JP2001158141A - ロール紙収容部を備えたプリンタ - Google Patents

ロール紙収容部を備えたプリンタ

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JP2001158141A
JP2001158141A JP2000288467A JP2000288467A JP2001158141A JP 2001158141 A JP2001158141 A JP 2001158141A JP 2000288467 A JP2000288467 A JP 2000288467A JP 2000288467 A JP2000288467 A JP 2000288467A JP 2001158141 A JP2001158141 A JP 2001158141A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール紙プリンタにおいて、ロール紙収容部
に対する記録紙ロールの装填作業を簡単に行ない得るよ
うにすること。 【解決手段】 ロール紙プリンタ1は、記録紙ロール1
0を収容するロール紙収容部11を備え、この前面側の
開口部12が蓋5によって覆われている。この蓋5は、
平行リンク機構50L、50Rによって支持されている
可動側紙送り機構部35に取り付けた操作レバー7を操
作することにより開閉できる。操作レバー7をプリンタ
手前側に引くと、平行リンク機構50L、50Rによっ
て支持されている可動側紙送り機構部35はその姿勢を
保持したまま、ロール紙収容部11の上方位置から前方
に移動する。よって、記録紙ロール10の装填用のスペ
ースを十分に確保できる。記録紙ロール10を装填し
て、そこから記録紙10aを引き出して可動側紙送り機
構部35の上側に通す。この状態で操作レバー7を操作
して蓋5を閉じると、可動側紙送り機構部35が固定側
紙送り機構部34に接近して、それらの間に記録紙10
aが挟まれた印字可能状態が自動的に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール紙収容部に
収容されている記録紙ロールから繰り出される記録紙に
対してインクジェットヘッド等の印字ヘッドにより印字
を行なうプリンタに関するものである。更に詳しくは、
ロール紙収容部に対して、その前面に形成した開口部を
介して記録紙ロールの交換作業を行なう形式のプリンタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録紙ロールに印字を行なうプリンタと
しては、プリンタ前面に記録紙ロール交換用の開閉蓋が
取付けられ、この蓋を前方に倒すと、ロール紙収容部が
露出するものが知られている。このようなプリンタは、
例えば、JP−A 3−258575に開示されてい
る。ここに開示されているプリンタでは、ロール紙収容
部の上方位置に、下向きに印字ヘッドが配置され、これ
に対向させて記録紙印字位置を規定するためのプラテン
ローラが配置されている。ロール紙収容部に収容されて
いる記録紙ロールから繰り出された記録紙は印字位置を
通過して印字された後は、プリンタ前面における記録紙
交換用の開口部の上方位置に形成されている排紙口から
外部に排出される。一般には、この排紙口近傍にカッタ
が取付けられており、自動的に、あるいは手動により、
印字後のテープ状の記録紙を切断できるようになってい
る。
【0003】ロール紙収容部の開口部を封鎖している蓋
は、ロック機構によって閉じ位置にロックされており、
ロックを外すことにより、蓋がばね力によって前方に倒
れてロール紙収容部が露出するようになっている。ま
た、紙送り機構の構成部品であるプラテンローラが蓋の
側に取付けられており、蓋を開けると、プラテンローラ
も移動するので、開口部を介しての記録紙ロールの交換
が容易となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、蓋と一緒にプ
ラテンローラ等の紙送り機構を構成している部品も移動
させる蓋開閉機構では、蓋を閉じた状態において、紙送
り機構の可動側部品が元の位置に精度良く戻らないと、
紙送り不良が発生するおそれがある。また、特に、イン
クジェットヘッドを印字ヘッドとして用いる場合には、
プラテンギャップが変動してしまい、印字品位が低下す
る等の弊害が発生する。
【0005】一方、記録紙ロールを用いたプリンタは売
店等の会計窓口に設置されてレシート発行用プリンタと
して一般に利用されており、設置場所が狭い場合が多
い。そのために、従来からかかるプリンタに対しては、
小型化、コンパクト化の要望が高い。この点を考慮する
と、ロール紙収容部を封鎖している蓋をその閉じ位置に
ロックするためのロック機構、当該ロック機構によるロ
ックを解除するための機構を、所要スペースを多く必要
とすることなくコンパクトに構成することが望ましい。
【0006】さらには、蓋の開閉操作を簡単、かつ安全
に行い得ることも常に要求されていることであり、ま
た、記録紙ロールの交換作業を簡単に行ない得ることも
常に要求されていることである。
【0007】本発明の課題は、記録紙ロールの交換をプ
リンタ前面に取り付けた蓋を開けて行なうプリンタであ
って、記録紙ロールの交換作業を簡単に行なうことので
きるプリンタを提案することにある。
【0008】また、本発明の課題は、記録紙ロールの交
換をプリンタ前面に取り付けた蓋を開けて行ない、当該
蓋と共に、印字ヘッドによる印字位置を介して記録紙を
搬送する紙送り機構を構成している部品の一部も移動さ
せるプリンタであって、蓋と共に移動する部品をその動
作位置に精度良く復帰させることのできるプリンタを提
案することにある。
【0009】さらに、本発明の課題は、記録紙ロールの
交換をプリンタ前面に取り付けた蓋を開けて行ない、当
該蓋と共に、印字ヘッドによる印字位置を介して記録紙
を搬送する紙送り機構を構成している部品の一部を移動
させるプリンタであって、蓋と共に移動する部品をその
動作位置に精度良く復帰させることができると共に、記
録紙の送りを滑りを伴うことなく確実に行なうことので
きるのできるプリンタを提案することにある。
【0010】さらにまた、本発明の課題は、記録紙ロー
ルの交換をプリンタ前面に取り付けた蓋を開けて行なう
プリンタであって、蓋をその閉じ位置にロックするロッ
ク機構および当該ロック機構によるロックを解除する機
構が小型でコンパクトに構成されたプリンタを提案する
ことにある。
【0011】これに加えて、本発明の課題は、記録紙ロ
ールの交換をプリンタ前面に取り付けた蓋を開けること
により行なうプリンタであって、蓋の開閉操作を簡単、
かつ安全に行なうことのできるプリンタを提案すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明によるプリンタは:ロール紙収容部と;こ
のロール紙収納部を開閉するためにプリンタ前面に取り
付けた蓋と;前記ロール紙収納部に装填されている記録
紙ロールから繰り出されるテープ状記録紙に印字を行な
うための印字ヘッドと;前記テープ状記録紙を前記印字
ヘッドの印字位置を経由して搬送する紙送り機構であっ
て、この紙送り機構は、プリンタ本体側に取り付けられ
た固定側紙送り機構部と、この前記固定側紙送り機構部
に係合した動作位置および当該固定側紙送り機構部から
離れた待避位置に移動可能な可動側紙送り機構部とを備
えており、前記動作位置では、前記固定側紙送り機構部
と前記可動側紙送り機構部の間に前記記録紙が挟まれた
状態が形成される紙送り機構と;前記蓋を閉じる操作に
連動して、前記可動側紙送り機構部を前記動作位置に移
動させ、当該蓋を開く動作に連動して、前記可動側紙送
り機構部を、前記動作位置における姿勢を保持したま
ま、当該動作位置から前記待避位置に移動させる平行リ
ンク機構と;を有している。
【0013】ここで、前記平行リンク機構は、一対のス
イングアームを備え、各スイングアームの下端部は前記
ロール紙収容部側に回動可能に支持され、各スイングア
ームの上端部は前記可動側紙送り機構部にヒンジ結合さ
れた構成とすることができる。
【0014】また、前記紙送り機構としては、前記固定
側紙送り機構部が、前記印字ヘッドに対して記録紙搬送
方向の上流側および下流側にそれぞれ配置された第1の
ローラおよび第2のローラを備え、前記可動側紙送り機
構部が、前記動作位置にあるときに、前記第1のローラ
に当接する第3のローラと、前記第2のローラに当接す
る第4のローラとを備え、前記第1および第3のローラ
の間および前記第2および第4のローラの間を通って前
記記録紙が搬送される構成とすることができる。
