JP2001158833A - ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents

ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ

Info

Publication number
JP2001158833A
JP2001158833A JP34336699A JP34336699A JP2001158833A JP 2001158833 A JP2001158833 A JP 2001158833A JP 34336699 A JP34336699 A JP 34336699A JP 34336699 A JP34336699 A JP 34336699A JP 2001158833 A JP2001158833 A JP 2001158833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
rubber
rubber composition
parts
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34336699A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Kondo
肇 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP34336699A priority Critical patent/JP2001158833A/ja
Publication of JP2001158833A publication Critical patent/JP2001158833A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強用充填材として、シリカを配合した系に
おいて、特に押出し時におけるシユリンクを抑制したゴ
ム組成物を提供すること。 【解決手段】 (A)トランス結合含有量が82〜98
%で、重量平均分子量が3×104 〜50×104 であ
るトランスポリブタジエン3〜15重量%を含むゴム成
分と、その100重量部当たり、(B)シリカ少なくと
も30重量%を含むゴム補強用充填材30〜150重量
部を含むゴム組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム組成物及びそ
れを用いた空気入りタイヤに関する。さらに詳しくは、
本発明は、補強用充填材として、シリカを配合した系に
おいて、他の物性を損なうことなく、加工性を改良、特
に押出し時におけるシュリンク(収縮)を著しく抑制し
たゴム組成物、及びこのゴム組成物を用いた空気入りタ
イヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴム用補強充填材としては、カー
ボンブラックが多用されている。これは、カーボンブラ
ックが他の充填材に比べて、高い補強性と優れた耐摩耗
性を付与しうるからである。一方、近年の省エネルギー
の社会的な要請及び環境問題への関心の高まりに伴い、
自動車の燃料消費節約を目的として、タイヤ用ゴムの低
発熱化を図る場合、カーボンブラックの充填量減量、あ
るいは大粒径のカーボンブラックの使用が考えられる
が、いずれの場合も、補強性、耐摩耗性、湿潤路面での
グリップ性が低下するのを免れないことが知られてい
る。他方、低発熱性と湿潤路面でのグリップ性を両立さ
せる充填材として、含水ケイ酸(湿式シリカ)が知られ
ており、例えば特開平3−252431号公報、特開平
6−248116号公報、特開平7−70369号公
報、特開平7−188466号公報、特開平7−196
850号公報、特開平8−225684号公報、特開平
8−245838号公報、特開平8−337687号公
報など、数多くの特許が出願されている。
【0003】しかしながら、この湿式シリカは、その表
面官能基であるシラノール基の水素結合により粒子同士
が凝集する傾向にあり、ゴム中へのシリカ粒子の分散を
良くするために混練時間を長くする必要がある。また、
ゴム中へのシリカ粒子の分散が不十分なためゴム組成物
のムーニー粘度が高くなり、押出しなどの加工性に劣る
などの欠点を有していた。さらに、湿式シリカ粒子の表
面が酸性であることから、加硫促進剤として使用される
塩基性物質を吸着し、ゴム組成物の加硫が充分に行われ
ず、弾性率が上がらないという欠点を有していた。そこ
で、上記欠点を改良するために、現在デグサ社製のSi
69(商品名)を代表とするシランカップリング剤を用
い、シリカ粒子とジエン系重合体の親和性を高め、ゴム
中へのシリカ粒子の分散性を向上させる方法が広く行わ
れている(特開平1−101344号公報など)。しか
しながら、シランカップリング剤を用いることにより、
シリカ粒子のゴム中への分散性は向上するものの、押出
し加工において、著しく収縮が生じるなどの好ましくな
い事態を招来する。また、シリカ粒子のゴム中への分散
性を向上させるために、ゴム成分として、シリカとの相
互作用を高めた変性ジエン系重合体を用いる方法が試み
られている。このような方法としては、例えば、シリカ
配合系において、ゴム成分として、有機リチウム化合物
を用いたアニオン重合で得られるジエン系重合体の重合
活性末端をアルコキシル基を有するケイ素化合物で修飾
してなる変性ジエン系重合体を含むものを用いる方法
