JP2001156397A - 面発光型半導体レーザおよび面発光型半導体レーザアレイ - Google Patents

面発光型半導体レーザおよび面発光型半導体レーザアレイ

Info

Publication number
JP2001156397A
JP2001156397A JP33968599A JP33968599A JP2001156397A JP 2001156397 A JP2001156397 A JP 2001156397A JP 33968599 A JP33968599 A JP 33968599A JP 33968599 A JP33968599 A JP 33968599A JP 2001156397 A JP2001156397 A JP 2001156397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center
axis
intersection
laser
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33968599A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Nishida
哲朗 西田
Takayuki Kondo
貴幸 近藤
Takeshi Kaneko
剛 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP33968599A priority Critical patent/JP2001156397A/ja
Publication of JP2001156397A publication Critical patent/JP2001156397A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ光の偏光方向の制御が可能である面発
光型半導体レーザおよび面発光型半導体レーザアレイを
提供する。 【解決手段】 面発光レーザ100は、共振器120に
形成された柱状部110上面の中心130を通り互いに
直交する軸をx軸としたとき、中心130から、x軸と
半導体基板101の側面との第1の交点Paまでの距離
aが、中心130から、x軸と半導体基板101の側
面との第2の交点Pbまでの距離Lbよりも小さい。以上
により、上記目的を達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板に対し
て垂直にレーザ光を出射する面発光型半導体レーザに関
する。
【0002】
【背景技術】面発光型半導体レーザは、半導体基板に対
して垂直にレーザ光を出射する半導体レーザであり、半
導体基板上に垂直方向に共振器が設けられている。この
共振器は、レーザ光を発振させた後出射させるものであ
り、反射層、活性層、反射層が順に堆層されて構成され
る。
【0003】面発光型半導体レーザは、アレイ化(同一
半導体基板上に多数のレーザを配置すること)が容易、
しきい値電流が小さい、発振波長が安定、端面レーザに
比べてレーザ放射角が等方的で、かつ小さい等の優れた
特徴を有する。よって、面発光型半導体レーザは、2次
元集積化が可能な半導体レーザとして、光並列通信や光
並列演算、レーザビームプリンタ等のへの応用が期待さ
れている。
【0004】一方、半導体レーザを用いて光学装置を構
築する場合、偏光子やビームスプリッタなどの機器を使
用することが多い。偏光子やビームスプリッタなどの機
器は、反射率が偏光方向に依存する。このため、半導体
レーザを光学装置に組み込んで使用する場合、レーザ光
の偏光方向の制御が不十分であると、方向により光の強
度が変化する等の問題が発生するため、レーザ光の偏光
方向を制御することが重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、面発光
型半導体レーザは、共振器が等方的な構造を有すること
から、共振器から出射されるレーザ光の放射角が等方的
であるため、レーザ光の偏光方向の制御が困難であっ
た。このため、面発光型半導体レーザにおいて、レーザ
光の偏光方向を制御しようとする試みがなされており、
例えば、特開平8−116130号公報や、特開平6−
224515号公報に面発光型半導体レーザの偏光方向
の制御に関する技術が開示されている。
【0006】本発明の目的は、レーザ光の偏光方向が制
御された面発光型半導体レーザおよび面発光型半導体レ
ーザアレイを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)本発明にかかる面
発光型半導体レーザは、共振器が半導体基板上に垂直方
向に形成され、該共振器より該半導体基板に垂直な方向
へレーザ光を出射する面発光型半導体レーザであって、
少なくとも前記共振器の一部を含む柱状の半導体堆積体
を有し、前記半導体堆積体上面の中心を通る軸をx軸と
したとき、前記中心から、前記x軸と前記半導体基板の
側面との第1の交点までの距離L aが、該中心から、該
x軸と該半導体基板の側面との第2の交点までの距離L
bよりも小さい面発光型半導体レーザである。
【0008】ここで、前記中心から、前記x軸と前記半
導体基板の側面との第2の交点までの距離Lbとは、該
x軸と該半導体基板の側面との交点のうち、前記第1の
交点とは異なる交点をいう。
【0009】上記の構成を有する面発光型半導体レーザ
に電流を流入して駆動させた場合、面発光型半導体レー
ザ自体が発熱することにより、面発光型半導体レーザが
熱膨張するために、面発光型半導体レーザ内に応力が発
生し、かかる応力による歪みが面発光型半導体レーザ内
に生じる。面発光型半導体レーザに作用する応力のう
ち、前記半導体堆積体上面の中心から前記第1の交点ま
での距離Laは、該中心から第2の交点までの距離Lb
