JP2001159257A - 駐車場の無断入出防止装置 - Google Patents

駐車場の無断入出防止装置

Info

Publication number
JP2001159257A
JP2001159257A JP34317099A JP34317099A JP2001159257A JP 2001159257 A JP2001159257 A JP 2001159257A JP 34317099 A JP34317099 A JP 34317099A JP 34317099 A JP34317099 A JP 34317099A JP 2001159257 A JP2001159257 A JP 2001159257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
vehicle
rolling bar
exit
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34317099A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Otsuka
利夫 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOTEX KK
Original Assignee
OOTEX KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OOTEX KK filed Critical OOTEX KK
Priority to JP34317099A priority Critical patent/JP2001159257A/ja
Publication of JP2001159257A publication Critical patent/JP2001159257A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で、しかもタイヤが載り越えるおそ
れがなく、車輌の無断進入、無断退出を確実に防止でき
る無断入出防止装置を提供する。 【解決手段】無断で入出しようとする車輌のタイヤTが
上載してきたときに該タイヤを空転させる複数のローラ
ー11を配設してなるタイヤ空転用ローラー盤1と、上
下動可能に支持されて、上昇位置にあるときに前記車輌
のタイヤTの移動を制止する回転自在な停止用ローリン
グバー2とを、車輌の進行方向前側のタイヤが前記ロー
ラー盤2に上載している状態において該タイヤが前記ロ
ーリングバー2に当接するように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人の駐車場や契
約駐車区画その他の各種の駐車場における無断駐車や無
断退出を防止するための入出防止装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】無人の有
料駐車場や契約駐車区画において、他人が無断で進入し
て駐車し、無断で退出することが後が立たず、料金不払
いや機器類の破壊、さらには盗難車被害等が発生してい
る。
【0003】そのため、駐車場の管理者は、有人管理ま
たは電子光学機器によるシステム管理で対処している
が、かなりのコスト高になり、そのためこの高コストを
吸収できない駐車場では採用できないものである。
【0004】さらに、比較的簡易な無断駐車対策とし
て、例えば、駐車場での車輌入出管理には、跳ね上げ式
ゲート、チエン式ゲートが利用され、また個々の駐車区
画の無断進入や無断退出防止については、時間貸し駐車
場に見られるフラップ式の退出防止装置や簡易倒立式脱
出防止機等が利用されているが、これらはいずれも構造
的に弱く、無断駐車や無断退出防止の効果はいまだ充分
なものとは言えない。
【0005】また、進入しようとする車輌のタイヤが当
接する棒状の回転体を上下動可能に設けて、該回転体の
回転を利用してタイヤを空転させるようにしたものも提
案されている(登録実用新案第3054633号)。
【0006】しかし、この提案の装置の場合、タイヤが
走路面に接地した状態のままでは空転できないこと、ま
たタイヤが回転体に当ると、タイヤは一瞬凹み直ぐに反
発して離れて再度走路面に接地した状態になる。回転体
の高さが低いときはタイヤが回転体を乗り越えてしまう
ことがあり、充分満足できる無断進入や無断退出防止の
効果は得られない。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなしたものであ
り、簡単な構造でありながら、車輌の出力をアップして
無理矢理進入あるいは退出しようとしても、タイヤが車
止めを載り越えることなく空転し、車輌の無断進入、無
断退出を確実に防止できる無断入出防止装置をコスト安
価に提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、有料駐車場や
契約駐車区画或いは障害者用スペース等の各種駐車場の
車輌入出口に設置される無断入出防止装置であって、上
記の課題を解決するために、無断で入出しようとする車
輌のタイヤが上載してきたときに該タイヤを空転させる
複数のローラーを配設してなるタイヤ空転用ローラー盤
と、上下動可能に支持されて、上昇位置にあるときに前
記車輌のタイヤの移動を制止する回転自在な停止用ロー
リングバーとを組み合わせてなり、車輌の進行方向前側
のタイヤが前記ローラー盤に上載している状態において
該タイヤが前記ローリングバーに当接するように配置さ
れてなることを特徴とする。
【0009】この入出防止装置によれば、車輌が無断で
進入し、あるいは無断退出しようとしたときに、当該車
輌のタイヤがタイヤ空転ローラー盤の上に載り、さらに
車輌進行方向前側のタイヤが停止用ローリングバーに当
接する。そのため、タイヤが前記ローリングバーを乗り
越えようとしたときは、該ローリングバーが回転してタ
イヤが空転するとともに、該タイヤは前記空転ローラー
盤上にあってローラーにより受支された状態であるため
に、前記ローリングバーに当接した状態でも,またロー
リングバーから離れた状態であっても空転することにな
り、勢いを付けて進入あるいは退出しようとしても、ロ
ーリングバーを載り越えることがなく、無断進入、無断
退出を確実に防止できる。
【0010】なお、駐車許可車輌の進入あるいは退出の
際は、前記停止用ローリングバーを下降させて車輌が通
行できるようにする。
【0011】前記の入出防止装置において、前記停止用
ローリングバーは、その両端部において車輌入出口の両
側に設置された昇降手段に回転自在に連結されて上下動
可能に支持され、その下方の走路面に有するU字形溝内
に格納自在に設けられてなることを特徴とする。
【0012】これにより、駐車許可車輌を通過させる際
には、前記停止用ローリングバーを走路面に有するU字
形溝内に格納することで、該当車輌の通行を問題なく可
能にできる。特に、前記停止ローリングバーが、U字形
溝内に格納された状態において回転を抑制するブレーキ
手段を備えている場合は、仮に前記U字形溝内に格納さ
れた前記ローリングバーの上にタイヤが接触しても、タ
イヤは空転することがなく、スムーズに走行できる。
【0013】さらに、前記タイヤ空転用ローラー盤は、
複数のローラーが、一部をベース板より上方に露出させ
てこれらのローラー上にタイヤを受支できるように配設
され、さらに前記停止用ローリングバーのU字形溝内へ
の格納時にローラーの回転を抑制するブレーキ手段を備
えてなるものが好ましい。これにより、無断進入あるい
は無断退出を防止する際には、前記ローラーがこの上に
載るあげるタイヤの回転に同伴して回転することで、該
タイヤを空転させることができる。また前記停止用ロー
リングバーが下降位置にあつて、駐車許可車輌を通行さ
せる際には、前記ローラーがブレーキ手段により回転が
抑制され、したがってタイヤが該ローラー上に載り上げ
ても、車輌は空転することなく通行できることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示す実施例に基づいて説明する。
【0015】図1は本発明の1実施例にかかる無断入出
防止装置全体の斜視図、図2は同上の装置の断面図、図
4は同上のローリングバー部分の断面図、図4は空転用
ローラー盤部分の平面図である。
【0016】図において、(1)は無断で進入、退出し
ようとする車輌のタイヤ(T)を空転させる複数のロー
ラー(11)を配設してなるタイヤ空転用ローラー盤、
(2)は上下動可能に支持されて、上昇位置にあるとき
に前記車輌のタイヤ(T)の移動を制止する回転自在な
停止用ローリングバーであり、本発明の無断入出防止装
置(A)は、前記のタイヤ空転用ローラー盤(1)と停
止用ローリングバー(2)とが、車輌の進行方向前側の
タイヤ(T)が前記ローラー盤(1)に上載している状
態において該タイヤ(T)が前記ローリングバー(2)
に当接するように配置されて構成される。
【0017】前記タイヤ空転用ローラー盤(1)は、複
数のローラー(11)が、一部をベース板(12)より上方