(特公平6−57767号公報,特開平7−23321
6号公報,特開平9−87426号公報)などが開示さ
れている。しかしながら、この場合も、前記シランカッ
プリング剤と同様に、シリカ粒子のゴム中への分散性は
向上するものの、やはり押出し加工において、収縮が生
じるという問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下で、補強用充填材として、シリカを配合した系に
おいて、他の物性を損なうことなく、加工性を改良、特
に押出し時におけるシュリンク(収縮)を著しく抑制し
たゴム組成物、及びこのゴム組成物を用いた空気入りタ
イヤを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、ゴム成分とし
て、特定の性状を有するトランスポリブタジエンを所定
の割合で含むものを用いてなるゴム組成物が、その目的
に適合しうることを見出した。本発明は、かかる知見に
基づいて完成したものである。すなわち、本発明は、
(A)トランス結合含有量が82〜98%で、重量平均
分子量が3×104 〜50×104 であるトランスポリ
ブタジエン3〜15重量%を含むゴム成分と、その10
0重量部当たり、(B)シリカ少なくとも30重量%を
含むゴム補強用充填材30〜150重量部を含むことを
特徴とするゴム組成物を提供するものである。本発明は
また、上記ゴム組成物をトレッドゴムとして用いたこと
を特徴とする空気入りタイヤをも提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のゴム組成物においては、
(A)成分のゴム成分として、トランスポリンボタジエ
ンを含むものが用いられる。本発明においては、このト
ランスポリブタジエンは、トランス結合含有量が82〜
98%の範囲にあり、かつ重量平均分子量が3×104
〜50×104 の範囲にあることが必要である。トラン
ス結合含有量が82%未満ではトランスポリブタジエン
の結晶性が低下するため、押出し加工時におけるシュリ
ンク抑制効果が充分に発揮されず、本発明の目的が達せ
られないし、98%を超えるものは製造が困難である。
シュリンク抑制効果及び製造の容易さなどを考慮する
と、好ましいトランス結合含有量は86〜98%の範囲
である。また、重量平均分子量が3×104 未満ではゴ
ム組成物の加工性(ムーニー粘度低減効果)は向上する
ものの、天然ゴムやジエン系合成ゴムなどの他のゴム成
分との共加硫性が低下し、充分な破壊特性が得られず、
結晶性も低下するためシュリンク抑制効果も充分に発揮
されない。逆に重量平均分子量が50×104 を超える
とシュリンク抑制効果は充分得られるものの、ゴム組成
物のムーニー粘度が高くなり加工性が低下する。シュリ
ンク抑制効果、共加硫性及びゴム組成物の粘度へ及ぼす
影響を考慮すると、好ましい重量平均分子量は4×10
4 〜20×104 の範囲である。
【0007】なお、上記トランス結合含有量は、赤外分
光分析によるモレロ法に従って測定した値である。ま
た、重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマト
グラフィ法(GPC法)により、単分散ポリスチレンを
標準として測定したポリスチレン換算の値である。本発
明で用いるトランスポリブタジエンの製造方法として
は、上記性状のトランスポリブタジエンが得られる方法
であればよく、特に制限されず、従来公知の方法の中か
ら適宜選択して用いることができる。このトランスポリ
ブタジエンの製造方法としては、例えば適当な溶媒中に
おいて、1,3−ブタジエンを、(1)ニッケルボロア
シレート,トリブチルアルミニウム,トリフェニルホス
ファイト及びトリフロオロ酢酸の四元系触媒に接触させ
て重合させる方法、(2)バリウム,ストロンチウム又
はカルシウム化合物と有機リチウム化合物及び/又は有
機マグネシム化合物と場合により用いられる有機アルミ
ニウム化合物との組合せからなる触媒に接触させて重合
させる方法、(3)有機リチウム化合物とランタニド元
素含有有機化合物との組合せからなる触媒に接触させて
重合させる方法などを挙げることができる。
【0008】これらの方法の中でトランス結合含有量の
高いポリブタジエンが得られる点から、(3)の有機リ
チウム化合物とランタニド元素含有有機化合物との組合
せからなる触媒を用いる方法が好ましい。この(3)の
方法における有機リチウム化合物の例としては、n−ブ
チルリチウム,sec−ブチルリチウム,tert−ブ
チルリチウム,p−トリルリチウム,4−フェニルブチ
ルリチウム,4−ブチルシクロヘキシルリチウム,4−
シクロヘキシルブチルリチウム,リチウムジアルキルア
ミン類,リチウムジアルキルホスフィン類,リチウムア
ルキルアリールホスフィン類,リチウムジアリールホス
フィン類,1,3,3−トリリチオ−1−オクチン,
1,1,3−トリリチオ−1,2−ブタジエンなどが挙
げられるが、これらの中で、n−ブチルリチウム,se
c−ブチルリチウム及びtert−ブチルリチウムが好
適である。
【0009】一方、ランタニド元素含有有機化合物の例
としては、ランタントリス(ノニルフェノキシド)、ラ
ンタントリス(p−ドデシルベンゼンスルホネート)、
ランタントリス〔ビス(2−エチルヘキシル)ホスフェ
ート〕,トリス(ジプロピルアミノ)ランタン,トリス
