JP2001161613A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001161613A
JP2001161613A JP34973299A JP34973299A JP2001161613A JP 2001161613 A JP2001161613 A JP 2001161613A JP 34973299 A JP34973299 A JP 34973299A JP 34973299 A JP34973299 A JP 34973299A JP 2001161613 A JP2001161613 A JP 2001161613A
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cord
air
vacuum cleaner
dust
fan
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JP34973299A
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Toshio Koike
利男 小池
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L9/00Details or accessories of suction cleaners, e.g. mechanical means for controlling the suction or for effecting pulsating action; Storing devices specially adapted to suction cleaners or parts thereof; Carrying-vehicles specially adapted for suction cleaners
    • A47L9/26Incorporation of winding devices for electric cables

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)
  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
  • Electric Suction Cleaners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内気循環型の電気掃除機であって、電源コー
ドにカーボンブラシの粉末が付着しないようにし、しか
も電源コードの冷却効率を向上させること。 【解決手段】 吸込ノズル7の吸気口10から空気を吸
引する吸塵ファン4と、吸塵ファン4を駆動する整流子
電動モータ3と、吸塵ファン4により吸引された空気を
濾過する集塵フィルタ5と、集塵フィルタ5を通過した
排気を吸込ノズル7の吸気口近傍に還流する排気還流路
11と、吸塵ファン4、整流子電動モータ3及び排気還
流路11の一部を内蔵した掃除機本体1とを備えた電気
掃除機において、掃除機本体1内に整流子電動モータ3
に駆動される冷却用ファン30を設け、掃除機本体1内
で冷却用ファン30の上流側にコードリール29を配置
して構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機、特に掃
除効率を高めた内気循環型の電気掃除機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開平3−284227号
公報に開示されている従来の電気掃除機の構成を示す縦
断面図である。図において、掃除機本体1に内蔵された
整流子電動送風機2の整流子電動モータ3により駆動さ
れる吸塵ファン4により吸込ノズル7から吸引した空気
を、集塵フィルタ5にて濾過したあと、吸込ノズル7の
吸気口10近傍に還流するようにしたものであり、掃除
に必要な空気を循環使用するいわゆる内気循環型とも言
えるものである。吸塵ファン4からの排気を吸込ノズル
7近傍の吸気口10に導く排気還流路11は、吸込ノズ
ル7から集塵室13内の集塵フィルタ5に至る吸気路に
対し、同軸二重の流路構造をとるものである。なお、6
は同軸二重の流路構造をとる延長パイプ、8は同軸二重
の流路構造をとる吸気ホースである。排気還流路11末
端の排気口12は、吸込ノズル7を掃除面14に圧し当
てたときに吸気口10にのみ連通する。吸気口10の開
口面は、排気口12の開口面よりも若干吸込ノズル7の
奥側にあるため、排気還流路11から吐き出された排気
は掃除面14に噴射されたのち、塵や埃を舞い上げるよ
うにして吸気口10に吸い込まれる。
【0003】このため、吸塵ファン4は密閉された流路
内の空気を循環させながら、掃除面14から空気ととも
