JP2001159551A - 超音波振動子の支持構成およびこれを用いた超音波流量計測装置 - Google Patents
超音波振動子の支持構成およびこれを用いた超音波流量計測装置Info
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Abstract
管路壁への振動の伝搬を低減させる信頼性の高い超音波
振動子の支持構成を得ること。 【解決手段】 側壁部9の外側に設けた支持部13と天
部8の内壁面に固定された圧電体12を有する超音波振
動子20を設けている。また側壁部9の振動を低減する
制振体21と支持部13を保持する保持部23を有する
振動伝達抑止体22を設けている。これによって、圧電
体12の振動が取付側に伝搬することを低減して残響の
短い超音波パルスの送受信ができる。
Description
や液体の流量や流速の計測を行う超音波流量計測装置に
関するものである。
る超音波振動子には、例えば特開平4−309817号
公報が知られており、図9に示すように圧電セラミック
1を金属振動板2にロウ付けし、この金属振動板2を金
属ハウジング3に溶接していた。また、実開平6−78
821号公報が知られており、図10に示すように圧電
セラミック1を測定流体から遮蔽する金属ハウジング4
の内面の底面4aに押圧手段5などによって接合し、こ
の金属ハウジング4は測定流体が流れる管路6の管軸に
傾斜した状態で溶接などによって取付けられていた。
成では、金属ハウジングに防振対策がなされていないた
め、金属ハウジングに伝わった圧電セラミックの振動が
ほとんど減衰されないで圧電セラミックに戻り、圧電セ
ラミックの振動がなかなか収まらず残響の長い超音波パ
ルスになる。この残響がノイズ要因となってS/Nが劣
化し、流量や流速の計測精度が低下するという課題を有
していた。また、他の従来の構成では、超音波振動子が
測定流体が流れる管路に直接取付けられているため、発
信側で圧電セラミックを振動させると、この振動が測定
流体中を伝搬して受信側に達するだけでなく、金属振動
板あるいは底面を通じて金属ハウジングに伝わった振動
が管路壁を通じて受信側に伝わり、この管路壁を伝搬し
た振動が測定流体中を伝搬した信号に干渉してノイズと
なり、S/Nを劣化させ流量や流速の計測範囲を拡大で
きないという課題があった。
の短い超音波パルスの送受信が可能で、管路壁への振動
の伝搬を低減させる信頼性の高い超音波振動子の支持構
成を実現し、超音波流量計測装置の計測特性を向上させ
ることを目的とする。
するために、超音波振動子を構成する圧電体は被測定流
体から遮蔽するケースに内包し、このケースの側壁部の
外側に設けた支持部を振動伝達防止体で保持して支持部
から取付側への振動の伝搬を低減させるとともに、側壁
部の振動を制振体により減衰させて支持部に伝わる振動
を低減させ、取付側への振動の伝搬を一層低減させるも
のである。
へ伝搬するのを減衰できるとともに取付側に伝わり難く
することができ、残響の短い超音波パルスの送受信が可
能で、取付側への振動伝搬の低減が可能な超音波振動子
の支持構成を得ることができる。この結果、残響による
ノイズの発生の低減と取付側への振動伝搬の低減がで
き、S/Nが改善されて被測定流体の流量、流速の計測
精度、計測範囲の拡大など計測特性が向上できる。ま
た、振動を低減した支持部と支持構成により長い時間経
過にわたって取付状態を安定化でき、計測の信頼性が向
上できる。
の側壁部の外側に設けた支持部と、天部の内壁面に固定
された圧電体を有する超音波振動子と、側壁部に当接し
側壁部の振動を低減する制振体と、支持部を保持する保
持部を有する振動伝達抑止体とを備え、超音波振動子は
振動伝達抑止体の保持部を介して取付けた超音波振動子
の支持構成としたものである。そして、側壁部に設けた
制振体により圧電体の振動が支持部へ伝搬するのを低減
し、さらに保持部を介することにより圧電体の振動が取
付側に伝搬することをより一層低減することで残響の短
い超音波パルスの送受信が可能な超音波振動子を得るこ
とで計測精度、計測範囲の拡大など計測特性が向上と長
期間にわたる取付状態を安定化により計測の信頼性が向
上できる。
振動伝達抑止体を設けた超音波振動子の支持構成とした
ものである。そして、制振体と保持部の一体化により減
衰特性のバラツキを低減して特性の安定化と信頼性の向
上ができ、部品点数の削減と組立性の向上により低コス
ト化ができる。
側に設けた支持部と、前記天部の内壁面に固定された圧