【0015】この場合、前記固定側紙送り機構部を、前
記第1および第2のローラの一方を駆動するモータと、
このモータの駆動力を前記可動側紙送り機構部に伝達す
るための駆動歯車とを備えた構成とすることができる。
また、前記可動側紙送り機構部を、前記動作位置にある
ときに前記駆動歯車にかみ合う従動歯車を備えた構成と
し、当該従動歯車に伝達された前記モータの駆動力によ
って、前記第3および第4のローラのうちの一方を駆動
すればよい。
【0016】典型的には、前記モータによって前記第1
および第4のローラが駆動される構成を採用できる。こ
の場合には、前記可動側紙送り機構部は、前記動作位置
において、前記第3のローラを前記第1のローラに押し
付けるばねを備えていることが望ましい。
【0017】また、前記第2のローラを、当該第2のロ
ーラおよび前記第4のローラの間を搬送される記録紙に
対して、微小な接触部分をもって押圧可能な形状とし、
前記第4のローラの回転に伴って従動回転するように構
成することが望ましい。
【0018】さらに、印字ヘッドがインクジェットヘッ
ドの場合等においては、前記可動側紙送り機構部を、前
記第3および第4のローラを回転自在に支持しているロ
ーラ支持部材と、このローラ支持部材に取り付けられて
いると共に前記第3および第4のローラの間に配置され
たプラテン板とを備えた構成とし、このローラ支持部材
に前記一対のスイングアームの一端をヒンジ結合するこ
とが望ましい。
【0019】次に、本発明のプリンタは:ロール紙収容
部と;このロール紙収納部を開閉するためにプリンタ前
面に取り付けた蓋と;前記ロール紙収納部に装填されて
いる記録紙ロールから繰り出されるテープ状記録紙に印
字を行なうための印字ヘッドと;前記テープ状記録紙を
前記印字ヘッドの印字位置を経由して搬送する紙送り機
構であって、この紙送り機構は、プリンタ本体側に取り
付けられた固定側紙送り機構部と、この前記固定側紙送
り機構部に係合した動作位置および当該固定側紙送り機
構部から離れた待避位置に移動可能な可動側紙送り機構
部とを備えており、前記動作位置では、前記固定側紙送
り機構部と前記可動側紙送り機構部の間に前記記録紙が
挟まれた状態が形成される紙送り機構と;前記蓋を閉じ
る操作に連動して、前記可動側紙送り機構部を前記動作
位置に移動させ、当該蓋を開く動作に連動して、前記可
動側紙送り機構部を、前記動作位置における姿勢を保持
したまま、当該動作位置から前記待避位置に移動させる
平行リンク機構と;前記可動側紙送り機構部に対して上
下方向に回動可能に取り付けられた操作レバーと;当該
可動側紙送り機構部を前記動作位置にロックするための
ロック機構とを有しており、前記操作レバーを回動する
と、前記ロック機構による前記可動側紙送り機構部のロ
ックが解除されることを特徴としている。
【0020】ここで、前記紙送り機構によって排出され
る印字済みの記録紙の排出をスムースに行なうために
は、前記操作レバーは前記可動側紙送り機構部からプリ
ンタ本体の前方に突出しているガイドテーブルを備えて
いることが望ましい。前記可動側紙送り機構部が前記動
作位置にあるときに、当該可動側紙送り機構部および前
記固定側紙送り機構部の間を通って外部に排出される記
録紙が、当該ガイドテーブルによって案内される。
【0021】また、前記ロック機構を、前記操作レバー
と一体となって上下に回動可能なフックと、このフック
が下側から係合可能なプリンタ本体側に形成されたフッ
ク受けと、前記フックを前記フック受けに対して係合す
る方向に付勢しているばねとを備えた構成とすることが
できる。
【0022】さらに、前記蓋の開閉に連動して、前記操
作レバーを前記可動側紙送り機構部に対して上下方向に
回動させる操作レバー回動手段を有していることが望ま
しい。この場合、前記操作レバー回動手段は、当該前記
操作レバーの回動中心からプリンタ本体前方の位置にお
いて当該操作レバーに形成した係合部と、前記平行リン
ク機構に形成した被係合部とを備え、前記蓋を開く操作
に連動して、前記係合部が前記被係合部に係合して、前
記操作レバーを、その前方側部分が上方に移動するよう
に、前記回動中心を中心として押し上げる構成とするこ
とができる。この構成によれば、前記蓋を開けた状態、
すなわち、倒した状態において、そこに取り付けられて
いる前記操作レバーの前方側部分が上方に向いている。
従って、開いた状態にある蓋を締める操作は、この操作
レバーを簡単に掴ことができるので、簡単になる。
【0023】前記操作レバー回動手段としては、当該前
記操作レバーの回動中心からプリンタ本体前方の位置に
おいて当該操作レバーに形成した係合部と、前記平行リ
ンク機構に形成した被係合部とを備えており、前記蓋を
閉じる操作に連動して、前記係合部が前記被係合部に係
合して、前記操作レバーを、その後方側部分が下方に移
動するように、前記回動中心を中心として回動させ、前
記可動側紙送り機構部が前記動作位置に到ると、前記係
合部と前記被係合部との係合が外れるように構成したも
のを採用することができる。
【0024】この構成によれば、前記操作レバーの回動
運動を利用して、前記ロック機構による蓋のロック状態
を形成できるので、蓋を閉じ位置にロックする操作が簡
単になる。
【0025】ここで、好適な実施形態では、前記紙送り
機構における印字後の記録紙排出側の部分には、記録紙
切断用のカッタが備わっている。カッタは可動刃と固定
刃から構成することができ、可動刃を前記固定側紙送り
機構部に設け、固定刃を前記可動側紙送り機構部に設け
ることができる。この場合、前記操作レバーは、前記可
動側紙送り機構部が前記待避位置にあるときに、前記固
定刃が露出状態になり、操作者の指などを傷付けること
が無いように、前記固定刃の前方を覆い隠す保護カバー
を備えていることが望ましい。
【0026】また、好適な実施形態では、前記ロール紙
収容部に収容されている記録紙ロールから繰り出された
記録紙を前記紙送り機構部に案内するための可動ガイド
を有し、この可動ガイドは、前記可動側紙送り機構部に
取付けられていると共に、前記操作レバーと連動して移
動することが望ましい。
【0027】好ましくは、前記可動ガイドは、前記操作
レバーの回動中心を中心として、当該操作レバーと一体
となって回動するように構成される。
【0028】この構成によれば、前記可動側紙送り機構
が前記動作位置にあるときには、記録紙が滑り等が発生
することなく確実に前記紙送り機構によって搬送される
方向から、記録紙を当該紙送り機構に導くように、前記
可動ガイドを移動させることができる。また、前記可動
側紙送り機構が前記待避位置に移動する際には、当該可
動ガイドが前記固定側紙送り機構部の構成部品に当たる
ことの無いように、前記可動ガイドを移動させることが
できる。
【0029】ここで、好適な実施形態では、前記固定側
紙送り機構部は、前記印字ヘッドに対して記録紙搬送方
向の上流側および下流側にそれぞれ配置された第1のロ
ーラおよび第2のローラを備えた構成とすることができ
る。また、前記可動側紙送り機構部は、前記動作位置に
あるときに、前記第1のローラに当接する第3のローラ
と、前記第2のローラに当接する第4のローラとを備え
た構成とすることができる。この場合、前記第1および
第3のローラの間および前記第2および第4のローラの
間を通って前記記録紙が搬送される。
【0030】かかる紙送り機構を備えている場合には、
前記可動側紙送り機構部が前記動作位置にあるときに、
前記第1および第3のローラの当接位置に対して、前記
第1のローラの側に位置するように前記可動ガイドを押
しているばねを有していることが望ましい。このように
すれば、前記可動ガイドによって前記第1および第3の
ローラの間に案内される記録紙は、当該第1のローラに
対する巻き付き角が大きくなる。したがって、当該第1
のローラを駆動ローラとすれば、滑り等が発生すること
なく、記録紙が確実に印字位置に向けて搬送される。
【0031】次に、前記蓋が閉じているか否かを検出す
るためには、前記可動ガイドの位置を検出するガイド検
出器を配置すればよい。また、ロール紙収容部から繰り
出された記録紙が可動ガイドを介して引き出されている
か否かを検出するためには、前記可動側紙送り機構部が
前記動作位置にあるときに、前記可動ガイド上に記録紙
があるか否かを検出する記録紙検出器を配置すればよ
い。
【0032】次に、本発明のプリンタは:ロール紙収容
部と;このロール紙収納部を開閉するためにプリンタ前
面に取り付けた蓋と;前記ロール紙収納部に装填されて
いる記録紙ロールから繰り出されるテープ状記録紙に印
字を行なうための印字ヘッドと;前記テープ状記録紙を
前記印字ヘッドの印字位置を経由して搬送する紙送り機