(プロピルチオ)ランタン,トリス(プロポキシ)ラン
タン,プロピオン酸ランタン,ジエチル酢酸ランタン,
オクチル酸ランタン,ステアリン酸ランタン,安息香酸
ランタン,安息香酸セリウム,プロピオン酸プラセオジ
ム,シクロヘキサンカルボン酸プラセオジム,オクチル
酸プラセオジム,ジエチル酢酸ネオジム,オクチル酸ネ
オジム,シクロヘキサンカルボン酸ネオジム、ステアリ
ン酸ネオジム、オレイン酸ネオジムなどが挙げられる。
これらの中で、特にランタントリス(ノニルフェノキシ
ド)が好適である。このランタニド元素含有有機化合物
と前記有機リチウム化合物との使用割合は、モル比で、
通常1:0.1〜1:100,好ましくは1:1〜1:5
0、より好ましくは1:2〜1:10の範囲で選定され
る。重合方法としては、反応に不活性な有機溶剤,例え
ば脂肪族,脂環族,芳香族炭化水素化合物などの炭化水
素溶剤中において、1,3−ポリブタジエンを、前記触
媒の存在下に、通常0〜120℃,好ましくは20〜1
00℃の範囲の温度において重合させるのがよい。重合
圧力については特に制限はなく、発生圧力下で反応を行
ってもよく、必要ならば不活性ガスを導入し、適当な加
圧下で反応を行ってもよい。
【0010】本発明のゴム組成物においては、(A)成
分のゴム成分として、このトランスポリブタジエンを3
〜15重量%の範囲で含むものが用いられる。この量が
3重量%未満では押出し加工時におけるシュリンク抑制
効果が充分に発揮されず、本発明の目的が達せられな
い。また、15重量%を超えると他のゴム成分との相溶
性が悪くなり、破壊特性などが低下するおそれが生じ
る。シュリンク抑制効果及び破壊特性などを考慮する
と、このトランスポリブタジエンの好ましい含有量は4
〜12重量%の範囲である。このゴム成分に含まれる前
記トランスポリブタジエン以外のゴム成分としては、例
えば天然ゴム,ジエン系合成ゴム及び変性共役ジエン系
重合体の中から選ばれる少なくとも一種を挙げることが
できる。
【0011】ジエン系合成ゴムとしては、例えば乳化重
合によって得られたポリブタジエン及びスチレン−ブタ
ジエン共重合体、並びに遷移金属を中心金属として用い
た配位重合によって得られたポリブタジエンなどを挙げ
ることができる。これらのゴム成分は分岐度が大きいた
め押出し時のシュリンクが大きいが、特に前記トランス
ポリブタジエンを配合することによるシュリンク抑制効
果は大きい。本発明のゴム組成物においては、(B)成
分として、シリカ少なくとも30重量%を含むゴム補強
用充填材が用いられる。このシリカとしては、例えば湿
式シリカ(含水ケイ酸),乾式シリカ(無水ケイ酸),
ケイ酸カルシウム,ケイ酸アルミニウム等が挙げられる
が、中でも破壊特性の改良効果並びにウエットグリップ
性及び低転がり抵抗性の両立効果が最も顕著である湿式
シリカが好ましい。本発明は、押出し加工時のシュリン
ク抑制を目的とするものであり、ゴム補強用充填材中の
シリカ含有量が30重量%未満ではシュリンクの発生が
少なく、本発明を適用する意味がない。この点から、ゴ
ム補強用充填材中のシリカ含有量は40重量%以上が好
適である。
【0012】本発明のゴム組成物においては、該(B)
成分として、シリカと共に、カーボンブラック70重量
%以下、好ましくは60重量%以下の割合で含むゴム補
強用充填材を用いることができる。このカーボンブラッ
クとしては特に制限はなく、従来ゴムの補強用充填材と
して慣用されているものの中から任意のものを選択して
用いることができる。このカーボンブラックとしては、
例えばFEF,SRF,HAF,ISAF,SAF等が
挙げられる。好ましくはヨウ素吸着量(IA)が60m
g/g以上で、かつ、ジブチルフタレート吸油量(DB
P)が80ミリリットル/100g以上のカーボンブラ
ックである。このカーボンブラックを用いることによ
り、諸物性の改良効果は大きくなるが、特に、耐摩耗性
に優れるHAF,ISAF,SAFが好ましい。
【0013】本発明においては、この(B)成分のゴム
補強用充填材は、前記(A)成分のゴム成分100重量
部に対し、30〜150重量部の範囲で配合される。こ
の量が30重量部未満では補強性や他の物性の改良効果
が充分に発揮されず、また150重量部を超えると加工
性などが低下する。補強性や他の物性及び加工性などを
考慮すると、この(B)成分の配合量は40〜120重
量部の範囲が好ましい。本発明のゴム組成物において
は、所望により、(C)成分として、シランカップリン
グ剤を配合することができる。このシランカップリング
剤としては、特に制限はなく、従来ゴム組成物に使用さ
れている公知のもの、例えばビス(3−トリエトキシシ
リルプロピル)ポリスルフィド,γ−メルカプトプロピ
ルトリエトキシシラン,γ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン,N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメト
キシシラン,N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシランなどを用いることができる。
所望により用いられるシランカップリング剤の配合量
は、前記(B)成分のうちのシリカに対して、通常1〜
20重量%の範囲で選定される。この量が1重量%未満
ではカップリング剤としての効果が充分に発揮されにく
く、また、20重量%を超えるとゴム成分のゲル化を引