電体を有する超音波振動子と、電気絶縁性の材料で形成
した前記支持部を保持する保持部を有する振動伝達抑止
体と、電気絶縁材料で形成され少なくとも一端は前記振
動伝達抑止体に密着するようにして超音波振動子の外面
側に配設した絶縁体を備え、超音波振動子は前記振動伝
達抑止体の保持部を介して取付けた超音波振動子の支持
構成としたものである。そして、取付側と超音波振動子
を構成する天部、側壁部、支持部とを振動伝達抑止体お
よび絶縁体で遮蔽してコンパクトな支持構成で取付側と
超音波振動子との導電距離を大きくすることで、落雷な
どにより取付側と超音波振動子間に異常高電圧が発生し
た場合でもリークに至る耐電圧を高め、リーク電流によ
る超音波振動子の破損を防いで信頼性を向上できる。
側に設けた支持部と、前記天部の内壁面に固定された圧
電体を有する超音波振動子と、前記側壁部に当接し側壁
部の振動を低減する制振体と前記支持部を保持する保持
部を有するとともに電気絶縁性のある材料で形成した振
動伝達抑止体と、電気絶縁材料で形成され少なくとも一
端は前記振動伝達抑止体に密着するようにして超音波振
動子の外面側に配設した絶縁体を備え、超音波振動子は
前記振動伝達抑止体の保持部を介して取付けた超音波振
動子の支持構成としたものである。そして、制振体によ
る支持部への振動伝搬の低減と保持部による振動低減に
より取付側に圧電体の振動伝搬がより一層低減され、残
響の短い超音波パルスの送受信が可能な超音波振動子を
得ることができ、計測精度の向上、計測範囲の拡大など
の計測特性の向上ができる。さらに、取付側と超音波振
動子との導電距離を大きくすることで、落雷などにより
取付側と超音波振動子間に異常高電圧が発生した場合で
もリークに至る耐電圧を高め、リーク電流による超音波
振動子の破損を防いで信頼性を向上できる。
薄肉部を介して連結したものである。そして、制振体と
保持部の間に設けた薄肉部により側壁部と保持部との直
接接触が防止されるとともに側壁部の振動が保持部に伝
搬するのが一層低減され、一層残響の短い超音波パルス
の送受信が可能な超音波振動子を得て計測精度のより一
層の向上と計測範囲のより一層の拡大ができる。
ル部を設けたものである。そして、超音波振動子の防振
支持と気密シールを振動伝達抑止体で共用して支持構成
の小型化ができ、気密シール部が防振されるため気密シ
ールの信頼性を高めることができる。
嵌め合わせて保持部の変形を防止する変形防止部を備え
たものである。そして、長期間にわたり保持部の変形が
防止されるため防振性を安定させかつ長期にわたり維持
して計測精度の信頼性を高めることができ、また保持部
に気密シール部を設ける場合では気密シールの耐久信頼
性を向上できる。
の計測流路に対向配置されて超音波を送受信する少なく
とも一対の超音波振動子と、前記超音波振動子間の超音
波伝搬時間を計測する計測制御部と、前記計測制御部か
らの信号に基づいて流量を算出する演算部とを備えたも
のであり、さらに超音波振動子は請求項1ないし7のい
ずれか1項記載の支持構成により計測流路の流路壁に取
付けたものである。そして、残響の短い超音波パルスを
送受信できる超音波振動子と、取付側への振動伝搬を低
減できる超音波振動子の支持構成で、計測精度を高め計
測範囲を拡大し長期間にわたり計測特性を維持できる流
量計測装置が実現できる。また、被計測流体の漏洩を防
止する気密シール構成で、漏洩がなく安全で計測精度が
高く計測範囲の大きい流量計測装置が実現できる。
て説明する。
す超音波振動子の断面図である。図1において、7はケ
ース、8はケース7の天部、9はケース7の側壁部、1
0はケース7の開口部であり、ケース7は天部8と側壁
部9と開口部10を有した有天筒状の形状である。11
はケース7の天部8の外壁面に固定された音響整合層、
12は天部8の内壁面に固定された圧電体、13は側壁
部9の外壁に設けた支持部であり、支持部13はケース
7の開口部10側に環状に広がるフランジ14と開口部
10を塞ぐ封止体15とを重ねて厚みを増加させて剛性
を増大させている。16a、16bは封止体15に設け
られた端子、17は端子16aと端子16bを絶縁する
ための絶縁部、18は圧電体12と端子16aを電気的
に接続するためのリード線、19は圧電体12に設けら
れた溝である。このように超音波振動子20は有天筒状
のケース7の内部に圧電体12を設けて封止体15で封
止するとともにケース7の外部に音響整合層11と支持
部13を備えている。21は側壁部9に当接して側壁部
