JP2003094046A - 浄水器 - Google Patents
浄水器Info
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- JP2003094046A JP2003094046A JP2002178211A JP2002178211A JP2003094046A JP 2003094046 A JP2003094046 A JP 2003094046A JP 2002178211 A JP2002178211 A JP 2002178211A JP 2002178211 A JP2002178211 A JP 2002178211A JP 2003094046 A JP2003094046 A JP 2003094046A
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Abstract
期間使用でき、さらに、電池交換後やリセットボタン操
作後には表示を点灯して電池を装着できたことや正しく
データをリセットできたことを確認できる浄水器を提供
する。 【解決手段】電池装着部と、通水時において信号を発信
する流量検出部と、電池装着部に装着された電池から電
力の供給をうけ流量検出部からの信号に基づいて表示部
に出力信号を送る制御部と、制御部からの出力信号に基
づいて点灯する表示部と、表示部による表示を初期表示
にリセットするリセットボタンとを備えた浄水器であっ
て、制御部は、通水の停止を検知して表示部を消灯させ
る機能と、電池交換後および/またはリセットボタン操
作後に表示部を一定時間点灯させる機能とを有する浄水
器とする。
Description
の寿命を表示する手段を備えた浄水器に関する。
用者に表示する浄水器としては、たとえば、特開平10
−118641号公報に記載されているような、ろ過カ
−トリッジに流れた原液あるいはろ液の流量を測定する
とともに、これを積算した積算流量が予め設定された寿
命到達流量に達した時点で発光ダイオ−ド(以下、LE
D)を点灯させるものが知られている。使用者はLED
の点灯により、ろ過カ−トリッジが寿命に達し交換が必
要であることを知ることができた。
値を演算したりLEDを点灯するための電源として電池
を用いているものの、電池の寿命を使用者に知らせる機
能はない。そのため、使用者は電池の使用開始時期と説
明書等に記載されている電池寿命とを記憶し、それに基
づいて電池を交換する必要があるが、長期間、使用開始
時期と電池寿命とを記憶し続けるのは難しく、電池交換
を忘れたためにろ過カ−トリッジ使用中に積算流量のデ
−タが消滅してしまうという問題が生じていた。
のような問題点に鑑み、電池の電力消費を大幅に抑える
ことで電池を長期間使用でき、さらに、電池交換後やリ
セットボタン操作後には表示を点灯して電池を装着でき
たことや正しくデータをリセットできたことを確認でき
る浄水器を提供することである。
に本発明は、電池装着部と、通水時において信号を発信
する流量検出部と、電池装着部に装着された電池から電
力の供給をうけ流量検出部からの信号に基づいて表示部
に出力信号を送る制御部と、制御部からの出力信号に基
づいて点灯する表示部と、表示部による表示を初期表示
にリセットするリセットボタンとを備えた浄水器であっ
て、制御部は、通水の停止を検知して表示部を消灯させ
る機能と、電池交換後および/またはリセットボタン操
作後に表示部を一定時間点灯させる機能とを有する浄水
器を特徴とするものである。
れることが好ましく、また、表示部が液晶表示器である
ことが好ましい。
形態を、家庭のキッチンなどの蛇口に取り付けられる浄
水器を例にとり、図を参照しながら説明する。
に、その内部に切換弁を内蔵した本体部2と、ろ材を収
納したろ過カ−トリッジ3などから構成されている。本
体部2にはレバ−5が設けられ、レバ−5を操作するこ
とにより、蛇口4から原水流入口を通って流入した原水
をそのままシャワ−水として吐出するか(原水シャワ
−)、そのままストレ−ト水として吐出するか(原水ス
トレ−ト)、ろ過カ−トリッジ3に供給するか、を選択
