JP2001160106A - 医療機器リース方法、医療機器リースシステム及び医療機器 - Google Patents
医療機器リース方法、医療機器リースシステム及び医療機器Info
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Abstract
容易にかつ適宜に医療機器リース業者が把握出来るよう
にし、かつ、医療機器の使用状況に応じて使用額を加算
できるようにした医療機器リースシステムを提供する。 【解決手段】医療機器の使用状況に関する情報を入力す
る入力工程と、医療機器の使用状況に関する情報を電子
データとして記憶する記憶工程と、記憶した使用状況に
関する電子データを伝送する伝送工程と、使用状況に関
する電子データを、予め設定された医療機器の使用料金
体系に対応させて医療機器の使用額を算出する算出工程
と、算出工程で算出された使用額を予め設定された医療
機器の使用料金支払い者に対して請求するための請求情
報を作成する請求情報作成工程と、請求情報作成工程で
作成された請求情報を使用料金支払い者に請求する請求
工程とを備えている。
Description
法、医療機器リースシステム、及び該医療機器リースシ
ステムに適合した医療機器に関するものである。
−164145号公報には、医療機器のライフサイクル
やメンテナンスの必要性に関する情報ないし医療機器の
機能状況をモニタリングする技術が開示されている。
療機器の使用回数や医療機器の借用期間に応じて、使用
金額を支払う医療機器リース業が行われている。
案もある。例えば特開平10−177325号公報は、
製品に発生した異常を記憶する管理システムを開示して
いる。また、製品の固体情報や修理履歴を記憶して製品
を管理するシステムが、特開平10−222568号公
報に開示されている。
特開平5−49647号公報や特開平8−164145
号公報では、医療機器の機能や動作に問題が生じたとし
ても、モニタリングされた情報を医療機器使用者やメン
テナンス担当者が医療機器から直接読み取る必要があっ
た。その為、医療機器の安全性に問題があった場合に
は、医療機器の問題に気がついた医者や看護婦等の医療
機器使用者や、病院のメンテナンス担当者が、その都
度、医療機器製造業者や医療機器販売業者に連絡をとる
必要があり、手間と時間がかかっていた。
療機器に問題が生じて医療機器の使用に支障が生じた場
合には、リース費用の割引等、金銭的保証を求められる
ことがあり、リース事業を運営する上で問題であった。
の使用回数や医療機器の借用期間に応じて、使用金額を
支払う医療機器リース業においては、医療機器の使用回
数を確認する為に医療機器を使用している医療施設を訪
問して使用回数を確認する必要があり、訪問に関わる時
間や手間などの人件費が多大にかかるといった問題があ
った。
記載の医療機器では、製品に異常が発生した際の設定値
や動作状況のみが記憶され、異常が発生するまでの使用
回数や頻度についての情報は記憶されない。また特開平
10−222568号公報では、修理履歴は記憶してい
るが、修理からの経過時間や使用頻度に応じて故障前に
何らかの対策を施すことはできない。いずれも処置具の
使用回数が分からず、処置具の交換時期の明確な判断が
難しく、トラブルの発生を招く虞があった。処置具の寿
命に至るかなり前に安全を見込んで交換することは不経
済なものであった。したがって、医療機器リースシステ
ムに適合した医療機器ではなかった。
たものであり、その目的とするところは、医療機器の使
用状況や医療機器に生じた問題を容易にかつ適宜に医療
機器リース業者が把握出来るようにし、かつ、医療機器
の使用回数や使用状況に応じて使用額を加算できるよう
にした医療機器リースシステムを提供することにある。
して、規定使用数量に達したことがわかるようにした
り、処置具の使用量を確認して交換時期になったときに
新しい製品と交換することで、トラブルの発生を低減す
ることにより、医療機器リースシステムに適合した医療
機器を提供することにある。
めに、第1の発明は医療機器リース方法であって、医療
機器の使用状況に関する情報を入力する入力工程と、前
記医療機器の使用状況に関する情報を電子データとして
記憶する記憶工程と、前記記憶した使用状況に関する電
子データを伝送する伝送工程と、前記使用状況に関する
電子データを、予め設定された前記医療機器の使用料金
体系に対応させて前記医療機器の使用額を算出する算出
工程と、前記算出工程で算出された使用額を予め設定さ
れた前記医療機器の使用料金支払い者に対して請求する
ための請求情報を作成する請求情報作成工程と、前記請
求情報作成工程で作成された請求情報を前記使用料金支
払い者に請求する請求工程とを備える。
ムであって、医療機器の使用状況に関する情報を入力す
る入力手段と、前記医療機器の使用状況に関する情報を
電子データとして記憶する記憶手段と、前記記憶した使
用状況に関する電子データを伝送する伝送手段と、前記
医療機器の使用料金を設定した料金体系を保持する料金
体系保持手段と、前記使用状況に関する電子データを、
前記料金体系保持手段の保持する料金体系に対応させて
前記医療機器の使用額を算出する算出手段と、前記算出
された使用額を予め設定された前記医療機器の使用料金
支払い者に対して請求するための請求情報を作成する請
求情報作成手段とを具備する。
ムであって、使用状況に関する情報を電子データとして
記憶する記憶手段を有する医療機器と、前記医療機器の
使用状況に関する情報を入力する入力手段と、前記医療
機器の使用状況に関する情報を電子データとして記憶す
る記憶手段と、前記記憶した使用状況に関する電子デー
タを伝送する伝送手段と、前記医療機器の使用料金を設
定した料金体系を保持する料金体系保持手段と、前記使
用状況に関する電子データを、前記料金体系保持手段の
保持する料金体系に対応させて前記医療機器の使用額を
算出する算出手段と、前記算出された使用額を予め設定
された前記医療機器の使用料金支払い者に対して請求す
るための請求情報を作成する請求情報作成手段とを備え
る。
療機器本体と組み合わせて使用する医療器具の使用動作
に連動して動作する使用動作検知部と、この使用動作検
知部の動作数量に比例する値を保持するカウント部とを
具備する。
参照して詳細に説明する。
ステム全体構成の概念図を、図2、図3に第1実施形態
に関わる医療機器リースシステム全体のフローチャート
を、図4、図5に第1実施形態に関わる医療機器のフロ
ーチャートを、図6に第1実施形態に関わる医療機器リ
ースシステムの料金体系の種類を、図7、図8に第1実
施形態に係わる病院側端末の画面表示例を、図9、図1
0に第1実施形態に係わる医療機器供給業者側端末の画
面表示例を、図11(a)、11(b)に顧客・機器・
リース条件入力画面表示例を、それぞれ示す。
る医療機器リースシステムの全体構成を説明する。
医療機器A1ないし、医療機器A2ないし、図示しない
複数の医療機器は、病院内の通信網を介して、端末Aに
接続されている。同様に、病院Bないしその他複数の病
院で使用され、かつ、本システムで運用される複数の医
療機器は、それぞれの病院内の通信網を介して、それぞ
れ病院の端末に接続されている。次に、病院Aの端末A
ないし、それぞれの病院の端末は、通信網例えばインタ
ーネット200等のネットワークを介して、医療機器供
給業者の運用するサーバ201に接続可能となってい
る。更に、通信網例えばインターネット200等のネッ