9の振動を低減する制振性に優れた材質で形成した制振
体であり、22は支持部13を挟み込むように保持する
保持部23を備えゴムなどの防振性に優れた弾性材料で
形成した振動伝達抑止体である。制振体21は側壁部9
を環状に取り巻くとともに支持部13側では振動伝達抑
止体22に全周で密着するように接している。24は取
付壁25に設けた取付穴26に挿入された振動伝達抑止
体22が脱落しないように押さえる固定体であり、取付
壁25にねじ(図示せず)などで固定されている。
方法の一例について説明する。超音波振動子20はLP
ガスや天然ガス中で使用することを想定して、ケース7
にはステンレス、音響整合層11にはエポキシ樹脂と中
空ガラス球の混合体からなる材料を選択する。ケース7
の加工方法には量産性を考え、切削加工ではなく絞り加
工のような成形加工を選択する。また、ケース7のステ
ンレスの厚みは、超音波振動子20の感度、構造的強
度、成形加工性の観点から0.1から0.5mm程度を
選択する。このように薄い材料でケース7を成形するた
め支持部13はケース7の絞り加工により形成されるフ
ランジ14の板厚T1に対して封止体15の板厚T2を
大きくし(T1<T2)、封止体15を溶接などで接合
して構造的強度を高めている。また、圧電体12はステ
ンレスからなる天部8に接着固定されるため、広がり方
向の振動が阻害される。超音波振動子20の高感度化を
図るには広がり振動よりも厚み縦振動を主モードに利用
する方が有利である。しかし、圧電体12は形状により
振動の主モードが決定されてしまい、圧電体12の形状
と使用周波数に対する許容範囲が狭い。そこで、圧電体
12に溝19を設けた構造として、実用可能な小型の寸
法で厚み振動を主モードとすることが可能となる。
手順として、まず厚み0.2mmのステンレス鋼板から
円形状の天部8を有する有天円筒状のケース7を成形加
工する。次に、天部8の外壁面に円板状の音響整合層1
1、内壁面には圧電体12をエポキシ系接着剤を用いて
接着固定する。このとき溝19により分割された電極
(図示せず)と天部8を10μm以下の薄い接着層を介
して接着固定することにより、分割された電極(図示せ
ず)と天部8の電気的導通も取ることができる。リード
線18は圧電体12の電極(図示せず)と端子16aに
それぞれはんだ付けする。最後に、1mm程度のステン
レス板からなる封止体15を開口部10の外周側に設け
たフランジ14に電気抵抗溶接などにより固定し、封止
と電気的導通を同時に行う。圧電体12はケース7をグ
ランドとして共用し、さらにケース7および封止体15
で覆われるためノイズの影響を低減できる。また、封止
するときケース7の内部に乾燥した窒素や不活性ガスを
置換封入すると、圧電体12の電極、圧電体12とケー
ス7の接着層などの長期間使用による劣化防止が可能で
ある。
明する。まず、送信側では駆動電気入力を印可されて圧
電体12が振動し、この振動が音響整合層11を介して
被計測流体に超音波パルスとして放射されるだけでな
く、ケース7を振動させようとする。また、受信側では
受信した超音波パルスは圧電体12で電気信号に変換さ
れると同時にケース7も振動させようとする。もし、こ
こでケース7が振動してしまうと、圧電体12の長い残
響として送信側、受信側ともに観測されてしまい、送信
側の残響は計測回路(図示せず)に対して電気的ノイズ
となり、受信側の残響は受信した超音波パルスと合成さ
れるため振幅、位相に影響して計測に誤差を与える要因
となる。さらに、ケース7が振動してしまうと、ケース
7の振動が流体通路壁を介して受信側の超音波振動子に
伝わり、受信側では流体通路壁を介した振動と受信した
超音波パルスと合成されるため振幅、位相に影響して計
測に誤差を与える要因となる。
難くした支持部13に対して、ケース7の側壁部9に制
振体21を全周に当接して設けることで側壁部9の振動
の低減を図っている。さらに、このように振動の低減を
図った支持部13を弾性材料であるゴムなどで形成した
振動伝達抑止体22の保持部23を介して取付壁25に
取付け、超音波振動子20と取付壁25が直接接触しな
いようにしている。制振体21と振動伝達抑止体22は
別の部材で構成しているので、制振体21には制振性に
優れた材質を選定でき、振動伝達抑止体22には防振性
に優れた材質をそれぞれ最適に選定できる。
でき、また支持部13から取付側に振動が伝搬するのを
低減できる。さらに、支持部13の振動が小さいので長