して切り換える。ろ過カ−トリッジ3に供給された原水
は、活性炭などの吸着剤や中空糸膜等によってろ過さ
れ、浄水流出口から浄水として吐出される。
換弁を構成する3個のボ−ル11a、11b、11cと
弁軸12とを備えた切換弁本体13、原水シャワ−口1
4と、原水ストレ−ト口15と、浄水流出口19とを備
えた下部ボディ16、切換弁本体13が上面に突出する
開口部を備えた上部ボディ17、切換操作を行う弁操作
部18、ろ過カ−トリッジ3を固定するカ−トリッジキ
ャップ91、流量を積算して、その結果を表示する電装
部などから構成されている。
36が装着され、蛇口4のおねじ部にねじ込んだアダプ
タ37を介して、取付ナット38を切換弁本体13に螺
合させ、本体部2を蛇口4に取り付けるようになってい
る。
1a、21b、21cを開設した区画板22によって、
上部室23と下部室24とに区画されている。
1b、11cが、3個の通水路21a、21b、21c
に対応するように配置されている。ボ−ル11aが通水
路21aにはまり通水路21aが閉じた状態で、ボ−ル
11aの下部が下部室24に突出するようになってい
る。ボ−ル11b、11cについても同様である。
可能に挿着され、かつ、弁軸12の所定位置に配設した
Oリング25a、25b、25cが、下部室24の内壁
面と水密的に係合している。これによって下部室24は
3つに区画され、通水路21aからろ過カ−トリッジ3
に原水を供給する原水供給口26(図6参照)へ通じる
流路31aと、通水路21bから原水ストレ−ト口15
へ通じる流路31bと、通水路21cから原水シャワ−
口14へ通じる流路31cとを形成している。
は、通水路21a、21b、21cに対向する位置に、
カム部27a、27b、27cが設けられている。これ
らカム部27a、27b、27cは、弁軸12の周方向
に例えば60゜ずつずらして設けられており、弁軸12
を60゜ずつ回動することにより選択的に上方を向き、
下部室24に突出したボ−ルの下部を押し上げて通水路
を開くことができるようになっている。すなわち、後述
の弁操作部18により弁軸12を所定角度回動すること
で、通水路21a、21b、21cのいずれかを開放
し、蛇口4から流入した原水をそのままシャワ−水とし
て吐出するか、そのままストレ−ト水として吐出する
か、ろ過カ−トリッジ3に供給するか、を選択できる。
としての金属球にゴムを覆ったものを用いているが、弁
体の形状は球体に限らず円錐形でも円筒形でもよく、傘
形でもよい。そして、通水路を閉塞したときのシ−ル性
を向上させるために、上部室23に設けたボ−ル11
a、11b、11cをバネ等で上方から通水路方向に付
勢してもよい。
3の側部後方には、ろ過カ−トリッジ3に原水を供給す
る原水供給口26と、ろ過カ−トリッジ3から浄水を受
け入れる浄水受入口29とが設けられている。原水供給
口26は流路31aに連通しており、浄水受入口29は
浄水送水路30を介して浄水流出口19と連通してい
る。浄水送水路30には、後述する流量検出部102の
水車122と水車支持部材123が設けられ、浄水の通
水により水車122が回転するようになっている。
説明する。
示すように、容器61の底部に、原水供給口26から原
水を受け入れる原水受入口62と、浄水受入口29に浄
水を供給する浄水供給口63が設けられている。原水受
入口62と浄水供給口63には、それぞれOリング7
3、74が設けられ、原水供給口26と浄水受入口29
に接続した際に外部に水が漏れるのを防止している。
が形成されており、円筒状突起61aに、中空糸膜モジ
ュールの円筒体64の下端がOリング65を介して嵌入
立設されている。そして、この円筒体64の外周上下部
には、円筒体64外周面と容器61の内壁面との間を通
過する原水の処理を行う吸着剤層70を保持するため
に、リング状のフィルタ66、67が固定されている。
を束ねて逆U字状に折り曲げた中空糸膜束68が収納さ
れている。中空糸膜の両端部は、円筒体64の下部にて
各中空糸間および中空糸と円筒体64との間に充填され
た硬化性樹脂69(封止剤)により封止固定(ポッティ
ング)されている。各中空糸膜は、容器61へ嵌入する