に露出させて、これらのローラー(11)上にタイヤ
(T)を受支できるように所要の間隔で配設されてな
り、例えば図1、図2のように、前記停止用ローリング
バー(2)を中間にして車輌通行方向の前後両側に配置
される。図の場合、通常の車輌走路面(3)から僅かに
傾斜して高くなった走路面(30)が形成されるととも
に、前記ベース板(12)が該走路面(30)と同一面をな
すよう配置されている。
【0018】前記タイヤ空転用ローラー盤(1)のロー
ラー(11)としては、例えば図1〜図4に示す実施例の
ように、複数の円筒形ローラー部材(11a)を並列させ
て、それぞれの両端部に配されたベアリング(13)によ
り回転自在に支持し、その一部をベース板(12)より上
方に露出させて配設しておくほか、図5のように、輪切
形の多数のローラー部材(11b)を軸方向所要間隔に配
してなるローラー軸(14)を、所要間隔に並列し、かつ
一部をベース板(12)より露出させて回転自在に配して
おくことも、また図6のように、多数の球状のローラー
部材(11c)を、一部をベース板(12)より露出させて
任意の方向に回転できるように配置しておくこともで
き、種々のローラーを利用できる。
【0019】前記いずれの実施例の場合においても、図
2および図7に示すように、前記構成のローラー(11)
のやや下方にブレーキ手段としてのゴム制動板(15)が
上向きに押動可能に配されており、前記ローリングバー
(2)を下降させて駐車許可車輌を通行させる際に、前
記ゴム制動板(15)により前記ローラー(11)の回転を
抑制できるように設けられ、これにより車輌がスムーズ
に通行できるようになっている。このゴム制動板(15)
は、電気的或いは機械的手段により適宜操作させること
がもできるが、後述するように停止用ローリングバー
(2)の上下動に同期して、該ローリングバー(2)の
下降時に作動するように設けておくのが好ましい。
【0020】なお、前記のローラー盤(1)は、駐車場
の形式等によっては前記ローリングバー(2)より駐車
場側あるいは走路側のいずれか片側のみに配置しておく
こともできる。また進入してくる車輌の左右両輪のタイ
ヤが載るように、走路面(30)の左右に対をなすように
設けるほか、左右一方のタイヤのみが載るように設けて
おくことも、また左右のタイヤが上載できる広幅のロー
ラー盤とすることもできる。
【0021】前記停止用ローリングバー(2)は、図
2、図3に示すように、車輌の進行方向に対して交差す
る方向に延在する金属その他の剛性素材より形成された
比較的頑丈な管体(21)が、少なくともその両端部にお
いてベアリング(22)を介して支持軸(23)に回転自在
に支持されるとともに、該支持軸(23)が車輌入出口の
両側に配された昇降手段(20)(20)に連結されて支持
され、適宜上下動できるように設けられている。これに
より、駐車可能車輌の通行の際には下降位置させておく
ことができるようになっている。(5)は前記昇降手段
のケーシングを兼ねる側部体である。
【0022】このローリングバー(2)の上昇位置の高
さは、該駐車対象の車輌に応じて、通常車体の直下の高
さに設定され、特に好ましくは、これに当接するタイヤ
の軸心と同程度の高さか、あるいはやや高くなるように
設定される。
【0023】前記のローリングバー(2)を上下動させ
る昇降手段(20)としては、種々の構造による実施が可
能であるが、図示する実施例の場合は、図3に示すよう
に、入出防止装置の両サイドにそれぞれ上下に配された
スプロケット(24a)(24b)にチエン(25)が掛け渡
され、該チエン(25)の一部に前記両端の支持軸(23)
がそれぞれ連結されて、該チエン(25)の回動に伴って
前記管体(21)を支持する支持軸(23)、つまりはロー
リングバー(2)が上下動するように設けられている。
【0024】(4)は前記昇降手段(20)を作動させる
ための動力源としてのモータであり、走路面(30)下に
おいて両サイドのチエン(25)(25)間に前記モータ
(4)と歯車等の動力伝達部材(43)を介して連結され
た伝動軸(41)が配され、該伝動軸(41)の両端部に有
するスプロケット(42)(42)が前記チエン(25)(2
5)に係合せしめられており、モータ(4)の駆動で伝
動軸(41)が回転することによりチエン(25)が上下方
向に回動するように構成されている。
【0025】(44)は前記伝動軸(41)の回転を止めて
前記ローリングバー(2)を所定の上昇位置と下降位置
に静止させるためのロック手段であり、電磁石を利用し
て前記動力伝達部材(43)の歯車等に係合することで回