期間にわたり取付側とのズレ、振動の伝搬の仕方の変化
などを発生し難くできる。従って、残響の短い超音波パ
ルスの送受信が可能で、取付側への振動伝搬の低減が可
能な超音波振動子を得ることができ、残響によるノイズ
の発生の低減と取付側への振動伝搬の低減ができ、S/
Nが改善されて被測定流体の流量、流速の計測精度、計
測範囲の拡大など計測特性が向上できる。また、振動を
低減した支持部により取付状態が長い時間経過にわたっ
て安定化でき、計測の信頼性が向上できる。
うにするとともに支持部13側では振動伝達抑止体22
に全周で密着するように接することで、支持部13、側
壁部9および天部8が被計測流体や雰囲気流体から遮蔽
され、腐食性流体などからケース7および支持部13が
保護されて耐久信頼性を高めることができる。さらに、
制振体21は側壁部9だけでなく音響整合層11を除く
天部8を取り巻くようにすることでケース7および支持
部13の耐久信頼性を一層高めることができる。
対して着脱自在であるため、取付側に溶接接合するもの
に比較してメンテナンス性を向上でき、さらに寿命到達
などで廃棄するときに流体通路から超音波振動子を容易
に分離できるためリサイクル性を確保できる。
す超音波振動子の断面図である。図2において、図1の
実施例と同一部材、同一機能は同一符号を付し詳細な説
明は省略し、異なるところを中心に説明する。27は制
振体21と保持部23を一体に形成した振動伝達抑止体
であり、側壁部9および支持部13は振動伝達抑止体2
7により被覆されて被測定流体から遮蔽されている。
体化により相互の当接状態などの取付状態のバラツキを
小さくし、ケース7の振動が支持部13に減衰させて伝
搬する際の減衰特性のバラツキを低減することで残響特
性の安定化と計測の信頼性向上ができる。また、制振体
21と保持部23の一体化による組立精度向上で製品の
計測品質が安定化でき、さらに組立作業性の向上と部品
点数の削減により低コスト化ができる。また、支持部1
3、側壁部9の被計測流体や雰囲気流体からの遮蔽性が
向上して、腐食性流体などからケース7および支持部1
3が保護されて耐久信頼性を一層高めることができる。
す超音波振動子の取付状態を示す断面図である。図3に
おいて、図1、図2の実施例と同一部材、同一機能は同
一符号を付し詳細な説明は省略し、異なるところを中心
に説明する。
ないようにその外面側に配置し電気絶縁材料で形成した
第一の絶縁体であり、第一の絶縁体28の一端は振動伝
達抑止体22の保持部23に全周を密着させている。こ
の第一の絶縁体28には第一の絶縁体28が取付壁25
から脱落しないようにするための係止部29と音響整合
層11側に設けた開口部30を設けている。この開口部
30はその開口寸法を音響整合層11側に合わせて側壁
部9側よりも縮小している。31は超音波振動子20の
封止体15側に配置し電気絶縁材料で形成した第二の絶
縁体であり、第二の絶縁体31は封止体15に接しない
ようにされるとともにその一端は全周が振動伝達抑止体
22の保持部23に密着し、電気絶縁性の材料で形成し
た振動伝達抑止体22の保持部23が取付壁25の取付
穴26から抜け出ないようにねじ(図示せず)などで取
付壁25に固定されている。この第二の絶縁体31には
端子16a、16bと取付壁25との絶縁距離を大きく
するための環状の突起部32と端子16a、16bへ接
続電線を通すための開口部33が設けられている。
流路を構成する取付壁25として強度、耐食性、耐久性
を確保するためアルミ合金ダイキャストなどの金属材料
で構成し、超音波振動子20のケース7あるいは封止体
15をステンレス鋼板などで形成する場合で説明する。
もし仮に本実施例で示した第一および第二の絶縁体2
8、31が無い場合では、ゴムなどの電気絶縁材料で形
成した振動伝達抑止体22を用いて取付壁25に取付け
ても超音波振動子20は取付壁25と電気絶縁距離の小
さい状態で接近配置されてしまう。この時、落雷などに
より取付壁25と超音波振動子20の間に異常な高電圧
が発生すると、取付壁25と超音波振動子20の間に大
きな電流が流れて超音波振動子20の圧電体12などに
損傷が生じることになる。この損傷を防止するには異常
な高電圧に対してリークに至る耐電圧を高めるため電気
絶縁距離を大きくすることが必要になる。しかし、ケー
ス7と取付壁25との距離を大きくするには、取付穴2
6を大きくすると共にフランジ14などで形成した支持
部13の外形を大きくせねばならず、小型化に逆行す
る。しかし、本実施例のように電気絶縁材料で形成した