前にポッティング部が一部切断除去されているので、末
端が浄水供給口63に向かって開口している。
内壁面との間には、活性炭、ゼオライト、イオン交換樹
脂、キレ−ト樹脂などからなる吸着剤層70が配備され
ている。
剤を容易に充填できるよう開口されており、内部の汚れ
を確認できるように透明キャップ71が嵌入され、超音
波溶着されている。
3は、図6に示したように、本体部2内に装填され、カ
−トリッジキャップ91が、ろ過カ−トリッジ3に覆い
被さる位置で下部ボディ16と上部ボディ17とにネジ
締付固定され、ろ過カ−トリッジ3を所定位置に固定す
る役目を果たしている。カ−トリッジキャップ91に
は、開閉キャップ92が設けられており、開閉キャップ
92を開くと、カ−トリッジキャップの開口部93およ
びろ過部の透明キャップ71を通じて、中空糸膜の汚れ
具合を確認できるようになっている。
回動操作する弁操作部18について説明する。
−5と、切換弁本体13に回動可能に支持され、レバ−
5と同じ軸回りに回動する駆動軸41と、一端が下部ボ
ディ16に固定され他端がレバ−5に固定されたねじり
コイルバネ44などから構成されている。レバー5は、
図3に示すように矢印A方向に押し下げると、操作スト
ッパ−43に当接するまで反時計方向に(図6を右側面
から見た場合)回動し、レバ−5が操作ストッパ−43
に当接した状態で操作をやめて指を離すと、ねじりコイ
ルばね44により時計方向に回動し、初期位置に戻るよ
うになっている。
図であって、レバ−5と駆動軸41の接続部を示してい
る。図8に示すように、駆動軸41の一端に嵌入された
ラチェット爪部材47は、レバ−5のラチェット歯48
と噛み合ってラチェット機構を構成している。レバ−5
を初期位置から反時計方向(図6を右側面から見た場
合)に回動させるときには、駆動軸41はレバ−5と一
体となって反時計方向に40°回動し、レバ−5が時計
方向に回動して初期位置に戻るときには、駆動軸41は
回動しないようになっている。
図である図9に示すように、駆動軸41には平歯車45
が設けられ、弁軸12に設けられた平歯車46と噛み合
っている。平歯車45と46のギヤ比は3:2であるの
で、平歯車45が40°回動すると平歯車46は60°
回動する。すなわち、レバ−5を1回操作すると、駆動
軸41は40°回動し、弁軸12は60°回動する。こ
こで、平歯車をはすば歯車ややまば歯車などにしても何
ら問題はない。また、ギヤ比を3:2としたが、これに
限らず2:1でも3:1でもよい。平歯車45の歯数を
平歯車46の歯数より大きくすると、駆動軸41の回動
角度に対し弁軸12の回動角度は大きくなる。すなわち
レバ−5の操作角度を小さくしても、弁軸12の回動角
度を十分に大きくすることができる。以上のように、歯
車を用いるとギヤ比を選択することで容易にレバ−操作
角度を設定でき、しかも確実かつ正確に流路切換ができ
る。
に、切換状態を示す「浄水」「ストレ−ト」「シャワ
−」の文字が40°毎に各3ヶ所印刷された表示リング
51が固定されている。表示リング51に印刷された
「浄水」「ストレ−ト」「シャワ−」いずれかの文字
が、上部ボディ17の開口部81から見えるようになっ
ていて、切換状態が容易に確認できる。なお、切換状態
を示す表示は、文字、イラスト単独でも、また、それら
の組合せでもよい。そして、開口部81に透明部材82
を取り付けることで、食器洗いのときなどに水が本体部
2の内部に入るのを防いだり、表示リング51が汚れる
のを防いだりしている。
る電装部(電子回路)について説明する。
電源部101と、流量検出部102と、ろ過カ−トリッ
ジ識別部103と、制御部104と、液晶表示器105
などから構成されている。
すように、主に、本体部2に設けた電池ホルダ115
と、コイン形二酸化マンガンリチウム電池111(以
下、電池111)と、陽極金具113および陰極金具1
14と、電池を水密に固定する脱着自在な電池カバ−1
12などから構成される。
16を有するとともにその外周にOリング117を有
し、電池カバ−112がバヨネット機構により電池ホル
ダ115に装着したときに電池装着部116に水が浸入
