JP2921385B2 - 面発光レーザならびにその製造方法および端面発光レーザの製造方法 - Google Patents

面発光レーザならびにその製造方法および端面発光レーザの製造方法

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JP2921385B2
JP2921385B2 JP6039755A JP3975594A JP2921385B2 JP 2921385 B2 JP2921385 B2 JP 2921385B2 JP 6039755 A JP6039755 A JP 6039755A JP 3975594 A JP3975594 A JP 3975594A JP 2921385 B2 JP2921385 B2 JP 2921385B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体レーザ及びその製
造方法に関し、特に面発光レーザとその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】垂直共振器型面発光レーザ(Vertical-Ca
vity Surface-Emitting Laser、以下、面発光レーザと
称する)は、低閾値電流で動作し、レーザ光の放射面積
が広く、ビーム出射角が非常に狭い、などの特徴を有し
ており、近年盛んに研究されている。面発光レーザは、
基板と垂直な方向に形成されたレーザ共振器と、半導体
結晶表面から構成されるレーザ反射鏡とを有し、その結
晶表面からレーザ光が射出されるため、半導体基板を劈
開する必要がない。このような構造上の特徴は、歩留ま
りを改善し、、個々の素子に分離する前にウエハ単位で
面発光レーザの動作テストを行うことを可能とする。更
に容易に2次元レーザアレイを形成することもできる。
このような面発光レーザの特徴は、従来の端面発光レー
ザ(Edge-Emitting Laser)が有していた問題点のいくつ
かを解決するものとして大いに注目されている。
【0003】図8(a)から図8(d)は、従来の面発
光レーザ300の製造方法を示している。このような面
発光レーザ300の製造方法は、例えばIEEE Photonic
Technology Letters, Vol. 3(1991), pp. 9-11に示され
ている。まず、図8(a)に示されるように、n−Ga
As基板301上に底部反射鏡312、スペーサ層30
4、活性層305、スペーサ層306、及び上部反射鏡
313を順にエピタキシャル成長させる。底部反射鏡3
12は、交互に数十層ずつ堆積されたn−Al 0.08Ga
0.92As層302とn−Al0.6Ga0.4As層303か
らなり、上部反射鏡313は、交互に数十層ずつ堆積さ
れたp−Al0.08Ga0.92As層307とp−Al0.6
Ga0.4As層308からなる。また、スペーサ層30
4、活性層305、及びスペーサ層306は、それぞれ
n−Al0.35Ga0.65As、p−GaAs、及びp−A
0.35Ga0.65Asからなる。
【0004】次に、図8(b)及び図8(c)に示され
るように、上部反射鏡313とスペーサ層306を重ク
ロム酸カリウムと、臭化水素と酢酸との混合液でエッチ
ング後、活性層305をクロロックス(Clorox)
と水との混合液でスペーサ層306の面積よりも活性層
305の面積が小さくなるようにサイドエッチングを行
う。最後に図8(d)に示されるように、スペーサ層3
04上に上部反射鏡313の表面が露出するようにポリ
イミド膜309を形成し、AuGeからなる電極310
及び311をそれぞれ基板301及び上部反射鏡313
と電気的に接続するように形成する。
【0005】また、Conference on lasers and electro
-optics 1991 in technical digestpp. 330-333に、半
導体レーザの製造方法として、異なる基板同士を接合す
る原子層接合技術が提案されている。図9(a)から図
9(c)を用いてこの技術を説明する。 図9(a)に
示されるように、InP基板401上にn−InGaA
s層402、n−InP層403、u−InGaAsP
層(λg=1.3μm)404、u−InGaAsP層
(λg=1.5μm)405、及びp−InP層406
を順に有機金属化学気相成長法(MOCVD)でエピタ
キシャル成長させる。
【0006】次に図9(b)に示されるように、p−G
aAs基板407の表面とp−InP層406とを密着
させたまま水素雰囲気中670℃で30分間加熱し、G
aAs基板407とInP層406との最表面の原子同
士を再配列させ結合させる。これによってGaAs基板
