部材に伝達されるので、請求項3と同様に、切換弁
本体の空間を利用して表示の大型化が可能になる。
部は駆動軸を備え、駆動軸の回動が弁軸および/または
表示部材に伝達されるので、請求項3と同様に、切換弁
本体の空間を利用して表示の大型化が可能になる。
【0052】そして、請求項6に係る発明によれば、駆
動軸と弁軸および/または表示部材とを連結する歯車を
備え、駆動軸の回動が、歯車によって弁軸および/また
は表示部材に伝達されるので、歯車のギヤ比の選定によ
り、駆動軸より弁軸や表示部材の回動角度を大きくする
ことができる。したがって、請求項4と同様に、レバ−
操作角度を小さくする改良を行っても表示部材の文字を
小さくしたり文字間隔を狭くする必要がなく、表示が見
やすい。
動軸と弁軸および/または表示部材とを連結する歯車を
備え、駆動軸の回動が、歯車によって弁軸および/また
は表示部材に伝達されるので、歯車のギヤ比の選定によ
り、駆動軸より弁軸や表示部材の回動角度を大きくする
ことができる。したがって、請求項4と同様に、レバ−
操作角度を小さくする改良を行っても表示部材の文字を
小さくしたり文字間隔を狭くする必要がなく、表示が見
やすい。
【0053】さらに、請求項7に係る発明によれば、表
示部材は少なくとも2つの部材を備え、それら2つの部
材が、表示窓からの可視範囲と不可視範囲とを往復動し
て該当切換状態のみを表示するので、一目で切換状態が
確認できる。
示部材は少なくとも2つの部材を備え、それら2つの部
材が、表示窓からの可視範囲と不可視範囲とを往復動し
て該当切換状態のみを表示するので、一目で切換状態が
確認できる。
【図1】本発明の一実施態様に係る浄水器の一部透視正
面図である。
面図である。
【図2】図1に示す浄水器の上面図である。
【図3】図1に示す浄水器の右側面図である。
【図4】図1に示す浄水器の本体部の縦断面図である。
【図5】図1に示す浄水器の濾過部の縦断面図である。
【図6】図1に示す浄水器の本体部のB−B断面図であ
る。
る。
【図7】図6に示す浄水器におけるレバ−と駆動軸との
接続部のC−C矢視概略断面図である。
接続部のC−C矢視概略断面図である。
【図8】図6に示す浄水器本体部のD−D矢視概略断面
図である。
図である。
【図9】図1に示す浄水器の本体部のE−E矢視横断面
図である。
図である。
【図10】図9に示す浄水器本体部のF−F矢視縦断面
図である。
図である。
【図11】図6に示す浄水器本体部のG−G矢視縦断面
図である。
図である。
【図12】本発明の他の実施態様に係る浄水器の部分概
略図である。
略図である。
【図13】本発明の他の実施態様に係る浄水器の部分概
略図である。
略図である。
【図14】本発明の他の実施態様に係る浄水器の部分横
断面図である。
断面図である。
【図15】本発明の他の実施態様に係る浄水器の部分縦
断面図である。
断面図である。
1 : 浄水器 2 : 本体部 3 : 濾過部 4 : 水道蛇口 5 : レバ− 11a: ボール(弁
体) 11b: ボール(弁体) 11c: ボール
(弁体) 12 : 弁軸 13 : 切換弁本
体 14 : 原水シャワー口 15 : 原水スト
レート口 16 : 下部ボディ 17 : 上部ボデ
ィ 18 : 弁操作部 19 : 表示部 21a: 通水路 21b: 通水路 21c: 通水路 22 : 区画板 23 : 上部室 24 : 下部室 25a: oリング 25b: oリング 25c: oリング 26 : 原水供給
口 27a: カム部 27b: カム部 27c: カム部 28 : 原水流入
口 31a: 流路 31b: 流路 31c: 流路 36 : パッキン 37 : アダプタ 38 : 取付ナッ
ト 39 : 水流緩和部材 41 : 駆動軸 42 : 抜け止め部材 43 : 操作スト
ッパー 44 : ねじりコイルばね 45 : 平歯車 46 : 平歯車 47 : ラチェッ
ト爪部材 48 : ラチェット歯 51 : 表示ロー
ル(表示部材) 52 : ロール軸 53 : 平歯車 54 : 平歯車 61 : 容器 61a: 円筒状突起 62 : 原水受入
口 63 : シャワー孔 64 : 円筒体 65 : oリング 66 : フィルタ 67 : フィルタ 68 : 中空糸膜
束 69 : 硬化性樹脂 70 : 吸着剤層 71 : 透明キャップ 72 : 蓋 81 : 表示窓 82 : 透明部材 83 : コイルスプリング 84a: 小球 84b: 小球 85 : 凹部 91 : 板状部材 92 : 板状部材 93 : 固定板状部材 94 : 表示窓 95 : レバー 96 : 表示ロー
ル 97 : 駆動軸 98 : 弁軸
体) 11b: ボール(弁体) 11c: ボール
(弁体) 12 : 弁軸 13 : 切換弁本
体 14 : 原水シャワー口 15 : 原水スト
レート口 16 : 下部ボディ 17 : 上部ボデ
ィ 18 : 弁操作部 19 : 表示部 21a: 通水路 21b: 通水路 21c: 通水路 22 : 区画板 23 : 上部室 24 : 下部室 25a: oリング 25b: oリング 25c: oリング 26 : 原水供給
口 27a: カム部 27b: カム部 27c: カム部 28 : 原水流入
口 31a: 流路 31b: 流路 31c: 流路 36 : パッキン 37 : アダプタ 38 : 取付ナッ
ト 39 : 水流緩和部材 41 : 駆動軸 42 : 抜け止め部材 43 : 操作スト
ッパー 44 : ねじりコイルばね 45 : 平歯車 46 : 平歯車 47 : ラチェッ
ト爪部材 48 : ラチェット歯 51 : 表示ロー