振動伝達抑止体22に対して開口部30、33を有する
第一の絶縁体28および第二の絶縁体31を密着させて
配置し、小型のままで超音波振動子20と取付壁25と
の絶縁距離を大きくでき、落雷などにより取付側と超音
波振動子間に異常高電圧が発生した場合でもリークに至
る耐電圧を高めることができ、リーク電流による超音波
振動子の破損を防いで信頼性を向上できる。なお、振動
伝達抑止体22をゴムなどの弾性体で形成することによ
り、振動伝達抑止体22と第一の絶縁体28および第二
の絶縁体31との密着性を高めて密着部での隙間の発生
を低減して絶縁性の信頼性を高めることができる。ま
た、開口部30、33により超音波の伝搬あるいは端子
への接続電線の通過には問題が無いのは言うまでもな
い。
する天部、側壁部、支持部とを振動伝達抑止体および絶
縁体で遮蔽して取付側と超音波振動子との導電距離を大
きくすることで、落雷などにより取付側と超音波振動子
間に異常高電圧が発生した場合でもリークに至る耐電圧
を高め、リーク電流による超音波振動子の破損を防いで
信頼性を向上できる。
す超音波振動子の取付状態を示す断面図である。図4に
おいて、図1〜図3の実施例と同一部材、同一機能は同
一符号を付し詳細な説明は省略し、異なるところを中心
に説明する。
21を電気絶縁性がありかつ防振性のあるゴムなどの弾
性材料で一体に形成したものであり、第一の絶縁体28
はその一端を振動伝達抑止体27の保持部23に全周を
密着させるとともに制振体21の外周側に制振体21と
は接しないように配置されている。また、第二の絶縁体
31はその一端を振動伝達抑止体27の保持部23に全
周を密着させるとともに振動伝達抑止体27の保持部2
3が取付穴26から脱落しないように取付壁25にねじ
(図示せず)などで固定されている。
音波振動子20の側壁部9に当接して設けた制振体21
により側壁部9の振動が低減され、支持部13への振動
伝搬の減衰がなされ、振動が低減された支持部13を防
振性の有る振動伝達抑止体27を介して取付穴26に取
付けるため取付壁25への振動伝搬が大幅に低減され
る。また、超音波振動子20を振動伝達抑止体27と第
一および第二の絶縁体28、31で取り囲んで取付壁2
5に実装するため、コンパクトなスペースの中で超音波
振動子20と取付壁25との絶縁距離を大きくした設置
がなされる。このため、残響の短い超音波パルスの送受
信が可能な超音波振動子の支持構成による計測精度の向
上、計測範囲の拡大などの計測特性の向上と、落雷など
異常な高電圧の印加に対する耐電圧性の向上が両立した
超音波振動子を実現できる。
保持部23を一体に形成した場合を示したが、制振体2
1と保持部23は別部品とし互いに密着するように配置
しても良いのは言うまでもない。
伝搬の低減と保持部による振動低減により取付側に圧電
体の振動伝搬がより一層低減され、残響の短い超音波パ
ルスの送受信が可能な超音波振動子を得ることができ、
計測精度の向上、計測範囲の拡大などの計測特性の向上
ができる。さらに、取付側と超音波振動子との導電距離
を大きくすることで、落雷などにより取付側と超音波振
動子間に異常高電圧が発生した場合でもリークに至る耐
電圧を高め、リーク電流による超音波振動子の破損を防
いで信頼性を向上できる。
す超音波振動子の取付状態を示す断面図である。図5に
おいて、図1〜図4の実施例と同一部材、同一機能は同
一符号を付し詳細な説明は省略し、異なるところを中心
に説明する。
肉部35を介して連結した振動伝達抑止体であり、この
薄肉部35は制振体21と保持部23との間をケース7
のフランジ14に沿って径方向状に薄い厚さで広がって
いる。
る動作を説明する。制振体21は前述のように側壁部9
の振動を低減させるが、側壁部9の振動により制振体2
1自体も若干振動する。しかし、制振体21と保持部2
3は直接接触せずに薄い厚さの薄肉部35で面状に連結
されるため、側壁部9の振動による制振体21自体の振
動は薄肉部35により減衰されて保持部23への振動伝
搬が大幅に低減される。
減により、S/Nを一層改善した超音波の送受信ができ
る。また、超音波振動子20の側壁部9および支持部1
3は制振部21、薄肉部35および保持部23により被
覆され、被計測流体から遮蔽されることにより保護され
て耐久信頼性を高めることができる。
薄肉部により側壁部と保持部との直接接触が防止される
とともに側壁部の振動が保持部に伝搬するのが一層低減
され、一層残響の短い超音波パルスの送受信が可能な超