に吸い込まれたゴミを集塵フィルタ5内に集塵してい
く。即ち、吸塵ファン4から吐き出され吸込ノズル7か
ら吸引された空気は、吸気ホース8を介して掃除機本体
2内に導かれ、集塵フィルタ5にてゴミを濾過されたの
ち、再び吸塵ファン4に吸引される。この場合、ゴミの
吸引に使われる負圧は、排気の噴射圧力と吸気の吸い込
み圧力との差圧に相当するため、ただ単に大気圧と吸い
込み圧力との差圧で吸い込む電気掃除機と比較した場
合、同じモータ動力であっても電気掃除機の吸い込み能
力は格段に高く、単位馬力当たり極めて高い掃除効率を
得ることができる。
【0004】このような、従来の内気循環型の電気掃除
機にあっては、最近消費電力が0.5〜1.0KWと高
く、大電流が電源コードに流れるために、電源コードが
高温化するものである。そこで、その防止策として吸塵
ファン4の排気流の一部を整流子電動モータ3を空冷し
た後に電源コードに当てて冷却するようにしている。し
かしながら、吸塵ファン4の排気も高温のために冷却効
率が悪く、又吸塵ファン4の駆動には整流子電動モータ
3を使用しているため、整流子に使用されているカーボ
ンブラシの粉末が排気流とともに電源コードに付着し、
手や室内を汚す等の課題が生じていた。かかる課題を解
決するものとして、特開平7−95942号公報に記載
の電気掃除機は、整流子電動送風機に吸塵のための吸塵
ファン以外に後部側に冷却用ファンを設け、この冷却用
ファンによって吸引された空気が整流子電動モータを冷
却すると共にコードリールの下側円板の通気口を通過し
て電気コードを冷却するようにしてカーボンブラシの粉
末が吸塵ファンの排気流とともに電源コードに付着する
の防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の電気掃除機では、吸塵ファンによる吸込空気が塵
埃と共に水分を吸い込み、水分を水貯留ユニットに溜め
ておき、塵埃をフィルタで濾過して機外に排出するよう
にしているが、吸塵ファンの下流側にフィルタがあるた
めに吸塵ファンの羽根に水分を含んだ風が当たることに
より、吸塵ファンの羽根が錆び易く、綿ゴミが吸塵ファ
ンの羽根にからまり易い。従って、綿ゴミが吸塵ファン
の羽根にからまったときには、整流子電動モータの回転
数が低下し、それに伴って吸塵ファンの回転数が低下し
て吸塵効率が低下すると共に、冷却用ファンの回転数も
低下するため、電源コードの冷却効率も悪くなるという
問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、内気循環型の電気掃除機であ
って電源コードにカーボンブラシの粉末が付着しないよ
うにし、しかも電源コードの冷却効率を向上させた電気
掃除機を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
電気掃除機は、吸込ノズルの吸気口から空気を吸引する
吸塵ファンと、吸塵ファンを駆動する整流子電動モータ
と、吸塵ファンにより吸引された空気を濾過する集塵フ
ィルタと、集塵フィルタを通過した排気を吸込ノズルの
吸気口近傍に還流する排気還流路と、吸塵ファン、整流
子電動モータ及び排気還流路の一部を内蔵した掃除機本
体とを備えた電気掃除機において、前記掃除機本体内に
前記整流子電動モータに駆動される冷却用ファンを設
け、前記掃除機本体内で該冷却用ファンの上流側にコー
ドリールを配置して構成されている。
【0008】本発明の請求項2に係る電気掃除機は、前
記掃除機本体で前記冷却用ファンより上流側位置の壁面
に電源コードの外径より大きい口径のコード出入口を形
成し、該コード出入口を前記冷却用ファンの空気吸込口
としている。
【0009】本発明の請求項3に係る電気掃除機は、前
記掃除機本体内で前記コードリールから前記冷却用ファ
ンに空気が流れる風路の途中に濾過フィルタを設けてい
る。
【0010】本発明の請求項4に係る電気掃除機は、前
記コードリールに前記濾過フィルタに摺接する除塵ブラ
シを設けている。
【0011】本発明の請求項5に係る電気掃除機は、前
記コード出入口にその内部に電源コードの外周に略当接
するコード通過穴を有する閉塞板を設け、前記掃除機本
体で前記コードリールより上流側位置の壁面に空気吸込
口を形成し、該空気吸込口に濾過フィルタを設けてい
る。
【0012】本発明の請求項6に係る電気掃除機は、前
記掃除機本体内で前記コードリールから前記冷却用ファ
ンに空気が流れる風路の途中に制御基板を配置してい
る。
【0013】本発明の請求項7に係る電気掃除機は、前
記制御基板をコードリール支持板に取り付け、該コード
リール支持板に冷却用貫通穴を設けている。
【0014】本発明の請求項8に係る電気掃除機は、前
記掃除機本体で前記コードリールより上流側位置の内壁
面に制御基板を取り付けたコードリール支持板を設け、