407がInP層406に接合される。最後に図9
(c)に示されるように、塩酸でInP401を除去
し、レーザ素子の製造を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】面発光レーザにおい
て、底部反射鏡及び上部反射鏡は活性層へ電流を注入す
るための電流経路となる。従って、底部反射鏡及び上部
反射鏡は低抵抗を有するように大きな面積を有している
ことが好ましい。一方、効率よく電流を閉じこめキャリ
アの再結合を促進し、発光効率を向上させるために、活
性層は小さな面積を有していることが好ましい。
【0008】しかしながら、上述の従来技術において
は、上部反射鏡はテーパを有する形状にエッチングされ
てしまい、上部反射鏡の上面が小さくなってしまう。こ
のため上部反射鏡の抵抗が余り低減できないという問題
が生じる。また上面が小さくなってしまうので、適当な
面積を有する上面を形成する必要があり、面発光レーザ
を微細に形成することはできないという問題も有してい
る。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、垂直な側壁
を有する上部反射鏡と上部反射鏡よりも小さな面積を有
する活性層とを備えた面発光レーザ及びその製造方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による面発光レー
ザの製造方法は、底部反射鏡となる第1の半導体積層
と、該第1の半導体積層上に形成された、活性層と活性
層を挟む上方バリア層及び下方バリア層とを含む第2の
半導体積層と、該第2の半導体積層上に形成された上部
反射鏡となる第3の半導体積層とを有する半導体基板上
に上部反射鏡を規定するマスクパターンを形成する工程
と、該上方バリア層の表面が露出するまで、該マスクパ
ターンをマスクとして該第3の半導体積層をドライエッ
チングによって除去し、該上部反射鏡を形成する工程
と、少なくとも該上部反射鏡の側面にエッチング保護膜
を形成する工程と、該マスクパターン及び該エッチング
保護膜をマスクとして、ドライエッチングによって該活
性層の一部と上方バリア層の一部及び下方バリア層の一
部とを除去する工程と、該活性層の一部と上方バリア層
と下方バリア層との一部を更にウエットエッチングによ
って除去し、該上部反射鏡よりも小さい面積を有する活
性層を形成する工程とを包含し、そのことにより上記目
的が達成される。
【0011】該方法は、前記半導体基板をエピタキシャ
ル成長法によって形成する工程を更に包含していてもよ
い。
【0012】前記エッチング保護膜は酸化ケイ素ででき
ていてもよい。本発明の他の面発光レーザの製造方法
は、第1の半導体基板上に底部反射鏡となる第1の半導
体積層を介して形成された少なくとも活性層を含む第2
の半導体積層の一部をエッチングによって除去し、該活
性層を所定の形状に形成する工程と、第2の半導体基板
上に形成された上部反射鏡となる第3の半導体積層の表
面と該第2の半導体積層の表面とを接触させ還元性雰囲
気下で加熱し、該第3の半導体積層と該第2の半導体積
層とを直接接合によって接合する工程とを包含し、その
ことによって上記目的が達成される。
【0013】該方法は、第3の半導体積層を形成後に、
該第3の半導体積層の一部をエッチングによって除去
し、エッチングされた該第2の半導体積層よりも大きな
面積を有する上部反射鏡を形成する工程を更に包含して
いてもよい。
【0014】また、本発明の半導体レーザの製造方法
は、活性層と該活性層を挟むように形成された底部クラ
ッド層及び上部クラッド層を有する基板上に上部反射鏡
を規定するマスクパターンを形成する工程と、該マスク
パターンをマスクとして上部半導体積層をドライエッチ
ングによって除去し、該上部反射鏡を形成する工程と、
少なくとも該上部反射鏡の側面にエッチング保護膜を形
成する工程と、該マスクパターン及び該エッチング保護
膜をマスクとして、ドライエッチングによって該活性層
の一部を除去する工程と、該活性層の一部を更にウエッ
トエッチングによって除去し、該上部反射鏡よりも小さ
い面積を有する活性層を形成する工程と、を包含し、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0015】本発明の他の半導体レーザの製造方法は、
第1の半導体基板上に第1のクラッド層を介して形成さ
れた活性層の一部をエッチングによって除去する工程
と、第2の半導体基板上に形成された第2のクラッド層
の表面と該第1の半導体基板上の該活性層の表面とを接
触させ還元性雰囲気下で加熱し、該活性層と該第2のク
ラッド層とを直接接合によって接合する工程とを包含し
そのことにより上記目的が達成される。