音波振動子を得ることができる。
す超音波振動子の取付状態を示す断面図である。図6に
おいて、図1〜図5の実施例と同一部材、同一機能は同
一符号を付し詳細な説明は省略し、異なるところを中心
に説明する。
と第二の環状突起部38による気密シール部39を設け
た振動伝達抑止体である。第一の環状突起部37は取付
穴26の平坦面26aに密着して振動伝達抑止体36と
取付壁25との間を気密シールし、第二の環状突起部3
8は超音波振動子20の支持部13を構成するフランジ
14に密着して振動伝達抑止体36と超音波振動子20
との間を気密シールしている。
に取付ける手順を説明する。まず、超音波振動子20の
側壁部9に制振体21を組込み、さらにゴムなどの弾性
材料で形成した振動伝達抑止体36の保持部23に超音
波振動子20の支持部13を嵌め込む。次に、振動伝達
抑止体36を組付けた超音波振動子20を取付穴26に
挿入し、固定体24で振動伝達抑止体36の保持部23
を取付穴26に押し付けて固定する。このようにして、
超音波振動子の防振支持と気密シールが同時にでき、防
振支持部と気密シール部を振動伝達抑止体で共用して取
付部の小型化がなされ、振動を低減した状態で気密シー
ルを行うため信頼性を高めた気密シールが行える。
8により気密シールを行う場合を示したがそれぞれ複数
条の環状突起部にしても良く、また振動伝達抑止体側は
平坦として取付穴側に気密シール用の突起部を設けても
良いのは言うまでもなく、また振動伝達抑止体側および
取付穴側の接触部はそれぞれ平坦として弾性材料で形成
した振動伝達抑止体の撓みにより気密シールを確保でき
るのは言うまでもない。さらに、取付穴の平坦面ではな
く取付穴の円筒面で気密シールすることもできる。
密シールを振動伝達抑止体で共用して支持構成の小型化
ができ、気密シール部が防振されるため気密シールの信
頼性を高めることができる。
す超音波振動子の取付状態を示す断面図である。図7に
おいて、図1〜図6の実施例と同一部材、同一機能は同
一符号を付し詳細な説明は省略し、異なるところを中心
に説明する。
形防止部であり、この変形防止部40は振動伝達抑止体
34の保持部23が超音波振動子20に向かって内側に
倒れる変形が起こらないように嵌め合わされている。4
1は第二の絶縁体31の端部に設けた変形防止部であ
り、この変形防止部41は振動伝達抑止体34の保持部
23を第二の絶縁体31で押さえ付けた時に保持部23
が内側に変形しないように嵌め合わされている。
する。振動伝達抑止体34の保持部23は取付穴26、
第一の絶縁体28の変形防止部40、第二の絶縁体31
および第二の絶縁体31の変形防止部41によりほぼ全
面を拘束されている。このため、防振性を高めるため柔
らかい材料を用いても任意の方向に変形を生じることが
防止でき、超音波振動子20の設置傾きや偏芯配置など
の取付不良が防止されて超音波の送受信での感度低下や
感度変化を防いで計測精度の信頼性が向上できる。ま
た、保持部23が拘束されているため長期間にわたる変
形防止による防振性の安定化がなされ、経時変化の少な
い安定した計測精度を維持できることにより信頼性を向
上できる。また、より硬度の柔らかい弾性材料を振動伝
達抑止体に使用できるため防振性能を一層高めることが
できる。さらに、保持部に気密シール部を設ける場合で
は長期間にわたり変形による被計測流体の漏洩など気密
シールの不良が防止できるため、安全性や気密シールの
信頼性を向上できる。
が防止されるため防振性を安定させかつ長期にわたり維
持して計測精度の信頼性を高めることができ、また保持
部に気密シール部を設ける場合では気密シールの耐久信
頼性を向上できる。
す超音波流量計測装置の構成図である。図8において、
図1〜図7の実施例と同一部材、同一機能は同一符号を
付し詳細な説明は省略し、異なるところを中心に説明す
る。
路であり、44および45は互いに対向するように流路
壁43の取付穴26に振動伝達抑止体22を介して取付
けた超音波振動子であり、上流側の超音波振動子44と
下流側の超音波振動子45は距離Lを隔てるとともに速
度Vの被計測流体の流れに対して角度θ傾けて設置され
ている。46は接続された超音波振動子44,45に対
して超音波の送受信をさせる計測制御部であり、47は
計測制御部46での信号を基に流速を計算し流量を算出
する演算部である。
する。計測流路42を被計測流体が流れている時に、計
測制御部46の作用により超音波振動子44,45間で