するのを防ぐようになっている。筒状の電池装着部11
6には切り欠き118が設けられているので、指を引っ
かけて容易に電池を取り外すことができる。また、電池
カバ−112の表面には、硬貨を挿入して回すための凹
部119が設けられ、その周囲に、電池の規格と開閉の
ための回転方向を示す文字やイラストが刻印されてい
る。したがって、使用者は、電池の規格と電池カバ−1
12の回転方向を確認した上で、コインを使って電池カ
バ−112を電池ホルダ115から取り外し、電池を交
換することができる。
113および陰極金具114は、それぞれリ−ド線で図
6に示す制御部104に結線されており、電池111に
よる電力が制御部104に供給される。リ−ド線は、ゴ
ムキャップ120を介して電池ホルダ115に固定され
ており、このゴムキャップ120が、水がリ−ド線をつ
たって陽極金具113、陰極金具114さらには電池装
着部116内に浸入するのを防止している。
よく、比較的高い電圧で、長期間安定して電力を供給で
きる二酸化マンガンリチウム電池などのリチウム電池の
ほか、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、酸化銀電池、
空気亜鉛電池などでもよい。また、形状は、軽量で大き
な設置スペ−スを必要としないボタン形、コイン形など
の小形電池が好ましい。小形電池の場合、本体部が著し
く大型化したり著しく重量増加することはなく、また、
大幅なコストアップにもならない。
〜図14に示すように、主に、磁石121を埋設した水
車122と、水車122を回転可能に支持する水車支持
部材123と、磁石の回転に応じて開閉する磁気スイッ
チ124と、磁気スイッチ124を支持固定する磁気ス
イッチホルダ125とから構成されている。
の羽根132、133が形成されてなり、軸部131の
一端には水車支持部材123の軸126が挿入される回
転軸穴134が設けられ、他端には磁石121が埋設さ
れる磁石取付穴135が設けられている。
と水車122の回転軸とが垂直になるように磁石取付穴
135に挿入し、脱落を防止するとともに接水による発
錆を防止するために、磁石取付穴135の開口部に栓部
材を被せ接着したり溶着する。磁石121の脱落および
発錆を防止するためには、磁石121を磁石取付穴13
5に挿入した後、磁石取付穴135の開口部を硬化性樹
脂136(封止材)で封止することも好ましい。硬化性
樹脂としては、より安全性の高いポリウレタン樹脂が好
ましいが、エポキシ樹脂や、その他の封止材、接着剤を
用いてもよい。磁石121の錆を防止するためには、磁
石そのものをコ−ティングすることも好ましい。また、
磁石121には、磁力が強い希土類磁石のほか、フェラ
イト磁石などを使用してもよい。
送水路30内で回転可能なように、水車支持部材123
によって下流側から軸支されている。水車122は、そ
の回転軸が浄水の送水方向に平行な軸流型であっても直
交するものであってもよい。また、水車の羽根は2枚と
しているが、1枚でもよく、3枚以上でもよい。さら
に、水車を、ろ過カ−トリッジ3の下流側の浄水送水路
30に設けたが、上流側に設けてもよい。この場合は、
水車122にゴミ等が引っかからないよう、さらに上流
側にプレフィルタを設けることが好ましい。
に、磁気スイッチホルダ125に挿入され、硬化性樹脂
137(封止材)により封止固定されている。磁気スイ
ッチ124の2つの端子はリ−ド線により図10に示す
制御部104と結線されており、磁気スイッチ124の
開閉によるパルス信号が制御部104に伝達される。磁
気スイッチ124を収容した磁気スイッチホルダ125
は、図6に示すように、浄水送水路30の外周に接し、
かつ、水車122の近傍に固定されている。
は、浄水が流れることにより水車122が回転し、水車
122に埋設された磁石121が回転し、それに応じて
磁界が変化する。磁石121が1回転することにより磁
気スイッチ124は2回開閉して、その結果、2周期分
のパルス信号が発信され、制御部104に伝達される。
ついて、図6、図16を用いて説明する。
た回路基板151と、回路基板151を収納する透明の