トワークには、医療機器メンテナンス業者や図示しない
セールス担当者等が運用するサーバ202が情報通信可
能に接続されている。
るそれぞれの医療機器から送信された電子情報を、それ
ぞれの病院内通信網を介してそれぞれの端末装置に送信
可能とし、端末装置に送信された各医療機器からの電子
情報を通信網例えばインターネット200等のネットワ
ークを介して、医療機器供給業者の運用するサーバ20
1に電子情報を伝達可能としている。また、逆に、医療
機器供給業者の運用するサーバ201から送信された電
子情報を、通信網例えばインターネット200等のネッ
トワークを介して、それぞれの病院の端末装置や、ある
いは、それぞれの病院の端末装置から各病院内通信網を
介してそれぞれの医療機器に電子情報を伝達可能として
いる。
業者や、図示しないセールス担当者等とは、サーバ20
2により通信網例えばインターネット200等のネット
ワークを介して、それぞれの病院や医療機器供給業者と
電子情報を伝達可能としている。
ャートを用いて、医療機器と病院端末と医療機器供給業
者との各流れの関連を説明する。
のフローを説明する。
StpS2にて、サーバ201に電源を入れシステムを
立ちあげる。StpS3にて、リース契約の条件を入力
する。入力内容には、契約した病院や医師名等顧客に関
する情報のほか、使用する医療機器の種類、使用する医
療機器の単価や機器使用条件、オンラインによる支払に
するかオフラインによる支払いにするか等のリース契約
に基いた条件を入力する。更に、担当するセールス担当
者やその地域のメンテナンス業者等も入力可能となって
いる。
うな料金体系が設定されており、TypeAとして、
「使用回数に応じて、支払額が決まる料金制度」、Ty
peBとして、「出力回数に応じて、支払額が決まる料
金制度」、TypeCとして、「使用時間に応じて、支
払額が決まる料金制度」、TypeDとして、「使用エ
ネルギー量に応じて、支払額が決まる料金制度」が設定
されている。
「プローブと機器の接続回数をカウントする方法」、T
ypeA−2「ハンドルの把持回数をカウントし、実使
用回数をカウントする方法」、TypeA−3「接続回
数か把持回数か、少なくとも、どちらか一方をカウント
する方法」が、TypeBでは、TypeB−1「エネ
ルギー出力された回数をカウントする方法」、Type
B−2「フットスイッチや、ハンドスイッチ等、スイッ
チの押された回数をカウントする方法」、TypeB−
3「エネルギー出力された回数と、スイッチ類が押され
た回数との、少なくともどちらか一方をカウントする方
法」が、TypeCでは、TypeC−1「エネルギー
が出力されている事を認知し、その出力時間をカウント
する方法」、TypeC−2「フットスイッチや、ハン
ドスイッチ等、スイッチの押されている時間をカウント
する方法」、TypeC−3「エネルギーが出力されて
いる時間と、スイッチ類が押されている時間との少なく
ともどちらか一方をカウントする方法」が、TypeD
では、TypeD−1「出力値と出力時間の積算値を記
録し、出力エネルギー量をカウントする方法」が詳細条
件として選択可能となっており、医療機器使用者側のと
の契約によって、条件を入力するようになっている。
ところで、機器の使用に関するデータが送信されるまで
は、StpS4の待機状態となる。機器からのデータ送
信を受信した際には、StpS5でデータ受信状況を確
認し、データ受信に問題があればその旨を病院側端末に
伝達し、データ受信に問題がなければ受信が正しく行え
た旨を病院側端末に通信すると同時に、サーバ内で受信
データの処理(StpS6)を行い、どの病院のどの機
器がどれだけ使用されたかを算出し(StpS7)、契
約時の条件に従い月末や期末にStpS7で算出したデ
ータに基づいて病院等の医療施設に使用金額の請求を行
う(StpS8)。
ンで費用処理しても良いし、オフラインでの銀行振り込
み等であっても良い。StpS6での受信データ処理の
際に、機器に何らかの異常が生じている場合には、その
状況を図1で示すデータ通信網で病院等の医療施設に伝
達しても良いし、電話や電子メールなど、図1で示すイ
ンターネット200等の通信網以外の手段で、病院等の
医療施設に伝達しても良いし、地域のメンテナンスサー
ビス業者に連絡する事も可能である。
ころで、医療機器使用者との契約を更新するかを判断し
(StpS9)、更新をしない際には、再び、StpS
4の待機状態となり、病院から送信されてくる医療機器
使用情報を待つ事となる。また、病院側との契約を更新
する場合には、StpS9からStepS3への移り、
新規契約内容に更新する。なお、サーバ201では、複
数の処理を並行して行えるので、上記フローの中で、ど
のタイミングでデータを受信しても対処可能となってい
るのは言うまでもない。
画面の例を、図9、図10を用いて説明する。
画面P6−1が表示される。ここで「検索」を選択する
とP6−11の検索条件入力画面に移り、サーバ内に蓄
積された各種情報の検索に移行できる。また、「使用条
件の入力」をP6−1で選ぶと、P6−12の使用条件
の入力画面に移る。ここで、入力したい項目「顧客情報
入力」「機器情報入力」を選ぶ事で、P6−13の機器
情報入力画面や、P6−14の顧客情報入力画面に移
る。
6−14の顧客情報入力画面の詳細を図11(a)、1
1(b)に示す。顧客情報入力では、図11(a)のよ
うに、顧客の病院名や部署名、機器を主に使用する医師
名、費用請求先すなわち医師に請求するのか、使用部署
に請求するのか、病院へ請求するのか、あるいは系列病
院のグループに請求するのか等の請求先が入力可能とな
っている。また、請求条件も、契約条件に応じて、年間
払い、期末払い、月末払い、週末払い等、設定が可能に
なっている。また、その病院の形態により、支払をオン
ラインによる支払にするのか、オフラインによる支払に
するのか、詳細が設定できる。機器情報入力において
も、図11(b)のように、使用される機器やその機器
と接続されて使用されるプローブ類や、図6で示した各
種料金体系に併せた条件入力が可能となっている。
P6−1で「使用状況・使用結果の出力」を選ぶと、医
療機器供給業者側のサーバに蓄積されたデータを集計表
示する画面や(P6−3)、手動で機器の使用状況を入
力する画面や(P6−6)、受信状況を示す画面(P6
−7)に進めことが出来る。また、図9、図10のメイ
ンメニュー画面P6−1で「費用処理」を選ぶと、過去
の支払状況や、現在の使用料等を集計・算出できる画面
(P6−4)に入れる。図9、図10のメインメニュー
仮面P6−1で「その他」を選ぶと、機器の使用料の報
告や、使用料支払いの指示や、消耗品の交換、機器を修
理に出すように指示する等の病院への連絡が行える画面
(P6−8)や、消耗品の交換や修理、病院における機
器の使用状況等をセールス担当者に連絡する為の画面
(P6−10)や、消耗品の市場での消耗状況や、消耗
状況に基づく工場での生産計画への情報提供や、市場で
の機器の作動情報や品質情報等を、製造元に連絡する為
の画面(P6−9)に進む事が出来る。
のフローを説明する。
で立ち上げると、後述する医療機器か送信されたデータ
の処理が既に処理済であるかどうかが判断される(St
pH3)。過去に受信済のデータが処理されていれば、
医療機器から送信されてくるデータを受信するまで待機
する(StpH4)。機器からのデータを受信した場