計測流路42を横切るようにして超音波の送受が行われ
る。すなわち、上流側の超音波振動子44から発せられ
た超音波が下流側の超音波振動子45で受信されるまで
の経過時間T1を計測する。また一方、下流側の超音波
振動子45から発せられた超音波が上流側の超音波振動
子44で受信されるまでの経過時間T2を計測する。こ
のようにして測定された経過時間T1およびT2を基
に、以下の演算式により演算部47で流量が算出され
る。
のなす角度をθとし、流量測定部である超音波振動子4
4,45間の距離をL、被測定流体の音速をCとする
と、流速Vは以下の式にて算出される。
消去して V=(L/2cosθ)((1/T1)−(1/T
2)) θおよびLは既知なのでT1およびT2の値より流速V
が算出できる。いま、空気の流量を計ることを考え、角
度θ=45度、距離L=70mm、音速C=340m/
s、流速V=8m/sを想定すると、T1=2.0×1
0-4秒、T2=2.1×10-4秒であり、瞬時計測がで
きる。
る横断面積sより、流量Qは Q=kVs ここで、kは横断面積sにおける流速分布を考慮した換
算係数である。
ことができる。
2を高精度に計測することが重要である。すなわち、送
信側では残響の少ない超音波振動を被計測流体中のみに
発することが大切であり、受信側では流体通路壁を伝搬
した超音波振動は排除し被計測流体中を伝搬した超音波
振動のみを残響を少なく受信することが大切である。
9に設けた制振体21により支持部13への振動伝達が
低減され、さらに振動伝達抑止体22の保持部23を介
して取付けるので、残響の短い超音波パルスの送受信が
でき感度向上とノイズの低減がなされ計測精度を高める
ことができ、少流量から大流量まで計測範囲を拡大した
計測装置を実現できる。また、制振体21と振動伝達抑
止体22の一体化により振動の減衰特性のバラツキを低
減して特性の安定化と信頼性を向上できる。また、超音
波振動子20を絶縁体28、31で囲うことでコンパク
トなスペースのままで流路壁43から電気的な絶縁距離
を大きく確保でき、耐電圧性を高めて雷サージ性が向上
でき、信頼性の高い計測装置が実現できる。また、制振
体21と振動伝達抑止体22と絶縁体28、31によ
り、計測精度、計測範囲、雷サージ性に優れ信頼性、実
用性に優れた計測装置が実現できる。また、制振体21
と保持部23は薄肉部35を介して連結することにより
取付側への振動伝搬をより一層低減して、計測特性によ
り優れた計測装置を実現できる。また、振動伝達の抑止
と気密シールを両用することで小型化ができ、都市ガ
ス、LPガスなどの可燃性ガスなどでも安全に適用でき
利用範囲の拡大ができる。また、絶縁体28、31に設
けた変形防止部40、41により保持部の変形を防止し
て長期間にわたり防振性の安定化と気密シールの確保が
でき、耐久信頼性が向上できる。
受信できる超音波振動子と、取付側への振動伝搬を低減
できる超音波振動子の支持構成で、計測精度を高め計測
範囲を拡大し長期間にわたり計測特性を維持できる流量
計測装置が実現できる。また、被計測流体の漏洩を防止
する気密シール構成で、漏洩がなく安全で計測精度が高
く計測範囲の大きい流量計測装置が実現できる。
流量計測装置によれば、次の効果が得られる。
動の低減した支持部を振動伝達抑止体の保持部で振動伝
達を減衰させる支持構成により、残響によるノイズの発
生の低減と取付側への振動伝搬の低減ができ、S/Nが
改善されて被測定流体の流量、流速の計測精度、計測範
囲の拡大など計測特性が向上できるという効果があり、
また振動を低減した支持部と支持構成により長い時間経
過にわたって取付状態を安定化でき、計測の信頼性が向
上できるという効果がある。
とにより、減衰特性のバラツキを低減して特性の安定化
と信頼性の向上ができるという効果があり、また部品点
数の削減と組立性の向上により低コスト化ができるとい
う効果がある。
動伝達抑止体にその一端を密着させた絶縁体を超音波振
動子の外面側に配置することにより、取付側と超音波振
動子を構成する天部、側壁部、支持部とを振動伝達抑止
体および絶縁体で遮蔽してコンパクトな支持構成で取付
側と超音波振動子との導電距離を大きくできるという効
果があり、また落雷などにより取付側と超音波振動子間
に異常高電圧が発生した場合でもリークに至る耐電圧を
高め、リーク電流による超音波振動子の破損を防いで信
頼性を向上できるという効果がある。
け、振動の低減した支持部を振動伝達抑止体の保持部で
振動伝達を減衰させる支持構成と振動伝達抑止体にその