【0016】また、本発明の面発光レーザは、底部反射
鏡と、該底部反射鏡上に形成された少なくとも活性層を
有する半導体層と、該半導体層上に形成された、垂直な
側面を有する上部反射鏡と、該上部反射鏡上に形成され
た電極とを有する面発光レーザであって、該活性層の面
積は該上部反射鏡の面積よりも小さく、かつ該活性層の
面積は該底部反射鏡の面積よりも小さいことを特徴とす
るものであるため、上記目的が達成される。
【0017】
【作用】ドライエッチングにより上部反射鏡を形成し、
上部反射鏡に保護膜を形成した後、活性層及びバリア層
をドライエッチングする。活性層をウエットエッチング
によりサイドエッチングすることにより、上部反射鏡よ
り面積の小さい活性層を形成する。
【0018】また、上部反射鏡を形成した第1の基板
と、底部反射鏡及び活性層を形成した第2の基板を用
い、活性層を所定の形状にエッチングし、その後、活性
層を上部反射鏡と密着させ還元雰囲気下で加熱すること
により直接接合によって、接合する。これにより、上部
反射鏡より面積の小さい活性層を形成する。
【0019】
【実施例】以下に、本発明を実施例について説明する。
【0020】図1(a)は、本発明による面発光レーザ
11の断面を示している。面発光レーザ11は、基板1
2上にバッファ層13を介して形成されており、底部反
射鏡14と、底部反射鏡14上に形成された活性領域1
5と、活性領域15上に形成された上部反射鏡16を有
している。基板12及びバッファ層13はそれぞれn型
GaAsとp型GaAsからなる。活性領域15は、底
部反射鏡14と上部反射鏡16とに挟まれており、垂直
共振器として機能する。
【0021】図1(b)に示されるように、活性領域1
5は、活性層20と、バリア層21及び22と、スペー
サ層22、23、24、25、及び26とを含んでい
る。活性層20はバリア層21及び22に挟まれてお
り、更にバリア層21及び22はスペーサ層23及び2
5とスペーサ層24及び26とによって挟まれている。
活性層20とバリア層21及び22とは、それぞれアン
ドープのIn0.2Ga0.8As及びアンドープのGaAs
からなる。またスペーサ層23及び24はアンドープの
Al0.5Ga0.5Asからなり、スペーサ層25及び26
はそれぞれp型Al 0.5Ga0.5As及びn型Al0.5
0.5Asからなる。バリア層21及び22によって電
子と正孔が活性層20に閉じこめられる。単一縦モード
でレーザ発振するよう垂直共振器の長さを調節するため
にスペーサ層22〜26は設けられている。
【0022】また図1(c)に示されるように、底部反
射鏡14は、p型AlAs層27及びp型GaAs層2
8が交互に堆積された分布型反射器(DBR)であり、
p型AlAs層27及びp型GaAs層28を一対とす
る24.5対からなる。同様に図1(d)に示されるよ
うに、上部反射鏡16は、n型AlAs層29及びn型
GaAs層30が交互に堆積された分布型反射器(DB
R)であり、n型AlAs層29及びn型GaAs層3
0を一対とする24対からなる。底部反射鏡14及び上
部反射鏡16が活性層20から発光する波長の光を反射
するように、p型AlAs層27、p型GaAs層2
8、n型AlAs層29、n型GaAs層30の厚さが
選ばれている。
【0023】上部反射鏡16上にはn型GaAsからな
るキャップ層17が形成されており、カソード電極18
がキャップ層17に電気的に接続されている。また底部
反射鏡14のp−GaAs層28上にアノード電極19
が形成されている。カソード電極18は、ウィンド31
を有するリング状に形成されており、ウィンド31から
レーザ光が射出される。
【0024】以下に面発光レーザ11の製造方法を説明
する。まず図2(a)に示すように、p型GaAsバッ
ファ層13と、底部反射鏡14のためのp型AlAs層
27及びp型GaAs層28と、活性領域15のための
活性層20、バリア層21及び22、スペーサ層23〜
26と、上部反射鏡16のためのn型AlAs層29及
びn型GaAs層30、及びn型キャップ層17とをn
型GaAs基板12上にエピタキシャル成長させる。こ
れらの半導体層の形成には、当業者に周知のさまざまな
エピタキシャル成長法を用いることができるが、各半導
体層の厚さを正確に制御するために、有機金属化学気相
成長法(MOCVD)や、分子線エピタキシャル成長法
(MBE)などを用いることが好ましい。各半導体層は
以下の表に示す組成と厚さを有している。
【0025】
【表1】
【0026】活性層20はバンドギャップ波長λg=
0.98μmを有しているので、波長0.98μmの光
を反射するように底部反射鏡14及び上部反射鏡16は
構成されている。このような反射鏡は分布反射鏡(DB
