JP2001155870A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2001155870A
JP2001155870A JP33875999A JP33875999A JP2001155870A JP 2001155870 A JP2001155870 A JP 2001155870A JP 33875999 A JP33875999 A JP 33875999A JP 33875999 A JP33875999 A JP 33875999A JP 2001155870 A JP2001155870 A JP 2001155870A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、
その目的とするところは簡単な施工で自由なレイアウト
で制御できる照明装置を提供することにある。 【解決手段】照明器具1は光源10、他の照明器具1か
らの情報を受信する受信部、他の照明器具へ情報を送信
する送信部、更には人感センサや照度センサ等のセンサ
から構成される設定器を選択的に設けられる通信部11
と、該通信部11を制御管理するとともに、光源10の
調光・点灯回路を含み、光源10の点灯を制御する制御
部12とを備えており、通信部11は構築する照明シス
テムに応じてその内容が選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内の事務所など
比較的大きな空間に設置する照明装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、事務所など比較的大きな空間にお
いて、その用途によってレイアウトを変えてレイアウト
毎のグループで、照明を制御する場合、図16に示すよ
うに各照明器具11…にアドレスを割り付け、夫々の照
明器具11 …を信号線2で接続し、それらを制御盤3で
制御する方法が一般的に良く用いられる。
【0003】この方法では例えば図16に示すように
A,B,Cと3つのゾーンに分けた場合には制御盤3に
てAゾーンには照明器具11 〜13,18〜110,115
17を、またBゾーンには照明器具14 〜17,111
14,118〜121を、Cゾーンには照明器具122〜128
を割り付けて夫々のゾーン毎に個別に点灯/消灯制御す
るようにする。
【0004】更に夫々のゾーンA〜Cにて、人がいる場
合にのみ器具を点灯させるようすると、図に示すように
Aゾーン内に人感センサ101,102を設置して夫々
の検知によりAゾーンの照明器具11 〜13,18
10,115〜117を点灯せるようにする。同様にB,C
ゾーンにおいても夫々人感センサ103,104、10
5,106を設置して夫々のB,Cゾーンの照明器具1
4 〜17,111〜114,11 8〜121、122〜128を点灯
させるようにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の方法
だと個々の照明器具に個別のアドレスを割り付ける必要
があり、照明器具の台数が多いと、アドレスを割り付け
る台数も多くなり、施工時にアドレスが重複して割り付
けしてしまう等間違いを起こす可能性があった。
【0006】更に一度アドレスを割り付けるとそのアド
レスに従って動作するため、器具のアドレスを控えてお
かないとゾーンの割り付けができないなどの問題があ
り、特に施工後の再割り付けをする場合等に問題が発生
していた。
【0007】同様に現在のゾーン割り当てを変えようと
する場合には割り付けに対応した照明器具のアドレスを
事前に調べておく必要があり、誰でも簡単に変更できる
とは言い難かった。通常はこのような変更作業が伴うと
専門の作業者が行う必要があり、その都度費用がかかる
可能性もあり、良い方法とは言えない。
【0008】更に従来の方法の場合は一括して制御する
ために事前に信号線を各照明器具に配線する必要があ
り、施工が電源を接続するだけのものに比べて大がかり
となり、施工性が大きく劣るという問題もあった。
【0009】そこで信号線を接続しない方法として、照
明器具間を赤外線を信号媒体として無線通信を行うもの
があるが、この場合は照明器具を1対1で接続するもの
で、大規模な空間に用いることができないという問題が
あった。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは簡単な施工で自由なレイア
ウトで制御できる照明装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、光源と、光源を制御する制
御部と、他の照明器具との間で通信する通信部とを有
し、近傍設置の他の照明器具に情報を通信部により伝達
する照明器具から成ることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明では、請求項1において、
上記情報が、制御部に付設される設定器が発生する情報
に識別情報を付加した情報であることを特徴とする。
【0013】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記設定器の情報がセンサの検知情報であること
を特徴とする。
【0014】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、上記センサの検知情報が検知レベル情報であるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項5では、請求項3の発明において、