該コードリール支持板に冷却用貫通穴を設けている。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1に係る電気掃除機の構成を示す横断面図、図
2は同電気掃除機の構成を示す部分断面を有する正面図
である。図において、従来例と実質的に同一の構成は同
一符号を付して重複した構成の説明を省略する。15は
掃除機本体1内で集塵室13の後方に設けられ、吸塵フ
ァン4を収容するファン室、16は掃除機本体1内でフ
ァン室15の後方に設けられ、整流子電動モータ3を収
容するモータ室、17は吸塵ファン4を覆うファンケー
シングで、ファン吸気口18とファン排気口19を有し
ている。このファンケーシング4は外周部を防振ゴム2
0によってファン室15に防振支持されている。21は
整流子電動モータ3の端部に設けられたモータ冷却用吸
気口、22は整流子電動モータ3の外周に設けられたモ
ータ冷却用排気口である。この整流子電動モータ3は端
部外周を防振ゴム20によってモータ室16に防振支持
されている。ファン室15とモータ室16は中央にモー
タ貫通穴24を有した仕切り板23で仕切られている。
25は整流子電動モータ3の整流子3aに圧接するカー
ボンブラシ、26はカーボンブラシ25を収容するブラ
シホルダー、27はブラシホルダー26に内蔵され、カ
ーボンブラシ25を整流子3aに向けて常時付勢するコ
イルバネである。
【0016】28は掃除機本体1内でモータ室16の後
方に設けられ、コードリール29を収容するコードリー
ル室、30は整流子電動モータ3の後部側に接続された
冷却用ファンで、コードリール室28に臨んで設けられ
ている。また、整流子電動モータ3のモータ冷却用吸気
口21もコードリール室28に臨んで設けられている。
31はコードリール室25に設けられたコードリール支
持板である。コードリール29はコードリール支持板3
1と掃除機本体1の後端部とに軸支されたコードリール
支承軸32に回転自在に支承されている。そのコードリ
ール29の前端側に大小の環状回転端子33が設けられ
ている。また、コードリール29はその周縁に連通穴2
9aを有している。また、コードリール支持板31には
弾性を付与され、大小の環状回転端子33に摺接する2
つの突状の固定端子34が設けられている。大小の環状
回転端子33は電源コード35に接続され、2つの突状
の固定端子34は図示しない制御基板に接続されてい
る。
【0017】36はコードリール29に設けられ、引き
出された電源コード35をコードリール29に巻き込む
ためのゼンマイバネで、一端がコードリール支承軸32
に固着され、他端がコードリール29の後端側に取り付
けられたコードリール29に固着されている。38はコ
ードリール室25に設けられた電源コード35の外径よ
り大きい口径のコード出入口で、空気吸込口を兼用して
いる。39はモータ室16の両側壁にそれぞれ設けられ
た車輪取付用軸受、40は各車輪取付用軸受39に回転
自在に取り付けられた走行用車輪、41は走行用車輪4
0の車軸で、先端に係止爪41aを有している。42は
モータ室16の両側壁で車輪取付用軸受39の周囲に設
けられた冷却用連通口、43は走行用車輪40に設けら
れた車輪用排気口、44は走行用車輪40の車輪用排気
口43の内側に取り付けられた車輪用濾過フィルタであ
る。
【0018】次に、本発明の実施の形態1の電気掃除機
の動作を説明する。まず、整流子電動モータ3を駆動し
て吸塵ファン4を駆動すると、吸込ノズル7の吸気口1
0から空気とともにゴミが吸い込まれる。ゴミと共に吸
い込まれた空気は、延長パイプ6及び吸気ホース8を介
して集塵フィルタ5内に吸い込れ、そこで塵や埃などの
ゴミが濾過された後、ファン吸気口18よりファン排気
口19を経て排気還流路11により吸込ノズル7の吸気
口近傍に還流され、排気還流路11末端の排気口12か
ら吐き出された排気は掃除面14に噴射された後、塵や
埃を舞上げるように吸気口10に吸い込まれる。このた
め、吸塵ファン4は、密閉された流路内の空気を循環さ
せながら、掃除面14から空気と共に吸い込まれたゴミ
を集塵フィルタ5内に集塵していく。即ち、吸塵ファン
4から吐き出され、吸込ノズル7から吸引された空気
は、吸気ホース8を介して掃除機本体2内に導かれ、集
塵フィルタ5にてゴミを濾過された後、再び吸塵ファン
4に吸引され、モータ室16やコードリール室28にい
くことはない。
【0019】また、整流子電動モータ3の駆動により、
吸塵ファン4と共に冷却用ファン30が駆動する。冷却
用ファン30が駆動すると、空気吸込口を兼用するコー
ド出入口38から外部の空気がコードリール室28内に
吸い込まれる。コードリール室28内に吸い込まれた空
気はコードリール29の連通穴29aを通り、冷却用フ
ァン30に吸い込まれ、整流子電動モータ3のモータ冷