R)として当業者には周知であり、反射鏡を構成する半
導体層の屈折率と厚さを所定の値にすることによって任
意の波長を反射する反射鏡を設計することができる。本
実施例では、GaAs層とAlAs層からなる一対を2
4対積層することによって99%程度の光を反射でき
る。
【0027】図2(b)に示されるように、n型キャッ
プ層17上に酸化ケイ素膜40を形成した後レジストパ
ターン41を酸化ケイ素膜40上に形成する。レジスト
パターン41は、上部反射鏡16の面積を規定する。上
部反射鏡16は、AlAs層とGaAs層とのバンド不
連続によって生じる高抵抗を有しているので、面積を大
きくして抵抗を下げることが好ましい。従って、レジス
トパターン41はできるだけ大きいほうが好ましいが、
後述するように面発光レーザ11を2次元に集積化する
ためには、小さく形成することが好ましい。従って、直
径10〜15μm程度の円形であることが好ましい。
【0028】レジストパターン41をマスクとして酸化
ケイ素膜40及び半導体層をドライエッチングする。エ
ッチング前に1×10-4Torr以下の真空度に反応室
を排気した後、1sccmの流量の塩素ガスと20sc
cmの流量のアルゴンガスを用いて30mTorr以下
の圧力でドライエッチングを行う。エッチング前に9×
10-7Torr以下の真空度にし、5mTorr程度の
圧力を保ちながらエッチングを行うことがより好まし
い。この条件で、基板12に対し垂直に半導体層をエッ
チングすることができる。バリア層22の表面が露出す
るようにエッチングは、時間制御される。
【0029】レジストパターン41を除去後、基板12
の全面を覆うように酸化ケイ素膜(図示せず)を堆積し
たのち、バリア層22の表面が露出するまで酸化ケイ素
膜をドライエッチングする。図2(c)に示されるよう
に、これによって、上部反射鏡16とスペーサ層24及
び26との側面にサイドウオール43が形成される。そ
の後、再び図2(d)に示されるように、上述のドライ
エッチング方法を用いて、スペーサ層23の表面が露出
するように、酸化ケイ素膜40及びサイドウォール43
をマスクとしてバリア層21及び22と活性層20とを
除去する。この工程において、酸化ケイ素膜40も少し
エッチングされるかも知れない。しかし、酸化ケイ素膜
40のエッチング速度はバリア層21及び22と活性層
20とのエッチング速度よりも遅いので、酸化ケイ素膜
40がすべてエッチングされてしまうまでに、スペーサ
層23の表面が露出する。
【0030】次に、図2(e)に示されるように、クエ
ン酸、過酸化水素水、及び水の混合液(重量比1:1:
1)を20℃に保ちながら基板12を混合液に浸す。こ
の混合液は、GaAsをエッチングするが、Al0.5
0.5Asはほとんどエッチングしない。したがって、
図2(e)に示されるように、GaAsからなり、側面
が露出したバリア層21及び22が選択的にエッチング
される。上部反射鏡16を構成するn型GaAs層30
は側面がサイドウォールで覆われており、表面が露出し
たスペーサ層23はAl0.5Ga0.5Asからなるためで
ある。活性層20はIn0.5Ga0.5Asからなり、バリ
ア層21及び22のエッチング速度よりも遅い。しか
し、活性層20は薄く、またよくエッチングされるバリ
ア層21及び22に挟まれているため、バリア層21及
び22とともに溶出されてしまう。
【0031】エッチング時間は、活性層20が所定の面
積を有するように決定される。活性層20の面積は、上
部反射鏡16の面積とは無関係に任意の値にすることが
できるが、閾値電流を小さくし、活性層20の電流密度
を高くするために、できるだけ面積は小さいほうが好ま
しい。製造工程上の制約や、放熱の問題を考慮しなくて
良い場合には、発光波長の直径であることが好ましい。
通常は、波長の3〜5倍程度の直径であることが好まし
い。本実施例によれば、発光波長は0.98μmなの
で、活性層20の断面は3〜5μm程度の直径を有する
円形であることが好ましい。
【0032】最後に図2(f)に示されるように、酸化
ケイ素膜40及びサイドウォール43を除去した後、カ
ソード電極18をキャップ層17上にけいせいする。キ
ャップ層23及び25とp−AlAs層27との一部を
フッ酸で除去した後、アノード電極19をp−GaAs
層28上に形成する。GaAsからなる半導体層は金属
電極と良好なオーミック接触を形成し易いからである。
電極形成後に、図3に示されるように、スペーサ層23
上に、活性領域15の側面と上部反射鏡16の側面を覆
うようにポリイミドなどからなる保護膜45を形成して
も良い。
【0033】また図4に示されるように、複数の面発光
レーザ11を2次元に配置し、レーザアレイ46を構成
しても良い。面発光レーザ11を2次元に配置する場