き起こすおそれがある。カップリング剤としての効果及
びゲル化防止などの点から、このシランカップリング剤
の好ましい配合量は、5〜15重量%の範囲である。
【0014】本発明のゴム組成物には、本発明の目的が
損なわれない範囲で、所望により、通常ゴム工業界で用
いられる各種薬品、例えば加硫剤,加硫促進剤,プロセ
ス油,老化防止剤,スコーチ防止剤,亜鉛華,ステアリ
ン酸などを含有させることができる。上記加硫剤として
は、硫黄等が挙げられ、その使用量は、ゴム成分100
重量部に対し、硫黄分として0.1〜10.0重量部が好ま
しく、さらに好ましくは1.0〜5.0重量部である。0.1
重量部未満では加硫ゴムの破壊強度、耐摩耗性、低発熱
性が低下するおそれがあり、10.0重量部を超えるとゴ
ム弾性が失われる原因となる。
【0015】本発明で使用できる加硫促進剤は、特に限
定されるものではないが、例えば、M(2−メルカプト
ベンゾチアゾール),DM(ジベンゾチアジルジスルフ
ィド),CZ(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジ
ルスルフェンアミド)等のチアゾール系、あるいはDP
G(ジフェニルグアニジン)等のグアジニン系の加硫促
進剤等を挙げることができ、その使用量は、ゴム成分1
00重量部に対し、0.1〜5.0重量部が好ましく、さら
に好ましくは0.2〜3.0重量部である。また、本発明の
ゴム組成物で使用できるプロセス油としては、例えばパ
ラフィン系,ナフテン系,アロマチック系等を挙げるこ
とができる。引張強度、耐摩耗性を重視する用途にはア
ロマチック系が、ヒステリシスロス、低温特性を重視す
る用途にはナフテン系又はパラフィン系が用いられる。
その使用量は、ゴム成分100重量部に対して、0〜1
00重量部が好ましく、100重量部を超えると加硫ゴ
ムの引張強度、低発熱性が悪化する傾向がある。このよ
うにして得られた本発明のゴム組成物は、他の物性を損
なうことなく、押出し加工時におけるシュリンクが効果
的に抑制され、良好な加工性を有している。
【0016】本発明のゴム組成物は、ロール、インター
ナルミキサー等の混練り機を用いて混練りすることによ
って得られ、成形加工後、加硫を行い、タイヤトレッ
ド,アンダートレッド,カーカス,サイドウォール,ビ
ード部分等のタイヤ用途を始め、防振ゴム,ベルト,ホ
ースその他の工業品等の用途にも用いることができる
が、特にタイヤトレッド用ゴムとして好適に使用され
る。本発明の空気入りタイヤは、本発明のゴム組成物を
用いて通常の方法によって製造される。すなわち、必要
に応じて、上記のように各種薬品を含有させた本発明の
ゴム組成物が未加硫の段階でトレッド用部材に押出し加
工され、タイヤ成形機上で通常の方法により貼り付け成
形され、生タイヤが成形される。この生タイヤを加硫機
中で加熱加圧して、タイヤが得られる。
【0017】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定さ
れるものではない。なお、重合体の物性は、下記の方法
に従って測定した。 <重合体の物性>重合体の数平均分子量(Mn)及び重
量平均分子量(Mw)の測定はゲルパーミエーションク
ロマトグラフィ[GPC;東ソー製HLC−8020、
カラム;東ソー製GMH−XL(2本直列)]により行
い、示差屈折率(R1)を用いて、単分散ポリスチレン
を標準としてポリスチレン換算で行った。重合体のムー
ニー粘度は東洋精機社製のRLM−01型テスターを用
いて、100℃で測定した。重合体の1,4−トランス
結合含有量及び1,2−ビニル含有量(ミクロ構造)
は、赤外分光分析によるモレロ法に従って測定した。ま
た、加硫ゴムの物性を下記の方法で測定した。
【0018】<加硫ゴムの物性> (1)低発熱性 粘弾性測定装置(レオメトリックス社製)を使用し、温
度50℃、歪み5%、周波数15Hzでtanδ(50
℃)を測定した。tanδ(50℃)が小さい程、低発
熱性である。 (2)破壊特性 切断時の強力(Tb)及び300%伸長時の引張応力
(M300 )をJIS K6301−1995に従って測
定した。 (3)耐摩耗性 ランボーン型摩耗試験機を用い、室温におけるスリップ
率60%の摩耗量を測定し、コントロールの耐摩耗性を
100として、耐摩耗指数として指数表示した。指数が
大きい方が良好となる。さらに、ゴム組成物のムーニー
粘度及び収縮性を下記のようにして測定した。 <ゴム組成物の物性> (1)ムーニー粘度 JIS K6300−1994に準拠し、130℃にて
ムーニー粘度〔ML1+ 4 / 130℃〕を測定した。 (2)収縮性 3インチロールにて60℃で、ゴム組成物50gをロー
ル間隔2mm,幅6cmで、回転数が前ロール18rp
m,後ロール16rpmの回転ロールに1分間巻きつけ
た後に切り出し、得られたゴムシートの長さをロール回
転方向に測定した。この長さと24時間後に再び測定し
た長さから収縮率を求めた。また、切り出し後、30分
後に測定した長さと24時間後に測定した長さより、冷
却された後の収縮率を求めた。
【0019】製造例1 乾燥し、窒素置換された800ミリリットルの耐圧ガラ
ス容器に、シクロヘキサン300g,1,3−ブタジエ
ン50gを注入し、これにランタントリス(ノニルフェ
ノキシド)0.3ミリモルを加えた。これに続いてn−ブ
チルリチウム(BuLi)0.9ミリモルを加えたのち、