構であって、この紙送り機構は、プリンタ本体側に取り
付けられた固定側紙送り機構部と、この前記固定側紙送
り機構部に係合した動作位置および当該固定側紙送り機
構部から離れた待避位置に移動可能な可動側紙送り機構
部とを備えており、前記動作位置では、前記固定側紙送
り機構部と前記可動側紙送り機構部の間に前記記録紙が
挟まれた状態が形成される紙送り機構と;前記蓋を閉じ
る操作に連動して、前記可動側紙送り機構部を前記動作
位置に移動させ、当該蓋を開く動作に連動して、前記可
動側紙送り機構部を、前記動作位置における姿勢を保持
したまま、当該動作位置から前記待避位置に移動させる
平行リンク機構とを有し、前記ロール紙収容部は、前記
記録紙ロールを支持するロールホルダを備えており、こ
のロールホルダの少なくとも一部は、その下端部を中心
として前方に回動可能なホルダ可動部であり、前記蓋を
開く操作に連動して、前記ホルダ可動部が前方に回動す
ることを特徴としている。
【0033】ここで、前記ロールホルダは、底壁部分
と、前記蓋に対峙している前壁部分と、後壁部分と、左
右の側壁部分とを備えた構成とすることができる。この
場合には、前記ホルダ可動部は、少なくとも前記前壁部
分を含む構成とすればよい。
【0034】また、本発明のプリンタは:ロール紙収容
部と;このロール紙収納部を開閉するためにプリンタ前
面に取り付けた蓋と;前記ロール紙収納部に装填されて
いる記録紙ロールから繰り出されるテープ状記録紙に印
字を行なうための印字ヘッドと;前記テープ状記録紙を
前記印字ヘッドの印字位置を経由して搬送する紙送り機
構であって、この紙送り機構は、プリンタ本体側に取り
付けられた固定側紙送り機構部と、この前記固定側紙送
り機構部に係合した動作位置および当該固定側紙送り機
構部から離れた待避位置に移動可能な可動側紙送り機構
部とを備えており、前記動作位置では、前記固定側紙送
り機構部と前記可動側紙送り機構部の間に前記記録紙が
挟まれた状態が形成される紙送り機構と;前記蓋を閉じ
る操作に連動して、前記可動側紙送り機構部を前記動作
位置に移動させ、当該蓋を開く動作に連動して、前記可
動側紙送り機構部を、前記動作位置における姿勢を保持
したまま、当該動作位置から前記待避位置に移動させる
平行リンク機構とを有し、前記蓋の下端部は、前記ロー
ル紙収容部側に対して回動可能に支持されており、更
に、前記蓋を前記平行リンク機構に対して常に押し付け
ているばねを有していることを特徴としている。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用したインクジェット式のロール紙プリンタの一実
施例を説明する。
【0036】(プリンタ外観構成)図1は本例のロール
紙プリンタの外観形状を示す前側斜視図であり、図2は
そのロール紙収容部を開けた状態を示す前側斜視図であ
る。これらの図に示すように、本例のロール紙プリンタ
1は外装ケース2を有し、この外装ケース2は全体とし
て直方体形状をしており、そのプリンタ前面における右
側部分が前方に台形状にせり出している。このせり出し
部分の上面部分には操作部3が形成されており、この上
面部分に続く前方に傾斜した部分がインクカートリッジ
を装着あるいは交換するための開閉蓋4となっている。
【0037】また、外装ケース2のプリンタ前面には、
記録紙ロールの装填あるいは交換用の開閉蓋5が取り付
けられており、この蓋5の直上には、印字後の記録紙が
排出される排出口6が形成されている。この排出口6か
らは、蓋5を開閉操作するための操作レバー7が前方に
向けてほぼ水平に突き出ている。操作レバー7は、その
左端部分が操作用摘み8となっており、その右側部分
は、排出口6から排出される印字後の記録紙を水平に案
内する排出テーブル9とされている。
【0038】本例の蓋5は、その下端部を中心として、
図1に示す起立した閉じ位置5Aと、図2に示すように
ほぼ水平に倒れた全開位置5Bの間を回動可能となって
いる。蓋5を図2に示すように全開にすると、プリンタ
外装ケース2の内部に構成されている記録紙ロール10
を収容するロール紙収容部11が露出する。この状態
で、記録紙ロール10の装填あるいは交換が行われる。
【0039】(内部構成)図3はロール紙プリンタ1の
内部構造を示す前側斜視図であり、外装ケース2と操作
レバー7の操作用摘み8および排出テーブル9を取り去
った状態で示してある。また、図4は同様の状態のロー
ル紙プリンタ1の背面側斜視図であり、図5は同様の状
態のロール紙プリンタ1の平面図である。さらに、図6
は、図3に示す状態のロール紙プリンタ1における排出
口6の上側に位置する構成部品を省略して示す部分斜視
図であり、図7は図6に示す状態から蓋5を半開きにし
た場合の部分斜視図である。
【0040】これらの図を参照して説明すると、本例の
ロール紙プリンタ1は、本体フレーム1Aの下端部分に
構成したロール紙収容部11の上方位置に、ロール紙収
容部11に収容されている記録紙ロール10から繰り出
された記録紙10aを搬送する後述の紙搬送機構が組み
込まれており、当該紙搬送機構によって排出口6に向け
て搬送される記録紙10aの上面に、下向きに配置され
たインクジェットヘッド13によって印字が行われる。
インクジェットヘッド13は、プリンタ幅方向に配置さ
れた主ガイド軸14および副ガイド軸15に沿って往復
移動するキャリッジ16に搭載されている。キャリッジ
16は、プリンタ幅方向に架け渡したタイミングベルト
17に連結されており、当該タイミングベルト17はキ
ャリッジモータ18によって駆動される。
【0041】キャリッジ16には圧力ダンバ19が搭載
されており、カートリッジホルダ20に着脱可能に装着
されたインクカートリッジ21から不図示のインクチュ
ーブおよび当該圧力ダンバ19を介して、インクがイン
クジェットヘッド13に供給されるようになっている。
また、インクジェットヘッド13の往復移動範囲内にお
いて、その印字領域を外れた位置、本例では、カートリ
ッジホルダ側の端部位置にはヘッドメンテナンス用のヘ
ッドキャップ22が配置されており、公知の動作によっ
て、当該位置にインクジェットヘッド13を移動させ
て、そのメンテナンスを行なうように構成されている。
【0042】次に、図4から良く分かるように、キャリ
ッジモータ18の直下には紙送りモータ23が配置され
ており、このモータ出力軸23aは、3個の歯車からな
る減速歯車列24を介して、後述の紙送り機構の構成部
品である紙送りローラ25に連結されている。紙送りモ
ータ23の駆動力によって紙送りローラ25が回転し
て、ロール紙収容部11に収容されている記録紙ロール
10から繰り出された記録紙10aは当該紙送りローラ
25によってインクジェットヘッド13による印字位置
を通過して印字されながら、排出口6から外部に排出さ
れる。この排出口6の直上位置には、当該記録紙10a
を自動切断するためのオートカッタ26が配置されてお
り、当該オートカッタ26によって印字後の記録紙10
aが所定の長さに自動切断される。
【0043】(蓋の開閉機構)図8は、本例のロール紙
プリンタ1における蓋5の開閉に関与する部分を取出し
て示す斜視図である。図9はその右側側面図であり、図
10はその部分側面図であり、図11はその左側側面図
である。図12はロール紙プリンタ1の蓋5のロックが
外れた状態を示す右側側面図であり、図13は本例のロ
ール紙プリンタ1の蓋5を図7に示す場合と同様に半開
きの状態にした場合の右側側面図である。また、図14
は蓋5を全開位置5Bにした状態の右側側面図であり、
図15はその状態におけるロール紙装填部を示す部分斜
視図である。
【0044】まず、図8ないし図12を主に参照して説
明すると、ロール紙収容部11を開閉する蓋5は、外装
ケース2のプリンタ前面部分の一部を構成しており、こ
の蓋5は、その下端部裏面に取り付けた左右のブラケッ
ト5aが、本体フレーム1Aに取り付けた左右のピン3
1を中心として前後に回転可能に支持されている。
【0045】本例のロール紙プリンタ1において、蓋5
を開閉するための機構の全体構成および動作は次のよう
になっている。まず、蓋5は、後述するように、4節リ
ンク機構を構成している左右二組の平行リンク機構と一
体となって開閉する。また、平行リンク機構の上端には
紙送り機構の可動側紙送り機構部が支持されており、当
該可動側紙送り機構部には前述の操作レバー7が取り付
けられている。この操作レバー7を操作することによ
り、ロック機構によるロックが解除される。また、ロッ
クが解除された後に操作レバー7を手前に引くと、平行
リンク機構によって可動側紙送り機構部が同一姿勢を保
持したまま前方に移動し、それに伴って蓋5が開く。
