JPH04342762A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH04342762A
JPH04342762A JP11619291A JP11619291A JPH04342762A JP H04342762 A JPH04342762 A JP H04342762A JP 11619291 A JP11619291 A JP 11619291A JP 11619291 A JP11619291 A JP 11619291A JP H04342762 A JPH04342762 A JP H04342762A
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JP
Japan
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temperature
glass transition
resin composition
transition temperature
weight
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JP11619291A
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English (en)
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Yoshiyuki Tasaka
佳之 田坂
Yukio Tamura
幸夫 田村
Shunichi Hayashi
俊一 林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は形状記憶特性を有する新
規な熱可塑性樹脂組成物に関するものであり、詳しくは
熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】室温付近にガラス転移温度を有し、且つ
ガラス転移温度前後における弾性率の変化が大きく、ガ
ラス転移温度以上の温度で自由に変形でき、そのままガ
ラス転移温度以下の温度に冷却することによりその変形
を固定でき、更にガラス転移温度以上の温度に再び加熱
することにより元の形状に回復する性質を有する形状記
憶樹脂は、例えば特開昭61−293214号公報、特
開平2−92914号公報等に開示されている。これら
の樹脂は従来、単体であるいは顔料、染料等で着色して
使用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】形状記憶樹脂はそのガ
ラス転移温度前後の弾性率の変化を利用している為、他
の汎用樹脂あるいはガラス転移温度の異なる同種の樹脂
と混合すると、極端に強度,伸び,疲労強度等の機械的
性質が低下したり、ガラス転移温度が変化して、シャー
プなガラス転移を失い、実用に供し得なくなる問題があ
った。本発明は、形状記憶樹脂のガラス転移温度を変化
させることなく、且つ機械的性質を低下させることなく
、他の汎用樹脂と混合した新規な熱可塑性樹脂組成物の
開発を目的としたものである。また、本発明の目的は、
優れた形状記憶性を有し、着色の自由度が広く、成形装
置の汚染等のない熱可塑性樹脂組成物を提供することに
もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
が特定の化学構造を有する樹脂を特定割合で混合した熱
可塑性樹脂組成物とすることにより達成できること、更
に本発明の熱可塑性樹脂組成物は着色の自由度を広げ、
成形装置の汚染防止もし得ることを見い出した。すなわ
ち、本発明は第1の発明として、ガラス転移点温度が0
〜80℃の範囲にある熱可塑性ポリウレタン100重量
部につき、0.1〜20重量部のポリエチレン及び0.
05〜10重量部のエチレン系共重合体よりなる熱可塑
性樹脂組成物を提供する。また、本発明は第2の発明と
して、ガラス転移点温度が0〜80℃の範囲にある熱可
塑性ポリウレタン100重量部につき、0.1〜20重
量部のポリスチレン及び0.05〜10重量部のスチレ
ン系共重合体よりなる熱可塑性樹脂組成物を提供する。
【0005】本発明の特に好ましい実施態様としては、
主ガラス転移点温度より20℃高い温度における貯蔵弾
性率に対する、主ガラス転移温度より20℃低い温度に
おける貯蔵弾性率の比の値が10〜350の範囲にあり
、主ガラス転移温度以上かつ成形加工温度未満の温度に
て変形を加えた後、そのまま主ガラス転移温度以下の温
度に冷却して変形した形状を固定し、次いで主ガラス転
移温度以上かつ成形加工温度未満の温度に加熱した場合
に元の成形体形状を回復する性質を有してなることを特
徴とする上記の熱可塑性樹脂組成物を挙げることができ
る。なお、本発明にいう主ガラス転移温度とは、貯蔵弾
性率が106 Pa以上の範囲で、貯蔵弾性率の温度に
よる変化が最も大きい温度をいう。
