JP2003091596A - 医療用観察装置のリース管理システム - Google Patents

医療用観察装置のリース管理システム

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JP2003091596A JP2001285599A JP2001285599A JP2003091596A JP 2003091596 A JP2003091596 A JP 2003091596A JP 2001285599 A JP2001285599 A JP 2001285599A JP 2001285599 A JP2001285599 A JP 2001285599A JP 2003091596 A JP2003091596 A JP 2003091596A
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Shinji Yamashita
真司 山下
Hiroyuki Mino
宏行 美濃
Kuniaki Kami
邦彰 上
Tatsu Oshima
龍 大島
Seiji Yamaguchi
征治 山口
Yuuki Terakubo
優輝 寺窪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、リースした医療用観察装置を
用いた観察行為の実績に基づく適切な費用計算が可能な
医療用観察装置のリース管理システムを提供する。 【解決手段】 医療用観察装置に設けられたビデオプロ
セッサ13aには電子内視鏡で撮像した撮像信号に対し
て信号処理してデジタル画像信号を生成し、レリーズ操
作が行われると各医療用観察装置に固有のID情報と、
使用時間の情報を重畳回路22によりデジタル画像信号
に重畳し、通信回路25から通信回路網を介してリース
会社の管理装置に複合デジタル画像信号を送信し、管理
装置ではそのID情報を抽出し、そのID情報と関連付
けて画像データと使用時間データをそれぞれデータベー
スに保存するようにして、その使用時間情報から観察行
為の実績に基づく適切な費用計算が容易に可能な構成に
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医療用観察装置のリ
ースを管理する医療用観察装置のリース管理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野においても、特開平9−910
9に示されるようなデジタル画像信号による通信機能を
有する内視鏡装置が存在する。このような装置は高額で
あるため、医療施設においては、医療機器の実際の使用
実績に基づく適切な費用計算による医療機器のリース使
用が求められている。このような背景から、特開200
1−160106では、主に超音波凝固切開用処置具の
リースに関する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開2
001−160106の技術では、内視鏡装置を初めと
する医療用観察装置のように、被検体の画像を取扱うも
のでないため、装置の電源のON/OFF時間のデータ
を独立して回収しなければならないので、非常に煩雑と
なる。
【0004】また、一方で、近年の通信技術の発展に伴
い、医療電子画像を病院内では保存せず、ネットワーク
を介して送信し、医療電子画像を病院外の専門業者によ
る一元的な保存・管理へのニーズも高まってきている。
【0005】(発明の目的)本発明では、以上のような
事情を鑑みたものであり、簡単な構成で、容易にリース
した医療用観察装置を用いた観察行為の実績に基づく使
用時間や適切な費用計算が可能な医療用観察装置のリー
ス管理システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】被検体を観察する観察装
置から得られる被検体情報から画像信号を生成する画像
信号発生手段と、前記観察装置に固有の個別情報を生成
する識別情報発生手段と、前記観察装置の使用時間を算
出して使用時間情報を生成する使用時間検出手段と、前
記画像信号生成手段によって生成された前記画像信号
に、前記識別情報発生手段によって生成された識別情報
と前記使用時間検出手段によって生成された前記使用時
間情報とを重畳して複合画像信号を生成する重畳手段
と、前記重畳手段によって生成された前記複合画像信号
を通信回線へ送信する送信手段と、前記送信手段によっ
て送信された前記複合画像記号を前記通信回路を介して