合、面発光レーザ11の上部反射鏡16の大きさによっ
て、配置間隔は規定されるので、面発光レーザ11を高
密度に配置するためには、上部反射鏡16は小さな面積
を有することが好ましい。
【0034】上述したように、本発明の面発光レーザ1
1は、垂直な側面を有する上部反射鏡と上部反射鏡より
も小さな面積を有する活性層とを備えているので、上部
反射鏡を介して流れる電流は、より面積の狭い活性層に
閉じこめられる。したがって活性層において、高い電流
密度が達成され、閾値電流を低くすることができる。上
部反射鏡はドライエッチングにより形成されるので高い
精度で所望の断面形状に加工することができる。一方活
性層は、ウエットエッチングによって、形成されるの
で、活性層にダメージを与える非発光結合中心が生成す
ることがない。したがって、高い外部量子効率が達成さ
れる。上部反射鏡の面積と活性層の面積とは互いに何等
制限を与えあうことがないので、用途に応じてそれぞれ
所定の面積を有するように形成することができる。特に
上部反射鏡が高抵抗を有する場合には面積を大きくする
ことによって、上部反射鏡を流れる電流を多くすること
ができる。
【0035】このような方法によれば、活性層20の側
面が半導体層に接しない面発光レーザが得られる。活性
層の側面は、半導体層よりもはるかに低屈折率の空気な
どに接するため、高い光の閉じこめ効果が期待できる。
【0036】上述の面発光レーザ11の製造方法は、端
面発光レーザにも適用できる。図5(a)から図5
(f)を用いて端面発光レーザ51の製造方法を説明す
る。図5(a)に示されるように、n−GaAsからな
る半導体基板52上にn−AlGaAsからなるクラッ
ド層53、u−GaAsからなる活性層54、p−Al
GaAsからなるクラッド層55、及びp−GaAsか
らなるキャップ層56を順にエピタキシャル成長させ
る。
【0037】図5(b)に示されるように、キャップ層
56上に酸化ケイ素膜57を形成した後、レジストパタ
ーン58を酸化ケイ素膜57上に形成し、レジストパタ
ーン58をマスクとして酸化ケイ素膜57をエッチング
する。その後、上述のドライエッチングによって、活性
層54が露出するまでエッチングする。
【0038】レジストパターン58を除去後、基板52
の表面全体に酸化ケイ素膜(図示せず)を堆積後、活性
層54の表面が露出するまで酸化ケイ素膜をエッチング
し、図5(c)に示されるように、サイドウォール59
をキャップ層56及びクラッド層55の側面に形成す
る。
【0039】図5(d)に示されるように、再度、上述
のドライエッチングによって、クラッド層53の表面が
露出するまで活性層54をエッチングする。その後、ク
エン酸、過酸化水素水、及び水の混合液(重量比1:
1:1)を用いて活性層54が所定の面積になるまでウ
エットエッチングする。最後に、酸化ケイ素膜57及び
サイドウォール59を除去し、キャップ層56及び基板
52に電極60及び61を形成する。
【0040】このような方法によれば、活性層54の側
面が半導体層に接しないレーザが得られる。活性層の側
面は、半導体層よりもはるかに低屈折率の空気などに接
するため、高い光の閉じこめ効果が期待できる。
【0041】(実施例2)以下に本発明による面発光レ
ーザ111を説明する。図6(e)は、本発明による面
発光レーザ111の断面を示している。面発光レーザ1
11は、p型基板112上にバッファ層113を介して
形成されており、底部反射鏡114と、底部反射鏡11
4上に形成された活性領域115と、活性領域115上
に形成された上部反射鏡116とを有している。基板1
12及びバッファ層113はともにp型GaAsからな
る。活性領域115は、底部反射鏡114と上部反射鏡
116とに挟まれており、垂直共振器として機能する。
【0042】活性領域115は、活性層120と、バリ
ア層121及び122と、スペーサ層122、123、
124、125、及び126とを含んでいる。活性層1
20はバリア層121及び122に挟まれており、更に
バリア層121及び122はスペーサ層123及び12
5とスペーサ層124及び126とによって挟まれてい
る。活性層120とバリア層121及び122とは、そ
れぞれアンドープのIn0.2Ga0.8As及びアンドープ
のGaAsからなる。またスペーサ層123及び124
はアンドープのAl0.5Ga0.5Asからなり、スペーサ
層125及び126はそれぞれp型Al0.5Ga0.5As
及びn型Al0.5Ga0.5Asからなる。バリア層121
及び122によって電子と正孔が活性層120に閉じこ
められる。単一縦モードでレーザ発振するよう垂直共振
器の長さを調節するためにスペーサ層122〜126は
設けられている。