合、あるいはStpH3で過去に受信済みのデータ処理
がなされていない場合には、医療機器供給者側のサーバ
201に接続する為のネットワーク例えばインターネッ
ト等に接続するよう指示が出される(StpH5)。こ
こで、ネットワークへの接続が完了しなければ(Stp
H6)、再度ネットワークへの接続指示が出される(S
thH5)。ネットワークへの接続が完了したところ
で、医療供給業者のサーバ201に医療機器からのデー
タを送信するように指示が出され(StpH7)、デー
タの送信を行う(StpH8)。
データを受信できなかった場合には、送信失敗のメッセ
ージとともに病院側端末に送信失敗の原因や対策の指示
が出される(StpH9)。再送信する場合には、St
pH7から再度送信を行うが、再送信しない場合には、
データを記憶し(StpH11)、システムを終了させ
ることが出来る(StpH14、StpH15)。
の送信が完了した場合には、送信完了の表示がされ(S
tpH12)、ネットワークとの接続を解除(StpH
13)し、システムを終了させる事が出来る(StpH
14、StpH15)。なお、端末では、複数の処理を
並行して行えるので、上記フローの中で、どのタイミン
グでデータを受信しても対処可能となっているのは言う
までもない。
7、図8を用いて説明する。
場合(Stp5−1)には、データ送信の画面(P5−
6)に移りデータ送信を行う事となる。未送信データが
ない場合(Stp5−1)には、メインメニュー画面
(P5−1)に移り、「データ送信」、「検索」、「使
用条件の表示/入力」、「使用状況・結果の出力」、
「費用処理状況」、「その他」とそれぞれの画面へ移動
できる。
タ送信」を選ぶと、P5−6のデータ送信の画面へ移り
データ送信操作を行え、メインメニュー画面(P5−
1)で「検索」を選ぶと、P5−7の検索の画面へ移り
各種データの検索が行え、メインメニュー画面(P5−
1)で「使用条件の表示/入力」を選ぶと、P5−8の
使用条件の表示/入力画面に移り、「顧客情報の表示/
入力」や「機器情報の表示/入力」が選べるようになっ
ている。「顧客情報の表示/入力」を選ぶと、まずは、
現在の顧客情報が表示され(P5−9)、「機器情報の
表示/入力」を選ぶと現在の機器情報が表示される(P
5−10)。ここで、入力されている情報を変更する場
合には、「登録画面の変更」の画面(P5−11)に移
るが、部外者によるデータ書換を避ける為に、「ID情
報の入力・確認」の画面(P5−12)でIDとパスワ
ードを入力し、IDとパスワードが正しければ(Ste
p5−2)、「顧客情報の入力」の画面(P5−14)
や「機器情報の入力」の画面(P5−15)に移れ、そ
れぞれの情報の入力あるいは修正が行われる。それぞれ
の情報入力修正を行うと、再び「顧客情報の表示」(P
5−9)や「情報機器の表示」(P5−10)に移り、
入力された最新の情報が表示されるようになっている。
しかし、IDとパスワードが正しくないと(Stp5−
2)、IDもしくはパスワードが正しくないことが表示
され(P5−15)、再度、IDとパスワードの入力が
求められる(P5−12)。ここでは、IDとパスワー
ドが正しくない限り(Stp5−2)、「顧客情報の入
力」(P5−14)や「機器情報の入力」(P5−1
5)に移る事が出来ないようになっている。
状況・結果の出力」を選ぶと、医療機器の使用状況を検
索、出力する画面に移る(P5−3)。メインメニュー
画面(P5−1)で「費用処理状況」を選ぶと、医療機
器供給業者へのリース費用の支払状況が確認できるよう
になっており(P5−4)、支払がオンラインでなされ
ていても、医療機器供給業者への支払状況が確認できる
ようになっている。メインメニュー画面(P5−1)で
「その他」を選ぶと、例えば、「業者への連絡」を選ん
で、業者へ修理や点検を依頼したり、「セールス担当へ
の連絡」を選んで消耗品の注文をしたり、「医療機器に
情報表示」を選んで「消耗品手配中」等のメッセージを
医療機器を実際に使用する医師や看護婦に連絡したりす
る事が出来る。
る。
tpE2)、過去に使用した際のデータ送信の有無を確
認する(StpE3)。データ送信が終わっていれば、
医療機器を使用し(StpE4)、使用結果を集計する
(StpE5)。StpE3でデータ送信が終わってい
ない時と、StpE5で使用結果の集計が終わった時に
は、病院側端末へ接続する指示が出され(StpE
6)、医療機器の使用に関するデータを病院側端末に送
信する(StpE7)。データの送信に問題が生じた際
には、送信失敗の表示がされるとともにその失敗原因や
対策の指示が出される(StpE8)。再送信する場合
には(StpE9)、StpE6の病院端末への接続作
業から再度データ送信を行う。また、再送信しない場合
には、StpE10で医療機器の使用データを保存し、
医療機器の使用を終了させる(StpE13、StpE
14)。
実行された場合には、送信完了の表示(StpE11)
がなされる。医療機器を繰り返し使用する場合には(S
tpE12)、StpE4に戻り再び医療機器を使用す
る。また、医療機器を繰り返し使用しない場合には、S
tpE13及びStpE14を経て医療機器の使用を完
了させる。
器とともに組み合わされて使用されるプローブを検知す
る観点から、更に、詳しく示したものが図4、図5であ
る。すなわち医療機器をStp1、Stp2で立ち上げ
ると、未送信データの有無を確認する(Stp3)。未
送信データがある場合には、ネットワークに接続されて
いるかを確認し(Stp14)、ネットワークへの接続
がされていない場合には、ネットワークに接続をして
(Stp15)、データの送信(Stp16)を行う。
データ送信が確実に行われた場合(Stp17)には、
送信完了の表示(Stp18)がなされるとともに、医
療機器を使用するステップへと移る。
tp17)には、送信失敗の表示とともにその原因及び
対策が指示表示され(Stp19)、再送信する場合
(Stp20)には、送信失敗の対処を施し(Stp2
2)、データの送信(Stp16)へと移る。また、デ
ータを再送信しないときには、データを記憶し(Stp
21)機器を使用するステップへと移る。
は、それまで作動状態に関するデータを保管して(St
p25)、医療機器の使用を完了する(Stp26、S
tp27)。医療機器を使用する場合(Stp4)に
は、医療機器と組合わせて使用するプローブ類を接続す
る(Stp5)。ここでいうプローブとは、例えば、電
気メスを使用する際には電気メスのプローブ、例えば超
音波凝固切開装置であれば超音波凝固切開用のプローブ
など、例えば内視鏡駆動装置であれば内視鏡など、筐体
部分に接続して使用される医療機器全般を示す。
接続されると、接続されたプローブの検知認識(Stp
6)を行う。このプローブの検知認識(Stp6)のデ
ータは、例えば、図6に示すような使用されるプローブ
によって異なるリース料金体系を選択していた時や、使
用されるプローブによって異なる例えば耐久性等の性質
を持っていた時の、判断処理の為のデータとして使用さ
れる。プローブの認識(Stp6)が終了した後で、プ
ローブの作動機能検知(Stp7)を行う。プローブの
作動機能検知とは、プローブの機能が正常かどうか実際
に出力して機器の作動をチェックすることを意味する。
機器内に設けられた作動チェック回路で実施すると同時
に、目視でもプローブの作動を確認する。
料金体系によって、例えば、「作動機能検知の為のエネ