50℃で2時間重合を行った。重合系は重合開始から終
了まで、全く沈殿は見られず均一に透明であった。重合
転化率は、約95%であった。重合溶液の一部をサンプ
リングし、イソプロピルアルコールを加え、固形物を乾
燥し、白色粉末の重合体を得た。この重合体についてミ
クロ構造、分子量及び分子量分布を測定した。その結果
を第1表に示す。この後、重合系にさらに2,6−ジ−
t−ブチル−p−クレゾール(BHT)のイソプロパノ
ール5重量%溶液0.5ミリリットルを加えて反応の停止
を行ない、さらに常法に従い乾燥することにより重合体
Aを得た。
【0020】製造例2〜4 製造例1において、ランタントリス(ノニルフェノキシ
ド)及びn−ブチルリチウムの量を第1表に示すように
変えた以外は、製造例1と同様にして重合体B,C及び
Dを得た。その結果を第1表に示す。 製造例5 乾燥し、窒素置換された800ミリリットルの耐圧ガラ
ス容器に、シクロヘキサン300g,1,3−ブタジエ
ン50g,ジテトラヒドロフリルプロパン0.02ミリモ
ルを注入し、これにn−ブチルリチウム(BuLi)1.
0ミリモルを加えた後、50℃で2時間重合を行った。
重合系は重合開始から終了まで、全く沈澱は見られず均
一に透明であった。重合転化率はほぼ100%であっ
た。重合溶液の一部をサンプリングし、イソプロピルア
ルコールを加え、固形物を乾燥し、ゴム状重合体を得
た。この重合体についてミクロ構造、分子量及び分子量
分布を測定した。その結果を第1表に示す。この後、重
合系さらに2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール
(BHT)のイソプロパノール5重量%溶液0.5ミリリ
ットルを加えて反応の停止を行ない、さらに常法に従い
乾燥することにより重合体Eを得た。
【0021】
【表1】
【0022】(注) LaTNP:ランタントリス(ノニルフェノキシド) 実施例1〜4及び比較例1〜5 第2表に示す割合のSBR(旭化成工業株式会社製,商
標:タフデン2000R)と製造例1〜5で得られたト
ランスポリブタジエン又はポリブタジエン、或いは液状
ポリイソプレンとからなるゴム成分100重量部に対
し、シリカ〔日本シリカ工業(株)製,商標:ニプシル
AQ〕55重量部、シランカップリング剤〔デグサ社
製,商標:Si69,ビス(3−トリエトキシシリルプ
ロピル)テトラスルフィド〕5.5重量部,アロマオイル
10重量部,ステアリン酸2重量部,老化防止剤6C
〔N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−
p−フェニレンジアミン〕1重量部を配合してマスター
バッチを調製し、さらに亜鉛華3重量部,加硫促進剤D
PG(ジフェニルグアニジン)1重量部,加硫促進剤D
M(ジベンゾチアジルジスルフィド)1重量部,加硫促
進剤NS(N−t−ブチル−2−ベンゾチアジルスルフ
ェンアミド)1重量部及び硫黄1.5重量部を配合してゴ
ム組成物を調製した。ゴム組成物のムーニー粘度及び収
縮性を測定すると共に、160℃,15分間の条件で加
硫し、加硫ゴムの物性を測定した。その結果を第2表に
示す。
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】(注)摩耗特性は、比較例1のものを10
0とした指数表示である。上記の結果は、充填材をシリ
カ系として評価したものである。本発明における実施例
1〜4は、比較例1〜4に比べて低収縮性のゴム組成物
が得られている。比較例5は、トランスポリブタジエン
を多量に配合したものであり、良好な低収縮性を示す
が、破壊特性,低発熱性,耐摩耗性が実施例1〜4に比
べて劣る。 実施例5及び比較例6,7 第3表に示す割合のSBR(ジェイ・エス・ア−ル社
製,商標:#1500)と製造例1,2で得られたトラ
ンスポリブタジエンとの合計70重量部と天然ゴム30
重量部とからなるゴム成分100重量部に対し、カーボ
ンブラック〔東海カーボン(株)製,商標:シーストK
H(N339)〕27重量部,シリカ(前出)27重量
部,シランカップリング剤(前出)2.5重量部、アロマ
オイル10重量部、ステアリン酸2重量部及び老化防止
剤6C(前出)1重量部を配合してマスターバッチを調
製し、さらに亜鉛華3重量部、加硫促進剤DPG(前
出)0.8重量部、加硫促進剤DM(前出)1重量部、加
硫促進剤NS(前出)1重量部及び硫黄1.5重量部を配
合してゴム組成物を調製した。ゴム組成物のムーニー粘
度及び収縮性を測定すると共に、160℃、15分間の
条件を加硫し、加硫ゴムの物性を測定した。その結果を
第3表に示す。
【0026】
【表4】
【0027】(注)摩耗特性は、比較例6のものを10
0とした指数表示である。上記の結果は、SBR/天然
ゴム混合の主体ゴムに、充填材をカーボンブラック/シ
リカ混合系として評価したものである。本発明における
実施例5は、比較例6,7に比べて低収縮性のゴム組成
物が得られている。 実施例6及び比較例8,9 第4表に示す割合のSBR(ジェイ・エス・ア−ル社
製,商標:#1712)のポリマー成分とトランスポリ
ブタジエンとからなるゴム成分100重量部(油展オイ
ルは除く)に対し、カーボンブラック(前出)20重量
部,シリカ(前出)60重量部,シランカップリング剤
(前出)6重量部,全アロマオイルとして37.5重量
部、ステアリン酸2重量部及び老化防止剤6C(前出)