上記設定器の情報がセンサの検知継続時間であることを
特徴とする。
【0016】請求項6の発明では、請求項1乃至5の何
れかの発明において、上記他の照明器具へ伝達する情報
が伝達側の照明器具の照明ゾーンに関する情報であるこ
とを特徴とする。
【0017】請求項7の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記識別情報が上記設定器の機能を分類する情報
であることを特徴とする。
【0018】請求項8の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記識別情報が当該照明器具固有の情報であるこ
とを特徴とする。
【0019】請求項9の発明では、請求項1乃至8の何
れかの発明において、他の照明器具から受け取った情報
を通信部により間接情報として近傍の他の照明器具へ伝
達する照明器具に備えていることを特徴とする。
【0020】請求項10の発明では、請求項9の発明に
おいて、上記上記間接情報を伝達する際に間接情報であ
ることを示す情報を付加することを特徴とする。
【0021】請求項11の発明では、請求項1の発明に
おいて、他の照明器具から情報が伝達されると受け取る
が、該情報を通信部により近傍の他の照明器具へ伝達を
行わない照明器具を備えたことを特徴とする。
【0022】請求項12の発明では、請求項1乃至11
の発明において、他の照明器具の情報が当該他の照明器
具から直接に伝達された照明器具では、当該情報を送信
した他の照明器具のゾーンと同一の状態に自己の照明制
御を行うことを特徴とする。
【0023】請求項13の発明では、請求項12の発明
において、複数の他の照明器具から直接の情報を受信す
ると、受信した照明器具では当該情報を伝達した各照明
器具の属するゾーンに属するものとすることを特徴とす
る。
【0024】請求項14の発明では、請求項12又は1
3の発明において、複数の他の照明器具から直接の情報
を受信した照明器具では、これら照明器具の属する複数
のゾーンの情報を付加して通信部より近傍の他の照明器
具へ伝達することを特徴とする。
【0025】請求項15の発明では、請求項12乃至1
4の何れかの発明において、複数の他の照明器具から直
接の情報を受信した照明器具では、これら直接の情報を
情報の優先順位に従って近傍の他の照明器具へ伝達する
機能を備えていることを特徴とする。
【0026】請求項16の発明では、請求項15の発明
において、上記優先順位は設定器の識別情報によること
を特徴とする。
【0027】請求項17の発明では、請求項15の発明
において、先に受信した情報を優先して伝達することを
特徴とする。
【0028】請求項18の発明では、請求項15の発明
において、後に受信した情報を優先して伝達することを
特徴とする。
【0029】請求項19の発明では、請求項1乃至18
の何れかの発明において、特定の照明器具の設定器に最
優先機能を持たし、当該設定器の情報を全ての照明器具
に直接情報として伝達する。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明を実施形態により説明す
る。
【0031】(実施形態1)図1は本実施形態に用いる
照明器具1の基本構成図を示しており、照明器具1は光
源10、他の照明器具1からの情報を受信する受信部、
他の照明器具へ情報を送信する送信部、更には人感セン
サや照度センサ等のセンサから構成される設定器を選択
的に設けられる通信部11と、該通信部11を制御管理
するとともに、光源10の調光・点灯回路を含み、光源
10の点灯を制御する制御部12とを備えており、通信
部11は構築する照明システムに応じてその内容が選択
される。
【0032】図2(a)は例えば受信部のみを備えた通
信部11aを設けた場合の例を示し、図2(b)は設定
器と送信部とを備えた通信部11bを設けた場合の例を
示し、前者では制御部12は通信部11aの受信部で受
信された他の照明器具1の情報を取り込む。一方後者で
は制御部12の制御の下で、通信部11bの設定器の情
報或いは制御部12からの情報を送信部を通じて近傍の
他の照明器具1へ送信するようになっている。
【0033】照明器具1間の情報の通信に用いる信号の
伝送媒体として、光、例えば赤外線を用いており、通信
部11aの送信部は、図3(a)に示すように照明器具
1を中心として360度方位の1台分離れた照明器具
(ハッチングを入れて図示)まで矢印で示すように送信
可能としたものと、同図(b)に示すように当該照明器
具1を中心として上下左右の四方向のみに限定して1台
分離れた照明器具1まで送信可能としたものがある。図
3中白枠部分が送信された信号が直接届かない範囲にあ
る照明器具を示す。
【0034】これらの送信方向と距離の設定・調整は伝
送媒体が上記のように赤外線を伝送媒体とする場合、方
向により調整できるフィルタを設けたり、輝度によって
適宜行う。
【0035】図4は本実施形態による照明システムの一
例を示しており、この照明システムでは、8×3
に照明器具1A〜1Xを配置しており、この図示する配
置において、図2(b)に示す照明器具1を1J,1
M,1Oの照明器具として配置し、その他の照明器具と
して図2(a)の照明器具1を配置する。尚照明器具1
J,1M,1Oの送信部の送信範囲は図3(a)で説明
した範囲に送信範囲が設定されているものを用いる。尚
図4において各照明器具に付す符号のアルファベットは
その位置を示すものに過ぎず、アドレスではない。
【0036】而して、今照明器具1Jの送信部から送信