受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された
前記複合画像信号に基づき、前記観察装置の使用時間を
演算する使用時間演算手段と、を具備したことにより、
簡単な構成で、容易にリースした医療用観察装置を用い
た観察行為の実績に基づく使用時間や、またその使用時
間による適切な費用計算が可能となるようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)以下、図1〜図7を用いて本発明
の1実施の形態を説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態の医療用観察装置のリース管理システムの全体構
成を示し、図2は図1中の医療用観察装置のビデオプロ
セッサの構成を示し、図3は図1中の管理装置内部の構
成を示し、図4画像を保存する際の画面表示例を示し、
図5は医療用観察装置側の処理を示し、図6は管理装置
側の処理を示し、図7は変形例における管理装置側の処
理を示す。
【0008】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の医療用観察装置のリース管理システム1は、病院2
Aに設置され、本システム1で運用される医療用観察装
置3Aと、病院2Bに設置され、本システム1で運用さ
れる医療用観察装置3Bと、病院3A及び3B内の通信
網を介して、若しくは直接、例えばインターネットなど
の院外の通信回線網4を更に介して医療用観察装置3A
及び3Bが接続されるリース業者(或いはリース会社)
5の運用する管理装置6とから構成されている。
【0009】なお、図1では2つの病院2A、2Bの場
合で示しているが、そのほかの病院が存在する場合でも
同様に使用できる。このように、それぞれの病院2I
(I=A,B)の医療用観察装置3Iは、通信回線網4
を介して、リース会社5が運用する管理装置6に接続可
能になっている。各医療用観察装置3Iはリース会社5
からリースされ、各病院2Iはリースした各医療用観察
装置3Iの観察行為に基づく使用実績に応じてリース会
社5にリース料(使用料)を払う。
【0010】また、本実施の形態では、後述するように
保存する画像データを含む情報をリース会社5の管理装
置6に保存し、管理装置6側で画像データを管理するよ
うにして、その管理料もリース料金に含むようにしてい
る。
【0011】このような構成により、各病院2Iで使用
されるそれぞれの医療用観察装置3Iから送信された電
子画像や電子情報を、通信回線網4を介して、リース会
社5の運用する管理装置6に伝達可能としている。ま
た、逆に、リース会社5が運用する管理装置6から送信
される電子画像や電子情報を、通信回線網4を介してそ
れぞれの病院2Iの医療用観察装置3Iに伝達も可能と
している。
【0012】医療観察装置2Iは、例えば体腔内を観察
する電子内視鏡11i(i=a、b)と、この電子内視
鏡11iに照明光を供給する光源装置12iと、電子内
視鏡11iの図示しない撮像素子に対する信号処理を行
うビデオプロセッサ13iと、このビデオプロセッサ1
3iにより生成された映像信号(画像信号)を表示する
モニタ14iとを有する。
【0013】電子内視鏡11iは体腔内に挿入できるよ
うに細長の挿入部15iを有し、光源装置12iで発生
された照明光を図示しないライトガイドにより伝送し、
挿入部15の先端部の照明窓から出射し、体腔内の患部
等の被検体を照明する。照明窓に隣接して観察窓が設け
てあり、観察窓に取り付けた対物レンズにより被検体の
像を結像する。その結像位置には撮像素子が配置されて
おり、撮像素子により光電変換される。
【0014】この撮像素子で撮像された撮像信号はビデ
オプロセッサ13iに入力される。このビデオプロセッ
サ13iは図2にて説明するように識別情報等を重畳し
た複合デジタル画像信号を生成し、モニタ14iで表示
すると共に、通信回路網4を介してリース会社5の管理
装置6に送信する。また、リース会社5の管理装置6
は、送信された複合デジタル画像信号を管理すると共
に、管理する際の情報を表示する図示しないモニタとを
有している。
【0015】図2に示すようにビデオプロセッサ13a
は(撮像素子から出力される)撮像信号からデジタル画
像信号を生成するデジタル画像信号生成回路21を有
し、生成したデジタル画像信号を重畳回路22に出力す
る。
【0016】また、この医療観察装置2A(のビデオプ
ロセッサ13)に固有の識別情報(ID情報)を発生す
るID発生回路23と、医療観察装置2A(のビデオプ