【0006】まず、本発明の熱可塑性樹脂組成物の主成
分とする熱可塑性ポリウレタンについて説明すると、ガ
ラス転移温度が0〜80℃の範囲にあり、ガラス転移温
度より20℃高い温度における貯蔵弾性率に対する、ガ
ラス転移温度より20℃低い温度における貯蔵弾性率の
比の値が10〜350の範囲にあるものである。このよ
うな特性を有する該熱可塑性ポリウレタンは、2官能性
のイソシアネート、2官能性のポリオール及び2官能性
の鎖延長剤を配合して、プレポリマー法により、イソシ
アネート:ポリオール:鎖延長剤=4.0〜1.1:1
.0:3.0〜0.1モル比の割合で重合反応させたも
のあって、その末端にはイソシアネート基と水酸基をほ
ぼ等量含有し、3〜50重量%の結晶化度を有するもの
であることが好ましい。
【0007】上記の2官能性イソシアネートとしては、
例えば2,4−トルエンジイソシアネート、4,4′−
ジフェニルメタンジイソシアネート、カルボンジイミド
変成の4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、
ヘキサメチレンジイソシアネート等が挙げられる。上記
の2官能性ポリオールとしては、例えばポリプロピレン
グリコール、1,4−ブタングリコールアジペート、ポ
リテトラメチレングリコール、ポリエチレングリコール
、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物等が
挙げられる。活性水素基を含む2官能性の鎖延長剤とし
ては、例えばエチレングリコール、1,4−ブチレング
リコール、1,4−ビス(2′−ヒドロキシエトキシ)
ベンゼン、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加
物、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物等
が挙げられる。
【0008】これらの原料から合成された熱可塑性ポリ
ウレタンは次の一般式で表すことができる。
【化1】 〔但し上記一般式において、R1 ,R2 およびR3
 は、それぞれ置換基を有していてもよいアルキレン基
またはフェニレン基を示し、mは1〜16の整数、nは
0〜16の整数を示す〕該熱可塑性ポリウレタンを製造
するには、例えばイソシアネート及びポリオールを無触
媒で反応させてプレポリマーを合成し、次いで鎖延長剤
を添加する方法により、所望とするガラス転移温度を有
するものを容易に得ることができる。
【0009】本発明の第1の熱可塑性樹脂組成物は、該
熱可塑性ポリウレタン100重量部に対し、ポリエチレ
ン0.1〜20重量部、エチレン系共重合体0.05〜
10重量部を混合してなるものである。該熱可塑性樹脂
組成物は,主ガラス転移温度より20℃高い温度におけ
る貯蔵弾性率に対する、主ガラス転移温度より20℃低
い温度における貯蔵弾性率の比の値が10以上であるこ
とが好ましい。
【0010】本発明の熱可塑性樹脂組成物に用いられる
ポリエチレンとしては、分子量数万〜数十万、融点10
0〜130℃の範囲のものが好ましく、必要であれば顔
料を1〜50重量%及びワックス等の添加剤を含有して
いても差し支えない。該顔料としては、無機顔料、有機
顔料のいずれをも使用することができ、必要であればカ
ーボンブラック等の充填剤を使用してもよい。
【0011】本発明の樹脂組成物に用いられるエチレン
系共重合体は、分子量数万〜数十万、融点100〜13
0℃の範囲のものであり、例えばエチレンと、酢酸ビニ
ル,無水マレイン酸,メタクリル酸,メタクリル酸メチ
ル,メタクリル酸エチル,アクリル酸,アクリル酸メチ
ル,アクリル酸エチル,アクリルアミド等から選ばれる
1種以上との共重合物が挙げられる。
【0012】本発明の第2の熱可塑性組成物は、該熱可
塑性ポリウレタン100重量部に対し、ポリスチレン0
.1〜20重量部、スチレン系共重合体0.05〜10
重量部を混合してなるものである。該熱可塑性組成物は
,主ガラス転移温度より20℃高い温度における貯蔵弾
性率に対する、主ガラス転移温度より20℃低い温度に
おける貯蔵弾性率の比の値が10以上であることが好ま
しい。
【0013】本発明の熱可塑性樹脂組成物に用いられる
ポリスチレンとしては、分子量数万〜数十万、融点70
〜100℃の範囲のものが好ましく、必要であれば顔料
を1〜50重量%及びワックス等の添加剤を含有してい
ても差し支えない。該顔料、添加剤、カーボンブラック
等充填剤使用についてはポリエチレンの場合と同様であ
る。
【0014】本発明の樹脂組成物に用いられるスチレン
系共重合体は、分子量数万〜数十万、融点70〜100
℃の範囲のものであり、例えばスチレンと、酢酸ビニル
,無水マレイン酸,メタクリル酸,メタクリル酸メチル
,メタクリル酸エチル,アクリル酸,アクリル酸メチル
,アクリル酸エチル,アクリルアミド等から選ばれる1
種以上との共重合物が挙げられる。