ルギー出力3回分までは換算されない」等の設定が入力
されており、医療機器使用者は、規定回数あるいは規定
時間あるいは規定エネルギー内の作動検査を行えば、料
金加算される事なく作動検査が行える様になっている。
Stp7のプローブ作動機能検査の後、機器が正常に作
動するかを判断し(Stp8)、機器の作動に問題があ
る場合には、例えば機器の使用が不可能である場合やプ
ローブの指示が必要な場合や機器やプローブの修理が必
要な場合やその他の対処が必要な場合には、Stp23
にて作動不良や対処方法の指示がなされる。そして、必
要な対処をとり(Stp24)、再度機器を使用するか
使用者側に判断が求められてくる(Stp4)。機器の
作動に問題がある場合、Stp4、Stp5、Stp
6、Stp7、Stp8、Stp23、Stp24の段
階を繰り返し、機器の作動の問題を正しく対処しない限
り医療機器が使用できないようになっている。機器の作
動が正しく行える場合には、Stp8からStp9の状
況の表示に移る。ここでは、その医療機器がプローブを
どのように認識したか、例えば、接続されたプローブの
種類やプローブの過去の使用回数や残り使用回数等が表
示され、医療機器が自動的に判断した内容と医療機器使
用者の認識とを照合ができるようになっている。ここ
で、医療機器使用者が医療機器を使用すると判断した時
点で、機器の使用(Stp10)へと移る。機器の使用
状況に関するデータはその都度医療機器に記憶され(S
tp11)、機器の使用を引き続き行う(Stp12)
場合にも、Stp10、Stp11のステップを経て医
療機器の使用状況がその都度モニタリングされ、使用状
況に関するデータが蓄積記憶(Stp11)される。
ーブを交換する際(Stp13)には、別のプローブを
接続したところ(Stp5)で、再度新しく接続したプ
ローブの認知(Stp6)から繰り返される。また、別
のプローブを使用せず(Stp13)終了させるときに
は、ネットワークへの接続確認(Stp14)に移り、
Stp14、Stp15、Stp16、Stp17、S
tp18、Stp19、Stp20、Stp21、St
p22へと移り、データ送信の過程をへて、Stp4、
Stp25、Stp26、Stp27の過程を経て医療
機器の使用を完了する。
端末と医療機器供給業者側のサーバ201とのそれぞれ
のフローに従う事により、病院側の医療機器と病院側の
端末と医療機器供給業者側のサーバ201とのそれぞれ
の間で、医療機器の使用情報に関するデータをそれぞれ
相互に通信し合う事ができる。
医療機器に生じた問題を容易にかつ適宜に医療機器リー
ス業者が把握出来るようになり、かつ、医療機器の使用
回数や医療機器の使用状況に応じて使用額を加算する事
が可能となる。
セールス担当者が病院を訪問して医療機器の使用状況を
確認して使用金額を算出するという手間や時間がかかっ
ていたという問題点が解決される上に、セールス担当者
の工数や人件費を削減し、より安価で高率的な医療用機
器リースシステムを提供でき、更には、医療費自体にか
かる費用を削減するという特有の効果が得られる。
ス担当者が病院を訪問して医療機器の動作を確認してい
たが、本実施形態の医療用機器リースシステムを採用す
る事で、セールス担当者やメンテナンス担当者が病院を
訪問しなくても、医療機器の動作確認が行える為、上述
のようにセールス担当者の工数や人件費を削減して、安
価で効率的な医療用機器リースシステムを提供でき、更
には、医療費自体にかかる費用を削減できるという効果
が得られる。また、従来のように、定期的にセールス担
当者やメンテナンス担当者が病院を訪問して医療機器の
動作を確認しなくても、異常が発生したときにすぐに医
療機器供給業者やリース業者に連絡される為、早期に医
療機器の修理や交換が行える様になる。
合を確認しながら消耗品を手配していたが、医療用機器
リースシステムでは、医療機器供給業者やリース業者が
消耗品を把握し、自動的に供給元への手配し、セールス
担当者からの納品を行う為、従来のように消耗品の消費
具合を確認したり、発注作業をする必要がなくなり、病
院側の工数や人件費を削減し、病院経営費用や医療費自
体にかかる費用を削減するという効果が得られる。
しながら、医療機器供給業者からメーカや工場等への製
品発注作業が適宜行えるので、メーカや工場での生産出
荷計画に短期間に自動的に反映でき、生産計画立案を容
易にするとともに納品遅れや不要在庫防止が実現でき
る。
者だけが顧客情報や機器情報を入力できる為、部外者に
よる不要なデータ書換等による不正処理を防止すること
が可能となる。
験使用時には、料金加算されないプログラムにより、医
療機器を使用する医師や看護婦は、不要な費用を払う事
なく医療機器の試験を行うことが出来る。
医療機器の使用回数に応じて支払額を決定できるプログ
ラムや医療機器の出力回数に応じて支払額を決定できる
プログラムや医療機器の使用時間ないし借用時間に応じ
て支払額を決定できるプログラムや医療機器の使用エネ
ルギー量に応じて支払額を決定できるプログラムがプロ
ーブや医療機器ごとに選べるので、病院の規模や各診療
科別に合わせて最適な支払条件を選ぶ事が可能となる。
の簡略化、支払期間の短縮化やそれに伴う資金運用の効
率化を行う事が可能となる。
態として、上記した医療機器リースシステムに適合した
医療機器について説明する。ここでは図12及び図13
を参照して本発明の第1の実施形態の使用実績記憶機能
付きエネルギ一処置システムについて説明する。
一として凝固切開を行う超音波凝固切開用処置具1を示
す。この超音波凝固切開用処置具1は処置具本体2と振
動子ユニット3を有し、使用する場合には処置具本体2
に設けたコネクタ4を介して処置具本体2と振動子ユニ
ット3を連結して組み立てる。
る。シース5にはその先端から突き出して設けた処置部
7が設けられている。手元部6には固定ハンドル8と可
動ハンドル9が設けられている。上記処置部7は可動ハ
ンドル9を回動する操作により開閉させられる。
通じて、シース5を体腔内に挿入し、先端の処置部7に
よって体腔内の生体組織を把持すると共に処置部7に超
音波振動を加えることにより把持した生体組織の凝固切
開を行う。
ており、このピン11は処置具本体2と振動子ユニット
3を連結して組み立てたときに上記手元部6の接続部1
3に進入して接続される。
な説明図である。この接続部13には使用動作に連動し
て動作する使用動作検知部と、その使用実績を記憶する
カウント部が組み込まれている。すなわち、この領域に
は電気抵抗体15が設けられており、この電気抵抗体1
5は、例えばニクロムなどの電気抵抗率の大きい金属等
を用いて作られている。電気抵抗体15の一端は一対の
読み取り端子16a,16bのうちの一方の読み取り端
子16aに接続されている。上記読み取り端子16a,
16bは上記手元部6の後端部外周に設けられ、手元部
6に装着される図示しない読み取り部に接続されるよう
になっている。
抵抗体15に接触しながら移動する移動端子17があ
り、この移動端子17は無端のべルト18の外周に取り
付けられている。べルト18は一対のプーリー19に掛
け渡されている。
沿って一列に間隔をあけて配置した複数のストッパー用
突起21が突設されている。上記べルト18の内側空間
にはストッパー22が配置されており、ストッパー22
は、べルト18が逆方向に回転しようとするとき、上記
ストッパー用突起21に引っかかり、べルト18の逆回
転を防止する逆回転防止機構を構成している。