ロセッサ13)の電源投入を検出し、被検体の観察時
間、つまり医療用観察装置2Aの使用時間をカウントし
て使用時間情報を検出する使用時間検出回路24とが設
けてある。
【0017】また、電子内視鏡11等に設けたレリーズ
スイッチからレリーズ信号が入力されると、そのレリー
ズ信号が有効となったことによりID発生回路23は識
別情報を発生し、使用時間検出回路24で検出した使用
時間情報を発生する。
【0018】この場合には、重畳回路22には、デジタ
ル画像信号と共に、ID発生回路23で発生した識別情
報と使用時間検出回路24で検出した使用時間情報が入
力されることにより、デジタル画像信号に識別情報と使
用時間情報を重畳処理して複合デジタル画像信号を生成
し、通信回路25を介して通信可能な信号に変換して通
信回路網4を介してリース会社5の管理装置6に送信す
る。
【0019】また、重畳回路22の複合デジタル画像信
号はモニタ14に出力され、モニタ14には例えば図4
に示すようにデジタル画像信号を映像化した観察画像の
表示部27と、保存対象のデジタル画像信号に重畳され
ることになる識別情報及び使用時間情報の表示部28と
が表示される。
【0020】なお、図4ではレリーズスイッチを操作し
た場合、さらに画像保存の確認の表示を行うようにして
いる。この場合、保存を望む場合にはさらにレリーズス
イッチを操作したり、図示しないマウスやキーボード等
を操作してそのレリーズ信号を有効な状態にして通信回
路25から複合デジタル画像信号送信する。
【0021】レリーズスイッチを操作しない場合には、
モニタ14には識別情報や使用時間情報を伴わないデジ
タル画像に対応する観察画像の表示部27が表示され
る。なお、病院2Bの医療用観察装置3Bのビデオプロ
セッサ13bは医療用観察装置3Aのビデオプロセッサ
13aと同様の構成であるのでその説明を省略する。
【0022】図3は管理装置6の構成を示す。この管理
装置6は、医療観察装置3I(のビデオプロセッサ13
i)の通信回路25から送信される複合デジタル画像信
号を受信する通信回路31を有する。この通信回路31
は、この複合デジタル画像信号を分離回路32に送出
し、分離回路32にて、この複合デジタル画像信号を、
デジタル画像信号、識別情報、使用時間情報とに分離す
る。
【0023】更に、デジタル画像信号を識別情報と関連
付けられて画像データベース33へ保存可能としてい
る。また、使用時間情報も識別情報と関連付けられて使
用量データベース34へ保存可能としている。
【0024】このように、本実施の形態では、病院2I
において、医療観察装置3Iを使用して画像を記録する
操作を行った場合、その画像を病院2I側で記録して管
理する代わりに、その画像を含む情報をリース会社5の
管理装置6に送信し、管理装置6内の画像データベース
33と、使用量データベース34へ保存して管理し、リ
ース会社5はその保存の際に画像を送信する時間を計測
して、その時間により画像管理の対価としてのリース料
金を得るようにしている。なお、モニタ14はビデオプ
ロセッサ13aの出力信号を表示する構成にしている
が、管理装置6から受信したデジタル画像信号を映像と
して表示するようにしても良い。
【0025】次に本システム1の代表的な処理の流れを
図5及び図6を参照して説明する。まず、図5を参照し
て、医療用観察装置2A側での処理の流れを説明する。
まずステップS1で医療用観察装置2Aの電源が投入さ
れる。これを受けて、ステップS2では使用時間検出回
路24の図示しないタイマを作動させ、使用時間のカウ
ントを開始する。
【0026】そして、ステップS3において、観察画像
の保存(の要求)の有無の判断が行われる。保存の要求
がないと、ステップS10に飛ぶ。一方、図示しないレ
リーズスイッチを介してユーザから観察画像の保存の要
求の操作が行われると、ID発生回路23は識別情報を
発生し(ステップS4)、また、使用時間検出回路24
はこの時点迄の総使用時間を算出し、この結果を使用時
間情報として検出する(ステップS5)。
【0027】なお、図4では、このステップS3におけ
る入力を受けた場合のモニタ14aの画面26を示して
いる。つまり、観察画像の表示部27には保存対象であ
るデジタル画像信号が映像化して表示され、表示部28
には保存対象のデジタル画像信号に重畳されることにな
る識別情報及び使用時間情報が表示される。
【0028】ここで、識別情報には、デジタル画像信号
を生成した医療用観察装置2Aの識別コードの他、病院
名、日時、担当医、患者の個人情報など検査に関連する