【0015】更には、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、
その主ガラス転移温度より20℃高い温度における貯蔵
弾性率に対する、主ガラス転移温度より20℃低い温度
における貯蔵弾性率の比の値が10〜350の範囲にあ
ることが望ましい。熱可塑性ポリウレタン100重量部
に対するポリエチレンとエチレン系共重合体との和の割
合、あるいはポリスチレンとスチレン系共重合体との和
の割合が30重量部を越えると、前記貯蔵弾性率の比が
10未満になり易く、その場合主ガラス転移温度前後で
の急激な物性変化を利用できなくなる。
【0016】本発明の熱可塑性樹脂組成物を製造するに
は、上述の熱可塑性ポリウレタン,ポリエチレン,エチ
レン系共重合体、あるいは熱可塑性ポリウレタン,ポリ
スチレン,スチレン系共重合体を、それぞれ100/0
.1〜20/0.05〜10重量部の割合で例えばペレ
ットの状態で混合すればよい。該混合物を押出成形、射
出成形、ブロー成形等の通常の成形法により成形して、
各種成形体を直接に得ることができる。また、該混合物
をバンバリーミキサー、ヘンシェルミキサー、リボンブ
レンダー、押出機、ロール等で混練した後、ペレット化
して成形原料とすることもできる。本発明の熱可塑性樹
脂組成物は、分散を均一にするために、混合または混練
する強度、温度、時間等の条件を調節することが望まし
い。
【0017】
【実施例】次に、本発明の組成物を実施例を挙げて詳述
するが、本発明はその主旨を超えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。以下の実施例で使用する
熱可塑性ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、
エチレン系共重合体、スチレン系共重合体は、次のよう
にして製造もしくは用意した。
【0018】(1)熱可塑性ポリウレタンの製造例表1
に示すイソシアネート、ポリオールを表記の所定モル比
にて、無触媒で反応させて、各種プレポリマーを合成し
、次いでこれらのプレポリマーに表1に示す鎖延長剤を
所定モル比で混合して真空下に攪拌して反応させた。そ
の後型に流し込み、温度80℃にて1日間キュアーして
熱可塑性ポリウレタンを得た。これを粉砕機を用いて最
大径5mm以下に粉砕した。
【0019】
【表1】
【0020】(2)ポリエチレンおよびポリスチレンの
例 ポリエチレンおよびポリスチレンは市販の分子量数万〜
数十万の成形原料(ペレット)をそのまま使用できる。 ポリエチレンあるいはポリスチレンは予め顔料で着色し
てあるものを用いることができる。また、その他安定剤
、酸化防止剤、滑剤、充填剤等の添加剤が含まれていて
もよい。本実施例で使用するポリエチレン、ポリスチレ
ンの例を表2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】(3)エチレン系共重合体およびスチレン
系共重合体の例 エチレン系共重合体はエチレンと酢酸ビニル,無水マレ
イン酸、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、アクリル酸,アクリル酸メチル,アクリル
酸エチル、アクリルアミド等の共重合体が使用できる。 スチレン系共重合体はスチレンと酢酸ビニル,無水マレ
イン酸、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、アクリル酸,アクリル酸メチル,アクリル
酸エチル、アクリルアミド等の共重合体が使用できる。 本実施例で使用するエチレン系共重合体およびスチレン
系共重合体の例を表3に示す。
【0023】
【表3】
【0024】実施例1〜10 表1、表2および表3に示した熱可塑性ポリウレタン、
ポリエチレン、ポリスチレン、エチレン共重合体および
スチレン共重合体を表4に示す割合(重量比)でペレッ
トの状態で混合し、シリンダー温度210℃で射出成形
してJIS1号ダンベル形試験片を成形した。成形品の
ガラス転移温度、0℃における引張強度および破断伸び
、ガラス転移温度より20℃高い温度での貯蔵弾性率(
E′g)に対するガラス転移温度より20℃低い温度で
の貯蔵弾性率(E′p)の比の値を、表4に併記した。
【0025】
【表4】
【0026】実施例11 表1、表2および表3に示した熱可塑性ポリウレタン、
ポリエチレン、エチレン系共重合体をそれぞれU5/E
2/P2=99.8/0.1/0.1の重量比でペレッ
トの状態で混合し、40φ単軸押出機を用いて、シリン
ダー温度200℃、ダイ温度100℃の条件で押出し、
ホットカットを行って、ペレット状の熱可塑性樹脂組成
物を調製した。得られた熱可塑性樹脂組成物を、シリン
ダー温度210℃で射出成形して、JIS1号ダンベル
形試験片を成形した。成形品のガラス転移温度は26℃
、0℃における引張強度および破断伸びはそれぞれ3.