一端を密着させた絶縁体を超音波振動子の外面側に配置
することにより、残響の短い超音波パルスの送受信が可
能な超音波振動子を得ることができ、計測精度の向上、
計測範囲の拡大などの計測特性の向上ができるという効
果があり、また取付側と超音波振動子との導電距離を大
きくすることで、落雷などにより取付側と超音波振動子
間に異常高電圧が発生した場合でもリークに至る耐電圧
を高め、リーク電流による超音波振動子の破損を防いで
信頼性を向上できるという効果がある。
で連結することにより、側壁部と保持部との直接接触が
防止され側壁部の振動の保持部への伝搬が一層低減でき
るという効果があり、一層残響の短い超音波パルスの送
受信が可能な超音波振動子により計測精度のより一層の
向上と計測範囲のより一層の拡大ができるという効果が
ある。
ル部を設けることにより、防振支持と気密支持を共用化
して支持構成の小型化ができるという効果があり、気密
シール部自体の防振により気密シールの信頼性を向上で
きるという効果がある。
形防止部を設けることにより、保持部の変形を防止して
防振性を安定させかつ長期にわたり維持して計測精度の
信頼性を高めることができるという効果があり、また保
持部に気密シール部を設ける場合では気密シールの耐久
信頼性を向上できるという効果がある。
配置されて超音波を送受信する超音波振動子と、超音波
振動子間の超音波伝搬時間を計測する計測制御部と、前
記計測制御部からの信号に基づいて流量を算出する演算
部とを備え、超音波振動子は請求項1ないし7のいずれ
か1項記載の支持構成により計測流路の流路壁に取付け
ることにより、計測精度を高め計測範囲を拡大し長期間
にわたり計測特性を維持できる流量計測装置が実現でき
るという効果があり、また被計測流体の漏洩を防止する
気密シール構成で、漏洩がなく安全で計測精度が高く計
測範囲の大きい流量計測装置が実現できるという効果が
ある。
構成の断面図
構成の断面図
断面図
構成の断面図
構成の断面図
構成の断面図
構成の断面図
図
Claims (8)
- 【請求項1】天部と、側壁部と、この側壁部の外側に設
けた支持部と、前記天部の内壁面に固定された圧電体を
有する超音波振動子と、前記側壁部に当接し側壁部の振
動を低減する制振体と、前記支持部を保持する保持部を
有する振動伝達抑止体とを備え、前記超音波振動子は前
記保持部を介して取付けた超音波振動子の支持構成。 - 【請求項2】制振体と保持部とを一体に形成した振動伝
達抑止体を有する請求項1記載の超音波振動子の支持構
成。 - 【請求項3】天部と、側壁部と、この側壁部の外側に設
けた支持部と、前記天部の内壁面に固定された圧電体を
有する超音波振動子と、電気絶縁性の材料で形成した前
記支持部を保持する保持部を有する振動伝達抑止体と、
電気絶縁材料で形成され少なくとも一端は前記振動伝達
抑止体に密着するようにして超音波振動子の外面側に配
設した絶縁体を備え、前記超音波振動子は前記保持部を
介して取付けた超音波振動子の支持構成。 - 【請求項4】天部と、側壁部と、この側壁部の外側に設
けた支持部と、前記天部の内壁面に固定された圧電体を
有する超音波振動子と、前記側壁部に当接し側壁部の振
動を低減する制振体と前記支持部を保持する保持部を有
するとともに電気絶縁性のある材料で形成した振動伝達
抑止体と、電気絶縁材料で形成され少なくとも一端は前
記振動伝達抑止体に密着するようにして超音波振動子の
外面側に配設した絶縁体を備え、前記超音波振動子は前
記保持部を介して取付けた超音波振動子の支持構成。 - 【請求項5】保持部と制振体とは薄肉部を介して連結し
た請求項2または4記載の超音波振動子の支持構成。 - 【請求項6】保持部に気密シール部を設けた請求項1〜
5のいずれか1項記載の超音波振動子の支持構成。 - 【請求項7】絶縁体は保持部に嵌め合わせて保持部の変
形を防止する変形防止部を備えた請求項3〜6のいずれ
か1項記載の超音波振動子の支持構成。 - 【請求項8】被測定流体が流れる計測流路と、この計測
流路に対向配置されて超音波を送受信する少なくとも一
対の超音波振動子と、前記超音波振動子間の超音波伝搬
時間を計測する計測制御部と、前記計測制御部からの信
号に基づいて流量を算出する演算部とを備え、前記超音
波振動子は請求項1〜7のいずれか1項記載の支持構成
により計測流路の流路壁に取付けた超音波流量計測装
置。
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