りも小さいことから、前記中心から前記第1の交点に向
かう方向への熱の拡散は、前記中心から前記第2の交点
に向かう方向への熱の拡散と比較して小さいため、前記
中心から前記第1の交点に向かう方向への応力は、前記
中心から前記第2の交点に向かう方向への応力より大き
くなる。この結果、前記中心から前記第1の交点に向か
う方向への歪みが、面発光型半導体レーザ中に生じる。
したがって、かかる歪みは、面発光型半導体レーザ中に
含まれる活性層にも生じるため、活性層においてレーザ
光の光学利得の異方性が発現し、レーザ光の利得が前記
中心から前記第1の交点に向かう方向に垂直な方向すな
わち前記x軸に垂直な方向に優位となる。この結果、前
記x軸に垂直な方向に偏光したレーザ光を得ることがで
きる。以上により、レーザ光の偏光方向の制御を行うこ
とができる。
【0010】(2)また、上記面発光型半導体レーザに
おいて、前記中心から前記第1の交点までの距離La
80μm以下であることが望ましい。
【0011】前記中心から前記第1の交点までの距離L
aが80μmを超えると、前記中心から前記第1の交点
に向かう方向への熱の拡散と、前記中心から前記第2の
交点に向かう方向への熱の拡散との差が小さくなること
から、前記中心から前記第1の交点に向かう方向への歪
みが小さくなり、前記中心から前記第1の交点に向かう
方向への活性層における歪みも小さくなるため、活性層
においてレーザ光の光学利得の異方性が発現しにくくな
り、結果としてレーザ光の偏光方向の制御が困難とな
る。しかしながら、本発明の面発光型半導体レーザにお
いて、前記中心から第1の交点までの距離Laを80μ
m以下にすることにより、前記中心から前記第1の交点
に向かう方向への熱の拡散が、前記中心から前記第2の
交点に向かう方向への熱の拡散と比較して小さくなるた
め、前記中心から前記第1の交点に向かう方向への歪み
が活性層を含む面発光型半導体レーザ中に生じ、活性層
においてレーザ光の光学利得の異方性が発現し、結果と
してレーザ光の偏光方向の制御をすることができるた
め、レーザ光の偏光方向を確実に制御することができ
る。
【0012】(3)さらにこの場合、より確実にレーザ
光の偏光方向を制御するためには、前記中心から前記第
1の交点までの距離Laを70μm以下にすることがよ
り望ましい。
【0013】(4)さらに、上記面発光型半導体レーザ
において、前記半導体基板の側面のうち少なくとも1の
側面が劈開面であり、かつ前記第1の交点が該劈開面上
の所定の位置に形成され得る。
【0014】(5)さらに、上記面発光型半導体レーザ
において、前記中心を通り前記x軸に直交する軸をy軸
としたとき、前記中心から、前記y軸と前記半導体基板
の側面との第1の交点までの距離L c、および該中心か
ら、該y軸と該半導体基板の側面との第2の交点までの
距離Ldが、いずれも該中心から、前記x軸と該半導体
基板の側面との前記第1の交点までの距離Laより大き
いことが望ましい。
【0015】本発明の面発光型半導体レーザが上記構成
を有することにより、前記中心から該x軸と該半導体基
板の側面との第1の交点に向かう方向への応力は、前記
中心から該x軸と該半導体基板の側面との第2の交点に
向かう方向への応力のみならず、前記中心から該y軸と
該半導体基板の側面との第1の交点に向かう方向への応
力、および前記中心から該y軸と該半導体基板の側面と
の第2の交点に向かう方向への応力より大きくなる。こ
れにより、前記中心から該x軸と該半導体基板の側面と
の第1の交点に向かう方向への歪みが相対的に大きくな
る。これにより、レーザ光の利得が、前記x軸と垂直な
方向の偏光に対してさらに優位となる。この結果、前記
x軸と垂直な方向により偏光したレーザ光を得ることが
できる。
【0016】(6)また、上記面発光型半導体レーザに
おいて、前記半導体基板の平面形状が矩形であり、かつ
該矩形の各辺の長さが200μm以上であることが望ま
しい。本発明の面発光型半導体レーザにおいて、前記半
導体基板の平面形状が矩形であり、かつ該矩形の各辺の
長さが200μm以上であることにより、前記中心から
前記第1の交点までの距離Laと、前記中心から前記第
2の交点までの距離Lbとの差を確保することができる
ため、活性層を含む面発光型半導体レーザ中に前記中心
から前記第1の交点に向かう方向への歪みが確実に生じ
る。これにより、活性層においてレーザ光の光学利得の
異方性が発現し、結果としてレーザ光の偏光方向の制御
をすることができるため、レーザ光の偏光方向を確実に
制御することができる。
【0017】(7)さらに、上記面発光型半導体レーザ
において、前記半導体堆積体の平面形状が円形であるこ
とが望ましい。
【0018】(8)前記面発光型半導体レーザの好まし
い態様としては、共振器が半導体基板上に垂直方向に形
成され、該共振器より該半導体基板に垂直な方向へレー
ザ光を出射する面発光型半導体レーザであって、前記半
導体基板の平面形状が矩形であり、かつ該矩形の各辺の
長さが200μm以上であって、少なくとも前記共振器
の一部を含む柱状の半導体堆積体を有し、前記半導体堆
積体の平面形状が円形であって、前記半導体堆積体上面
の中心を通る軸をx軸としたとき、前記中心から、前記
x軸と前記半導体基板の側面との第1の交点までの距離
aが80μm以下であり、前記中心から、前記x軸と
前記半導体基板の側面との第2の交点までの距離L
bが、該中心から前記第1の交点までの距離Laよりも大
きい面発光型半導体レーザがある。
【0019】この面発光型半導体レーザによれば、前述
した効果を奏することができる。
【0020】(9)本発明の面発光型半導体レーザアレ
イは、前述した本発明の面発光型半導体レーザを複数個
並べることにより形成される。
【0021】この面発光型半導体レーザアレイによれ
ば、面発光型半導体レーザを複数個並べることにより形