【0043】底部反射鏡114は、p型AlAs層12
7及びp型GaAs層128が交互に堆積された分布型
反射器(DBR)であり、p型AlAs層127及びp
型GaAs層128を一対とする24.5対からなる。
同様に、上部反射鏡116は、n型AlAs層129及
びn型GaAs層130が交互に堆積された分布型反射
器(DBR)であり、n型AlAs層129及びn型G
aAs層130を一対とする24対からなる。底部反射
鏡114及び上部反射鏡116が活性層120から発光
する波長の光を反射するように、p型AlAs層12
7、p型GaAs層128、n型AlAs層129、n
型GaAs層130の厚さが選ばれている。
【0044】上部反射鏡116上にはn型GaAsから
なるバッファ層117と、n型基板201が形成されて
おり、カソード電極118がn型基板201に電気的に
接続されている。またp型基板112には、アノード電
極119が形成されている。
【0045】以下に面発光レーザ111の製造方法を説
明する。まず図6(a)に示すように、n型基板201
上にn型バッファ層117と上部反射鏡116のための
n型AlAs層129及びn型GaAs層130とをエ
ピタキシャル成長させる。また図6(c)に示すよう
に、p型GaAsバッファ層113と、底部反射鏡11
4のためのp型AlAs層127及びp型GaAs層1
28と、活性領域115のための活性層120、バリア
層121及び122、スペーサ層123〜126とをp
型基板112上にエピタキシャル成長させる。これらの
半導体層の形成には、当業者に周知のさまざまなエピタ
キシャル成長法を用いることができるが、各半導体層の
厚さを正確に制御するために、有機金属化学気相成長法
(MOCVD)や、分子線エピタキシャル成長法(MB
E)などを用いることが好ましい。各半導体層は実質的
には実施例1に示した半導体層と同じであるので説明を
省略する。
【0046】図6(b)に示されるように、n型基板2
01のn型AlAs層129上にレジストパターン14
1を形成し、レジストパターン141をマスクとしてn
型バッファ層117の表面が露出するまでドライエッチ
ングする。エッチング方法は実施例1で示す方法と同様
である。また、図6(d)に示されるように、レジスト
パターン142をp型基板112のスペーサ層126上
に形成し、同様にレジストパターン142をマスクとし
て、バリア層121の表面が露出するまでドライエッチ
ングを行う。ドライエッチングによって、活性層120
の側面に生じたダメージの入った部分をウエットエッチ
ングによって数nm程度除去しても良い。レジストパタ
ーン141及び142は、それぞれ上部反射鏡116及
び活性層120の面積を規定する。実施例1で説明され
る理由から、レジストパターン141は直径10〜15
μm程度の円形に、レジストパターン142は直径3〜
5μm程度の円形に形成されることが好ましい。
【0047】次にレジストパターン141及び142を
それぞれ除去後、フッ化水素酸水溶液または、硫酸と過
酸化水素水と水との混合液にn型基板201及びp型基
板112を30秒程度浸し、n型AlAs層129とス
ペーサ層126の表面処理を行う。図6(e)に示され
るように、n型基板201のn型AlAs層129のパ
ターンの中心をp型基板112のスペーサ層126のパ
ターンの中心に一致するように、n型AlAs層129
とスペーサ層126との表面を密着させ、そのままMO
CVD装置の反応室に放置する。反応室に水素ガスを流
しながら、密着させたn型基板201とp型基板112
を600℃程度で数時間加熱する。これにより、n型A
lAs層129とスペーサ層126との表面の原子間に
結合が生じ、接触面が直接接合によって、接合される。
最後にカソード電極118及びアノード電極119をそ
れぞれn型基板201及びp型基板112に形成する。
【0048】このような方法によれば、上部反射鏡11
6と活性層120を含む活性領域115とは互いに独立
に加工できるので、用途に応じてそれぞれ所定の面積を
有するように形成することができる。また、面発光レー
ザ111を2次元アレイとして用いる場合には、上部反
射鏡116をパターニングする必要はなく、図6(a)
に示される半導体構造のn型基板201を図6(d)に
示されるp型基板112に上述の直接接合によって接合
するだけでよい。この場合、n型基板201とp型基板
112との位置合わせは必要ないので製造工程は簡単に
なる。
【0049】上述の面発光レーザ111の製造方法は、
端面発光レーザにも適用できる。図7(a)から図7
(f)を用いて端面発光レーザ151の製造方法を説明
する。図7(a)に示されるように、n−GaAsから
なる半導体基板155上にn−AlGaAsからなるク
