JPS63145325A - 造形用樹脂材料 - Google Patents
造形用樹脂材料Info
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- JPS63145325A JPS63145325A JP29222086A JP29222086A JPS63145325A JP S63145325 A JPS63145325 A JP S63145325A JP 29222086 A JP29222086 A JP 29222086A JP 29222086 A JP29222086 A JP 29222086A JP S63145325 A JPS63145325 A JP S63145325A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野）
本発明は、比較的低い温度で軟化させて自由に変形でき
、室温に冷却することによって硬化し、その形状を保持
する温水加工可能な造形用樹脂材料に関するものである
。
、室温に冷却することによって硬化し、その形状を保持
する温水加工可能な造形用樹脂材料に関するものである
。
（従来の技術）
造花、美術工芸材料、教材、車のモデル、家具のモデル
、陶器型取り材等のような造形材料には紙、紙粘土、粘
土、石膏、木型等が使用され、最近はプラスチックス材
料も使用されてきている。
、陶器型取り材等のような造形材料には紙、紙粘土、粘
土、石膏、木型等が使用され、最近はプラスチックス材
料も使用されてきている。
（発明が解決しようとする問題点）
従来使用されてきた造形材料の中で、紙は取扱が簡便で
あるが立体的モデルを作ることは難かしく、粘土、石膏
等は硬化するまでに長時間を要し、また汚れやすく着色
の自由度が小さい。更にプラスチックスは取扱いが容易
できれいであるが、成形加工温度は一般に１００°Ｃ以
上にしなければならないなど問題点があった。
あるが立体的モデルを作ることは難かしく、粘土、石膏
等は硬化するまでに長時間を要し、また汚れやすく着色
の自由度が小さい。更にプラスチックスは取扱いが容易
できれいであるが、成形加工温度は一般に１００°Ｃ以
上にしなければならないなど問題点があった。
一方、比較的低温で溶融結晶化するトランスポリイソプ
レン重合体は、温水による成形加工が可能であり、造形
材料として使用され始めている。
レン重合体は、温水による成形加工が可能であり、造形
材料として使用され始めている。
しかし、このトランスポリイソプレン重合体は硬化速度
が遅く、また粘着性もあるなど操作性が悪いなど問題点
があった。
が遅く、また粘着性もあるなど操作性が悪いなど問題点
があった。
そこで本発明者は、上記トランスポリイソプレン重合体
の欠点を改良づべく鋭意検討した結果本発明に到達した
。
の欠点を改良づべく鋭意検討した結果本発明に到達した
。
（問題点を解決するための手段）
即ち、本発明はトランスポリオクテナマーを含有して成
る温水加工可能な造形用樹脂材料であるる。
る温水加工可能な造形用樹脂材料であるる。
本発明で使用されるトランスポリオクテナマーは、シク
ロオクテンを重合して成り、炭素原子８上であることが
必要で、更にはトランス含量が５０％以上、好ましくは
６０％以上、結晶化度が１０％以上の範囲にあることが
好ましい。このようなトランスポリオクテナマーは、融
点が２５゜Ｃ以上好ましくは３０°〜６０°Ｃの範囲に
あり、ガラス転移点は一７５°〜−３０″Ｃの範囲にあ
るため、本発明の目的には最適である。
ロオクテンを重合して成り、炭素原子８上であることが
必要で、更にはトランス含量が５０％以上、好ましくは
６０％以上、結晶化度が１０％以上の範囲にあることが
好ましい。このようなトランスポリオクテナマーは、融
点が２５゜Ｃ以上好ましくは３０°〜６０°Ｃの範囲に
あり、ガラス転移点は一７５°〜−３０″Ｃの範囲にあ
るため、本発明の目的には最適である。
このトランスポリオクテナマーを構成する基材であるシ
クロオクテンの合成法としては種々の方法が採用できる
が、例えばブタジェンを二組化した後、残った二重結合
２個のうち１個を水素添加することにより得られる。
クロオクテンの合成法としては種々の方法が採用できる
が、例えばブタジェンを二組化した後、残った二重結合
２個のうち１個を水素添加することにより得られる。
このシクロオクテンを重合してトランスポリオクテナマ
ーを得る方法としては種々の方法が採用できるが、例え
ばメタセシス重合法により重合するとトランス伍のコン
トロールが容易で好都合である。
ーを得る方法としては種々の方法が採用できるが、例え
ばメタセシス重合法により重合するとトランス伍のコン
トロールが容易で好都合である。
本発明の逃形用樹脂材料においては、上記トランスポリ
オクテナマーの他に硬度、可塑性、強度、軟化温度、成
形性、剛性等を改良するために、必要に応じて他の樹脂
やゴム、可塑剤、態様充填剤、フィラーなどを配合する
ことができる。また、重合体樹脂材料に添加する一般的
添加剤である安定剤、顔料等は、本発明の場合も従来材
料と同様に適宜添加することができる。
オクテナマーの他に硬度、可塑性、強度、軟化温度、成
形性、剛性等を改良するために、必要に応じて他の樹脂
やゴム、可塑剤、態様充填剤、フィラーなどを配合する
ことができる。また、重合体樹脂材料に添加する一般的
添加剤である安定剤、顔料等は、本発明の場合も従来材
料と同様に適宜添加することができる。
また、本発明の造形用樹脂材料は、必要に応じて、共役
ジエン重合体組成物に対して用いられる通常の加硫方法
によって加硫を行うこともできる。
ジエン重合体組成物に対して用いられる通常の加硫方法
によって加硫を行うこともできる。
例えばイオウ系、チウラム化合物系、パーオキサイド系
加硫剤等による化学的加硫方法を用いることができるし
、また電子線照射等の物理的加硫方法を用いることもで
きる。このような加硫を行うことにより、造形用樹脂材
料の剛性、衝撃強度等を更に改良することができる。
加硫剤等による化学的加硫方法を用いることができるし
、また電子線照射等の物理的加硫方法を用いることもで
きる。このような加硫を行うことにより、造形用樹脂材
料の剛性、衝撃強度等を更に改良することができる。
（発明の効果）
本発明によって提供される、温水加工出来る造形用樹脂
材料は、比較的低温で軟化させて自由に成形でき、硬さ
と柔軟性のバランス、耐衝撃性、反発弾性等の特性に優
れている。
材料は、比較的低温で軟化させて自由に成形でき、硬さ
と柔軟性のバランス、耐衝撃性、反発弾性等の特性に優
れている。
（実施例）
本発明を更に詳細に説明するため、以下に実施例を示す
。
。
実施例１〜７
トランスポリオクテナマーとしてヒュルス社製ＶＥＳＴ
ＥＮＡＨＥＲ８０１２及びＶＥＳＴＮＡＨＥＲ６２１３
を用い、表１に示した割合で無機充填剤添加剤を配合し
、ブラベンダーブラストグラフで６０℃、５０ ｒｊ）
Ｉｎで５〜１０分間溶融混合した。得られた重合体樹脂