基板ホルダ152と、回路基板151を基板ホルダ15
2に支持固定する基板枠153とから構成されている。
CPUは、電源部101から電力供給を受け、流量検出
部102からのパルス信号と、ろ過カ−トリッジ識別部
103からの信号に基づいて演算を行い、液晶表示器1
05に出力信号を送るようになっている。回路基板15
1には、リセットボタン154が設けられ、外部からの
操作でリセットボタン154を押して積算流量のデ−タ
等をリセットできるようになっている。そして、リセッ
トボタン154の上方に回路基板151への水の浸入を
防ぐスイッチゴム156を配置し、そのスイッチゴム1
56によって、リセットボタンを間接的に操作すること
が好ましい。
接、支持固定された状態で、本体部2の前方上部に位置
し、使用者が使用中に見やすいようになっている。この
液晶表示器105は、回路基板から離れた位置に配置し
リ−ド線等で結線することも可能だが、回路基板151
に直接、支持固定したほうが信号を確実に伝達できる。
また、外部から水が浸入して回路基板151が誤作動す
るのを防止するため、基板ホルダ152に、その開口部
から回路基板151と液晶表示器105とを挿入し基板
枠153で固定した状態で、開口部を硬化性樹脂155
(封止材)で封止して防水加工をすることが好ましい。
このように防水加工を施すことにより、各部品に対して
個別に防水加工を施す必要がなく、製造工程の簡略化、
製造コストの低減が可能になる。硬化性樹脂155とし
ては、2液混合型のポリウレタン樹脂やエポキシ樹脂な
どを用いればよい。
に、枠167とその中に設けられた3個のブロックA、
B、Cからなるろ過カ−トリッジ交換表示素子161
と、電池交換表示素子162と、カ−トリッジ種類表示
素子163とが設けられており、それらが点灯、消灯、
点滅することで、カートリッジの寿命、電池の寿命、カ
ートリッジの種類を表示する。これらろ過カートリッジ
交換表示素子161、電池交換表示素子162、カート
リッジ種類表示素子163は、個々に独立して設けても
よいが、本実施態様のように1つの液晶表示器にまとめ
て設けることにより、省スペース化を図ることができ、
また、使用者が一目で多数の情報を読み取ることができ
るので好ましい。
103について、図15の概略縦断面図を用いて説明す
る。
導電部材142を密着させたゴムスイッチ143と、導
電部材142との2つの接点を有する識別基板141
と、それらを収納する識別部ハウジング144とから構
成されている。
により制御部104と結線されており、2つの接点の開
閉が制御部104に伝達されるようになっている。
重ねるようにして識別部ハウジング144に収納されて
いる。ろ過カ−トリッジ3の底部に設けた突起72によ
り、スイッチ操作穴145を通してゴムスイッチ143
を押すと、導電部材142が識別基板141の2つの接
点に接触し、回路が閉じ電流が流れるようになってい
る。ろ過カ−トリッジを取り外したことにより突起72
が離れると、弾性によりゴムスイッチ143が初期状態
に戻り、接点が開く。ろ過カ−トリッジの底部に突起が
設けられていない場合は、接点が開いたままである。す
なわち、この接点の開閉信号により、底部に突起を設け
たろ過カ−トリッジと、突起を設けていないカ−トリッ
ジとを識別することができる。ゴムスイッチ143は、
スイッチ操作穴145から識別基板141側に水が浸入
するのを防ぐ役目も果たしている。
カ−トリッジと、凹みを設けないカ−トリッジを識別す
る機構を採用してもよい。また、スイッチ操作穴、ゴム
スイッチおよび識別基板を複数個設け、3種類以上のカ
−トリッジの識別を可能にしてもよい。さらに、突起と
ゴムスイッチの替わりに、バ−コ−ドとバ−コ−ドリ−
ダの組み合わせや、磁石と磁気スイッチの組み合わせを
用いてもよい。
の作用について説明する。
出される状態を示している。蛇口を開くと、原水は、原
水流入口28から流入し、水流緩和部材39でその勢い
が緩和された後、カム部27cがボ−ル11cを押し上
げて開放している通水路21cを通過して、原水シャワ
−口14から吐出される。このとき、開口部81からは