【0046】(紙送り機構)図8ないし図12に示すよ
うに、紙送り機構32は、搬送される記録紙10aの上
側に位置している固定側紙送り機構34と、記録紙10
aの下側に位置している可動側紙送り機構35とを備え
ている。固定側紙送り機構34は、紙送りモータ23か
ら駆動力が伝達される紙送りローラ25(第1のロー
ラ)と、排紙側従動ローラ36(第2のローラ)とを備
えている。これらのローラはほぼ同一高さ位置でプリン
タ幅方向に向けて水平となるように本体フレーム1Aに
架け渡されている。紙送りローラ25は、インクジェッ
トヘッド13に対して記録紙搬送方向の上流側、すなわ
ち、プリンタ後側に配置され、従動ローラ36はインク
ジェットヘッド13に対して記録紙搬送方向の下流側で
あるプリンタ前側に配置されている。
【0047】可動側紙送り機構35は、紙送りローラ2
5に対して下側からばね力によって押し付けられている
従動ローラ37(第3のローラ)と、同じく上記の従動
ローラ36に対して下側から当接している排紙側駆動ロ
ーラ38(第4のローラ)とを備えている。また、可動
側紙送り機構35は、ローラ37、38の間に水平に配
置されている上面を備えたプラテン部材39と、記録紙
搬送方向の上流側に配置されている従動ローラ37の後
方側に配置されている可動ガイド41とを備えている。
【0048】プラテン部材39の水平な上面はインクジ
ェットヘッド13のインクノズル面に一定のギャップで
対峙しており、当該インクジェットヘッド13の印字位
置40を規定している。可動ガイド41は、ロール紙収
容部11の記録紙ロール10から繰り出された記録紙1
0aを、紙送りローラ25および従動ローラ37のニッ
プ部に導くためのガイドである。
【0049】排紙側駆動ローラ38は、可動側紙送り機
構部35に回転自在の状態で取り付けられている歯車4
2、43、44からなる歯車列に連結されている(図7
参照)。また、歯車44(従動歯車)は、蓋5が閉じて
いる状態においては、固定側紙送り機構部34の紙送り
ローラ25の端部に形成した駆動歯車45に噛み合って
いる(図11参照)。従って、紙送りモータ23の駆動
力によって回転駆動する。
【0050】また、歯車42ないし44による減速比が
調整され、排紙側駆動ローラ38の回転速度は僅かに紙
送りローラ25の回転速度よりも高くなるように設定さ
れている。これにより印字位置40を通過する記録紙1
0aに僅かの張力を与えるこができるので、インクジェ
ットヘッド13と記録紙10aの記録面の間隔を適切な
寸法に設定できる。
【0051】さらに、排紙側従動ローラ36は、その回
転支軸36bに対して一定間隔で複数枚の円盤ローラが
同軸状態に取り付けた構成とされ、各円盤ローラ36a
の外周部分が先鋭形状とされている。また、本例では回
転支軸36bがコイルばねから形成されている。従っ
て、微小なばね力によって、各円盤ローラ36aの外周
面が微小接触面積で記録紙10aの印字面に接触する。
【0052】印字後の記録紙10aは、その印字面にロ
ーラ36が接触するが、記録面と円盤ローラ36aとの
接触面積は微小であり、また、僅かの接触圧で接触して
いるので、印字直後のインクが当該ローラ36によって
擦られて、印字品位が低下したり、記録面がインクで汚
れる等の弊害を回避できる。
【0053】なお、本例では、第、4ローラを駆動ロー
ラとし、第2、3ローラを従動ローラとしているが、可
動側紙送り機構部が動作位置にあるときに互いに接する
第1、3ローラのうち一方を駆動ローラとし、他方を従
動ローラにすればよい。同様に、第1、4ローラのうち
一方を従動ローラとし、第2、3ローラを駆動ローラと
してもよい。
【0054】(平行リンク機構)図8、図9ないし図1
1に示すように、可動側紙送り機構部35のローラ3
7、38はプラテン部材39に取付けられており、プラ
テン部材39は、左右二組の平行リンク機構50L、5
0Rの上端部に支持されている。
【0055】一方の平行リンク機構50Rは、上下方向
に延びる前後一対のスイングアーム53R、54Rを備
えている。これらの上端部55R、56Rは、プラテン
部材39に対してプリンタ幅方向に水平に架け渡した同
一高さ位置にある前後一対の平行な支軸51、52の右
側端部に対して、前後方向に回転自在の状態でヒンジ結
合されている。同様に、これらのスイングアーム53
R、54Rの下端部57R、58Rも、本体フレーム1
Aに取り付けた同一高さ位置にある前後一対の支軸59
R、60Rに対して、前後方向に回転自在の状態でヒン
ジ結合されている。
【0056】このように、可動側紙送り機構部35のプ
ラテン部材39と、支軸51、52、59R、60R
と、一対のスイングアーム53R、54Rによって4節
の平行リンク機構50Rが構成されている。他方の平行
リンク機構50Lも同一構造であり、プラテン部材39
と、支軸51、52、59L、60Lと、一対のスイン
グアーム53L,54Lによって4節の平行リンク機構
50Lが構成されている。これらの平行リンク機構50
R、50Lによって支持されているプラテン部材39を
手前に引くと、当該プラテン部材39はその姿勢を保持
したまま前方および下方に移動する。
【0057】なお、プラテン部材39のプリンタ前端側
の部位にオートカッタ26の構成部品である可動刃26
aおよび固定刃26bのうちの、固定刃26bが取り付
けられている。可動刃26は本体フレーム1Aの側に固
定されている。
【0058】(操作レバー、ロック機構)次に、図8な
いし図12を参照して、操作レバー7および、可動側紙
送り機構部35(蓋5)をロックするためのロック機構
を説明する。図10から分かるように、操作レバー7
は、操作用摘み8および排出テーブル9が一体形成され
ているレバー本体71と、このレバー本体71が取り付
けられているレバー支持部材72と、このレバー支持部
材72におけるプリンタ後端側の両端に形成されている
ロック用のフック73L、73Rを備えている。レバー
支持部材72は、水平に延びるレバー本体支持板分72
aと、ここからプリンタ後方側に向けて下方に折れ曲が
ってカッタ固定刃26bの前方から直下まで延びている
固定刃カバー板部分72bと、これに連続してプリンタ
後方に向けて僅かに上方に傾斜した状態で延びている連
結板部分72cとを備えている。また、この連結板部分
72cの後端部分が上方に折れ曲がって、前述の可動ガ
イド41が一体形成されている。
【0059】連結板部分72cのプリンタ幅方向の両端
部分は上側に直角に折り曲げられたブラケット72d
(L)、72d(R)となっており、これらのブラケッ
ト72d(L)、72d(R)をプリンタ後方側に延長
させた部分にフック73L、73Rが形成されている。
両側のブラケット72d(L)、72d(R)の前後方
向中程の位置には、フラテン部材39を回転自在の状態
で貫通して延びている支軸52の両端部が、同じく回転
自在の状態で貫通している。
【0060】この構成の操作レバー7は、その回動中心
である支軸52よりもプリンタ前方側の両端位置におい
て、下端が蓋5に取り付けられた一対のコイルばね74
R、74Lによって常に斜め下方に引っ張られている。
操作レバー7の後端に位置しているフック73L、73
Rの係合爪73aは、このコイルばね74R、74Lの
ばね力によって、本体フレーム1Aに形成した左右一対
のフック係合溝75L、75Rにおけるプリンタ後方側
の面に対して、下側から掛止されている(図6、7参
照)。ばね力に逆らって操作レバー7のレバー本体71
を矢印aで示すように上方に押し上げると、フック73
L、73Rのフック係合爪73aをフック係合溝75か
ら外すことができる。図12には、フック73Rが外れ
た直後の状態を示してある。
【0061】逆に、図12に示す状態にある操作レバー
7をプリンタ後方側に押し込むと、その操作に連動し
て、フック73Rのフック係合爪73aがばね力に逆ら
って支軸52を中心として下方に移動してフック係合溝
75Rの下端面を乗り越えてフック係合溝75Rに下側
から嵌まり込み、ロック状態に移行する。
【0062】このように、フック73L、73Rと、フ
ック係合溝75L、75Rと、コイルばね74L、74
Rとによって、可動側紙送り機構35をその動作位置3
5Aにロックするためのロック機構が構成されている。
【0063】また、左右一対のコイルばね74L、74
Rによって、ロール紙収容部11を封鎖している蓋5
は、常にその上端部分が前側のスイングアーム53R、
53Lに押し付けられている。従って、蓋5は、スイン
グアーム53R、53Lと一体となって前後に回動す
る。すなわち、当該スイングアーム53R、53Lによ
って支持されいている可動側紙送り機構35を動作位置