材料を８０’Ｃでプレス成形し、型取り成形性を試験し
たところ、全て良好な成形性を示した。結果を表１に示
す。
ＥＮＡＨＥＲ８０１２及びＶＥＳＴＮＡＨＥＲ６２１３
を用い、表１に示した割合で無機充填剤添加剤を配合し
、ブラベンダーブラストグラフで６０℃、５０ ｒｊ）
Ｉｎで５〜１０分間溶融混合した。得られた重合体樹脂
材料を８０’Ｃでプレス成形し、型取り成形性を試験し
たところ、全て良好な成形性を示した。結果を表１に示
す。
比較例１〜４
実施例１〜７において、トランスポリオクテナマーのか
わりにトランスポリイソプレン重合体（クラリＴＰ−３
０１）を用いること以外は、実施例１〜７と全く同様に
して成形性を調べたところ、成形性は悪かった。結果を
表１に示す。
わりにトランスポリイソプレン重合体（クラリＴＰ−３
０１）を用いること以外は、実施例１〜７と全く同様に
して成形性を調べたところ、成形性は悪かった。結果を
表１に示す。
Claims (1)
- トランスポリオクテナマーを含有して成る温水加工可能
な造形用樹脂材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29222086A JPS63145325A (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 | 造形用樹脂材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29222086A JPS63145325A (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 | 造形用樹脂材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63145325A true JPS63145325A (ja) | 1988-06-17 |
Family
ID=17779061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29222086A Pending JPS63145325A (ja) | 1986-12-08 | 1986-12-08 | 造形用樹脂材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63145325A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0435780A2 (en) * | 1989-12-28 | 1991-07-03 | Daicel-Hüls, Ltd. | Use of a polyoctenamer composition |
| JPH05214164A (ja) * | 1992-02-03 | 1993-08-24 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ用ゴム組成物 |
| US5278237A (en) * | 1991-08-09 | 1994-01-11 | Daicel-Huls Ltd. | Sculpturing resin composition and process for sculpturing a sculptured product |
| WO2004033553A1 (en) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | University Of Connecticut | Crosslinked polycyclooctene |
| US7794494B2 (en) | 2002-10-11 | 2010-09-14 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Implantable medical devices |
| US7976936B2 (en) | 2002-10-11 | 2011-07-12 | University Of Connecticut | Endoprostheses |
| WO2023145960A1 (ja) * | 2022-01-31 | 2023-08-03 | 株式会社ダイセル | 熱硬化性樹脂組成物、プリント配線板用樹脂組成物、及び、プリント配線板の基板用樹脂組成物 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61168636A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-30 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 温水加工出来る陶器型取り用重合体樹脂材料 |
| JPS61168637A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-30 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 温水加工出来る造形用重合体樹脂材料 |
| JPS61168638A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-30 | Asahi Chem Ind Co Ltd | スポ−ツプロテクタ−用重合体樹脂材料 |
-
1986
- 1986-12-08 JP JP29222086A patent/JPS63145325A/ja active Pending
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| JP2006503171A (ja) * | 2002-10-11 | 2006-01-26 | ユニバーシティ オブ コネチカット | 架橋ポリシクロオクテン |
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| US7563848B2 (en) | 2002-10-11 | 2009-07-21 | University Of Connecticut | Crosslinked polycyclooctene |
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| US7976936B2 (en) | 2002-10-11 | 2011-07-12 | University Of Connecticut | Endoprostheses |
| WO2023145960A1 (ja) * | 2022-01-31 | 2023-08-03 | 株式会社ダイセル | 熱硬化性樹脂組成物、プリント配線板用樹脂組成物、及び、プリント配線板の基板用樹脂組成物 |
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