表示リング51に記された「シャワー」の文字が見え
る。
操作ストッパ−43に当たるまで回動させると、図8に
示すラチェット機構を介してレバ−5に接続されている
駆動軸41が40゜回動する。同時に平歯車45から4
6へ回動が伝達され、弁軸12が正確に60゜回動す
る。すると、弁軸12のカム27cに替わりカム27b
が上方を向き、通水路21cが閉じて通水路21bが開
く。その結果、原水は通水路21cを通過して原水スト
レ−ト口15から吐出される。このとき、開口部81か
らは表示リング51に記された「ストレ−ト」の文字が
見える。
イルばね44によりレバ−5は逆方向に回動し、初期位
置に戻って停止する。このとき、ラチェット機構を介し
て接続された駆動軸41は回動せず、弁軸12も表示リ
ング51も回動しない。
弁軸12が正確に60゜回動し、通水路21bが閉じて
通水路21aが開く。この結果、原水は通水路21aを
通過して原水供給口26に流れる。そして、図7に示す
原水受入口62からろ過カ−トリッジ3に流入し、活性
炭などの吸着剤と中空糸膜によってろ過される。ろ過さ
れた水は、浄水供給口63から浄水受入口29に流れ、
浄水送水路30を通過して浄水流出口19から吐出され
る(図10参照)。このとき、開口部81からは表示リ
ング51に記された「浄水」の文字が見え、また、浄水
送水路30に流れる浄水により水車122が回転し、流
量検出部102によって制御部104にパルス信号が送
られ、そのパルス信号の周期が浄水の流量として積算さ
れる。
過カートリッジの残存寿命が液晶表示器105のろ過カ
−トリッジ交換表示素子161に表示される。すなわ
ち、ろ過カ−トリッジ交換表示素子161は、図17に
示すように、ろ過カ−トリッジ使用開始時に枠167と
ブロックA、B、Cの全てが点灯しているが、浄水の積
算流量に対応するパルスの積算カウント数が予め設定し
た第1の設定値に達したら、ブロックA164が消灯
し、さらに第2の設定値に達したら、ブロックB165
が消灯する。さらに、ろ過カ−トリッジを交換しなけれ
ばならない積算流量に近づいたら(第3の設定値)、ブ
ロックC166が消灯するとともに枠167が点滅し、
ろ過カ−トリッジの交換を使用者に促す。使用者が、新
しいろ過カ−トリッジに交換してリセットボタン154
を押せば、積算カウント数がゼロに戻り、ろ過カ−トリ
ッジ交換表示素子161も初期表示に戻る。
予め設定した値以下に低下した時点で電池交換表示素子
162を点滅し、使用者に電池の交換を促すようになっ
ている。したがって、使用者は電池の使用開始時期と説
明書等に記載されている電池寿命をわざわざ記憶してお
く必要がない。そのため、電池寿命を忘れたために電池
の交換ができずろ過カ−トリッジ使用中に積算流量のデ
−タが消滅してしまうこともなく、適切な時期に電池交
換が行える。使用者が新しい電池に交換すれば電池交換
表示素子162は自動的に消灯するようになっている。
なお、消費電力が使用状況に関わらずほぼ一定である場
合は、浄水の積算流量や、浄水の通水時間の積算値や、
浄水を通水していない時間の積算値などから、消灯から
点灯に変わるタイミングを決めても差し支えない。な
お、電池交換表示素子162は、電池使用開始時には消
灯し、電池の寿命に近づいたときに点滅するというよう
に構成しているが、前述のろ過カ−トリッジ交換表示と
同様に段階的に表示してもよい。
ジ種類表示素子163が前述したろ過カ−トリッジ識別
部103からの信号に基づいて点灯、消灯することによ
り、装着しているカートリッジの種類を表示する。たと
えば、底部に突起を設けた有機物の除去率が高いカ−ト
リッジ(以下、高除去カ−トリッジ)を装着した場合に
は点灯し、底部に突起が無い標準カ−トリッジを装着し
た場合には消灯する。ここで、カ−トリッジの寿命も異
なる場合に、前述したろ過カ−トリッジ交換表示に関す
る第1〜3の設定値は、高除去カ−トリッジ用と標準カ
−トリッジ用にそれぞれ記憶されていて、ろ過カ−トリ
ッジ識別部103からの信号に基づいて自動的に選択さ
れる。これにより、カートリッジの種類に合わせたカー
トリッジ残存寿命が表示されるので、使用者は、使用し