成されるため、面発光型半導体レーザを所定数、所定の
配列にて形成することにより、用途や目的に応じて最適
な面発光レーザアレイを得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しながら説明する。
【0023】(第1の実施の形態) (デバイスの構造)図1は、本実施の形態にかかる面発
光型半導体レーザ100(以下、「面発光レーザ」とい
う)を、図2のA−A線に沿って切断した断面図であ
る。図2は、図1に示される面発光レーザ100を、レ
ーザ光の出射口に対向する側から見た平面の要部を模式
的に示す図である。
【0024】まず、図1および図2に示す面発光レーザ
100の構造について説明する。面発光レーザ100
は、半導体基板101および半導体基板101上に形成
された垂直共振器(以下、「共振器」とする)120を
含み構成される。
【0025】共振器120は、n型GaAsからなるバ
ッファ層102、n型AlAs層とn型Al0.15Ga
0.85As層とを交互に積層した30.5ペアの分布反射
型多層膜ミラー(以下、「下部ミラー」という)10
3、n型Al0.5Ga0.5Asからなるn型クラッド層1
04、GaAsウエル層とAl0.3Ga0.7Asバリア層
からなり、ウエル層が3層で構成される多重井戸構造の
活性層105、Al0.5Ga0.5Asからなるp型クラッ
ド層106、p型AlAsからなる電流狭窄部層107
ならびに電流狭窄部層107の周囲に形成された誘電体
層111、p型Al0.89Ga0.11As層とp型Al0.15
Ga0.85As層とを交互に積層した25ペアの分布反射
型多層膜ミラー(以下、「上部ミラー」という)10
8、およびp型GaAsからなるコンタクト層109が
半導体基板101上に順次積層されて構成される。
【0026】上部ミラー108は、Znがドーピングさ
れることによりp型にされ、下部ミラー103は、Se
がドーピングされることによりn型にされている。した
がって、上部ミラー108、不純物がドーピングされて
いない活性層105、および下部ミラー103により、
pinダイオードが形成される。
【0027】また、共振器120のうち面発光レーザ1
00のレーザ光出射側からn型クラッド層104にかけ
ての部分が、レーザ光出射側からから見て円形の形状に
エッチングされて柱状部110が形成されている。ここ
で、柱状部110とは、共振器120の一部であって、
柱状の半導体堆積体のことをいう。なお、本実施の形態
では、柱状部110の平面形状を円形としたが、この形
状は任意の形状をとることが可能である。
【0028】また、柱状部110の平面形状が円形とす
ることが好ましい。この円の直径は、例えば加工プロセ
スの精度、条件によって調整されるが、例えば5〜50
μmの範囲にする。
【0029】本実施の形態にかかる面発光レーザ100
は、共振器120に形成された柱状部110上面の中心
130を通る軸をx軸としたとき、中心130から、x
軸と半導体基板101の側面との第1の交点Paまでの
距離Laが、中心130から、x軸と半導体基板101
の側面との第2の交点Pbまでの距離Lbよりも小さいこ
とを特徴とする。
【0030】本実施の形態にかかる面発光レーザ100
において、x軸と半導体基板101の側面との第2の交
点Pbとは、x軸と半導体基板101の側面との交点の
うち、第1の交点Paと異なる交点をいう。
【0031】図1に示される面発光レーザ100におい
ては、中心130から、x軸と半導体基板101の側面
との第1の交点Paまでの距離Laが、中心130から、
x軸と半導体基板101の側面との第2の交点Pbまで
の距離Lbより小さくなるように柱状部110が形成さ
れていることにより、後述する作用により、レーザ光の
偏光方向を制御することができる。
【0032】この場合、中心130から、x軸と半導体
基板101の側面との第1の交点P aまでの距離Laは、
80μm以下であることが望ましく、70μm以下であ
ることがより望ましい。その理由は後述する。また、こ
の場合において、x軸と半導体基板101の側面との第
1の交点Paまでの距離Laは、前述した柱状部110の
平面形状を考慮して設定する必要がある。例えば、図1
に示されるように、柱状部110の平面形状が円形の場
合、x軸と半導体基板101の側面との第1の交点Pa
までの距離Laは、少なくとも該円の半径より大きくな
るように形成される。
【0033】また、図1に示される面発光レーザ100
においては、半導体基板101の側面のうち、第1の交
点Paが形成されている面が劈開面である。すなわち、
第1の交点Paは半導体基板101の劈開面上に形成さ
れている。
【0034】また、この場合、中心130を通りx軸に
直交する軸をy軸としたとき、中心130から、y軸と
半導体基板101の側面との第1の交点Pcまでの距離
c、および、中心130から、y軸と半導体基板10
1の側面との第2の交点Pdまでの距離Ldが、いずれも
中心130から第1の交点Paまでの距離Laより大き
い。これにより、後述する効果を奏する。
【0035】さらに、柱状部110の側面の一部分およ
び下部ミラー103の上面を覆うようにして、シリコン
酸化膜(SiO2膜)からなる絶縁層112が形成され
ている。また、絶縁層112の上面、および柱状部11
0の側面であって絶縁層112が形成されていない部分
の上面には、上部電極113が形成されている。
【0036】また、本実施の形態にかかる面発光レーザ
100においては、図2に示されるように、上部電極1
13の平面形状が矩形である場合を示したが、半導体基
板101の平面形状が矩形である場合、該矩形の各辺の
長さは200μm以上であることが望ましい。その理由
は後述する。
【0037】さらに、柱状部110上面の中央部には、
レーザ光の出射口となる開口部116が形成されてい