される情報は、該照明器具1Jを中心として周囲の照明
器具1A〜1C、1I,IK,1Q〜1Rに伝達される
ことになり、これらの1A〜1C,1I〜1K,1Q〜
1Sの9台の照明器具で、αゾーンを構成する。
【0037】また照明器具1Mから送信される情報は、
該照明器具1Mを中心として周囲の照明器具1D〜1
F、1L,IN,1T〜1Vに伝達されることになり、
これらの1D〜1F,1L〜1N,1T〜1Vの9台の
照明器具でβゾーンを構成する。
【0038】更にまた照明器具1Oから送信される情報
は、該照明器具1Oを中心として周囲の照明器具1F〜
1H、1N,IP,1V〜1Xに伝達されることにな
り、これらの1F〜1H,1N〜1P,1V〜1Xの9
台の照明器具でγゾーンを構成する。
【0039】而して本実施形態を用いて照明システムに
おいて、照明器具1J,1M,1Oの通信部11bに設
けられる設定器が調光レベルを設定する設定器であると
すれば、該設定器で設定された調光比を示す情報を夫々
の照明器具1J,1M,1Oでは送信部を通じて近傍の
他の照明器具に送信し、これら照明器具1J,1M,1
Oが属するゾーンα,β,γ内の各照明器具の制御部1
2では光源10を受信した調光比で調光制御する。これ
によりα〜γゾーンによって調光比を異ならせた照明制
御を行うことができる。
【0040】尚照明器具1F,1N,1Vでは照明器具
1M,1Oの何れの情報に対しても動作するため、情報
が重なった場合には何れかに優先するように設定してお
けば良い。
【0041】また設定器が人感センサであって人が該人
感センサの検知領域に存在していることが検知される
と、当該照明器具1J又は1M又は1Oの送信部を通じ
て検知情報が送信され、当該照明器具1J又は1M又は
1Oが属するゾーンα又はβ又はγ内の照明器具の光源
10を一斉に点灯制御することができる。
【0042】勿論その後人の検知が無くなると検知情報
の伝達を停止して当該照明器具が属するゾーン内の照明
器具の光源10を一斉に消灯制御したり、或いは検知情
報が無くなってから一定時間後に消灯制御するようにな
っている。
【0043】以上のような場合送信される検知情報に識
別情報(ID)が付加していない場合には、検知情報を
受信した照明器具は受信した検知情報に基づいて動作す
ることになるが、照明器具1F,1N,1Vでは照明器
具1M,1Oの何れの検知情報に対しても動作するた
め、例えば一方の照明器具(例えば1M)からの検知情
報に基づいた動作中に、他方の照明器具(例えば1O)
からの検知情報が受信されると、他方の照明器具IOの
検知情報に基づいた動作に切り替える(後優先)か、逆
に他方の照明器具IOの検知情報を無視して、先に受信
された検知情報に基づいた動作を継続させる(先優先)
かを適宜設定して、情報の重なりに対応させれば良い。
【0044】また検知情報に識別情報(ID)を付加す
る場合には、上述のように後、先優先に加えて、識別情
報(ID)によって優先順位が決定されるものとしても
良い(例えば1A>1B>1C…)。
【0045】識別情報(ID)は設定器が単独で持って
も良く、或いは照明器具固有の識別情報を持たせてその
情報に従って検知情報を送信するようにしても良い。
【0046】(実施形態2)上記実施形態1ではセンサ
等の設定器は通信部12bとして送信部とともに設けら
れるものであったが、本実施形態では、図5(a)に示
すように独立した例えば調光の設定器13や、図5
(b)に示すように人感センサや照度センサのようなセ
ンサからなる設定器13を用いて、照明器具1に設けた
装着部14に必要に応じて着脱自在に取り付けるように
したものを用いる。また情報の送信と、受信を行うため
に例えば赤外線による信号に対応した送受信部15を設
けてある。
【0047】図示する場合には照明器具1全てに送受信
部15を設けているが、受信部のみを照明器具1に設
け、設定器13を取り付ける際に同時に送信部を取り付
ける用にしても良い。
【0048】これにより、上述した図4に示すシステム
において、照明器具1J,1M,1Oに本実施形態の照
明器具1を用いれば、図4に示すように1I,1K,1
N,1Oという照明器具にも簡単に設定器13を取り付
けることができ、図4のようなゾーン設定を図6に示す
ようなゾーン設定に変更することが容易にできるように
なる。尚図6中α〜δは設定されたゾーンを示す。
【0049】(実施形態3)本実施形態は受信した情報
を自己の送信部を通じて受信情報を更に送信する伝達機
能を備えた照明器具1を用い、情報を他のゾーンの照明
器具1に伝達することを可能としたものである。
【0050】つまり例えば図7に示すように照明器具1
A〜1Xを配設している場合において、例えば人感セン
サのような設定器を備えた照明器具1Jが検知情報を送
信した場合、送信範囲が図3(a)で有る場合、照明器
具1Jから送信された検知情報はαゾーン内の照明器具
1A〜1C、1I,IK,1Q〜1Rに直接的に伝達さ
れることになる。
【0051】この直接的に伝達された情報をJ情報とす
ると、このJ情報を受けた各照明器具1A〜1C、1
I,IK,1Q〜1RはこのJ情報を送信する。この送
信する間接情報をj’情報とする(この場合間接情報を
示す印を付ける。尚説明では簡略化のために「’」を付
す)。
【0052】このJ’情報は同じαゾーン内の照明器具
1A〜1C、1I,IK,1Q〜1R,1Jでも受信さ
れるが、既にJ情報を受信しているため、或いは自己が
送信した情報であるので、これら照明器具1A〜1C、
1I,IK,1Q〜1R,1Jでは無視する。