ル(表示部材) 52 : ロール軸 53 : 平歯車 54 : 平歯車 61 : 容器 61a: 円筒状突起 62 : 原水受入
口 63 : シャワー孔 64 : 円筒体 65 : oリング 66 : フィルタ 67 : フィルタ 68 : 中空糸膜
束 69 : 硬化性樹脂 70 : 吸着剤層 71 : 透明キャップ 72 : 蓋 81 : 表示窓 82 : 透明部材 83 : コイルスプリング 84a: 小球 84b: 小球 85 : 凹部 91 : 板状部材 92 : 板状部材 93 : 固定板状部材 94 : 表示窓 95 : レバー 96 : 表示ロー
ル 97 : 駆動軸 98 : 弁軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D006 GA02 HA03 HA19 HA91 HA95 JA51A JA63A KA02 KA03 KB12 KD09 KD19 MA01 PA01 PB06 PC51 4D024 AA02 BA02 BA07 BA17 BA18 BC01 CA04 CA05 CA13 DB05
Claims (7)
- 【請求項1】切換弁を内蔵する本体部と濾過部とを備
え、本体部は前方部にひとつの表示窓と、その表示窓の
内側に設けられた、流路切換状態を示す、切換弁とは異
なる表示部材とを備え、該当切換状態のみが表示窓を通
して表示されることを特徴とする浄水器。 - 【請求項2】表示部材は、切換弁の動作に応じて回動す
る筒体または柱体である、請求項1に記載の浄水器。 - 【請求項3】切換弁は内部に弁軸を有し、表示部材は弁
軸とは異なる軸を中心に回動する、請求項1または2に
記載の浄水器。 - 【請求項4】弁軸と表示部材とを連結する歯車を備え、
弁軸および表示部材のいずれか一方の回動が他方に伝達
される、請求項3に記載の浄水器。 - 【請求項5】本体部は駆動軸を備え、駆動軸の回動が弁
軸および/または表示部材に伝達される、請求項3に記
載の浄水器。 - 【請求項6】駆動軸と弁軸および/または表示部材とを
連結する歯車を備え、駆動軸の回動が、歯車によって弁
軸および/または表示部材に伝達される、請求項5に記
載の浄水器。 - 【請求項7】表示部材は少なくとも2つの部材を備え、
それら2つの部材が、表示窓からの可視範囲と不可視範
囲とを往復動して該当切換状態のみを表示する、請求項
1〜6のいずれかに記載の浄水器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP34884699A JP2001162272A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34884699A JP2001162272A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 浄水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001162272A true JP2001162272A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18399782
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP34884699A Pending JP2001162272A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 浄水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001162272A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004250894A (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-09 | Inax Corp | 吐水装置 |
JP2016186359A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 大阪ガスケミカル株式会社 | 回転表示手段を備えた流路切換装置及び浄水器 |
JP2018154981A (ja) * | 2017-03-16 | 2018-10-04 | 株式会社タカギ | 水栓器具 |
WO2021215136A1 (ja) * | 2020-04-24 | 2021-10-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 水栓 |
-
1999
- 1999-12-08 JP JP34884699A patent/JP2001162272A/ja active Pending
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JP2021173057A (ja) * | 2020-04-24 | 2021-11-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 水栓 |
TWI807280B (zh) * | 2020-04-24 | 2023-07-01 | 日商松下知識產權經營股份有限公司 | 水龍頭之流路切換機構及水龍頭 |
JP7411912B2 (ja) | 2020-04-24 | 2024-01-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 水栓 |
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