る。また、半導体基板101の裏面には、下部電極11
5が形成されている。ここで、半導体基板101の裏面
とは、半導体基板101において共振器120が形成さ
れている面と反対側の面をいう。
【0038】そして、上部電極113からの電流を柱状
部110の中央部分に集中させるために、電流狭窄部層
107の周囲から数μm程度の領域に、酸化アルミニウ
ムからなる誘電体層111が形成されている。
【0039】(デバイスの製造プロセス)次に、本実施
の形態にかかる面発光レーザ100の製造方法につい
て、図3〜5を用いて説明する。図3〜5は、本実施の
形態にかかる面発光レーザ100の製造方法の工程を模
式的に示す断面図である。
【0040】本実施の形態にかかる面発光レーザ100
の製造方法は、以下の工程(a)および(b)からな
る。工程(a)は、半導体基板101の表面に、活性層
105を含む半導体堆積層150を形成し、半導体堆積
層150から、半導体基板101と垂直な方向にレーザ
光を出射する柱状部110を含む共振器120を形成す
る工程である。工程(b)は、共振器120に上部電極
113および下部電極115を設置する工程である。
【0041】まず、工程(a)について説明する。
【0042】(a)n型GaAsからなる半導体基板1
01の表面に、組成を変調させながらエピタキシャル成
長させることにより、図3に示される半導体堆積層15
0を形成する。ここで、半導体堆積層150とは、n型
GaAsからなるバッファ層102、n型AlAs層と
n型Al0.15Ga0.85As層とを交互に積層した下部ミ
ラー103、n型Al0.5Ga0.5Asからなるn型クラ
ッド層104、GaAsウエル層とAl0.3Ga0.7As
バリア層からなり、ウエル層が3層で構成される多重井
戸構造の活性層105、Al0.5Ga0.5Asからなるp
型クラッド層106、p型AlAsからなる電流狭窄部
層107、p型Al0.89Ga0.11As層とp型Al0.15
Ga0.85As層とを交互に積層した上部ミラー108、
およびp型GaAsからなるコンタクト層109をい
う。これらの層を順に半導体基板101の表面に堆層さ
せて、半導体堆積層150を形成する。ここで、半導体
基板101の表面とは、半導体基板101において、後
の工程において共振器120を形成する側の面をいう。
【0043】エピタキシャル成長を行う際の温度は、半
導体基板101の種類、あるいは形成する半導体堆積層
150の種類や厚さによって適宜決定されるが、一般
に、700℃〜800℃であるのが好ましい。また、エ
ピタキシャル成長を行う際の所要時間も、温度と同様に
適宜決定される。また、エピタキシャル成長させる方法
としては、有機金属気相成長(MOVPE:Metal
−Organic Vapor Phase Epit
axy)法や、MBE法(MolecularBeam
Epitaxy)法、あるいはLPE法(Liqui
d PhaseEpitaxy)を用いることができ
る。
【0044】続いて、コンタクト層109上に、フォト
レジスト(図示しない)を塗布した後フォトリソグラフ
ィーにより該フォトレジストをパターニングすることに
より、所定のパターンのレジスト層(図示しない)を形
成する。ついで、このレジスト層をマスクとして反応性
イオンエッチングにより、コンタクト層109、上部ミ
ラー108、電流狭窄部層107、p型クラッド層10
6、活性層105、およびn型クラッド層104をエッ
チングして、図4に示されるように、柱状の半導体堆積
体である柱状部110を設ける。
【0045】この場合、柱状部110の上面の中心を通
り互いに直交する軸をx軸としたとき、柱状部110の
中心130から、x軸と半導体基板101の側面との第
1の交点までの距離が、中心130から、x軸と半導体
基板101の側面との第2の交点までの距離と、中心1
30から、y軸と半導体基板101の側面との第1の交
点までの距離と、中心130から、y軸と半導体基板1
01の側面との第2の交点までの距離とを比較して最も
小さくなるような位置に、柱状部110を形成する。す
なわち、本工程に引き続き後述する工程を経て最終的に
得られる面発光レーザ100において、図2に示される
ように、中心130から、x軸と半導体基板101の側
面との第1の交点Paまでの距離Laが、中心130か
ら、x軸と半導体基板101の側面との第2の交点Pb
までの距離Lb、中心130から、y軸と半導体基板1
01の側面との第1の交点Pcまでの距離Lc、および中
心130から、y軸と半導体基板101の側面との第2
の交点Pdまでの距離Ldのいずれよりも小さくなるよう
に、柱状部110を形成する。
【0046】次いで、p型AlAs層からなる電流狭窄
部層107を、400℃程度の水蒸気雰囲気下に例えば
20〜90分程度の適切な時間さらす。この工程によ
り、AlAs層がその露出面から内側へと酸化されてい
き、絶縁体である酸化アルミニウムが形成される。すな
わち、電流狭窄部層107の外周部が酸化されて、図5
に示されるように、酸化アルミニウムからなる誘電体層
111が形成される。以上により、半導体基板101上
に共振器120が形成される。
【0047】続いて、工程(b)について説明する。
【0048】(b)まず、上部ミラー103上面および
柱状部110の側面の一部に、上部電極113と半導体
基板101上に形成された上部ミラー103等の半導体
層とを絶縁するための絶縁層112を形成する。次に、
真空蒸着法により、絶縁層112の上面および柱状部1
10の側面であって絶縁層112が形成されていない部
分に、金および亜鉛からなる合金層(図示しない)を形
成した後、フォトリソグラフィ法を用いて前記合金層を
パターニングすることにより、開口部116を形成す
る。以上の工程により上部電極113が形成される。続