情報を生成しても良い。なお、図5の識別情報は例えば
「AO10930−1−1」となっており、医療用観察
装置2Aによる200l年9月30日に最初に電源投入
した検査(つまり、1人目の患者に対する検査)中での
1枚目の画像であることを示しているが、識別情報はこ
れらに限るものではない。
【0029】次に、デジタル画像信号生成回路21にて
生成され、保存の要求を受けたデジタル画像信号に、こ
の識別情報と使用時間情報を重畳して、複合デジタル画
像信号が生成される(ステップS6)。そして、ステッ
プS7にて、この複合デジタル画像信号は通信回路網4
を介して管理装置6へ送出される。
【0030】この後、ステップS8にて識別情報をクリ
アし、また、ステップS9にて使用時間のカウントリセ
ットをして使用時間情報をクリアすることで、医療用観
察装置2Aを初期状態に戻す。そして、医療用観察装置
の使用の終了、つまり電源OFFかの検出が行われ(ス
テップS10)、OFFでない場合にはステップS2に
戻り、ステップS2〜S10の処理を繰り返す。そし
て、電源をOFFにする(キーボード上の)キー操作等
が行われた場合には、その電源OFFを検出し、電源を
OFFにして終了する(ステップS11)。
【0031】次に、図6を参照して管理装置6側での処
理の流れを説明する。ステップS21では、通信回路3
1は通信回路網4を介して通信回路25側から送信され
る複合デジタル画像信号を受信する。そして、ステップ
S22で、この複合デジタル画像信号から、識別信号を
抽出すると共に、デジタル画像信号と、総使用時間の使
用時間情報とを分離する。最後に、ステップS23で、
分離した夫々の画像情報と使用時間情報とを識別情報と
関連付けて各データベース33、34へ保存する。な
お、各医療用観察装置2Iは必要に応じて管理装置6の
データベース33、34の情報を参照することができる
ようにしている。
【0032】このような作用をする本実施の形態によれ
ば、簡単な構成で、容易にリースした医療用観察装置3
A等を用いた観察行為の実績に基づく使用時間を算出で
きる。従って、その使用時間から容易に適切な費用計算
が可能となり、適切な費用計算が可能な医療用観察装置
のリース管理システム1を提供することができる。
【0033】図7は、第1の実施の形態の変形例におけ
る管理装置6側での処理の流れを示す。本変形例では使
用量データベース34へは、使用時間情報だけではな
く、使用料に関する情報も保存するようにしても良い。
この場合には、図6の処理におけるステップS22とS
23との間にステップS24の処理を行うようにする。
【0034】つまり、図6と同様にして、ステップS2
1、S22の処理を行い、分離された識別情報に基づ
き、デジタル画像信号と使用時間情報とを分離し、総使
用時間を算出する。その後、ステップS24に示すよう
に識別情報により、施設毎にその(総)使用時間からそ
の(総)使用料を算出する。具体的には、予め病院2A
とリース会社5間で合意された単位時間当りの使用料に
基づいて、総使用料を算出する。
【0035】そして、ステップS23に示すように識別
情報と関連付けて各データベース33、34に格納す
る。この場合、データベース33には画像情報を、デー
タベース34には識別情報と関連付けて総使用時間と共
に使用料を保存する。このようにすると、使用料を確認
することもできる。
【0036】(第2の実施の形態)次に図8を参照して
本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は
図1に示す第1の実施の形態において、医療用観察装置
3A、3Bを構成するビデオプロセッサ13a、13b
の構成が一部異なるのみである。本実施の形態における
ビデオプロセッサ13aの構成を図8に示す。
【0037】このビデオプロセッサ13aは図2のビデ
オプロセッサ13aにおいて、さらに通信回路25に接
続された制御回路41を介して画像データ等を記憶する
ハードディスク(図8ではHDDと略記)42が接続さ
れた構成となっている。他のビデオプロセッサ13bも
同様の構成である。
【0038】本実施の形態では、ユーザが画像の保存の
操作(つまりレリーズ操作)を行って、通信回路25に
より管理装置6に複合デジタル画像信号を送信しようと
した場合、使用回線が混んでいる等のために送信できな
いような場合には、通信回路25は制御回路41に送信
できない旨の信号を送り、制御回路41はその信号を受
けて送信しようとした複合デジタル画像信号をハードデ
ィスク42に一時記憶し、モニタ14に画像保存を行っ