35Aに移動させると、蓋5も連動して、その閉じ位置
5Aに移動する。逆に、蓋5を全開位置5Bとなるよう
に開けるためには、操作レバー7を操作してロックを外
した後に、当該操作レバー7を手前に引けばよい。
【0064】(可動ガイドの動作)ここで、操作レバー
7のレバー支持部材72の後端部分には可動ガイド41
が一体形成されているので、操作レバー7が支軸52を
中心として回動すると、当該可動ガイド41も支軸52
を中心として上下に移動する。図16ないし図18を主
に参照して、この可動ガイド41の動作を説明する。
【0065】図16に示すように、蓋5が閉じ位置5A
にある状態、すなわち、可動側紙送り機構部35が動作
位置35Aにある状態では、前述のように、紙送りロー
ラ25に対して直下から従動ローラ37が当接してい
る。これらのローラの接点に引いた接線Hはほぼ水平で
あり、蓋5を開く場合における可動側紙送り機構部35
の移動方向(矢印xの方向)とほぼ一致している。可動
ガイド41の上端部分には、ローラ25、37のニップ
部に向けて湾曲した湾曲ガイド面41aが形成されてお
り、当該湾曲ガイド面41aの最も高い位置はローラ2
5、37のニップ部よりも高い位置にある。換言する
と、接線Hよりも駆動側の紙送りローラ25の側に接近
した位置にある。
【0066】この結果、当該可動ガイド41のガイド面
41aによってローラニップ部に導かれる記録紙10a
は、紙送りローラ25の側から斜めにローラ25、37
のニップ部に導かれる。よって、ローラニップ部に対し
て同一高さ位置から記録紙が導入される場合に比べて、
紙送りローラ25に対する記録紙10aの巻き掛け角Θ
を大きくとることができる。これにより、記録紙10a
の搬送を、滑りのない状態で行なうことが可能になる。
【0067】図17は、蓋5を開けるために、操作レバ
ー7を持ち上げてロック機構によるロックを解除した時
の状態を示してある。操作レバー7を持ち上げると、支
軸52よりも後側に位置している可動ガイド41は下方
に移動する。フック73L、73Rの係合が丁度外れた
状態における可動ガイド41のガイド面41aの最も高
い位置は、紙送りローラ25および従動ローラ37のニ
ップ部よりも低い位置となるように設定されている。
【0068】この結果、ロック解除後に、操作レバー7
を手前に引いて蓋5を開ける際には、可動ガイド41が
固定側紙送り機構部34の紙送りローラ25よりも下側
に位置している。よって、図18に示すように、可動側
紙送り機構部35がほぼ水平に手前側に移動しても、可
動ガイド41が紙送りローラ25に当たることがない。
なお、図18に示す可動ガイド41は、図12に示す状
態における場合である。
【0069】(操作レバー回動機構)ここで、本例では
操作レバー7をその操作に連動して回動させる2つの操
作レバー回動機構が備わっている。まず、一つ目の操作
レバー回動機構について説明する。スイングアーム53
R、53Lにおける上端部分の前側には、回転位置に応
じて操作レバー7を下側から押し上げ可能な操作補助部
77R、77L(係合部)が形成されている。すなわ
ち、図12に示すように、この操作補助部77R、77
Lは、支軸59Rを中心として一点鎖線Bで示す軌跡を
描く。これに対して、操作レバー7の固定刃カバー板部
分72bの下端の角部分72eは4節の平行リンク機構
50R、50Lに支持されて移動するので、一点鎖線C
で示すように、軌跡Bよりも小さな曲率半径の軌跡を描
く。
【0070】本例では、蓋5がその閉じ位置5A(図
9、図11に示す状態)の手前まで立ち上がった図12
に示す回転位置においてこれらの軌跡B、Cが交差し、
この後は、操作補助部77R、77Lが下側から操作レ
バー7の角部分72eを下側から押し上げるようになっ
ている。操作レバー7は、支軸52の前側が押し上げら
れるので、その後側に形成されているフック73が下方
に移動しながら、図9、図11に示す閉じ位置に向けて
移動する。閉じ位置に到る直前で、操作補助部77R、
77Lが操作レバー7の角部分72eから外れるので、
操作レバー7は、コイルばね74L、74Rのばね力に
よって前側が下方に移動する。
【0071】このように、操作レバー7のフック73
L、73Rは、図12において実線で示す位置73Aか
ら想像線で示す位置73Bを経て、想像線で示すロック
位置73Cに到る。ばね力に逆らってフック73L、7
3Rを位置73Bに移動させるための操作力は、スイン
グアーム53R、53Lの操作補助部77R、77Lが
操作レバー角部分72eを押し上げる力によって軽減さ
れる。従って、本例によれば、蓋5を閉じ位置5Aにロ
ックさせるための操作力が小さくてよいので、蓋5を開
閉するための操作性を改善できる。
【0072】次に、本例の操作レバー7は、蓋5を開く
ための操作時にも、その前側部分が上方に回動するよう
に構成されている。このためにそなわっている2つ目の
操作レバー回動機構は、操作レバー7の左右のブラケッ
ト72d(L)、72d(R)に形成された係合突起7
2f(L)、72f(R)と、前側の左右のスイングア
ーム50L、50Rにおける上端部分の後側端面の一部
に形成されている被係合部としての当接面78L、78
Rとから構成されている。
【0073】これらの係合突起および当接面は、次のよ
うに動作するように、形成位置が設定されている。すな
わち、スイングアーム53L、53Rをプリンタ前方に
所定角度だけ倒すと、操作レバー7の係合突起72f
(L)、72f(R)がスイングアーム53L、53R
の当接面78L、78Rに当たる。更に、スイングアー
ム53L、53Rをプリンタ前方に倒していくと、当接
面78L、78Rによって係合突起72f(L)、72
f(R)が相対的に上方に押し上げられる。係合突起7
2f(L)、72f(R)が押し上げられると、当該突
起72f(L)、72f(R)が形成されている操作レ
バー7は、支軸52を中心として、その前側部分が上方
に回動する。
【0074】従って、蓋5を全開にした状態では、操作
レバー7は斜め上方を向いているので、その先端部分の
下側には十分な広さの隙間ができる。よって、蓋5を閉
じる際には、操作レバー7の先端部分の下に指等を簡単
に差し込み、当該操作レバー7を持ち上げることができ
る。よって、蓋5を閉める作業を操作性良く行うことが
できる。
【0075】(可動ガイド検出機構、記録紙検出機構)
次に、本例のプリンタ1では、ロール紙収容部11の蓋
5が封鎖されて、可動側紙送り機構部35がその動作位
置に位置決めされているか否かを検出するために、可動
ガイド41を検出するマイクロスイッチを備えている。
また、記録紙10aが固定側紙送り機構部34および可
動側紙送り機構部35の間を通って排出口6の側に引き
出されているか否かを検出するためのマイクロスイッチ
を備えている。
【0076】図6、図7、図11、図16ないし図18
を参照して説明すると、本体フレーム1Aには、マイク
ロスイッチ81、82と、それらの検出素子であるスイ
ングレバー83、84が取付けられている。スイングレ
バー83、84は、ねじりばね等の付勢部材(図示せ
ず)によって、常に下方に付勢されている。可動側紙送
り機構部35が動作位置にある状態では、図6に示すよ
うに、スイングレバー83が可動ガイド41のガイド面
41aに押し付けられた状態が形成される。図7に示す
ように、可動側紙送り機構部35が移動すると、スイン
グレバー83はばね力によってそのスイング下限位置ま
で回動した姿勢となる。このスイングレバー83の位置
に応じてマイクロスイッチ81がオンオフして、可動側
紙送り機構部35が動作位置にあるか否か、換言する
と、蓋5が閉じ位置にあるか否かが検出される。
【0077】一方、可動ガイド41はその幅方向の中央
部分にスリット41bが形成されており、マイクロスイ
ッチ82のスイングレバー84は、このスリット41b
に嵌まり込む方向にコイルばね等の付勢部材(図示せ
ず)によって常に付勢されており、スリット41bに差
し込まれた状態がスイングレバー84のスイング下限位
置とされている。
【0078】従って、可動側紙送り機構部35が動作位
置にあるときに、その可動ガイド41のガイド面41a
に沿って記録紙10aが引き出されていない場合には、
スイングレバー84がスリット41bに嵌まり込むの
で、記録紙無し状態が検出される。
【0079】なお、図16から分かるように、これらの
スイングレバー83、84は、可動ガイド41のガイド
面41aから記録紙10aが浮き上がらないように押さ
え付ける紙押さえとしても機能する。
【0080】(ロール紙収容部)次に、ロール紙収納部
11の構造を説明する。図15、19に示すように、ロ