1重量部を配合してマスターバッチを調製し、さらに亜
鉛華3重量部,加硫促進剤DPG(前出)1重量部,加
硫促進剤DM(前出)1重量部,加硫促進剤NS(前
出)1重量部及び硫黄1.5重量部を配合してゴム組成物
を調製した。ゴム組成物のムーニー粘度及び収縮性を測
定すると共に、160℃、15分間を加硫し、加硫ゴム
の物性を測定した。その結果を第4表に示す。
【0028】
【表5】
【0029】(注)摩耗特性は、比較例8のものを10
0とした指数表示である。上記結果は、SBR主体のゴ
ムに、充填材を、多量のシリカを含むカーボンブラック
/シリカ混合系として評価したものである。本発明にお
ける実施例6は、比較例8,9に比べて低収縮性のゴム
組成物が得られている。
【0030】実施例7及び比較例10,11 第5表に示す割合のBR(ジェイ・エス・ア−ル社製,
商標:BR01,シス−1,4−ポリブタジエン)と製
造例1,2で得られたトランスポリブタジエンとの合計
70重量部と天然ゴム30重量部とからなるゴム成分1
00重量部に対し、カーボンブラック(前出)15重量
部,シリカ(前出)35重量部,シランカップリング剤
(前出)3.5重量部,全アロマオイルとして5重量部、
ステアリン酸2重量部及び老化防止剤6C(前出)1重
量部を配合してマスターバッチを調製し、さらに亜鉛華
3重量部,加硫促進剤DPG(前出)0.5重量部,加硫
促進剤DM(前出)1重量部,加硫促進剤NS(前出)
1重量部及び硫黄1.3重量部を配合してゴム組成物を調
製した。ゴム組成物のムーニー粘度及び収縮性を測定す
ると共に、160℃、15分間を加硫し、加硫ゴムの物
性を測定した。その結果を第5表に示す。
【0031】
【表6】
【0032】(注)摩耗特性は、比較例10のものを1
00とした指数表示である。上記結果は、BR/天然ゴ
ム混合の主体ゴムに、充填材を、カーボンブラック/シ
リカ混合系として評価したものである。本発明における
実施例7は、比較例10,11に比べて低収縮性のゴム
組成物が得られている。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、補強用充填材として、
シリカを配合した系において、他の物性を損なうことな
く、加工性を改良、特に押出し時におけるシュリンクを
著しく抑制したゴム組成物を容易に得ることができる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)トランス結合含有量が82〜98
    %で、重量平均分子量が3×104 〜50×104 であ
    るトランスポリブタジエン3〜15重量%を含むゴム成
    分と、その100重量部当たり、(B)シリカ少なくと
    も30重量%を含むゴム補強用充填材30〜150重量
    部を含むことを特徴とするゴム組成物。
  2. 【請求項2】 さらに、(B)成分のうちのシリカに対
    し、(C)シランカップリング剤1〜20重量%を含む
    請求項1記載のゴム組成物。
  3. 【請求項3】 (A)ゴム成分が、トランスポリブタジ
    エン以外に、天然ゴム,ジエン系合成ゴム及び変性共役
    ジエン系重合体の中から選ばれる少なくとも一種を含む
    請求項1又は2記載のゴム組成物。
  4. 【請求項4】 ゴム成分が、トランスポリブタジエン以
    外に、天然ゴム,乳化重合によって得られたポリブタジ
    エン及びスチレン−ブタジエン共重合体,並びに遷移金
    属を中心金属として用いた配位重合によって得られたポ
    リブタジエンの中から選ばれる少なくとも一種を含む請
    求項1又は2記載のゴム組成物。
  5. 【請求項5】 (A)成分に含まれるトランスポリブタ
    ジエンが、トランス結合含有量86〜98%のものであ
    る請求項1ないし4のいずれかに記載のゴム組成物。
  6. 【請求項6】 (A)成分に含まれるトランスポリブタ
    ジエンが、重量平均分子量4×104 〜20×104
    ものである請求項1ないし5のいずれかに記載のゴム組
    成物。
  7. 【請求項7】 (B)成分のゴム補強用充填材が、シリ
    カと共にカーボンブラックを含むものである請求項1な
    いし6のいずれかに記載のゴム組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載のゴ
    ム組成物をトレッドゴムとして用いたことを特徴とする
    空気入りタイヤ。
JP34336699A 1999-12-02 1999-12-02 ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ Pending JP2001158833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34336699A JP2001158833A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34336699A JP2001158833A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001158833A true JP2001158833A (ja) 2001-06-12

Family