転を停止できるように設けられている。モータ(4)は
ローリングバー(2)を上下動させるとき以外は作動し
ないように構成される。
【0026】前記ローリングバー(2)の下方の走路面
(30)には、前記ローリングバー(2)が嵌入し得るU
字形溝(26)が設けられており、駐車許可車輌を通行さ
せる際に、前記ローリングバー(2)を前記走路面(3
0)より下方の該U字形溝(26)に格納しておくことが
できるようになっている。
【0027】また、前記U字形溝(26)には、図7に拡
大して示すように、前記ローリングバー(2)の回転を
抑制するブレーキ手段としてのU字形のゴム制動板(2
7)が設けられ、ローリングバー(2)が下降し格納さ
れた状態において管体(21)が該ゴム制動板(27)に圧
接することによってその回転が抑止されるようになって
いる。
【0028】このゴム制動板(27)は電気的或いは機械
的手段により適宜操作させることもできるが、図示する
実施例では、該ゴム制動板(27)と前記タイヤ空転用ロ
ーラー盤(1)のゴム制動板(15)とは、前記ローリン
グバー(2)の下降時に作動するように設けられてお
り、その手段として、図7のように、支持部(28)を支
点に枢動可能に設けられた連結部材(29)が前記両ゴム
制動板(15)(27)に結合され、ゴム制動板(27)がロ
ーリングバー(2)により押下されると、これに伴って
ゴム制動板(15)が押し上げられて、前記ローラー盤
(1)のローラー(11)を押圧してその回転を制するよ
うに構成されている。
【0029】なお、前記ローリングバー(2)について
は、図示する実施例のものには限らず、両端部で回転自
在に支持した中実のローラー等、タイヤを空転させるこ
とができる種々の形態で実施でき、またその昇降手段と
しても、図のようなチエンを利用するものほか、ねじ軸
を利用したりやラック機構を利用する等、種々の実施が
可能である。さらに、前記ブレーキ手段としても他の種
々の構造のブレーキを利用することができる。
【0030】また、上記した図示する実施例の場合、通
常の車輌走路面(3)からやや高くなった走路面(30)
を設けて、外走路面(30)の下に、空転用ローラー盤
(1)、ローリングバー(2)の格納用U字形溝(2
6)、昇降手段(20)の駆動構造、およびブレーキ手段
などを配設しているが、前記走路面(30)を省略して、
これらの各部分を通常の車輌走路面(3)に埋設する形
で配設しておくことも可能である。
【0031】さらに、上記のローリングバー(2)の上
下動は、駐車許可を受けた利用者或いは管理者が電気的
手段を利用して適宜操作できるように設けることも、料
金の支払いの有無等の信号によりコンピュータを利用し
て自動的に操作できるように設けて実施することもでき
る。
【0032】上記の構成を有する無断入出防止装置は、
有料駐車場や契約駐車区画等の駐車場の車輌入出口に設
置されて使用される。そして、車輌が無断で進入し、あ
るいは無断退出しようとしたときに、当該車輌のタイヤ
(T)がタイヤ空転ローラー盤(1)の上に載り、さら
に車輌進行方向前側のタイヤ(T)が停止用ローリング
バー(2)に当接する。そのため、タイヤ(T)が前記
ローリングバー(2)を載り越えようとしたときは、該
ローリングバー(2)がタイヤの荷重を受けて回転し
て、該タイヤ(T)が動輪、空輪のいずれであっても空
転することになる。
【0033】しかもこのタイヤ(T)は、前記空転ロー
ラー盤(1)上にあってローラー(11)により受支され
た状態であるために、該タイヤ(T)には走路面に接地
している場合のようなつっぱり作用が働かず、そのため
タイヤ(T)か動輪であっても空転することになり、前
進も後進もできなくなる。また4輪駆動車の場合は2輪
駆動状態になる。
【0034】したがって、勢いを付けて進入あるいは退
出しようとしても、ローリングバー(2)を載り越える
ことがなく、無断進入、無断退出を確実に防止できる。
【0035】例えば、図8(B)に示すように、空転用
ローラー盤を備えない走路面において、単にローリング
バー(102)のみによって車輌の進入を制止する場合、
進入してきたタイヤ(T)がローリングバー(102)に
当接すると、この当接側で該ローリングバー(102)と
タイヤ(T)が共に下方向きに回転して、タイヤ(T)
がローリンクバー(2)と走路面(103)との間に誘導
されて挟まれる形になって両者の接点が凹んだ後、タイ
ヤ自体の弾性復元力により後退して停止する。進入する
タイヤ(T)が動輪のとき、走路面(地面)との接触に