ール紙収容部11は、上側から記録紙ロール10を落と
し込み可能な形状をしており、ロール紙ホルダ111と
ロール紙ガイド112から構成されている。ロール紙ホ
ルダ111は、前壁部分113と右側壁部分114と後
壁部分115と底壁部分116から形成されている。ロ
ール紙ガイド112は、左側壁部分117と後壁部分1
18と底壁部分119から形成されている。
【0081】ロール紙ホルダ111の底側部分には、プ
リンタ幅方向に向けて水平に支軸120が回転自在の状
態で貫通しており、この支軸120は、本体フレーム1
Aの底板部分1Bによって支持されている。また、ロー
ル紙ホルダ111の右側壁部分114における前方側位
置には、横方に突出した係合突起121が形成されてい
る。右側平行リンク機構50Rを構成している後側のス
イングアーム54Rが前方に倒れると、当該スイングア
ーム54の前側端面54aが当該係合突起121に当る
ようになっている。
【0082】従って、スイングアーム54を前側に倒し
た状態、すなわち、蓋5を全開状態にすると、ロール紙
ホルダ111も支軸120を中心として前方に回動して
倒れ、その上側開口部分が斜め前方を向いた状態が形成
される。よって、当該ロール紙ホルダ111に対して
は、斜め上方側から記録紙ロール10を落とし込むこと
ができるので、真上から記録紙ロール10を落とし込む
場合に比べて、記録紙ロールの装填作業が楽になる。
【0083】一方、支軸120はロール紙ガイド112
の底部分も貫通して延びており、当該ロール紙カイド1
12は支軸120に沿ってプリンタ幅方向に移動可能で
ある。すなわち、図19に示す矢印の方向に移動させる
ことができ、これにより、当該ロール紙ホルダの左側壁
部分117と、ロール紙ホルダの右側壁部分114の間
隔を変更可能である。このように、本例では、記録紙ロ
ール10の幅に応じてロール紙収容部11の幅を変更で
きる。
【0084】なお、ロール紙ガイド112には、記録紙
ロール10が残り少なくなったことを検出するための検
出レバー122が取り付けられている。
【0085】なお、本例のロールホルダでは、ホルダ収
容部では、底壁部分と、前壁部分と、後壁部分と、側壁
部の一方とを、蓋を開く動作に連動して前方に回動する
ホルダ可動部としてあるが、少なくとも前壁部分が、蓋
を開く動作に連動して前方に回動するようにすればよ
い。
【0086】(蓋5の開閉動作)以上のように構成した
本例のロール紙プリンタ1における蓋5の開閉動作を以
下にまとめて説明する。
【0087】まず、蓋5がその閉じ位置5Aにある場合
は、図9、10、11に示すように、コイルばね74
L、74Rのばね力によって、操作レバー7のフック7
3L、73Rが本体ケース1Aに形成されているフック
係合溝75L、75Rに掛止されている。換言すると、
蓋5はロック状態にある。
【0088】蓋5を開ける場合には、操作レバー7を、
コイルばね74L、74Rのばね力に逆らって、指等で
上方に押し上げる。これにより、操作レバー7は、支軸
52を中心として回転して、フック73L、73Rが下
方に下がり、係合溝75L、75Rから外れ、ロックが
解除される(図12参照)。このように、本例では、ロ
ック解除のための機構が簡素化されているので、ロール
紙プリンタの小型、コンパクト化に有利である。
【0089】ロック解除により、フック73L、73R
と共に、可動ガイド41も下方に移動して、固定側紙送
り機構部34の紙送りローラ25に接触しない状態にな
る。
【0090】ロックを解除した後は、操作レバー7を、
その前端部分を持ってプリンタ前方に引っ張れば、4節
の平行リンク機構50L、50Rの作用により、プラテ
ン部材39がその水平姿勢を保持したまま前方にせり出
す。
【0091】蓋5はスイングアーム53R、53Lに対
してねじりばね74L、74Rによって常に押し付けら
れているので、当該スイングアーム53L、53Rに連
動して、その下端部5aの支軸31を中心として前方に
倒れる。
【0092】このように、操作レバー7をプリンタ前方
に引くことにより、蓋5を開けることができる。また、
蓋5が前方に倒れると、ロール紙収容部11のロール紙
ホルダ111の係合突起121に対して、後側から、右
側平行リンク機構50Rのスイングアーム54Rの前側
端面54aが当たる。これ以後は、ロール紙ホルダ11
1も支軸120を中心として前方に倒れる。
【0093】図13に示す半開きの状態を超えて、更に
蓋5を開くと、操作レバー7に形成されている係合突起
72f(L)、72f(R)が、前側の左右のスイング
アーム53L、53Rに形成されている当接面78L、
78Rに当たる。この状態が形成された後に、更に蓋5
を開けると、操作レバー7は、当接面78L、78Rに
よって上方に押されながら前方にせり出す。この結果、
操作レバー7はその前端側が上方に向くように、支軸5
2を中心として徐々に回転する。
【0094】図2、図14、図15に示すように蓋5を
完全に開けた状態では、ロール紙収容部11が全開状態
になると共に、操作レバー7のテーブル本体71が、上
方に傾斜した状態になる。また、ロール紙ホルダ111
が前方に倒れた状態になる。従って、記録紙ロール10
の装填あるいは交換を、斜め上方から簡単に行なうこと
ができる。
【0095】ここで、蓋5の全開状態では、前側のスイ
ングアーム53L、53Rの端部分および、ここに押し
付けられている蓋5の上端部分は、前方に向いた状態に
なる。これらは異なる回転中心を有しているので、これ
ら双方の部材がリンク部材などによって連結されている
場合には、前方に倒れると、これらの上端部分の隙間が
徐々に広くなる。しかしながら、本例では、蓋5はスイ
ングアーム53L、53Rに連結されておらず、コイル
ばね74L、74Rのばね力によって押し付けている。
よって、これらの部材が回転に伴って相対移動しても、
これらの部材の上端部分の隙間が広がることはない。こ
のために、かかる隙間に指などを挟み込み、蓋5を閉じ
る際に指を傷付けてしまう等とった弊害を防止できる。
【0096】また、本例では、プラテン部材39に、ロ
ーラ37、38、およびオートカッタの固定刃26bが
取付けられており、これらからなる可動側紙送り機構部
35が、本体ケース1Aの側に取り付けられている固定
側紙送り機構部34から離れる。よって、可動側紙送り
機構部35の上に記録紙ロール10から引き出した記録
紙を配置し、この状態で蓋5を閉めると、自動的に、記
録紙が印字可能な状態に配置される。よって、記録紙ロ
ールの装填作業を極めて簡単に行うことができる。
【0097】さらに、ロール紙ホルダ111も前側に倒
れるので、記録紙ロール10をロール紙収容部11に装
填する作業を、従来のように、ロール紙収容部の前壁部
分113を乗り越えて記録紙ロール10を上側からロー
ル紙ホルダ111に落とし込む場合に比べて、簡単に行
なうことができる。
【0098】このように、本例では、記録紙ロールの装
填あるいは交換時に、ロール紙収容部11の実質的な開
口面積を広くすることができるので、記録紙ロールの装
填作業を操作性良く簡単に行うことができる。換言する
と、ロール紙収容部の開口部分を広くしなくても、蓋5
を開けた状態でのロール紙収容部11の実質的な開口を
広くできるので、記録紙ロールの装填作業の操作性を損
なうことなく、ロール紙収容部開口を小さくすることが
可能である。このことは、プリンタの小型、コンパクト
化に極めて有利である。
【0099】更にまた、本例では、蓋5を開けた状態で
は、操作レバー7のカッタ固定刃カバー板部分72bが
上方に移動している。この結果、カッタ固定刃26bが
当該カッタ固定刃カバー板部分72bによって覆われて
いる。よって、ロール紙収容部11に対して前側から指
等を入れてもカッタ固定刃26bに触れることがないの
で、ロール紙交換作業等を安全に行うことができる。
【0100】次に、記録紙ロール10を装填した後に、
蓋5をを閉じる操作においては、その操作レバー7が斜
め上方を向いているので、その先端部分の下側には十分
な広さの隙間ができている。よって、指等を当該隙間に
入れて、操作レバー7を持ち上げる作業、すなわち、蓋
5を閉める作業を操作性良く行うことができる。
【0101】操作レバー7を操作して、蓋5を完全に閉
じる手間の状態(図12の状態)まで断ち上げると、前
述したように、前側のスイングアーム53L、53Rに
形成されている操作補助部77L、77Rが操作レバー
7の角部分72eに当り下側から押し上げる。この結
果、操作レバー7のフック73L、73Rは下方に押し
下げられながら後方に移動することになる。よって、フ
ック73L、73Rを、本体ケース1A側の係合溝75