【0053】一方他のゾーンに隣接している照明器具1
C,1K或いは1Sから送信されたJ’情報は、照明器
具1D,1L,1Tにて受信することになる。
【0054】照明器具1D,11,1Tはこのj’情報
を受信すると、更に自己の送信部を通じて周囲へ送信す
る。
【0055】このようにして順次j’情報は図において
右方向へ伝達されることになる。
【0056】ここで直接情報であるJ情報を受信するこ
とがない、αゾーン以外の照明器具1D〜1H,1L〜
IP,1T〜1XではJ’情報を無視し、該J’情報に
基づく点灯制御の動作は行わない。
【0057】勿論直接情報であるJ情報を受信した場
合、他のゾーンからの間接情報を受信した場合、情報を
受信しない場合というように3種類の点灯制御パターン
を各照明器具1A〜1Xの制御部12に設定しておい
て、このパターンに基づいて夫々の照明器具1A〜1X
が制御を行うようにしても良い。
【0058】勿論設定器を持つ照明器具、図示例では,
1J,1M,1Oの照明器具では直接情報ではなく、設
定器の検知に基づいて点灯制御を行い、間接情報の受信
と非検知時の動作は他の照明器具と同様な制御を行う。
【0059】さて上述のように情報を順次伝達(バケツ
リレー式)することにより、照明器具1Jの検知情報を
システム全体へ伝達する事ができる。勿論1M,1Oの
照明器具の検知情報も同様にして伝達することができ
る。
【0060】これにより、システム内の1ヶ所、例えば
照明器具1Xの受信部でシステム全体の設定器の検知頻
度を設定器毎に計測するといったことが可能となる。
【0061】また、このとき隣接している照明器具が直
接情報を受け取るとしたが、所定回数のバケツリレーに
よって情報した照明器具1が受け取った情報を直接情報
として取り扱い、それ以降伝達された情報を間接情報と
するようにしてもよい。図8はその一例を示しており、
送信部の送信方向が図3(b)に準じた送信部を備えた
中心の照明器具1Sが検知情報を送信したとすると、そ
の送信された検知情報は1K,1R,1T,1cの各照
明器具において直接受信される。この受信された検知情
報は1K,1R,1T,1cの各照明器具から送信す
る。この送信された検知情報は1C,1J,1L,1
Q,1U,1b,1d,1kの各照明器具まで伝達され
る。そして更にこれら1C,1J,1L,1Q,1U,
1b,1d,1kの各照明器具から周囲に検知情報が送
信されることになるのであるが、例えば1C,1J,1
L,1Q,1U,1b,1d,1kの各照明器具が受信
する検知情報までを直接情報とし、これら1C,1J,
1L,1Q,1U,1b,1d,1kの各照明器具から
送信される検知情報を間接情報として取り扱うようにし
ても良い。 (実施形態4)本実施形態は実施形態3で説明した設定器
たるセンサの検知情報を伝達する際に識別情報(以下セ
ンサIDという)を付与する機能を持つものを使用して
ゾーンを重ねて広げていくようにしたものである。
【0062】このときの各照明器具1のセンサIDを付
与していく制御部12の処理フローチャートを図9に示
す。まず図9のフローチャートを説明すると、センサI
Dの情報が直接情報として受信(入力)された場合には
当該照明器具1ではそれらのセンサIDの情報をデータ
群D(x)として蓄積記憶しておく。そして直接情報A
<データAと表記>を含むデータ列Kが受信されると、
そのデータ列Kと上記データ群D(x)とを照合し、デ
ータ群D(x)に直接情報Aが含まれていると、データ
列KにD(x)を加え(K=K+D)として該データ列
Kを送信(出力)する処理を行う。
【0063】この処理を具体例により説明する。
【0064】図10(a)示すシステムにおいて、ある
人感センサたる設定器が検知した場合、例えば1Jの照
明器具の「J」というセンサIDを持つ人感センサが検
知した場合、当該照明器具1Jの送信部は、「J」とい
うセンサIDの情報を送信する。
【0065】この直接情報「J」は実施形態3の場合と
同様に、間接情報「J’」としてシステム全体に伝達さ
れることになる。直接情報「J」を受ける照明器具1A
〜1C,1I,1K,1Q〜1Sは他のIDの直接情報
を受けることが無いものであり、そのまま、間接情報
「J’」を送信する。
【0066】一方1Oの照明器具の設定器たる人感セン
サが検知した場合には、この人感センサのセンサIDの
「O」が情報として照明器具1Oから送信される。
【0067】この直接情報「O」を受ける照明器具1N
は照明器具1Mからの「M」も直接情報として受信する
照明器具である。従って、蓄積データ群(図9のデータ
群D(x))に、センサIDの「M」と「○」が存在す
る。
【0068】よって図10(b)に示すように、直接情
報「O」を受信した際に「O」に加えて「M」のセンサ
IDを持つ人感センサも検知したものとして、情報を送
信する。すなわち、照明器具1Nから送信される情報
は、「O」と「M」のセンサIDに対応する人感センサ
が共に検知したという間接情報「O’M’」となる。
【0069】さらにこの間接情報「O’M’」を受信し
た1Mや1Eの照明器具は、直接情報「M」を受信する
照明器具或いは送信する照明器具であるが、「M」以外
の直接情報は蓄積されていないので、それ以上センサI
Dを付与することはない。
【0070】これらセンサIDのついた情報を受信した
照明器具の点灯制御動作としては、「O’M’」といっ
たIDのデータ列に自身が直接情報として受信するID
の情報に対応する間接情報が含まれている場合に自身が
直接情報を得たときと同様の動作を行うようにする。