7と導通した金属面が設けられている。上記べルト18
の金属面には上記接続部13の内部に固定的に設置した
固定端子23が常に摺接するようになっている。上記固
定端子23は読み取り端子16bに接続されている。
み立てられた時、上記振動子ユニット3のピン11は処
置具本体2の接続部13の内部領域に突入して上記ベル
ト18の表面と接触し、その摩擦によりべルト18を順
方向へ回転させるようになっている。つまり、上記ベル
ト18は処置具本体2と振動子ユニット3を組み立てる
度に所定回転数量ずつ回転する。
b側に位置する端部またはこの付近には上記移動端子1
7が突き当たるストッパー用突起25が設けられてい
る。
振動子ユニット3を組み立てると、ピン11によってべ
ルト18が擦られて一定量回転する。このべルト18の
回転と共に移動端子17が図2中右方向に一定量移動
し、電気抵抗体15に接する位置が変り、読み取り端子
16aと読み取り端子16bの間の抵抗値が変る。つま
り、移動端子17が移動した分だけ抵抗値が大きくな
る。使用後に処置具本体2と振動子ユニット3の連結を
外すときは、ピン11がべルト18を引っ張る摩擦力が
逆向きに働くが、ストッパー用突起21がストッパー2
2に引っ掛かるため、べルト18は逆回転しない。
移動した位置に残留保持され、読み取り端子16aと読
み取り端子16bの間での抵抗値は変化しない。使用す
る度に行われる処置具本体2と振動子ユニット3の組み
立てを繰り返すと、移動端子17は一定間隔で移動し、
読み取り端子16aと読み取り端子16bの間の抵抗値
は、組立回数に比例して大きくなる(使用実績記憶機
能)。この抵抗値を外部から読み取ることにより組立て
回数を知ることができる。
いくと、突起25に突き当たり、それ以上に移動端子1
7が移動できなくなる。この状態の時に読み取り端子1
6aと読み取り端子16bの間の抵抗値が最大になる。
この抵抗値を外部から読み取ることにより超音波凝固切
開用処置具1の使用量を知ることができる。このため、
安全率の範囲で超音波凝固切開用処置具1の使用を止め
ることができる。
に比例した値が保持されるため、処置具の使用回数(使
用実績)を知ることができる。
び図15を参照して本発明の第2実施形態の第1変形例
に係る使用実績記憶機能付きエネルギ一処置システムに
ついて説明する。
置エネルギ一として凝固や切開を行う高周波処置具30
を示す。高周波処置具30はシース31と、グリップ部
を兼ねた手元部32を備える。シース31の先端には処
置部33が設けられている。手元部32には把持ハンド
ル34と操作ハンドル35が設けられている。そして、
操作ハンドル35を回動する操作により処置部33を開
閉することができる。
に連動して動作する使用動作検知部を備えて使用実績を
記憶するカウント部36が設けられている。このカウン
ト部36を貫通してピン状の高周波電極37が後方へ突
き出すように設けられている。
この高周波電極37に高周波供給コード38のコネクタ
39が接続される。
詳細に示す説明図である。カウント部36の後端部には
高周波供給コード38のコネクタ39を接続する際にお
いてそのコネクタ39の一部が入り込む嵌合凹部41が
形成されている。嵌合凹部41内にはスライドするスイ
ッチ用操作ロッド42が設けられている。スイッチ用操
作ロッド42は高周波電極37に高周波供給コード38
のコネクタ39を接続すると、そのコネクタ39の先端
で押し込まれ、カウント部36の内部に入り込むように
スライドする。
体43と、この電気抵抗体43に接触しながら移動する
移動端子44が設けられており、移動端子44は無端状
のべルト45に固定されている。べルト45は一対のプ
ーリー46に掛けられて一方向に回転するようになって
おり、べルト45を回転するためのプーリー46は単一
方向にしか回転できないものである。
って形成される複数の突起47が外側に向けて突き出す
ように設けられている。これらの突起47は押し込まれ
たスイッチ用操作ロッド42により押し込まれ、これに
よって上記ベルト45が回転する。また、スイッチ用操
作ロッド42は押し込まれてもバネ48によって元の位
置に戻る。
と導通した金属製の導通部(図示せず)が、例えば膜状
に形成されて設けられており、この導通部の面に対して
べルト45が回転しても常に接するように固定端子51
が設けられている。
4が突き当たるストッパー突起52が設けられている。
電気抵抗体43の奥端には読み取り端子53aに接続さ
れている。もう一方の読み取り端子53bは上記固定端
子51に接続されている。
ウント部36の外周に設けられ、そのカウント部36に
装着される図示しない読み取り部に接続されるようにな
っている。
その高周波電極37に高周波供給コード38のコネクタ
39を接続すると、コネクタ39によってスイッチ用操
作ロッド42が押される。この時、スイッチ用操作ロッ
ド42の内端がべルト45にある突起47に引っかかっ
て押し込み、べルト45を回転させる。べルト45の回
転とともに移動端子44が図15の右方向へ移動する。
すると、読み取り端子53aと読み取り端子53bの間
の抵抗値は移動端子44が移動した分だけ小さくなる。
7から高周波供給コード38のコネクタ39を外すと、
バネ48によってスイッチ用操作ロッド42が戻るが、
この時に操作ロッド42の端部が突起47に掛っても滑
るだけであり、プーリー46が逆回転しないため、べル
ト45は動かない。この結果、移動端子44は高周波供
給コード38が接続された時に移動した位置にそのまま
維持され、読み取り端子53aと読み取り端子53bの
間の抵抗値は変化しない。
給コード38の接続を繰り返すと、移動端子44は一定
間隔で移動し、読み取り端子53aと読み取り端子53
bの間の抵抗値はその接続回数に比例して小さくなる
(使用実績記憶機能)。移動端子44が電気抵抗体43
の端点までいくと、電気抵抗体43のストッパー突起5
2に当たり、それ以上に移動できなくなる。
取り端子53bの間の抵抗値が最小になる。突起47は
ゴム製であり、ある一定以上の力が加わると、スイッチ
端部は突起47を変形して乗り越えることができるの
で、移動端子44が電気抵抗体43の端点までいっても
スイッチ用操作ロッド42が押せずに高周波供給コード
38が接続できなくなるような事態は起きない。
した値が保持されるため、その値によって処置具の使用
回数(使用実績)を知ることができる。
照して本発明の第2実施形態の第2変形例に係る使用実
績記憶機能付きエネルギ一処置システムについて説明す
る。
同様の高周波処置具30に係るものであり、シース3
1、手元部32、処置部33、把持ハンドル34、操作
ハンドル35、カウント部36及び高周波電極37等に
ついては、上記第2の実施形態のものと同様に構成され
ている。しかし、この実施形態では、操作ハンドル35
を可動操作する都度、カウント部36をカウントアップ
するようになっている。
ッチ用操作ロッド(スライド棒)42が手元部32内に
スライド自在に設けられ、操作ハンドル35を操作した
とき、その操作ハンドル35の動きに連動してスライド
し、カウント部36を動作させる。
作ハンドル35を握り込むと、スイッチ用操作ロッド4
2が押し込まれ、これによってべルト45にある突起4
7が押され、べルト45が回転する。べルト45の回転
と共に移動端子44が図16中の右方向へ移動する。す
ると、読み取り端子53aと読み取り端子53bの間の
電気抵抗値が、移動端子44が移動した分だけ大きくな