ているカートリッジの種類とろ過能力、使用開始時期を
わざわざ記憶しておかなくでも適切な時期にろ過カート
リッジを交換できる。
ートリッジ3を使用しない場合には消灯する。すなわ
ち、回路基板151のCPUが、浄水の通水が停止して
流量検出部102からのパルス信号が停止した(磁気ス
イッチ124が開または閉の状態が一定時間以上続い
た)ことを検知してスリ−プモ−ドに切り替わり、液晶
表示器105を消灯する。この切り替えによって電池の
電力消費が大幅に抑えられ、電池を長期間使用できる。
なお、電池交換直後とリセットボタン操作直後には一定
時間だけスリ−プモ−ドを解除し、液晶表示器105を
点灯させる。これは、使用者が、正しく電池を装着でき
たことや、正しくデ−タをリセットできたことを確認す
るためである。
できる。 (1)前述の実施態様において、ろ過カ−トリッジ交換
表示素子161はブロックを段階的に消灯させる方式と
したが、段階的に点灯させる方式でもよい。また、積算
流量を数値で表示する方式でも、さらには減算式、加算
式いずれでもよい。 (2)前述の実施態様では表示部に液晶表示器105を
用いたが、ブザ−やスピ−カ−を設けて発信音や音声を
同時に発すれば、使用者はさらにわかりやすくなる。 (3)前述の実施態様では、制御部104にリセットボ
タン154を設けて手動でリセットするように構成した
が、ろ過カ−トリッジ識別部103と同様、ろ過カ−ト
リッジ3の装着部近傍にリセットボタンを設け、ろ過カ
−トリッジ3の脱着を検知してリセットを行う方式でも
よい。 (4)前述の実施態様では、ろ過カ−トリッジ識別部1
03によりろ過カ−トリッジの種類を識別したが、ろ過
カ−トリッジの種類を手動で入力する入力ボタンを設け
てもよい。また、リセットボタンを一定時間以上押し続
けることでカ−トリッジの種類を入力するもの、すなわ
ち入力ボタンとリセットボタンを兼用したものにすれば
製造コストが抑えられる。 (5)前述の実施態様では、電池カバ−112を電池ホ
ルダ115にバヨネット機構により装着する構成とした
が、ネジ締結機構でも、スライド機構でもよい。 (6)前述の実施態様では磁気スイッチ124を用いて
流量を検出したが、減速歯車機構と電気的接点を用いる
方法や、ダイヤフラムなど通水によって変形する部材と
電気的接点を用いる方法などを採用してもよい。 (7)前述の実施形態ではラチェット機構を用い、レバ
−5の上下動で切換操作を行ったが、レバ−の停止位置
に応じて切換状態が換わる方式でもよい。 (8)前述の実施形態では弁体にボ−ルを用いた切換弁
としたが、ゴムパッキンやOリングを装着した回動軸で
流路の開閉を行う切換弁でもよい。 (9)前述の実施形態は蛇口に支持固定する浄水器だ
が、ろ過カ−トリッジをシンク付近に置く据置型浄水器
や、シンクの下にろ過カ−トリッジを置くアンダ−シン
ク型浄水器や、蛇口に接続せずに使用するピッチャ−型
浄水器として実施することもできる。また、アルカリイ
オン整水器やミネラル生成器として実施することもでき
る。
時において信号を発信する流量検出部と、電池装着部に
装着された電池から電力の供給をうけ流量検出部からの
信号に基づいて表示部に出力信号を送る制御部と、制御
部からの出力信号に基づいて点灯する表示部と、表示部
による表示を初期表示にリセットするリセットボタンと
を備えた浄水器であって、制御部は、通水の停止を検知
して表示部を消灯させる機能と、電池交換後および/ま
たはリセットボタン操作後に表示部を一定時間点灯させ
る機能とを有するので、電池の電力消費が大幅に抑えら
れ、電池を長期間使用できる。また、電池交換後やリセ
ットボタン操作後には表示が点灯するので、使用者が、
正しく電池を装着できたことや、正しくデ−タをリセッ
トできたことを確認することもできる。
る。
接続部のC−C矢視断面図である。
る。
である。
ホルダの断面図である。
視断面図である。
体 14 : 原水シャワー口 15 : 原水スト
レート口 16 : 下部ボディ 17 : 上部ボデ
ィ 18 : 弁操作部 19 : 浄水流出