却用吸気口21より整流子電動モータ3内部に入り、カ
ーボンブラシ25の粉末とともにモータ冷却用排気口2
2よりモータ室16に排出され、モータ室16からその
冷却用連通口42を通って、走行用車輪40の車輪用濾
過フィルタ44を経て走行用車輪39の車輪用排気口4
3から外部に排出される。
【0020】従って、冷却用ファン30により空気吸込
口を兼用するコード出入口38からコードリール室28
内に吸い込まれた外部の空気によってコードリール29
に巻き付けられている電源コード35が冷却され、電源
コード35に付着したゴミも除去できると共に、整流子
電動モータ3の内部に発生したカーボンブラシ25の粉
末をモータ室16に排出し、モータ室16に排出された
カーボンブラシ25の粉末は走行用車輪40の車輪用濾
過フィルタ44で濾過され、冷却空気だけが外部に排出
されるので、手や室内を汚すことがなく、電源コード3
5にカーボンブラシ25の粉末が付着することもなくな
った。
【0021】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2に係る電気掃除機の要部の構成を示す横断面図であ
る。図において、本発明の実施の形態1と同様の構成は
同一符号を付して重複した構成の説明を省略し、相違す
る構成について説明する。この実施の形態2では、コー
ドリール室28内でコードリール29から冷却用ファン
30に空気が流れる風路の途中に円筒状の濾過フィルタ
50を設けたものである。この濾過フィルタ50の一端
はコードリール室28の冷却用ファン30側の壁面に固
定され、他端はコードリール29の周壁面に当接してい
る。51はコードリール29の周壁面に立設され、濾過
フィルタ50の目詰まりを防止する除塵ブラシである。
なお、この実施の形態2のコードリール支持板31はコ
ードリール室28の冷却用ファン30側壁面に固定され
ている。
【0022】この実施の形態2は、整流子電動モータ3
の駆動により、吸塵ファン4と共に冷却用ファン30が
駆動し、冷却用ファン30が駆動すると、空気吸込口を
兼用するコード出入口38から外部の空気がコードリー
ル室28内に吸い込まれる。コードリール室28内に吸
い込まれた空気はコードリール29の連通穴29aを通
り、冷却用ファン30に吸い込まれるが、コードリール
29から冷却用ファン30に空気が流れる風路の途中に
円筒状の濾過フィルタ50を設けているので、空気吸込
口を兼用するコード出入口38からコードリール室28
内に吸い込まれた外部の空気に塵が含まれていても、そ
の塵は濾過フィルタ50で濾過され、冷却用ファン30
にいくことがない。従って、整流子電動モータ3内に塵
が入り、溜まることが防止される。
【0023】また、コードリール29の周壁面に除塵ブ
ラシ51が立設されているので、電源コード35をコー
ドリール29から取り出したり、また電源コード35が
コードリール29に巻き込まれるときにコードリール2
9が回転するため、コードリール29の周壁面に立設さ
れた除塵ブラシ51が円筒状の濾過フィルタ50の外周
面をブラッシングすることにより、除塵フィルタ50の
目詰まりを防止する。なお、除塵用フィルタ50により
濾過された外部の空気は冷却用ファン30に吸い込ま
れ、整流子電動モータ3のモータ冷却用吸気口21より
整流子電動モータ3内部に入り、カーボンブラシ25の
粉末とともにモータ冷却用排気口22よりモータ室16
に排出され、モータ室16からその冷却用連通口42を
通って、走行用車輪40の車輪用濾過フィルタ44を経
て走行用車輪39の車輪用排気口43から外部に排出さ
れる。
【0024】従って、実施の形態1と同様に冷却用ファ
ン30によりコードリール室28内に吸い込まれた外部
の空気によってコードリール29に巻き付けられている
電源コード35が冷却されると共に、整流子電動モータ
3の内部に発生したカーボンブラシ25の粉末をモータ
室16に排出し、モータ室16に排出されたカーボンブ
ラシ25の粉末は走行用車輪40の車輪用濾過フィルタ
44で濾過され、冷却空気だけが外部に排出されるの
で、手や室内を汚すことがなく、電源コード35にカー
ボンブラシ25の粉末が付着することもなくなった。な
お、吸塵ファン4から吐き出され、吸込ノズル7から吸
引された空気が、吸気ホース8を介して掃除機本体2内
に導かれ、集塵フィルタ5にてゴミを濾過された後、再
び吸塵ファン4に吸引され、モータ室16やコードリー
ル室28にいくことがないことは、実施の形態1と同様
である。また、空気吸込口をコード出入口38で兼用す
るのではなく、掃除機本体1でコードリール29より上
流側位置の背面側壁面に形成するようにしてもよい。
【0025】実施の形態3.図4は本発明の実施の形態
3に係る電気掃除機の要部の構成を示す横断面図であ
る。図において、本発明の実施の形態2と同様の構成は