ID=18360969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34336699A Pending JP2001158833A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001158833A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009030016A (ja) * 2007-07-05 2009-02-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd 高減衰ゴム組成物及び制振部材

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61168637A (ja) * 1985-01-22 1986-07-30 Asahi Chem Ind Co Ltd 温水加工出来る造形用重合体樹脂材料
JPS61168638A (ja) * 1985-01-22 1986-07-30 Asahi Chem Ind Co Ltd スポ−ツプロテクタ−用重合体樹脂材料
JPS61168636A (ja) * 1985-01-22 1986-07-30 Asahi Chem Ind Co Ltd 温水加工出来る陶器型取り用重合体樹脂材料
JPH01297438A (ja) * 1988-05-25 1989-11-30 Asahi Chem Ind Co Ltd タイヤ用ゴム組成物
JPH028232A (ja) * 1988-06-28 1990-01-11 Asahi Chem Ind Co Ltd 耐屈曲特性の良好なゴム組成物
JPH05132581A (ja) * 1991-03-27 1993-05-28 Goodyear Tire & Rubber Co:The トレツドベースラバーブレンドを有するタイヤ
JPH05214168A (ja) * 1991-10-17 1993-08-24 Goodyear Tire & Rubber Co:The 高トランスポリブタジエンを含有したゴム素材
JPH07102115A (ja) * 1993-10-08 1995-04-18 Bridgestone Corp ゴム組成物
JPH08108491A (ja) * 1994-05-02 1996-04-30 Goodyear Tire & Rubber Co:The トランス1,4−ポリブタジエンラバーを含有する硬化ラバーコンパウンドのインナーライナーを有する空気入りタイヤ
JPH08333487A (ja) * 1995-06-06 1996-12-17 Bridgestone Corp タイヤ用ゴム組成物
JPH10182880A (ja) * 1996-12-25 1998-07-07 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 低燃費、低発熱性に優れたゴム組成物及び空気入りタイヤ
JPH10237226A (ja) * 1997-02-24 1998-09-08 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム組成物およびそれを使用した空気入りタイヤ
JP2000103907A (ja) * 1998-09-24 2000-04-11 Goodyear Tire & Rubber Co:The シリカ強化トレッドおよび/またはサイドウォ―ル成分を有するタイヤ
JP2001151941A (ja) * 1999-10-11 2001-06-05 Goodyear Tire & Rubber Co:The トランス1,4‐ポリブタジェン、溶液sbr、ポリイソプレン及び限定量のカーボンブラック及び無定形シリカから成るシリカ‐補強トレッドを有するタイヤ

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61168637A (ja) * 1985-01-22 1986-07-30 Asahi Chem Ind Co Ltd 温水加工出来る造形用重合体樹脂材料
JPS61168638A (ja) * 1985-01-22 1986-07-30 Asahi Chem Ind Co Ltd スポ−ツプロテクタ−用重合体樹脂材料
JPS61168636A (ja) * 1985-01-22 1986-07-30 Asahi Chem Ind Co Ltd 温水加工出来る陶器型取り用重合体樹脂材料
JPH01297438A (ja) * 1988-05-25 1989-11-30 Asahi Chem Ind Co Ltd タイヤ用ゴム組成物
JPH028232A (ja) * 1988-06-28 1990-01-11 Asahi Chem Ind Co Ltd 耐屈曲特性の良好なゴム組成物
JPH05132581A (ja) * 1991-03-27 1993-05-28 Goodyear Tire & Rubber Co:The トレツドベースラバーブレンドを有するタイヤ
JPH05214168A (ja) * 1991-10-17 1993-08-24 Goodyear Tire & Rubber Co:The 高トランスポリブタジエンを含有したゴム素材
JPH07102115A (ja) * 1993-10-08 1995-04-18 Bridgestone Corp ゴム組成物