【0071】その制御フローチャートを図11に示す。
図11のフローチャートでは、センサIDの情報が直接
情報として受信された場合には当該照明器具1ではそれ
らのセンサIDの情報をデータ群D(x)として蓄積記
憶しておく。そして直接情報A或いは間接情報A’<こ
れら情報をデータAと表記>を含むデータ列Kが受信さ
れると、そのデータ列Kと上記データ群D(x)とを照
合し、データ群D(x)にデータAが含まれている場合
には直接情報Aを受信した場合と等価として判断して点
灯制御を行い、含まれていない場合には、他ゾーンの情
報として判断し、例えば現在の点灯状態を継続する。そ
してデータ列の送信(出力)を行うのである。
【0072】これによって、例えば1Oの照明器具の人
感センサが検知した際に1Lや1Dの照明器具もあたか
も1Mの照明器具の人感センサが検知したかのように動
作させることができる。
【0073】すなわちβゾーンとγゾーンが1Oの照明
器具の人感センサ或いは1Mの照明器具の人感センサの
何れかに反応して同一の制御をうける同じゾーンとして
設定されていることになる。
【0074】照明器具1の動作は例えば、待機状態にあ
るとき、自己が属するゾーンでの検知情報があった際に
検知情報から所定の期間光源10を点灯させ、その後待
機状態に戻るとするが、これ以外にも従来よりあるさま
ざまな動作を想定することができる。
【0075】またゾーンの重なりは2つに限らず3つ以
上重なっていても問題ない。例えば、1Vの照明器具が
「M」,「O」、「Z」という直接情報を受けるもので
あった場合、1Oの照明器具の人感センサが検知した際
に1Vの照明器具から伝達される情報は「O’M’
Z’」というものでよく、これを受信する照明器具、例
えば、「M」の直接情報を受信する1Uは、受信したデ
ータ列内に「M’」があることによって、1Mの照明器
具の人感センサが検知したときと同様の制御を行うよう
にする。尚このシステム例は図示しない。 (実施形態5)本実施形態による図12は8×6
の48台の照明器具を配設するシステム例を示してお
り、このシステムでは1A〜1E,1I〜1M,1Q〜
1U,1a〜eの照明器具からなるゾーン(あ)と、1
F〜1H,1N〜1P,1V〜1X,1f〜1hの照明
器具からなるゾーン(い)と、1i〜1xの照明器具か
らなるゾーン(う)により3つのゾーンを構成してい
る。
【0076】ここで1B,1D,1G,1R,1T,1
W、1q,1s,1u,1wの照明器具として、例えば
人感センサのようなセンサからなる設定器と送信部とを
備えて照明器具を用いている。これらの照明器具の送信
部の送信範囲は図3(a)に準ずる。センサIDは各設
定器(人感センサ)固有に#1〜10と設定するか、或
いは照明器具1A〜1X,1a〜1xが固有の番号を持
っているのならば、これを参照して、IDとする形でも
良い。このIDを参照して、各照明器具1A〜1X,1
a〜1xが実施形態4で示した動作をすることにより、
1B,1D,1R,1Tの照明器具の設定器に対して
は、(あ)ゾーンの照明器具1A〜1E,1I〜1M,
1Q〜1U,1a〜eが、また1G,1Wの照明器具の
人感センサに対しては(い)ゾーンの照明器具1F〜1
H,1N〜1P,1V〜1X,1f〜1hが、更に1
q,1S,1u,1Wの照明器具の設定器に対しては
(う)ゾーンの照明器具1i〜1xがそれぞれ反応して
点灯制御する。 (実施形態6)実施形態5では設定器或いはそれを備え
た照明器具が別々のIDを持つものとしたが、図12に
おいて、<1B、1D,1R、1Tの照明器具>、<1
G,1Wの照明器具>、〈1q,1s,1u,1wの照
明器具>といった同ゾーン内の照明器具の設定器に関し
ては、それぞれで同じIDを送信するものとしたの本実
施形態である。つまり本実施形態では、当該照明器具は
信号伝搬の際に実施形態4,5で示したID付与の作業
を行う必要はなく、自身が直接情報として受信するID
に対してのみ間接情報を含めて、自己の属するゾーン内
の例えば人感センサからなる設定器が検知したと認識し
て点灯制御するようにすれば良い。情報伝達の際も特に
センサIDを付与することもない。 (実施形態7)本実施形態は、図13に示すように1A
〜1E,1I〜1M,1Q〜1U,1a〜1e,1i〜
1mの照明器具からなるゾーン(イ)、1F〜1H ,1
N〜1P,1V〜1X,1f〜1h,1n〜1pの照明
器具からなるゾーン(ロ)、1q〜1vの照明器具から
なるゾーン(ハ)、1w,1xの照明器具からなるゾー
ン(ニ)の4つのゾーンに分けた照明システムに対応さ
せて、1J、1L、1O、1b、1d、1g、1q、1
s、1u、1wの照明器具として、例えば人感センサか
らなる設定器及び送信部を設けた照明器具を配置し、そ
の内1J、1L、1O、1b、1d、1gの照明装置の
送信部の直接送信の範囲を図3(a)に準ずるものとし
ている。そして1q、1s、1u、1wの照明器具の送
信部の直接送信の範囲を左右方向にのみ限定と限定する
ことで、下一列や、照明器具1w,1xという狭い範囲
のゾーン設定も可能としている。
【0077】特に本実施形態では、情報の伝達に用いる
送受信部を全照明器具が有し、設定器に別途、送信部を
付設する照明器具を用いると実現が容易である。また設
定器を設置する照明器具に送信部にフィルタやシールを
つけるといった手段でも良い。 (実施形態8)実施形態5で示したシステムでは1N、
1O、1Pの照明器具は1Gの照明器具と1Wの照明器
具が送信する直接情報を受信する照明器具であるが、そ
の情報は照明器具1G,1Wが一度情報を出すまでは照
