JPS61168638A - スポ−ツプロテクタ−用重合体樹脂材料 - Google Patents

スポ−ツプロテクタ−用重合体樹脂材料

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JPS61168638A
JPS61168638A JP848285A JP848285A JPS61168638A JP S61168638 A JPS61168638 A JP S61168638A JP 848285 A JP848285 A JP 848285A JP 848285 A JP848285 A JP 848285A JP S61168638 A JPS61168638 A JP S61168638A
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polymer
trans
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resin material
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JP848285A
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Takeshi Ikematsu
武司 池松
Hideo Morita
英夫 森田
Akira Hirata
平田 明良
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、体型に合わせた成型加工が可能で、加工性、
剛性、耐衝撃性、加工時のりワーク特性に優れるスポー
ツプロテクター用樹脂材料に関するものである。
(従来の技術) 最近、野球用プロテクター、アイスホッケー用プロテク
ター、アメリカンフットゼール用プロテクター、剣道用
胴着等スポーツ用プロテクターには加工に便利な合成樹
脂材料が使用されている。
一方で、天然もしくは合成のトランスイソプレン重合体
は、比較的低温で結晶が溶融することから、低温で例え
ば温水による成製加工が可能であるという特長があシ、
この特長を生かして体製の異なる人々にプロテクターを
装着し、身体の線に合せて成型加工することができるた
めスポーツ用プロテクターに好んで使用され始めている
(発明が解決しようとする問題点) 上記のトランスイソプレン重合体を用いるプロテクター
用樹脂材料は、装着して身体の線に合せた成型加工が可
能であるという優れた特長を有するものの、反面、結晶
化速度、特にリワークし九場合の結晶化速度が著しく遅
く硬化し難くなるためスクラップ等の再利用が出来ない
、さらに、粘着性が高いため成型加工に虐点がある等、
問題点を有するものであった。これらを改良すべく結晶
化促進剤を添加する方法(特開a854−139955
号公報)あるいはカプロラクトン重合体をブレンドする
方法(特開昭53−50252号公報)が提案されてい
るが、いずれもその改良効果は不十分であシ、また工業
的にはコスト高なものとなυ問題を完全に解決するには
至っていない。
一方、トランスブタジェン重合体も古くからこの種の用
途に利用しようとする試みがなされている。(工業材料
、第10巻、第6号19〜21頁1962年刊)、シか
し、当時における不均一触媒系で得られるトランスブタ
ジェン重合体は、分子量分布に間亀があったためその1
性は天然もしくは合成のトランスイソプレ7重付体に比
して劣るものでめった。
(問題点を解決するだめの手段および作用)本発明者等
は、上記のトランスイソプレン重合体およびトランスブ
タジェン重合体の欠点を改良すべく鋭意検討した結果、
本発明に到達した。
すなわち、本発明は、重合体樹脂成分として、トランス
結合含率75〜95チ、’xi平均分子量(Mり 30
.000〜5 G、0.000および分子量分布(My
 / Mn ) 1.2〜5−0なる構造を有するブタ
ジェン重合体を少なくとも301L量qb言有する低温
成屋可tiBなスポーツプロテクター用重合体樹脂材料
である。
本発明の重合体樹脂材料の重合体成分を構成するトラン
スブタジェン重合体は、次の構造であることを必須とす
る。まず赤外分光光度針を用い、モレロ法によって測定
されるトランス結合含率が75〜95s、/ルノぐ−ミ
エーションクロマトグラフによって測定されるxi平均