る。
6が逆には回転しないため、べルト45は動かない。こ
の結果、移動端子44は移動した位置に保持され、読み
取り端子53aと読み取り端子53bの間の電気抵抗値
は変化しない。
一定間隔で移動し、読み取り端子53aと読み取り端子
53bの間の電気抵抗値はその使用回数に比例して大き
くなる。移動端子44が電気抵抗体43の端点までいく
と、電気抵抗体43の突起52に突き当たり、それ以上
移動できなくなる。この状態の時に読み取り端子53a
と読み取り端子53bの間の電気抵抗値が最大になる。
上の力が加わると、スイッチ用操作ロッド42はその突
起47を乗り越えていくので、移動端子44が電気抵抗
体43の端点まで達しても操作ハンドル35を握り込め
なくなるような事態は起きない。
の動作数量に比例した値が保持されるため、処置具の使
用量(使用実績)を知ることができる。
たが、可動操作ハンドルを持つ処置具であれば、高周波
処置用のものでなくても良い。
照して本発明の第2実施形態の第3変形例に係る使用実
績記憶機能付きエネルギ一処置システムについて説明す
る。
係るものである。高周波処置具60はその手元把持部6
1の後端に、図示しない高周波給電コードを接続する一
対の高周波接続端子62a,62bが突き出して設けら
れている。手元把持部61の内部には高周波から直流電
圧を作るための電源部63とメモリ内蔵カウント部64
が設けられている。電源部63の出力端はメモリ内蔵カ
ウント部64に接続されている。手元把持部61の外面
部には読み取り部65が設けられている。メモリ内蔵カ
ウント部64のメモリの値は読み取り部65において2
進数で出力されている。
は、前述した第1変形例または第2変形例のものと同様
に構成されている。
処置具60に高周波が通電されると、電源部63から所
定時間、直流電圧が出力される。この直流電圧からメモ
リ内蔵カウント部64が起動し、起動毎に出力カウント
数を1づつ増加させる。出力回数を知りたいときは読み
取り部65の値を読み取ることでわかる。
通電回数がわかり、より正確に処置具60の使用実績が
どれくらいか知ることができる。
照して本発明の第2実施形態の第4変形例に係る使用実
績記憶機能付きエネルギ一処置システムについて説明す
る。
係るものである。高周波処置具70の手元把持部71の
後端にはメモリアクセス線入りの高周波給電コード72
を接続する高周波接続端子73a,73bが突き出して
設けられている。さらに、手元把持部71の後端にはメ
モリインターフェイスコネクタ74が設けられている。
このメモリインターフェイスコネクタ74の信号線は手
元把持部71の内部に設けられたメモリ75に接続され
る。
は、前述した実施形態のものと同様に構成されている。
合、メモリアクセス線入りの高周波給電コード72を高
周波接続端子73a,73bに接続する。すると、図示
しない高周波電源から高周波接続端子73a,73bを
介して処置用の高周波エネルギーが高周波処置具70に
供給できるようになる。また、メモリアクセス線を通じ
て図示しない装置本体からの信号を、メモリインターフ
ェイスコネクタ74を介して、メモリ75に伝達し、高
周波処置具70の使用回数や使用時間を、上記メモリ7
5に記憶させる。例えば、出力を行うごとに出力回数を
累積して保存することが可能である。また、出力した時
間を累積して保存することも可能である。そして、上記
メモリ75に記憶させた使用回数や使用時間から高周波
処置具70の寿命を知ることができる。
線入りの高周波給電コード72を介して図示しない装置
本体と接続されている場合、その装置本体において高周
波処置具70内のメモリ75の内容を任意に書き換える
ようにしてもよい。また、装置本体側において、例え
ば、出力を行うごとに出力回数を累積して保存すること
が可能である。また、出力した時間を累積して保存する
ことも可能である。
示して、使用者に高周波処置具70の寿命を知らせるこ
とができる。
具70の使用実績について任意の情報を高周波処置具7
0に保存することができ、高周波処置具70の寿命につ
いて告知することができる。
たが、高周波処置具に限られるものではない。
図21を参照して本発明の第2実施形態の第5変形例に
係る使用実績記憶機能付きエネルギ一処置システムにつ
いて説明する。
係るものである。この高周波処置具80は図19で示す
如く、その手元把持部81の後端に可撓性のケーブル8
2が接続され、このケーブル82の延出先端には高周波
コネクタ83が設けられている。図19はその高周波コ
ネクタ83の部分を拡大して示すものである。
接続端子84a,84bと、個体を識別するためのID
ピン85が設けられている。このIDピン85は電気的
絶縁性の材料で作られており、IDピン85の表面上に
は金属製で環状の識別端子86が設けられている。図示
するものの識別端子86は、最大で、8つのものが等間
隔で並ぶように配置されている。この識別端子86の
数、配置の違いによる2進数表現で高周波処置具80の
IDを示している。
3は図20で示すように装置本体90に接続される。装
置本体90には接続する高周波コネクタ83のIDピン
85が入り込むIDピン孔91が設けられ、このIDピ
ン孔91の内側には複数の接点92が等間隔でかつ一対
づつ対向して8つの対の接点92が配置されている。
6が8つ並んだ場合と同じであり、接点92と識別端子
86は電気的に導通するようになっている。また、接点
92は互いに電気的に絶縁されていて、多芯ケーブル9
3を介して接点検知回路94に接続されている。
の内部には上記接点検知回路94の他、制御部95、メ
モリ96、出力部97及び表示部98が設けられてい
る。
時、装置本体90に高周波コネクタ83を接続すると、
IDピン85がIDピン孔91に入り込み、そのIDピ
ン85上にある識別端子86の部分のみが、これに対向
する接点92に導通する。すると、接点検知回路94
で、すべての接点92の対向する対のものについて導
通、非導通を確認することで、接続されている高周波処
置具80のIDを知ることができる。
点検知回路94が出力を行うと、制御部95はID毎に
出力時間や回数等の使用実績をメモリ96に保存する
(使用実績記憶機能)。この時、既に同じIDについて
の情報が保存している場合は、その内容に加算して保存
する。また、このメモリ96の内容は任意に装置本体9
0の表示部98に表示することができる。これにより、
使用者に高周波処置具80の使用実績または寿命を知ら
せることができる。
が、高周波処置具に限られるものではないことは明白で
ある。また、識別端子86と接点92の対向する対の数
は8つから増減してもよい。
用実績について任意の情報を保存でき、また、これを使
用者に告知することができる。
照して本発明の第2実施形態の第6変形例に係る使用実
績記憶機能付きエネルギ一処置システムについて説明す
る。
音波処置具100に係るものであり、この超音波処置具
100は手元部101とシース102からなる。シース
102の先端には開閉される処置部103が設けられて
いる。上記手元部101には固定ハンドル104と可動
ハンドル105が設けられている。そして可動ハンドル
105を操作することにより上記処置部103を開閉す
ることができる。手元部101の外面にはその超音波処
置具100の種類やID番号を示しているバーコード1
06が設けられている。
接続されている。この接続コード107は電源を兼ねた
装置本体110に接続されるようになっている。