ラッド層156をエピタキシャル成長させる。また、図
7(b)に示されるように、p−GaAsからなる半導
体基板152上にn−AlGaAsからなるクラッド層
153、u−GaAsからなる活性層154、を順にエ
ピタキシャル成長させる。
【0050】図7(c)に示されるように、活性層15
4をウエットエッチングなどによって所望の形状にパタ
ーニングする。続いて、フッ化水素酸水溶液または、硫
酸と過酸化水素水と水との混合液に半導体基板152及
155を30秒程度浸し、クラッド層156と活性層1
54との表面処理を行う。図7(d)に示されるよう
に、活性層154とクラッド層156との表面を密着さ
せ、そのままMOCVD装置の反応室に放置する。反応
室に水素ガスを流しながら、密着させた半導体基板15
2及び155を600℃程度で数時間加熱する。これに
より、クラッド層156と活性層154との表面の原子
間に結合が生じ、接触面が直接接合によって、接合され
る。半導体基板155とクラッド層156の一部をウエ
ットエッチングによって除去し、クラッド層156及び
半導体基板152にそれぞれカソード電極157及びア
ノード電極158を形成する。このような方法によれ
ば、活性層154の側面が半導体層に接しないレーザが
得られる。
【0051】上述の実施例1及び2において、InGa
Asからなる活性層を備えた面発光レーザの製造方法を
説明したが、InGaAsPとAlGaInPからなる
活性層を備えた面発光レーザも上述の方法によって同様
に製造することができる。また、各半導体層は上述の組
成や厚さに限定されるものではない。酸化ケイ素からな
る保護膜は、プラズマCVD法や光CVD法、熱CVD
法などで形成することができる。酸化ケイ素以外にも窒
化ケイ素やフォトレジストを保護膜に用いることができ
る。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、反射鏡の面積を小さく
することなく活性層の面積を小さくできる。活性層はウ
エットエッチングによって形成されるので、非発光中心
となるようなダメージが低減される。従って、電流経路
となる反射鏡の抵抗を増大させることなく、活性層を流
れる電流を狭窄することができるので、発光効率が高
く、低閾値電流かつ低駆動電圧で動作するレーザを実現
することができる。また本発明によれば活性層の側面
が、半導体よりも屈折率の低い空気または保護膜に接し
ているレーザを形成することができる。従って、レーザ
光をより効率よく活性層に閉じこめることのできるレー
ザが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例による面発光レ
ーザの概略斜視図、(b)はその活性領域の断面図、
(c)及び(d)はそれぞれ底部反射鏡及び上部反射鏡
の断面図
【図2】(a)から(f)は、第1の実施例による面発
光レーザの製造方法を説明する断面図
【図3】保護膜を有する面発光レーザの構成断面図
【図4】複数の面発光レーザが2次元に配置されたアレ
イを示す構成斜視図
【図5】(a)から(f)は、図2に示される製造方法
を用いて端面発光レーザを製造する方法を説明している
工程断面図
【図6】(a)から(e)は、第2の実施例による面発
光レーザ及びその製造方法を説明している工程断面図
【図7】(a)から(e)は、図6に示される製造方法
を用いて端面発光レーザを製造する方法を説明している
工程断面図
【図8】(a)から(d)は、従来技術による面発光レ
ーザの製造方法を説明している工程断面図
【図9】(a)から(c)は、従来技術による、端面発
光レーザの製造方法を説明している工程断面図
【符号の説明】
11 面発光レーザ 12 基板 13 バッファ層 14 底部反射鏡 15 活性領域 16 上部反射鏡 17 キャップ層 18 カソード電極 19 アノード電極 31 ウインド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−111488(JP,A) 特開 昭63−292687(JP,A) 特開 昭64−57690(JP,A) 特開 平5−29716(JP,A) 特開 平3−274783(JP,A) 特開 平3−190181(JP,A) Appl.Phys.Lett.62 [7](1993)p.738−740 Appl.Phys.Lett.56 [24](1990)p.2419−2421 Appl.Phys.Lett.62 [10](1993)p.1038−1040 Appl.Phys.Lett.58 [18](1991)p.1961−1963 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/18