L、75Rの下面を乗り超えさせるために必要な操作力
が小さくて済む。
【0102】蓋5を図9、10、11に示すように閉じ
位置まで移動すると、操作補助部77L、77Rが操作
レバー7の角部分72eから外れるので、操作レバー7
はばね力によってフック73L、73Rの側が上方に移
動してロック状態が形成される。この結果、蓋5が閉じ
位置にロックされる。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
では、ロール紙収容部の蓋を開くと、それに伴って平行
リンク機構によって支持されている可動側紙送り機構部
もロール紙収容部の上方位置からプリンタ手前側に移動
する。従って、蓋を開いた状態では、ロール紙収容部に
記録紙ロールを装填するためのスペースを広くとること
ができる。
【0104】また、蓋を閉じる際には、平行リンク機構
によって支持されている可動側紙送り機構部がその姿勢
を保持したまま固定側紙送り機構部に接近するので、そ
れらの間に記録紙が挟まれた印字可能状態を自動的に形
成することができる。さらに、平行リンク機構によって
可動側紙送り機構部を支持しているので、可動側紙送り
機構部を固定側の印字ヘッドに対して常に適切な位置に
精度良く位置決めすることができる。
【0105】さらに、本発明では、可動側紙送り機構部
に対して上下に回動可能な状態で取付けた操作レバーを
操作することにより、可動側紙送り機構のロックを解除
して蓋を開けることができるように構成されているの
で、蓋をその閉じ位置にロックするロック機構および当
該ロック機構によるロックを解除する機構を小型でコン
パクトに構成することができる。
【0106】さらにまた、操作レバーを、その操作に伴
って可動側紙送り機構部に対して上下に回動させるよう
に構成してあり、開いた状態の蓋を閉じる際には、操作
レバーの前端部分が上方に向いているので、指などによ
って操作レバーを摘む作業を簡単に行なうことができ
る。また、蓋を閉じ位置にロックする際には、操作レバ
ーの回動によって、ロック機構によるロック状態を小さ
な操作力で簡単に形成できる。
【0107】これに加えて、本発明では、ロール紙収容
部を形成しているロールホルダの一部が蓋を開ける操作
に連動して前方に回動するので、蓋を開けた状態におい
てロールホルダへの記録紙ロールの装填作業、交換作業
を簡単に行なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るロール紙プリンタの外観
形状を示す前側斜視図である。
【図2】図1のロール紙プリンタのロール紙収容部を開
けた状態を示す前側斜視図である。
【図3】図1のロール紙プリンタの内部構造を示す前側
斜視図であり、外装ケースと操作レバーの操作用摘みお
よび排出テーブルを取り去った状態で示してある。
【図4】図3と同様の状態でのロール紙プリンタの背面
側斜視図である。
【図5】図3同様の状態でのロール紙プリンタの平面図
である。
【図6】図3に示す状態でもロール紙プリンタにおける
排出口の上側に位置する構成部品を省略して示す部分斜
視図である。
【図7】図6に示す状態から蓋を半開きにした場合の部
分斜視図である。
【図8】図1のロール紙プリンタにおける蓋の開閉に関
与する部分を取出して示す斜視図である。
【図9】図8に示す部分の右側側面図である。
【図10】図9の部分側面図である。
【図11】図8に示す部分の左側側面図である。
【図12】図8に示す状態のロール紙プリンタにおける
蓋のロックが外れた直後の状態を示す右側側面図であ
る。
【図13】ロール紙プリンタの蓋を図7に示す場合と同
様に半開きの状態にした場合の右側側面図である。
【図14】ロール紙プリンタの蓋を全開位置にした状態
の右側側面図である。
【図15】図14の状態におけるロール紙装填部を示す
部分斜視図である。
【図16】操作レバーに形成されている可動ガイドの動
作を示す説明図である。
【図17】操作レバーに形成されている可動ガイドの動
作を示す説明図である。
【図18】操作レバーに形成されている可動ガイドの動
作を示す説明図である。
【図19】ロール紙収容部の構成を示す部分斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ロール紙プリンタ 1A 本体フレーム 2 外装ケース 3 操作部 4 カートリッジの開閉蓋 5 蓋 5a ブラケット 5A 閉じ位置 5B 全開位置 6 排出口 7 操作レバー 8 操作用摘み 9 排出ドテーブル 10 記録紙ロール 10a 記録紙 11 ロール紙収容部 13 インクジェットヘッド 14 主ガイド軸 15 副ガイド軸 16 キャリッジ 17 タイミングベルト 18 キャリッジモータ 19 圧力ダンバ 20 カートリッジホルダ 21 インクカートリッジ 22 ヘッドキャップ 23 紙送りモータ 24 減速歯車列 25 紙送りローラ(第1のローラ) 26 オートカッタ 26a 可動刃 26b 固定刃 31 ピン(蓋5の回転中心) 32 紙送り機構 34 固定側紙送り機構部 35 可動側紙送り機構部 35A 動作位置 35B 待避位置 36 排紙側従動ローラ(第2のローラ) 36a 円盤ローラ 36b コイルばねからなるローラ支軸 37 従動ローラ(第3のローラ) 38 排紙側駆動ローラ(第4のローラ) 39 プラテン部材 40 印字位置 41 可動ガイド 41a ガイド面 42、43 歯車 44 歯車(従動歯車) 45 駆動歯車 50L、50R 平行リンク機構 51、52 支軸 53L、53L スイングアーム 54L、54R スイングアーム 55R、56R、55L、56L スイングアームの上
端部 57R、57L、58R、58L スイングアームの下
端部 59R、60R、59L、60L 支軸 71 レバー本体 72 レバー支持部材 72a レバー本体支持板部分 72b 固定刃カバー板部分 72c 連結板部分 72d(L)、72d(R) ブラケット 74L、74R コイルばね 75L、75R フック係合溝 73L,73R ロック用のフック 77L、77R 操作補助部 72e 操作レバーの角部分 72f(L)、72f(R) 係合突起 78L、78R 当接面 81、82 マイクロスイッチ 83、84 スイングレバー(検出素子) 111 ロール紙ホルダ 112 ロール紙ガイド 113 前壁部分 114 右側壁部分 115 後壁部分 116 底壁部分 117 左側壁部分 118 後壁部分 119 底壁部分 120 支軸 121 係合突起 54a スイングアームの前側端面 122 検出レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩谷 聡 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB12 AC07 AE04 AF06 DA11 2C060 BA02 BA08 BC03 BC04 BC12 BC41 BC72

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙収容部と、 このロール紙収納部を開閉するためにプリンタ前面に取
    り付けた蓋と、 前記ロール紙収納部に装填されている記録紙ロールから
    繰り出されるテープ状記録紙に印字を行なうための印字
    ヘッドと、 前記テープ状記録紙を前記印字ヘッドの印字位置を経由
    して搬送する紙送り機構であって、この紙送り機構は、
    プリンタ本体側に取り付けられた固定側紙送り機構部
    と、この前記固定側紙送り機構部に係合した動作位置お
    よび当該固定側紙送り機構部から離れた待避位置に移動
    可能な可動側紙送り機構部とを備えており、前記動作位
    置では、前記固定側紙送り機構部と前記可動側紙送り機
    構部の間に前記記録紙が挟まれた状態が形成されている
    紙送り機構と、 前記蓋を閉じる操作に連動して、前記可動側紙送り機構
    部を前記動作位置に移動させ、当該蓋を開く動作に連動
    して、前記可動側紙送り機構部を、前記動作位置におけ
    る姿勢を保持したまま、当該動作位置から前記待避位置
    に移動させる平行リンク機構と、を有しているプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記平行リンク機構は一対のスイングアームを備えてお
    り、 各スイングアームの下端部は前記ロール紙収容部側に回
    動可能に支持され、各スイングアームの上端部は前記可
    動側紙送り機構部にヒンジ結合されているプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記固定側紙送り機構部は、前記印字ヘッドに対して記