明器具1N,1O,1Pに蓄積されない。従って、電源
が落ちて再度電源が投入された際には、たとえば照明器
具1Gが検知情報を送信していなければ、照明器具1W
のセンサが検知しても照明器具1F、1G、1Hが反応
しない。
【0078】そこで、本実施形態では、制御部12内に
過去に受けた直接情報を記憶しておく不揮発性の記憶部
を設けた照明器具を用いることにより、電源投入直後に
も照明器具1N、1O、1Pが照明器具1G,1Wの直
接情報を受信する照明器具であることを認識できるよう
にしてある。。
【0079】而して本実施形態では、照明器具1Gの設
定器が故障したり、取り外されたりした際にも、ゾーン
設定を記憶しておくことができる。また、このように記
憶部を設けた際は、ゾーン設定を変えるときに記憶を消
去する必要があるので、容易に記憶部のリセットができ
る手段として、リセットスイッチや光信号によるコマン
ドなどを設けるとよい。 (実施形態9)本実施形態は、電源投入時に例えば人感
センサのような設定器を備えた照明器具では検知情報を
一度送信し、その他の照明器具はこれを受信するのみで
よいとしたものである。つまり一旦電源が切られても、
再投入の度に直接情報のデータを蓄積できる。 (実施形態10)本実施形態では、特定IDの設定を設
定し、この特定IDの検知情報には間接情報を示す
印「’」を付加せずに当該照明器具から送信するように
したものである。これによりシステム全体を一括で動作
させることができる。また非常時の全点灯用、実施形態
8のリセット手段等に用いることができる。
【0080】内特定IDの直接情報を受ける照明器具
は、その特定のIDの情報送信をしないようにすること
でゾーン内に独立して制御できるゾーンを持つことがで
きる。
【0081】例えば図14において1Sの照明器具の例
えば人感センサからなる設定器のセンサID「S」を特
定IDとすると、上述した実施形態の手法により、1
J、1L、1b、1dのゾーンの重なりによって、25
台の照明器具1が同ゾーンとして認識されることにな
る。このとき照明器具1Sの検知情報を直接受信する照
明器具1J、1K、1L、1R、1T、1b、1c、1
dに関しては、その検知情報を受信しても伝達しないよ
うにしておくと、1Sの照明器具の人感センサからなる
設定器が検知した際は、上記の照明器具1J、1K、1
L、1R、1T、1b、1c、1d以外の照明器具に検
知情報が伝わらないので、照明器具1Sを含めて上記の
照明器具1J、1K、1L、1R、1S、1T、1b、
1c、1dの9台[(ホ)のゾーン]のみが点灯制御す
ることになる。
【0082】逆に1dの照明器具のセンサが検知した際
には、これら9台の照明器具1J、1K、1L、1R、
1S、1T、1b、1c、1dも同ゾーン(イ)とみな
されて制御されることになる。このようにして1ゾーン
内にそれのみが動作することのできる別ゾーンを設ける
ことも可能となる。
【0083】また特定IDの直接情報を蓄積した照明器
具は、全てのIDの検知情報に反応して点灯制御を行う
にしても良い。
【0084】つまり例えば図13の1q、1s、1uの
照明器具に備わっている人感センサからなる設定器にそ
の特定IDを持たせる。これを直接情報として受ける照
明器具1q〜1vまでは、1J,1O,1xの照明器具
の何れかが検知情報を送信しても点灯制御されることに
なる。この使用用途としては、例えば、事務所内の廊下
などの共用スペースなどに設置される照明システムが考
えられる。 (実施形態11)上述したセンサIDに応じて点灯保持
時間や消灯待機時間が設定されるようにしても良い。さ
らにまたセンサIDに応じて点灯レベルや消灯待機レベ
ルが設定されるようにしても良い。
【0085】例えば図15に示すように、例えば所定の
人感センサが時刻t1で人体を検知し、その検知情報が
センサIDとして送信されると、このセンサIDを受信
して点灯動作を行う照明器具1では、受信したセンサI
Dにより予め定めてある光源10を所定の点灯レベルL
1で所定の点灯保持時間T1経過するまで点灯させ、そ
の後消灯待機レベルL2に光源10を調光点灯させ、そ
の調光点灯を消灯待機時間T2経過するまで保持し、そ
の後消灯させるというように自動的に光源10の点灯制
御を行うようにことが可能となる。
【0086】ところで上記各実施形態では送信部からの
情報伝送を赤外線によるものとして説明したが、可視光
などの他の波長の光を用いてもよい。またそのほか電波
を使う方法、伝送線を全照明器具1に格子状にとりまわ
す方法によっても伝送が可能である。
【0087】赤外線伝送の場合、送信部には発光ダイオ
ード、受信部にはフォトダイオードを用いた回路等を用
いると良い。また、情報の送受信において、さまざまな
方向から信号が重なってくる場合が考えられるが、これ
を確実に受信するために、照明器具毎に送信タイミング
を変える、方向に応じて信号の波長、強度を変えるとい
う手法をとってもよい。例えば、各実施形態の配置の場
合、送信方向(受信方向は反対向き)の上下左右に応じ
て、信号を搬送する光の波長の異なる送受信部を設ける
といった手段である。また、タイミングを変える手法と
しては、送信タイミング(受信してから送信するまでの
時間)を照明器具毎にランダムに設定する、電源周波数
と同期して送信タイミングを設定することにより、近傍
の照明器具1とは信号がぶつからないよう考慮する、と
いった手段が挙げられる。
【0088】また同時に複数の方向からの同じ信号を受
信した際には、1つの信号を受信したものと考えてもよ
いし、異なる信号を受信した場合は優先順位によって順