た表示をさせる。従って、ユーザは通信回線が混んでい
るために、画像の保存が終了するまで待たされることな
く、次に移ることができる。
【0039】そして、制御回路41は通信回路25が管
理装置6と送信可能な状態になるのを待ち、送信可能な
状態になった場合にハードディスク42に一時記憶した
複合デジタル画像信号を送信するようにする。また、送
信後に、送信を完了したことをモニタ14で表示するよ
うにしても良い。
【0040】また、管理装置6側では、ハードディスク
42に一時格納されたものを受け取った場合には、その
場合の時間情報で使用する。この場合、ハードディスク
42からの時間情報と、管理装置6が実際に受信した時
間情報とを確認等のために関連付けて保存するようにし
ても良い。
【0041】このようにすることにより、各ユーザが画
像の保存の操作を行った場合、通信回線が混んでいるよ
うな場合にも、殆どリアルタイムでその複合デジタル画
像信号を一旦ハードディスク42に保存でき、ユーザは
速やかに次に移ることが可能となる。
【0042】従って、本実施の形態によれば、複数の医
療用観察装置3A、3B等それぞれで、画像の保存操作
を行い所望とする複合デジタル画像信号を管理装置6に
保存しようとした場合、通信回線が混んでいたりした場
合でも、その複合デジタル画像信号をリアルタイムに記
憶でき、ユーザ側は待たされることなく、次に移ること
ができ、使い勝手を向上できる。
【0043】以上説明してきたが、本発明はこれたの実
施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲を逸
脱しない範囲で変形が可能である。例えば、画像データ
ベース33や使用量データベース34は管理装置6が具
備する必要はないし、これまで示した各種回路の機能を
ソフトウェアにて実現しても構わない。
【0044】[付記] 4.前記観察装置の使用状況に固有の識別情報は、前記
観察装置が取得した被検体情報に固有の識別情報を含む
ことを特徴とする請求項3に記載の医療用観察装置のリ
ース管理システム。
【0045】5.前記使用時間演算手段によって演算さ
れた前記使用時間を前記識別情報と関連付けて記憶する
使用時間記憶手段を、更に具備したことを特徴とする請
求項1に記載の医療用観察装置のリース管理システム。
【0046】6.前記使用時間演算手段によって演算さ
れた前記観察装置の使用時間に基づいて、前記観察装置
の使用料金を算出する使用料金算出手段を、更に具備し
たことを特徴とする請求項1に記載の医療用観察装置の
リース管理システム。
【0047】7.前記使用料金演算手段によって算出さ
れた前記使用料金を前記識別情報と関連づけて記憶する
使用料金記憶手段を、更に具備したことを特徴とする付
記6に記載の医療用観察装置のリース管理システム。
【0048】8.被検体を観察する観察装置から得られ
る被検体情報から画像信号を生成する画像信号生成手段
と、前記画像手段生成手段によって生成された画像信号
に対応した画像のうち所望する画像に対応した記憶用画
像信号の記憶を指示する記憶指示手段と、前記観察装置
に固有の識別情報を生成する識別情報発生手段と、前記
観察装置の使用時間を算出して使用時間情報を生成する
使用時間検出手段と、前記記憶指示手段によって記憶を
指示された前記記憶用画像信号に、前記識別情報発生手
段によって生成された前記識別情報と前記使用時間検出
手段によって生成された前記使用時間情報とを重畳して
複合画像信号を生成する重畳手段と、前記重畳手段によ
って生成された前記複合画像信号を通信回線へ送信する
送信手段と、前記送信手段によって送信された前記複合
画像信号を前記通信回線を介して受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記複合画像信号を、
前記記憶用画像信号と前記識別情報と前記使用時間情報
とに分離する分離手段と、前記分離手段によって分離さ
れた前記使用時間情報を前記識別情報と関連付けた記憶
する使用時間記憶手段と、を具備したことを特徴とする
医療用観察装置のリース管理システム。
【0049】9.使用時間検出手段は、前記観察装置の
電源投入から前記記憶指示手段による前記記憶用画像信
号の記憶の指示までの時間、若しくは前記観察装置の電
源投入後において前記記憶指示手段による第1の記憶用
画像信号の記憶指示から第2の記憶用画像信号の記憶指
示までの時間を算出することで使用時間情報を生成する
ことを特徴とする付記8に記載の医療用観察装置のリー
ス管理システム。
【0050】10.前記分離手段によって分離された前