いて、半導体基板101の裏面に、真空蒸着法により、
金およびゲルマニウムから構成される合金層からなる下
部電極115を形成する。以上のプロセスを経て、図1
〜図3に示される面発光レーザ100が得られる。
【0049】(デバイスの動作、作用および効果)第1
の形態にかかる面発光レーザ100の一般的な動作を以
下に示す。
【0050】上部電極113と下部電極115とで、p
inダイオードに順方向の電圧を印加すると、活性層1
05において、電子と正孔との再結合が起こり、前記再
結合による発光が生じる。そこで生じた光が上部ミラー
108と下部ミラー103との間を往復する際に誘導放
出が起こり、光の強度が増幅される。光利得が光損失を
上まわると、レーザ発振が起こり、上部電極113の開
口部から半導体基板101に対して垂直方向にレーザ光
が出射される。
【0051】次に、第1の実施の形態にかかる面発光レ
ーザ100における作用および効果を説明する。
【0052】(1)本実施の形態にかかる面発光レーザ
100においては、中心130から、x軸と半導体基板
101の側面との第1の交点Paまでの距離Laが、中心
130から、x軸と半導体基板101の側面との第2の
交点Pbまでの距離Lbよりも小さいことを特徴とする。
かかる面発光レーザ100を駆動させるために電流を注
入すると、面発光レーザ100自体が発熱し、面発光レ
ーザ100自体が熱膨張することにより面発光レーザ1
00に応力が発生し、かかる応力による歪みが面発光レ
ーザ100中に生じる。ここで、面発光レーザ100に
作用する応力のうち、+x軸方向の応力をta、−x軸
方向の応力をtb、+y軸方向の応力をt c、および−y
軸方向の応力をtdとすると、中心130から第1の交
点Paまでの距離Laは、前記距離Lbよりも小さいこと
から、+x軸方向すなわち中心130から第1の交点P
aへと向かう方向への熱の拡散は、−x軸方向すなわち
中心130から第2の交点Pbへと向かう方向への熱の
拡散と比較して小さい。このため、+x軸方向の応力は
−x軸方向への応力より大きくなる。すなわち、ta
bより大きくなる。この結果、+x軸方向への歪みが
面発光レーザ100に生じる。かかる歪みは、面発光レ
ーザ100中の他の層と同様に活性層105にも生じる
ため、活性層105においてレーザ光の光学利得の異方
性が発現し、レーザ光の利得がx軸に垂直な方向に優位
となる。この結果、x軸に垂直な方向に偏光したレーザ
光を得ることができる。
【0053】(2)中心130から第1の交点Paまで
の距離Laを80μm以下にすることにより、+x軸方
向への熱の拡散が十分に小さくなるため、+x軸方向へ
の歪みが生じるため、レーザ光の偏光方向を確実に制御
することができる。より確実にレーザ光の偏光方向を制
御するためには、中心130から第1の交点Paまでの
距離Laを70μm以下にすることがより望ましい。
【0054】(3)第1の実施の形態にかかる面発光レ
ーザ100において、半導体基板101の側面のうち少
なくとも1の側面が劈開面であり、かつ第1の交点Pa
が該劈開面上に形成されている。
【0055】(4)中心130から、y軸と半導体基板
101の側面との第1の交点Pcまでの距離Lc、およ
び、中心130から、y軸と半導体基板101の側面と
の第2の交点Pdまでの距離Ldが、ともに中心130か
ら第1の交点Paまでの距離Laよりも大きいことによ
り、面発光レーザ100に発生する応力のうち、+x軸
方向すなわち中心130から第1の交点Paへと向かう
方向への熱の拡散が、+y軸方向すなわち中心130か
ら第1の交点Pcへと向かう方向への熱の拡散、ならび
に−y軸方向すなわち中心130から第2の交点Pd
と向かう方向への熱の拡散のいずれよりも小さくなる。
このため、+x軸方向の応力は、前述した−x軸方向の
みならず、+y軸方向および−y軸方向への応力より大
きくなる。すなわち、taはtb、tc、およびtdのいず
れよりも大きくなるため、+x軸方向への歪みが相対的
に大きくなる。これにより、レーザ光の利得がx軸に垂
直な方向の偏光に対してより優位となる。この結果、x
軸に垂直な方向へとより偏光したレーザ光を得ることが
できる。
【0056】(5)半導体基板101の平面形状が矩形
であり、かつ該矩形の各辺の長さが200μm以上であ
ることにより、+x軸方向への熱の拡散と他の方向への
熱の拡散との間に十分な差が生じるため、+x軸方向へ
の歪みが、活性層105を含む面発光レーザ100内に
確実に生じる。これにより、レーザ光の偏光方向を安定
して制御することができる。
【0057】(第2の実施の形態) (デバイスの構造)図6は、本発明の第2の実施の形態
にかかる面発光型半導体レーザアレイ300(以下、
「面発光レーザアレイ」という)を、レーザ光の出射口
に対向する側から見た平面の要部を模式的に示す図であ
る。
【0058】第2の実施の形態にかかる面発光レーザア
レイ300は、図6に示されるように、面発光レーザ2
00を複数個並べることによりアレイ化されて形成され
ている。ここで、面発光レーザ200は、上部電極21
3の形状が、図1に示される第1の実施の形態にかかる
面発光レーザ100に設置された上部電極113の形状
と異なることを除いて、面発光レーザ100とほぼ同様
の構成を有する。すなわち、本実施の形態にかかる面発
光レーザアレイ300に含まれる面発光レーザ200に
おいても、面発光レーザ100と同様に、中心130か
ら、x軸と半導体基板101(図示しない)の側面との
第1の交点Pa'までの距離La'が、中心130から、x
軸と半導体基板101の側面との第2の交点Pb'までの
距離Lb'よりも小さいことを特徴とする。
【0059】(デバイスの製造プロセス)第2の実施の
形態にかかる面発光レーザアレイ300の製造方法は、
第1の実施の形態にかかる面発光レーザ100の製造方