    録紙搬送方向の上流側および下流側にそれぞれ配置され
    た第1のローラおよび第2のローラを備えており、 前記可動側紙送り機構部は、前記動作位置にあるとき
    に、前記第1のローラに当接する第3のローラと、前記
    第2のローラに当接する第4のローラとを備えており、 前記第1および第3のローラの間および前記第2および
    第4のローラの間を通って前記記録紙が搬送されること
    を特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記固定側紙送り機構部は、更に、前記第1および第2
    のローラの一方を駆動するモータと、このモータの駆動
    力を前記可動側紙送り機構部に伝達するための駆動歯車
    とを備えており、 前記可動側紙送り機構部は、更に、前記動作位置にある
    ときに、前記駆動歯車にかみ合う従動歯車を備えてお
    り、当該従動歯車に伝達された前記モータの駆動力によ
    って、前記第3および第4のローラのうちの一方が駆動
    されることを特徴とするプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記モータによって前記第1および第4のローラが駆動
    され、 前記可動側紙送り機構部は、前記動作位置において、前
    記第3のローラを前記第1のローラに押し付けるばねを
    備えていることを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記第2のローラを、当該第2のローラおよび前記第4
    のローラの間を搬送される記録紙に対して、微小な接触
    部分をもって押圧可能な形状とし、前記第4のローラの
    回転に伴って従動回転するように構成されていることを
    特徴とするプリンタ。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記可動側紙送り機構部は、前記第3および第4のロー
    ラを回転自在に支持しているローラ支持部材と、このロ
    ーラ支持部材に取り付けられていると共に前記第3およ
    び第4のローラの間に配置されたプラテン板とを備えて
    おり、このローラ支持部材に前記一対のスイングアーム
    の一端がヒンジ結合されていることを特徴とするプリン
    タ。
  8. 【請求項8】 請求項1において、更に、 前記可動側紙送り機構部に対して上下方向に回動可能に
    取り付けられた操作レバーと、当該可動側紙送り機構部
    を前記動作位置にロックするためのロック機構とを有
    し、 前記操作レバーを回動すると、前記ロック機構による前
    記可動側紙送り機構部のロックが解除されることを特徴
    とするプリンタ。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記操作レバーは前記可動側紙送り機構部からプリンタ
    本体の前方に突出しているガイドテーブルを備えてお
    り、 前記可動側紙送り機構部が前記動作位置にあるときに、
    当該可動側紙送り機構部および前記固定側紙送り機構部
    の間を通って外部に排出される記録紙が、当該ガイドテ
    ーブルによって案内されることを特徴とするプリンタ。
  10. 【請求項10】 請求項8において、 前記ロック機構は、前記操作レバーと一体となって上下
    に回動可能なフックと、このフックが下側から係合可能
    なプリンタ本体側に形成されたフック受けと、前記フッ
    クを前記フック受けに対して係合する方向に付勢してい
    るばねとを備えていることを特徴とするプリンタ。
  11. 【請求項11】 請求項8において、 前記蓋の開閉に連動して、前記操作レバーを前記可動側
    紙送り機構部に対して上下方向に回動させる操作レバー
    回動手段を有していることを特徴とするプリンタ。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記操作レバー回動手段は、当該前記操作レバーの回動
    中心からプリンタ本体前方の位置において当該操作レバ
    ーに形成した係合部と、前記平行リンク機構に形成した
    被係合部とを備えており、 前記蓋を開く操作に連動して、前記係合部が前記被係合
    部に係合して、前記操作レバーを、その前方側部分が上
    方に移動するように、前記回動中心を中心として押し上
    げることを特徴とするプリンタ。
  13. 【請求項13】 請求項11において、 前記操作レバー回動手段は、当該前記操作レバーの回動
    中心からプリンタ本体前方の位置において当該操作レバ
    ーに形成した係合部と、前記平行リンク機構に形成した
    被係合部とを備えており、 前記蓋を閉じる操作に連動して、前記係合部が前記被係
    合部に係合して、前記操作レバーを、その後方側部分が
    下方に移動するように、前記回動中心を中心として回動
    させ、前記可動側紙送り機構部が前記動作位置に到る
    と、前記係合部と前記被係合部との係合が外れることを
    特徴とするプリンタ。
  14. 【請求項14】 請求項8において、更に、 前記固定側紙送り機構部に設けられた可動刃と、前記可
    動側紙送り機構部に設けられた固定刃とから構成される
    記録紙切断用のカッタを有しており、 前記操作レバーは、前記可動側紙送り機構部が前記待避
    位置にあるときに、前記固定刃の前方を覆い隠す保護カ
    バーを備えていることを特徴とするプリンタ。
  15. 【請求項15】 請求項8において、更に、 前記ロール紙収容部に収容されている記録紙ロールから
    繰り出された記録紙を前記紙送り機構部に案内するため
    の可動ガイドを有しており、 この可動ガイドは、前記可動側紙送り機構部に取付けら
    れていると共に、前記操作レバーと連動して移動するこ
    とを特徴とするプリンタ。
  16. 【請求項16】 請求項15において、 前記可動ガイドは、前記操作レバーの回動中心を中心と
    して、当該操作レバーと一体となって回動することを特
    徴とするプリンタ。
  17. 【請求項17】 請求項15において、 前記固定側紙送り機構部は、前記印字ヘッドに対して記
    録紙搬送方向の上流側および下流側にそれぞれ配置され
    た第1のローラおよび第2のローラを備えており、 前記可動側紙送り機構部は、前記動作位置にあるとき
    に、前記第1のローラに当接する第3のローラと、前記
    第2のローラに当接する第4のローラとを備えており、 前記第1および第3のローラの間および前記第2および
    第4のローラの間を通って前記記録紙が搬送されるよう
    になっており、 更に、前記可動側紙送り機構部が前記動作位置にあると
    きに、前記第1および第3のローラの当接位置に対し
    て、前記第1のローラの側に位置するように前記可動ガ
    イドを押しているばねを有していることを特徴とするプ
    リンタ。
  18. 【請求項18】 請求項15ないし17のうちのいずれ
    かの項において、更に、 前記可動ガイドの位置を検出するガイド検出器と、前記
    可動側紙送り機構部が前記動作位置にあるときに、前記
    可動ガイド上に記録紙があるか否かを検出する記録紙検
    出器とを有していることを特徴とするプリンタ。
  19. 【請求項19】 請求項1において、 前記ロール紙収容部は、前記記録紙ロールを支持するロ
    ールホルダを備えており、 このロールホルダの少なくとも一部は、その下端部を中
    心として前方に回動可能なホルダ可動部であり、 前記蓋を開く操作に連動して、前記ホルダ可動部が前方
    に回動することを特徴とするプリンタ。
  20. 【請求項20】 請求項19において、 前記ロールホルダは、底壁部分と、前記蓋に対峙してい
    る前壁部分と、後壁部分と、左右の側壁部分とを備えて
    おり、 前記ホルダ可動部は、少なくとも前記前壁部分を含むこ
    とを特徴とするプリンタ。
  21. 【請求項21】 請求項1において、 前記蓋の下端部は、前記ロール紙収容部側に対して回動
    可能に支持されており、 更に、前記蓋を前記平行リンク機構に対して常に押し付
    けているばねを有していることを特徴とするプリンタ。
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