JPH08108491A (ja) * 1994-05-02 1996-04-30 Goodyear Tire & Rubber Co:The トランス1,4−ポリブタジエンラバーを含有する硬化ラバーコンパウンドのインナーライナーを有する空気入りタイヤ
JPH08333487A (ja) * 1995-06-06 1996-12-17 Bridgestone Corp タイヤ用ゴム組成物
JPH10182880A (ja) * 1996-12-25 1998-07-07 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 低燃費、低発熱性に優れたゴム組成物及び空気入りタイヤ
JPH10237226A (ja) * 1997-02-24 1998-09-08 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム組成物およびそれを使用した空気入りタイヤ
JP2000103907A (ja) * 1998-09-24 2000-04-11 Goodyear Tire & Rubber Co:The シリカ強化トレッドおよび/またはサイドウォ―ル成分を有するタイヤ
JP2001151941A (ja) * 1999-10-11 2001-06-05 Goodyear Tire & Rubber Co:The トランス1,4‐ポリブタジェン、溶液sbr、ポリイソプレン及び限定量のカーボンブラック及び無定形シリカから成るシリカ‐補強トレッドを有するタイヤ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009030016A (ja) * 2007-07-05 2009-02-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd 高減衰ゴム組成物及び制振部材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5367860B2 (ja) サイドウォール用ゴム組成物およびそれを用いたタイヤ
JP5485650B2 (ja) トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5291858B2 (ja) ゴム組成物及びこれを用いた空気入りタイヤ
JP5265202B2 (ja) ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP4895583B2 (ja) カーカスコード被覆用ゴム組成物およびそれを用いたカーカスを有するタイヤ
WO2012165038A1 (ja) トレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP4881562B2 (ja) ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JPH11189616A (ja) 重合体の製造方法、得られた重合体、及びそれを用いたゴム組成物
WO2013008798A1 (ja) サイドウォール用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2008169314A (ja) 空気入りタイヤ
JP5480781B2 (ja) ベーストレッド用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2001158837A (ja) ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP4478262B2 (ja) ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP2011094013A (ja) トレッド用ゴム組成物及びスタッドレスタイヤ
JP2005146115A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
JP3949437B2 (ja) 変性ジエン系重合体、ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JPH1053671A (ja) ゴム組成物
JP2012219224A (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP4330734B2 (ja) ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ
JP5289890B2 (ja) ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP5003011B2 (ja) ゴム組成物
JP2012184289A (ja) タイヤ用ゴム組成物とその製造方法および前記タイヤ用ゴム組成物を用いた空気入りタイヤ
JP2002069237A (ja) ゴム組成物
JPS6250349A (ja) 改善されたタイヤ用共役ジエン系ゴム組成物
JP2009114367A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物およびそれを用いたトレッドを有する空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100209