コード107のコネクタ108を接続する接続口11
1、バーコード読み取り部112及び表示部113が設
けられている。また、装置本体110の内部には図示し
ないメモリが設けられ、このメモリに保存された内容は
上記表示部113に表示できるようになっている。
合、出力を開始する前に、そのバーコード106をバー
コード読み取り部112に当てて、使用する超音波処置
具100の登録を行う。
使用動作を検知して、超音波処置具100のID別に出
力時間や回数の使用実績を装置本体110の内部の図示
しないメモリに保存する。この時、既に同じIDについ
ての情報が保存されている場合は、その内容に加算して
保存する。また、このメモリの内容は任意に表示部11
3に表示し、使用者に超音波処置具100の寿命を知ら
せることができる。
が、超音波処置具に限られるものではないことは明白で
ある。
5変形例と同様に、処置具の使用実績について任意の情
報を保存でき、使用者に告知できる。
照して本発明の第2実施形態の第7変形例に係る使用実
績記憶機能付きエネルギ一処置システムについて説明す
る。
の超音波処置具120に係るものであり、この処置機能
の構成としては前述した超音波処置具のものと同様に手
元部121とシース122からなり、そのシース122
の先端には開閉される処置部123が設けられている。
上記手元部121には固定ハンドル124と可動ハンド
ル125が設けられている。そして、可動ハンドル12
5を操作することにより、上記処置部123を開閉する
ことができる。
置具120の種類やID番号を示しているバーコード1
26と、読み取り端子127a,127bが設けられて
おり、この読み取り端子127a,127bを通じて後
述する携帯型処置具チェック装置130により超音波処
置具120の使用回数に応じて変わる値を読み取ること
ができるようになっている。超音波処置具120に組み
込まれる使用回数を記憶保持する機構は、前述した第2
実施形態〜第2実施形態の第3変形例の何れのものでも
よい。
とは別に携帯型処置具チェック装置130が設けられて
いる。携帯型処置具チェック装置130には表示パネル
131があり、また、バーコードリーダー132と読み
取りコネクタ133がそれぞれのケーブル134,13
5を介して接続されている。携帯型処置具チェック装置
130の本体には様々な処置具に関する情報が記憶され
ている。
を使用状態にして、超音波処置具120のバーコード1
26をバーコードリーダー132で読み取る。ここで読
み取った超音波処置具120の種類が表示パネル131
に表示される。次に読み取りコネクタ133を読み取り
端子127a,127bに接続する。すると、表示パネ
ル131には使用回数が表示され、バーコード126か
ら認識した超音波処置具120の種類に応じて使用規定
回数の何%であるかが表示される。
したが、超音波処置具に限られるものではない。
交換時期の判断を容易に行うことができる。また、処置
具チェック装置が携帯型なので、サービスマンがメンテ
ナンスを行う際も有効である。
照して本発明の第2実施形態の第8変形例に係る使用実
績記憶機能付きエネルギ一処置システムについて説明す
る。
0のブロック図である。この本体140は、例えば、電
気メス、超音波手術装置、高周波処置装置、マイクロ波
処置装置、ハイパーサーミア装置のものであり、特に限
定されるものではない。
して操作部142、出力部143、表示部144、点検
記録部145、出力時間(使用量)累積部146が設け
られている。点検記録部145には前回の点検日が記録
されており、日付管理機能を有していて、記録されてい
る点検日から何日経過したか知ることができる。点検記
録部145及び出力時間累積部146はいずれも電源を
OFFしても内容が保持されるメモリが内蔵され、出力
時間計測部147で計測した出力時間が累積されて記録
される。
と、出力部143から必要な出力がされる。出力時間は
出力時間計測部147で計測され、累積時間が出力時間
累積部146に記録される。この出力累積時間が予め決
められた値、例えば10時間を越えた場合、制御部14
1は表示部144にあるLED等の表示機能を用いて点
検推奨時期が来たことを告知する。また、点検記録部1
45に記録されている前回の点検日から所定の日数、例
えば365日が経過した場合、制御部141は表示部1
44にあるLED等の表示機能を用いて点検推奨時期が
来たことを告知する。
れても、本来の機能には何ら影響を及ぼすことなく通常
通りの使用が可能である。
5には新しい点検日が記録され、出力時間累積部146
の累積時間も零にクリアされる。
たは経過日数から、使用状況に応じて適切な点検時期を
ユーザーに告知することが出来る。また、エラーが発生
したわけではないので、告知されても通常通りの使用が
可能であり、ユーザーの使用予定に合わせて点検を行う
ことができる。
照して本発明の第2実施形態の第9変形例に係る使用実
績記憶機能付きエネルギ一処置システムについて説明す
る。
0のブロック図である。この本体140は、例えば、電
気メス、超音波手術装置、高周波処置装置、マイクロ波
処置装置、ハイパーサーミア装置のものであり、特に限
定されるものではない。
操作部142、出力部143、表示部144、点検記録
部145、使用量(出力時間)累積部146が設けられ
ている。
は、いずれも電源をOFFしても内容が保持されるメモ
リを内蔵している。点検記録部145には前回の点検日
が記録されており、日付管理機能を有していて、記録さ
れている点検日から何日経過したか知ることができる。
また、使用量累積部146には使用量計測部148で計
測した使用量が累積されて記録されている。
と、出力部143から必要な出力がされる。この時に使
用量計測部148において、設定電力、設定温度、出力
モードなどの出力パラメータと出力時間から予め決めら
れた関数に基づいて使用量が算出される。例えば、 (1)使用量=設定電力×出力時間 (2)使用量=2×(設定温度−37)×出力時間 (3)使用量=出力モードNo.×出力時間 である。この算出された使用量は累積されて使用量累積
部146に記録される。この累積使用量が予め決められ
た値を越えた場合、制御部141は表示部144にある
LED等の表示機能を用いて点検推奨時期が来たことを
告知する。また、点検記録部145に記録されている前
回の点検日から所定の日数、例えば365日が経過した
場合、制御部141は表示部144にあるLED等の表
示機能を用いて点検推奨時期が来たことを告知する。
れても、本来の機能には何ら影響を及ぼすことなく通常
通りの使用が可能である。
5には新しい点検日が記録され、使用量累積部146の
累積使用量も零にクリアされる。
を考慮して出力条件で重み付けができ、使用条件に応じ
て適切な点検時期をユーザーに告知することが出来る。
従来技術の有する故障時に、これまでの使用実績がわか
らないという問題点が解決される上に、トラブルが発生
する前に最適な時期で処置具を交換できるという効果が
得られる。
として記憶する手段と、記憶した使用状況に関する電子
データを伝送する手段と、伝送された使用状況に関する
電子データから使用額を算出し使用額を請求する手段と
からなる医療機器リースシステム。
可能な医療機器の使用状況情報を記憶する記憶装置と、
記憶装置に記憶された使用状況情報を伝送する情報伝達
装置と、情報伝達装置から伝送された使用機器情報か