同一符号を付して重複した構成の説明を省略し、相違す
る構成について説明する。この実施の形態3では、コー
ドリール支持板31が冷却用ファン30とは反対側のコ
ードリール室28の端部壁に固定されており、またゼン
マイバネ36とバネカバー37がコードリール29の冷
却用ファン30側の周壁面に設けられている。そして、
コードリール室28内でコードリール29から冷却用フ
ァン30に空気が流れる風路の途中で、冷却用ファン3
0を覆うように平板状の濾過フィルタ50を設けてい
る。又除塵ブラシ51がバネカバー37に立設されてい
る。それ以外の構成は実施の形態2と同様であり、除塵
用フィルタ50及び除塵ブラシ21の作用、効果は全く
実施の形態2と同様であるので、これらの説明は省略す
る。
【0026】実施の形態4.図5は本発明の実施の形態
4に係る電気掃除機の要部の構成を示す横断面図、図6
は同電気掃除機のコード出入口に設けられる閉塞板の斜
視図である。図において、本発明の実施の形態1と同様
の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略
し、相違する構成について説明する。この実施の形態4
では、コード出入口38の裏側に電源コード35の外周
に略当接するコード通過穴54とそのコード通過穴54
の周囲に電源コード35の通過を容易にする切込55を
有する軟質材の閉塞板53を設け、コードリール室28
の冷却用ファン30とは反対側の端部壁に空気吸込口5
6を設け、その空気吸込口56に濾過フィルタ50を着
脱自在に設けたものである。
【0027】この実施の形態4は、整流子電動モータ3
の駆動により、吸塵ファン4と共に冷却用ファン30が
駆動すると、コードリール室28の冷却用ファン30と
は反対側の端部壁に設けた空気吸込口56から外部の空
気がコードリール室28内に吸い込まれる。コードリー
ル室28内に吸い込まれた空気はバネカバー37に当た
って周囲に拡散され、コードリール29の連通穴29a
を通り、冷却用ファン30に吸い込まれるが、空気吸込
口56に濾過フィルタ50が装着されているので、空気
吸込口56からコードリール室28内に吸い込まれた外
部の空気に塵が含まれていても、その塵は濾過フィルタ
50で濾過され、冷却用ファン30にいくことがない。
従って、整流子電動モータ3内に塵が入り、溜まること
が防止される。
【0028】また、コード出入口38の裏側に閉塞板5
3を設け、その閉塞板53は電源コード35のみが通過
するコード通過穴54を有するので、コード出入口38
から外部の空気がコードリール室28内に吸い込まれる
ことはない。さらに、その閉塞板53はコード通過穴5
4の周囲に電源コード35の通過を容易にする切込55
を有するので、電源コード35の出入りに際して切込5
5の周囲が撓むために電源コード35はスムーズに出入
りすることになる。それ以外の構成は実施の形態1と同
様であるので、実施の形態1と共通の作用、効果の説明
は省略する。
【0029】実施の形態5.図7は本発明の実施の形態
5に係る電気掃除機の要部の構成を示す横断面図であ
る。図において、本発明の実施の形態1と同様の構成は
同一符号を付して重複した構成の説明を省略し、相違す
る構成について説明する。この実施の形態5では、コー
ドリール支持板31の冷却用ファン側の面に4個のネジ
受部58を突設し、これらのネジ受部58にネジ59に
より電気掃除機を制御するための各種電子部品を搭載し
た制御基板60をネジ止めしたものである。また、この
コードリール支持板31には制御基板60の下方位置に
冷却用貫通穴31aが設けられている。
【0030】この実施の形態5は、整流子電動モータ3
の駆動により、吸塵ファン4と共に冷却用ファン30が
駆動し、冷却用ファン30が駆動すると、空気吸込口を
兼用するコード出入口38から外部の空気がコードリー
ル室28内に吸い込まれる。コードリール室28内に吸
い込まれた空気はコードリール29の連通穴29aを通
り、冷却用ファン30に吸い込まれるが、制御基板60
を取り付けたコードリール取付板31には冷却用貫通穴
31aが設けられているので、コードリール29の連通
穴29aを通った空気は、コードリール支持板31の冷
却用貫通穴31aを通過し、制御基板60に当たって拡
散し、制御基板60の周囲を通って冷却ファン30に吸
い込まれるため、熱を持つ制御基板60が効率よく冷却
されることになる。それ以外の構成は実施の形態1と同
様であるので、実施の形態1と共通の作用、効果の説明
は省略する。
【0031】なお、この実施の形態5では、制御基板6
0を取り付けたコードリール支持板31は冷却用ファン
30側に設けられているが、掃除機本体1のコードリー
ル室28でコードリール29より上流側位置の内壁面に
設け、実施の形態3のようにその内壁面に空気吸込口5
6を設け、その空気吸込口56に濾過フィルタ50を設