番にそれぞれの信号に基づいた信号を送信するようにす
ればよい。
【0089】更にまた、1つの照明器具内にセンサから
なる設定器、制御部、送受信部を含む構成としたが、そ
れぞれが分離している構成でも良く、例えば、センサ出
力を送受信部が情報信号として送信し、その信号を別の
送受信部を介して別置された制御部が受けて、点灯制御
するものでもよい。
【0090】更に上記設定器が人感センサの場合につい
て、上記実施形態を説明したが、照度センサ等、他のセ
ンサにより設定器を構成して、該設定器の検知情報を伝
達し、該検知情報に基づいて点灯制御を行うようにして
も勿論良い。
【0091】
【発明の効果】請求項1の発明は、光源と、光源を制御
する制御部と、他の照明器具との間で通信する通信部と
を有し、近傍設置の他の照明器具に情報を通信部により
伝達する照明器具から成るので、照明器具に制御のため
個別のアドレスを付すことが不要で、アドレス設定変更
などの手間が無くなり、簡単な施工で自由なレイアウト
で制御できる照明装置を提供することができるという効
果がある。
【0092】請求項2の発明は、請求項1において、上
記情報が、制御部に付設される設定器が発生する情報に
識別情報を付加した情報であるので、該識別情報に基づ
いた多様な制御が可能となる。
【0093】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記設定器の情報がセンサの検知情報であるので、
センサの検知に連動した点灯制御が可能となる。
【0094】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、上記センサの検知情報が検知レベル情報であるの
で、検知レベルに応じた制御が可能となる。
【0095】請求項5では、請求項3の発明において、
上記設定器の情報がセンサの検知継続時間であるので、
検知継続に対応した制御が可能となる。
【0096】請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れ
かの発明において、上記他の照明器具へ伝達する情報が
伝達側の照明器具の照明ゾーンに関する情報であるので
ゾーンに跨る制御が可能となる。
【0097】請求項7の発明は、請求項2の発明におい
て、上記識別情報が上記設定器の機能を分類する情報で
あるので、設定器の機能に応じて制御が可能となる。
【0098】請求項8の発明は、請求項2の発明におい
て、上記識別情報が当該照明器具固有の情報であるの
で、当該照明器具に対応した制御が可能となる。
【0099】請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れ
かの発明において、他の照明器具から受け取った情報を
通信部により間接情報として近傍の他の照明器具へ伝達
する照明器具に備えているので、全体の照明器具に情報
を伝達することができる。
【0100】請求項10の発明は、請求項9の発明にお
いて、上記上記間接情報を伝達する際に間接情報である
ことを示す情報を付加するので、直接情報と間接情報と
を区して制御することができる。
【0101】請求項11の発明は、請求項1の発明にお
いて、他の照明器具から情報が伝達されると受け取る
が、該情報を通信部により近傍の他の照明器具へ伝達を
行わない照明器具を備えたので、ゾーン内に別のゾーン
を設定することが可能となる。
【0102】請求項12の発明は、請求項1乃至11の
発明において、他の照明器具の情報が当該他の照明器具
から直接に伝達された照明器具では、当該情報を送信し
た他の照明器具のゾーンと同一の状態に自己の照明制御
を行うので、隣接するゾーンと連携した点灯制御ができ
る。
【0103】請求項13の発明は、請求項12の発明に
おいて、複数の他の照明器具から直接の情報を受信する
と、受信した照明器具では当該情報を伝達した各照明器
具の属するゾーンに属するものとするので、複数のゾー
ンに跨る照明器具を設けることができる。
【0104】請求項14の発明は、請求項12又は13
の発明において、複数の他の照明器具から直接の情報を
受信した照明器具では、これら照明器具の属する複数の
ゾーンの情報を付加して通信部より近傍の他の照明器具
へ伝達するので、直接情報を受信できないゾーンの照明
器具においても連携した制御が可能となる。
【0105】請求項15の発明は、請求項12乃至14
の何れかの発明において、複数の他の照明器具から直接
の情報を受信した照明器具では、これら直接の情報を情
報の優先順位に従って近傍の他の照明器具へ伝達する機
能を備えているので、属するゾーンが重なる照明器具に
おいても、不都合の生じない点灯制御ができる。
【0106】請求項16の発明は、請求項15の発明に
おいて、上記優先順位は設定器の識別情報により、また
請求項17の発明は、請求項15の発明において、先
に受信した情報を優先して伝達するので、更に請求項1
8の発明は、請求項15の発明において、後に受信した
情報を優先して伝達するので、上記請求項5の効果が得
られる照明装置を実現できる。
【0107】請求項19の発明は、請求項1乃至18の
何れかの発明において、特定の照明器具の設定器に最優
先機能を持たし、当該設定器の情報を全ての照明器具に
直接情報として伝達するので、全照明器具に対する一斉
制御や一斉リセットが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に用いる照明器具の基本構
成図である。
【図2】(a)は同上の照明器具の一例を示す構成図で