9kgf/mm2 、45%、ガラス転移温度より20
℃高い温度での貯蔵弾性率(E′g)に対するガラス転
移温度より20℃低い温度での貯蔵弾性率(E′p)の
比の値は163であった。
【0027】実施例12 実施例10の熱可塑性樹脂組成物をペレットの状態で混
合し、40φ単軸押出機を用いて、シリンダー温度21
0℃、ダイ温度100℃の条件で押出し、ストロー状の
熱可塑性樹脂組成物を調製した。このもののガラス転移
温度は38℃であった。このストローを50℃の湯に漬
けると軟らかくなり、自由に変形が可能であった。50
℃の湯に漬けて変形した後に、その形状を保ったまま1
0℃の水に入れると堅くなり、形状が固定された。これ
を更に50℃の湯に入れると再び軟らかくなった。この
操作は何度でも繰り返すことができた。
【0028】実施例13 実施例1〜11で成形したJISダンベル形試験片をそ
れぞれガラス転移温度以上に加熱すると軟らかくなり自
由に変形が可能であった。この変形を保ったまま、それ
ぞれガラス転移温度以下の温度に冷却すると、堅くなり
、その変形が固定された。更にこれをそれぞれガラス転
移温度以上の温度に温めると、元の形状に復元した。 この操作は何度でも繰り返すことができた。
【0029】比較例1 表1に記した熱可塑性ポリウレタンU2  80重量部
に対し、表2に記したポリエチレンE1を1重量部ペレ
ットの状態で混合し、シリンダー温度210℃で射出成
形してJIS1号ダンベル形試験片を成形した。成形品
の室温におけるダインスタット衝撃値は0.4kgf.
cm/mm2 であった。これに対し、実施例2で成形
したJIS1号ダンベル形試験片の室温におけるダイン
スタット衝撃値は0.6kgf.cm/mm2 と高い
耐衝撃性を示した。 比較例2 表1に記した熱可塑性ポリウレタンU2  100重量
部に対し、粉末のポリアゾ系顔料  0.2重量部をス
ーパーミキサーで混合し、シリンダー温度210℃で射
出成形してJIS1号ダンベル形試験片を成形した。こ
のとき、混合後、成形機に顔料粉末が付着し、清掃が困
難であった。これに対し、実施例2でJIS1号ダンベ
ル形試験片を成形した時は、成形機の顔料による汚染は
なく、着色が容易であった。
【0030】
【発明の効果】本発明の熱可塑性樹脂組成物は特定の熱
可塑性ポリウレタンにポリエチレンとエチレン共重合体
あるいはポリスチレンとスチレン共重合体を混合してな
るものであるが、本発明の特定の組成と混合割合によれ
ば、該熱可塑性ポリウレタンのガラス転移温度を変化さ
せることなく、且つ機械的性能を低下することもない。 すなわち、本発明は熱可塑性ポリウレタンの形状記憶性
能を低下させることなく、ポリエチレンあるいはポリス
チレンとの混合を可能としたものであり、着色の自由度
が拡がるだけでなく、成形体のタック性の改善、表面光
沢の発現等、取扱容易性および意匠性を向上させる効果
も奏する。本発明の熱可塑性樹脂組成物は、射出成形、
押出成形、吹き込み成形等各種の成形方法を採用するこ
とができ、その成形体は形状記憶性を有するために、玩
具、医療用器具、冷凍用包装材料、造花等の材料として
利用価値が高い。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガラス転移点温度が0〜80℃の範囲
    にある熱可塑性ポリウレタン100重量部につき、0.
    1〜20重量部のポリエチレン及び0.05〜10重量
    部のエチレン系共重合体よりなる熱可塑性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】  ガラス転移点温度が0〜80℃の範囲
    にある熱可塑性ポリウレタン100重量部につき、0.
    1〜20重量部のポリスチレン及び0.05〜10重量
    部のスチレン系共重合体よりなる熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】  主ガラス転移点温度より20℃高い温
    度における貯蔵弾性率に対する、主ガラス転移温度より
    20℃低い温度における貯蔵弾性率の比の値が10〜3
    50の範囲にあり、主ガラス転移温度以上かつ成形加工
    温度未満の温度にて変形を加えた後、そのまま主ガラス
    転移温度以下の温度に冷却して変形した形状を固定し、
    次いで主ガラス転移温度以上かつ成形加工温度未満の温
    度に加熱した場合に元の成形体形状を回復する性質を有
    してなることを特徴とする請求項1または2記載の熱可
    塑性樹脂組成物。
JP11619291A 1991-05-21 1991-05-21 熱可塑性樹脂組成物 Withdrawn JPH04342762A (ja)

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