けるようにしても実施の形態5と同様の作用、効果を有
することはいうまでもない。さらに、制御基板60はコ
ードリール支持板31ではなく、コードリール29と冷
却用ファン30の間に設けるようにしてもよい。また、
上記実施の形態ではいずれも冷却用ファン30が吸塵フ
ァン4と、整流子電動モータ3の吸塵ファン4とは反対
側である後側に設けられているが、冷却用ファン30を
整流子電動モータ3と吸塵ファン4との間に設けても本
発明を実施しえることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1によれ
ば、内気循環型の電気掃除機において、掃除機本体内に
駆動される整流子電動モータに冷却用ファンを設け、掃
除機本体内で該冷却用ファンの上流側にコードリールを
配置したので、コードリールに巻き付けられている電源
コードは整流子電動モータの熱による影響が無く、冷却
用ファンが吸い込む空気により電源コードが冷却される
という効果がある。
【0033】本発明の請求項2によれば、掃除機本体で
冷却用ファンより上流側位置の壁面に電源コードの外径
より大きい口径のコード出入口を形成し、該コード出入
口を冷却用ファンの空気吸込口としたので、コード出入
口を空気吸込口と兼用することで空気吸込口を特別に形
成する必要がなく、電源コードが冷却されることは勿
論、電源コードに付着したゴミも除去できるという効果
がある。
【0034】本発明の請求項3によれば、掃除機本体内
でコードリールから冷却用ファンに空気が流れる風路の
途中に濾過フィルタを設けたので、空気吸込口を兼用す
るコード出入口から掃除機本体内に吸い込まれた外部の
空気に塵が含まれていても、その塵は濾過フィルタで濾
過され、冷却用ファンにいくことがないため、整流子電
動モータ内に塵が入り、溜まることが防止されるろいう
効果がある。
【0035】本発明の請求項4によれば、コードリール
に濾過フィルタに摺接する除塵ブラシを設けたので、電
源コードをコードリールから取り出したり、また電源コ
ードがコードリールに巻き込まれるときにコードリール
が回転するため、コードリールに設けられた除塵ブラシ
が濾過フィルタの外周面をブラッシングすることによ
り、濾過フィルタの目詰まりを防止するという効果があ
る。
【0036】本発明の請求項5によれば、 本発明の請
求項5に係る電気掃除機は、前記コード出入口にその内
部に電源コードの外周に略当接するコード通過穴を有す
る閉塞板を設け、前記掃除機本体で前記コードリールよ
り上流側位置の壁面に空気吸込口を形成し、該空気吸込
口に濾過フィルタを設けたので、コード出入口から外部
の空気がコードリール室内に吸い込まれることはなく、
空気吸込口から掃除機本体内に吸い込まれた外部の空気
に塵が含まれていても、その塵は濾過フィルタで濾過さ
れ、冷却用ファンにいくことがないため、整流子電動モ
ータ内に塵が入り、溜まることが防止されるという効果
がある。
【0037】本発明の請求項6によれば、掃除機本体内
でコードリールから冷却用ファンに空気が流れる風路の
途中に制御基板を配置したので、コードリールを通った
空気は、制御基板に当たって拡散し、制御基板の周囲を
通って冷却ファンに吸い込まれるため、コードリールに
巻き付けられている電源コードが冷却されると共に熱を
持つ制御基板が効率よく冷却されるという効果がある。
【0038】本発明の請求項7によれば、制御基板をコ
ードリール支持板に取り付け、該コードリール取付板に
冷却用貫通穴を設けたので、コードリールを通った空気
は、コードリール支持板の冷却用貫通穴を通過し、制御
基板に当たって拡散し、制御基板の周囲を通って冷却用
ファンに吸い込まれるため、コードリールに巻き付けら
れている電源コードが冷却されると共に熱を持つ制御基
板が効率よく冷却されるという効果がある。
【0039】本発明の請求項8によれば、掃除機本体で
コードリールより上流側位置の内壁面に制御基板を取り
付けたコードリール支持板を設け、該コードリール支持
板に冷却用貫通穴を設けたので、空気吸込口から濾過フ
ィルタを通過して掃除機本体内に吸い込まれた外部の空
気は、制御基板に当たって拡散し、制御基板の周囲を通
ってコードリールに当たり、コードリールの周囲を通っ
て冷却用ファンに吸い込まれるため、熱を持つ制御基板
が冷却されると共にコードリールに巻き付けられている
電源コードが効率よく冷却されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の構
成を示す横断面図である。
【図2】 同電気掃除機の構成を示す部分断面を有する
正面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の要