口 21a: 通水路 21b: 通水路 21c: 通水路 22 : 区画板 23 : 上部室 24 : 下部室 25a: oリング 25b: oリング 25c: oリング 26 : 原水供給
口 27a: カム部 27b: カム部 27c: カム部 28 : 原水流入
口 29 : 浄水受入口 30 : 浄水送水
路 31a: 流路 31b: 流路 31c: 流路 36 : パッキン 37 : アダプタ 38 : 取付ナッ
ト 39 : 水流緩和部材 41 : 駆動軸 43 : 操作ストッパー 44 : ねじりコ
イルばね 45 : 平歯車 46 : 平歯車 47 : ラチェット爪部材 48 : ラチェッ
ト歯 51 : 表示リング 61 : 容器 61a: 円筒状突起 62 : 原水受入
口 63 : 浄水供給口 64 : 円筒体 65 : oリング 66 : フィルタ 67 : フィルタ 68 : 中空糸膜
束 69 : 硬化性樹脂 70 : 吸着剤層 71 : 透明キャップ 72 : 突起 73 : oリング 74 : oリング 81 : 開口部 82 : 透明部材 91 : カ−トリッジキャップ 92 : 開閉キャ
ップ 93 : 開口部 101: 電源部 102: 流量検出部 103: ろ過カ−
トリッジ識別部 104: 制御部 105: 液晶表示
器 111: 電池 112: 電池カバ
− 113: 陽極金具 114: 陰極金具 115: 電池ホルダ 116: 電池装着
部 117: oリング 118: 切り欠き 119: 凹部 120: ゴムキャ
ップ 121: 磁石 122: 水車 123: 水車支持部材 124: 磁気スイ
ッチ 125: 磁気スイッチホルダ 126: 軸 131: 軸部 132: 羽根 133: 羽根 134: 回転軸穴 135: 磁石取付穴 136: 硬化性樹
脂 137: 硬化性樹脂 141: 識別基板 142: 導電部材 143: ゴムスイ
ッチ 144: 識別部ハウジング 145: スイッチ
操作穴 151: 回路基板 152: 基板ホル
ダ 153: 基板枠 154: リセット
ボタン 155: 硬化性樹脂 156: スイッチ
ゴム 161: ろ過カ−トリッジ交換表示素子 162: 電池交換表示素子 163: カ−リッ
ジ種類表示素子 164: ブロックA 165: ブロック
B 166: ブロックC 167: 枠
Claims (3)
- 【請求項1】電池装着部と、通水時において信号を発信
する流量検出部と、電池装着部に装着された電池から電
力の供給をうけ流量検出部からの信号に基づいて表示部
に出力信号を送る制御部と、制御部からの出力信号に基
づいて点灯する表示部と、表示部による表示を初期表示
にリセットするリセットボタンとを備えた浄水器であっ
て、制御部は、通水の停止を検知して表示部を消灯させ
る機能と、電池交換後および/またはリセットボタン操
作後に表示部を一定時間点灯させる機能とを有すること
を特徴とする浄水器。 - 【請求項2】表示部に電池の交換時期が表示される、請
求項1に記載の浄水器。 - 【請求項3】表示部が液晶表示器である、請求項1また
は2に記載の浄水器。
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KR20110021268A (ko) * | 2009-08-25 | 2011-03-04 | 웅진코웨이주식회사 | 유량감지장치 및 이를 이용한 유량감지방법 |
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-
2002
- 2002-06-19 JP JP2002178211A patent/JP3365414B1/ja not_active Expired - Lifetime
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KR101582359B1 (ko) * | 2009-08-25 | 2016-01-05 | 코웨이 주식회사 | 유량감지장치 및 이를 이용한 유량감지방법 |
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