よるつっぱり作用でローリングバー(102)を載り越え
るおそれがある。
【0036】これに対して、本発明の装置のように、停
止用ローリングバー(2)より車輌の進入側に空転用ロ
ーラー盤(1)が設けられていると、図8(A)のよう
に、進入してきたタイヤ(T)がローリングバー(2)
に当接するとき、タイヤ(T)はローラー盤(1)の上
にあるため、タイヤ(T)が動輪であってもつっぱり作
用は働かず、タイヤの進入力をローリングバー(2)と
ローラー盤(1)とに分割して受けることになる。その
ため、当該タイヤ(T)のローリングバー(2)との接
点の凹みが浅く広くなり、ローリングバー(2)を載り
越えることがない。その上ローリングバー(2)に当た
ったときの反発力が小さく、後退距離も短く、またロー
リングバー(2)の負荷も小さくなり、ローリングバー
の構造や強度も比較的簡単なもので済むことになる。
【0037】前記において、進入車両のタイヤが空輪の
ときは、停止用ローリングバー(2)の停止機能が働
き、ローリングバー(2)の空転作用によって停止す
る。
【0038】
【発明の効果】上記したように本発明の無断入出防止装
置によれば、車輌の無断進入や無断退出を確実に防止で
き、無人の有料駐車場、契約駐車区画、障害者用スペー
ス等の無断駐車を絶ち、更には盗難車発生防止にも貢献
できる。しかも構造的に比較的簡単な設備であって、コ
スト安価に提供でき、大規模の駐車場のみでなく、比較
的小規模の駐車場や個人の駐車場でも容易に利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例にかかる無断入出防止装置全
体の斜視図である。
【図2】同上の装置の断面図である。
【図3】同上のローリングバー部分の断面図である。
【図4】空転用ローラー盤部分の平面図(A)と断面図
(B)である。
【図5】空転用ローラー盤の他の実施例を示す平面図
(A)と断面図(B)である。
【図6】空転用ローラー盤のさらに他の実施例を示す平
面図(A)と断面図(B)である。
【図7】U字形溝と空転用ローラ盤の部分の断面図であ
る。
【図8】空転用ローラー盤を備える場合と備えない場合
のタイヤ停止状態の説明図である。
【符号の説明】
(T) タイヤ (1) 空転用ローラー盤 (11) ローラー (12) ベース板 (15) ゴム制動板 (2) 停止用ローリングバー (20) 昇降手段 (21) 管体 (23) 支持軸 (22) ベアリング (25) チエン (26) U字形溝 (27) ゴム制動板 (3) 通常の車輌走路面 (30) 走路面 (4) モータ (41) 伝動軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駐車場における車輌入出口の走路面に設置
    される車止め装置であって、 無断で入出しようとする車輌のタイヤが上載してきたと
    きに該タイヤを空転させる複数のローラーを配設してな
    るタイヤ空転用ローラー盤と、上下動可能に支持され
    て、上昇位置にあるときに前記車輌のタイヤの移動を制
    止する回転自在な停止用ローリングバーとを組み合わせ
    てなり、車輌の進行方向前側のタイヤが前記ローラー盤
    に上載している状態において該タイヤが前記ローリング
    バーに当接するように配置されてなることを特徴とする
    駐車場の無断入出防止装置。
  2. 【請求項2】前記停止用ローリングバーは、その両端部
    において車輌入出口の両側に設置された昇降手段に回転
    自在に連結されて上下動可能に支持されるとともに、そ
    の下方の走路面部に有するU字形溝内に格納自在に設け
    られてなることを特徴とする請求項1に記載の駐車場の
    無断入出防止装置。
  3. 【請求項3】前記停止用ローリングバーは、U字形溝内
    に格納された状態において回転を抑制するブレーキ手段
    を備えてなることを特徴とする請求項2に記載の駐車場
    の無断入出防止装置。
  4. 【請求項4】前記タイヤ空転用ローラー盤は、複数のロ
    ーラーが、一部をベース板より上方に露出させてこれら
    の上にタイヤを受支できるように配設され、さらに前記
    停止用ローリングバーのU字形溝内への格納時にローラ
    ーの回転を抑制するブレーキ手段を備えてなることを特
    徴とする請求項2または3に記載の駐車場の無断入出防
    止装置。