ら、医療機器の使用状況を把握し使用額を算出する演算
装置から構成される医療機具リースシステム。
機器リースシステムにおいて、使用額に関する情報やそ
れ以外の情報例えば医療機器の異常等に関する異常状況
情報などの状況報告情報を、演算装置から情報伝達装置
ないし医療機器に返信する返信手段を備えた医療機器リ
ースシステム。
おける医療機器リースシステムにおいて、この医療機器
リースシステムを活用する顧客の顧客情報の入力ないし
情報変更と、医療機器リースシステムを活用する顧客の
機器情報の入力ないし情報変更を、あらかじめ認証され
た限られた者だけが行えるようした医療機器リースシス
テム。
おける医療機器リースシステムにおいて、医療機器のリ
ース料金体制として、医療機器の使用回数に応じて支払
額を決定できるプログラムと医療機器の出力回数に応じ
て支払額を決定できるプログラムと医療機器の使用時間
ないし借用時間に応じて支払額を決定できるプログラム
と医療機器の使用エネルギー量に応じて支払額を決定で
きるプログラムとの中から少なくともどれか一つの以上
のプログラムを採用した医療機器リースシステム。
おける医療機器リースシステムにおいて、医療機器のリ
ース料金体制に併せて、医療機器の作動や機能確認の為
の試験使用時には、料金加算されないプログラムが盛り
込まれた医療機器リースシステム。
おいて使用可能な医療機器であり、該医療機器の使用実
績を演算する為の演算手段と使用実績演算データを出力
する為の出力手段を有した医療装置。
するスイッチと、スイッチの動作回数に比例する値を保
持するカウント部とを有するエネルギー処置システム。
するスイッチと、スイッチの動作回数に比例する値を保
持するカウント部とを有するエネルギー処置システム。
作するスイッチと、スイッチの動作回数に比例する値を
保持するカウント部とを有するエネルギー処置システ
ム。
発生部と、発生した信号の累積数を保持するカウント部
とを有するエネルギー処置システム。
り、このカウント部の値を得るための読み取り部を有す
る上記(8)〜(11)のいずれか1つに記載のエネル
ギー処置システム。
めのメモリと、このメモリに情報を記録する記録部とを
有するエネルギー処置システム。
ることを特徴とする上記(13)に記載のエネルギー処
置システム。
体識別子を認識する個体認識部と、認識した個体識別子
毎に使用実績を記録する記録部とを有するエネルギ一処
置システム。
に告知する告知部を有する上記(14)または(15)
に記載のエネルギ一処置システム。
と、計測した出力時間を累積して保持する時間累計部
と、累計した時間がある値を超えた場合に告知する告知
部とを有するエネルギ一処置装置。
と、計測した出力時間と出力パラメーターとから予め決
められた関数で使用量を計算する計算部と、計算した使
用量を累積して保持する累積部と、累積した使用量があ
る値を超えたときに告知する告知部とを有するエネルギ
一処置装置。
記録部と、点検記録部の日時から一定時間経過している
場合に告知する告知部とを有するエネルギ一処置装置。
機能を有する上記(19)に記載のエネルギ一処置装
置。
処置機能に影響を及ぼさない上記(17)〜(20)の
いずれか1つに記載のエネルギー処置装置。
作する使用動作検知部と、この使用動作検知部の動作数
量に比例する値を保持するカウント部とを有する使用実
績記憶機能付きエネルギ一処置システム。
り、このカウント部の値を得るための読み取り部が装置
本体にあることを特徴とする上記(22)に記載の使用
実績記憶機能付きエネルギ一処置システム。
医療機器に生じた問題を容易にかつ適宜に医療機器リー
ス業者が把握出来、かつ、医療機器の使用回数や使用状
況に応じて使用額を加算することができる医療機器リー
スシステムが提供される。
を記憶して、規定使用数量に達したことを把握するとと
もに、処置具の使用量を確認して交換時期になったとき
に新しい製品と交換することでトラブルの発生を低減す
ることができる。これによって医療機器リースシステム
に適合した医療機器を提供することが可能になる。
システム全体構成の概念図である。
全体のフローチャートの一部である。
全体のフローチャートの一部である。
トの一部である。
トの一部である。
の料金体系の種類を示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
の画面表示例を示す図である。
末の画面表示例を示す図である。
す図である。
波凝固切開用処置具の側面図である。
機能部の説明図である。
ステムの超音波凝固切開用処置具の側面図である。
機能部の説明図である。
具のグリップ部分の拡大図である。
具の説明図である。
具の説明図である。
具の説明図である。
近の説明図である。
システムの装置本体のブロック図である。
説明図である。
説明図である。
説明図である。
説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 医療機器の使用状況に関する情報を入力
する入力工程と、 前記医療機器の使用状況に関する情報を電子データとし
て記憶する記憶工程と、 前記記憶した使用状況に関する電子データを伝送する伝
送工程と、 前記使用状況に関する電子データを、予め設定された前
記医療機器の使用料金体系に対応させて前記医療機器の
使用額を算出する算出工程と、 前記算出工程で算出された使用額を予め設定された前記
医療機器の使用料金支払い者に対して請求するための請
求情報を作成する請求情報作成工程と、 前記請求情報作成工程で作成された請求情報を前記使用
料金支払い者に請求する請求工程と、 を備えたことを特徴とする医療機器リース方法。 - 【請求項2】 医療機器の使用状況に関する情報を入力
する入力手段と、 前記医療機器の使用状況に関する情報を電子データとし
て記憶する記憶手段と、 前記記憶した使用状況に関する電子データを伝送する伝
送手段と、 前記医療機器の使用料金を設定した料金体系を保持する
料金体系保持手段と、 前記使用状況に関する電子データを、前記料金体系保持
手段の保持する料金体系に対応させて前記医療機器の使
用額を算出する算出手段と、 前記算出された使用額を予め設定された前記医療機器の
使用料金支払い者に対して請求するための請求情報を作
成する請求情報作成手段と、 を具備することを特徴とする医療機器リースシステム。 - 【請求項3】 使用状況に関する情報を電子データとし
て記憶する記憶手段を有する医療機器と、 前記医療機器の使用状況に関する情報を入力する入力手
段と、 前記医療機器の使用状況に関する情報を電子データとし
て記憶する記憶手段と、 前記記憶した使用状況に関する電子データを伝送する伝
送手段と、 前記医療機器の使用料金を設定した料金体系を保持する
料金体系保持手段と、 前記使用状況に関する電子データを、前記料金体系保持
手段の保持する料金体系に対応させて前記医療機器の使
用額を算出する算出手段と、 前記算出された使用額を予め設定された前記医療機器の
使用料金支払い者に対して請求するための請求情報を作
成する請求情報作成手段と、 を備えたことを特徴とする医療機器リースシステム。 - 【請求項4】 医療機器本体と組み合わせて使用する医
療器具の使用動作に連動して動作する使用動作検知部
と、 この使用動作検知部の動作数量に比例する値を保持する
カウント部と、 を具備することを特徴とする医療機器。
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