法と基本的には同じであり、面発光レーザ100とほぼ
同様の構成を有する面発光レーザ200を複数個並べて
形成されたものである。よって、その説明を省略する。
【0060】(デバイスの動作、作用および効果)第2
の形態にかかる面発光レーザアレイ300の動作は、第
1の実施の形態にかかる面発光レーザ100の動作と同
様である。よって、その説明を省略する。
【0061】また、第2の実施の形態にかかる面発光レ
ーザアレイ300の作用および効果は、第1の実施の形
態にかかる面発光レーザ100の作用および効果とほぼ
同様であり、さらに、以下の効果を有する。
【0062】面発光レーザアレイ300を形成する際に
は、一度に複数個の面発光レーザ200を同一工程によ
って設置することができる。さらに、面発光レーザ20
0を所定数、所定の配列にて形成することにより、用途
や目的に応じた面発光レーザアレイ300を得ることが
できる。
【0063】なお、上記の実施の形態において、各半導
体層におけるp型とn型とを入れ替えても本発明の趣旨
を逸脱するものではない。上記の実施の形態では、Al
GaAs系のものについて説明したが、発振波長に応じ
てその他の材料系、例えば、GaInP系、ZnSSe
系、InGaN系の半導体材料を用いることも可能であ
る。
【0064】また、上記の実施の形態における面発光レ
ーザの駆動方法は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しな
い限り、種々の変更が可能である。また、上記の実施の
形態では、柱状部が一つである面発光レーザを示してい
るが、基板面内で柱状部が複数個あっても本発明の形態
は損なわれない。
【0065】次に、本発明の一実施例を以下に示す。
【0066】
【実施例】各辺が400×400μmの矩形状の平面形
状を有する半導体基板上に、前述した本発明の第1の実
施の形態にかかる面発光レーザの製造方法により、前述
した本発明の第1の実施の形態にかかる面発光レーザと
ほぼ同様の構成を有する面発光レーザを製造した。製造
した面発光レーザをサンプル1〜4とする。また、サン
プル1〜4にかかる面発光レーザにおいて、柱状部の平
面形状は円形であり、該円の直径は、15μmであっ
た。
【0067】サンプル1〜4にかかる面発光レーザを図
2における平面図に示した場合において、柱状部110
上面の中心を通り互いに直交する軸をx軸およびy軸と
したとき、柱状部110の中心130からx軸と半導体
基板101との第1の交点P aまでの距離La、中心13
0から第2の交点Pbまでの距離Lb、中心130から第
1の交点Pcまでの距離Lc、および中心130から第2
の交点Pdまでの距離Ldを変化させ、表1に示される値
を有するようにした。サンプル1〜4にかかる面発光レ
ーザについて、偏波消光比(dB)を以下の方法により
測定した。なお、偏波消光比(dB)とは、直交する2
方向の光強度を測定し、その強度比をデシベル(表示)
としたものである。したがって、偏波消光比の値が大き
いということは、レーザ光の偏光方向が制御されている
ことを示しており、一方、偏波消光比の値が小さけれ
ば、レーザ光の偏光方向の制御が十分になされていない
といえる。
【0068】
【表1】 偏波消光比については、市販の偏波消光比測定機を用
い、面発光レーザのサンプルから出射されるレーザ光を
偏光子を通してパワーメータにて光強度測定を行い、次
に、偏光子を90°回転させて同様に光強度の測定を行
い、これを2つの光強度から求めた。
【0069】以上の測定結果により得られたサンプル1
〜4にかかる面発光レーザの偏波消光比(dB)と、サ
ンプル1〜4にかかる面発光レーザを図2に示される平
面図に表した場合に、柱状部110上面の中心130か
らx軸と半導体基板101との第1の交点Paまでの距
離Laとの関係を図7に示す。
【0070】図7を参照すると、サンプル4にかかる面
発光レーザにおいては、柱状部110の中心130から
第1の交点Paまでの距離Laが100μmであるが、こ
の場合、偏波消光比の値が4.8dBと小さく、レーザ
光の偏光方向の制御が十分に達成されていないことがわ
かった。この結果より、サンプル4は比較例とみなすこ
ととする。
【0071】一方、柱状部110の中心130から第1
の交点Paまでの距離Laが80μm以下である場合に
は、レーザ光の偏光方向の制御が十分なされており、偏
波消光比が大きな値を有することが明らかになった。特
に、柱状部110の中心130から第1の交点Paまで
の距離Laが70μm以下である場合には、偏波消光比
(dB)が20dB前後の値を示すことが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる面発光型半
導体レーザの断面を模式的に示す図である。
【図2】図1に示す面発光型半導体レーザを、レーザ光
の出射口に対向する側から見た平面の要部を模式的に示
す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかる面発光型半
導体レーザの製造方法の第1の工程を模式的に示す斜視
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態にかかる面発光型半
導体レーザの製造方法の第2の工程を模式的に示す断面
図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態にかかる面発光型半
導体レーザの製造方法の第3の工程を模式的に示す断面
図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態にかかる面発光型半
導体レーザアレイの断面を模式的に示す図である。
【図7】本発明の一実施例にかかる面発光型半導体レー
ザにかかる面発光レーザを図2に示される平面図に示し