分子量(My)が:1L000〜500,000であり
、重量平均分子量と数平均分子量の比で示される分子量
分布(My/Mn)が1.2〜5.0の範囲である。ト
ランス結合含率がこの範囲より低い場合には、十分な剛
性および強度のプロテクター用重合体樹脂材料が得られ
ず、一方、あまりに高い場合には、軟化温度が高くな9
、身体に!f!着しての身体の線に合わせた成製加工が
困難になる。重量平均分子量(My)が、この範囲よシ
低い場合には、十分な強度のプロテクター用重合体樹脂
材料が得られず、これよシも高い場合には、加工性が低
下し、原取り成型性が低下する。分子量分布がこの範囲
より広い場合には、聾取り成製時の再現性の精度、およ
び得られるプロテクター用重合体樹脂材料の剛性が低下
して好ましくない。一方、あまシに狭い分子量分布の重
合体は製造が困難であり、また、物性上の利点も認めら
れない。
本発明のプロテクター用重合体樹脂材料の重合体成分は
、通常トランスブタジェン重合体単独であることが好ま
しいが、用途によっては、さらに樹脂材料の剛性、型取
構成屋注、強度、操作性等を改良するため、他の重合体
樹脂との混合物であることが好ましい場合がある。但し
、この場合でもトランスブタジェン重合体が重合体樹脂
成分として少なくとも30g量S以上含まれていなけれ
ば、本発明の目的とする効果は十分発現し得ない。
混合する他の重合体樹脂成分としては、特に好ましいも
のとして、トランスイソプレン重合体、トランスポリオ
クテナマー、カプロラクトン重合体が挙げられる。
本発E!AKおける高トランスツタジエン重合体はブタ
ジェン単量体を例えば、バリウム、ストロンチウムまた
はカルシウム化合物と有機リチウム化合物および/また
は有機マグネシウム化合物、楊合によっては、さらに有
機アルミニウム化合物よシ成る均一複合触媒(特開昭5
5−38827号公報、特開昭56−112916号公
報を参照)、あるいはランタン等のランタニr遷移金属
化合物と有機マグネシウム等の有機金属化合物より成る
均一複合触媒の存在下に炭化水素溶媒中で溶液重合する
ことによって容易に得ることができる。
本発明に用いられるトランスイソプレン重合体としては
、例えば、クラレイノプレンケミカル■製のクランTP
−301を使用することができる。
また、トランスポリオクテナマーとしては、例えハ、ヒ
ュルス社製のベステナマ−8012、ペステナマ−A9
を使用することができる。さらにカプロラクトン重合体
としては、例えば、ダイセル化学工業■襄のプラクセル
H−7、!ラフセルH−4、プラクセルH−1を使用す
ることができる。
本発明のスポーツプロテクター用重合体樹脂材料におい
ては、上記重合体樹脂成分の他に硬度や可塑性等を謂整
する次めに必要により無機充填剤や可塑剤を配合するこ
とができる。ま九、重合体樹脂材料に添加する一般的な
添加剤である安定剤や顔料等は、本発明の場合でも従来
樹脂材料と同様に適宜添加することができる。
使用される無機充填剤の量は、重合体樹脂成分100重
量部当シ5〜ioo重量部である。無機充填剤の例とし
ては、酸化チタン、炭酸カルシウム、クレー、タルク、
マイカ、ベントナイト等が挙げられる。100重量部を
越える無機充填剤の使用は、得られる重合体樹脂材料の
衝撃強度を低下させて好ましくない。
使用される可塑剤の量は、通常重合体樹脂成分ioo重
量部あた#)1〜30重量部の範囲である。
可塑剤の例としては、ジブチルフタレート、ジー(2−
エチルヘキシル)フタシー)、シー(2−エチルヘキシ
ル)アジペート、ジエチレンクリコールジペンゾエート
、ブチルステアレート、プチルエIキシステアレー)、
)!j−(2−エチルヘキシル)ホスフェート等が挙げ
られる。
本発明の重合体樹脂材料は、押出機、ニーダ−ロール等
によって容易に混合することができる。
これらの装置の設定温度は60〜200℃の範囲で自由
に選択できるが、好ましくは、80〜180 CK段設
定るのが良い。また、適当な溶剤中に溶解し、溶液中で
混合することもできる。
また、本発明の重合体樹脂材料は、必要にょ)共役ジエ
ン重合体組成物に対して用いられる通常の加硫方法によ
って、加硫を行なうこともできる。
例えば、イオク化合物加硫剤系、チウラム化合物加硫剤
系およびJR−オキサイr化合物加硫剤等による化学的
加硫方法を用いることができるし、また、電子線照射等