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】面発光レーザの製造方法であって、該方法
    は、 底部反射鏡となる第1の半導体積層と、該第1の半導体
    積層上に形成された、活性層と活性層を挟む上方バリア
    層及び下方バリア層とを含む第2の半導体積層と、該第
    2の半導体積層上に形成された上部反射鏡となる第3の
    半導体積層とを有する半導体基板上に上部反射鏡を規定
    するマスクパターンを形成する工程と、 該上方バリア層の表面が露出するまで、該マスクパター
    ンをマスクとして該第3の半導体積層をドライエッチン
    グによって除去し、該上部反射鏡を形成する工程と、 少なくとも該上部反射鏡の側面にエッチング保護膜を形
    成する工程と、 該マスクパターン及び該エッチング保護膜をマスクとし
    て、ドライエッチングによって該活性層の一部と上方バ
    リア層と下方バリア層との一部を除去する工程と、 該活性層の一部と上方バリア層の一部及び下方バリア層
    の一部とを更にウエットエッチングによって除去し、該
    上部反射鏡よりも小さい面積を有する活性層を形成する
    工程と、 を包含する、面発光レーザの製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1の面発光レーザの製造方法であっ
    て、該方法は、前記半導体基板をエピタキシャル成長法
    によって形成する工程を更に包含する、面発光レーザの
    製造方法。
  3. 【請求項3】請求項1の面発光レーザの製造方法であっ
    て、前記エッチング保護膜は酸化ケイ素からなる、面発
    光レーザの製造方法。
  4. 【請求項4】面発光レーザの製造方法であって、該方法
    は、 第1の半導体基板上に底部反射鏡となる第1の半導体積
    層を介して形成された少なくとも活性層を含む第2の半
    導体積層の一部をエッチングによって除去し、該活性層
    を所定の形状に形成する工程と、 第2の半導体基板上に形成された上部反射鏡となる第3
    の半導体積層の表面と該第2の半導体積層の表面とを接
    触させ還元性雰囲気下で加熱し、該第3の半導体積層と
    該第2の半導体積層とを直接接合によって接合する工程
    と、 を包含する、面発光レーザの製造方法。
  5. 【請求項5】請求項4の面発光レーザの製造方法であっ
    て、該方法は、第3の半導体積層を形成後に、該第3の
    半導体積層の一部をエッチングによって除去し、エッチ
    ングされた該第2の半導体積層よりも大きな面積を有す
    る上部反射鏡を形成する工程を更に包含する、面発光レ
    ーザの製造方法。
  6. 【請求項6】 端面発光レーザの製造方法であって、該
    方法は、基板上に底部クラッド層、活性層、上部クラッド層、上
    部半導体層、該上部半導体層 を規定するマスクパターン
    を形成する工程と、該マスクパターンをマスクとして上
    部半導体層の一部をドライエッチングによって除去す
    工程と、 少なくとも該上部半導体層の側面にエッチング保護膜を
    形成する工程と、 該マスクパターン及び該エッチング保護膜をマスクとし
    て、ドライエッチングによって該活性層の一部を除去す
    る工程と、 該活性層の一部を更にウエットエッチングによって除去
    し、該上部半導体層よりも小さい面積を有する活性層を
    形成する工程と、 を包含する、面発光レーザの製造方法。
  7. 【請求項7】 端面発光レーザの製造方法であって、該
    方法は、 第1の半導体基板上に第1のクラッド層を介して形成さ
    れた活性層の一部をエッチングによって除去する工程
    と、 第2の半導体基板上に形成された第2のクラッド層の表
    面と該第1の半導体基板上の該活性層の表面とを接触さ
    せ還元性雰囲気下で加熱し、該活性層と該第2のクラッ
    ド層とを直接接合によって接合する工程と、 を包含する、面発光レーザの製造方法。
  8. 【請求項8】 底部反射鏡と、 該底部反射鏡上に形成された少なくとも活性層を有する
    半導体層と、 該半導体層上に形成された、垂直な側面を有する上部反
    射鏡と、該上部反射鏡上に形成された電極と、 を有する面発光レーザであって、該活性層の面積は該上
    部反射鏡の面積よりも小さく、かつ該活性層の面積は該
    底部反射鏡の面積よりも小さいことを特徴とする面発光
    レーザ。
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