た場合における柱状部上面の中心からx軸と半導体基板
の側面との第1の交点Paまでの距離Laと、前記面発光
型半導体レーザについて測定された偏波消光比(dB)
との関係を示す図である。
【符号の説明】
100、200 面発光型半導体レーザ 101 半導体基板 102 バッファ層 103 下部ミラー 104 n型クラッド層 105 活性層 106 p型クラッド層 107 電流狭窄部層 108 上部ミラー 109 コンタクト層 110 柱状部 111 誘電体層 112 絶縁層 113、213 上部電極 115 下部電極 116 開口部 120 共振器 130 中心 150 半導体堆積層 300 面発光型半導体レーザアレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 剛 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5F073 AA51 AA65 AA74 AA89 AB05 AB17 CA04 DA27 EA22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振器が半導体基板上に垂直方向に形成
    され、該共振器より該半導体基板に垂直な方向へレーザ
    光を出射する面発光型半導体レーザであって、 少なくとも前記共振器の一部を含む柱状の半導体堆積体
    を有し、 前記半導体堆積体上面の中心を通る軸をx軸としたと
    き、 前記中心から、前記x軸と前記半導体基板の側面との第
    1の交点までの距離L aが、該中心から、該x軸と該半
    導体基板の側面との第2の交点までの距離Lbよりも小
    さい、面発光型半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記中心から前記第1の交点までの距離Laが80μm
    以下である、面発光型半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記中心から前記第1の交点までの距離Laが70μm
    以下である、面発光型半導体レーザ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかにおい
    て、 前記半導体基板の側面のうち少なくとも1の側面が劈開
    面であり、かつ前記第1の交点が該劈開面上の所定の位
    置に形成される、面発光型半導体レーザ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかにおい
    て、 前記中心を通り前記x軸に直交する軸をy軸としたと
    き、 前記中心から、前記y軸と前記半導体基板の側面との第
    1の交点までの距離L c、および該中心から、該y軸と
    該半導体基板の側面との第2の交点までの距離Ldが、
    いずれも該中心から、前記x軸と該半導体基板の側面と
    の前記第1の交点までの距離Laより大きい、面発光型
    半導体レーザ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかにおい
    て、 前記半導体基板の平面形状が矩形であり、かつ該矩形の
    各辺の長さが200μm以上である、面発光型半導体レ
    ーザ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかにおい
    て、 前記半導体堆積体の平面形状が円形である、面発光型半
    導体レーザ。
  8. 【請求項8】 共振器が半導体基板上に垂直方向に形成
    され、該共振器より該半導体基板に垂直な方向へレーザ
    光を出射する面発光型半導体レーザであって、 前記半導体基板の平面形状が矩形であり、かつ該矩形の
    各辺の長さが200μm以上であって、 少なくとも前記共振器の一部を含む柱状の半導体堆積体
    を有し、 前記半導体堆積体の平面形状が円形であって、 前記半導体堆積体上面の中心を通る軸をx軸としたと
    き、 前記中心から、前記x軸と前記半導体基板の側面との第
    1の交点までの距離L aが80μm以下であって、かつ
    前記中心から、前記x軸と前記半導体基板の側面との第
    2の交点までの距離L bが、前記中心から前記第1の交
    点までの距離Laよりも大きい、面発光型半導体レー
    ザ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の面発光
    型半導体レーザを複数個並べることにより形成された、
    面発光型半導体レーザアレイ。
JP33968599A 1999-11-30 1999-11-30 面発光型半導体レーザおよび面発光型半導体レーザアレイ Withdrawn JP2001156397A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33968599A JP2001156397A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 面発光型半導体レーザおよび面発光型半導体レーザアレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33968599A JP2001156397A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 面発光型半導体レーザおよび面発光型半導体レーザアレイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001156397A true