ある。(b)は同上の照明器具の他例を示す構成図であ
る。
【図3】(a)は同上に用いる照明器具の情報送信範囲
の一例の説明図である。(b)は同上に用いる照明器具
の情報送信範囲の他例の説明図である。
【図4】同上で構築したシステム例の説明図である。
【図5】(a)は本発明の実施形態2の照明器具の一例
を示す構成図である。(b)は同上に用いる照明器具の
他例を示す構成図である。
【図6】同上で構築したシステム例の説明図である。
【図7】本発明の実施形態3でのシステム例の説明図で
ある。
【図8】同上の別のシステム例の動作説明図である。
【図9】本発明の実施形態4に用いる照明器具の制御部
の受信情報の処理方法を示すフローチャートである。
【図10】同上でのシステム例の説明図である。
【図11】同上の点灯制御処理のフローチャートであ
る。
【図12】本発明の実施形態5でのシステム例の説明図
である。
【図13】本発明の実施形態7でのシステム例の説明図
である。
【図14】本発明の実施形態10でのシステム例の説明
図である。
【図15】本発明の実施形態11に用いるセンサIDの
説明図である。
【図16】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 照明器具 10 ランプ 11 通信部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、光源を制御する制御部と、他の照
    明器具との間で通信する通信部とを有し、近傍設置の他
    の照明器具に情報を通信部により伝達する照明器具から
    成ることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】上記情報が、制御部に付設される設定器が
    発生する情報に識別情報を付加した情報であることを特
    徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】上記設定器の情報がセンサの検知情報であ
    ることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
  4. 【請求項4】上記センサの検知情報が検知レベル情報で
    あることを特徴とする請求項3記載の照明装置。
  5. 【請求項5】上記設定器の情報がセンサの検知継続時間
    であることを特徴とする請求項3記載の照明装置。
  6. 【請求項6】上記他の照明器具へ伝達する情報が伝達側
    の照明器具の照明ゾーンに関する情報であることを特徴
    とする請求項1乃至5の何れか記載の照明装置。
  7. 【請求項7】上記識別情報が上記設定器の機能を分類す
    る情報であることを特徴とする請求項2記載の照明装
    置。
  8. 【請求項8】上記識別情報が当該照明器具固有の情報で
    あることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
  9. 【請求項9】他の照明器具から受け取った情報を通信部
    により間接情報として近傍の他の照明器具へ伝達する照
    明器具に備えていることを特徴とする請求項1乃至8の
    何れか記載の照明装置。
  10. 【請求項10】上記間接情報を伝達する際に間接情報で
    あることを示す情報を付加することを特徴とする請求項
    9記載の照明装置。
  11. 【請求項11】他の照明器具から情報が伝達されると受
    け取るが、該情報を通信部により近傍の他の照明器具へ
    伝達を行わない照明器具を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の照明装置。
  12. 【請求項12】他の照明器具の情報が当該他の照明器具
    から直接に伝達された照明器具では、当該情報を送信し
    た他の照明器具のゾーンと同一の状態に自己の照明制御
    を行うことを特徴とする請求項1乃至11記載の照明装
    置。
  13. 【請求項13】複数の他の照明器具から直接の情報を受
    信すると、受信した照明器具では当該情報を伝達した各
    照明器具の属するゾーンに属するものとすることを特徴
    とする請求項12記載の照明装置。
  14. 【請求項14】複数の他の照明器具から直接の情報を受
    信した照明器具では、これら照明器具の属する複数のゾ
    ーンの情報を付加して通信部より近傍の他の照明器具へ
    伝達することを特徴とする請求項12又は13記載の照
    明装置。
  15. 【請求項15】複数の他の照明器具から直接の情報を受
    信した照明器具では、これら直接の情報を情報の優先順
    位に従って近傍の他の照明器具へ伝達する機能を備えて
    いることを特徴とする請求項12乃至14の何れか記載
    の照明装置。
  16. 【請求項16】優先順位は設定器の識別情報によること
    を特徴とする請求項15記載の照明装置。
  17. 【請求項17】先に受信した情報を優先して伝達するこ
    とを特徴とする請求項15記載の照明装置。
  18. 【請求項18】後に受信した情報を優先して伝達するこ
    とを特徴とする請求項15記載の照明装置。
  19. 【請求項19】特定の照明器具の設定器に最優先機能を
    持たし、当該設定器の情報を全ての照明器具に直接情報
    として伝達することを特徴とする照明装置。
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