記記憶用画像信号を前記識別情報と関連付けて記憶する
画像記憶手段を、更に具備したことを特徴とする付記8
に記載の医療用観察装置のリース管理システム。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成で、容易にリースした医療用観察装置等を用い
た観察行為の実績に基づく適切な費用計算が可能な医療
用観察装置のリース管理システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の医療用観察装置の
リース管理システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】図1中の医療用観察装置のビデオプロセッサの
構成を示すブロック図。
【図3】図1中の管理装置内部の構成を示すブロック
図。
【図4】画像を保存する際の画面表示例を示す図。
【図5】医療用観察装置側の処理を示すフローチャート
図。
【図6】管理装置側の処理を示すフローチャート図。
【図7】変形例における管理装置側の処理を示すフロー
チャート図。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるビデオプロ
セッサの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…リース管理システム 2A、2B…病院 3A、3B…医療用観察装置 4…通信回線網 5…リース会社(リース業者) 6…管理装置 11a…電子内視鏡 12a…光源装置 13a…ビデオプロセッサ 14a…モニタ 21…デジタル画像信号生成回路 22…重畳回路 23…ID発生回路 24…使用時間検出回路 25…通信回路 31…通信回路 32…分離回路 33…画像データベース 34…使用量データベース
フロントページの続き (72)発明者 美濃 宏行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上 邦彰 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大島 龍 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山口 征治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 寺窪 優輝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 JJ19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を観察する観察装置から得られる
    被検体情報から画像信号を生成する画像信号発生手段
    と、 前記観察装置に固有の個別情報を生成する識別情報発生
    手段と、 前記観察装置の使用時間を算出して使用時間情報を生成
    する使用時間検出手段と、 前記画像信号生成手段によって生成された前記画像信号
    に、前記識別情報発生手段によって生成された識別情報
    と前記使用時間検出手段によって生成された前記使用時
    間情報とを重畳して複合画像信号を生成する重畳手段
    と、 前記重畳手段によって生成された前記複合画像信号を通
    信回線へ送信する送信手段と、 前記送信手段によって送信された前記複合画像記号を前
    記通信回路を介して受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記複合画像信号に基
    づき、前記観察装置の使用時間を演算する使用時間演算
    手段と、 を具備したことを特徴とする医療用観察装置のリース管
    理システム。
  2. 【請求項2】 前記使用時間演算手段は、前記受信手段
    によって受信した複合画像信号に重畳された前記識別情
    報と前記使用時間情報とに基づいて、前記観察装置に固
    有の使用時間を算出することを特徴とする請求項1に記
    載の医療用観察装置のリース管理システム。
  3. 【請求項3】 前記識別情報発生手段によって生成され
    る前記識別情報は、更に、前記観察装置の使用状況に固
    有の識別情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の
    医療用観察装置のリース管理システム。
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