部の構成を示す横断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態3に係る電気掃除機の要
部の構成を示す横断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態4に係る電気掃除機の要
部の構成を示す横断面図である。
【図6】 同電気掃除機のコード出入口に設けられる閉
塞板の斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態5に係る電気掃除機の要
部の構成を示す横断面図である。
【図8】 従来の電気掃除機の構成を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 掃除機本体、3 整流子電動モータ、4 吸塵ファ
ン、5 集塵フィルタ、8 吸気ホース、11 排気還
流路、29コードリール、30 冷却用ファン。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込ノズルの吸気口から空気を吸引する
    吸塵ファンと、吸塵ファンを駆動する整流子電動モータ
    と、吸塵ファンにより吸引された空気を濾過する集塵フ
    ィルタと、集塵フィルタを通過した排気を吸込ノズルの
    吸気口近傍に還流する排気還流路と、吸塵ファン、整流
    子電動モータ及び排気還流路の一部を内蔵した掃除機本
    体とを備えた電気掃除機において、 前記掃除機本体内に前記整流子電動モータに駆動される
    冷却用ファンを設け、前記掃除機本体内で該冷却用ファ
    ンの上流側にコードリールを配置したことを特徴とする
    電気掃除機。
  2. 【請求項2】 前記掃除機本体で前記冷却用ファンより
    上流側位置の壁面に電源コードの外径より大きい口径の
    コード出入口を形成し、該コード出入口を前記冷却用フ
    ァンの空気吸込口としたことを特徴とする請求項1記載
    の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 前記掃除機本体内で前記コードリールか
    ら前記冷却用ファンに空気が流れる風路の途中に濾過フ
    ィルタを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    電気掃除機。
  4. 【請求項4】 前記コードリールに前記濾過フィルタに
    摺接する除塵ブラシを設けたことを特徴とする請求項3
    記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 前記コード出入口にその内部に電源コー
    ドの外周に略当接するコード通過穴を有する閉塞板を設
    け、前記掃除機本体で前記コードリールより上流側位置
    の壁面に空気吸込口を形成し、該空気吸込口に濾過フィ
    ルタを設けたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除
    機。
  6. 【請求項6】 前記掃除機本体内で前記コードリールか
    ら前記冷却用ファンに空気が流れる風路の途中に制御基
    板を配置したことを特徴とする請求項1、2、3、4又
    は5のいずれか記載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 前記制御基板をコードリール支持板に取
    り付け、該コードリール取付板に冷却用貫通穴を設けた
    ことを特徴とする請求項6記載の電気掃除機。
  8. 【請求項8】 前記掃除機本体で前記コードリールより
    上流側位置の内壁面に制御基板を取り付けたコードリー
    ル支持板を設け、該コードリール支持板に冷却用貫通穴
    を設けたことを特徴とする請求項5記載の電気掃除機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8375507B2 (en) 2009-06-22 2013-02-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Vacuum cleaner with detachable cord reel unit
KR20150014825A (ko) * 2013-07-30 2015-02-09 삼성전자주식회사 진공 청소기
JP2017029564A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 三菱電機株式会社 電気掃除機
WO2021131494A1 (ja) * 2019-12-26 2021-07-01 工機ホールディングス株式会社 集塵機

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