の物理的加硫方法を用いることもできる。このような加
硫を行なうことによって、スポーツプロテクター用重合
体樹脂材料の剛性、衝撃強度等をさらに改良することが
できる。
(発明の効果) 本発明によって提供されるスポーツプロテクター用重合
体樹脂材料は、体mK合わせた成型加工が可能で、加工
性、剛性、耐衝撃性、加工時のりワーク特性に優れると
いう特長を有するものである。
(実施例) 本発明をさらに詳細に説明するため、以下に実施例を示
す。
実施例1〜11及び比較例1〜9 トランスブタジェン重合体、トランスイソプレン重合体
、トランスぼりオクテナマー、カプロラクトン重合体を
表−1の組成で、全量ioo、yおよび無機充填剤とし
て酸化チタンを、重合体樹脂成分100重量部に対して
表−1の重量部で秤り取り、よくかきまぜた後、140
tl:に設定した22シラストミル(東洋精機製作所■
l1l)に投入し、スクリュー回転数5Orpmで5分
間混練し、重合体樹脂材料を得た。得られた重合体樹脂
材料を120℃でプレス成型し、その変形温度、硬さ、
衝撃強度、警戒9成型性を試験した。また、リワーク特
性は、上記と同様の条件で混練シ→プレス成形なるグロ
セスを5に繰返した後、その成m嵜脂の室温で30分冷
却後の硬さをもって計価した。
トランスブタジェン重合体の構造によって、その物性は
変化するが、得られる樹脂材料の硬さが85以上の十分
な硬度で、衝撃強度が30K1cm/ cj以上、型取
構成拒性に優れ、かつ、リワーク後の硬度が85以上で
ある重合体樹脂材料は、重合体樹脂成分として、トラン
ス結合含率75〜95チ、重量平均分子量(MY) 3
0,000〜500,000および分子量分布(Mw/
Mn ) 1.2〜5.0なる構造を有するブタジェン
重合体を含むものであることが、表−1より分る。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)重合体樹脂成分として、トランス結合含率75〜
    95%、重量平均分子量(@M@w)30,000〜5
    00,000および分子量分布(@M@w/@M@n)
    1.2〜5.0なる構造を有するブタジエン重合体を少
    なくとも30重量%含有する低温成型可能なスポーツプ
    ロテクター用重合体樹脂材料 (2)重合体樹脂成分100重量部および無機充填剤5
    〜100重量部より成る特許請求の範囲第(1)項記載
    のスポーツプロテクター用重合体樹脂材料(3)重合体
    樹脂成分が高トランスブタジエン重合体30〜90重量
    %およびトランスイソプレン重合体70〜10重量%か
    らなる特許請求の範囲第(1)項および第(2)項記載
    のスポーツプロテクター用重合体樹脂材料 (4)重合体樹脂成分が高トランスブタジエン重合体3
    0〜90重量%およびトランスポリオクテナマー70〜
    10重量%から成る特許請求の範囲第(1)項および第
    (2)項記載のスポーツプロテクター用重合体樹脂材料 (5)重合体樹脂成分が高トランスブタジエン重合体3
    0〜90重量%およびカプロラクトン重合体70〜10
    重量%から成る特許請求の範囲第(1)項および第(2
    )項記載のスポーツプロテクター用重合体樹脂材料
JP848285A 1985-01-22 1985-01-22 スポ−ツプロテクタ−用重合体樹脂材料 Granted JPS61168638A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63145325A (ja) * 1986-12-08 1988-06-17 Daiseru Hiyurusu Kk 造形用樹脂材料
JP2001158833A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Bridgestone Corp ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56112916A (en) * 1980-02-13 1981-09-05 Asahi Chem Ind Co Ltd Production of conjugated diene polymer

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