JP34317099A 1999-12-02 1999-12-02 駐車場の無断入出防止装置 Pending JP2001159257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34317099A JP2001159257A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 駐車場の無断入出防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34317099A JP2001159257A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 駐車場の無断入出防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001159257A true JP2001159257A (ja) 2001-06-12

Family

ID=18359462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34317099A Pending JP2001159257A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 駐車場の無断入出防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001159257A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256365A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Honda Motor Co Ltd 搬送装置
CN108149993A (zh) * 2017-12-29 2018-06-12 陆彬燕 一种车位限位锁
JP2020056287A (ja) * 2018-10-03 2020-04-09 株式会社スペシャルエフエックススタジオ 移動体阻止器及び拘束器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256365A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Honda Motor Co Ltd 搬送装置
CN108149993A (zh) * 2017-12-29 2018-06-12 陆彬燕 一种车位限位锁
JP2020056287A (ja) * 2018-10-03 2020-04-09 株式会社スペシャルエフエックススタジオ 移動体阻止器及び拘束器
JP7121882B2 (ja) 2018-10-03 2022-08-19 株式会社スペシャルエフエックススタジオ 移動体阻止器及び拘束器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2752051A (en) Vehicle parking apparatus
US4166546A (en) Automobile parking system
US4869634A (en) Vehicle parking apparatus
JP2001159257A (ja) 駐車場の無断入出防止装置
JPH07508805A (ja) 駐車装置
JPH10338107A (ja) 自動車移動装置
CN215803554U (zh) 一种用于城市规划管理停车的停车平台
JP2000154666A (ja) 無人駐車管理装置
JP2942944B2 (ja) 駐車塔のターン装置
JP2936471B2 (ja) 二段駐車装置
CN218757160U (zh) 带车辆防撞保护功能的车库出入口平台
JPH03191179A (ja) 車止めと駐車場
JPH0351487A (ja) 地下立体駐車場
CN217501229U (zh) 出入口平台
JPH0635164Y2 (ja) 車両飛び出し防止装置
JP3149762B2 (ja) 機械式駐車場用ターンテーブル装置
JP3027101U (ja) 駐車装置
JP4370702B2 (ja) 駐輪装置
CN216476601U (zh) 一种重力辅助导向的载车设备
JPS6019242Y2 (ja) 垂直循環式駐車設備
KR100415837B1 (ko) 턴테이블형 주차장치
JPH11264260A (ja) 自動車の動力を利用した駐車装置
KR950012111B1 (ko) 2단 주차장치
JP2556647Y2 (ja) 自動車移動駐車装置
JPH0444759Y2 (ja)