JP2001156397A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18329836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33968599A Withdrawn JP2001156397A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 面発光型半導体レーザおよび面発光型半導体レーザアレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001156397A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462089B1 (ko) * 1999-12-28 2004-12-17 세이코 엡슨 가부시키가이샤 면 발광형 반도체 레이저 및 면 발광형 반도체 레이저어레이
JP2008192733A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Fuji Xerox Co Ltd 面発光型半導体レーザ、面発光型半導体レーザの製造方法、光学装置、光照射装置、情報処理装置、光送信装置、光空間伝送装置および光伝送システム。
US7486713B2 (en) 2003-09-11 2009-02-03 Seiko Epson Corporation Surface-emitting type semiconductor laser and method for manufacturing the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100462089B1 (ko) * 1999-12-28 2004-12-17 세이코 엡슨 가부시키가이샤 면 발광형 반도체 레이저 및 면 발광형 반도체 레이저어레이
US7486713B2 (en) 2003-09-11 2009-02-03 Seiko Epson Corporation Surface-emitting type semiconductor laser and method for manufacturing the same
JP2008192733A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Fuji Xerox Co Ltd 面発光型半導体レーザ、面発光型半導体レーザの製造方法、光学装置、光照射装置、情報処理装置、光送信装置、光空間伝送装置および光伝送システム。

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3791584B2 (ja) 面発光型半導体レーザおよび面発光型半導体レーザアレイ
US7390683B2 (en) Method of manufacturing a semiconductor device including a slab layer with a periodic air hole structure and a linear defect region
EP0582078B1 (en) Superluminescent edge emitting device
JP3748807B2 (ja) 電気光学的特性が改善された半導体光放出装置及びその製造方法
US8455279B2 (en) Surface gratings on VCSELS for polarization pinning
US8031755B2 (en) Surface emitting semiconductor laser and method for fabricating the same
US7668219B2 (en) Surface emitting semiconductor device
US7486713B2 (en) Surface-emitting type semiconductor laser and method for manufacturing the same
JP4964878B2 (ja) エッチファセット技術を用いて製造されるAlGaInN系レーザ
JP2001284727A (ja) 面発光型半導体レーザおよびその製造方法
JPH11307882A (ja) 面発光型半導体レ―ザ、面発光型半導体レ―ザアレイ、及び面発光型半導体レ―ザの製造方法
JP2008283129A (ja) 面発光半導体レーザアレイ
JP2001156397A (ja) 面発光型半導体レーザおよび面発光型半導体レーザアレイ
JPH11330609A (ja) モニタ付き面発光レーザおよびその製造方法
JPH1197789A (ja) 半導体レーザ装置
JP2002368332A (ja) 窒化物半導体発光素子及びその製造方法
JP3800852B2 (ja) 面発光型半導体レーザ及びその製造方法
JPH07321405A (ja) 面発光半導体レーザ及びその制御方法
JP5087321B2 (ja) 半導体発光素子
JP3944677B2 (ja) 面発光型半導体レーザの製造方法
JP2001284724A (ja) 面発光型半導体レーザおよびその製造方法
KR940011269B1 (ko) 표면 방출형 반도체 레이저 다이오드의 제조방법
JP2921385B2 (ja) 面発光レーザならびにその製造方法および端面発光レーザの製造方法
JP2010141241A (ja) 発光装置の製造方法および発光装置
JP3284612B2 (ja) 半導体レーザーの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060112

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070206